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人狼物語 三日月国


77 【ペアRP】花嫁サクリファイス 弐【R18/R18G】

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[何でやねん]

【人】 鬼の子 千



[鬼子の身の丈は、村人の中で頭一つ抜きん出るとはいかなくとも高い部類に入る。
成長の時期を満足な食事も取れず過ごしても、どうしてか縦にはそれなりに身体が育った。

しかし、真の鬼にとっては子供のようなものに変わりないだろう。
座していても頭を垂れねば声が聞き難いらしく>>0:390、こちらも膝に手を添えて見上げやっと近づいた実感を得られる程の差。

だから漸く得た距離から覗いてやり、教えてやったのだ。
無垢で哀れな幼子ではないと知らしめる為に、人間を見下す鉄面じみた顔の裏側からくだらない優しさではない感情を引き摺り出す為に! ]
(22) 2021/06/19(Sat) 11:54:16

【人】 鬼の子 千



 ……あーあ、つまんねぇなァ

 なんなんだあんた。妖怪って皆こうなのか?

[なのに何も分かりやしない。紅色は凪いだまま揺らがない。
覚れはしない心の中で>>0:392、未だ自分が被害者として留まり続けていることだけは理解出来た。

謝るのは形ばかりで傷ついた様子もなく、未だどこかでは勘違いしたままの鬼は自分を選んだ理由すら、とうに死んだ人間が要因だったという。
鬼の想像通り>>0:393そんな話には興味も示せず、面白くなさそうに舌を打って布団の上に戻った。
むっすりと不服さを隠さない顔で、一応は話を最後まで聞こうとする。]
(23) 2021/06/19(Sat) 11:54:31

【人】 鬼の子 千




 思わされている、ねぇ

[先程から>>0:391繰り返される言葉。
引っ掛かる物言いだと、呆れたようにため息をつく。理解出来ない。
過ぎる感情は置き去った祖母である老婆に向けていたものに近い。

一種の打ち明け話をしたつもりだが、何も望んだように変わらなかった気がする。
しかし、不動とは悪い傾きも齎されなかったということ。

低く穏やかな、どこか心地よく響く声>>0:394が力強く鼓膜を揺らす。
想いは届かなくても、音は耳があれば届く。当たり前のこと。]
(24) 2021/06/19(Sat) 11:54:48

【人】 鬼の子 千



 はは、成程なァ
 あんたってさ、人間より人間らしいな

[常とは違う静かな笑いが一度落ちた。
誰かが似たような意味の言葉をかつて口にしたことを、千太郎と呼ばれる鬼子は知らない。]

 善良で、瞿曇だよ

[こいつは人間としてあの村に関わらず済んで幸せだ。
異形の無い男がどんな人生を辿ったか想像し、昏い黒色が細まる。
有り得なかったのだろう可能性は、語らずに胸に残るのみ。]
(25) 2021/06/19(Sat) 11:55:06

【人】 鬼の子 千



 くだらねぇ

[今更の確認>>0:395を鼻で笑う。それが答え。

本当にくだらない。
もう答えを知っているのに問うことも、
実を結ぶことなど元より無い花嫁という名の贄に、性別の敷居を設けることも。


正直者の癖に気づかないふりをし、自分を上手く扱おうとすることも。]
(26) 2021/06/19(Sat) 11:55:22

【人】 鬼の子 千



[嗚呼、この鬼の心を理解するには目を覗き込むのでも見えない棘で刺し回るのでもなく
ただただ側に在り、紡がれるままの言葉を受け止めたらよいのだろう。
何を思い語ったのかもどれが真でどれが嘘なのかも、非常に分かりやすく伝わるのだから。]

まあ、そう言ってくれて良かったさ
宜しくな、旦那様

[屈み差し出す大きな掌>>0:396に自分の手を重ねつつ、鬼子はそんなことを考えていた。]
(27) 2021/06/19(Sat) 11:55:53

【人】 鬼の子 千



  ─ →外 ─


 花が好きなのか?全く似合わないな、ひひッ

[その手も寺から出る前に離れた。>>397
腕を上に伸ばされ続ける苦にあちらが自分で気づき、離したのだ。

いかにも優しい気遣いは結果的に別の問題を呼んだし、される鬼子が望んだ相応でも無かった。
──叶えないつもりでいることなど、分かっている。

起き際の、何気ない会話。>>0:387
食事の後聞こえた、笑えるくらい呑気な一言。>>0:388
そんな人間の真似事のような時間が、鬼の望み。]
(28) 2021/06/19(Sat) 11:56:19

