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【人】 北神 翡翠[>>12続き。 君に人を呼びに行かせて、俺が彼らの後を追う作戦は、君に却下されてしまった。 俺を一人で行かせたくないのだという。 本当は俺を行かせたくない、かもな。 だからといって、俺が人を呼びにいって君を見守りに行かせる、という案は端から存在しない。 俺が絶対に許さない ]……わかった。 それじゃあ、一緒に行こう。 [なぁに、引き際はちゃんと心得ているさ。 君が同行するなら、危ない目に合わせるわけにはいかない。 その場合、彼らが犠牲になったとしても、だ。 既に姿が見えなくなってしまった彼らの後を追って、岸壁の方へと向かう。 その中にある岩窟の辺りが、おそらく目的地だろう] (13) 2023/04/28(Fri) 22:48:55 |
【人】 北神 翡翠[濃くなる魔の気配に注意を払い、滑る岩場に足を取られないようにしながら、ようやく目的地に辿り着く。 岩場に身を隠しつつ、そっと頭だけを出して向こうにある岩窟の方を見れば、先程会った二人が激しく抱き合い、濃厚なキスを交わしている様子が伺えて、] (14) 2023/04/28(Fri) 22:49:53 |
【人】 北神 翡翠[かぁっと頬が熱くなる。いやいや、他人の濡れ場を覗いている場合か。頭を軽く振って、隣に居る君を見れば、君の視線も向こうに注がれて、同じく顔を真っ赤にしている。 彼らを助けに来たはずなのに、こんな場面を見せつけられて、やっぱりこのまま放置して戻ろうか、なんて気も起きてくる。 …───いやいや、そうはいくまい。こんなに色濃く魔が漂う空間に置き去りにする事はできない] おっと、 [いつまでも覗いている場合じゃなかった。 劣情に身を焦がす彼らの周りに、 人の情欲を好む魔が集まってくる。 行為がエスカレートすれば魔の動きは活発になって、やがて彼らに憑りつくだろう] (15) 2023/04/28(Fri) 22:52:23 |
【人】 北神 翡翠[空間に満ちる魔自体は大した威力はなさそうだが、 何せ数が多い。 入江や岩窟が入り食った地形など、気流が溜まりやすい場に魔も同様に集まるもの] ……いい?海瑠 二人を守るのが最優先だけど、周囲だけ先に調伏すると、 他のも刺激されて活発化しかねない。 あと、彼らに憑くと俺たちの力の影響も受けるから、 迅速に対応する必要がある。 [邪念は一度脇に避けて本気モードに入る。 ここで心の隙を作ると、自分たちも魔に憑かれかねない。 この場で考えた作戦を、君に共有する] つまり、俺が外側に大きな結界を張り、 付近の魔をすべて内側に閉じ込めた後で、一斉に調伏する。 [いつも行っている、土地浄化術の強化版だ。 退魔の後で穢れた土地を清める術を、存在が弱い魔ごと巻き込んで一気に浄化する] (16) 2023/04/28(Fri) 22:54:42 |
【人】 北神 翡翠大がかりな術になるから、君には俺のガードを行ってほしい。 でも、君の身に危険が及びそうになったら、 自分を最優先して。 …───それだけは、約束して欲しい。 [俺を守ろうとして君が怪我を負うなど、 あってはならない事だから。 君の同意が得られたなら、早速取り掛かろう。 彼らが本格的におっぱじめる前に。] (17) 2023/04/28(Fri) 22:55:42 |
【人】 北神 翡翠───オンベイシラマンダヤソワカ [彼らから直接見えない場所に立って、印を結んで真言を唱える。 真言を繰り返して気を集中すると、遠くで岩に打ち付けられる波しぶきが形状を変え、結界という名の壁に変換される。 壁が周囲を取り囲むと、遠くの景色が、厚い透明なガラスに隔たれたように、ぼやけ始める。空に向かって伸びた壁は途中で曲がり、ドームのような天井を築いて周囲を完全に囲む] (18) 2023/04/28(Fri) 22:57:44 |
