【人】 店員 ミスミ[ちえさんと遠藤さんの間が気になりすぎていて勝手にそわそわしていたら、横から瑞野先輩に手元に集中するよう釘を刺された] えっ、わ、あっぶな…ありがとうございます…。 [あぶない、もうちょっと火からおろすのが遅れたら折角のラムが無残な硬さになってしまうところだった。 店の雰囲気によっては金串そのままで出してもいいのだけど、この店の雰囲気にはさすがに合わない気がして、セラドンブルーがきれいな皿の上にラム、玉葱、ラム、春キャベツと盛り付けていく。 最後にトロトロになるまで別でグリルして黒くなった皮を向いてオリーブオイルと少しの醤油で旨味を足したパプリカを彩りよろしく料理の中央に。 皿の端に粒マスタードを添えて] お待たせしました、スプリングラムと季節の野菜のグリルです。 味付けは塩と少しの醤油だけなんですけど、よかったら粒マスタードも試してみてくださいね。 [前回所望された二杯目>>27にはボストンゴールドを用意したのだが、今日のはづきさんのグラスの中身は何だっただろう*] (191) 2023/03/12(Sun) 23:59:31 |
【人】 店員 ミスミ(冬が来たらカウル出したいな) [一皿出し終えたところで軽くコンロ回りを片付け、整えながらアイリッシュシチューを羨ましく思った気持ちが懐かしい料理を思い出す。 自分の料理の大半はばあちゃんから教わった料理が基礎になっているけれど、これは義母が初めて自分に教えてくれた料理だ。 イギリスについて暫く、ロンドンの味にどうも慣れなかった子供の時分に、ウェールズにルーツを持つ彼女が出してくれたもの。 大仁田ネギにも似て太くて濃い甘みを持つリーキの入った羊肉のスープはやっぱりたっぷり根菜が入っていたので塩肉じゃがみたいな味だと思ったことも懐かしい。 ハウス物は一年中出回っているらしいが、国産のリーキの旬は冬に入る前だというから、シーズンが近くなったら店長に自腹でもいいから入れてほしいと頼み込むつもりでいる。 そこからふわっと、シェパーズパイだのファゴットだの思いつくがどちらもスプリングラムを使うにはちょと惜しい気がする。 あれらは肉質がしっかりとしたマトンのほうが合うと約7年のイギリス生活が訴えた。 だから、今夜のレシピはちょっと海外の系統からは外したほうがいいかな、なんて思っていたころ] (199) 2023/03/13(Mon) 0:31:04 |
【人】 店員 ミスミえっ、それ俺が見ていいやつなんですか…。 [見せられたスマートフォンの画面にちょっと焦った。 こういうのを軽率に見せてしまうところは日本独特の感覚な気もするけれど、文面的には褒められているようなのであんまり強くは言い出せなかった] うーん…ラムに合う………そうですね、ミントとかって大丈夫ですか? [歯磨き粉の味しかしない、という人もいるくらい好みの分かれる構想について尋ねる。 外そうとしたくせに、発想がまた日本にないところに帰ってきてしまったとちょっとだけ内面自己嫌悪しつつ*] (200) 2023/03/13(Mon) 0:31:11 |
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