75 【身内】星仰ぎのギムナジウム【R18G】
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| 「……」
いつも通りに朝食の席へと向かい……けれど、昨日とは異なる席に腰を下ろす。 誰がいようがいまいが関係ない、 そう言った昨日の自分に従うために。
……本を机の上に置くことはない。 小さなパンをひとつ、ちぎっては口に放り込んでいく。 (1) 2021/05/26(Wed) 20:38:11 |
| >>2「シェルタン、少しいいか」 相変わらず小さな子の面倒を見ているシェルタンに声をかける。 「今、"噂"をどうにかする……と聞こえたが。 その策や実行するための人手等は足りているのか? 俺もいつまでも噂がどうこうと聞くのは不快だ、 協力するのもやぶさかではないよ」 (6) 2021/05/26(Wed) 20:50:27 |
| >>11「『見回り当番』か、なるほどね。 それはいい案だと思うし一人で実行しなかったことも正しい。 ……人為的なものだったとしても、複数人ならまだ 『誰かしらが逃げ切って真相を持ち帰る』確率が上がるはずだ」 ふむふむ、と頷いてからシェルタンをじっと見つめた。 「夜はどの道眠る気がないし、付き合おうか?」 (16) 2021/05/26(Wed) 21:05:26 |
| ルヘナは、サルガスの大声に肩を震わせ振り向いた。それ以上は何も言わず、やがてすっと視線を逸らす。 (a7) 2021/05/26(Wed) 21:10:56 |
| >>20「賢いんじゃない、そういう性分なだけだ。 知らなきゃ落ち着かないから知識を食っていった、 その結果が『賢く見える』ようになっているだけ」 ……シェルタンの表情を見れば、 その心労も多少は伺えようというものだ。 「寧ろ寝るべきはシェルタン、お前に見えるけどな。 年長のお前がそんな顔していたら下の子達が心配するぞ。 ……今日の見回り前に少し寝とけ。俺は一昨日寝てるし大丈夫。 噂が落ち着くであろう数日程度なら問題ないと思う」 (24) 2021/05/26(Wed) 21:17:17 |
| ルヘナは、全員を見渡してわざとらしくため息をついた。 (a14) 2021/05/26(Wed) 21:20:42 |
| >>30「……ボロを出す前に何人いなくなるのかって話だよ」 去っていくメレフの背を見送りながら呟くも、 この件でメレフと議論をするつもりはないらしい。 その背を追うこともなく、ただ粛々と一つのパンを胃に収めた。 (32) 2021/05/26(Wed) 21:33:30 |
| (a25) 2021/05/26(Wed) 21:41:59 |
| 「……へえ、」
なるほど。メレフは何かを掴んでいるようだ。 知識欲が駆り立てられる。真相は? 目的は? それらを知った上で自分達にできることはなんなのだろう?
