19:06:20

人狼物語 三日月国


119 【身内RP】夜空を駆ける年越し汽車【R15】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:人

全て表示


【人】 石鹸商 ニコ

  ……失礼ながら。
  お時間に関しましても
  頂戴することは可能でしょうか?


[背筋の硬直を気取られぬように
表情は落ち着きを携えたまま、以下。
私は恐れ多くも申し上げました。

石鹸には熟成期間が必要なこと>>0:43
作り上げるには1から素材を検討する必要があること。
下手すれば数年掛の仕事となる可能性があること。

お応えはどうであったのでありましょうか。
何にせよ、我々は指定された内容をもとに
この御注文をお受けすることになったのです。]
(187) 2021/12/30(Thu) 21:57:04

【人】 石鹸商 ニコ

[指定はジャスミンとローズ。
商会でも人気のある香りの一つ。
どちらも1kgの精油を得るのであれば
t単位での花が必要な貴重なもの。


  ですが、この2つの花のブレンドとなると
  作れる石鹸は限られます。


油脂の問題。
油脂には独特の匂い成分があり
幾ら商会が除去技術を開発したとはいえ>>0:42


双方の香りを損なうことなく、
品を保ったまま作れる油脂となれば
アーモンドオイル、シアバター、ひまわり油などと
五本の指で足りるか足りないかといった難易度なのです。]
(188) 2021/12/30(Thu) 21:57:29

【人】 石鹸商 ニコ

[さらに難易度として高まったのは精油の問題。
『至高の香り』を表現するとなると、
調香師が勧めてきたのは商会の中でも
一番希少なジャスミン“ジャスミン・ハープ・プラネット”


ジャスミン・プラネットやジャスミン・オフィキナレ、
ジャスミン・クランディフロルムに比べれば
花は小柄でありますが、芳香の気品は随一。
甘く華やかでありながら、決して主張しすぎない品格は
至高の香りに相応しいと感じさせるものでした。


ですが生息地は「迷いの森」より少し離れた
フムス村というごく小さな村にしかありません。>>0:325
其処はヤマネの耳を生やしたヤマネ獣人の方々が
魔法を使わずひっそりと生活する桃源郷のような場所。
それ以外にも気品ある芳香の花を咲かす品種が自生する楽園。


それ以外にも、表皮は緑で中は真っ赤なイクリ桃が
甘酸っぱく果汁も滴る初夏の美味として
近辺では細々と評判があったのではありますが。
リエブル族の方々とももしかしたら
交流があったかも知れませんね。]
(189) 2021/12/30(Thu) 21:57:48

【人】 石鹸商 ニコ

[一方ローズの精油となると、
砂漠の国シタールの原種たるダマスクローズに加え
華やかでありながらも栽培品種には無い力強さを持った
野生の野茨の精油もブレンドすることに。


試作と実験を重ね、ジャスミンとローズ精油配合の
黄金地を導き出せたまでは良いのですが……
課題はジャスミン精油の性質。


ジャスミン・ハープ・プラネットの精油は少々特殊で
60℃以上の高温に晒されると
その芳香成分が揮発してしまう性質。
これでは煮立たせる釜炊き鹸化法では使えません。]
(190) 2021/12/30(Thu) 21:58:10

【人】 石鹸商 ニコ

  困りましたね……


[つまり石鹸と仕上げるなら、
ジャスミンの精油を変えるか
もう1つのハイリスクな製法を取るか。
制作チームにも緊張が走ります。]
(191) 2021/12/30(Thu) 21:58:28

【人】 石鹸商 ニコ

[悩むこと数日───
妥協か、挑戦か。

出した 答えは]


  会頭として各制作支部担当に命じます。
  南方プシュラのシアバターとアーモンドオイル、
  油ヤシとその種の油脂に
  アプリコットカーネルオイルを配合した石鹸。

  精油はジャスミン・ハープ・プラネット、
  ダマスクローズに野茨のブレンド。
  

[……長い沈黙。
迷いが、恐怖が、襲います。
それでも周囲の気遣わしげな視線を感じれば
意を決して──重い口を開けました。]
(192) 2021/12/30(Thu) 21:58:53

