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人狼物語 三日月国


215 灰色うさぎと紫うさぎの雨宿り

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 オルテイシア

[まとまらない思考を回転させている間に、
 ことことと煮込まれる甘い蜜のような色。

 ことりと温めに作られたジュースが眼の前に
 置かれたら傍にはかわいいうさぎが鎮座していた。]


  わぁ……、かわいい。
  ここにもうさぎさん!

  写真撮っても良いですか?


[返事を待ちながらスマートフォンを取り出す。
 付き合う前からフォルダに埋まり始めている、
 店内の内装やお皿に隠されたうさぎたち。

 今やうさぎの姿を見かけるたびに、
 写真を撮るようになってしまって、
 それは店内に留まらなくなり始めていた。

 うさぎに気を取られてしまって、
 彼の心に潜んだ、運動のことは
 この後、身をもって体感することになる。*]
(24) 2023/06/17(Sat) 0:01:12
オルテイシアは、メモを貼った。
(a0) 2023/06/17(Sat) 1:17:00

【人】 イウダ

[卯田からの賛辞にそろそろ慣れてくれても良いとも思うが。
手扇で扇ぐ仕草もまた可愛いので慣れないでいてほしい気持ちも少し。

近づけばつい二人きりの時の感覚になりそうで
自分を戒めるのが大変だ。
洗濯好きの紫亜が卯田の服の香りを意識すると同時、
卯田の方は彼女の髪から香るいつものシャンプーの香りを意識している。

上目遣いは狡い。
触れそうになる指が空を描いてテーブルでたたらを踏んだ。]


 もう少し、待ってな?


[ジュースを、と取れるような。
「おねだり」に対する答えを。]
(25) 2023/06/17(Sat) 16:23:48

【人】 イウダ

[店内に客はまばら。
タクシーの配車を希望する客に対しては手の空いたスタッフに頼んで
紫亜のジュースを作る。
家の近いスタッフばかりだから、先に帰さないといけない者はいない。]


 もちろん、美人に撮ってやって。


[クッキーに美人も何もないのだが。
紫亜の前で女性客に絡まれているのを見られているので、
少しでも気分を明るくしてもらいたくておどけてみせた。

店外にいるうさぎに話しかける癖は
彼女と恋人になる前から知っている。
うさぎモチーフを喜んでもらえるから、
おかげで何かを買う時にはつい目で追うようになってしまった。]
(26) 2023/06/17(Sat) 16:24:08
イウダは、メモを貼った。
(a1) 2023/06/17(Sat) 16:25:55

【人】 オルテイシア

[彼の陰に覆われる感覚が好きで。
 その時、どうしても。
 手を伸ばしたくなる衝動を抑えてしまう。
 
 彼も同じならばいいのに。と、考えてしまう程。
 頭の中はいつも彼のことばかり。

 だから微かな匂いすら感じ取ってしまうのかもしれない。
 洗濯物の香りが知らないあの子を牽制していればいい。
 自身からも香り立つシャンプーの花の匂いが、
 彼を惹きつけていることに気づけていれば、
 そんなわがままな考えも思いつかなかっただろうけれど。]


  ……うん。



[待て、をされたのはジュースの話だろうか。
 それとも。
 返せた言葉は、つい敬語を忘れてしまうものだった。]
(27) 2023/06/17(Sat) 17:50:28

【人】 オルテイシア

[写真の許可を貰えたら、カメラアプリを起動する。
 美人と評されるクッキーにくすくすと笑って、]


  はい、可愛くしちゃいますね。


[昨今のカメラアプリは写真に撮るだけでなく、加工も立派だ。
 カシャリと音を立てて温まっているリンゴジュースと、
 傍らに潜む二匹のうさぎを画面に収める。
 角度を変えて、何枚か撮った後。
 フォルダを確認してちゃんと撮れているかを確認する。
 
 保存されたうさぎフォルダとは別に、
 ネクタイのマークだけが記されているフォルダには、
 こっそりと集めてきた彼の写真と、もう一つ。

 画面は天井を映し出したまま、音声だけが流れ続ける、
 いつかの二人がベッドで過ごしたデータが、
 消せない状態のままで残っている。
(28) 2023/06/17(Sat) 17:51:45
オルテイシアは、メモを貼った。
(a2) 2023/06/17(Sat) 17:57:16

【人】 イウダ

[すべて欲しいと思う気持ちはあれど、
卯田は恋人のスマホを覗いたことはない。
だから、撮っている場面を見たもの以外に
そのフォルダに入っている写真や動画の存在を知ることはない。

天井を映したデータについて、は――――**]
(29) 2023/06/17(Sat) 21:58:46
村の設定が変更されました。

【人】 カノン


 ご馳走様。
 や〜ホント雨やばいね。
 客が居座ってちゃ店にもメーワクだから
 早く帰ってあげなきゃね。

[まだ席に座る紫亜を一瞥して、女性客が退店する。
あからさまな嫉妬の視線。]


 この分じゃ物流も止まりそうだね。
 明日は臨時休業かな〜。**
(30) 2023/06/19(Mon) 21:00:02

【人】 イウダ



 ……紫亜はバックで待ってな。
 ヤな想いさせて悪かったな。

[女性客の退店の後、そっと近づいてフォローの言葉を。
相手が自分に好意があるのだろうとは思っているが、
客としての振舞いに問題がなければ自分は表立って
紫亜の肩を持てないのが勤務中の店員の辛いところである。*]
(31) 2023/06/19(Mon) 21:02:45

【人】 オルテイシア


[聞こえるような大きさで響いた言葉。
 その声に意識を向ければ一瞬視線が絡まった。
 温度の高い鋭さに、

 ああ、やっぱり。
 彼女も好きなのかな。

 と察せるくらいには、鈍くはなかったけれど。
 お店にメーワクなのは確かなので、
 まだ残っているリンゴジュースを見つめて俯いた。]
(32) 2023/06/19(Mon) 22:05:34

【人】 オルテイシア

[気遣うように掛けられる声が、
 そんな落ちた視線を持ち上げる。]


  ……ううん、大丈夫。


[少しもやもやがない訳じゃないけれど。
 まだ幾人か残るお客様と、お世話になっているスタッフと、
 それに彼の立ち位置を悪くはしたくないから、
 その場では良識のある女性の素振りをして、笑ってみせた。

 残りのリンゴジュースを飲み干して、
 空になったカップを置いてスツールを降りる。]


  じゃあ、ちょっとだけ、
  待たせてもらいますね。


[そうして、閉店準備に取り掛かり始める
 スタッフの間を、挨拶を交わしながら抜けて、バックヤードへと。*]
(33) 2023/06/19(Mon) 22:06:07