【人】 X『教皇』 カルクドラ── 現在:玄関ホール ── [ 翌日、自室から直接玄関ホールへと向かう。 毎日欠かさず行っていた神への祈りは 恩人の姿をした神が現れて以降行っていない。 徐々に集まる『証持ち』達に>>2 昨日も姿を見せた神が居る。 崩れゆく世界の中で 皆はどのような決断を下したのだろうか。 間も無く、神が決断を告げた>>3 とてもつまらなさそうに。 男の中に、真っ先に沸いた感情は “空虚”であり“失望”が近かった。 世界が滅ぶのが止まったのは、当然喜ぶことであり 男自身が昨日神に伝えていたことであり 言わば願望は叶っていた。 それなのに、晴れた気分がしない。 全くしない訳では無いが、見えない世界の様子より 見える恩人の姿をした神の発言の方が、 感じるものが大きかった。 一番腑に落ちないのは、神の反応、漏れる声>>4 それらに対する空虚であり、失望だった。] (111) 2022/12/20(Tue) 21:44:19 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ( ……あなたを信仰し、毎日祈りを捧げていたことが 私にとっては不幸せでした。 ) [ 今にも漏れそうな本音を飲み込む。 よりによって、それをヴェルトの姿で告げるのだから。 苛立ちの感情まで湧き上がってくる。] (112) 2022/12/20(Tue) 21:44:40 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ[ それでも、次に語り掛けられたことには>>5 若干怯んでしまう。 南地域の自宅である教会で、聖職者になるべく 日々勉強に励んでいた頃の自分がこの言葉を聞けば、 きっと目を輝かせ「一緒に居ます」と叫んでいただろう。 しかし周囲の環境と、神に用意され 敷かれた道程を歩んだ結果、信仰心は綺麗に瓦解。 続く“神から愛されなかった子たちへの別れの挨拶”>>6には 様々な感情が沸き上がってくる。 確かにこの世界は醜い。 この洋館に集められた証持ち達も 大半が酷い過去を背負い育ってきた。 留学中、胸元の痣に気付いた学生に晒され 爪弾きにされ、多大な嫌がらせを受けた記憶は消えない。] (113) 2022/12/20(Tue) 21:44:51 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ…………わかりました。 では、私も神を信仰することを止めます。 貴方も、愛する子でない者に祈られても迷惑でしょう。 [ 最後まで黙り続けておくかと思っていたが 自らの、共に過ごした仲間達を否定されれば 苛立ちを隠せず、自然と糾弾していた。 もし、世界の破滅に納得し 滅ぶ運命を受け入れていたとすれば この神と共に暮らすことになったのかと思えば ────想像するだけで。反吐が出る。 ] (114) 2022/12/20(Tue) 21:45:37 |
【人】 X『教皇』 カルクドラさようなら。 ……私が信じていた神。 [ それでも、最後の別れの挨拶の際は>>7 自然と神妙な面持ちになる。 人間は感情の生物故に、幾度と振り回され続けていく。 間も無く、崩れ落ちたヴェルトの姿を見て 自然と足が離れ、駆け寄っていた。>>8 別れを告げてもヴェルトの姿が消えなかった ]即ち、依代として使われていた可能性はある。 ならば、もしかして……。 (115) 2022/12/20(Tue) 21:45:52 |
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