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人狼物語 三日月国


161 完全RP村【こちらアンテナ、異常アリ】

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【人】 調査員 バーナード

[いつの間にか、バーナードの精神は目覚めなくなった。
 夢も見ない深淵に呑まれて、けれどそれでも、チャンドラの未来だけを願っていた。]
(261) 2022/07/23(Sat) 3:06:17

【人】 調査員 バーナード

嫌だ!


[部屋には、今日も拒絶が響いていた。

 重力適合のための休養、長期スリープ明けの検査。それが終われば連日のメディアの取材があった。
 長期航海を行う調査艦の、不運な事故。あの時空ハリケーンは地上にすら影響を及ぼした側面があるそうだ。
 それに直接巻き込まれて、奇跡の生還。そんなふうに世間が面白おかしく騒ぐ。
 想定外だったのは、"ノイギーア"が食いついてきたことだった。]
(262) 2022/07/23(Sat) 3:07:54

【人】 調査員 バーナード

[母星はバーナードの身体を、長期航海に加えて音波・磁気の耐性、コールドスリープからの生還その他諸々の観点から、
貴重なサンプル
として扱おうとした。
 さあ星に帰って検査を、調査を、研究への協力を。
 わらわらと寄ってくる研究員たちは、ひどく気味が悪かった。
 アマノの隣はあんなに気楽なのに、彼以外の研究員は、こんなにも悍ましく受け入れがたいものだったろうか。

 バーナードは日々、帰還を断っていた。]
(263) 2022/07/23(Sat) 3:08:20

【人】 調査員 バーナード

[理由はいつも同じ。
 まだチャンドラが目覚めないからだ。

 こう言うとだしに使っているみたいだが、違う。
 はじめに帰還要請があったときから、同じ理由で断っている。
 なのにこちらの気も考えず連日連絡、ついには逗留先の病室まで押しかけてきたから、気味が悪いと余計拒絶しているのだ。

 
思う。

 
僕はたしかに、この星の生まれなのだと。

 
この、己のことを人とも思わぬ所業は。

 
いつかの日植え付けられていたあの思考と同じだからだ。
]
(264) 2022/07/23(Sat) 3:09:36

【人】 調査員 バーナード

[それでも、折れる日が来た。
 改めて彼女の目覚める確率が低いことが示されたからだ。
 検査と調査が終われば帰してもらう約束で、ノイギーアへの連絡船に乗った。]
(265) 2022/07/23(Sat) 3:10:24

【人】 調査員 バーナード

[帰らない数年のうちに、母星には変化があった。
 大きなものは、強化実験体の婚姻や子を成すことへの制限が撤廃されたこと。
 まだホルモン抑制は続いているようだが、希望並びに強い感情があれば規制されない。
 人間に移植が出来るんだから、細胞に悪影響があるなどというのは方便だといったチャンドラの言葉は正しかったんだろう。
 なにせ、許可されるきっかけになった出来事が、研究員と実験体が恋仲になってしまったからだというのだ。

 結局のところ、彼らのエゴひとつで強化実験体ぼくらのあり方なんてのは簡単に変わってしまう。
 なんだか急にばからしくなって、されるがまま研究材料になっていた。]
(266) 2022/07/23(Sat) 3:10:52