「あーあ、興味沸いちゃった」
(40) 2021/05/26(Wed) 21:45:12 |
| >>35「ルヴァ、今日のルヴァ団の活動は何をするんだ?」 先程までメレフを見ていた時の笑みから一転、 普段通りの表情に戻って問いかける。 至って普通の。いつも通りの振る舞いをそのまま続ける。 (42) 2021/05/26(Wed) 21:47:52 |
| (a33) 2021/05/26(Wed) 21:57:20 |
| >>46 ルヴァ ルヴァの様子に少し呆れたように、それでいて僅かに安堵を滲ませて。 うんうん、と相槌を打ちながら活動方針を聞いている。 「俺は……たまには少し身体を動かそうかと思っている。 あちこち行きたい場所はあるんだが、そうだな…… 少しだけ巡回についていってもいいか?」 気休めでしかないとはいえ、一人で行くよりは安全だから。 自分にとっても、相手にとっても。 (51) 2021/05/26(Wed) 22:05:22 |
| >>52「わ、……ああ、カストルとポルクスか。二人ともおはよう」 突然聞こえた大きめの声に少しびっくりしたが、 すぐに微笑んで挨拶をした。朝の挨拶、すっかり忘れてたな。 「森のほうに巡回に行こうって話が出てたから、 俺もついていっていいか確認取ってたところだよ。 二人もいるなら大分心強いな」 /* 返信先的にこっちだと思って受け取りますが、 違ったらスルーしてくださいな。 (54) 2021/05/26(Wed) 22:16:47 |
| >>56 >>58 >>60 ルヴァ団 「興味がなきゃ声をかけてないよ。服装についても了解」 元気に叫ぶルヴァの傍らで軽くこぶしを握り、少しだけ挙げる。 それからカストルとポルクスに、それぞれ、視線を合わせて。 「俺も男ってこと忘れてない? というか色んな本持ち歩いているだけあって、割と力は自信あるけど。 ……で、何を探すんだ?」 (63) 2021/05/26(Wed) 22:39:31 |
| 「あはは、大丈夫だよポルクス。俺達の仲だろ?」
からからとポルクスのほうを見ながら笑う。 大丈夫だと示すため、片手をひらひらと振って。
「ルヴァもカストルも元気でいいじゃないか。 どこから湧き上がっているのか分からない明るさ、 本当に興味深いし面白いと思うよ」
(65) 2021/05/26(Wed) 22:52:19 |
| ルヘナは、友人達のよく見知った当たり前の光景に楽し気に笑っている。 (a51) 2021/05/26(Wed) 22:53:44 |
| 友人達と過ごす楽しい時間を求める姿勢は、逃げだろうか。 己の内にある感情を整理することを避けるのは。 真相に近づくことがどこか遠回しになってしまっているのは。
「……うん、」
けれど、『人生は遠回りも必要』とどこかで読んだ気もするし。 まあ、いいか。
(68) 2021/05/26(Wed) 22:58:22 |
| >>61 >>66「"見つけたいモノ"か……森の中で見つかる気があまりしないんだけど。 ポルクス達は目的のものがありそうだからよしとして、 シェルタンはどうだ? いい感じの木陰でも探すか?」 どうにも眠らせたいらしい。 (70) 2021/05/26(Wed) 23:05:25 |
| >>69「ありがとうスピカ。 ありがとうついでに、予定がないなら一緒にどうだ? 風紀委員が監督する必要性の有無ではなく、 ピクニックのお誘いとして受け取ってもらって構わない」 これだけ大所帯なのだ、 きっと一人増えたところで問題ないだろうと判断した。 (72) 2021/05/26(Wed) 23:07:45 |
| (a54) 2021/05/26(Wed) 23:09:26 |
| ルヘナは、レヴァティのしぐさに分かりやすくムッとした。 (a58) 2021/05/26(Wed) 23:20:54 |
| >>74「立て札まだ置くのか? どれだけ用意したんだ……」 少しばかり呆気に取られてから、 一人で設置するのが困難だったのだろうと結論付けた。 真意については後で直接聞けばいいだろうとも思っている。 「イクリールも? 俺は問題ないし、そうだな…… ルヴァ団長様もお喜びになるんじゃないか?」 あえていたずらっぽく笑った。すっかり大所帯だ。 (79) 2021/05/26(Wed) 23:30:18 |
