【人】 武藤景虎柚樹!! [コテージから外へと駆け出すと、大声で名前を呼びながらその姿を探した。 何処にいるかもわからない以上、見つけるにはこれが一番早いはずなので。]* (32) 2023/03/05(Sun) 10:00:29 |
【人】 片連理 “椿”召し上がったら、お皿を持ってきてくださいね [半分以上残ったままの皿を取り上げて、椿はキッチンへと向かう。片付けたら、何をしようか。とりあえず、着替えてしまおう。 改めて自分の姿を見下ろして、そういえばこんなものを着るのは初めてだったなと思い出す。同時に、普段着ているものなんて記憶にもないことも知る。 自分は本当に生きているのだろうか? もしかしたら、もう死んでいるのではないか。 あるいはこれは死の間際に見る夢なのかもしれない。 冗談まじりにそんなこと思い、しかしあながち冗談でもないような気もして。]** (33) 2023/03/05(Sun) 10:59:55 |
【人】 片連理 “椿”[屋根裏のクローゼットには、様々な衣服が掛けられている。扉の裏の姿見に映しながら灰色のロングシャツと黒のワイドパンツを選んで、手早く着替えた。 ついでに、薄紫のショールを羽織る。鏡の中の自分は、昨日よりも幾分か顔色がよくない。 階下で何か物音がした。椿は梯子の降り口のそばに猫のように丸くなって、荷物を開けて何かしている楓の様子を窺う。声のひとつもかければ良いのに、なんとなくただ黙って見ているだけで。楓がこちらに気づけばにこりとするし、気づかなければそのまま様子を見ているつもりだ。 外に垂れ下がった髪は不気味に映るだろうか。椿はそんなことは気にしていないのだが。]** (37) 2023/03/05(Sun) 12:56:13 |
【人】 一匹狼 “楓”[僅かな躊躇いの後、恐る恐る弾丸に触れた瞬間、彼の手は痺れたように強張った。 数秒の後、手をゆっくりと握って、開く。 疑いの余地はない。 指が触れたものが銀製であることに。 忌々しい銀の弾丸。 実弾が効く種々の存在のほか、亡霊のような実態の無い存在にまで撃ち込める。ゆえに護身用ならまさしく最適であると同時、自分に撃てば確実に死ねると信じられる弾でもあった。 もっとも、そんなことをする気は彼には無いのだが] (39) 2023/03/05(Sun) 13:41:29 |
【人】 一匹狼 “楓”[気を取り直してベッドに落としてみれば、弾の見た目は6発全て同じ。 今度は布越しに弾を掴んで、装填し直し、弾倉を元通り閉じる。 ここは夢の中のように思われる場所だけれど、現実そのままのこともいくつもある。 銃に銀の弾丸を装填しているのも、そのひとつだ。 この場所に危険は感じない。 銃を持ち歩くかどうか、彼は少し悩んだが──誰かに奪われて自分に向けられる可能性を考えたら、持ち歩く以外の選択は無かった] (40) 2023/03/05(Sun) 13:41:52 |
一匹狼 “楓”は、メモを貼った。 (a7) 2023/03/05(Sun) 14:09:05 |
【人】 武藤景虎[問いかけに>>36目を瞬かせ、視線を柚樹のすぐ近くに巡らせれば一瞬眉を顰めた。 それから、昨日された質問を思い返して、ああ、と納得すると] ……柚樹が追試くらったので、当日は大学でサンタみたいなでかい袋に詰めた市販のチョコ貰って、週末にチョコスイーツが食える店行って、それから手作りのやつ貰った……美味かったです。 [ほぼ一息でそう答えると、もう動いていい?と視線で窺って。 手が下ろされるようなら、抱き締めに行ったかな。] ……ごめん、ちゃんと全部、思い出したから。 [背中に手を回して肩口に鼻先をすり寄せる。 視界の端に見える自分の肩から、寝間着じゃんって今更気づいたけど、朝起きてすぐに慌てて探し回るのは見慣れた光景だろうから、まあいいかなって。]* (43) 2023/03/05(Sun) 14:16:49 |
【人】 片連理 “椿” はい。見ておりました。 [悪戯を見つかった子供のような笑みを浮かべて、椿はもそもそと起き上がり、さっきまで着ていた部屋着を抱えて梯子を降りてきた。] 銃ですか? そういえば、職人なのでしたっけ。 [裸足のままぺたぺたと近づいてきた椿は、楓のすぐそばに立つ。横に並ぶと背丈は大人と子供ほども違っていた。] (44) 2023/03/05(Sun) 14:58:42 |
緑山 美海は、メモを貼った。 (a8) 2023/03/05(Sun) 15:10:47 |
【人】 黒崎柚樹────……おかえり。武藤。 [全部の緊張を解いて、改めて武藤を見つめ、どちらからともなく抱き締め合って。 もう、なんで武藤が実家で飲んでるココアを再現できるのかとか、なんで温泉に行くのを嫌がったのかとか、小さな嘘や言い訳を積み重ねなくて良いんだなと、そんな、愚にもつかないことがまず頭を過った。 あんなものが出てきたくらいだ、武藤の記憶喪失もきっと不可抗力なものだったんだろう。 戻ったならそれでよし、と、もちろん武藤を責めるつもりはなく。] (46) 2023/03/05(Sun) 15:13:54 |
