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![]() | 【人】 3年生 津崎 徹太[そして、パフェの終わりに] もう、トラちゃんから聞いてるとおもうけど、 俺、大学休学して、 イギリスに行くことにした。 [そして、トラちゃんと黒崎の前でそれも報告した] 期限は、ちょっとわからない。 でも、うちのばーちゃんの側に俺いてやりたりたいんで。 それ、しなかったら、多分! 後悔しか残らないから。 [そして、うちのことは、チカさんが守ってくれることを告げ、 時々、顔を出してほしいと頼んだだろう]** (328) 2022/09/19(Mon) 15:39:12 |
![]() | 【人】 3年生 津崎 徹太【旅立ちの準備に向けて】 よし [病院から出る。松葉杖は卒業。無事に返却してきた。 一緒に連れてきてくれた姉の車にやっと自分の足だけで乗り込んだ] (チケット、とっておいたから、 パスポートちゃんと確認しておきなさいね) [もう、結婚している姉はもちろん、行くことはできない。 父母はやはり仕事上、日本を長期離れることはできない。 祖母を何度も日本に呼び寄せることも考えたらしい。 だけど、祖母はそれでも自身の生まれた土地から離れることを拒否した。 俺も大学がある、が、 いや、行くよ、と迷わず言った。 母は心底喜んでくれた。 自分も時間があれば行くと。 ただ、祖母は本当に徹太のことを心配していたし、 貴方のことが大好きだったから、と。 それはよく知っている。 だから、俺は、祖母のところには絶対に行くと。] ――……ごめんね、チカさん [わかってくれるだろうけれど、 寂しがらせることは十分に承知しているんだ]* (344) 2022/09/19(Mon) 17:45:49 |
![]() | 【人】 3年生 津崎 徹太(入院もね、拒否したのよ、おばあちゃん。 最後まで、自分のうちにいたいんだって。 近所の人にも頼んでいるけど、 やっぱりね 介護は大変だけど、頑張ってね) うん、でも、俺は1年いたから、周りの人も知ってるし、 なにより、あそこ好きだったし。 大丈夫。恩返ししないと。 [それでも、今の学友とは離れて、 中には卒業してしまう人もいるだろう。 それきりの人だっているかもしれない。 俺がチカさんに俺の家に住んでくださいっていったのは、 その中でもつながりを消したくないっていう我儘だったんだから] 俺のやりたいことは、 あっちでもできるしさ。 [それに対しては姉は苦笑いだけど、 ありがたいことに、 応援してるよ、と言ってくれてる。 ありがたいと思う。 あと、父母も、大学卒業だけは条件で助けてもらえることになっている。 まだまだ甘えるしかできないけれど、 でも、いろいろ後悔はしたくないので、やることをやるんだ、と]** (346) 2022/09/19(Mon) 17:53:56 |
津崎 徹太は、電話には出るよ。いつのタイミングでもOK (a42) 2022/09/19(Mon) 17:54:37 |
![]() | 【人】 3年生 津崎 徹太>>373 [大丈夫なんだけど、それでも、 まだ少し、駆け寄りたくなる。 でも、あえて、待って。 休学のこと伝えれば、寂しそうな返し声。 ちょっと、さすがにこちらもしんみりとするけれど] で、理由言っておこうと思って。 実は…… [お世話になった祖母がイギリスで一人暮らしていて、 その余命が長くないという宣告を受けたこと。 その最期までの介護をかってでたこと。 だから、戻りはわからないこと] 多分途中で戻ってくる、というのもない。 ――…… [朝霞の様子はどうだっただろう] 大学は辞めないつもりなんで、 もしかして、かえってきたら、同学年かもしれないな。 [そんな風にもいってみたけど]* (375) 2022/09/19(Mon) 20:29:32 |
![]() | 【人】 3年生 津崎 徹太 でも、朝霞、 ちょっとの間に、なんだか、強くなった? [彼女は気が付いているだろうか。 なんとなく、はじめにあったあの時より、 あきらかに、芯があるようにみえた]* (387) 2022/09/19(Mon) 21:04:10 |
![]() | 【人】 3年生 津崎 徹太[旅立つ日は、特に誰にも知らせなかった。 いや、チカさんは一旦一緒にいくから、 渡英して、祖母に紹介しただろう。 今、とても大切にしたい人です。 おばあちゃんに会わせたかったと] (411) 2022/09/19(Mon) 23:19:41 |
![]() | 【人】 3年生 津崎 徹太[すると、祖母は喜んでくれる。 でも、同時に申し訳なさそうにするかもしれない。 寂しくないからと。 でも、俺は、祖母のために今の時間を使いたいって、 もうチカさんにもいってるから。] ごめんね。チカさん。 帰ったら、本当にもう傍は離れないから。 [許してくれるって、 待ってくれるって、 信じている……。] (412) 2022/09/19(Mon) 23:23:28 |
![]() | 【人】 3年生 津崎 徹太[でも、またそこで、チカさんと別れる時は、 多分、泣いた……。 どうしてかな。 どうしてかな。 なんで、俺の身体は二つじゃないんだろう。 どうして、心の一部だけを持ち帰ってもらったりできないのかな。 大切なものを護りたいのに、 その人が泣いてる時間に自分は寝てるかもしれないし、 その人が笑ってる時に、自分はただ疲れ切ってるかもしれない。 チカさんが寂しい時に寄り添えないし、 俺が転んでも、チカさんは知らない 本当に、ごめんなさい] (413) 2022/09/19(Mon) 23:27:28 |
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![]() | 【人】 3年生 津崎 徹太【そして、イギリスから帰る日】 (1)1d3年後 〜♪For you will bend and tell me that you love me And I will sleep in peace until you come to me.〜♪ [風が穏やかで、日差しもそんなに強くない日。 丘で最期に祖母に歌を捧げた。 ここで暮らした日々が思い起こされる] [祖母は亡くなる数日前からは少女になっていた。 だから、孫のことは忘れ、俺のことをなぜか兄だといっていた。 実際、兄がいたらしいが、戦争で亡くなっている。 名前もいつのまにかダニーと呼ばれていたのは、 こちらのでお話。 ただ、それでも、毎日を大切に過ごし、 毎日お茶の時間に、スマホをあけて、 学友たちの写真やメッセージをみる日々、 それも、もう終わるんだと] (429) 2022/09/19(Mon) 23:48:49 |
(a44) 2022/09/19(Mon) 23:52:27 |
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