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人狼物語 三日月国


100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】

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「僕ァこの館に来てからまだ一度も嘘を吐いていないよ? まあ信じるも信じないも君の自由だがね。

 しかし貞操を守る為なら仕方がないねェ、この件に関しちゃミズガネ君を庇えないな。
 相手が悪かった、只それだけさ。まあ良い教訓にはなるだろう」

「………」

良い事を思い付いた


其れは嘘だった。何故なら以前から考えていた事であり、今思い付いた事などではない。

「リーパー君、お願いがあるんだが良いかい。凶器を部屋に隠したと言ったね? 其れを
ミズガネ君の部屋に隠しなさい

 嗚呼、殺した後で構わないよ。どうせ血なんて誰が見たって同じさ」

「何処に隠したか教えてくれれば、後は僕が何とかする。君がミズガネ君に誘われていた事は“次の神隠し候補だった”とでも言っておくよ」

ミズガネは、置かれた物に気付いていた。素直にウィスキーボンボンをいただいた。
(a8) 2021/10/18(Mon) 3:10:08

 

「 
わかってるわけが、ないもんな
 」
 

ミズガネは、いただいたのは一粒だ。残りはそのままにしてハンカチを敷いたその上に箱を置き直した。
(a13) 2021/10/18(Mon) 3:22:54

「あ? “次の神隠し候補だった”?
 それってオマエ……。
 死んだアイツを”館の協力者だった”と仕立て上げる気か?

 ギャハハ! サイテー野郎だな、オマエ!!
 良いぜ、悪かねェ。分かったよ。

 だが良いか? ゼッテェ”面白く”しろよ。
 これはオレにとってもリスクだ。
 こんだけの材料使っておいて、つまんねェことしたら……」


「……その首。かっ切ってやるよ」

 


「いいな!」
 
リーパーはこの通り、享楽しか考えていないが。

ゲイザーは──、多少性に奔放だが、
妙なところで気を使ってくるミズガネを。
どこか憎み切れないろくでなしのミズガネを。

決して悪く思っちゃいない。

ミズガネは、なんか元気な奴いるな…と半獣のようなゾズマを酔っ払った目で見ている。
(a25) 2021/10/18(Mon) 10:36:04

ミズガネは、ゾズマのパイを華麗に…避けてけらけら笑った。
(a28) 2021/10/18(Mon) 11:45:03

キエは息をするように嘘を吐く上に自分の食欲を最も優先させる。

「嗚呼、勿論面白くさせるとも。その為には君の協力が…いや、ゲイザー君の協力が必要だ。

 推理小説にはヒロインがいた方が良いと思わないかね?きっと彼女は素敵な悲劇の主人公になれる! いいや、そう成るとも!」

悲劇と喜劇の導入は同じ
である事をキエはよく知っている。喜劇は高い所へ登る必要があるが悲劇だって
飛び降りる為に
高い所へ登る必要があるからだ。

「リーパー君、これはその為の確認なのだがね。君はゲイザー君の事をどう思っているんだい?

 好ましいと思っているのか共存したいと思っているのか、はたまた
邪魔で消してしまいたい
と思っているのか。

 返答次第で僕は彼女の心を丁重に扱わねばならないのさ。敵は増やしたくないからねェ」

“敵”と口にしながらリーパーに視線を向けた。

【人】 酔吟 ミズガネ

「あー……寒くない、今は寒くないなあ……ハハ、あれは夢だったんじゃないかあ……?」

覚束ない足取りのまま廊下を進む。目的地は自分の部屋。少し横になりたかった。
ハロウィンパーティで他のゲストを揶揄って、アルコールを更に飲み干して、愉快さを腹の底に落として燃やした熱がぐるぐると体を巡っていた。先日からずっと襲われ続けている『寒さ』はどこにもない。
今だけは。
(10) 2021/10/18(Mon) 16:05:46
「あ〜? ゲイザぁ〜? あのノロマ女に何ができるってんだ。
 まァいい。それで、だが……。
 まずはオレ達の躰について説明する必要が有るな」

「ゲイザーとリーパー。オレ達は所謂二重人格だ。
 オレが出ているときの記憶はアイツにはない。
 が、主人格はゲイザーだ。

 ……だから、あのブスは邪魔なんだよ!
 だが、アイツが自殺でもしたら困る。オレまで死ぬんだ!
 オレは躰をアイツに人質に取られているようなモンなんだよ。

 アイツの人格ごと抹消できるような術があれば、
 ちょうど良いんだが……」

「で、オマエは何をするつもりなんだ、え?」

 

そこには 誰もいません。
 

 

けど ナニカ はいます。
 

 

「 
とりっく・おあ・とり〜〜とッ!
 」
 

 

 
 

 

「 
……仮装なんてしてないから、無効ですよね〜
 」
 

 

ナニカ はどこかへ 行きました。
 

何もできない事ができる
とキエは確信していたが敢えて口には出さなかった。どうせリーパーも同意するからだ。

なァ君、ゲイザー君だけ消す方法があるとしたら乗るかい?
 此れは君達の協力とこの館の応用が合わさって初めて成り立つ手段でねェ、本来今の僕にはできない事なんだ」

其れは悪魔の囁き。
其れは頷くだけで望みを叶える地獄の片道切符。

リーパーは愚かな殺人鬼だった。
犯行は気紛れで、周到さの欠片もない。
今まで捕まらなかったのはその性質と時代柄、
そして生存本能故だ。

「あ!? ンだよそれ、今のオレにピッタリだ。
 さっさと教えろ、アイツを消す方法をさ!」

だから、断る理由なんてなかった。
まるで傀儡? すこし違う。
これはあくまで、双方の同意によるものだ。
だって利害は一致しているのだから。

リーパーは元より地獄を歩んでいる。
何も変わらない。

ミズガネは、変な酔っ払いは、くしゃみをした。くしゅんっ!
(a41) 2021/10/18(Mon) 22:05:47

キエは美食家を自称するが実際は只の偏食家だ。しかし一挙両得となれば考える。オマケがあるなら受け取る物だってあるだろう。

「人格を形作るのがその人の記憶だという事は知っているかい?

