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【人】 冬城 澪>>50 [息を呑む水澄につられるように窓の外に視線をやって、ぎょっと目をむく そこには、明らかに柄の悪い男たちに追いかけられる風磨の姿>>45があった] え、あれ……風磨?! 何で…… か、買いこみ?でも…… [水澄の提案に、不安げに顔を曇らせる 確かに脚力なら、風磨の方が優勢だ。 しかし相手は複数。もし、回り込んで挟み撃ちにされでもしたら? ドクドクと心臓が嫌な音を立てる 気持ちを落ち着けるように大きく息を吸って、キッと顔を上げた] 先生に、伝えに行こう [トラブルが起きないよう、巡回している先生がいる筈だ。 今の所風磨は手を出していないようだし、明らかに外部生の方が分が悪い。 先生に伝えさえすれば、あの不良たちを捕まえてくれるに違いない。 自分の力では不良を倒すことなんてできやしないけれど、それでも出来ることはあるはずだ] (56) 2022/02/19(Sat) 20:44:04 |
【人】 斉京 新[それは唯の、 オレの思い過ごしなだけかもしれない。 確信は持てない。 だからオレはあの時、鎌をかけて >>13アイツの執着している言葉( お得意の愛嬌 一瞬だけ見せた 風磨の本当の顔 、それをオレは見逃さなかった。>>22その後、 いつもの顔 に戻った風磨にオレは小さく舌打ちした。 >>23ショッピングセンターで見たバンダナのないアイツ。 >>1:77アレは似てるけど風磨じゃねェ。 唯のそっくりさんなのかもしれないが、 あの時妙な 胸騒ぎ がした。アイツの嘘の笑顔は ]嫌い だ、見ててイライラ する。何時もヘラヘラして無理に愛嬌振りまきやがって。 …クソッ。 空気悪ィな、一旦外の空気吸うか。 [重い足取りで校舎の外へと移動した。] (57) 2022/02/19(Sat) 20:59:03 |
【人】 斉京 新― 校舎外 ― 此処ならそんなに人もいねェし静かだろ。 …深呼吸して気ィ落ち着かせるか。 [校舎裏行った方が人いねェかと考えていると、 何処からともなく音が聞こえた気がした。] 何だ?人いンのかよ。 [少し気になり音のする方向へ足を進めた。] ** (59) 2022/02/20(Sun) 1:20:21 |
【人】 世良 風磨 こっち 今は何も聞かずに一緒に隠れて [ 抑えた声で告げてその腕を引っ張ったけれど 素直に付いてきてくれたか。 まあ突然掴んだから反射で殴られるくらいの 覚悟はしているけどな。 何より今は隠れることが優先だ。 隠れる場所はどこかの壁と物置ボックスの間 死角になっている場所だけれど さらに念の為にビニールシートを被っている。 一人で座っていれば緩くスペースは確保できるけれど 二人で座るとなると狭く密着することになる。 ] (62) 2022/02/20(Sun) 2:21:26 |
【人】 世良 風磨 聞こえるだろ、足音 ちょっと訳あって隠れてるんだ つーわけで静かにな [ 二人でその場所に隠れることが出来れば しーーーっと人差し指を口元に当てるポーズを取る それでも新が声を出そうとするのなら 強制的に口を手で塞いで騙させようとは思う (実力行使ってやつだな) ]* (63) 2022/02/20(Sun) 2:22:40 |
【人】 天王寺 水澄[そしてお化け屋敷、楽しんできて、と数珠を渡し、冬城が追い付けないくらいの速さで走り出した] 消えてしまいたい こんなはずじゃなかったのに 恋 なんて知らなきゃよかった (65) 2022/02/20(Sun) 6:55:58 |
【人】 天王寺 水澄ー一階 トイレー [今日食べたもの、全て吐き出した みんなで作ったたい焼きも 楽しかった会話も思い出も 吐きながら、ぼろぼろ泣いた 今までこんなに涙を流したことはなかった] いつも朗らかでおっとしりて、ともすればぼーっとしている、それが俺 何を言われても何をされてもにこにこ笑っている さすがは坊主の子、なんてよく言われたっけ それがこのザマだ 修行が足りないなあ… [情けないけれど、寺に戻りたくなった だってもう、今までみたいにはみんなと一緒にいられない もっと心が強くなれば、本当の意味で優しくなれれば、また前みたいに笑えるはず、だから] 帰ろう、うちに [賑わう学園から逃げるように校門を出た] (66) 2022/02/20(Sun) 7:05:07 |
