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【人】 白瀬 秋緒[ 本当は、姉さんが居なくなれと願ったことなんて、ない>>2:312 姉さんの方が世界に必要とされていて、 姉さんはこの世界から居なくならない方が良い だからあたしが消えるのが最善なのだと、ずっと思っている>>3:17 ただ死ぬだけならば 周りの人のことなどどうでもいい、死んだら、何も感じないのだから でも姉さんは……姉さんは、悲しんで、心を痛めるだろう 姉さんのそんな顔見たくない、から だから存在ごと消す事が出来るなら これはチャンスだと思った>>2:122 絵音のように全てに忘れ去られたいからではなく、 ]己はただ、姉に忘れてほしいがために、己の存在を消したがった (499) 2022/10/23(Sun) 21:38:41 |
【人】 白瀬 秋緒[ 姉さんのことが嫌いだ あたしに優しくする姉さんが嫌いだ あたしが怒られるのは姉さんのせいじゃない 勝手に折れたあたしが悪いし 受け入れられないあたしが悪い それも全部受け止めて、そうじゃないと思うからこそ、 あたしを励まして、家の中で唯一あたしの方を向いてくれている だから嫌いだ そんな美しい人間性が、本当に 憎らしくて、憎らしくて、 ] (501) 2022/10/23(Sun) 21:39:47 |
【人】 白瀬 秋緒[ 何でも優秀で、こちらを影に隠し、 それでいて出来ない奴の気持ちなんて分からない 姉さんの事を、嫌いだと思う、憎らしいと思う だけどそれでも、姉さんを嫌いになれない どうしたって、 愛 している ] (502) 2022/10/23(Sun) 21:41:05 |
【人】 白瀬 秋緒……姉さんのこと、好きだよ…… でも、姉さんこと、嫌いで、憎らしいのも、本当で、 だからあたし、姉さんのそばにいたくない、 あたしなんか、いない方がいい……、 でも、これからも生きなきゃいけないのなら、あたし、あたし…… っ、 (503) 2022/10/23(Sun) 21:41:53 |
【人】 白瀬 秋緒わからない、どうやって生きればいいのか、 わからない、 どうしたら生きられるのか、わからない わ、から、ない、 っ………… [ 誰にも言うことのなかった思いを、 その飴に甘えて吐き出す 次々と溢れていく言葉は震え、涙声に濡れて、 最後には泣き叫ぶようになってしまう ] (504) 2022/10/23(Sun) 21:43:01 |
【人】 白瀬 秋緒姉さんには、しあわせていてほしい、 だから、ねがうなら「姉さんの幸せ」、なのかな、…… [ 俯いて顔を覆う その間から、ぽつりと落ちた音 ] (505) 2022/10/23(Sun) 21:43:22 |
【人】 白瀬 秋緒― 三日目・放課後 ― 青葉、先輩…… [ 頷く青葉先輩と目が合う この人は己と目線が近いのだと今更気付いた 緩やかに、穏やかに微笑む天ヶ瀬は、何でもないことのように応える>>442 己が調理室を飛び出した時も、何でもないように、あっけらかんと、お菓子を置きにきたことを思い出す 今ならなんとなく分かる 青葉先輩は何も考えていない訳ではなく、それが青葉先輩なりのやり方であるということ ] ……はい、そーですね ……ありがとうございます [ 青葉先輩はきっと、いつも己の、関わる人の、心が軽くなるようにと望んでいて、それを現実にするために動いている だから……素直に、甘えようと思う その柔らかな救いに 己に何があったかを、いずれ天ヶ瀬に話すことがあるかもしれないし、ないのかもしれない 天ヶ瀬の願い事もいつか聞ける日は来るのだろうか。でもそれは、知らずとも良いことなのかもしれない だからこそ微笑んで、日常のまま、並んで歩いた ] (559) 2022/10/24(Mon) 2:37:12 |
