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人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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ネロは、牢を尋ねた。
(a13) 2023/09/21(Thu) 21:22:10

……。
身体を起こす。重いんだ。これは。
結局、中身は何なんだろう。

「……。」

また眉間に皺が寄るのに気付く。
持ち帰る間の、墨を落としたような心地がにわかに思い出された。
あれから、別に状況は何ひとつとしてよくなってはいない。
寧ろ悪くなっているはずだ。
…現実だけをただ見つめれば、もうこの手の中には何も残っていやしない。

ならば、その罰が下るように。

手を振る。手錠の鎖が音を立てた。

「………。」

考えないようにしていたことが、すうと脳裏を横切っていく。
バッグの隣に膝を抱えて、ミントブルーの瞳を伏せた。

日差しが傾き、窓から差し込む赤い光に照らされる。
小波の音が聞こえる気がした。
瞼が少しずつ、重くなる。
そういえばここ数日は、あんまりしっかり眠れていない。
波の音に紛れ、歌声も聞こえるような気がしてきた。
髪を撫でる手が、ひとつ、ふたつ。…みっつ。

そして。





……寝息が、微かに聞こえている。
膝を抱えていた手がゆっくり、ことり、と床に落ちた。

平時ならちょっぴり遅く開くはずだった本日。朝市が中止になった日の#バー:アマラント
は通常通りの時間に開いた。

客の入りはここ数日で随分と減ってしまったものだけど、
それでも今日も、いつも通りに。

──もしかのもしか、何かがなければ客が一人も来ない明日だって。

片手でリンゴジュースを作った。17くらいコップに入った。

…力を一気に込め過ぎて飛び散った果肉を回収し、今度はゆっくり絞った。

【人】 口に金貨を ルチアーノ

昼間の人通りが多い目立つ煉瓦道。
その一角に赤のオーニングテントが目立つケーキ屋がある。
一番人気はティラミス、他にもタルトにパイにシュークリーム甘い香りが漂う人気店だ。

「Buongiorno、今日は予約を頼めるかあ」

メモに注文するケーキに連絡先に名前を記せば金と一緒に店員に渡す。
笑顔で受け取った女性店員は、サービスですと包みに入ったクッキーを男に差し出した。

「おっと、……どうもありがとう。
 丁度お腹が空いていたんで助かった」

言葉にして気づく、……昨日の夜吐いてから何も食べていない。
流石に食事をとるべきかとあたりを見渡して近くの裏路地へと向かって歩いてく。
ズキリと痛んだ頭がまた何か嫌な夢を見せてきたが、いつかの美少女のデスメタルを思い出してその幻影は振り払った。
(2) 2023/09/22(Fri) 11:24:15
昼間の人通りが多い目立つ煉瓦道。
その一角に赤のオーニングテントが目立つケーキ屋がある。
おススメが乗っている看板にはティラミスの絵、
他にも棚にはタルトにパイにシュークリームが並ぶ甘い香りが漂う人気店だ。

カウンターの中の女性店員がやってきたあなたと目があった。
灰色の猫が目に入ったのか、驚いた顔をしてエプロンをつけたまま路地の方へと駆けてくる。

『あ、あの! 
もしかして……爪が綺麗なお姉さんですか?


その猫、うちの猫なんです!と明るい声を出して両手を広げる彼女は、
わざとらしい仕草で嬉しそうに貴方から猫を受け取ろうとするだろう。

リンゴジュースを客に出した後、カウンターを掃除することになったのだった。#バー:アマラント

【人】 花浅葱 エルヴィーノ

>>2 ルチアーノ

「Ciao ルチア。
 今日は元気そうで何よりだ」

あなたがケーキ屋から出てきて路地裏に向かう所。
あなたが気になって探していたのか、それとも偶然か。
とりあえず姿を見かけて、店内から出てくるのを待って追いかけた。
あなたの行動範囲はそれなりに把握している人間の動きであることは間違いない。