【人】 天王寺 水澄ー少し離れた公園ー [すぐに家に帰る気にもなれなくて公園のベンチにぼんやり腰掛ける 泣きすぎたのかもう涙も枯れ果てた どれくらい経ったのか、突然、「おい」という声がした] 「六花の生徒だよな? 俺たち、さっきお前んとこの学祭でひどい目にあったんだよね ちょっとさ、付き合ってくれない?」 [この制服は… ああ、そっか、今日はとことんついてない日なんだ 数人の学生に囲まれて、人気のない場所に連れ込まれた 殴る、蹴る 抵抗は一切しなかった 面倒だったから、好きにすればいいと思った] [やがて学生たちは満足したのか飽きたのか、去っていった] ついてないなぁ… [地面に転がったまま、天を仰いだ 口からも鼻からも血が出ている 制服はボタンがちぎれたりところどころ破れたり] このまま、いっそ消えちゃったらいいのにな (67) 2022/02/20(Sun) 7:28:18 |
【人】 世良 風磨しーーーっだって言ったろ! [ 静かに大きい声をだして (矛盾) 勢いよく新の口を手で塞ぐ そのまま、足音が去るのを待って ・ ・ ・ いや立ち去らねぇなこいつら! 早く帰れよ 話し声が聞こえる。 近くまで来ていることがわかり 何かあったら新だけは隠して 俺が引き付ければいいと考えて 体制を整える。 けれどどうやら諦めて帰るようだった。 あれだけ疲れてた様子なら 大人しく帰るだろう。 ] (70) 2022/02/20(Sun) 8:52:04 |
【人】 世良 風磨[ 足音が遠のけば 緊張が解けて ゆっくりと新の口を塞いでいた手を退ける。 ] 巻き込んで悪かったな 学園祭の日まで喧嘩、したくねぇだろ? 足を突っ込んだっていうか 全身でダイブした? が正しいかな〜お詫びに ジュース1本くらいは奢からさ つーかなんでこんなとこにいたんだよ サボりか? [ 自分に正直に行動しすぎだろ。と軽く笑う。 ] (71) 2022/02/20(Sun) 8:53:16 |
【人】 世良 風磨行こうぜ、新 [ 先に立ち上がり 新に向かって手を差し出す。 笑顔のつもりだった。 此処が綻び。 ───その時の顔を彼が見たとしたら 隠せない顔になっているはずで。 ] (73) 2022/02/20(Sun) 9:03:18 |
【人】 冬城 澪>>64 騎士……? [再び窓の外を見る。風磨の側に近寄る人影に、ほっと息を吐いた。 それから慌てて頭を振る。 例え新が強くたって、トラブルを生徒同士で片付けていいはずがない。 もし外部生から手を出したとしても、やり返してしまったら風磨や新だって何らかの処分を受けることになるのだから] だ、だめだよ、やっぱり先生に……水澄? [ぽろぽろと涙を零す水澄にぎょっとして、慌てて手を伸ばす。 しかし押し付けるように買ったものを渡されて、たたらを踏む内に水澄は走り去ってしまった] っ、水澄!待って!! [呼びかけても彼の足は止まらない。水澄は自分と違って運動神経が良い。追いつけるはずもなくて、ただ呆然と立ち尽くすことしか出来なかった] (76) 2022/02/20(Sun) 13:09:26 |
【人】 冬城 澪[校内中を走り回って探しても、いくら電話を掛けてみても、水澄は見当たらない、連絡もつかなかった] ぅ、 痛 ……[走り回っている最中に捻った足首が、じくじく痛みを発して、人目につかない場所で座り込む。足首を擦ると、僅かに熱を持って腫れあがってしまっていた。 痛くて情けなくて、ぽろぽろ涙が零れていく] っ、元に戻れなかったら、どうしよう…… [水澄の思いに気付いたら、風磨だって新だって今まで通りでは居られないかもしれない 風磨だって、このところ様子がおかしかった このまま、みんなバラバラになってしまうんだろうか ……やっと見つけた、居場所なのに わざわざ電車で少し遠くの六花学園に通っているのだって、いじめっこのいる地元にいたくなかったから 逃げて逃げて、やっと過去の冬城澪を誰も知らない所にきて やっと出会えた、大事な友達、ボクの居場所 それなのに、何もできないでバラバラになってしまうなんて、そんなのイヤだった だって、そうしたら、ボクはまたひとりぼっちだ ] (78) 2022/02/20(Sun) 13:41:35 |