【人】 北神 翡翠───光 [目を閉じたまま意識を集中する。水の流れに沿うように両手を滑らかに大きく動かし、別の印を結ぶと、岩場に囲まれた海面が一斉に 翠玉色 に輝き始める]───霧 [光輝く海面が一部蒸発し、 結界ドームの内部は温かな霧に満たされる。 霧は濃度を増し、万物をすべて取り込み景色を塗りつぶしていく] ───浄化 [やがて、ドームの天井が溶かされたように開くと、中に満たされた霧と一緒に壁そのものが一斉に掻き消えた。結界の中に閉じ込められた、魔をすべて巻き込んで] (19) 2023/04/28(Fri) 23:03:54 |
【人】 北神 翡翠……ふぅ… [周囲から魔の気配が消滅したのを察すると、 両目を開いて印を解く。 岩場の間にある海面は色を取り戻し、穏やかな波音を立てていた] …───海瑠? [ようやく現実に意識が戻ってきて、君の名を呼ぶ。 術中はまったく感知できなかったが、君は無事だろうか。*] (20) 2023/04/28(Fri) 23:04:44 |
【人】 北神 翡翠──岩窟にて── 町岡さん、お疲れさまです ……はい、お察しの通り、……解決しました いや、だって、人が入っちゃったし、 見過ごすわけにはいかないでしょ それに、直接交渉して、近づけないようにもしたし、 努力は認めてほしいな えっ、まぁ、……ダメだったけどね、 ……あぁ、うん… 海瑠が、怪我した すぐに甘露したけど ……うん、…うん、…今はまだ、休んでもらってる… たぶん、大丈夫かな 俺? うん、…はは、 まだ大丈夫じゃない…、 こっちは、もう少し時間かかるかも… …あ、彼女、来月の合宿に参加するんで、 その時に型とか、見てあげてくれる? ……それで、この案件さ、 未解決のまま、残しておくわけにいかないの? 今日じゃなくて、依頼が来た後で解決したことにすれば… ああ、調査まだだったのか… [不正を行わせないための、 調査と実施の機関を分ける規程がここで効く] (21) 2023/04/29(Sat) 10:57:21 |
【人】 北神 翡翠ううぅ、だからゴメンってば… 報告書は帰ったら出すよ はい、…はい、…じゃ、そういうことで はい、お疲れさまでした [同僚との通話を切ると、 地面に座って岩肌に凭れている君を振り返る。 君が魔から受けたダメージは既に治癒済だが、 この場でしばらくの間、休んでもらっていた。 ちなみに、ここに居たバカップルだが、 俺が浄化の術を終える前に退散したらしい。 (術の間は半覚醒状態なので、周囲で起きていた詳細は、後から君が教えてくれた) 彼らには術が巻き起こす事象は見えないが、一度に大量の魔を調伏したので、何らかの気配は察したという事か。だったら、最初から来るなっつの…、おかげで俺は、] 電話? …ふふ、怒られたよ タダ働きするな、って……ハァ [溜息を吐いてスマホをバッグにしまうと、君の前にしゃがんで膝を抱える] (22) 2023/04/29(Sat) 10:59:20 |
【人】 北神 翡翠[右手を伸ばして、君の手元にあるペットボトルを取ると、残量を確かめてからキャップを外して手元に返す] ゆっくりでいいから、…中身の水、全部飲んでね ……ああ、タダ働きってね、 正式な依頼を通す前に解決しちゃうと、 どこからも入ってこないからさ… [右手の親指と人差し指で輪を作って見せ、] でもさ、…あいつら来ちゃったし、 仕方なかったよね… [円マークを崩して膝頭に伏せると、その上に額を重ねる] …う〜ん? 俺の身は心配されてなかったよ。 だって海だし… それより、君が怪我したことの方が重大 [伏せていた顔を起こし、君のことを正面から見つめる。 顔色は戻ったかな。そろそろ、陽が西へ傾きかけている頃合いか] 学園には俺から報告しておくよ。 でも、先生に何か聞かれたら、今回のこと答えてね、……。 [君に手元の水をもう一度勧める。 どうしようか。 君に言いたい本当のことは、これじゃない。 でも、何て伝えればいいんだろう] (23) 2023/04/29(Sat) 11:01:15 |
