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人狼物語 三日月国


164 夏の想いのひとかけら【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 専門学生 結城 しろは


お疲れさまでした。

[万里に挨拶し、職場を後にした。

民泊に一旦戻り、ざっとシャワーを浴びて
白いオフショルダーのブラウスと
紺色のフレアスカートに着替える。

日焼け止め対策をし、お化粧を直して
ショルダーバッグに荷物を詰め直し。]

―――……

[スケッチブックをぱらぱらと捲った。
何だかんだ、ここに来てから結構な枚数を描いていた。
青い海、離れた小島、行きかう人や鳥。

自分では大したことのない落書きだと思っていたけれど、
こうして改めて眺めると愛着じみたものも感じる。]
(2) 2022/07/31(Sun) 10:17:34

【人】 専門学生 結城 しろは

[……自分の目から見た世界を、綺麗だと言ってくれた。
万人に認められずとも自分にとっては価値があるのだと。
嬉しかった。

ここには素敵なものがたくさんあると、
夏を満喫したいのだと語ったあなたの世界は
まるでこの海みたいにきらきら輝いていて。

一緒に居ると胸がどきどきした。
いつからかあなたをもっと知りたいと思うようになっていたの。]
(4) 2022/07/31(Sun) 10:26:05

【人】 専門学生 結城 しろは

[白紙のページまで一通り捲った後、
スケッチブックをバッグに入れて部屋を出た。

……さて、どうしようかな。
今の所急用が入ったというような連絡は来ないけれど。
スマホのアプリを開き、オスカー宛にメッセージを。]

『ひとなつ荘の裏手で待ってます』

[とだけ送って。
夕陽に照らされる海を眺めながら、
彼が現れるまでのんびり待っていた。**]
(6) 2022/07/31(Sun) 10:34:41

【人】 専門学生 結城 しろは

[オスカーがいつも終業後も皆より遅くまで残って
火の元を確認していることは知っていたので>>20
連絡が遅くなったことを特に不思議には思わなかった。

湯上りを告げるメッセージに
「OK」と林檎のゆるキャラスタンプを送り
「ゆっくりで大丈夫」と追加で。

昼は昼で賑やかな喧噪がまぶしいけれど
日が沈み夜に代わっていくこの時間帯は
どことなくミステリアスに思えて好きだった。

日陰で何をするでもなくぼーっと佇んでいると
バイトのグループチャットにメッセージが入る。>>21
蛇ヶ原が打ち上げについて提案しているらしい。]

寿司パ……

[思えば今まであまりそういうのにも縁がなかった。
なんかいいな、そういうの。とくすり微笑んで。
「行けそうなら参加したいです」と送った。]
(56) 2022/07/31(Sun) 15:41:54

【人】 専門学生 結城 しろは

[そうして道行く人を眺めていると
どこからか聞きなれた声がかかる。>>45]

はい、お待ちました。…なんて。

[なんて、冗談交じりに言いつつ
彼の方を向いて微笑んだ。

ラフな柄シャツに
ハーフパンツという恰好は涼し気で、
いかにも夏を満喫する彼らしい格好だ。]
(57) 2022/07/31(Sun) 15:43:16

【人】 専門学生 結城 しろは


ありがとう。いつも付き合ってくれて。

[用があるなら言う、と言っていたし
彼自身も自分の絵を見たいと思っているから
来てくれているのだろうことは分かっている。

でも、色んな夏のイベントに心躍らせているであろう彼を
こんなことに付き合わせていていいのかな、なんて。
……ちらり思うだけで、口に出さないあたしはきっと狡い女だ。
]

少し海辺を歩いて、灯台のあたりまでいかない?
今日は夕暮れの海を描こうかなと思って。

[そう促し、了承が得られれば歩き出そうとするけど。**]
(60) 2022/07/31(Sun) 15:53:54

【人】 専門学生 結城 しろは

[こちらの姿を見たオスカーがぽかんと口を開けて固まった。
まじまじと視線を感じ、じわりと頬に熱が昇る。>>74]

え、あ、う、うん。
たまには……こういうのもいいかなって。
……その、変だったりしない、…?