本当に元気そうかと言われると微妙なところだが、少なくとも昨日会った時に比べたら随分とマシだろう。
(3) 2023/09/22(Fri) 12:27:12

【人】 口に金貨を ルチアーノ

>>3 エルヴィーノ

「げっ、Ciao……エル。
 そうだな、散歩できるぐらいには調子はいい」

話しかけられると思っていなかったのか路地を歩いていた男は、
明らかに困ったような反応をして古くからの知人に返事をした。

「……い、今は見逃してくれるかあ?
 散財はしてないし、猫も漁ってない。
 後で連絡するから。ほれ、サービスで貰ったクッキーでも分けてやろう」

子供に餌を与えるような言い方で貴方にそれを差し出した。
(4) 2023/09/22(Fri) 13:06:37

【人】 花浅葱 エルヴィーノ

>>4 ルチアーノ

「げっ、とは失礼だね。
 調子がよくなったなら何よりだけど」

あなたの困った様子を見て、少しだけ眉を下げて。
迷惑だったならごめん、と小さく謝る。

「別にキミを捕まえに来たわけじゃないよ。
 ……ただ、あの人と話はできたのかなって、聞こうと思っただけだ」

クッキーについてはやんわりと断った。
それをもらうために声をかけたわけじゃないからだ。
(5) 2023/09/22(Fri) 13:28:02

【人】 口に金貨を ルチアーノ

>>5 エルヴィーノ

「教えてやりたいのはやまやまだが、
 今はその話をしたい気分ではないなあ? ……諸々整理ができてないんでね」

回答はノーコメントだった。
謝罪にも気にしないでいいといいながら携帯を見る仕草は、相変わらず何かに追われているように忙しない雰囲気である。

「……それと聞き逃しかけたが、この俺を捕まえるとか言うのはどの口だ?
 まるで俺が悪いやつみたいじゃないか。
 こんな色男に手錠をかける真似なんてしてみろ、
 冤罪だと喚いて金をふんだくるからな」


「一体この俺に、なんの罪があって捕まえられると思っている」

そう笑って、貴方の横を通り抜けようとした。
(6) 2023/09/22(Fri) 14:41:33

【人】 花浅葱 エルヴィーノ

>>6 ルチアーノ

「警察と見れば逃げ出そうとするやつが一定数いるからね。
 ……今のキミのように?」

望む回答はもらえそうにないと見れば肩をすくめて。
通り抜けようとするあなたを振り返る。
とはいえ、去っていくのを止める風ではない。

「気をつけて」
「今は罪がなくとも逮捕してしまえる世の中だからね」

その背に言葉を残して、あなたが見えなくなるまで見送った。
(7) 2023/09/22(Fri) 15:11:11
煉瓦道の一角。人気のケーキ屋。この店のことは知っている。
だけど、ダニエラ・エーコのルーチンには存在しない店だった。
だから、立ち寄ったことはない。

「つめ…?」

小首を傾げ。両手は猫を抱いている。
今はお見せすることが出来ないが、
左手小指のエナメルは、傷が入って、剥がしもされずにそのまま。

けれどまあ、返答としては「ネイルなら少ししてまあす。」とそんなものだろう。
問題はどこから、その話を聞いたのかであるが。

猫を差し出す。
手放しても、数秒程はその体温が手の平に残っていた。


「──思い切り呼ばれてしまったわね、名前」

「諜報していたのがバレて叱られるのは慣れっこだけど……
 こうして人に報告している現場を見てしまうと、
 色々と複雑に思う所があるわね……」

「この夢は見納めになるのかしら。
 ……困るわね。ようやく取り柄が見つかったと思ったのに」


「そうだとしたら、この夢も寂しくなるな」

いつも通りの口調、とはいえそこに常の冗談めかした色はなく。
先日よりも情報量の少なくなったこの夢も相まって。

「あんたの事も伝えときゃよかったかね。
 女の秘密を勝手にバラすのはマナー違反かと思ったんだが」

件の二人の片割れに自分が『そう』だと伝えてはいたが、
あなたの自由意志を尊重してあなたの事は伝えてはいなかった。
向こうも得られる情報は限られているのだから、
白黒どちらとも付かない所から疑われるのは道理であった。