【人】 北神 翡翠……、あのさ… [切り出してみたものの、後に続く言葉が続かない。 何度も逡巡した末、膝を崩して君の隣に並んで座った。 岩肌に背を預け、深い溜息を一つ吐いてから、ようやく胸の内を打ち明ける] 俺、…君が怪我をするのが、怖い… もちろん、傷ついたら癒すけど…、甘露は万能じゃないから… [例えば、魔に憑かれた人が君を傷つけたとすれば、 俺には治せない] 君が俺に癒せない傷を負ったらと考えると、震えるよ だから、 君にはもっと、強くなってもらわないと あの程度の魔、無傷で倒せるくらいには、なってね、…… [腹の底に沈んだ別の考えは、ついに打ち明けられなかった。*] (24) 2023/04/29(Sat) 11:03:16 |
【人】 北神 翡翠[>>24言った後で、すぐにハッとする。 やっぱり余計な事だったな] …あ、ごめん… 怪我をした事、責めるつもりじゃなかったんだ… 君は頑張って防いでくれたし、 そのおかげで俺も術に集中できたし [相手に入れ込めば入れ込むほど、傷つけられるのが怖くなって、 過剰に心配してしまう。退魔士は殉職もあり得る危険な仕事で、 北神家からも鬼籍に入った数は一人や二人ではない。 学園を卒業して、本格的に退魔士として活動を始めれば、嫌というほど実感する。この生業は、生死と隣り合わせなのだ、と] あの日、君を守るって言ったのにな 傷ついても癒してあげるって、約束したのにね [君と想いを交わしたあの日をやり取りは、忘れたわけではない。 だから、この迷いはきっと…───俺の、心の弱さなんだ] (25) 2023/04/29(Sat) 20:12:01 |
【人】 北神 翡翠[隣に座る君の手を取ると、少しひんやりとしていた。 しばらくの間じっと握っていると、お互いの体温が重なりあって、触れた部分から、ぽかぽかと温まってくる] ……水、全部飲んだ? じゃあ、そろそろ帰ろうか。立てる、…かな? [手を繋いだまま先に立ち上がり、続けて君の手を引いて促す] 宿まで結構遠いけど…歩ける? 無理そうだったらおんぶ…いや、抱っこしてあげるけど。 ……昨日みたいに、 [冗談めかして笑うと、調子が戻ってきた気がする。 宿に戻ったら、また美味いごちそうがたくさん出されるだろうな。夕膳の内容を想像すると、腹の虫が元気よく鳴ってしまった] (26) 2023/04/29(Sat) 20:13:48 |
【人】 瀬戸 海瑠[彼が行きたいと言うのなら勿論ついて行く。 まあこの時点でそこで行為をする気はないんだけど、 うん、行きましょうね、ってにこにこしながら お昼ご飯を食べて>>4…… 水着の上からレースのカーディガンを羽織り、 帽子を被って、磯の方へ足を進める。 持ち物は貴重品その他を入れたビニールのバッグのみ。 他にこっちへ向かう人は居ないのかなと 何となく後ろを確認しながら歩いていたら、 立ち止まった彼に制止される。>>5] なんですか? [といつもの調子で尋ねたら、敏感なセンサーを働かせた彼が告げた"魔の存在"にはっと息を呑む。 こんなところに?と思うより早くスマホを取り出す彼を見守ると、なんか途中に余計なものを挟みながらどこかに電話している。>>6 コウキクンとはお会いした事があったっけか、 どなただったか…… 記憶を辿っている内に通話が終わったみたいで、 さっきの真剣な表情とは一変した笑顔がこちらに向けられた] (30) 2023/04/30(Sun) 6:12:29 |
【人】 瀬戸 海瑠はい…… [言われるまま、日陰に位置するベンチへと移動する。>>7 電話口での彼の言葉や今の話で、大体の事は理解できる。 それで、自分達で退治する事になるんだろうかと、 ちょっと緊張している事をひた隠しにしながら、 コンビニへ入り、そしてアイスを分けた。 アイスを半分こできて嬉しかったから、 不安を押し殺してにっこりと笑ってアイスを食べたら、 ちょっとだけ強張った気持ちが溶けた気がする。 着信音にぴくりと肩を震わせた後、 「引き返す」と彼が言うから、どうしたんだろうと思っていたら、電話口がこっちに渡された。 頭の上に疑問符を浮かべながらスマホを受け取って、 言われた言葉に、「はい」と簡潔に頷いた。 そんなに危ないものなのかと心配になったけれど、 通話を終えた後、彼から情報>>9を聞けただろうか。 なるほど、と頷いて、 じゃあ向かう理由もないから引き返そうとしたところで、 向かう理由ができてしまった。>>10] (31) 2023/04/30(Sun) 6:12:53 |