【人】 鬼の子 千



 ……違うだろ
 六枚あるように見えるだけで、全部繋がっている。ほら

[合わない歩幅でなんとか共に歩こうとしながら向かった先、枝が詰まった樹木について語り聞かせてくる。
少し離れた場所から誂いを向けていたが、ふと近寄って覗き込み、一輪を摘んで根本を見せる。

それは話の途中、露骨に途切れた間の後に>>0:398
無理がある何事も無いふりに、気づかないふりをしてやる為の。

先程の意趣晴らしだ。何も形ばかりでこちらを花嫁とする鬼を気遣ったわけじゃない。
そんなことを、嫌われ者の鬼子がするわけがないだろう?**]
(29) 2021/06/19(Sat) 11:58:02

【人】 書生 茅

[手首の縛が解かれ、そのまま落ちるようにして敷布に転がされ。>>13
まさに、俎上の鯉とはこのような心持ちかと、どくり脈打つ心臓を抑え、『山神さま』を見上げる。
見下ろす視線が楽しそうで、悲鳴の一つでもあげた方が良いのだろうかなんて、逃避じみたことを考えもするが、喉から溢れるのは乾いた音のみで、いがらっぽいのを潤すように、ごくりとひとつ唾を飲み込んだ。*]
(30) 2021/06/19(Sat) 13:20:50
[胸元を滑る手は、まるで検分でもされているかのよう。]

 え?
 そんなことも……

[無いとも言い切れないのだが、自覚がないから戸惑う。
ただ、役立たずとは幾度となく言われていたから、そう言うことかとも思う。
実際のところ、年よりは5つばかりは幼く見える体格であるのだが、そのことは茅本人すら知らないことだ。なんなら村の人たちも。

なんとなく、居心地が悪くて少しだけ身を捩った。抵抗したわけでは無い。]

 えぇ…と……

[暴れなければ、とか。
最初は、とか。
男を…とか…何やら引っかかることはたくさんあるはずなのだが、あり過ぎて青年の思考容量を超えた。
結果、よくわからないままに、流し、流され…気づけばまた顎を掬われて。]

 ん…んっ!?

[混乱に何もかもが流れゆく。
待って欲しい、口と口を合わせるのは、なんかこう、アレだ。
なんだっけ。
……なんだっけ?
混乱しているうちに、舌先が口内を明け渡すよう要求してくるから、『抵抗するな』の命令通り、促されるまま口を開いた。]

 んぁ…あッ、

[口吸いなど経験がないから、それはさながら餌を求めた雛鳥のような、ただただ開いただけの動作。
けれど餌付けではないのだから、侵入してくるのは総じて異物だ、それでも口閉じること叶わずに。
とろ、とした蜜が、喉を滑り落ちる。
]

 
[ごくり、と喉が鳴った。]

[びく、と身体が不随意に跳ねる。]

 ッぁ……

[ちか、と瞼の裏で星が瞬く。
喉を通った
は熱く、焼けるほどに
かった。
それはまさに
劇薬
で、けれど青年はまたひとつ、ごくりと喉を鳴らす。
青年の目元がとろ、と溶けた。
無意識に、自ら舌先を差し出すなどする。
息苦しさもあるはずなのに、今も止めるべきが空気かその
なのか、よく分からないままに、無自覚に飢え切った雛鳥はまた口を開けて見せ…**]

書生 茅は、メモを貼った。
(a1) 2021/06/19(Sat) 13:24:42

【人】 将軍 かんぅ

―山の中―


 うぉぉぉぉ!!!!


[ずどん。と大きな音が山奥に響く。
一匹のイノシシが踵落としで倒された音である。突然飛び出してきた大男(全裸)に山は騒然となった。この状況になった理由はある。だが、周りから見てどうだろう。

かんぅの突然の奇行。
いつもしていると言ってはいけない
倒したイノシシを肩に担いで
またかんぅは滝の中に戻っていった(全裸で)]
(31) 2021/06/19(Sat) 14:33:09


(いやいや、色々順番おかしいよ)



[順番の問題ではないことは確かである。*]

【人】 『ただの子供』 ソフィア

 

