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202 【ペアRP】踊る星影、夢現【R18/R18G】
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![](./img/barbachica/006_p.png) | [そうして、]
おぉ、…
[思いのほかしっかりした温泉施設を見つけると声を上げた。 山の中に温泉があると聞いた時、 普通に自然温泉と思い込んでいたのだ。 山の奥にある秘湯とか、猿が入りに来る温泉みたいな…。 そのためきちんとした施設で逆にわくわく度が増した。 こういう所はめったに来ないためだ。]
すごいなぁ、 ちゃんとしとる。
[自然温泉なら褌のまま入るつもりだったが、 これだけきちんとした所なら問題なさそうだ。 男湯でのんびりする事を選ぶ。] (103) 2023/03/12(Sun) 14:38:47 |
![](./img/barbachica/006_p.png) | [きちんとかけ湯をしてからお湯につかって、 は〜〜〜〜と声がもれてしまった。]
遊んだなあ……。
[そうしみじみと呟く。 遊び尽くすにはまだ足りないが、 満足する程度には。
狐の姿で湯につかりたくなったら 貸切の方でも借りようか、と笑った。*] (104) 2023/03/12(Sun) 14:38:58 |
[忘れた日なんか、という言葉には小さく首を傾げる。あの後すこし眠って、そこで世界が小さく折り畳まれるような感覚を得た。夢と夢との境目、もしくは目覚めの前兆だ。赤薔薇の国でも同じように感じて、気がつけば見知らぬ場所にいた。握っていたはずの薔薇の紋章は、いつの間にかなくなっていた。
この夢は、ここで終わり。
そう思うと、少し寂しい。
彼は探しに行くと言った。
だからきっと、また会える。
声が聴こえたのは、そんなことを思いながら目覚めた直後だった。]
[問いかけにはゆるく首を横に振る。まだ身体中が錆びついたように動かなかった。
一体いつからここにいたのだろう、随分長いこと眠っていたような気もする。どこからどこまでが夢なのかも、もうわからない。もしかしたら、何もかもが夢の中の出来事だったのかもしれない。そういえば、踊るカラフルな動物に囲まれる夢も見た。
自分の手をちらりと見やる。まるで枯れ枝のようだ。全身が乾いてひび割れているような気さえする。気がついてしまうと、急に渇きに襲われた。咳き込もうにも体は動かない。乾ききった唇が、陸に上げられた魚のように力無く動いた。]**
[彼女は首を傾げたように見えた。
それが意味するところが気にはなったが、声を出すのも辛そうな彼女に余計なことを問いかけたくはなかった。
だから楓は気付きはしない。彼女が目覚めた直後だということに──それだけの時間のずれがあったということに。
首が横に振られるのを見て、水も飲みようがないほどの衰弱と感じるとやはり胸は痛んだ。彼女の手は肉が削げ落ち、肌にも瑞々しさは残っていなかった。応える囁きが無ければ、あるいは彼女が見慣れた白いマントを纏っていなければ、彼女だと気付くことさえ無かったかもしれないほどだ]
[痛ましく思いながら彼女を見つめていたとき、唇の動きに気付いた。
それが水を求めてのものに思えて、水筒の蓋を開ける。自分の口に少しだけ水を含み、彼女に唇を寄せ、くちづけを交わしてそっと水を彼女の口中に移した。ほかに少しずつ飲ませる方法が思い浮かばなかったのだ。
もし一度で足りないなら、彼女が望む限り応じるだろう。
乾ききった唇を感じるのは辛かった。
そうなるまで彼女が独りきりでいたという事実に苛まれた。
今から少しでも長く傍にいたいと願いながら、隣に腰を下ろして彼女に身を寄せる。ソファで一緒に眠ったときのように]**
[アスルの唇が頬に触れ、滴を掬ってくれる。
自分が泣いているときにしてくれる涙を受け止める仕草はいつも優しくて、大雑把さが嘘のような繊細さがあった。
胸にこみ上げる熱。嬉しくてくすぐったくて。