[確かにブラウスは肩を出しているし、
フレアスカートは膝丈より少し短めだ。

オフの時は大体シンプルなワンピースとか、
カジュアルなシャツあたりを着ているので
いつもよりちょっと大胆に見えるかもしれない。
ちらり、上目で反応を伺いつつ。]

うん。こちらこそどういたしまして。
そう言ってくれるなら良かった。

迷惑になってたりしないかなって
ちょっと心配だったから……

[一礼をするオスカーにはにかんで。]
(88) 2022/07/31(Sun) 21:28:51

【人】 専門学生 結城 しろは


うん、そうね。
モチーフとしては王道だし、人気があるわよね。

海と空に広がる色が華やかで、
ちょっと物寂しくて、圧倒される気がするもの。
水平線に沈む夕日って。

ふふ。そう言われると
何だかちょっと緊張するけど。

……えっ、あ、う、うん。ありがとう。

[荷物を持とうかと申し出るオスカーに
咄嗟に戸惑いを覚えたものの
流れでそのまま差し出してしまい。

礼を言い、浜辺を並んで歩き出す。]
(89) 2022/07/31(Sun) 21:29:50

【人】 専門学生 結城 しろは


……なんだか、今日のオスカーさん
本当に王子様みたい。


[格好こそ夏の若者って感じだけれど。
恭しい礼と言い、エスコートの仕方と言い。
いつもよりもそんな風に感じるのは
黄昏の空気がそうさせるのだろうか。]
(90) 2022/07/31(Sun) 21:30:29

【人】 専門学生 結城 しろは

[その途中、洞窟の話を聞けば。]

そう……なの?知らなかった。

[灯台へも歩くと結構距離があるし
その先へは行ったことがなかった。
夜遅くなるかもしれないし、
何となく危なそうなイメージもあるし
いつものしろはならそうなんだ、で
終わってしまっていたかもしれないけど。]

……ちょっと行ってみたい…かも。

[そう零したのは、
絵以外のことにも意識を向けてみようと
辺世と話した矢先だったからかもしれない。**]
(91) 2022/07/31(Sun) 21:32:23

【人】 専門学生 結城 しろは


……うん、そう、なんだけどね。


[迷惑、だったらわざわざ来ないだろう。>>96
それもわかっている。
ずるい言い方をしているなと思いながら
少しだけ自嘲した。

いつも通り。
いつも通りとはなんだろうか。
奇しくも彼と同じことを思いながら。

のんびり浜辺を歩きつつ
ふいに王子のようだと形容すれば
心なしか、オスカーの表情が翳ったように感じられた。>>97
あまり言われても嬉しくない言葉だったろうか。]
(101) 2022/07/31(Sun) 23:13:36

【人】 専門学生 結城 しろは


………、変な表現してたらごめんね。
かっこいいなって思っただけで
深い意味はないの。

……でも、そうよね。
オスカーさんにとっては当たり前のことなんだよね。


[それこそお国柄、自然としみついた所作。
女性になら誰にでもやることであって、
相手が自分だからじゃない。
それこそ深い意味があるわけじゃない。

もし今に隣にいるのが自分でなくても
きっと彼は同じようにしたのだろう。
もしかしたら本当は、
自分なんかよりももっと
相応しい子が居るのかもしれない。


…ネガティブな考えが浮かびそうになって
慌てて首を横に振った。
少し眉を下げて笑みを作る。]
(102) 2022/07/31(Sun) 23:14:23

【人】 専門学生 結城 しろは


……軽自動車乗りの王子様でもね。
あたしはオスカーさんにエスコートされて嬉しいよ。

王子様みたいだから、じゃなくて。
「あなたが」エスコートしてくれるのが嬉しい。
一緒にこうして歩けるだけでも。

[ぽつぽつと零すそんな言葉が
彼にどこまで伝わったかは、分からないけれど。]
(103) 2022/07/31(Sun) 23:16:05

【人】 専門学生 結城 しろは

[そうこうしているうちに灯台近くまでたどり着く。
洞窟に興味があると零せば入り口まで寄ってみようと促され>>99]

あ、……いいの?
うん、じゃあ、せっかくだしちょっとだけ……。

[条件には頷いて、洞窟の方まで歩を進めようと。
暗がりに行くのは危ないのもあるし、
彼はあくまで「絵を見に来た」わけだ。
関係ないことに付き合わせてしまうのが
悪いなという気持ちも少しあり。]