【人】 調査員 バーナード

[それから約1年、よりは少しばかり早く。
 バーナードに帰還の許可が出た。

 ――チャンドラ・L・セリーニの、訃報が届いたからだ**]
(267) 2022/07/23(Sat) 3:12:08

【人】 生物学者 アマノ

【帰還後 引っ越し後のある日・2】

[あの日 >>220 、日付が変わる少し前に帰ってきたラサルハグは何も言わなかったから、建物前のマスコミは既に撤収していたんだろう。

別に報告するものでなし、と俺も何も言わず──ただ思ったより美味しくはならなかったシーフードカレーについては謝った──、いつも通りの夜を過ごし、そして翌日。

大学へ向かうラサルハグを見送るところまでは平穏な、これもいつも通りの朝だった。

そしてそのほんの少し後に、あっという間に拡散した俺の罵声つきカミングアウト。
それはもう、いかにもわかりやすくセンセーショナルなものだったろう。

まあ、そうだろうよある程度までは覚悟してたよ。
まさか動画で流されるとまでは想像していなかったけどな。

動画拡散と同時にネットで有象無象が一斉に囃し立て始め、曰く、

『続報:遭難船熱愛COアマノはS星系アマノ大臣の息子』

『アマノ大臣まだ生きてたワロス。環境分野の重鎮ドン的なアレだしょ?』

『アマノ大臣同性愛者否定動画発見、先の展開胸熱案件』

etc、etc。]
(268) 2022/07/23(Sat) 6:14:22

【人】 生物学者 アマノ


[自らそんなものクソを検索して目にしたわけじゃないが、研究所へ赴けば刺さる視線をちらちらと感じた。

研究所の奴らは、同僚もしくは上司部下であって、"仲間"じゃない。

「コーヒーありがとう」なんて知らぬ振りで笑いかけてくれる奴は居ない。
「何か飲むー?」と純度100%の笑顔つきの呑気な声も無い。
「ベラベラ喋りすぎ」と困ったように窘めるあいつの腕もない。

俺は小さく溜息吐きつつ、変わらぬ業務を続けていて────、

────『すまん、今日は帰れない。』

ラサルハグからの着信に「そうか」と小さく呟いた。」

  "すまん。あれの所為だよな。"
  "動画撮られてたとは思ってなかった。"

  "本当にごめん。"

[ほんの10秒足らずの会話の後、その文字列だけ追って送信し、俺は深く溜息を吐いた。]
(269) 2022/07/23(Sat) 6:16:00

【人】 生物学者 アマノ

[結局この日は俺も自宅へ帰る気になれなくて(だってどうせ自宅前に増えてるんだろう?マスコミが)、研究所内の休憩室ソファに寝転がる深夜。

────良かった、"あっち"は表に出ていない。
見たくもないが件のあれこれに纏わる表題を手元のタブレットで流していく。

頭に血が上ったのはチャンドラ云々言われたのが一番大きかったけれど、もう1つあった。

『謹慎措置中の管制官の保証人がパイロットの男性とのことですが』

『仲睦まじくデートしていたとの目撃情報についてアマノさんも御存知では?』

『極限状態ではやはり性の乱れが当たり前なんでしょうか』

デート云々なんて、どうせ一緒に買い物していた >>21 とかそんなものだろうし、それを言うならスピカは俺の家に来たりラサルハグと会ったり様々しているだろうに、切り取りたいところだけを切り取って囃し立てるのが奴らマスコミのやり口。

かつて研究絡みで追いかけられた事もある俺は、うんざりするほどよく知っていた。]
(270) 2022/07/23(Sat) 6:19:07

【人】 生物学者 アマノ


[この時の俺はまだ、ルヴァとゾズマ回りの事については何も知らなかった。

けれど、ダビーとスピカの事、チャンドラとバーナードの事は本人らから直接聞いていたこと >>4:288 もあって、"性の乱れ"云々と手垢のついた言葉で外野から言われることだけは我慢ならなかった。

てめーら、ほんとに何も、知らないくせに。]

……………………ッ。

[不機嫌極まりない顔でタブレットに触れる俺の指と目がぴたりと留まる。

指先にあったのは、"アマノ大臣会見"の文字。投稿日時はほんの数時間前。

最後に会ったのは5年前……いや、遭難期間を入れれば10年近く前になるのか。元々記憶も曖昧だったけれど、朧な記憶の像よりも、父親は数段老けていた。

何か面倒を言い出すんだろうか、ラサルハグに迷惑がかかりさえしなければいい……そう思い、動画のリンク先をタップしたところ。]
(271) 2022/07/23(Sat) 6:34:04

【人】 生物学者 アマノ


『"あれ"はもう何年も前に勘当しています。』

『親子の縁は切っているので、この件に関して何も申し上げる事はございません。』

────…………へーえ。

知らなかった。

[俺、いつの間にか知らぬ間に父親と縁切りされていたらしい。
日和見主義な母親は、こういう時ばかりは父親と同調するのだろう。

直接告げられることもなく、勝手に切って捨てられた、俺達を結ぶ唯一の縁でしかなかった"血縁"という名の細い糸。]

…………なんなんだろうな、"家族"って。

[ぽつりと呟く。

今一番恋しい体温が、声が、あの強く蒼く光る俺の大好きな瞳が、傍らに無いことだけがひどく寂しかった。*]
(272) 2022/07/23(Sat) 6:36:24

【人】 求職中 ダビー

[帰還後 >>169]

[サダルから話を振られ、言われたとおりにスピカの好きなところをあげるうちに随分経ってしまったようだが>>168、とにかく伝え終わる。これで多少は役に立ったかと思ったところ、>>169思わぬ相手が電話の先にいた事を知らされ、一瞬心臓が跳ねた。

