【人】 [『 力 』 フォルス―――回想:初めての友達 [ 初めて洋館に訪れた時、 ここに居た証持ちはシンとヴェルトだった 少しお兄さんのヴェルトと、年の近いシン。 近所に子供が居なかった訳でもないけれど 両親と一緒に行動する事が多かったから 友達と遊ぶという概念は薄かった。 だから、初めてここに来た時 シンやヴェルトと話したり、何かをしたり、食事をしたり そうか、これが誰かと遊ぶって事なんだって なんだかとても珍しい経験をしてる気分で とても楽しかったのを覚えている ] (319) 2022/12/12(Mon) 17:39:36 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ ヴェルトも話しやすかったし なんだかんだと兄貴分のように感じていたけど シンとは年が近い事もあって 何かと距離の近さを感じていたような気がする。 シンと何して遊んだんだ、とか シンがこんな事言っててさーとか 両親との帰り道に土産話とするのは、 ヴェルトよりも少し、シンの方が多かったのだろう 「 シン君とどんな事して遊んだの? 」 両親の方から名指しで尋ねられる事もあったから。 ] (320) 2022/12/12(Mon) 17:40:37 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 小さい頃から交友のある証持ちは何人か居るけれど 少なくとも俺にとってシンは 洋館に行けばいつだって会える、年の近い子供で 初めての友達、というのをあげるなら きっと俺はシンの名を出すのだろう 親しい友の事を、親友と言うのなら 俺にとってのシンは「 シンユウ 」とか まあそんな親父じみた事を思うのは 心の中で思う分には花畑に埋まらずに済むだろう ] (321) 2022/12/12(Mon) 17:43:30 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ シンはたくさんの楽しそうを口に出す。 まるで魔法の箱のように、次から次へと。 子供の時分、それは大層輝いてみえて 出たアイデアの実現なんかを考えたり 時にはやりながら考えたりもしたっけ。 出来るか出来ないかはどうでもよかった 単純に、ただひたすらに楽しかった ] (322) 2022/12/12(Mon) 17:43:47 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ " シンのアイデアを形にしたい " そんな思いで苦節云年 製品化された一つがブーブークッションであり 今尚売店の片隅で細々と陳列されている 二人のノリと友情と努力の結晶だと 俺は信じている。 " アリスの誕生日会を盛大にしたい " シンの言葉に、ついと昔の俺が顔を出す 多分誰より肯定の音は早かったと思う>>97 「 いいねー♡ 」 乗り込んだ船の着港は、来週に迫っている ] * (323) 2022/12/12(Mon) 17:45:04 |
[『 力 』 フォルスは、メモを貼った。 (a54) 2022/12/12(Mon) 17:53:36 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 『力』と『正義』は 殺し合いの末、相討ちとなった。 一進一退の攻防 互いに満身創痍、そうして果ての、最期 最期の一撃と共に『力』は『正義』を抱きしめた。 ――教典に描かれた二人の最期。 ほんの少し先に致命傷を負った『力』 致命傷を避けられなかったのか 致命傷を厭わなかったのか 『力』の最期の一撃と行動は 今尚、様々な解釈と共に推測が為されている ――――…。 解釈に触れる度、顔を合せる度 そのどれもが正しくて、間違っているような もう、どうでもいいはずなのに 彼は『正義』ではない、 俺は『力』ではない。そう解っているのに 答えの無い解を今も求めている気がする ] * (436) 2022/12/13(Tue) 0:29:36 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 例えば、俺がここに住む前だったなら 例えば、もう少し時間が経っていたなら 俺はあの時、もっと違う言葉を 行為を向けられたのだろうか ] (438) 2022/12/13(Tue) 0:30:24 |
【人】 [『 力 』 フォルス―――七年前:『 正義 』 [ 出くわしたのは売店だった 珈琲を取りに店を出た時 歩いて来るソイツと目が合った>>337 名も知らない どこかの島から来た事は察すれど 声を聞いた事さえ無いはずの存在 何を抱くより早く汚物が飛び散るのを眺めた ] (450) 2022/12/13(Tue) 0:38:39 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 何が 叫 ぶ何が 喚 く声亡き声その呪縛を 俺は過去にも味わった事がある あの日とはあまりにも異にしすぎる対 己では無い何かが暴れ出す抗い難い情動 冷めていく 覚めていく 醒めていく 向こうで本能に跪く愚かな様をただ眺めた ] (451) 2022/12/13(Tue) 