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ブラキウムは、賭けに勝った。 (a0) 2021/05/30(Sun) 20:03:09 |
【人】 褐炭 レヴァティ「ほいほほ〜い まだ食事もらっとらん子は居らんですかいね〜? 今からもらう子はサァビスで 俺ん皿の プルーンつけちゃるよ〜」適当な誰かにドライプルーンをプレゼントし、 マイペースに朝食を取り始めた。 喉はずいぶんマシになったよう。 (1) 2021/05/30(Sun) 20:04:36 |
サルガスは、朝食の席に現れなかった。 (a1) 2021/05/30(Sun) 20:04:36 |
レヴァティは、決意に満ち溢れているシェルタンをよそに、いつも通りだ。 (a2) 2021/05/30(Sun) 20:09:19 |
【人】 愛情 シェルタン「────ふう。」 辺りを見る。 奇異の視線。訝し気な、或いは申し訳なさそうな、 或いはまだ邪険に扱うような視線。 そして、ある姿を見て。 (……誰だか分かんね〜) 『いない』とされて、存在すら希薄にされた、 けれど、確実に『変わっていったもの』たちは、 ”こっち側”からはこう見えるんだな、と、 心の中で寂しく笑う。 でも、それは決して顔には出さない。 ここにいるべきなのは、いつも通りの自分で。 あるべきギムナジウムの姿、なのだから。 (2) 2021/05/30(Sun) 20:13:49 |
ブラキウムは、僕はまだここに居る。 (a3) 2021/05/30(Sun) 20:15:58 |
ブラキウムは、朝食の席で待ち続ける。 (a4) 2021/05/30(Sun) 20:16:57 |
【見】 わるいおとなの ラサルハグ【ソロール】 教員棟が慌ただしい。 一体誰がこんな事を?何の為に?疑問を口にしたところで意味がない。 ギムナジウムに所属する大人は"ほんものの悪い大人"の下で動いている。カウンセラーもまた例外ではなく、命令は絶対だ。 「……教室のみ確認してきました。食堂もきっと、今頃は」 大きい体に発達した精神性。子供の頃にはなかったものを得た代わりに、大人は上下関係に酷く弱い。社会に組み込まれた人間は上からの命令に非常に弱い。少数を押しつぶすだろう多数に弱い。 果敢に立ち向かう子供心は、既に記憶の中の学び舎に置き去りにされたままだ。 ブラキウムの行動は、さざなみを生み出し。 ──大人達をも、揺り動かした。 (@0) 2021/05/30(Sun) 20:28:25 |
【人】 愛情 シェルタン「そこ!そこらへん!」 声を張り上げて、 『そこ』を指さして。 恐らく、水面と称した彼がいる辺り。 あと委員長───は、元気そうだ。 「暗い顔すんなよ。辛いことでもあったのか? ”これ”が終わったら幾らでもきいてやるからさ、 今くらいはオレに免じて、楽しんでくれたら嬉しい」 無茶な相談かもしれないけれど。 自分は、冷える食堂の空気を吹き飛ばすように、 只管、心からの笑みを繕っている。 バイオリンを取り出す。 出し物と言っても、大層なものじゃない。 いつもの演奏だ。自分にはこれしかできないから。 でも───”いつもの”、が、大事だから。 (3) 2021/05/30(Sun) 20:37:34 |
目明き ブラキウムは、メモを貼った。 (a5) 2021/05/30(Sun) 20:53:17 |
目明き ブラキウムは、メモを貼った。 (a6) 2021/05/30(Sun) 20:54:58 |
【見】 わるいおとなの ラサルハグ>>3:101 メレフ バチンと三度乾いた音の後。甲高い悲鳴を上げた子供を後ろからぎゅっと抱きしめて、「よく頑張ったね」と囁いた。 カウンセラーにとって予想外だったのは見繕ってきた子供が予想に反し泣かなかった事。少年の掠れた声と態度を感じ取ったのだろうか。 ──ああ、子供は大人よりもはるかに気配に敏感である事を忘れていた。 「……メレフ。貴方もお疲れ様。これで覚えてくれたかな、人を傷つけることはいけない事だって。 あと──」 ヒールを鳴らし、子供をすり抜けて貴方の元へ。 警戒心の欠片もなく耳へ唇を寄せる。 (@1) 2021/05/30(Sun) 21:03:57 |
【見】 わるいおとなの ラサルハグ>>3:101 メレフ 「 」 ──ひとりで出来ることなんて、本当に少ないんだ。 これも覚えておくといい。はじめに言ったけれど、どのような立場であっても動く前に周りを見て。人に歩み寄りなさい。 特に貴方はカードが少ない。大人の、それも大多数に向き合うのならもっと考える時間を増やすべきだ それだけ告げると、有無を言わせず打たれた子供の手を引いて屋上を後にしようとする。 「『宿題』は終わりだよ。私はこの子を保健室まで送るから、ここで失礼させてもらおうかな。 ……メレフ、貴方からは何かある? 愛しい愛しい子だもの、お願いがあるなら聞いてあげるよ」 依然として警戒心の欠片もないままだ。止めるも、反撃するも、他の行動に移るも。何の邪魔もされず実行できるだろう。 (@2) 2021/05/30(Sun) 21:05:03 |
ブラキウムは、探しものを見つけた。朝食の後のお話だ。 (a7) 2021/05/30(Sun) 21:39:38 |
【置】 褐炭 レヴァティ子どもたちが屠殺ごっこをした話への所感。 屠殺屋役の子が、豚役の子を本当に殺しよるアレね。 殺人が死刑の町で、それでも子どもだからで 許されるか許されないかの話。 リンゴと金貨を並べて、屠殺屋役の子がリンゴを選んだら、 物の価値をまだ学べていないだけだから無罪放免って。 けどさァ、別にそれってイコールと違うでしょ? 金貨の方がキラキラしていて綺麗だ。 やけんほしいって言う子も居りますよね。 金貨の価値を知っていて、それでリンゴを沢山買えることを 知っていても、すごくおなかが空いていたら? そんなん今すぐリンゴが欲しいですよね。金貨は食べられん。 金貨の価値を知っているからこそ、 それくらい知識があるからこそ。 試されていることを理解してリンゴを選ぶんも あると思うなァ。俺は多分、これ。 無邪気に殺して、訳も分からず殺してもらえたらよかったね。 (L0) 2021/05/30(Sun) 21:52:36 公開: 2021/05/31(Mon) 0:50:00 |
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