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【人】 杓谷 薫「自分がこんなに欲に忠実な人間だと 今まで知る事はありませんでした…。」 途中でしみじみとそんなことを言ってしまう始末。 苦笑いと共に言ってみたけど、呆れられたりしないだろうか。 飲み途中のそれに差したストローを回して、氷をカラカラ鳴らす。 それでも、冷たい飲み物が体の中に入ると高ぶる気持ちがほんの少しだけ収まった気がした。 (25) 2023/06/24(Sat) 17:56:37 |
【人】 杓谷 薫「惚れさせて見せます、なんて言って。 今日だけで何度も惚れ直してる気がします。 …でも諦めませんからね。 何度も惚れ直しながら、頑張ります。」 だからにんまりと笑って、少し胸を張った。 正直、自分が彼女に勝てる気がしないのだけど、それを踏まえても隣にいたいし好きになってほしい気持ちが強いから。 だから今日は、ひとまず後少し頑張るのだ。 だって、お出かけが終わるまで我慢したら、甘い甘いご褒美が待っている。* (26) 2023/06/24(Sat) 17:56:54 |
【人】 辺見 華蓮 そうね、カフェで休憩するついでがいいかな。 早めにつけてみたい気持ちはね、あるし。 [プレゼントとして交換してなら、そっちの方がよさそう。 薫さんの内心なんかは知る由もなく、一緒にカフェへと向かった。私の方はと言えば、頼んだのはアイスカフェモカ。それにまあまあいい時間だし、サンドイッチも。 薫さんがなんだかちょっとそわそわしているのは感じていた。] なあに、そんな懺悔室みたいに改まって。 薫さんが正直なのは、短い時間だけど 十分よくわかってるよ。 ……あ、薫さんも食べる? [しみじみと告げる様に、くすりと笑う。 呆れたりはしないけれど、正直で欲求に忠実な様にかわいいな、とは思う。男子中学生とかそういうのに向けるかわいいという気持ちに近いかもしれない、これは。 静かにコーヒーを飲みながら、サンドイッチを差し出す。薫さんも何か頼むかもしれないけれど。] (27) 2023/06/24(Sat) 18:41:19 |
【人】 辺見 華蓮 そうかな。 …そんな風に、何度も好きって改まって言ってくれたのは、 薫さんが初めてね。 私の事を大事に思ってくれてるって、 その言葉だけでもなんだかよくわかるし。 私はね、多分私の事をきちんと好きって言ってくれる 人の事が好きなんだと思う。 なんでだろ、あんまり自分に自信なかったからかも しれないけど。 薫さんの事は…そうね。うん。 ……改めて、きちんと言うつもり。私の気持ちの事。 安心して。 [そんな風に胸を張る彼女を見ながら、くすりと笑った。 ひとまずはこのお出かけが終わってから、その時に…だろうか。後ちょっと。] …でも、あとはもしかして夕食の買い物だけだったかな。 何か食べたいものとかある? [尋ねるのはその事。ある程度の水準でいいなら…まあ大体のものは作れる、とは思うけれど*] (28) 2023/06/24(Sat) 18:42:04 |
【人】 杓谷 薫「だって、今までいろんなものを我慢していたからなのか 赦された、と思ったら止め処無く…。 それだけ華蓮さんが魅力的でもあります。」 キリッとしてまとめて見たけど、ふ、と少し笑いが漏れた。 サンドイッチを差し出されたけど首を横に振る。 だって、夕飯に成る可くお腹を空かせておきたい。 せっかくの手料理を存分に味わいたいのだ。 その割に甘いものを頼んでいたのは、これは単に私のMP回復的な役割の為。 (29) 2023/06/24(Sat) 19:53:56 |
