23:46:06

人狼物語 三日月国


51 【完全RP】ポムペッシュ・フェーリンコロニー【R15】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

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【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  今までは炊飯器に頼っていたので
  何とも言えませんが……
  大きく違うのは、水に漬ける時間なので。
  
  流石矢川先輩です。私の目に狂いは無かった!
  後は私の研ぎ方と、  
  水分量を見誤っていないかですね。


[ どうです?お米の声が聞こえてきました?
  そんな話が始まる前に、
  林間学校へと話題を移せたのは
  矢川先輩にとって僥倖だっただろう。 ]
 
(64) 2020/11/29(Sun) 21:50:29

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ 炊き立ての匂いに、自然と頬を緩ませて。
  ころん、ころん。俵型にまとめたお米を、
  手の上で伸ばした小豆でくるんでいく。

  最初は取り止めのない事を話しつつ
  先輩の話も聞きながら、ふっと感じた違和に。
  ついうっかり、自分のそれを混ぜ込めば。

  ほら、できました!
  満面な笑みで完成したおはぎを差し出したけど。
  その頃には、もう互いに手遅れだった。 ]
 
(65) 2020/11/29(Sun) 21:51:35

【人】 引率してます 柊 真理絵

−学校に戻ってきた臨時講師

つ か れ た !
どういうことにぃに!!!!

「あ、おかえり真理絵。よく頑張ったね」

全ては、この学校でポートレートやるためなんだから!!!!
今度の土曜日お邪魔します!!



   学校に帰ってきて、出迎えた音楽教師。
   兄。兄である。
   この目の前の金髪碧眼オールバック。
   高身長高学歴ある種高収入。
   昭和の3高を兼ね備えた最近では珍しい人種。

   彼が、引率に行きたくないからと、
   妹を差し出したというわけである。
   私学だからだろうか、この音楽教師の人徳だろうか。
   差し出された妹は即採用。

   1週間分の給与と、休日で人が少ない日に、
   学園でポートレートを撮れるようにすることを
   対価として、彼女はOKを出した。

                          ]
(66) 2020/11/29(Sun) 21:52:21

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ ほうじ茶を飲みながら、先輩の話に耳を傾けて。
  日下部さんは───>>@16
  向けられた言葉が、
  最後まで語られる事はなかったけれど。
  
何となく、理解できて。 ]



  私は ───
  

[ 口を開き、くしゃりと顔を歪ませた瞬間。
  川を渡る電車が、ごおっと周囲に轟を響かせながら
  頭上を通り過ぎて行く。
  その際、私の声は、
  轟音にかき消されてしまったかもしれない。

  それでも、口の動きだけは、はっきりと。
  先輩に向かって。 ]
 
(67) 2020/11/29(Sun) 21:52:29

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ 先輩と共に、揺れる薪を見る。
  これからどんなに辛い思いが待ち受けていようと。
  私はもうこの気持ちを、炎にくべる事は
  しないだろう。

  この一つ年上の先輩はどうするんだろう。
  ちらと薪に向けていた視線を矢川先輩に移して。 ]


  ねえ、矢川先輩。
  いつか縁側でほうじ茶を啜りながら
  おはぎを食べる時でもきたら。

  よかったら、今日の事を思い出して下さいね。
  ああ、おはぎ好きのおかしな後輩がいたなぁって。
 
 
[ そんな事を言って、くすりと笑う。 ]
 
(68) 2020/11/29(Sun) 21:53:19

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ ─── 私達の恋は、他の人に比べて難しい。
  だから、軽々しくは言えないけれど。

  勿論、その隣には。
  笑いながら、その話に首を縦に振る、
  私の涙を受け止めてくれた
  あの優しい先輩がいる未来を。
  私は心の底から、願ってやまなかった。 ]**
 
(69) 2020/11/29(Sun) 21:53:56

【人】 学生 五反田 健吾

 
 
   泣き言、

[ なんて、人に吐いたのはいつのことか>>53。まだ昔、家族がみんな揃っていた時には、言っていた時もあったように思う。

 子供の頃から、父と母の諍いは絶えなかった。そうして、気がついたら父はいなくなっていて。母と自分は、取り残されて。

 父がいなくなったから、母は病んでしまったのだろう。父に似た顔の自分にきつく当たり、夜は電気も点けずにただ静かに椅子に座っている。そんな毎日を、見捨てることも出来ないまま送ってきた。

 親なのだ。自分の。
 子供の頃、一緒に遊んで笑いあったこともある。
 だから守りたかった。どんなことがあっても。
 守りたいと、確かに、思っていた。]
(70) 2020/11/29(Sun) 21:54:59