ん……結構暗いのね。

[慎重に、慎重に。転ばないよう足元に気を付けて
彼の後ろに続いて少しずつ階段を下りていく。]
(105) 2022/07/31(Sun) 23:20:27

【人】 専門学生 結城 しろは



……っ、

[やっぱり足元は少し見えづらい。
反射的に身を寄せて、きゅ、と彼のシャツの裾を握った。**]
(107) 2022/07/31(Sun) 23:21:50

【人】 専門学生 結城 しろは


うん……

[首を振るオスカーに頷く。
彼は何も悪くない。
彼の一挙一動に、
特別な意味などない言動に

あたしが勝手に振り回されているだけ。
勝手に期待して、勝手に気を落としているだけ。
]

それは………

[如何程の縁を築いているかによる。>>111
それはどういう意図だろう。

彼の台詞からは、
自分が"どの程度"のエスコートをされているのかは
掴めなかったけれど。>>112]

…………、なっ、 ぅ、

[続いた言葉>>112には動揺してしまう。
頬をさらに染め、(彼曰く林檎のようにして)あわあわしていたとか。]
(132) 2022/08/01(Mon) 9:19:50

【人】 専門学生 結城 しろは

[薄く出かけた月の光も暗がりは
オスカーから声をかけられて、
つい裾を掴んでしまったことに気づいた。
ごめん、と口にしかけたものの。]

……あ、……っ、

[不意に肩を引き寄せられて
ドクリと心臓が跳ねた。
おそるおそる、気持ち彼の方に体を預けて
歩きづらくならない程度にそっと寄り添う。

ひんやりとした洞窟の中で
肌に触れる彼の手だけが温かい。
距離が近くて―――心の声まで聞こえてしまいそうだと、そんな錯覚をしながら。>>113]
(133) 2022/08/01(Mon) 9:22:33

【人】 専門学生 結城 しろは


………うん。ありがとう。
嫌なわけ、ないわ。

[伝わる体温も、気遣う声も心地よくて。
ぽう、と胸の内に明かりが灯るよう。
縋るようにしながらゆっくりと階段を下りていく。]


…あのね。
あたしずっと絵ばっかり描いてきたの。
でも、思うようにはいかなくって。
才能無いって薄々感じながら、惰性でやってた。

[歩きながらふいに、ぽつりと口を開いた。
それは、「何か心境の変化があったのか」
という問いへの答え。]
(134) 2022/08/01(Mon) 9:24:59

【人】 専門学生 結城 しろは

でもね、ここに来て、色々人と話してて思ったんだ。
身の回りには本当は絵以外にもたくさん素敵なことがある。

あたしはもっとそういうのを見るべきなんじゃないかなって。
別に絵のこと、やめるとか諦めるとかじゃなくって。

知らないこと、新しいこと。
……怖くてももっと知りたいなって、思ったの。


[洞窟の、暗い穴の手前。
そこまでたどり着いて一旦歩を止めた。]
(135) 2022/08/01(Mon) 9:26:37

【人】 専門学生 結城 しろは

……あなたは、

いつも全力で好きなものを楽しんでて、
素敵なものをたくさん見つけられて、きらきらしてる。

そんなあなたの傍にいると力を貰える気がして。

今だけじゃない。
ずっと、あたしの光みたい。

[少しだけ手が震えてしまって、
服を握る力を強めた。
赤い顔のまま微笑みを浮かべ、
まっすぐオスカーの方を見上げる。]
(136) 2022/08/01(Mon) 9:28:40

【人】 専門学生 結城 しろは



あたしね。
……もっと、オスカーさんのことを知りたい。
もっと、あなたの心に、あなたの世界に触れてみたい。


[自分のことを、綺麗な心を持っていると言ってくれた。
でも、誰かのことをそんな風に感じられる
あなたの方が素敵なのだ。
この人の世界を、もっと知りたいと思う。だって。]


………あなたは確かに、
あたしにとって、特別な人なのよ。**


 
(137) 2022/08/01(Mon) 9:35:32
専門学生 結城 しろはは、メモを貼った。
(a37) 2022/08/01(Mon) 16:15:07

【人】 専門学生 結城 しろは

[オスカーの反応は、少し意外だった。>>186
上手く言えないけれどどこか……そう、
嘆いているような、落胆しているような。

肩を抱いていた手が、ゆるりと背を撫でて腰に降りる。
どこかでスマホの鳴る音がしたけれど、それは遠く。
ただ彼の青い目を見つめていた。]

………うん。ありがとう。
そう思ってもらえていたこと、嬉しい。

[彼にとっても特別な人だと言って貰えることは素直に嬉しい。
胸にあたたかな気持ちが灯るけれど、まだ続きがあるようで。
口を噤み、それを聞く。]
(196) 2022/08/01(Mon) 23:20:37