| 一人で報告・連絡・相談? ……と思いはしたが突っ込まなかった。偉いので。
「少なくても二人行動か……どう組んで動く? ポルクスは多分、カストルと一緒にいたほうがいいと思うけど」
カストルを一番理解しているのはポルクスだから、 当然彼に任せるべきだという前提のもと話す。
(82) 2021/05/26(Wed) 23:39:30 |
| ルヘナは、シトゥラに手招きしてから首を傾げた。「来るか?」のしぐさだ。 (a63) 2021/05/26(Wed) 23:40:18 |
| >>85 >>?? 「まあ確かに、いつも通りかもしれないけどさ。 俺は二人と話す時間結構気に入っているし、 ……ああでも、そうだな。別の日でもいい。 もちろん今日も明日も、でも俺はいっこうに構わないけど」 園芸部も、この二人と一緒なら何故か居心地がいい。 だから俺は彼らを友と呼び、大切に思う。 (87) 2021/05/27(Thu) 0:12:11 |
| >>88「面倒見がいい人、……ああ、スピカのことか。 間違ってないとは思うが自分で言うなよ」 そういうのは他人から言われてこそだろ、と。 おかしそうに笑っている。 「帰り道誘導は盲点だった。そうか、確かにそうだよな。 その視点は俺にはなかったよ、ありがとう。勉強になった」 (91) 2021/05/27(Thu) 0:40:53 |
| >>?? 「そうだな、とはいっても何が起こるかは分からないけど。 森ってことなら草花とか動物とか、あと何かあるかな……」 ―― が好きだ。 も、二人が一緒ならあっという間で。 ここに来てから初めて を経験したのは、 二人 だったからで―― 「また今度、 時間を作ってもらえるか? カストル、ポルクス」 (93) 2021/05/27(Thu) 0:53:13 |
| ルヘナは、意外とこなれた様子で着替え等の準備を完了した。園芸部によく顔を出していたことが功を奏している。 (a74) 2021/05/27(Thu) 0:54:59 |
| >>95 スピカ 「いや、俺のもつ知識じゃ決定的な手段は思いつかないよ。 そもそも"噂"については人間の行為の結果、 つまりは人為的なものだと考えているからな。 噂の元となっている事象自体を止めるしかないと思う」 肩をすくめてみせる。 「誰かが行う、何かしらの行為。 そんな曖昧なものにどう対処が取れるんだ、という話だ」 (97) 2021/05/27(Thu) 1:15:33 |
| >>100 見回りの時間 「いや、俺もさっき来たばかりだ。気にしなくていい」 服装は普段と特に変わらないが本を持ち歩いていない。 そうして看板へと視線を向けてしばし沈黙し。 「流石に一対多じゃ分が悪い、一対一なら多分互角だ。 ……なんて冗談はともかくとして、だな。 体調等に問題はないか? あるようなら今すぐ送還するが」 (101) 2021/05/27(Thu) 2:43:38 |
| >>103 シェルタン 「ならよかった。……その顔なら小さい子も心配しないだろうよ」 微笑みにはこちらも同様に微笑みを返して見せる。 気が緩んでいるのか単なる処世術なのかは分からないだろう。 「正直なところ、ここで何か起こるなら起こるでまあ、な。 俺達以外の誰かじゃなくなるのなら儲けものだと思うが」 ……森の方へ一歩、また一歩近寄って振り返る。 コース取りに関しては完全に、シェルタンに任せる腹づもりだ。 (104) 2021/05/27(Thu) 3:15:51 |
| >>105 シェルタン フルートへと視線を向け、月明かりを纏うそれから目を逸らす。 あなたのコース説明についても脳内でイメージができたのか、 幾度となくと頷いて賛同してから歩き出すことだろう。 「……シェルタン。お前はこの状況をどう思う? あの子を『いなかった』ことにして続く今を、どう思う」 当然知っているだろう。昨日の今日と口にしたあなたならば。 姿を消した、あのかわいそうなヘイズのことを。 (107) 2021/05/27(Thu) 3:40:38 |