車をバックさせたら何かにぶつかる音がした時でも、こうはならないだろう。]

あ、ああ。スピカ。いたのか…そうか。
聞いてたんだな、全部…最初から?
そうか。いや…いい。
スピカの方から通話…そう、だな。いや、待っている。
今会うと…いや、ああ。それではな。

[と努めて冷静に通話を切って]
(273) 2022/07/23(Sat) 7:35:45

【人】 求職中 ダビー

くそっ……

[スピカがいるとも知らずに完全に惚気けてしまった自分に思わず悪態をつく。

正確に言えば、惚気けてしまった事で、今こうして悶々としている事に。]

この状態で、会いに行けるかっ……

[スピカは今微妙な状態だし、その保証人である自分にも今は世間の目というものもある。
どうやら買い物一つ、取り沙汰されるらしい。

今直に会ったら自分の気持ちが抑えられなくなりそうで、一人悶々と、スピカからの通話を待ち続ける羽目になるだろうなと思い…実際そうなったのだった**]
(274) 2022/07/23(Sat) 7:42:00

【人】 生物学者 アマノ

>>272 続き

あー…………これ、皆にも言っておかないといかんよな……。

[のろのろと、鉛のように重い腕を持ち上げる。

家族の情なんてとっくに希薄で、そして俺はもう良い年で。
それこそ、息子や娘の1人や2人居たっておかしくないはない年齢。

もともと居ないようなものだった親が、本格的に存在自体が消えただけ。

それだけの事なのに、心が端から凍りついていくようだった。]

  "皆のところにまたマスコミが押しかけるかもしれない。"

  "俺の所為だ、申し訳ない。"

  "「何も知らない、アマノに聞け」で"
  "通してくれると嬉しい。"
(275) 2022/07/23(Sat) 7:52:56

【人】 生物学者 アマノ


[チャンドラとラサルハグを除いた仲間全員への一斉送信ボタンをタップする。

あの船に乗る前の自分だったら、マスコミに煽られるような事を言われても激昂などせず無視一択だったろうし、自分が矢面に立つような真似もしなかったに違いないのに。

それがこうも変わってしまったことには後悔はないけれど、今は己の行動がラサルハグをも縛ることになってしまう事については、時々頭から抜け落ちてしまう。」

────ごめん。ラサルハグ。

[一番謝らなきゃいけない先は、誰よりもお前、だよな。*]
(276) 2022/07/23(Sat) 7:53:37

【人】 機関士長 ラサルハグ

【それから】

[憂は的中し、ヒロミの親のこともすぐにバレた。
 探せばすぐに見つかったアマノ元大臣の記者会見。
 改めてのその様子にため息はつけど、それは、日頃のヒロミのご両親に向ける態度からは、想像がついた]

心配だな。

[この騒動は、元々、何も悪くない(ま、お口が悪かっただけ)なので、そのうち沈静化するだろう。
本部からもいわゆる学校に迷惑をかけないように、しばらくの、謹慎ではなく、待機と。

 この時代は、もう同性婚に関する圧は昔ほどない、ま、でも、比較的珍しいってだけだ。
それがみんな知ってる奴だと、なおさら、書き立てたくなる。

ヒロミのことだから、
いろいろ無視してるとは思うけど]*
(277) 2022/07/23(Sat) 8:01:21

【人】 求職中 ダビー

【帰還後/事後処理>>232

[時折はこうしてスピカの部屋を訪れ、長い時間一緒に過ごすこともあった。一種の経過観察対象とは言え、部屋の中はさすがにプライベートな空間だろうが、それでも多少は気を使う。
今は、公的な書類の記入フォームに名前を記載するスピカを傍で眺めていた。

ふとスピカにファミリネームの話を聞かれ、考える。
姓がない文化圏もあるので記載必須ではない姓の欄。
あえて埋めてもいなかったが、スピカには憧れもあるのだろうか。]

確かに。もっとも、俺の実家もそんなに昔からの気取った姓を名乗っているわけでもないが……
(278) 2022/07/23(Sat) 8:03:24

【人】 求職中 ダビー

クマラ。

……ダビー・クマラ。俺の本名だ。

そして、スピカ·クマラ。か。

[口にすると、彼女が自分の家族になるという事が実感をもって感じられた気がした]