【人】 学生 五反田 健吾


[ 怒った顔の彼女に眉根を下げてしまう。そんなことを言われたって、弱音の吐き方なんてわからない。……ずっと、ずっと、昔の話だから。

 どうしたらいいかわからず、無言のまま。自分の相談を聞いた彼女の答えを待っていれば。]


   ─── な に、


[ ふわり、と自分を包むものがあった。柔らかな体がこちらを抱きしめる。
 こんなことは今までになかったから、驚いて、どうすればいいか混乱して。……目の前が歪む、視界が明瞭ではなくなる。
 まるで眼鏡を外した時の片方の目の時のように、ぼやけて。けれど、眼鏡を外してはいないから。]
(71) 2020/11/29(Sun) 21:55:18

【人】 学生 五反田 健吾



   ───っ、 ふ、ぅ、っ


[ 嗚呼、俺は泣いているのだ。
 そう自覚したなら、次々と落ちる雫を止められなくなる。ほろほろと伝う様を感じていれば、終いには嗚咽なんかも込み上げてきて。

 彼女の声が聞こえる>>55。こちらを茶化すような言い方はわざとだろう。返事をしたいけれど、……今は言葉にどうしてもならない。
 
 落ち着くのには少しの時を有することになるかもしれない。けれど、その間彼女は、待っていてくれただろうか。]
(72) 2020/11/29(Sun) 21:55:37

【人】 学生 五反田 健吾

[ 待っていてくれて、やっと涙が引っ込んできた頃に、彼女が問いかけてくれるのなら>>55。]


   今は、大丈夫だ。
   病院や役所の人には相談、してたから。


[ たまにまだ声が上ずりそうになるのを、殊更声を低くすることでやり過ごそうとする。

 その後も心配の声がかかると、まるで心に染み渡るような心地になって、涙がまた出そうになって。
 
 
ああ、俺は、もう我慢しなくていいんだ。


 と、そうやっと腑に落ちた。]
(73) 2020/11/29(Sun) 21:56:20

【人】 学生 五反田 健吾


[ まだ自分の頭を抱えてくれているのなら、甘えるように身体を傾けて彼女に体重を軽く預ける。
 
 終わったこと。始まったこと。これから始まること。全部全部をぐっと噛み締めるように、深く息を吐いた。

 そうしてやっと、とんとん、と彼女の手を叩いて合図をすれば手は離れるだろうか。
 赤く腫れた眦、不格好な顔だけれど、彼女の瞳と自分の色を重ねて。]


   ああ、……ずっと、一緒だ。


[ 未来の保証なんてどこにもなくても。
  心が、ずっと一緒だって保証する。*]
(74) 2020/11/29(Sun) 21:56:50

【見】 文化部 佐藤 しおり

ー 回想:ある日の図書館 ー

[ しおりは五反田の声が聞こえ拾おうとした手を
  慌てて引っ込めた。と、同時に左手に
  抱えていた本を落としてしまった。     ]
 
バサッバサバサッ

は、恥ずかしい…


[ しおりは、彼が本を読んでいるのを
  邪魔をしてしまったことへの罪悪感と
  鈍臭く本を落としてしまった所を
  見られてしまった羞恥心で顔が急激に
  赤くなるのを自覚した。
 
  自覚したからと言って、顔の赤みを
  直す事などできない。           ]

す、すみません…
  
[ しおりは、急いで本を拾おうと屈んだ。   ]*
(@23) 2020/11/29(Sun) 22:17:24

【見】 3-A 矢川 誠壱


[ 嫌な言い方をしたな、と自覚していた。
だから、その低く響いた声に対して
苛立ちは浮かばない。己が悪い。

取り消したのに、続けられたその声は、
まるでおもちゃを取られた子供みたいに、
拗ねたような色をのせていて。
ぎゅ、と心臓が掴まれるような心地が
したのはどうして、だろう。
その意味を深く聞くべきかどうか迷って、
結局、やめた。

それよりももやもやする気持ちの方が
大きくなってしまっていたから。
風に掻き消えて仕舞えばいいと思ったのに
届いてしまった、自分勝手な呟き。]

  
(@24) 2020/11/29(Sun) 22:34:09

【見】 3-A 矢川 誠壱


[ 詰まりながら言い返された事柄に、
ぐ、と腹奥から熱い何かが上がって、
喉が震える。肩を掴んだ手に力がこもる。

そのまま抱き寄せて、すぐそこの
木の幹に雨宮の背中を押しつけて、
閉じ込めてしまおうか、なんて。
「だからなんだよ」
「聞こえてたからって」

「俺と同じ気持ちにはなんないだろ」

そう乱暴に吐き出してしまえたら、なんて。
この感情に名前をつけることもできぬまま。


できるわけなくて、奥歯をぎ、と噛んで、
視線を投げるだけにとどめる。
落とした先にある唇から、逸らして。
深く息を吐いてから、問うた。
すこしだけ、足が速くなる。