0:38:51 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 色も温度も無い二つの音は己の頭蓋にも確かに響いた 嗚呼 この音を俺は覚えている 近く遠く出したばかりのその音 これは確かに 俺の声だ ソイツの口から何も出なくなった頃脇を通り過ぎた 止まるつもりは無かった 声をかけるつもりは無かった 相手にする気は無かった そんな力が無い事誰より己が一番わかっていた ] (453) 2022/12/13(Tue) 0:39:24 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 数歩通り過ぎて 足が止まった訳など解りようがない 背に感じる気配が動く様子は無い ] ――――… … [ 薄ら滲む鉄の味 ] (454) 2022/12/13(Tue) 0:40:01 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 名も知らぬ男と並ぶように膝を折る ] ……二つ先の扉。 口ゆすぐ所あるから行ってきな [ 指し示す手を見たかは知らない 立って歩ける状況でなかったとして 俺に抱えられそうになれば一人で行くだろう どこまで介入したかは、どうだったか ] (455) 2022/12/13(Tue) 0:40:23 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ スミスが来るまで一先ずの処理をしていた時 その場を通りがかったのは誰だったか。 誰でも、どうでも良かった。 ただ気配に気付けばへらりと笑って 挨拶だって、この阿呆には息をするように簡単だ ] あ、そーだ 実は気分の優れない子が居てさ。 今そこで口ゆすがせてるんだけど―― ちょっと頼まれてよ〜♡ [ 売店の陳列棚から、小瓶を持ち出して渡した。 フルーツの味がするだけの ただのドロップ達 ] (456) 2022/12/13(Tue) 0:41:56 |
【人】 [『 力 』 フォルスこれ、君からって。 すすいだ後に舐めさせたげて おーねがい♡ [ 『正義』がそこから顔を出す前に、俺は消えようね ] * (457) 2022/12/13(Tue) 0:43:18 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 俺がマドカに敵意を向けたのは一度きり そもそも腐っても商人志望だった 簡単に腹の底を見せるなど愚の骨頂 ――それだけが理由ではなくとも 顔を合せる度顔色の悪くなる男に 告げる事もきっと無いだろうけれど マドカがこの館に来て程なく 街に出かけて仕入れたかわいらしい犬の着ぐるみは 顔でも隠せば吐く事も無くなるだろうか そんな思案の末、移動中に着用する為のもの。 一時、廊下を歩く超大型二足歩行犬が出現した そんな時代を知る者は、多分少ない ] * (458) 2022/12/13(Tue) 0:44:41 |
[『 力 』 フォルスは、メモを貼った。 (a66) 2022/12/13(Tue) 0:56:40 |
【人】 [『 力 』 フォルス――現在:売店でシャルと [ 慌てた様子に小さく笑って種明かし>>382 ] ごめんごめん、ホントに寝てたのか 歌の猛特訓でもしてた? [ 軽口ばかり叩くようになった 彼女の前でも軽口は多くなったかもしれない それでもここには――君の傍らにはいつだって 幼い頃から変わらぬ一筋の安らぎが、幸福がある ] (476) 2022/12/13(Tue) 1:52:22 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 寝ていた事実自体その反応から知ったとて>>383 ] へえー、最近は? [ ささやかすぎる言葉をそっと掬い上げてみれば 少しばかり、澄んだ瞳を覗き込んで見つめようか 口を噤むようならば言葉はするりと沈めて ] もしもまた見るようになったら言ってよ イイ対処療法、紹介するからさ。 [ 朗らかに、そんな言葉も添えたかな ] (477) 2022/12/13(Tue) 1:53:08 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ ソファでくつろぐひととき>>384 ] 考え中なんだよなー 明日辺り街に見に行こうかと思ってるけど あ、一緒に行く? [ 今までにも誘った事はあったろうけど さて、一緒に街に出かけた事はあったのだったか アボカドのディップをクラッカーに塗りながら ] シャルはもう何か決めた? [ 内緒にされたなら「いけずー」なんて笑って ] (478) 2022/12/13(Tue) 1:53:59 |
【人】 [『 力 』 フォルスみんなで歌を贈るの アリスとっても喜びそうだよね。 [ ちょっと聴きたいな? ちらりと見てみればおねだりは成功しただろうか ] そういやカルクドラが伴奏担当するんだって? チェレスタに頼んだら カスタネット隊として雇ってもらえるかなー [ そんな事を話したりもしながら。 玄関が少し賑やかになった頃合い 彼女が様子を見に行くのならば見送ろう いつだって慕われている 今尚次々に賑やかになっていく大人気な彼女への挨拶は 大変な賑やかが落ち着いた頃合いでも遅くは無い>>461 * ] (479) 2022/12/13(Tue) 1:54:47 |