…その気ならいつかと言わず、すぐにでもなれる。
申請一つしさえすればな。なんなら…

[と言って、ふと思いつき]

そう言えば。スピカにはやりたい事とかあったりするのか。
……式の話だ。希望があるなら、なるべく聞きたいんだが…

[少し急な話だったか、と気まずそうにスピカの方を見やったりもした**]
(279) 2022/07/23(Sat) 8:12:35
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a41) 2022/07/23(Sat) 8:46:44

生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a42) 2022/07/23(Sat) 8:47:07

【人】 生物学者 アマノ


ああ────いた。

[指定場所に車を飛ばし、きょろ、と辺りを見渡せば見慣れた赤髪が見えた。

今朝も見たばかりなのにな。
なんだか久しぶりな気すらして。]

どこに行く予定なんだ?

明日明後日の休暇申請しておいた方が?

[端末1つで申請できるからすぐできるけどなと肩を竦めた*]
(280) 2022/07/23(Sat) 8:54:39

【人】 機関士長 ラサルハグ

【待ち合わせ場所】

[ヒロミがついてまもなく、
一台の透明colorの車がそばにつくだろう。
今の時代は、ほぼオートで運転できるけど、
デザインは、あまり変わっていない]

ヒロミ。こっち、乗って?

[クルマなんか持ってたんですね、
ええ、まあ]
(281) 2022/07/23(Sat) 8:56:44

【人】 機関士長 ラサルハグ

ん、元気そうだな。よかった。

[ヒロミがクルマに乗れば、
引き寄せて、軽くキスを交わすだろう]

いや、俺も休み取れるから、
ちょっと、うちに連れていこうって思って
(282) 2022/07/23(Sat) 9:00:39

【人】 生物学者 アマノ

>>281
お前……車、持ってたのか。
レンタルじゃないだろこれ。

[車を持っていることを知らなかったから、今住んでいる物件は駐車場契約はしていない。

そういうことはちゃんと言え駐車場借りておいたのにと眉を寄せる俺は、そもそもラサルハグが車を持っているか否か聞いてもいなかったことに気付いた。

俺達は本当に、お互いに"報・連・相"が足りてない。]
(283) 2022/07/23(Sat) 9:05:19

【人】 生物学者 アマノ


は?"うち"?

誰の?お前の??
(284) 2022/07/23(Sat) 9:05:38

【人】 生物学者 アマノ


["いってらっしゃいのキス"ぶりのキスに目元を綻ばせれば、とんでもない言葉が飛んできた。]

な、なんで、お前の、家。

[理由がさっぱり、欠片もミクロもわからなかった。*]
(285) 2022/07/23(Sat) 9:06:16

【人】 機関士長 ラサルハグ

あ、クルマは、(3)1d5台くらいあるけど、
普段乗らないから。

[どうやら、ちゃんと別途駐車場あるようです]

うん、うち。
母さんに紹介しようと思って(にこ

[父さんがない時点で、そこは察せられるだろう]
(286) 2022/07/23(Sat) 9:11:59

【人】 生物学者 アマノ

>>286

……ッ、そういうのは、先に言えよ……。

[あ、車3台?さすが高給取りだねおめでとう。
そんなツッコミも出せないまま、助手席シートにぐったりと沈み込む。]

俺、仕事着だし、挨拶の手土産とかなんも用意してないし。

いいのかよ。

────ていうか!
あんな事あって、同居を続けるのも難しいかなとか、俺、思ってたのに。

[なんだかんだ学術業界まわり、政府まわりはお堅い頭の人間が多いんだ。
あの一件が良い方向に回るとは思えなくて、俺は色々な"最悪"を想定していたっていうのに。*]
(287) 2022/07/23(Sat) 9:17:44

【人】 機関士長 ラサルハグ

え?駄目?
ヒロミが嫌っていうなら、無理には連れていけないけれど

[悲しそうに眉を垂らした]
(288) 2022/07/23(Sat) 9:21:09

【人】 生物学者 アマノ

>>288
…………駄目じゃない。
驚いただけだ。

というか今、こんな時間(=深夜)だけど、お前の実家ってそんなに遠いのか?*
(289) 2022/07/23(Sat) 9:24:01

【人】 機関士長 ラサルハグ

>>289

割と遠いと思う。

今からだと、到着するのは朝っぱらwhenぐらいかな。
ま、いつついても、うちの母さん、わりと大雑把だから。

[大丈夫(にこ]
(290) 2022/07/23(Sat) 9:29:45