 寝て見る夢が記憶から生まれる物だという事は知っているかい?

 だからねェ、
 
夢を食べられる事は記憶人格を失う事に等しいんだ


「僕ァ夢を丸ごと食べる事は普段しないんだが…其れによって何か別の利益があるなら話は別だ。なあリーパー君、」

 
「僕と契約しようじゃないか」
 


「…………」

「ギャハハハ、おっと、これはこれは……。
 腹の底に一物抱えているとは思ったが、こいつはトんだ大物だ。
 腹が膨れてきってて、その奥ひとつ見えやしない!」

いいぜバケモノ

 ゲイザーの人格をくれてやる」

「あぁ、かわいそうなゲイザー。
 結局、アンタにとってもあの女は飯の種にすぎないらしい!」

「……ひとつ条件がある。出来るか?
 オレたちは二又に分かれた枝のようなもの。

 根っこ──分化前の記憶を消してしまえば
 オレの人格も消え、ただの肉人形になる」

「出た芽を摘むように──
 
表層だけを喰らえ。
ゲイザーをゲイザーたらしめるものだけを奪え。


 オレが肉体の主導権を得るのには。
 ゲイザーという精神性をゴミ箱の奥底に
 押し込むには、それで十分!

 お味も結構だろうさ。知らんけど」

「記憶を食うという芸当が出来るんだ。
 これまでそいつでたらふくお食事を重ねてきたんだろ?
 これくらいの小細工、出来る筈だ」

「ゲイザー、一つ言うのを忘れていた。
 お前まだあのインチキ詐欺師探偵と何か依頼めいた話をしていないだろうな?」

またも唐突な連絡。貴方は聞くだけでも構わない。それくらいの雑な連絡だった。

「あいつに相談事するにしても、何か取引持ちかけられたら警戒しろ。というか話は聞いても取引はするな。無闇矢鱈にホイホイ契約してはいけない。これはまあ外の世界でもそうだが。
 ……いいな?俺からは以上だ」

【人】 酔吟 ミズガネ

「……気持ち悪い……ゔ……」


ハロウィンパーティから戻った後、自室で少し休んだ吟遊詩人が広間に現れた。飲み過ぎによるグロッキーだ。
いつも通りの神経質そうな様子に不機嫌さと具合の悪さが加えられいつにも増して空気が重い。どことなく湿度が高い。

当の本人は空気感などお構いなしなので、下女を捕まえて白湯と迎え酒を要求して広間の隅に居座っていた。
(15) 2021/10/19(Tue) 12:04:18

【人】 酔吟 ミズガネ

使用人によって運ばれてきた紅茶を訝しげに見つめる。まだまだ白い顔のまま。 >>t0

「……これは?俺は酒を頼んだんだが。
 …………はあ?あの座長から?お前、俺があの主人気取りの座長のこと気に食わないと思っているの知っているだろう」

いらないとすげなく断ろうとして、悩んでからため息を吐き出した。

「……お前に免じてこれは貰っておく。下がっていい。
 ただあの座長には『俺に構うな』と伝えておけ。いいな?」

もう一度ため息をついて、観念したように紅茶に口付けた。
(16) 2021/10/19(Tue) 13:00:29
「君にとっちゃ蜘蛛の糸だろうに化け物だなんて酷いなァ。誰だって自分の腹の中は見えないんだから知らないさ」

リーパーの疑問と条件には軽く頷いた。

「できるとも、僕も大喰らいじゃないからその方が助かるねェ。では僕が考えている手段について説明しよう。

 先ず此の館に神隠しという現象があるのは知っている通り。
 此処の主人による意向で消える客が決まる訳だが⏤⏤ある程度は此方の意思を汲んでくれるらしい。長くいる使用人曰く複数人に願われた結果消えた者もいたそうだ。

 僕ァこれが利用できると踏んでいてね。今の僕じゃ人格まで手を出すのは難しい。しかし同じタイミングで食べれば、ゲイザー君という人格さえ奪える筈さ。
 
“ゲイザー”の行き先だけ僕の腹に変えれば良い
からねェ」

「つまり、ゲイザーの人格を”神隠し”するわけだ。
 館の魔力に便乗してな」

「あのグズ女は嫌われモンだ。
 その理屈じゃあ、遅かれ早かれ神隠しされているだろうさ。
 それとも、ここのゲストに頼んでみてもいい。

 わざわざ招待状を受け取った人間たちなんだ。
 多少は館の主サマもサービスしてくれるか・も」

「同じタイミング──決行は、二つ目の晩が訪れるころ。
 それで合ってるか?」

「ふぇっ、あたしですか?
 インチキ詐欺師探偵……キエさんですよね。
 あたし、彼とはまだハロウィンのお話くらいしかしてないかも。

 あ、あたしそんなほいほい契約を取り結ぶような
 女じゃありませんっ!

 でもっ、ミズガネさんが言うなら……。
 わ、わかりましたっ!」

ゲイザーはそのように答えた。
あなたの忠告を聞き入れるだろう。”彼女”は。