【人】 杓谷 薫「華蓮さんが自信が無いって…。 魅力的ですよ、と何回でも私は言いますね。 華蓮さんにも理由があってそう思ってたんでしょうし。 夜ご飯は…うーん、野菜は多めに食べたいです。 タンメンとか、カレーとか? 汁気のある炭水化物も欲しいです。」 野菜は積極的に摂りたい。 タンメンのイメージは野菜が乗ってるラーメンだから、野菜炒めラーメンでも良いと思う。 カレーももちろん好きだし、サラダがあっても良さそうだ。 それにしても、華蓮さんに自信が無いなんて過去の男?たちは何をしていたんだろう、全く。 でもそんなことがあったから、私のところまで縁が来てくれたのもある。感謝はしないけど絶対に手放したく無い。 もっと自信をつけて欲しいし、可愛がりたいし、改めて気持ちを教えてくれるならその日までしっかり待つつもり。 しっかりと夕飯のリクエストをしてから、あ、と思い出したようにさっきの包みを取り出した。 (30) 2023/06/24(Sat) 19:54:12 |
【人】 杓谷 薫「華蓮さん、改めてこれからもよろしくお願いします。 お揃いのもの、嬉しいです。」 ほんのりと頬を染めながら、さっき買ったばかりのプレゼントを渡す。 ふにゃ、と頬が緩んで幸せな気持ちでいっぱいだった。* (31) 2023/06/24(Sat) 19:54:29 |
【人】 辺見 華蓮 ……はあ。まあ…… いいんだけどね。 大丈夫?お腹空かない?もしかして結構小食だったかな… [魅力的と言われて嫌なことなどあるはずもなく。 キリっと真顔で言われるのはちょっと可笑しくもあったけれど。 サンドイッチは受け取らなかったので、その分は私の方で食べた。 そんなに量は多くもなかったし、夕食に差し支える事はないと思う。] いや、まあね。自信がないっていうのは言い様というか。 外見的な魅力はある方だとは思うのよ。十分。 まあ、ただそれを誇れるほどの体験があったかというと… 微妙って事で。 まあ……でも、ありがと。 [酔っての性的な事はいっぱいあったしそこからの付き合いもあったけどね、と、 昔を思い出して気を抜けばため息が出そうになって良くない。 ふるふると首を振った。 とにかく薫さんは私を魅力的だと言ってくれてるわけで、それで十分。] (32) 2023/06/24(Sat) 20:44:55 |
【人】 辺見 華蓮 野菜多め、汁気のある炭水化物? なるほど。カレーでも確かにいい、けど… …………そうね。トマトスープパスタ。サラダ付き。どう? あ、でも量足りるかな… [野菜炒めラーメンは確かにそれは簡単にできる…のだけど。一応ちょっとばかりの見栄だ。 普段はもうちょっと…いや大分楽させてもらっているんだけど。] 構わないなら…… あ。 [何を作るか考える段取りが一区切りついたところ、薫さんから包みを渡される。 私の方も同じく、同じ大きさの包みを取り出して手渡した。] (33) 2023/06/24(Sat) 20:45:09 |
【人】 辺見 華蓮 私の方こそこれからも改めてよろしくね、薫さん。 ふふ。こういうの、本当初めて。 [ふふ、と顔を綻ばせて包みを握りしめながらそう告げた*] (34) 2023/06/24(Sat) 20:45:20 |
【人】 杓谷 薫「華蓮さんの手料理のために 万全にお腹を減らしておこうかと。」 キリッ。として答えた。 別に少食じゃ無いし、それだけ好きな人の手料理を楽しんで食べたい気持ちがあるんだから仕方がない。 けれど、昨夜も聞いた華蓮さんとお酒についての話。それに付随する男どもの話。 それを聞いたら、絶対に大切にしたいと思う。そうではなくても、自信をなくさせるような無体な事はしたくない。 無体な事はえっちな事だけで十分…というのは半ば本気だけど、その分別の面では大切にしたい気持ちがあった。 華蓮さんの意思とか、気持ちとか。 どうして華蓮さんが無体に扱われなくちゃならないんだ、という怒りはあったけれど、今それを出しても仕方がない。 いつかそんな男どもに遭遇したら、レイプドラッグを酒に混入して東京湾に放り込んでやろうかとは思うけど。 思うだけなら自由。 そのくらいの勢いで呪いたいと思うし、現在進行形で呪います。不幸になれ! …まあそんな風に人を呪ってばかりもいられないので。 目の前の大事な人と幸せになりたい。その方面で力を尽くしたい。 (35) 2023/06/24(Sat) 21:34:19 |