[『 力 』 フォルスは、メモを貼った。 (a71) 2022/12/13(Tue) 2:03:20 |
【人】 [『 力 』 フォルス――回想:クリスタベルのお買い上げ [ クリスタベルと初めて挨拶を交わした時 いつもの居住まい、笑顔を崩す事は無くとも (8)1d10秒程考えるように見つめた事があった。 「 ふんふんつまり―――― 二人で一つ……てコト!? 」 「 俺はフォルスだよ。『力』の証持ち 強く在れるようにって名付けてくれたらしい 親しみをこめてフォルって呼んでくれていーよ♡ よろしくどーぞクリスタベル! 」 「 食堂の近くで売店やってるからさ 顔出してくれると嬉しーな♡ 」 そんな事を言ったのを覚えている] (534) 2022/12/13(Tue) 13:57:08 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ ある日、クリスタベルが店に顔を出した。 当然歓迎した>>398 ] ん〜〜ぼちぼち♡ さては君有識者だな? それはそれとして――改めて ハロークリスタベル、来てくれて嬉しいよ [ し、手伝い候補としてカウントさえした>>399 ] 時間を忘れて…… おっ! ならとてもいいモノがある ほら、ココ ――売店の売り子♡ 珍しい商品、気ままにに訪れる客 たくさんの素敵な出会いが約束された "地"さ [ どう? イイ笑顔で席を示すご愛嬌 ] (535) 2022/12/13(Tue) 13:59:10 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ それはそれとして。 初めてのお買い上げにオススメしたのは 店内でも片手に入る高額商品、『メルロン』 ] 持っててもとけないのに 口に入れるととける雪みたいな、雲みたいなお菓子でさ 一つ食べたら、どんな赤ん坊や狂犬も ふわっと笑顔がこぼれて蕩けるような 優しい甘さと後味が特徴だよ♡ [ 時間を忘れられたとして、 メルロンの性質上、ほんの刹那だろうけれど ] 悪魔がどんな顔になったか感想待ってるね〜 [ 毎度ありーと見送った ] (536) 2022/12/13(Tue) 13:59:50 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 余談。 俺もかなりの時間 それはへらへら笑っている奴だし なんなら適当な冗談ばかり言うが 悪魔はとりあえず置くとして シンとは違うものが見えているのだろうか それとも、魂が叫ぶが故なのか クリスタベルがシンに向ける眼差し その想いの一端にもしも触れていたのなら 何かの手慰みに考えた事もあったかもしれない ] * (537) 2022/12/13(Tue) 14:00:47 |
【人】 [『 力 』 フォルス―――売店でユグと [ シャルを見送るために表に出た時だったか 両手いっぱいに恵みを持つ男に気付けば 朗らかな笑みと共に片手をあげた>>480 ] おーユグいらっしゃい! いっぱいだね♡ [ カルクドラも傍に居たなら声をかけて。 お品書きの他に、こんなものもあるよと 店内のいくつかの商品も紹介しようか ] 後は――人が中に入れるしゃぼん玉とか ここにはないけど当日までには間に合うよ。 誕生日プレゼント向けだとこの辺りかな [ ユグのお眼鏡に叶うものはあったかどうか ] (538) 2022/12/13(Tue) 14:30:44 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 先生への贈り物選びについては>>481 アリスへのプレゼント同様、 それらしいものをいくつか挙げて見守る姿勢だが カルクドラが居たなら、 「君は何がイイと思う?」などと尋ねたり 再度オススメを訊かれれば ホリックゼリーを薦めてみようか * ] (539) 2022/12/13(Tue) 14:31:06 |
【人】 [『 力 』 フォルス―――回想:ある日 街の中 悪魔さんと 出会った ! [ 己も街に出る類ではあるが " 彼 "は己よりもその頻度が高いように思う 職員がぴりついている時は 大抵" 彼 "が洋館に居ない時が多く その日、声をかけたジャスミンがぴりついていれば 街で見かける可能性は決してゼロではない くらいには思っていた。 悪魔が店に入っていけば 程なく後を追って店に入る事にした ] (574) 2022/12/13(Tue) 17:39:41 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ "そういう事"ばかりをする訳じゃないだろう けれど予感めいたものもあった それが元商人志望のカンか 失礼千万のカン違いかは ――悪魔のみぞ知る所だが 動きかけた男の手を掴んで いつものようにへらりと笑った ] (575) 2022/12/13(Tue) 17:41:40 |
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