「疑わしくない奴もそれはそれで怪しいって事かね。
 あーあ、酒が飲めなくなっちまうな」

最後の一言だけは、いつも通り。冗談めかした調子で。

『ありがとうございます〜!
 少しまっててくださいね!』

笑顔で猫は受け取られて行き、その店員の腕の中で伸びたり収まったりしながら店の裏手の方に運ばれた。
流石に表で飼っているわけではないようだ。

そうしていると店員は暖かな色をしたブーケを抱えてあなたのもとへ帰ってくる。

『お姉さんみたいな美人さんが来たら渡してくれって
 色男さんが言っていました。こちらお届けものです』

そう言って貴方が渡されるのはピンクをベースとしたグラデーションが美しいのブーゲンビリアの花束だった。

【人】 コピーキャット ペネロペ

朝の慌ただしさは過ぎ、少しすればまた街が動き出す。
そんな静かな時間に、三日月島の灯台には一つの人影があった。

天気はあいにくの曇天。
朝に行き交う人々もそれに、或いは法案の陰に、
重たい空気に俯きがちに背を屈め、歩いていたことだろう。

灯台からの眺めも見通しは悪く、目に映るのは灰色ばかり。
ざあざあと鳴る波の音も平時に比べて心地良いものではなく。
今は侘しさばかりがそこにあった。

けれど、それでよかったのかもしれない。

目を閉じて、過去にこの島であった事を思う。
この島で失った家族を思う。

今となっては伝聞でしか知らない家族ファミリーを思う。

#三日月島_灯台
(8) 2023/09/22(Fri) 20:11:41
ペネロペは、暫くの間そうしていた。
(a14) 2023/09/22(Fri) 20:12:04

ペネロペは、自分の素顔を知らない。
(a15) 2023/09/22(Fri) 20:12:26

運ばれていく猫に、指先だけで手を振って。
その頃には手の平に残っていた柔らかさも温かさも消えている。

「…あー。色男さあん。」

ブーケを受け取る。…浮かぶ顔は2つくらいあった。
しかしタイミング的に、片方に絞ることもできそうだ。
…そうやってだれかの顔を浮かべながら花束を見つめるその瞳には、僅かな寂寥が乗った。