| (a82) 2021/05/27(Thu) 3:56:34 |
| >>108 シェルタン あなたの視線を受け止めた瞳の若草色が、 眼鏡のレンズ上で月明かりとともに揺れる。 あなたの視線が落とされてもなお、ただただあなたを見据えて。 「お前のいうことは正しいしひどいとも思わないよ、シェルタン。 人為的に引き起こされていることなのだから、 元を叩いて潰せさえすれば解決できることなのだと俺は思う」 とはいえ、それも『将来的に』の話になることは知っていて、 『今』そうである子供達の救済にはなり得ない。 「……年下に言われるのは不快かもしれないけど。 あまり気に病むなよ。子供一人にできることには限りがある。 全てを抱えられる腕なんて誰も持っていないんだ」 (110) 2021/05/27(Thu) 4:14:31 |
| >>111 シェルタン・夜の見回り 「臆病者は見回りなんて言い出さないと思うけど」 端的にそれだけ述べて先の話題は切り上げようとする。 きっと臆病者なのは彼ではなく、この状況を容認している俺達。 「見回りの結果、状況が好転してくれることを願うよ。 何かしらの行動を取るのなら、それに意味があったと思いたい。 ……なあ。何か変わるかな。この夜を越えた後の俺達は」 (133) 2021/05/27(Thu) 10:50:12 |
| 「カストルはこれだと言い出したら あまり 動かないよ。 獣がいるなんてことそうそうなさそうだし、あれはあれで いいんじゃないかな……と俺は思うけど」 先を行く皆の背をゆるっと追いながら。 こちらは何かを探す素振りはない。様子見様子見。 (136) 2021/05/27(Thu) 11:05:18 |
| (a101) 2021/05/27(Thu) 11:28:59 |
| ルヘナは、シトゥラの言葉に笑って頷いた。友人への理解を他者から認められるのは素直に嬉しい。 (a102) 2021/05/27(Thu) 11:32:40 |
| >>139 シェルタン・夜の見回り 「後ろ向きでも結果が伴うのならそれでいい。 多くの人が絡む場所だ、ここを変えるために試行錯誤し足掻く ……それだけのことでももどかしさが付き纏う」 至って正常な反応を示したサルガスに向けられた、数々の反応。 それらについて思いながら、砂を踏みしめる音を響かせて。 「シェルタン。お前は何をどこまで知っている?」 (140) 2021/05/27(Thu) 11:47:50 |
| ルヘナは、空き時間を利用して他の子供達の様子を見て回っている。 (a112) 2021/05/27(Thu) 12:45:49 |
| >>144 シェルタン・夜の見回り ひとつひとつ、彼の告げる知識を耳に入れていくその表情は。 複数の情報を照らし合わせた結果、確信にようやく至れた、 その事実に対する満足が僅かながら滲み出て。 しかし、それ以上にどこか物憂げな様子で目を細めた。 「知りたくなかったような惨い事実は、ある。 それを知ることで他者の痛みに触れるようなことだってある。 けれどシェルタンの言う通り、俺『も』知りに行きたい。 ……今ここにいるのがお前でよかったよ」 知ることを願う同志と並び立ち、歩ける時間はとても。 とても、貴重なものに思えて。あなたを見つめ、笑う。 (148) 2021/05/27(Thu) 12:53:24 |
| ルヘナは、見回りの最中に聞こえた音がシェルタンにも聞こえているのだろうかと、そっと視線を投げかける。 (a114) 2021/05/27(Thu) 12:56:57 |
| ルヘナは、シェルタンの頷きを見れば、音の方向を指差す。向かうか、どうか。 (a116) 2021/05/27(Thu) 13:00:32 |
| >>150 夜の見回り シェルタンの様子を見れば言葉にせずとも意図は伝わって。 彼に倣い、静かに、衣擦れの音すらも気にした様子で進む。 ……彼らに見つかるのが先か、自分達が見つけるのが先か。 (151) 2021/05/27(Thu) 13:16:30 |