【人】 斉京 新[状況も分からずこうして2人隠れて座ってはいるが >>70狭いし口塞がれてるし、 何なんだこの状況は と風磨を見る。]足突っ込むどころか全身ダイブだァ? ふざけんなよ‥ オメーは踏み込まなくて良い所にまで足突っ込み過ぎだ。 ジュースどころか 昼飯 奢ってもらうからなァ、覚悟しとけよ。サボりはてめェだろ。 かくれんぼなんてしやがって、一緒にすンじゃねェよ。>>71 [行こうぜという言葉に目を向けると その笑顔は何時もより下手くそで痛々しかった。 けど、悪くねェ。 (…嘘でも笑えてねェよ、馬鹿。) 心の中で悪態を吐いた] >>73[コイツには、文句やら色々問いただしたいことはあったが、 さっきのことで態度には見せねェが多少なりとも弱ってるはずだ。 風磨の手を取り立ち上がると同時に一言だけ耳元で囁いた。] 『 自分を 殺す ンじゃねェ。 』[皆と合流するべく校舎の中へと向かい、歩き出した。] (80) 2022/02/20(Sun) 14:55:57 |
【人】 冬城 澪>>81 [呼びかけられて、びくりと肩を揺らす。恐る恐る顔を上げると、そこには新の姿と、一緒に来たならば風磨の姿があった] ぁ……新…… えと、これは、ちょっと挫いちゃって、それで…… [慌ててごしごし涙を拭いて、ひくつく喉から声を絞り出す どうしよう、何て言えばいいんだろう 水澄は、こっそり自分だけに想いを打ち明けてくれた それを勝手に話すなんて、そんなのは駄目だ だけど、傷付いた水澄をそのまま一人にしておくのもイヤだった] 水澄は……悲しいことが、あったみたいで。 な、泣いて、一人になりたいって、どっか行っちゃって…… でも、ボク、一人にしたくなかった…… 探したけど、見つからなくて、連絡もつかなくて、それで…… [ひくひくと喉が震えて、息が苦しかった 水澄の元に行きたいのに、彼が何処にいるかも分からない その時、スマホが着信音を立てた 水澄かもしれない。 慌てて取り出したスマホには、妹の名前が表示されていた やや落胆しながら、スマホを耳に当てる] ……ごめん、電話、妹から……すぐ済ますね [そう目の前の友人に断りを入れて、通話ボタンを押した] (82) 2022/02/20(Sun) 15:59:50 |
【人】 冬城 澪『もしもし、お兄ちゃん?』 ……ごめんね、美夢。今ちょっと、立て込んでて……また後でかけ直すから…… 『お兄ちゃん、泣いてるの?もしかして、何かあった……?』 [妹の問いに、何も答えられなかった。こんな鼻声では、何を言っても信じて貰えなさそうだったから] 『あのね、前に、友達と撮った写真、見せてくれたでしょ? そこに移ってた、み……みすみ?さん?って人が、校門から出て行くの見掛けて……何か酷い顔してたし、そもそもまだ学祭終わってないから、何かあったのかもって思って……』 [その言葉に、思わず電話だというのに身を乗り出す] ど!どっちの方向に行ったか分かる!? 『え!?えっと、門から出て左手の…… 公園 とかがある方、だったと思うけど…………ねえ、お兄ちゃん、本当に大丈夫?』 [大丈夫じゃない。さっきからずっと、ドクドクして、胸が苦しい けど、大丈夫にしたかった。もう、遅いかもしれないけれど 少しでも、希望があるなら、やり直せるなら またみんなで一緒に、笑いたいから ]大丈夫に……してみせる ありがとう美夢、また後でかけ直すから、一旦切るね (83) 2022/02/20(Sun) 16:21:33 |
【人】 冬城 澪[通話を終了して、目の前の友人を見上げる] 水澄はもう……この学園内に、いない。 公園 の方面に行くのを、妹が見たって……お願い……水澄を探すのを、手伝って [そう言って、立ち上がった まだ足は痛むけれど、ここで置いていかれるのは、人任せにするのだけは、どうしてもイヤだったから]* (84) 2022/02/20(Sun) 16:22:25 |
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