「色男さんはあ、このお店、よく来るんですかあ?」

おもむろに顔を上げた女は、気怠そうに間延びした声でそう訊ねる。
ブーゲンビリアは胸の前。香り立つことなく、ただ鮮やかに。

「あら、そんな気を使っていてくれてたの?
 いいの。ペネロペが考えて決めてくれた事なら、
 どちらでも私は気にしなかったわ」

勿論見つかった事を残念だとは思いはしても、
伝えていなかった事で貴方を責める事はない。

「ふふ、疑心暗鬼になった時の考え方みたいね。
 実際当てられちゃってるから何とも言えないんだけど」

そう言って今日はスプリッツを貴方に差し出して、貴方が口をつけるよりも先にこちらが自分の分をぐいっと煽る。

「……これはただの雑談なんだけど。ペネロペはさ、
 大切な人と会話をしていて、心が痛くなる時ってある?」


「そりゃあそうさ。同じ夢のオトモダチ、だろ」

実際の所は、互いに仲良くしていれば角が立つ。
そんな身分の関係だ。とはいえ。
夢の中であれば、そうであってもいいはずだ。

「大切な人と、ねえ」

あなたがぐいとグラスを傾けるのを見てから。
差し出されたスプリッツを、一口。

「俺は博愛主義なんだ。つまりファミリー全員が大事って事。
 だから気に掛かったり腹を立てる事はあるが、
 話してて心が痛む事はねえな」

「つまりあんたのそれはそうじゃないって事だ」

「ふふ……そうね、オトモダチ!
 そんなオトモダチをもしかしたら
 置いていく事になるかもしれないのは心苦しいけど……」

きっと帰って来て見せる。とまでは、言い切りたくても言い切れなかった。
ただでさえ不思議な空間で、過酷とわかっている檻の中。
ふわふわと言葉を濁すしかない。

「……博愛主義じゃない、ってこと?
 大切な、家族、なの。昔からそれが当然で、
 それがとても嬉しかった事なのに……」

「なのに心がなんだか痛くて、少し寂しいのは、
 ちゃんと家族として愛せてない、って事なのかしら……」

少し間違った方向に捉えながら、唸る。

ルチアーノは、真っ直ぐに睨みつけた。
(a16) 2023/09/22(Fri) 22:51:54

ルチアーノは、もうその目を逸らしたりはしない。
(a17) 2023/09/22(Fri) 22:53:11


「ま、それは始めっからお互い様ってもんだろうよ。
 元々いつまで続くかもわからない夢だ。
 そうならないのが一番っちゃあ一番だがな」

唐突に見るようになった夢は、唐突に終わるかもしれない。
ずっとの確証は無い分、却って飲み込める事もある。
とはいえ、やはりそんなもしもが無ければいいとも思うもの。

「博愛じゃないってのは間違ってないかもしれねえな」

家族として愛してるから
だろ。
 本当は家族それ以外に求めてる愛情の形があるから、
 家族として接すれば寂しいと思う。」

「愛ってやつなんじゃねえの。家族愛じゃない方のな」

にやり、笑って片手の指でハートを作って見せる。

――あれから。

目を覚ました女がまず行ったのは、ここ数日1度も開けようとしなかったこの『預かり物』を開けることだった。
スーツケースを部屋中央まで引き摺って開く。
しばしがさごそと何らかを行う物音がして、最後にぱたりと閉じられた。

「…さてと。」

とりあえず、ひとつ決めたことがある。
やっぱり1杯くらいで許してやるのは絶対にやめてやると、そんなことだった。

リヴィオは、"  "な人間だ。
(a18) 2023/09/23(Sat) 0:47:02

腹が減っている。

私の大事なものに手を掛けていたことを、
今更後悔してももう遅いってこと。

「その身に、嫌ってほど教えてあげる」



路地に咲いた可憐な花は、害虫を排除する食虫花の顔を隠している。

怒りも憎しみも知らなかった頃にはもう、戻れない。

嫌な予感がした。

ここのご飯はあまりおいしくないですね。

エルヴィーノは、牢屋に居る同僚たちにこっそりパンを差し入れした。
(a19) 2023/09/23(Sat) 1:49:42

取り調べを受けている。

やわらかな眼差しを向けている。

メモを貼った。

フィオレは、毒の花を芽吹かせている。
(a20) 2023/09/23(Sat) 2:27:15

アリーチェは、牢屋を後にした後、手で顔を覆った。
(a21) 2023/09/23(Sat) 2:31:03

「……家族、以外に欲しい愛情の形──?
 そ、それ、って、」

二本指のハートを見て、顔は真っ赤に染まって、
慌てて突き出した手に当たったスプリッツが転がるのを更に慌てた様子で直して(最もこの空間だからかすぐに元の場所に中身も戻った)、わ、わ。と言葉にならない声を上げながら、机にべちゃりと突っ伏した。