触れる手のひらにふんわり微笑んで、自然と首元に回していた手にぎゅっと力を込めて身体を寄せ合う。
銀色の髪からはさわやかな風と彼の香りがする。
覗き込んだなら、今は夜の空のように光を煌めかせる青い瞳がじっと見つめてきて、こんなに長く付き合ってきていたとしてもじんわり頬に熱が上るのは止められなかった。]
この場所も、私の特等席ね。
[アスルの飛行機限定、ハンドルの隣の場所。
下ろしてもらうとたおやかな仕草でワンピースの裾を整え、その割にはしゃぐように足を揺らしてみせる。
振り向くように仰いだら、ちゃんとアスルがいる。
この場所から眺める、操縦しながら前を見据えるアスルの横顔がなによりも好きだった。
どんな景色より、どんな雲の形や空の色より、自分の心に仕舞われた絵には、彼の横顔ばかりが詰まっている。]
もう、そんなことを言って。
でも大切に持っていてくれてありがとう。
[アスルが耳につけやすいよう顔を傾ける。
揃った真珠の耳飾りは力をなくしているはずなのに、心を表すかのように月の明かりをやどして光をまとった。]
……うん。
[眉を下げながら、幸せそうに目が細まり唇が綻ぶ。
自分もまた彼の手のひらにあのコインを乗せた。
彼がずっと大切に持ち続けてきた飛行機乗りの証のひとつ。]
私も、もうアスルを探さなくていいものね。
[昔から街でよく迷子になる見習いだったけれど。
悪戯っぽくこちらも笑んで、視線が交わるままに――彼の手をほんの少し引いたなら、そっと瞼を下ろした。*]
[大切にしてたというのには当然だろというように見せて]
俺以上に正直者なんていないぞ。なんていうと笑われるのはどうしてだろうな。
[ふふっと冗談めかした笑みを浮かべる、そんな一瞬すら戻ってきた日常を思い返して愛おしい。
特等席に座り、ペルラの月色の髪をより引き立てる耳飾りがあるべき場所に戻ったことに満足して、自分の掌に戻ってきたコイン。親父にもらったお土産で空に興味をもちはじめた切欠のコインが返ってくる。]
そうだな。幸せになることを考えたら自然とそこにいるわけだしな。
[俺の、ペルラの、互いの幸せをそう評するようにいいながら、強請るように手を引く奥ゆかしい人へと、そっと顔を近づけて重ね合わせる。激しさはなくゆっくりと噛みしめるように触れあう唇に、あの時悼めなかったものが、喜びのものとなって一筋の涙がこぼれる]
……そういえば、これいえなかったことあったな…
一生愛し続ける。だから結婚しよう。俺のペルラ……
[巫女と守り人であったならば言えなかった言葉も、もう二人には関係ない。
彼女が戻ってきたからこそ言える言葉を伝えて――湖上の上で月明かりに映る影を重ね合わせるのであった*]
[わずかな言葉が頭の中をぐるぐると巡るばかりで、他には何も考えることはできなかった。
その感触はよく知っているはずなのに、記憶はどこか遠く曖昧で靄がかったようにも感じられる。それでも、冷えた身体に伝わる熱にやすらぎを覚えた。
水が身体に染み渡る、気がした。
固まっていた身体が少しずつ動かせるようになってくる。
自分が“生きている”と感じたのは生まれて初めてだったかもしれない。
痩せた指は大きな手を求めて彷徨う。触れたならばそっと指先を絡める。]
[ほとんど吐息のように、彼女はつぶやいた。]**
[水を与えた後、僅かながらに彼女の体が動いた気がした。
彼女の左隣から身を寄せ、肩を抱いて見守るうち、すっかり細くなった指が彷徨うのを見つけてそっと左手を寄せる。絡まってくる指を感じながらぴたりと掌を合わせ、絡め返した指で一本一本を愛おしむように撫でた。
弱い吐息に乗せられた声は確かに耳に届き、微笑みが浮かぶ]
椿、また会って話ができてよかった。
[室内に響かせた声は穏やかに安らいでいた。彼女にとっては聞き慣れないだろうが、夢の中での別れ際に聴いたばかりの声でもあるだろう。
もう一度言葉が交わせることが心から嬉しかった。
彼女の命はもう長く続けられないかもしれないけれど、少しでも長く共に在ることができるようにと祈った]**
[語りかける声は優しく、穏やかで。彼にそのような安らぎが訪れたことを嬉しく思う。