【人】 石鹸商 ニコ

  ────それらを、
コールドプロセス製法で作ること。

  ……宜しいですね。




[異例の命令にざわつく現場の方々。
そうでしょう、コールドプロセス製法は
ハイリスクハイリターンな製法。


何せ花の栽培地と蒸留支部は共に魔法は未発達、
輸送コストも跳ね上がりただでさえ
シアバターを使用した石鹸は他より高価。
使用する花の自生地は人が滅多に入らぬ奥地の村。


諸々の経費を換算すれば、
富裕層の別宅など軽く一軒建てられてしまう金額です。
失敗すれば、それだけの費用をかけた材料全てが
全て使い物にならなくなり
また一から材料を確保しなくてはならない製法。]
(193) 2021/12/30(Thu) 21:59:21

【人】 石鹸商 ニコ

[その前に、コールドプロセス製法についてお話ししましょう。


コールドプロセス製法とは、油脂とアルカリが反応し
鹸化する“鹸化価”というものが油脂にはございます。
その計算法は、そうですね……1000g作るのであれば


鹸化価÷56.1×40÷10000で
1gの該当油脂を固形石鹸にするための
アルカリ使用量を計算する訳であります。
(これ以上は数学のお話になる為
 此処では割愛いたしましょうか)


製法としては、油脂とアルカリを45℃〜55℃に温め
それぞれを保温したまま丸1日と少しの時間撹拌します。
すると油脂とアルカリの熱反応で鹸化が始まっていくのです。


それを型に流したまま保温し、数日後固まれば
型から出して60~90日程熟成。
釜炊きに回せる燃料が少ない地域でも作れますが
全てが温度に左右されるので気温・湿度・環境等で
温度が狂えば全てがお終いというハイリスクハイリターン。]
(194) 2021/12/30(Thu) 22:00:09

【人】 石鹸商 ニコ

[それでも、この製法を選んだのは。
塩析の過程がない為グリセリン・スクワレン等の
油脂に含まれる保湿成分が損なわれることなく、
熱で壊れ、揮発しやすい成分も保持したまま。


しかも今回の油脂配合で作り上げれば
その泡はきめ細かく、まるで上等な絹を纏ったかのよう。


『至高の香り』
に相応しい仕上がりとしては
最も理に叶った製法と言えるかも知れません。


ですが、先に述べたリスクもあるので
失敗の恐怖か、或いは困惑か。
場の空気が重く葬列のようなものに沈んでいきます。
ざわめきも、呻きも、沈黙も


──まるで鉛のようではないですか。]
(195) 2021/12/30(Thu) 22:00:55

【人】 石鹸商 ニコ

  ……静粛に、落ち着きなさい。


[まずはざわめきを止めようと静かに一言、
それ以外は沈黙を貫けば場は一瞬にして静まり返りました。]


  御命令である
『至高の香り

  魔法国家たるシュナイゼン王国の>>146
  直々の御注文とあらば緊張するのも分かります。
  この御国を故郷とする者もこの中には居ることでしょう。
(196) 2021/12/30(Thu) 22:01:34

【人】 石鹸商 ニコ

  失敗すればどうなるか、商会はどうなるのか。
  家族や大事な人達をどう養っていけば良いのか。
  注文口の御力の大きさに足が竦んでも
  何ら可笑しくは無いでしょう。
  私はそれを、何ら責めません。決して咎めません。


[私でさえ、今にも震え出しそうですもの。]



  ですが、敢えて私はこう命令します
  「失敗しても宜しい」
  「たとえ失敗しようと貴方がたに不利益の無いよう
   商会が全精力を以って貴方がたを守り抜きます」と。
(197) 2021/12/30(Thu) 22:01:53

【人】 石鹸商 ニコ

  それでも躊躇する者がいるのであれば
  現場の者達にこう伝えなさい。



      “会頭アリアニコ・ベルジュラックは
         賜ったご注文に対し
      
の首を賭ける、と。




[言葉通り己の命を賭けるこの命令。
会頭として出す命令としては最も重いもの。
驚愕と慄きに満ちた各々を静かに、
一人一人ゆっくり見回し深く息を吐きました。]



  失敗しても最小で私の首。
  そうでなくとも商会の存続か、
  塵芥のごとく商会ごと踏み躙られようが
  手に職ついた貴方がたであればやっていけるでしょう。
(198) 2021/12/30(Thu) 22:02:10