「……家族相手に、どうしよう」
「迷惑、になるんじゃないかな、嫌だったりして……
 ……嫌だなあ、きらわれたくない…………」

思ったより自覚症状はあったのか、愛と言われて案外素直に肯定をする。その分疲弊具合も多くみられるが。


ただ一つの懸念は。

「解放された時、私のしたことを許してくれるかな」

大事な弟にも、大事なあなたにも。
自分がマフィアだってことはついぞ告げられないままだ。

嫌われないといいな。
そんな、都合のいい言葉を思って。

歌う、歌う、歌う。

ペネロペは、缶ビールをもうひとつ開けた。
(a22) 2023/09/23(Sat) 2:40:01

灰色の猫はもう見えない。温もりも風と共に消えていった。
代わりにやってきたのは、秋の訪れに色鮮やかな葉を見せる花束だ。

『ええ、よく来ますよ!
 よかったらケーキも買っていって下さいね』

おまけしますから、と言って店員は笑顔で応対している。
二人の間の花は勿論静かで何も語らない。

2023/09/23(Sat) 3:21:23


「さあなあ。
 確かなのは言わなきゃ白黒どっちともつかないって事だ」

机に突っ伏す様子を見て、にんまりと笑う。
自覚症状があるようで結構、とでも言わんばかり。

「迷惑かどうかも、嫌われるか、受け入れられるかも。
 聞いてみなきゃわからない。
 逆に言えば、聞かなければずっとどっちつかずのまま。」

「あんたはそれでいいのか?
 どっちつかずの寂しさや苦しさをずっと抱え続けるより、
 
嫌われたくない
の方が大きいか?」

違うと言いたくなるような、ずるい聞き方を敢えてする。
意地悪な猫被りは、シュレディンガーの箱を差し出している。

歌うのをやめさせられた。

牢屋の中のベッドに潜り込んだ。

へらりと緩い笑みで頷く。

「えー、それじゃあ」
「看板のティラミスを――」

ダニエラ巡査は、そう笑って。
この日ホテルに持ち帰ったのは、ブーゲンビリアの花束と、ティラミスがひとつ。

自分の予想は大体合っていて間違っていた。
それでも、
どちらでもいいだろう
、とした部分が
結局丁度良くはまったので、都合よく利用させてもらった。
果たして
無実の人間
を牢に入れた事実を友人達は許してくれるだろうか。

「――なるほどなあ。あの馬鹿が結局……。
 やはり体が足りん……手回しも足りん。後で部下に書き直した送らんと」

誰かの背を追いながら男は一人ではない夜道を歩く。



「結局お嬢さんには会えんかったか」
「すまんな。本当の
裏切り者
はこの俺だ」

家族以外に触れられることが、こわい。

ひと回りほど小さくなったアジトのデスク。

7色の缶の紅茶アソート。
薄紅色のバスボム。
ライムグリーンのウィッグのテディベア。
ブーゲンビリアの花束。
そして冷蔵庫の中には、少しお高めのチョコレート。
部屋の片隅に、大きなボストンバッグとスーツケース。
鞄の中には、15mlの小瓶が複数と、脱脂綿にオイル。


この部屋にある、女の私物はそれだけだった。
女の自室とまた別の意味で、生活感のない部屋だった。
けれど変わらず、その部屋の明かりが消えることはない。
帰ってくる時女は、誰もいないその部屋に必ず、「ただいま」といった。

アレッサンドロ・ルカーニオ。
裏社会での通称を"黒眼鏡"という男が率いるのは、
ノッテ・ファミリーの活動において、主に物流を取り仕切る部門である。
彼らは密輸や禁制品の販売、人、物──場所を動かすだけで金が発生するもの。
そのほぼ全てに関わり、あるいは自らで全てを賄い動かしていた。

特にアレッサンドロの支配力が強いのは、多くの港湾設備を擁する三日月島周辺。
当然ながら海運業が強く発達したヴェスペッラにおいて、
彼らはいつしか──少なくとも、先代のカポ・レジームの時代には既に――"港"と呼ばれるようになっていた。

元ソルジャーらしさ、というのか。
規律と不正にひどくうるさいアレッサンドロの剛柔組み合わせた監視の下で、
"港"は強く統制されファミリーの地盤を固めるための一角を担っていた。

アレッサンドロ曰く、
「あって当たり前の仕事でミスるとリスクがデカい」
「需要が常にある以上、こちらからリスクを取るより顧客を依存させたほうが稼げる」。
商品がなんであれば、物流とはまるで生物の血管のごとく、
常に物を動かし続けることこそ最大の利益を生む。


そういった理念の下、"港"はそれが非合法的性格を多分に含むことを除けば
ごくまっとうで理想的なビジネスのように運用されていた。

 


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