【人】 黒崎柚樹コテージ帰ろう、武藤。 [半ば駆け足で帰れば、並んで走る武藤は、あっちへ走りこっちへ走りと、朝から良い運動になったんじゃないかなと思うよ。*] (47) 2023/03/05(Sun) 15:14:56 |
【人】 武藤景虎[怒ってはいないらしい、とは此方を見つめる表情にわかってはいたけれど。 “合格“を告げられれば、柚樹の元に歩み寄った。>>45 なんとなく、実家の犬に餌やるのを任せた時より随分スムーズだなとか思ってしまったが。 オレのが犬より賢いから仕方ないな? なんて、明後日な方向のことを考えてしまうのは相当焦ってたせいだ。 今はそれどころじゃなかったってことにも、少し遅れて気づくくらいには。] ん……、ただいま。柚樹。 [場の緊張感が去って漸く、改めて抱き締めると、いろいろ話したいことはあったし、離れてる間に起きたことだとか、聞いてみたいことも多々あった。 でも、そうだな。 まだ全部終わったわけではないから。 コテージに戻ろうと駆け出す柚樹の後を追って来た道を戻れば、朝起きてからほぼずっと走り回っている気がする。]* (48) 2023/03/05(Sun) 16:03:58 |
【人】 黒崎柚樹[────カチャ。 コテージ入口で武藤と一瞬視線を交わした後、持っていた鍵でコテージの扉を開ければ、鼻に馴染んだ──実際のところ、こんなものに馴染みたくもない──甘い匂い。 思った通り、"それ"はまだ室内に居た。] (49) 2023/03/05(Sun) 16:37:19 |
【人】 黒崎柚樹終わった……、かな。 [傍らの武藤に視線を投げたら、頷いてくれるだろうか。 とりあえず私、めちゃめちゃお腹空いてるんだよね。 朝御飯……ていうか、もはやブランチの時間帯になるんだろうかこれは。 ホットサンド作ったら食べる?と問いかけて、あ、そういえば、と。] 武藤は、"あれ"に何かされた? [まあそのあたりの話も、ホットサンド食べながらかな。*] (50) 2023/03/05(Sun) 16:43:04 |
【人】 武藤景虎ん……、終わったと思う。 [“あの時“も思ったけど、やっぱりオレの惚れた女はいい女だなと思ったよ、なんて。 問いかけには安堵の笑みを返した。] 起きてからずっと走り回ってたし、腹は減ったな……。 ホットサンド?食いたい。 [安心したら急に空腹感を思い出したのもあって、朝食には既に遅い時間だったし食事の提案には一も二もなく頷いた。] 何もされてないよ? オレの方が手を出してしまったくらいで……。 [あっ、変な意味じゃなく、とは付け足さなくてもわかると思うけど。 詳しくは飯食いながらというのには同意した。 なんか手伝うことある?とは聞きつつ、その前に手を洗ったり着替えたりしてくるとバタバタ荷物の方に移動して。] (52) 2023/03/05(Sun) 17:51:32 |
【人】 武藤景虎[洗面台の鏡の前、装飾品をひとつひとつ付けながら、左耳のヘリックスピアスの内側を覗き込んで、あ、と声を上げた。 柚樹から誕生日に貰った太陽みたいな石と刻印の入ったそれは、昨日とは違うものだ。 オレの記憶がおかしかったせいでこの辺の物も巻き戻っていたのだろうか。 左手を見下ろすと、いつの間にか戻っていた薬指の金色ベースの金属の輪の重みに目を細めた。 足早に台所の方へと戻れば、柚樹の元へ駆け寄って、まず先に耳元や左手を確認することにはなったかな。]* (53) 2023/03/05(Sun) 17:53:05 |
【人】 片連理 “椿” ふふ。安心できそうですし、 わたくし、少しお散歩に行ってきますわね。 [そう言って、椿は兎のように一歩後ろに跳ね、長い髪を揺らしながらくるりと回って、ぺたりぺたりと裸足の足音を残して駆けていった。]** (54) 2023/03/05(Sun) 18:07:57 |
【人】 大学生 要 薫- コテージ内 - [寝室のベッドの上で目を覚ませば、スマホの時計を見たうえで後一時間。とまた眠ろうとした。やって、折角の休みやし、彼以外誰もおれへんやもん。時計なんて気にせずゆっくりまったりしたいやん。とばかりうとうと二度寝。**] (55) 2023/03/05(Sun) 18:34:37 |
大学生 要 薫は、メモを貼った。 (a9) 2023/03/05(Sun) 18:36:13 |
【人】 天原 珠月[湖の畔から、こちらを見つめる姿。>>26 街灯からは逆光になっていたが不思議なほど鮮明に目に映る。 星の光を映すような銀白色の髪。 レンズ越しでも何故か分かる、瞳の青。 ああ、と息が零れそうになった。 胸の内がいっぱいになり、溢れそうに苦しい。 ――、と、心が名前を呼ぶ。 予感はしていたのかもしれない。 自分とそっくりな少女が現れたときから。 その少女と強い縁で結ばれている相手なら、並んだ番はと思えば、目の前の彼の姿は泣きたいほど理解できた。 しかしそれも此方からの勝手な見方だとも分かっていた。 昔ならいざ知らず、驚きも動揺も今は覆い隠せるし、長年の巫女として身につけてきた表情と仕草も使いこなせる。 優雅ともいえる挨拶はそうして出てきたものだった。] (57) 2023/03/05(Sun) 19:59:40 |
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