【人】 石鹸商 ニコ

  そもそも、私は貴方がたが
  失敗に終わるような人材だと
  欠片も思っていませんよ。


  思っていればそもそも
  この場に呼び出したりなどするものですか。


[職人達への。石鹸に携わるベルジュラック商会に
ついてきてくださった方々への全面的な信頼。]


  石鹸職人として10年、もしくはそれ以上
  油脂と鹸化、熟成について
  丹念に学んできたあなた方の自負と誇り。


  浴場のひと時をさらに価値あるものとするため
  仄かに、しかし決して過ぎたる悪臭にならぬよう
  僅かな一滴に至るまで神経を配る精油職人よ。


  精油を作る花を日の出前から積み上げ、
  莫大な花の量を蒸留し
  貴重な精油を作り上げる精油職人よ。


  良質な油脂を探し、品質を損なわぬよう
  現地の交渉と輸送に心を砕く油脂班達よ。
(199) 2021/12/30(Thu) 22:02:28

【人】 石鹸商 ニコ

  貴方がたの誇りとは、国の威信を前に
  そう立ち竦む程度のものでは無いでしょう!!


  貴方がたが作る石鹸のおかげで
  街の清潔さは保たれ、
  浴場含めた風呂場のひと時に提供する価値は
  もしかすれば誰かにとって
  掛け替えのない時間となったことでしょう!


  取引して居るのは何も
  シュナイゼン王国だけではありません、
  この世界、大陸に島に海を含めた
  人も亜人も魔法使いもそうでない者達含めた
  生きる民達全てに向けての筈です!!


  そこに貴賎も何もあるものですか、
  水妖も火曜も木曜もありますか!?。
  立場性別何ひとつ隔てることなく
  私達は現地の方々の御声に応えてきた!!
  そうでしょう!?



  私は、貴方がたが日々積み上げた技術と努力。
  その力に敬意を示し、
  “貴方がただからこそ”

  こうしてお願い出来るのだと、
  こう申し上げましょう。  
(200) 2021/12/30(Thu) 22:02:47

【人】 石鹸商 ニコ

      ……去りたい方は咎めません。
      私の一存で矯正する権利などありません。
      解雇も減額もいたしませんので、
      どうぞこの場を後にしてください。


  ────ですが、私の言葉と
に対し
  己が力と技術を経験を注ぐ価値があると、
  貴方がたが少しでも御思いになってくださったなら。



[深々と、頭を下げて一同に告げました。]


  お願いです。
  ────どうか、お力をお貸しください。



[最後の言葉は会頭としてでなく
“アリアニコ”として発していたのでした。
噫もう怖い、体が震えそうです。
死んだらどうしましょう、死にませんでしたけど。]
  
(201) 2021/12/30(Thu) 22:03:23

【人】 石鹸商 ニコ

[その後、私達は残った職人達と共に
莫大なプレッシャーの中。
この石鹸を作り上げたのでございました。


出来上がった石鹸は濃いクリーム色の丸く平べったい形。
円筒状のものを適度な大きさに切った60個ほどのそれは
金銭に遑をつけないとは言われ、
軽く富裕層の邸宅に魔道具を
ふんだんに取り付けたかのようなお値段に。


香りは単体だけだと仄かな芳香を漂わせるでしょう。
しかし、その真価は“使用するとき”
献上の際、その旨をご説明し実際に盥を用いて
ぬるま湯で己が手を洗うと


まずジャスミンの甘やかで気品ある香りが周囲を包み、
ローズの華やぎと合わさって
まるで二つの花の花園にでもいるかのような
得も言われぬ心地を表現出来るようにいたしました。]
(202) 2021/12/30(Thu) 22:03:44

【人】 石鹸商 ニコ

[さらに、油脂の配合により保湿力のおかげで
髪はリンスをせずとも潤いとハリ・ツヤを保ち
肌の荒れは瞬く間になりをひそめ


傷による痛みや膿などがあれば
一瞬の痛みのうち、見事になりを潜めましょう。


そう申し上げて、この石鹸を献上したのでありました。
真白な泡はきめ細かく、上等な絹を肌に纏ったかのよう。
肌のもちもち具合には作り上げた職人達も
想像以上だと驚愕したほどです。