| >>a112 空き時間 密度の濃い一日の中でも、多少は存在する空き時間。 そんな息抜きの時間にも歩き回っていたルヘナは、 朝食の騒ぎを 視線をそらしてしまったため手段は分からないが 収めた その人の姿を見つけて歩み寄っていった。 「ブラキウム、調子はどうだ?」 (153) 2021/05/27(Thu) 13:27:44 |
| ルヘナは、スピカ達の様子を見守りながら木陰で休んでいる。 (a130) 2021/05/27(Thu) 17:30:14 |
| >>163 ブラキウム 「名乗り遅れて悪い。俺はルヘナだ」 過去に名乗っていたことがあろうとも、 何度目の問いでも、きっと同じように答えたことだろう。 「ああ、そのようだね。変わっていないようで安心したよ。 ……色んな子供達に『声をかけている』ようだけど、 それについても変わっていないと認識しても?」 小耳に挟んだ程度のことだし事情もあるのだろうと思うが、 しょせんは噂。真意を探るように話題を投げかける。 (164) 2021/05/27(Thu) 18:41:14 |
| ルヘナは、三人の様子を静かに見守っている。行動を決めかねている、ともいうが。 (a133) 2021/05/27(Thu) 19:30:02 |
| >>167「なるほど、確かにそういう役割を進んで行うのなら道理、か。 正しいかはさておき、集団を纏め上げる人材は必要になる。 ありがとう、勉強になったよ」 学びを得たのだろう、ふむふむと頷いて。 あなたから投げかけられた問いに再度口を開く。 「ああ、そこは正直どういう答えでも興味はなかったんだ。 ブラキウム。俺にはお前の考えが読めない。 静観しているようにも見えるし、 事を荒立てないようにしているようにも見えている。 どういう思考をしているのか教えてくれないか」 (172) 2021/05/27(Thu) 19:36:09 |
| >>170 >>173 メレフ、シェルタン、サルガス 「お前はもう少し冷静さを取り戻すといいよ、メレフ。 ……感情に踊らされていてどうにかできる相手じゃあるまい」 誰が、とははっきりとは言わないが。 それが"敵"であることは誰にも伺えるだろう。 メレフとサルガスのそばに向かって歩いて行ってから膝を折り、 軽くサルガスの様子を見定めてから彼に手を差し出す。 「立てるか?怪我等の不調は?」 (174) 2021/05/27(Thu) 19:43:16 |
| >>175 >>176 >>177 深夜の森 「……なるほど、それは一理あるな。俺の認識違いだった。 責めるようなことを言って悪かった、勉強になったよ。 俺も含めて、全員落ち着いた方がいいらしい」 メレフに対して軽く頭を下げ、謝罪の意思表明をする。 それから立ち上がれない様子のサルガスに視線を戻し、 安心させるように微笑んでから完全にその場に座った。 「サルガスも今度からは誰かしらと一緒に行動しようか。 シェルタンやメレフ、それに 一応は 俺もいる。 今みたいな認識違いを避けるためにもな。頼む」 (178) 2021/05/27(Thu) 20:08:00 |
| >>180 ブラキウム 「知ってどうするか?知ったことをもとに思考を広げるだけだ。 他人の考え全てを理解できないのは当然のことだろう?」 何を当たり前のことを言っているんだ?という顔をして。 「でもそれは理解を放棄し押し付けることの肯定にはならない。 視点の違いによって思考や感情が不明瞭になるのなら、 その視点を知ってしまえばいいだけのこと。 それと……好奇心に対しては、さ。 俺に興味を持たれるような振る舞いをするお前が悪いと思うよ」 (181) 2021/05/27(Thu) 20:26:13 |
| (a137) 2021/05/27(Thu) 20:30:09 |
| >>179 >>182 >>183 深夜の森 「……年下の立場から色々言うのは本当に気が進まないんだが、 二人とも声を落とせ。声を聞いて誰かが見に来るかもしれない。 それに、……こんな小さい子に気を遣わせてどうする」 空いているほうの手をサルガスの背に回し、とん、とん、と 優しくゆっくり背を叩く。 自分が言ったところで収まる二人だとも、思えていない。 「この調子じゃ見回りもできたもんじゃない、か。 サルガス、立てないなら背負ってもいいか?今日は帰ろう」 (185) 2021/05/27(Thu) 20:49:45 |