【人】 杓谷 薫「あ、スープパスタ良いですね。 足りないならタンパク質のおかずも欲しいかも? 卵とソーセージは朝食べたから 鶏ハム…は、時間かかり過ぎますね。 何かお肉のもの、私作りましょうか?鶏肉のピカタとか。 それかお惣菜でも良いかも? もちろん作ってくれるのも大歓迎です!」 それでも、全部任せるのも申し訳ないかも…と申し出た。 最後の最後で本音も漏れてしまったが。 でも、ほら。 ほらー可愛い! こういうのが初めてなんて、本当に嘘じゃ無いかと思う。 そして本当に初めてなら本気で嬉しいし、大事にしたいと思えて。 (36) 2023/06/24(Sat) 21:34:41 |
【人】 杓谷 薫「…大事にします…!」 ぎゅ、と両手で華蓮さんの手を握る。 ちょっと真面目な顔で見つめて、それからふっと力を抜いた。 改めて包みを開いてイヤリングをつけてみる。 普段は何も無い場所の重みが今は嬉しい。 これなら仕事中も着けていられる。着けてもらえる。 指先で揺れてるのを確認して目を細めた。 華蓮さんがつけてくれたなら、指先を伸ばしてそっと揺らして。 「…そろそろ、行きましょうか?」 そうして、カフェを後にする。 お買い物はきっと恙無く出来たはずだ。トラブルも無いはず。 そう言えばご褒美はご飯の後? それとも、玄関に着いた時点で合格かな? なんて、買った荷物を多めに持って歩きながら、次のことを考えてまたそわそわしてしまっていた。* (37) 2023/06/24(Sat) 21:35:01 |
【人】 辺見 華蓮 …………そうかなとは思ったけど。 本当にそうだとは思わなかった。 お腹空きすぎて倒れないでよ? [ふう、とため息一つ。これは、まあちょっとだけ呆れたのがなくもない。 まあでも、何度も言うけれど悪い気分ではなかった。 調子がいいだけではなくて、本当に大事に思ってくれているというのは理解できたから。 彼女が内心考えている物騒なことについては…… まあ、知っていたら……どうという事もなかったと思うけど。とっくに過去の思い出だ。 ……の割には、引き出しの奥に残っているテープをいまだに破棄せずに持っているのは、やっぱりひきずっているところがあるのかもしれない。 それは全く置いとくとして。] (38) 2023/06/24(Sat) 22:17:46 |
【人】 辺見 華蓮 よかった。トマトベースで、シーフードもたっぷり入れて。 でもたんぱく質も確かにもうちょっと欲しいかな。 鶏肉の…ピカタ?美味しそう。いいじゃない。 お店ではあんまり食べないやつだし、 作ってくれるなら嬉しいかも。 分けて一緒に作る? [一緒に分担して作るのは楽しそうだ。思わず笑みが漏れた。 そういうのも初めて。薫さんとの経験は、他にもあるようで、細かく突き詰めていけば色々なことが、初めての事ばかり。] ……私も大事にするね。 [両手でぎゅっと手を握って見つめられ、さすがにちょっと照れる。私の方も解いた包みから取り出したイヤリングをつけてみた。 薫さんは水色の、私は薄紫の。鈴蘭調のガーデンクォーツのイヤリング。薫さんのつけた方を、指でちょんと押して揺らしてみた。] (39) 2023/06/24(Sat) 22:18:20 |
【人】 辺見 華蓮 かわいい。 ……うん、そろそろ行こっか。 [その後は地下フロアでの買い物も無事に済んだ。 さすがにその辺のスーパーより値段も高めで驚いたりしたけど。今は一緒に二人して袋を手に持ち家路についている。 ご褒美は…そう、家に着いたらまずはこう聞かないと。] 夕食の後がいいかな?それとも前……? [って、まずはそれを聞かないと*] (40) 2023/06/24(Sat) 22:18:44 |
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