食い気味に返ってきた答えに、
いつのまにか噛んでいた唇を解いた。
だがそれも、深いため息の後、
続いたことにもう一度結ばれる。]
 
(@25) 2020/11/29(Sun) 22:34:51

【見】 3-A 矢川 誠壱




    ───なにそれ。


[ 足が止まる。]



   …俺には言えないことなの。


[ 低く唸るような声だった。
眉が強く寄り、半ば睨むようにして
彼の方を見た。掴んだ手の力が
余計に強くなっていく。]

 
(@26) 2020/11/29(Sun) 22:35:14

【見】 3-A 矢川 誠壱




   話してくれたっていいじゃん。
   俺には話せなかった?
   ──女の子と遊ぶ方がいいんだ?
   で?彼女作るわけでもなく、
   不特定多数引っ掛けて捨ててんの?

   ───なにやってんだよ。



[ 苛立ちが募った。
何に対してか、は、なんとなくわかる。]
 
(@27) 2020/11/29(Sun) 22:35:46

【見】 3-A 矢川 誠壱


[ 口にすることもできないまま、
小さく舌打ちをした。]



    それで、満足どころか、
   なんにも思わなくなって?



[ ぐ、と身を乗り出して手のひらを
雨宮の首元に添え、掬い取るように
顎にかけて掴み、上を向かせれば
乱暴に口付ける。
無理やり歯列を破り、舌を滑りこませ、
蹂躙するように、わざと呼吸すら奪うように。]


   っは、っ…


[ 離した唇。眉を寄せる。

ああ、何やってんだ俺。
最低だな、わけわかんねえ。
体調悪い雨宮にこんな。
大事な、友達なのに。
───友達。

あやまらなきゃ、]
(@28) 2020/11/29(Sun) 22:38:50

【見】 3-A 矢川 誠壱



    っこれも、何にも感じないのかよ。


[ ひどく顔が歪んでいる気がした。]*
 
(@29) 2020/11/29(Sun) 22:39:08

【人】 学生 五反田 健吾

─ 回想:ある日の図書館 ─


[ 声をかけたが間に合わなかったようだ。そこそこの音を立てて落ちていく本を、無感動に眺めていた。
 
 椅子から立ち上がれば、彼女の近くにしゃがみこみ、本を手に取る。]

 
   手伝うよ。


[ 真っ赤に染まった顔は気の毒とも思うけれど、言及するのも酷だろう。慰める言葉なんてものは持ち合わせていない。

 本を手に取っては積み重ね、そうしていれば、ふ、と彼女の手と自分の手が触れ合うことがあった。]


   ああ、すまない。


[ 自分は気にした風もなくそう告げて、また本を積みあげた。]
(75) 2020/11/29(Sun) 22:42:01

【人】 学生 五反田 健吾


[ それにしても、女ひとりが持つには重そうなものだが、これを一人でやっていたのだろうか。
 他の図書委員を探そうとしたが、生憎とここからは見えない場所にいるようで。]


   ……手伝うよ。


[ 今度の言葉は、本を拾うことに対してでは無く、本を整理することに対して。関わったのも縁というもの、たまには同級生の手伝いをするのも、悪くないかもしれない。**]
(76) 2020/11/29(Sun) 22:42:20

【人】 テニス部 ちあ

ー回想:隣に眠るももー

[夜中に目が覚めた。ちあは、布団に入ったまま隣に眠るももを眺める。
相変わらず瓶底メガネをしており、さながらツタンカーメンだ。>>2:27
なんだかおかしくて、声を潜めてくすくす笑った。]

ーももちゃん、わたしの書き置き気付いてくれたのかな…?
書き置きを読んで、林間学校行きを決意してくれたのなら、嬉しいな。ー

[ももと同じクラスであることは文化祭で知ったが、その後は、教室で見かけることは特に無かった。もっと仲良くなれなら良いんだけどなぁ。]*
(77) 2020/11/29(Sun) 22:56:37

【見】 文化部 佐藤 しおり

回想:ロシアンルーレット

[ しおりは、差し出されたジュースを勢い良く飲んだ ]

あ、ありがとうございます

[ 申し分けなさそうに謝るシオンを見てしおりは

い、いえ…辛いものがあまり得意ではなく…
お菓子の辛さだからと油断していました

  と、おかしそうに笑いながら言った。
  シオンを見ていると、いつも反射的に謝ってしまう
  自分に重なる。 ]

謝ることで、相手を逆に申し訳ない
気持ちにさせちゃうんだ…


[ 今まで、彼女は反射的に謝っていた。
  それは、本当に申し訳ないと思っていてだ。
  それで相手を心配させたり、困らせたいわけじゃない

  だから… ]

次は絶対に甘いお菓子を当てます!