| >>184 ブラキウム 「メリットか。そうだな…… 集団を纏めることができる者の思考は下には理解されにくい。 何か一つをなそうとした時に行動の意図が分かるかどうかで 下の人間がその意図通りに動けるかどうかが変わる」 何かをするにしても、何もしないにしても。 「……お前にとって、『使える人間』の準備は時間の浪費か? だとしたら話は恐らく平行線だろうし、 俺はこの話が終わった後で勝手にお前について調査するだけだ」 (190) 2021/05/27(Thu) 21:04:08 |
| >>188 >>192 >>193 深夜の森 「謝られることなんて何もないけど。どういたしまして」 己を見上げるサルガスの瞳に滲んだそれを確認したルヘナは、 ただひとつ微笑んで懐からハンカチを取り出した。 サルガスの目尻をハンカチ越しに撫でながら、 メレフには了承を示すためにひとつ頷く。 サルガスに伝えたいことは全てシェルタンが言ってくれたから。 自分はただ、背負うのを少しだけ待って、 穏やかに彼らの様子を見つめるのみだ。 (194) 2021/05/27(Thu) 21:20:22 |
| ルヘナは、とうの昔にツッコミを放棄している。>>ピクニック組 (a148) 2021/05/27(Thu) 21:34:57 |
| >>199 深夜の森 「……今は帰ってしっかり寝るといいよ。 しっかり寝て休んで、また明日になったら考えよう。 サルガスはひとりじゃないんだから」 思った以上に小さく軽いサルガスを、今度こそ背に抱える。 ……ひとりじゃない、はずだ。 メレフも、シェルタンも、俺も。 それ以外にもサルガスを大切に思う人はいるのだから。 「このまま眠ってもいいからな。ちゃんと送り届けると誓おう」 (205) 2021/05/27(Thu) 22:05:29 |
| >>202 ブラキウム 「遊び回っている、どす黒い感情に振り回される…… そういったものとは縁遠いという自負はある。 ブラキウム、知識は力で先人の積み重ねた『正解』だよ」 図書室に住まうと言っても過言ではない己の武器は、 あそこに存在する『過去の結晶』に他ならない。 「それに言っただろ、ブラキウムに興味があるって。 お前視点への理解を深めることが俺が求めるモノなんだ、 それをお前以外の誰に求めようがある?」 戻された視線に満足げに笑った。 (209) 2021/05/27(Thu) 22:17:15 |
| >>211 ブラキウム 「満足いかないところはお前が『聞かせて』いけばいい。 それをもとにまた俺はお前の視点を学んでいくだけだよ」 と、答えたまではよかったが。 続いて投げかけられた言葉には若草色の瞳を丸くして。 「……あー、と。好きかどうかでいうなら好きなんだと思う。 興味を持ち、もっと知りたいと思うことが、 他と一線を画す位置に置くことが『好き』ということなら」 自分が『大切』だと思っている人達がいて。 自分が『気に入っている』人達がいて。 自分が『興味を持った』人達がいる。 「そうだな。俺はブラキウムが好きだと思う」 (214) 2021/05/27(Thu) 23:01:51 |
| (a168) 2021/05/27(Thu) 23:20:26 |
| (a169) 2021/05/27(Thu) 23:20:40 |
| >>221 あなたの心情などつゆ知らず、ルヘナは満足げに頷いた。 理解に乏しかった概念のひとつを理解できたことが よっぽど嬉しかったのだろう。 「そうだな、それじゃあ……俺の部屋でもいいか? お茶菓子の類を出せはしないが、椅子程度ならある。 それとも……」 促されるまま歩き出しその間にもいくつかの候補を挙げていく。 この狭い空間の中だ、人気のない場所など限られているだろう。 向かう先はブラキウムに委ねられる。 (222) 2021/05/28(Fri) 1:03:04 |
| (a199) 2021/05/28(Fri) 19:28:19 |
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