この場所にきてもうどれだけたったのだろう。
はじめは、二人だった。やがて、ひとりになった。
ひとりでいることはさみしくて、かといっていなくなってしまうこともできなくて、そのうちにどこにも行けなくなってしまった。
ここでたくさんの夢を見た。
こわい夢も、わるい夢も、とてもたくさん。けれど、最後の最後に、あたたかい夢を見ることができた。そして今、夢から覚めても、まだあたたかい。
あとどれだけ自分は生きていられるだろう。少しでも長くいられるといいと思う。そのために、できることはなんだろう。]
あのね、
[首をすこし傾けて、声が彼の耳に届くように顔を向ける。]
おなかがすいたの。
たまごがたべたい。
[“食べるということは、生きることと同義です“
夢の中の自分がそう言った。
きっとそうなのだ。どうあれ、食べることは生きることに繋がっている。
だから、まずはここから、はじめよう。]**
[彼女が食事を乞う。その言葉がとても嬉しかった。
声はまだ弱々しいけれど]
卵か……、鶏飼ってたりしねェよな?
買ってこようか。
[小屋がこの有様では、ろくに食料が保存されていると思えなかった。
村まで行って食料を買う生活が続けば、森の中に住んでいる人がいると知れる可能性は気にかかったが……。
食べないわけにはいかない。特に今の彼女は。
二人とも“狼”として食べたいものが別途あるとはいえ、ヒトとしての食事もまた生きるために必要なのだから。
こうして、この地での彼女との二人暮らしが始まった。
これは彼女が旅に出られるほど回復するまでの一時的なもの。楓はそう思ってはいたけれど、それが結構な長期間になりそうなことは予想できていた]
[共に暮らし始めて間もない頃、彼女が無理なく会話できるようになった頃合いに、楓がふと脈絡無く紡いだ言葉があった]
なあ、椿……
“いらないもの”なら後に残るはずねェよな?
後に残るのって、それだけ重要なもの……、
存在の核とか、柱や基盤とか……
そういうものなんじゃねェのか……?
[それは確信というより、そうであってほしいという祈りだけれど。
あの夢から覚めた後、彼女に思いを馳せる間に考えついたことだった。
たましいを善と悪のふたつに分けて、悪を滅する。それが彼女が生み出された過程で、彼女は滅せられる側──不要物と扱われた側だった。
それなら、どうして先にもう片方が消えたのか? どうして滅せられる側だったはずの彼女が後に残ったのか?
真に滅せられるべきは向こうだったのか、それともどちらかを滅するという考え自体が誤っていたのか……そこまでは楓に理解の及ばないことだが。
楓にとって、彼女は間違いなく『存在していてほしいひと』だ。それを補強する理屈がどうしても欲しかったのだ]*
[初めのうちは楓が食事を作ろうとしただろうけれど、そのうちに彼女が作ってくれるようになったのだろうか。
彼女が歩けるようになったなら、短い時間でも共に散歩しようと誘っただろう。
楓は彼女と一緒にできることが増えるたびに喜び、彼女が望むことを果たす助けであろうとした。寄り添い、支え、尽くし、触れ合った。連理の如く]**
[やわらかな温度が、いつもの温度が。
待ち望んでいたぬくもりが触れてまた涙が零れていく。
瞼を伏せていて気づけなかったけれど、それはきっと、アスルが零した想いとともに風に攫われ湖へ落ちるのだ。]
なぁに、アスル。
[言えなかったこと。
不思議そうにも、予感しているかのようにも微笑む。
そうして彼の言葉にふわりと瞳に光が灯る。
たくさん見つめ、映し続けてきた群青色と空の色に近づいた瞳。
銀白色に憧れた月のような色の髪が彼の風をはらんで揺れる。
腕を伸ばして包むように抱きしめて。
まつげが触れ合うほど近くで見つめ、幸せを笑みにした。]
私は、ペルラ・ルーチェは、あなたを愛し続けます。
ずっと一緒ね。私のアスル。
[結婚し家族になって、寄り添いながら年を重ねていこう。
今、月明かりに照らされる姿も、ともに。]
[そうして抱きしめ合って。
ふと、目を瞬かせる。]
アスル、やっぱり、随分待たせてしまったのね?
