女王 アンは、メモを貼った。 (a1) 2023/03/17(Fri) 22:43:50 |
女王 アンは、メモを貼った。 (a2) 2023/03/17(Fri) 22:44:24 |
【人】 女王 アン[招待状を世界中に向けてばら撒いた後。 国中至る所にティーテーブルを設置しました。 城の庭や、湖の辺、森の入り口など。 何処も美しい景色が望めますから 温かくて美味しいお茶を お好きな場所で楽しんで頂けるように。 給仕はその分大変なのですけれど わたくし女王様なので知りませんわ。 お茶会の開催中は走り回る給仕を後目に 日傘でふわふわと飛びながら にこにこと来客の皆さまの様子を眺めたり 元気にご挨拶をしに行く姿が見られる筈です。] (26) 2023/03/18(Sat) 17:29:18 |
【人】 女王 アン[このお方はどうやってこの国、この森の中に? 不思議の国の君主は女王が務めるのが伝統です。 王家の女は代々魔力が強いためです。 わたくしは国まるごと時間を止めてしまえる程の 膨大な魔力を制御しきれていない所もあって。 世界中の方々に来てほしい思いの強さ故か 此処に引き寄せたのがわたくし自身の力であったとしても きっとよくわかっていないのでした。*] (29) 2023/03/18(Sat) 17:32:32 |
女王 アンは、メモを貼った。 (a4) 2023/03/18(Sat) 17:38:50 |
【人】 女王 アン[大きな瞳をパチパチと瞬かせます。 そして何方と訊かれて漸く、 自らの非礼に気づいたのでした。>>@24] 嫌だわわたくしったら……! [嬉しくて興奮してしまって、つい。 それでも彼女は名前を教えてくれました。 異国の響き。喋り方にも特徴があります。 何だかそれだけでニヤニヤしてしまいました。 今度は驚かさないよう、ゆっくりと歩み寄りますが、 それでも退かせてしまうようなら、 距離を詰めるのはやめておきましょう。] まあ、まあ、たまおさんと仰るのね! 素敵なお名前だわ わたくしはアン・ロズハート この国の…… [にへら〜っとだらしない顔で自己紹介をはじめ 途中でハッとします。威厳!威厳がありません!] (30) 2023/03/18(Sat) 20:33:28 |
【人】 女王 アン[コホン。] わたくしはこの不思議の国の女王 見識を広げるために世界中の方々を お茶会に招きまし、……招いたの どうぞ貴方も楽しんでいらして [きりりと表情を引き締めて続けました。 ……御免なさい、ちょっぴり嘘をつきました。 見識なんて高尚な目的はなく。 ただ皆さんと楽しくお茶を飲みたいだけなんですの〜!*] (31) 2023/03/18(Sat) 20:33:32 |
女王 アンは、メモを貼った。 (a5) 2023/03/18(Sat) 21:01:58 |
【人】 女王 アン[女王と手を繋ごうだなんて不敬ではないかしら。 首をはねないといけないかしら?! ふと過りましたが、わたくしはその手に 自らの小さな手を重ねて握り引き寄せます。 まるで友人同士のような行為に 憧れがない訳ではありませんでした。 ……いえ、滅茶苦茶に憧れてます。 わたくしは自分の欲望に負けたのです。] ふ、ふふん、今回は特別よ? どうぞこちらへっ [浮かれる気持ちの表れのように語尾が跳ねてしまいます。 駄目です、落ち着かないといけませんね。 手に込める力は弱いかしら、強いかしら。 ええん、痛くしていたらどうしましょう。 そんなことばかり気にしながら森を抜けました。] (44) 2023/03/18(Sat) 22:52:56 |
【人】 女王 アン[樹々の間を抜けて開けた場所に出れば さあおかけになってと 空席のティーテーブルを示します。] 差し支えなければ聞かせて頂戴 たまおさ、……たまおは 何処から来た何をしている方なの? [お茶が出てくるのも待たずに 向かいの席からそう訊ねたでしょうか。 ただもしも言いたくないことであれば 無理に聞き出すつもりはなく。**] (45) 2023/03/18(Sat) 22:53:05 |
【人】 女王 アンああ……これのこと、ですね? [いつのまにか両手の間にあった券を差し出して 好奇心を抑えらないわたくしは 車掌らしきその方に列車について訊ねました。 然し乗車資格について教えて貰えても>>@26 ピンとくることはありませんでした。 その頃のわたくしは既に大好きなお茶会を開いて 毎日が楽しくて仕方がないはずでしたから。] ……。 [ただ列車に揺られるのは悪くなく癒されるようでした。 他の乗客はいないようでしたから 15歳になったばかりのわたくしは年相応の幼い表情で 返却された券を今よりも小さな掌で包み 大事にずっとずっと握っていました。] (47) 2023/03/18(Sat) 23:43:44 |
【人】 女王 アン[……現在手元にその紙片は残っていません。 座席に置き忘れてしまったのか。 やはりただの夢だったのか。 端から端まで静かに揺られていた わたくしの乗車券。 きちんと見ておくべきだった気がするのです。 切り取られたカタチはいったい どんなカタチだったのでしょう──……**] (48) 2023/03/18(Sat) 23:44:10 |
【人】 女王 アン[長い御髪、あたしという一人称、気弱そうな様子。 たまおさんのことは女性だと認識していました。 森を抜け改めて姿を見ると 彼女はとても背が高く それまであった確信は俄かに揺らぎました。 だけどどちらでも構いやしませんでした。 ……いえ、もしも殿方なら、 父以外の方と手を繋いで歩いた事実に わたくしの頬は薔薇色に色づいてしまったでしょう。 意識しないようにした、 というのが正しいかも知れません。] (56) 2023/03/19(Sun) 8:24:28 |
【人】 女王 アン[森を背景にしても目に痛くない クリーム色のクロスのかかったテーブル越しに わたくしは背筋をピンと伸ばして椅子に腰掛けて 向かいのたまおさんが話すのを見つめます。 気持ちは前のめりでしたがお行儀はよくしませんと。] 気づいたら? それは驚いたわよね…… [話し方、衣装の珍しさなどから たまおさんが遠い異国の方であることは解ります。>>@38 見知らぬ地に突然という経験はわたくしにもありました。 あれは夢だったのかも知れませんけれど 話しかけてくれたのがあの落ち着いた方でなければ わたくしは不安が爆発して窓や非常口から 飛び出して逃げていたかも知れません。 お転婆と言われるわたくしはあの方のようにはなれません。 ですがたまおさんには心穏やかに過ごして欲しいので。 余り驚かせたりしないようにしようと……、 1ミリほど胸に刻みました。] (57) 2023/03/19(Sun) 8:24:32 |
【人】 女王 アン[たまおさんは触られるのがダメとのこと。 わたくしと手を繋ぐのは大丈夫だったのかしら? カフェは手以上の部分に触れられる? ……うまく想像することもできません。] たまおはよく頑張っているのね 立派だわ! この国の住人はみだりに触れたりしないから 安心して心ゆくまで過ごして頂戴ね [給仕が客人に失礼をすることはない筈ですから 一番怪しいのはわたくしです! いえ、わざと人の嫌がることはしませんが 無意識にしてしまう可能性はあります。 何分、無鉄砲なもので……。 今だって、テーブル越しでなければ 両手を掴んで握りしめている勢いでしたから。 うっかり触れてしまわないよう 自分の両手を切断しておきましょうか? 多分凄く痛いですけど、後でつけ直せば良いですから。] (59) 2023/03/19(Sun) 8:24:42 |
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