【人】 白瀬 秋緒[ 己の伝えたかった事を伝えて それは一方的なもの、というか、自己満足のようなものだったけれど あと、ハラハラさせてしまったけど 驚いたような反応をしていた天ヶ瀬が口を開いて出た言葉が、 それを受け取ってくれた言葉だったから>>443 聞いて、内心少し泣きそうになった 顔には出なかったけれど安堵の表情はしていたと思う あたし、この三日間で、泣きそうになってばっかだな ……心が泣きたくなることはずっとあったけれど、ここまで目まぐるしくはなかったと思う それだけ素直に、どこにも出せずに隠されていた心を、己で認められたのかもしれない でも今は、悲しみではなくて、嬉しい涙だな 青葉先輩はやっぱり、人を笑顔にする天才なのかもしれない おどけたようなお辞儀に、笑みが溢れた ] (560) 2022/10/24(Mon) 2:38:02 |
【人】 白瀬 秋緒[ いつかまた道に迷って行き詰まった時 その時は天ヶ瀬に頼るのかもしれなくて その時の青葉先輩は、もしかしたらいつもの青葉先輩とは雰囲気が違って見えるかもしれない あのメッセージのような だけど己は、それでもきちんと向き合おうと思う あのメッセージが、道標をくれた時のように 代わりなんていない>>445 そう、誰も己の代わりにはなりはしなくて ……この人のことも、哀しませずに済んだのだ 青葉先輩の後輩であることを、捨てなくて良かった 青葉先輩と、これからも放課後の日常を過ごすのだろう それは、生きているからこそ感じられる、幸せなこと* ] (562) 2022/10/24(Mon) 2:40:15 |
【人】 白瀬 秋緒― 放課後 ― …………未早さん……? [ そのメッセージが届いたのは、放課後と呼ぶべき時間だった 何しろ己は教室に戻れるテンションではなく、 泣いた赤い目を冷ますためにも、やはり中庭で秋風に吹かれていた 日が傾いていく。風が涼しくなっていく 月はまだ昇っていないけれど、やがて昇れば期限の夜が来る その前に料理部には行っておきたかったから ぼんやりとして随分と落ち着いた心と共に、日常に戻ろうとした時だった ] ………… [ 姉のようなメッセージ 結局、二日目の朝に頭痛薬をもらったきり、未早には会っていなかった だけどずっと、心配させていたのかもしれないな、と思う やっぱり、未早にはお見通しなのかもしれない ] (654) 2022/10/24(Mon) 14:33:42 |
【人】 白瀬 秋緒[ そうだね、未早さん あたしはこの三日間本当に色々あって ……色々考えることが出来た 現状に苛立ちを覚えることしか出来ずに立ち止まっていたあたしが、 久しぶりに、頭の中がすっきりした気分な気がしている ] (655) 2022/10/24(Mon) 14:33:56 |
【人】 白瀬 秋緒[ 体温を分け合うことは叶っただろうか ……というか、己はさっきまで洗い物をしていたから、 むしろ己の手が冷たいかもしれない ] 未早さん、メッセージ、ありがとうございました あたし、ほんとにこの三日間、色々考えました だから……未早さんのメッセージ、嬉しかったです 未早さんの言う通りだなって、思ったんで [ 向き合う形になっているだろうか 文字で伝えづらい思いを、素直に伝える ] (657) 2022/10/24(Mon) 14:35:19 |
【人】 白瀬 秋緒……未早さんは、願い、決まりましたか? ……未早さんが考えたことも、無意味じゃないと、思います [ ……それとも、未早自身にとっては無意味な三日間だったのかもしれない、と思う これは長い付き合いの勘、だけど ] ………疲れたときは、甘いものを食べると良いそうです だから、一緒に食べませんか [ 持ってきたマシュマロを差し出す 彩葉とのプリンのように、青葉とのマカロンのように、 分けて一緒に食べませんか、という ……実はあまり上手くは出来ていないそれ ]でもきっとこれから上手くなる予定なんで この出来も、覚えておいてもらえればと思う (661) 2022/10/24(Mon) 14:37:58 |
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