【人】 専門学生 結城 しろは


…………。

[その口から続いた言葉は少々意外で
すぐに全て理解はできなかったかもしれない。

でも。
もがきながら絵を描く結城しろはが好ましい。
望み通り光のようにふるまって
優しくしてあげることもできるけれど
その結果腑抜けて飛ぶのをやめてしまったら、
彼の惹かれた結城しろはではなくなってしまう。
そういうこと、なのだろうか。

………ああ。そう、だったのか。

はじめて聞いた。そんな彼の内心を。
"そんなに大層な人間ではない"
"どうしようもなく身勝手"だと語る
その本音は確かに業深いと言えるのかもしれない。>>190

けれど、嫌な思いにはならなかった。
むしろ――――  
ああ、初めて名前を呼んでくれたな。
>>191]
(197) 2022/08/01(Mon) 23:22:03

【人】 専門学生 結城 しろは



 ……ふふ。


[くすりと笑みが零れた。

どうするかって?
考えるまでもなく、酷くあっさりと答えは出た。
自分自身でも驚くくらいに。]
(198) 2022/08/01(Mon) 23:22:31

【人】 専門学生 結城 しろは


――じゃあ、攫って。


[彼の顔を見て言い切る。]


…オスカーさんは、
悩んだり、苦しんだりしながらも
ひたむきに絵を描いている
結城しろはが好きなのよね?

それならあたし、迷わない。


[光の王子様どころか、影の王子様ですらない。
そんな彼に惹かれてしまった。
けれど、――今、おかしいくらい全身が沸き立っていて。
まるで生まれ変わったみたいだ。
これが今までの自分に足りなかったもの。
そんな感覚すらある。]
(199) 2022/08/01(Mon) 23:27:44

【人】 専門学生 結城 しろは


優しく可愛がって、どろどろに溶かして、
溺れさせて、あなたのものにしてほしい。

激しい熱情に身を焦がす芸術家は、
きっと素敵な絵を描く…そう思わない?

[ねえ、今の今まであたしも知らなかったの。
自分がこんな人間だったってこと。
芸術家を目指すような人間なんて、
本質はみんな情熱的で夢見がちなのね。

またメッセージが鳴って、
彼がちらり、スマホの画面を確認する。>>192

あたしには誰からのメッセージかも
その内容も知りようがない。
でも。

彼の頬を両手で挟んで、
そっとこちらに向けさせる。]
(200) 2022/08/01(Mon) 23:30:09

【人】 専門学生 結城 しろは




  だから、あたしだけ見て。**


(201) 2022/08/01(Mon) 23:30:59
専門学生 結城 しろはは、メモを貼った。
(a48) 2022/08/01(Mon) 23:47:33

【人】 専門学生 結城 しろは

[―――確かに、はじめは。

彼の言う通り、上手くいかないことに疲れていて。
ただ安らぎと安寧を求めたのかもしれない。>>187
この感情は自分にない物を求める憧憬。>>188
そうなのかも…そうだったのかもしれない。最初は。

けれど、彼が。
いつかどこか遠い国に帰ってしまう彼が。>>191
ただ優しいだけのひとではないと語られて。
これ以上踏み込むことは、
不幸を伴うかもしれないと諭されて。

それでも、と思った。

結城しろはの望みは変わらない。
あなたの心を、世界をもっと知りたい。>>137
ただ絵を通して繋がっていただけの関係から
今はじめて、少し深い部分に入り込めたような気がする彼に。もっと。


あなたに触れたい。
]
(241) 2022/08/02(Tue) 16:31:57

【人】 専門学生 結城 しろは

[頬をてのひらで閉じ込めて。
言葉に気持ちを乗せれば彼がふいに笑った。>>215]

……正妻、ムーブ……?

[何かを納得したような声と言葉。
その意味をちゃんと理解する前に、
く、と顎が指先に掬い取られる。

触れる指の感触に
まるで暗示にかかったように逆らえなくて、
ただ心臓の音がうるさかった。]
(242) 2022/08/02(Tue) 16:32:17

【人】 専門学生 結城 しろは

[宣誓めいた宣言。

それは酷く甘美で、それでいて情熱的で、
どうしようもなく全身が熱い。]


―――― はい。


[うっとりと目を細め、彼だけを見つめて微笑んだ。*]
(243) 2022/08/02(Tue) 16:32:58