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人狼物語 三日月国


43 【完全RP】音の鳴る瞬間の相手は【R15】

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視点:人

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【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─コンペ会場・舞踏用大ホール 審査員席(夕)─



[夕方の演奏はもう残り二人。>>110
後は暫定夜枠の挑戦者を残すのみ。


夜枠の彼らの準備は大丈夫かと
少しばかり案じながら。


向こうからの要請や変更が無ければ
残り2人の演奏後、司会の発表により
30分の休憩時間が挟まれることでしょう。]**
(166) 2020/09/25(Fri) 23:22:43
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a44) 2020/09/25(Fri) 23:27:37

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[屋内である舞踏用大ホールは>>0>>1>>2
昨日の会場であった>>1:1>>1:2
舞台付き第庭園に比べれば、
例年飛び入りの参加希望者は少ない状態。

今年に至っては報告すら届いておらず
言うなれば今現在、飛び入りの数は
──0でございました。]



   ( ────── 。)



[本日、全ての演奏が終われば。
私を含めた審査員達は協議の末、
最優秀者……審査員特別賞に至るまで
入賞者を裁定するのだと。]
(184) 2020/09/26(Sat) 10:23:04

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[最優秀者は宮廷楽士となる権利を得られる>>0:n0
この国でも特に誉れ高い賞だと、私は認識するこの栄光。

それとは別に、
各審査員によって選出される審査員特別賞。

宮廷楽士になる権利こそないものの
褒賞として各審査員から幾つか褒賞の選択肢を出され、
その中から好きなものを選択出来るというもの。]




    (私、は)



[未来の音楽のため、この国のために
誰へ一票を投じるべきか。
どの才能へ、手を差し伸べるべきなのか。

その精神的重圧は10年経とうが慣れぬものです。]
(185) 2020/09/26(Sat) 10:24:31

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[その一方で、一報を聞かされ>>179
憎悪に満ちた心が虚無に摩り替わった様子の彼。
>>181>>182


この場に殺意と憎しみという感情を
もたらした自分が咎人と考えているらしい彼。]
(186) 2020/09/26(Sat) 10:24:54

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[ふ、と視線を感じ「はてな?」といった
小首を傾げた時の不思議気な表情で
彼の方向へ一瞬顔をやったものの>>183

残念ながらその顔と正体にまで>>183
気付き及ぶこともなく>>128]



  (……気のせいかしら)



[感じた視線と気配は害意というよりも、
私にはどこか懐かしいもののように思えて。
>>1:116>>1:117


それでもその正体が分からぬまま、
再度私は舞台の方向に向き直ってしまったのでございました。
ですが────もしも 気付けていたならば?]**
(187) 2020/09/26(Sat) 10:25:56
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a48) 2020/09/26(Sat) 10:31:01

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─コンペ会場・舞踏用大ホール─


[彼と逸れてしまった私の瞳。
まさか私に裁いて欲しかったというその心中を
察することも今は出来ないままに。>>188



  その心を知れていたら一体誰が怒りましょう?
  一体誰が裁きましょう?>>188



確かに悪意を持ち込んだやも知れません、
ですがそれで会場の人々を
直接傷付けたわけでは恐らく無いのでしょう?



         奏者の邪魔をしたわけでもなく、
         貴方が抱いた心、そのものを
         どうして私が裁けましょう?]
(198) 2020/09/26(Sat) 13:37:55

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[ですが──この考えですら。



   貴方には、酷なのでしょうか?>>188>>189
   私には、例え貴方の心が知れようと
   咎人にも冒涜者にすらも思えないのです。



貴方は、才能を環境や貴方自身の手で
潰した方だとは……到底思えませんもの。]
(199) 2020/09/26(Sat) 13:38:14

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

   [暗闇の中、国を去ろうとする貴方と>>192
   貴方を探す御令嬢>>@35>>@38



彼女は楽士と共にいるのかどうか。>>163>>175
私も訪れた花屋の方への注文に>>156>>157>>191



   リペアマンと花屋の元を訪れた
   旅のヴァイオリン弾き>>79>>111>>135



或る奏者の影と感情。>>193>>196
約束を交わしたリペアマンの娘>>172]



  様々なものの現在位置が、思惑が。
  舞踏用大ホールで、それらから離れた場所で。
  時の流れの中で、展開されていたのでしょうか?]
(200) 2020/09/26(Sat) 13:38:42

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[物理的にも、情報的にも


精神的にも恐らく彼らから


最も遠い席にいるであろう私に


彼らの真実を知る時は


果たしてやってくるのでしょうか?]
(201) 2020/09/26(Sat) 13:40:58

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─コンペ会場・舞踏用大ホール─



[司会が『30分休憩のアナウンス』を告げ、>>197
私や審査員はこの日専用に開けられた
臨時控え室に戻るため、席を立ち上がったのでした。]



  (──いよいよなのね。)



[コンペ前に話を聞き>>0:34>>0:35>>197
間接的にとはいえ(知らぬこととは言え)
因縁が無いとは言えないのかもしれませんが。

私が席を立った時、審査員席の私と
6人組とは顔を合わせられたか、
どうだったでしょう。>>197

いずれにせよ、もし視線が合えば
軽くカーテシーをして臨時控え室に戻り行くのでした。]
(202) 2020/09/26(Sat) 13:41:46

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─宮廷・臨時控え室─



  あーーー、ファラリス!
  炭酸水あるかしら!?