[前髪が伸びてる、と指先で額にかかる髪にそっと触れる。
彼に出会ってからなんとなく感じていたことだが、あの狭間の世界とこちらは時間の流れが異なっていたのだろう。
話したいことがたくさんある。
今の巫女はどうなっているのか、今の島の状況、お互いの家族の話、何より彼のこと――将来の話だって、したい。
でも、今は思うままに。]
アスル、今夜はゆっくりしていても、いい?
話したいこともたくさんあるし、あそこの小屋で。
…………儀式のお役目の後みたいにも、ね?
[耳元で囁く声に、彼しか知らない色。
これからもアスルにしか聞かせない声を紡ぐと、]
――愛してる。
アスルは私だけの風で、自由な鳥で、ずっと大好きな人。
[それは永遠に。**]
一生が何度もあるってすごいじゃないですか……
ん……上手。
タマの方も舐めて?
[まるで心が読まれていたかのように、ビデオカメラのことを言われて苦笑してしまう。
でもそれだからこそ一瞬を切り取ろうとムキになってしまう。
鎖でわずかばかりに余裕があるとはいえ、いつもよりも自由がきかない両手。
彼は唇、口腔、舌、吐息だけを上手く使って、彼の雄を制御する。
そんな彼の髪を優しく撫でて乱し、もっとして? と指先だけでねだろう。
自分に奉仕しているだけでも感じているのか、きついのだろうか、彼の腰が揺れているのが分かる。
彼の喉仏が嚥下するかのように動く。
真空をつくられ、硬くそそり立った箇所が彼の上顎裏のざらついた箇所をこすって。
軽いタッチでシャッターが切れるはずなのに、それがひどく重い。
はぁ、はぁ、と上がる息の中、目の前が白く飛びそうなのを必死にこらえながら、シャッターを切り続けて]
んぅぅっ!!
[立ったままだから、思わず身体をそらして、彼の方に腰を突き出してしまった。
我慢しきれず、放つそれ。
思わず彼の口から引き抜いてしまって、その美しい顔にどろり、とかかった白。それは彼の口元のほくろを隠す。まるで化粧をしているかのように。
見慣れているほくろが、それが消えているのが自分が放った欲の多さを表しているかのようで。
彼を縛るボンテージのエナメルの艶にも白がかかり、光が反射している箇所すら自分の慾が飛んだように見える。
穢されてなお美しい人。
奉仕のせいでこすれて唇が紅くなっているのが、艶やかでますます色っぽい。
ああ、抱きたい。
このままめちゃくちゃに犯したい。
しかし、それは我慢だ]
…………最高の一枚が撮れたと思います。
[そんな風に言って、自分の中の欲を押し殺して隠してごまかして。
しかし、今撮ったこの写真を見るだけで、何度でもきっと自分は一人寝の夜に困ることはないだろう。
そして己ばかり欲を満たしたが]
要さんは、お預け、ですからね。
[片目をつぶって、ボンテージスーツの中の熱を持て余しているだろう恋人にそう言い放つ。
それは意地悪なつもりでもなく……いや、実際少しそういう気持ちがあったのは否めないが……彼が“欲しい”という飢餓感があった方がいい写真が撮れそうだから。
終わったら、いっぱい甘やかしてあげるから我慢して?