花園に迷い込んだかのような芳香と
今までにない使い心地。
お気に召したかどうかは────


献上先たる
貴方様
に委ねたのでありますが。]**
(203) 2021/12/30(Thu) 22:04:08
石鹸商 ニコは、メモを貼った。
(a32) 2021/12/30(Thu) 22:12:12

【人】 石鹸商 ニコ

─現在・個室(風呂場)─



  (噫、ああやって
   職人達に啖呵切ったこともありましたねえ……)


[コールドプロセス製法で作られた
試作品を手に思わず心で独りごち。>>162>>163
年明け休みが終われば、この製法の石鹸も
各支部より売り出されることでしょう。
あの御注文のお陰で製造に関する活路を開けたのも
大きいとは言えましょう。


この度のご注文は生きた心地がしませんでしたが
試されたような、課題を突きつけられたかのような。
そんな末恐ろしさは感じたものの>>0:394
“傲慢”とまでは不思議と思わなかった、そんな裏話です。
無茶な予算で作れと御命じにならなかっただけ
寧ろ有難いような気すらしてまいりました。]
(217) 2021/12/30(Thu) 23:36:00

【人】 石鹸商 ニコ

[思えばあの時、我々ベルジュラック商会は
無茶なことをやってしまったのかもしれませんね。


魔法国家たるシュナイゼン王国に

魔法を使わぬ民達の村の精油を始め、
魔法が使えぬ者が多く務めるベルジュラック商会が
制作過程で一切魔法を使わなかった



そんな品を献上したのだということを]
(218) 2021/12/30(Thu) 23:36:29

【人】 石鹸商 ニコ

[ですから、後に特別便でお会いした時の
私の驚きようったら。>>0:395
しかも私の体質をご存じないのか
飲み比べ勝負を持ちかけられるとは思いませんでしたよ。
思わず素で心配になり


「はあ……それはそれは、光栄です。

 ですが、宜しいので?
 私ウイスキーは熟成用の
 シェリー樽ごと飲み干そうが
 普通に家路を歩けるほどですし

 私と飲み比べて酔いつぶれずにいた方など
 身内を除けば皆無なのですが……」



結局、それでも挑まれるのであれば
何とか立会人をつけていただけるようお願いし
(※介抱要員的な意味で)

引いていただけたのであればほっと息を吐いて
「特別便の酒は絶品ですから」と
暗に味わってみることをおすすめしたような、
そんな展開になっていたことでしょうね……
多分。
]
(219) 2021/12/30(Thu) 23:37:04

【人】 石鹸商 ニコ

[いえいえお酒については知らぬ存ぜぬであれば
その対応も当然なものでありましょう。>>0:395

しかし、思わぬ一面を拝見した私は
“不思議なお方だ”>>0:395と思うと同時
人間らしい市井の色も垣間見えて
微笑ましさも覚えたのはここだけのお話です。]




[だからこそ、どちらの“貴方様”にもと
お送りした引換券2枚が“お二人”にとっては
認められたかのように>>0:393>>0:396
御思いかも知れない可能性までは
まだ残念ながら一介の商人は知らぬ身ではあるのですが。]
(220) 2021/12/30(Thu) 23:37:24

【人】 石鹸商 ニコ

[空でお逢いしたから
空の君旅人殿

大地でお逢いしたから
大地の君ルキアス王子殿下
>>0:398


 いつかお話しする機会は果たして来ましょうか。
 それは未来の我々のみぞ知る、ではありますが。


我が胸中の御名に感じたことを、
また私が知れば会頭として生きた身でもあります。
“失ったもの”を思い出し、私もまた
何とも言えぬ顔をするのかも知れませんね]
(221) 2021/12/30(Thu) 23:38:20

【人】 石鹸商 ニコ

[捨てきれずにいる希望は、私にとって。
────時に道標であり、
そして時には息苦しい。>>0:423]**
(222) 2021/12/30(Thu) 23:38:45

【人】 石鹸商 ニコ

[ところで、ところで。ドイル先生。
中々愉快な局面に遭われてますね???