[さすがに少々疲れが溜まり始めたのか、
休憩を挟んできたとは言え
少しばかり背と腰に違和感を訴え始めていて。

ファラリスからよく冷やした炭酸水を
フルートグラスに入れたものを手渡され
少しずつ口をつけて喉を潤し、気分転換いたします。]
(203) 2020/09/26(Sat) 13:42:06

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  やっぱり評価で喋っていると
  喉が乾くわね……。


[正直コンペの最中に
水分補給取れたら良いのに、と
何度感じたことか。

こうして休憩の間に急いで水分補給と
花摘みを済ませたのち、
瞑想で心を落ち着けて。]
(204) 2020/09/26(Sat) 13:42:26

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[軽くクッキーを摘めば、休憩終わりまで10分前。]



  それじゃあ、行きましょうか。
  ファラリス。
  遥々此の国を訪れた彼らの元へ。



[今から向かえば5分前には
審査員席に着席出来る計算。

彼らとの邂逅の時が──近付く私の足音を聞きながら。]**
(205) 2020/09/26(Sat) 13:43:47
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a52) 2020/09/26(Sat) 13:49:53

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─コンペ会場・審査員席─


[遠目に私の姿捉えられし後、>>210
対極的とも言えるお二方。>>212

1人が裏方に合図を送ると
場内のシャンデリアを含めた明かりは消え去り
一面が闇に覆われました。>>213]



  (辺りが闇に沈む頃……)



[成る程、昨日の出場でも>>1:13
『辺りが闇に沈む頃』とありましたが>>230
闇そのものすら演出に使うとは。

闇に包まれた会場は静まり返り、>>213
まるで無音の中に放り込まれたかのよう。]
(246) 2020/09/26(Sat) 22:09:21

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[その刹那、聞こえたのはまさかの不協和音>>231]
(247) 2020/09/26(Sat) 22:09:43

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  (これは!?)



[そう、聞こえてきたのはまさかの不協和音。
しかし不快かと言われたら……否。>>231]



  (まさか──音の反響具合を見越して!?)



[会場が広いと音に遅れが生じたり>>209
音によっては特定の音と壁が共振を起こすこともある。
実際、挑戦者の中に不幸にも引き起こした者がおり
結果演奏がバラバラになってしまった例もあった。>>210


   まさか私達審査員の位置で収束するよう
   計算までされていたとは思う筈もなく。>>210



然し、少なくとも音に対する知識に対しては
心得のある者が居ると見解して。]
(248) 2020/09/26(Sat) 22:11:13

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[音が初めに感じさせるのは沈み込むような重圧感。>>231
地の底から這い出る魔のような低き声。



憂鬱げな、仄暗さ
を感じるけれど
差し込まれるように聞こえる
和音から構成される低音から高音を順に弾く手法。
これは……電子六弦。音盤とは違う生の音。

霧深い針葉樹林に紛れ込んだかのように
体感温度の低下を肌が錯覚していく。]



  (例えるなら、哀愁。
   環境であり……)



[これが彼らの代名詞とも言われるような>>231
曲ではあるとは知らないけれど。]
(249) 2020/09/26(Sat) 22:11:51

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[私の興味を惹き付けるには、十分すぎた]
(250) 2020/09/26(Sat) 22:12:24

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[何処か陶酔してしまいそう音が終わった
……そう思いきや。]



  ──────!



[打って変わって先程の空気を打ち消すかのように
激しさを全面的に押し出すような曲調へ変わる。>>232]



  (今度は、マグマ!?)
(251) 2020/09/26(Sat) 22:12:52

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[躍動感の加速が続き、曲の最高潮で
唐突に落ち着いたかと思えば

高音域の裏声がホールに響く。>>232]


  (見事だわ……この声域。
   ここまで高低差を出せる者も
   使い分ける幅広さも珍しい)



[喉に負担が掛かるでしょうに、と
心の中で独り言ちて。]


  (あなたたちの中には一体、
   何通りの……いや、
   何色もの一面が隠されているのかしら?)
(252) 2020/09/26(Sat) 22:13:17

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[極端とも言える違いを見せつけられ、
次は何が来るかと期待すると>>233]


  (あら?)