[ しおりはそう笑って、あたらしいお菓子の袋を開けて
  一つ口の中に入れた… ]

か、辛い!*
(@30) 2020/11/29(Sun) 23:47:23

【見】 3-A 矢川 誠壱

  ───飯盒炊爨おはぎの会


[ 彼女の口が開かれた。
聞こえた声に、薪に落としていた視線を
そっと上げて、見つめた。

燻る煙の向こう側。
電車の走る轟音が響き渡って、
音を伝える空気を全てかっさらう。

だけど、わかってしまった。
その唇の動きで。
少し影になったその、表情で。

だから、目が離せないまま。
まっすぐそちらをみて。
響いた音が静かな反響すらすべて
消え去ったあと。]



   ───そう。



[ ひとこと、頷いて、微笑んだ。]

 
(@31) 2020/11/30(Mon) 0:23:29

【見】 3-A 矢川 誠壱

[ 彼女の気持ちは彼女のものだ。
それをどうするか、なんて
それは彼女しか決めることができない。

ねえ、とかけられた声に、瞬きを2度、
繰り返した後ゆっくりと上げた。]


   ───うん、思い出すよ。

   日下部さんもさ、いつか
   思い出してよ。
   飯盒で炊いたもち米、
   案外美味かったよなーって。

   ───難儀な、恋をしてる
   仲間がいたなあってさ。


[ きっと、これから先、何かあっても
彼女とこれ以上詳しいことを、
そしてその結果を、話すことはない。
互いの未来に見えるものはまだぼやけていて
わからないことばかりだけれど、
交わらない道だということはわかる。
ただ、それが同じように難しいものだと
いうことも、ふくめて。

だからこそ、なにもいわないだろう。
なにも、いえないのだ。]
(@32) 2020/11/30(Mon) 0:24:09

【見】 3-A 矢川 誠壱



[ ただ、彼女がすでに決めたその未来に
どうか輝く光があるようにと願う。
続いていく茨の道の先が、
明るい場所であるようにと願う。

そしてなにより、
愛おしい人と共に歩む未来が訪れ、
温かな幸せが降り注ぐようにと願うだけ、だ。]*
 
(@33) 2020/11/30(Mon) 0:24:52

【人】 受験生 雨宮 健斗


[きっと怒るだろう、と思っていた。
 わかっていて、黙っていた。

 肩に触れる手に、力がこもるのがわかって。>>@25

 あぁやっぱり怒らせた、と苦笑いする。


 背の高い友人が、何を思っていたかなんて>>@25
 その心の奥は微塵も覗けないまま。


 
  
知っていたら、俺は多分、
 
 
笑ったと思うんだ。    
  ]
 
(78) 2020/11/30(Mon) 0:42:15

【人】 受験生 雨宮 健斗


[初めてだったと思う。
 こいつの、こんな声を聞いたのも、
 こんな、顔を目にすることも。>>@26


 羨ましいとさえ思う、大きな掌が熱かった。
 ぎり、と音がしそうなほど力が込められて、
 矢継ぎ早に責められる。>>@27
 ぐうの音も出なくて、けれど無性にカチンと来て。]


   うるせぇよ!


[振り解いてやろうとして身体を捻ったけれど、
 上手く出来なくて、肩を抑えられたまま
 矢川を睨みつけて。
 吐き出した舌打ちが重なった。>>@28
 
(79) 2020/11/30(Mon) 0:43:47

【人】 受験生 雨宮 健斗




   離せ。


 
(80) 2020/11/30(Mon) 0:44:11

【人】 受験生 雨宮 健斗


[矢川の手が首元に触れる。
 殴られる、と思った。
 目は逸らさずに睨んだまま、ぎり、となる
 奥歯の音を聞いていた。


 
  
殴られたほうが、
 痛くなかったかも知れない。


 噛みつかれるように、唇が触れた。
 だらんと落ちたままの左手が心底うざかった。
 ぶん殴ってやることも出来ない。

 がち、と歯が当たる音がした。   ]
 
(81) 2020/11/30(Mon) 0:46:57

【人】 受験生 雨宮 健斗


[無理矢理ねじ込む矢川の舌に傷がついたかも
 知れないと思う。

 さっきまで、己がしていたような。
 今までなんの気無しに繰り返してきたような。
 酸素を求めても許されない、
 呼吸が相手の手の中で、
 初めてぞくり、と身体が跳ねた。


 それは、恐怖にも、快感にも似た
   

 
(82) 2020/11/30(Mon) 0:48:15