  うるさいのが私ではないのなら>>14
  他の人たちのことだろうかと
  そう、正しく私は理解することが出来た。

  この人を煩わせないためにはどうしたらいいだろう。
  悩むものの答えは出ずに、
  口を開くことはないまま、手を引かれて歩き始める。


   「 あの星……どれだろ。
     ラサルハグって、蛇っていう意味なのね。 」


  空へと向けた視線は、
  振られた話題に興味が湧いたように
  話の星を探そうと動く>>15

  一番光っているあれ?
  それとも、色が違って見えるあれかな。

  熱心に指を向け差していれば、
  木の根に蹴躓いて転びかけてしまった。

  彼が支えてくれなければ醜態を晒していた事実に
  恥ずかしそうにすれば、それ以降は上を見ずに
  しっかりと地面を見て気をつけて歩く。
 
(32) 2021/06/19(Sat) 14:39:46

【人】 『ただの子供』 ソフィア



  なんとか転ばずに村まで辿り着くと
  成し遂げたように笑顔を一時見せて。
  彼との別れ際はほんのりと寂しそうに。
  そうすれば柔らかく頭を撫でてもらった>>16

  振り向かずともきっと声は届いたと
  私は信じている>>17

  再び出会う日は来るのだろうか。
  それとも、もう二度と会うことはないだろうか。

  相見えることがないとしても。
  今日という日のことを、私は忘れない。
 
(33) 2021/06/19(Sat) 14:40:07

【人】 『ただの子供』 ソフィア



***


  村の人にバレたらいけない
  という意識はあったので>>19
  バスケットを置いたら>>18
  一先ずその場は一時撤退をした>>20

  食べてくれるだろうか。 好みに合わないだろうか。
  村で過ごす間はそんなことを考えていたから
  その姿は上の空に見えたことだろう。

  とはいえ、割と考え事をすることは多い方だ。
  普段より少しぼんやりしているくらいなら
  あまりおかしくは見られていない、はず。
 
(34) 2021/06/19(Sat) 14:40:27

【人】 『ただの子供』 ソフィア



  次の日、人に見られないように気をつけた時間帯
  再び森の入口へと向かう。

  そわそわとバスケットを開いて
  中身が空っぽになっていることに気がつけば
  小さな歓声を上げて喜んだ。

  添えられた石。
  「美味であった。」と書かれた文字。
  家に帰れば宝物のひとつに加えよう。
 
(35) 2021/06/19(Sat) 14:40:46

【人】 『ただの子供』 ソフィア


  
  さて、先のサンドイッチは
  迷子を案内してくれたお礼だった。
  食べてもらえて嬉しかったから、またもう一度
  とはいきたいものの、現実はそう上手くは行かない。

  両親に食材が減っていることを追求されたのだ。
  動物が可愛かったからあげたのだと
  その時は躱したけれど、
  もうこの手は通用しないだろう。

  彼との縁はここで終わり。
  貰った石と、夜空に浮かぶ
  『Rasalhague』の星だけが
  私たちの繋がりを知っている。*
  

── ▷ 大蛇と私   ──   

 
(36) 2021/06/19(Sat) 14:41:16
 

***


  ─── あれから幾らの時が経っただろう。
      少なくとも、私が成人を迎える程に
      時は経っていた。

  短かかった手足はすらりと伸びて。
  丸かった顔は程よくほっそりとし。
  
  綺麗にお化粧をすれば、
  この村伝統の花嫁衣裳を着て
  友人と抱きしめ合い、別れを惜しむ。

  今日、私は神様へと嫁ぐこととなる。
  でも、まさか神様が直接この村を訪れるだなんて
  村の人間は、誰も予想出来ていなかったに違いない。*
 

『生贄の女』 ソフィアは、メモを貼った。
(a2) 2021/06/19(Sat) 14:45:39

【人】 土地神 リン


  起きているものが代わりに──か
       風呂に入れようとしたことはあるが
 
    無理に起き上がらせると痛そうでな
        我の力では結局のところ諦めた


[ 食事を口元に運んだこともある
 水差しの水で枕を濡らしたことも

 どれも最初の嫁の
 蘇芳に対し行ったこと

 次の緋扇には行わなかった
 前の経験から応えがないとわかったから ]


  そうか
    旅に出る者の方が多い、か

   それなら、なぁ
     蘇芳は旅に出たのか?
       ──緋扇はいつ旅立つのだ?