オトヒメ様のご依頼や>>0:360>>0:437
(残念ながら私は先生の起き上がりを>>0:358
 父や先生より知らされてはいないため
 オトヒメ様にお話しする機会は
 今までなかったことでしょう。>>0:423
 しかし、今後であれば────?)



思わぬところで発揮される
探偵としての本分(?)>>131>>152>>153
探偵は見た!未遂>>147>>169>>175
過去の歴史のご開帳(?)>>212>>213>>214


私が先生が起き上がっていらっしゃるどころか
まさか便を同じくすると知っていたなら
「何だか、先生らしいですね(?)」と言って
大して止めもせずツッコミもせず
アルカイックスマイルで
微笑ましく見守っていたかと思います……。


先生、第二の人生(?)が楽しそうで何より。]**
(223) 2021/12/30(Thu) 23:56:29

【人】 石鹸商 ニコ

─余談・マジカルランドと獣人について─



[オトヒメ様との商談兼雑談で
御本で知識を得たお話や
陸に暮らした時期のお話は>>48
聞かせていただけたかどうかは、ですが。


視察にマジカルランドの名前は
勿論観光地として有名地という認識でありましたため
名前としてお伝えしてはおりました。>>0:108>>1:145
獣人に関しても従業員や取引先にいらっしゃるので
知識として一通り頭に叩き込まれたので
リエブル族始め幾許かの種族名は諳んじられるかと>>189


結局叶わず、私も商談相手との接待で
軽く内部を回った程度でありましたため
詳しいかと言われたら、遊びに行かれた方の方が
はるかに御詳しいことかと思います。


いえいえ、こちらこそいつもご贔屓にありがとうございます。
これはお互い様でございますよ。
願わくば今後ともよろしくお願いいたします。]**
(224) 2021/12/31(Fri) 0:26:48

【人】 石鹸商 ニコ

─回想・ドイル先生との想い出─



[ドイル先生とお逢いした初めての印象は
「温厚で優しそうな方だなあ」でした。>>0:421
何せ煽る方だった昔を知りませんもの!>>0:419



微笑ましく思われていたとは知りませんでしたが
先の印象から、私は先生のことを
学院の先生と同じか、それ以上に慕っておりました。>>0:421


そして父が人には見せぬ一面を見せられた
数少ない方であったため
「父がいつもご迷惑をおかけしてすみません」と
謝ることもしばしば。
父の性格が何せ、ギャップが、アレですから。
普段の顔は今の私とほぼ同じなのですが、
素が、素が……



時折事務所の中を見たいとお願いしたり
探偵のお仕事道具や普段の活動についても
お手紙やら直接お逢いした際に
聞かせてくださいと願ったこともありましたっけ。]
(238) 2021/12/31(Fri) 1:55:14

【人】 石鹸商 ニコ

[だから私は、未だ知らないのです。
父は律儀に口止めを守っているのでしょう。>>0:423


先生の起き上がりを、>>0:423
ベルジュラック商会のハンドクリームを
持ち歩いてくださっていることを。>>0:418>>0:421


先生のお考えも、
父との“約束”だって。

>>0:424>>0:425>>0:426
]
(239) 2021/12/31(Fri) 1:55:30

【人】 石鹸商 ニコ

  
(240) 2021/12/31(Fri) 1:55:44

【人】 石鹸商 ニコ

[ええ、ええ、お恥ずかしい限りです。>>0:421
当時は至らぬところを見せてしまいました。>>0:231
頼りなさであれば、本質は恐らく今も消えてはおりませんよ。



  どうか、怪物死人だと仰らないでくださいな。
  たとえ事実であったとしても私には
  貴方がご自身を貶めたような物言いにしか
  聞こえてならないのですよ?


ドイル先生はドイル先生ではありませんか。
そう言えぬ、何も知らぬ自分を
未来の自分は何というのでしょう。]
(241) 2021/12/31(Fri) 1:56:09

【人】 石鹸商 ニコ

[貴方に「何かがあれば力になりたい」
      今でも覚えてますよ、ドイル先生。>>0:426






当時の悲しみも悔しみも、みんな。みんな。]
(242) 2021/12/31(Fri) 1:56:57
石鹸商 ニコは、メモを貼った。
(a38) 2021/12/31(Fri) 3:09:36