[曲は短調、激しさはあるけれど
電子六弦が旋律を担い、調和し
先まで歌ってなかったであろう各々も
合いの手や副旋律を加えるかのように
厚みを与えていった。]


  (先の2曲と比べれば、
   この国には馴染みやすい曲ね)


[現にこの曲を気に入ったのか、
横の審査員が指でリズムを紡いでる。
この国の音楽を脚色したかのような。]
(253) 2020/09/26(Sat) 22:13:55

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[そして、次の曲が始まった途端
またまた空気は一変する。>>234

一見調弦の低さも激しい音像もあるが
今度纏われたのは涼しくはあるが
辛口の白葡萄酒を思わせるようなキレを感じる音像。]


  (まるで、
吹っ切れたかのような
曲ね──)


[抑圧と葛藤、電子六弦を手にして固めゆく決意。
何故でしょう……そこに並々ならぬ覚悟と
反骨精神のようなものを強く感じて仕方ないの。]
(254) 2020/09/26(Sat) 22:14:44

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  (彼ら、まるで戦士のようだわ)



[壊れゆく世界の中で、>>234
信じるものはただ自分のみという
悟りを開くかのような新境地も。




まるで、構成の最初から最後までが
人間の感情を表してるみたい。]
(255) 2020/09/26(Sat) 22:15:40

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[全ての演奏が終わり、
裏方がシャンデリアの明かりを再度つけた。

明るくなった周囲に人々は呆然とし、
やがて舞台の彼らの方を向き始める。
初めの闇の時のような静寂が訪れた、と思いきや。>>213]


  『いいぞー!異国の音楽家ぁー!!』
  『何だこれ、初めて聞いた!』
  『何だか知らねえけどその楽器凄えな!?』


[主に若者達を中心とした観衆が
彼らに惜しみない拍手喝采と熱狂を送り始めた。
一部の聴衆は馴染まないのか顔を顰めたり
きょとんとした顔のままだったりしたのだけど。]
(256) 2020/09/26(Sat) 22:16:03

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  マイク、貸して。


[裏方からマイクを受け取り、電源を入れて
私から彼らに告げた言葉。
始まった瞬間から、ずっと言いたかった言葉。]


  ────あなたたち、
何者
なの?



[その声が思った以上に妖艶で自分でも驚いたけど、
何よりそれ以上にゾクゾクして仕方ない。]
(257) 2020/09/26(Sat) 22:17:01

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  一見激しい音や哀愁漂うような曲調と、
  あなた達はその楽器と自分たちの能力で
  様々な一面を見せてくるなんて、最高じゃない!


     けれど、ただ音を叩きつけてただけじゃない。


  さてはあなたたち、全て計算ずくなのね?
  そこには緻密な計算が無しには成立しない
  音の反響やズレも考慮されたものというのは
  私でもすぐに分かったわ。
(258) 2020/09/26(Sat) 22:17:24

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  あなたたち、只者じゃない。
  暗闇ですら自分達の音楽に変え、
  まるで森羅万象のように……

  1人の人生のように曲を繋ぎ、
  演奏として一つの形式に仕上げている。
  ────とても見事だったわ。
  あななたちはまるで一つの生命体のようね。


[これは、彼らの曲を一身に受けた私からの最大の賛辞。]


  どの曲も素晴らしかった。
  哀愁も激しさも好ましいし、
  3曲目はこの国のものにも親しみやすい。
(259) 2020/09/26(Sat) 22:17:47

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  ────けどね。



[一度、言葉を切り上げ深呼吸して。]



  私が一番好きなのは最後の曲。
  荒削りで即興性な点は感じたけど、
  この曲が一番鋭く光り、尖ってた。

  曲の歌詞通り、あなたたちの新境地にも
  吹っ切れた者達の潔い覚悟のような
  そんな清々しさすら覚えたわ。


  若者らしい何かを、この曲は抜群に超えていた。
(260) 2020/09/26(Sat) 22:18:31

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  ……この曲は、大事にしておきなさい。
  それだけじゃなくあなた達を構成した
  音楽、経験、感情──その他全て。

  あなた達を組み立ててきたもの全てを
  大事にしていきなさい。


[何となしに感じた直感。>>235
陰も陽も恐らくは、
彼らが内側から生み出していったものなのでしょうと。]
(261) 2020/09/26(Sat) 22:18:54

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[自分に席にマイクを置くと、
優雅に──けれど惜しみない拍手を送って。]



  私からは以上よ。
  ふふ、こんなに血が滾るようなゾクゾク感は
  滅多に味わえるもんじゃないわ……。

  これだから新たな才能や可能性に
  触れていくのはやめられないのよ。
  最後の最後に思わぬ大物に出会えるとはね!!



[自分でも唇が弧を描いているのが分かる。
この国には無い新しい音楽と新境地、
嗚呼──気になっていたのだけれど。

想像を遥かに超えた、いや。
想像を遥かに踏み越えてくれたわ!!]**
(262) 2020/09/26(Sat) 22:19:46
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a61) 2020/09/26(Sat) 22:26:21