[ 長旅の前の休息
 そう思えば褥の上のそれは
 まるでじっと羽化を待つ蛹のようで ]
(37) 2021/06/19(Sat) 17:18:37

【人】 土地神 リン

[ すり、と頬をすり寄らせられれば
 されるがままに瞳を細め受け入れ ]


  笛は習ってはおらぬ
      我の手指では少しばかり
          笛の方が大きくて、な

   試しはしたが、指の隙間から
        息が漏れてしまうのよ
 

[ あの頃より育ちはしたが
 それでも笛は己の手にはなお大きい
 教わるなら詩の方を、と頷いて ]
 
(38) 2021/06/19(Sat) 17:19:02

【人】 土地神 リン

[ 部屋を離れ廊下へ出る
 その瞬間、緋扇へと手をひらり一振り

 消して忘れたわけではない
 新しい者に心を奪われたわけではない

 そう仕草で示しても
 久しぶりの温もりは離れ難く
 相変わらずこの身は、冥桜の腕の中 ]


  水汲みも、薪割りも
      重労働と云われれば、はて
         疲れるは、人間の理りだろう?
        
    ……と、まぁ。それは良いのだが
        ────なぜにそこにふれる?
         そしてなぜ、慰めようとする?


[ よくはわからないが無性に腹が立つ
 ぷいと膨れ、相手の頬を左右に引っ張り伸ばし ]
(39) 2021/06/19(Sat) 17:19:23

【人】 土地神 リン

  
  楽はさせてくれなさそうだな
      まぁ善い、その方が気が紛れる

    炊事場と風呂場はそれなりに
       寝床は──緋扇と寝ていたが
          布団はお前が来るのに合わせ


[ 輿入れの前に屋敷へ運ばれた
 その際に酒や味噌、米も運び込まれている

 その他の必要なものについては
 毎月定められた日に捧げられる
 となれば、まずすべきなのは── ]
 

  窓を開け、床を掃いてから
      荷ほどきした方が良いか

   とりあえず、な
       荷物はこちらの部屋に


[ 詰め込んである、と
  斜め向かいの部屋を示し* ]
(40) 2021/06/19(Sat) 17:19:44
[天狗の言葉も行動も、やはりよくわかっていない様子の小僧
戸惑いか羞恥か、身を捩る様子さえ天狗には物珍しかった
だからと言って優しくするとか加減をするとか、考えないのが物の怪というもので

むしろ、もっと手酷く扱って愉しもうかなどと
戸惑うままの小僧に毒を注ぎ込む……情欲引き出す蠱惑の毒を]

 ん   くちゅ……

[されるがままに開かれた口内に、とろりとそれを流し込めば
何かも知らぬままに飲み下す様子がわかる、そうして]

 どうじゃ? 善かろ?

[身を撥ねさせ、その目がとろりと蕩けていくのを見る
これなら、この先の痛みも多少は和らぐだろう
痛みに啼く姿は情欲を煽るが、壊れてしまっては困るのだから
丁寧に気持ちよくしてやろうというという考えも、まあ無かったが]

 ほう、もっと欲しいか?

[強請るかに口を開け、舌を差し出すのに応えるように口を吸い
開かれた中に舌を差し入れ思うがままに蹂躙して舌先絡めて吸い上げた

思った以上に反応がいいことに目を細め、口を合わせたまま再び胸を弄った
女に比べれば慎ましいだろう尖りを掻いてやれば、さてどんな反応を見せたやら]

 は 

[合わせていた口を離して小僧を見下ろす
己が体に起きていることにどう反応しているかを確かめるように
愉しむかのように、見下ろして]

 いい顔しちょるの、小僧

[と意地悪く間近で囁く
その目に、先ほどまでとは違うあからさまな熱が宿るのを
無垢な小僧はどう捉えるか**]

[かんぅが風呂に入っている間に、あんな大物を獲ってきたのだから、きっと腹も空いているだろうと思い、家人にいいつけて、食事の用意をさせようか*]

【人】 五色 冥桜

  ははは、それはそれは――。


[諦めて正解であったなと心の中で言葉を綴る。

リンが独りで過ごしていたことは想像に難くない。
そして独りが何をしていたのかと言えば寂しさを抱えておったのだろうと思い浮かぶは人の道理であろうか。
甲斐甲斐しく世話を焼くというのはつまりそういうことであろう]


  蘇芳は緋扇と代わり旅に出たのであろう。
  緋扇もまた予と代わり旅立つのだが。
  さて、それは詩を聞いてもらうまで待ってもらおうか。


[魂を見送るとはそうした見送る側の心を救うものでもある]


  大きくなったら笛も教えてやろう。
  三味線で音を合わせるのも良いし。
  詩で声を合わせるのも良いものだぞ。


[いや、そうだと男は己の言葉を即座に否定する]
(41) 2021/06/19(Sat) 20:27:23