【人】 綴 千翠いつか、カルボナーラも食べてみたいです [注文した冷製パスタを美味しそうという鹿賀さんに 彼が注文したものもそうだと私は微笑む。 そういう要望があるのか、後に料理が運ばれてくると それぞれ取り分けて、食べられるように小皿が 付いており、互いの料理を味見出来るように なっていた。] (258) 2022/08/02(Tue) 22:52:13 |
【人】 綴 千翠― イタリアンレストラン ― …入院、してたんです。近くの病院に [私は鹿賀さんに視線を戻すと、やるせない笑みを浮かべ 鞄からケースに入れた錠剤を取り出し、そっと、テーブル の上に置いて見せた。] 話しておかなければと思っていたんです。 …私の身体のこと、私の、病気の事 [鹿賀さんが私に好意を寄せてくれていると言うなら 尚更、話しておかなければいけないこと。 私の事を何も知らないままにひとめぼれをしたのなら 今、最初に。きちんと伝えておかなければ いけないこと。] (271) 2022/08/03(Wed) 1:34:52 |
【人】 綴 千翠3年前の冬、 私の身体に腫瘍が見つかりました─── [私は、ひとつひとつ、鹿賀さんに話していく。 摘出手術を受けたこと、身体にはその大きな痕があること。 治療は今も続いており、お薬を飲んで生活していること。] …このお薬は病気が再発しないよう抑える薬 10年服用して再発がなければ、その時点で完治と 判断するそうです 逆に言うと、10年の間はいつ再発しても おかしくないということ 私は…普通の身体じゃないんです (272) 2022/08/03(Wed) 1:36:26 |
(a67) 2022/08/03(Wed) 1:43:30 |
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