【人】 瀬戸 海瑠[彼を現場に向かわせない様にと電話口で言われたけれど、 止めに行くのは問題ないだろうと彼と同じ意見で、 昨日一緒にビーチボールで遊んだカップルの方へ向かった。 彼の必死の説得>>11も空しく岸壁へ向かってしまう二人に 「待ってください」と自分も声を掛けたけれど、 彼らを止める力はこれっぽっちもなかった様だ] ……そうですね…… [彼らを放っておこうという選択肢は、既に頭にない。 でも彼が二人を追って自分が人を呼んで来るという選択肢>>12も、受け入れ難いと思わせる。 役割を入れ替える提案はきっと 彼は呑んでくれないと思ったのもあるし、 彼を一人で行かせたくないと思ったのもあったから、] いえ、一緒に行きます。 [そう言って頑なに意見を通そうとしたら彼も頷いてくれて>>13、いざという時は魔と対峙する覚悟を決めた。 バッグから取り出したペンを右手に握り込んでおく] (32) 2023/04/30(Sun) 6:13:08 |
【人】 瀬戸 海瑠すごい…… [術が始まれば、周囲の空気どころか、 森羅万象がかたちや色、性質を変えてこの場を自分達の領域にしてしまう。>>18>>19 その光景をただぼうっと見ている訳にはいかない。 術者を始末しなければ自分達が消えてしまうと理解した魔物たちが、彼めがけて集まる姿が見えたから、右手のペンを構えて、それを阻止する為に捕縛の力を顕現させた] (数、多い……!) [これだけの数を相手にした事はない。 そもそも一人で捕縛した事だって、 片手で十分数えられる回数しかない。 視界がこれだけ霧がかっているのも初めてだけど、気配はわかるし、彼に向っていく悪しき者を見定める事はできる。 鞭の様にしなる光で一匹、二匹、と地面に縫い留めていくが、段々と追い付かなくなってくる。 それぞれの力は大した事なくても、彼に指一本触れさせない様に立ち回るには、経験が乏し過ぎた] (35) 2023/04/30(Sun) 6:14:59 |
【人】 瀬戸 海瑠[おそらく最後の一匹だった魔を捕まえるのが間に合わなくて、 魔と彼の間に無理矢理割って入った。 彼の術の邪魔になってはいけないからと声を上げるのも我慢してその場に膝を着いたけれど、 その時響いた厳かな声を合図に、自分に障っている魔が散り散りになっていく。 調伏……浄化だ。 地面に伏せさせていた魔も全部一緒に消えて行って、 彼が見事にこの場を鎮めたんだ、とわかって、 傍に立っている彼を見上げた。 彼は怪我もしてなさそう……。 ほっとして力が抜けて、彼の背中側の地面に座り込んでしまう。 名前を呼ばれたら>>20、そのままの格好で返事をする] お疲れ様です、翡翠さん…… [あぁ、彼を悲しませてしまうかな、と思った。 彼は自分が傷付く事をよしとしてなかったから……] (36) 2023/04/30(Sun) 6:15:44 |
【人】 瀬戸 海瑠[心配させない為にさっと立ち上がって 何でもない風を装いたかったけれど、 水着だから、お臍の横あたりにできた赤い痣は隠せないだろうし、割り込んだ衝撃か使い過ぎて負荷がかかったのか、 媒介にしているペンが割れてその破片が巻きスカートの紐部分を掠ったみたいで、スカートが腰から落ちている。 そんな状態で、 誤魔化そうとする方がきっと彼はよく思わないだろうから、 座ったまま声を掛けた] 翡翠さんが無事でよかったです。 ……ごめんなさい、怪我してしまって…… [憑こうとしたのか突き飛ばそうとしたのか、皮膚に影響を与えた痣は人の指みたいなかたちで軽く腫れている。 ちょっと気持ち悪かったけれど、 彼が術を施してくれたのなら、簡単に治るものだっただろう] (37) 2023/04/30(Sun) 6:16:21 |