心の中で、ごめんね、と謝った*]
ああ、三か月ほどな。
っていうことはペルラはそうでもなかったのか?
[そう聞くと時間の流れが異なっているという風なことを聞くが、プロポーズを受け入れてもらった熱い気持ちと再会できた喜びに、多少待っていた面での辛さなど気にも留めなかった。]
そうだな…俺も話したいこともあるしな。
[彼女が去ったあとどう過ごしていたかとか、二人のこれからこととか。
それに…会えなかった時間と体温を埋め合わせる時間も必要だ。もう慌てなくていいなどといっても、急いた気持ちになるのは熱情故。]
愛してる…ペルラ・ルーチェ…
[彼女だけを永遠に*]
[それから、彼女、元巫女であるペルラが帰ってきたことを伝えにいった。
力を使い果たしたら消えるといういわれる巫女が帰ってきたことへの反響などを考えてこっそりと、村のまとめ役の長老へと伝えにいったわけだが]
「おぉ、新婚旅行から帰ってきたか?」
[第一声はそれであった。は?となったわけだ。
そこから色々と色々と話し合ったが、どうも色々と相違があったらしい。
一番の要因である、巫女が消える。ということに関しては―――だいたいが嫁入りしていく。ということらしい。]
[そこからは長い話が繰り広げられたが大雑把にいうと。相当前の巫女が役目を終えたときのこと、その巫女にちょうどいい年齢の結婚相手がいないということが判明した。
元々浮遊都市という閉じた世界。結婚適齢期から考えても過ぎており、そしてその時代、ちょうど奇数で余ってしまったのだ。
その頃の巫女はここまで特別扱いするという形ではなく、同年代の人と接触が多かったのも悪かったらしい、なんでも夫婦生活を自慢されたりしていたようだ。
そんな役目を終えた巫女の不満のため、婿探しに奔走したという大変な過去があったようだ。
そりゃまぁ巫女になって、自分の意志でならばともかく結婚願望や青春したい!と不満たらたらで人生を終えるなど悪いし、そんなことが広まっては醜聞になるので隠す必要があったようだ。次代巫女居なくなっても困るし、後の婿取りにも響くしな。ということらしい。
ちなみに先代巫女が消えたという件についても、行商人の人と結婚予定だったらしいが、力を使い果たした直後、旅立つ直前だったらしく、このままだと数か月は会えなくなるのが嫌になって飛び出していった、ということらしい。
ペルラとアスルもそれだと思っていて帰ってきたという認識でいたらしい]
じゃあ…消えるってこう、泡になって消えるとか、死んでしまうみたいものじゃなくてってことなのか?
「そんなおかしなこと起きるわけないじゃろ。」
[まさかの全否定であった。
だがまぁ、要するにペルラは戻っても特に問題なかったらしい。なんだったら自分もペルラの両親もこっそり知ってるとのことだ。
ちなみに守り人というのもそれっぽい理由をつけて巫女の退職後の付き合い先とかを用意していたという裏話も聞かされるが、非常に疲れた心地であった。
だが、あの現象って結局なんだったのか。という謎は抱えたものの、まさか現代側のほうが異世界と通じる原因になっていたなど二人には知る由もないのであった。]
[そして]
準備できたか?ペルラ…
[アスルはやり残したことを遂げるために戻ってきた。そして今、それを叶える日だ。
彼は別れていた間、色んな島を巡り、そして他の島にある産物を持ち帰った。――それはゴムとそれを得るための苗木であった。]
…いくぞ。
[蒼色に銀のラインが引かれたそれ鳥のような形に上部と下部に翼が広げられた、現代で言うところの複葉機に近い形のもの。操縦席の隣にペルラを乗せ、ベルトがまかれているのをチェックする。
エンジン音が響き、前部のプロペラがゆっくりと周り、異常の動きがないのを確認すると、発着所の面々へと親指をたてて合図を送り、固定されていた翼の支えが外される。
そして発着所からゆっくり走り空へと浮き上がっていく]
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