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人狼物語 三日月国


202 【ペアRP】踊る星影、夢現【R18/R18G】

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【人】 天原 珠月


 そうそう、前にパン屋さんで林檎と蜂蜜のパンを――

[ガクは料理が好きらしいから積極的に料理の話はしよう。
別の世界の料理にも興味を示してくれるだろうし、自分の過去の話にはほぼすべて『彼』が関わっているから、自然と『彼』の情報も積み重なっていくことになる。]

 えっ、海? 近くにないのに見られるの?

[きょとんと目を丸くする。
昨夜ここはキャンプ場という名の場所と教えてもらい、回りには森と湖と他の建物があると聞いていたのだが、遠く離れているはずの海をどうやって見るというのだろうか。]

 えっ!? すごい、この板で色んな映像が出てくる……。
 私も水に映して簡単な遠見とかはしたけれど……あ、後でここでもできるか試してみましょうか。

[なんて言いつつ。
視線はどうしても画面に映る海に吸い込まれていく。]
(41) 2023/03/08(Wed) 1:03:59

【人】 天原 珠月


 水の中というのは湖と一緒なのよね? 
 あ、塩水というのは、私も文献で読んだことがあるわ。
 
 わぁ、綺麗な色……空とはまた違う青だ……。

 この大きな魚はなに? イルカ?
 小さな魚がとても鮮やかな色ね。
 サンゴ……あ、本で見たことがあるかも……たしか真珠と同じで宝石にもなるって、どこかの島が保存してるって。
 
 この透明でふわふわしたのは?
 ……あ、これは海の中じゃない……この子は、鳥なの?

[一心に眺め、魅入られたように瞳に映して。
その衝動が落ち着いた後は質問攻めにしてしまった。]
(42) 2023/03/08(Wed) 1:13:16

【人】 天原 珠月

 
 そういえばね、昨日ガクが言っていたでしょう。
 ミツキに関するものがあればって。

[昨日の彼の提案>>37について自分でも考えたのだ。]

 身につけていたもの、というよりは、縁が深いものかな……彼女を呼び寄せられそうなもの、彼女が大切にしていたもの……ミツキを呼んで語りかけられるような、なにか。

[ここまで言ってから。]

 ……心当たりはある?

[一緒に画面を見てすぐのタイミングで。
ほど近くから覗き込むようにして小首を傾げる。]

 私としては、ここにガクがいるなら大丈夫なんじゃないかなって思ったりもするけれど、どうかしら。

[昨日たくさんミツキとの話をしてくれた表情を思い返し。
そうして悪戯っぽく目を細めた。*]
(43) 2023/03/08(Wed) 1:25:55
[そうやって身を寄せた時、深江が促すように顔を近づけた。そういやそうだ、と鼻先でつつくように唇に触れると、自然に口が開く。長くざらついた舌が深江の口内に入り込み、気を唾液や舌や息ごと絡め取るようにして喰らっていった。
 効率で語るなら血肉を喰らうのが最も早く保ちがいい。時間を気にしないなら何時間もかけて体を寄せてじっくり気を奪えば良い。だがこれはそのどちらにもあたらない方法だ。
 深江に痛みの負担もなく、傍でちまちま奪うよりも早い。合理的な手段である――多分、最初はそういう感じだったはず。

 “人”に慣れた今となっては、これがどういう意図のものか理解しているし、食事と異なる意味で交わすこともあるが……まあ、今は飯だ、今は。
 明日もあるからと奪いすぎないように、あくまで一食の範囲で気を吸って]

 ごっそさん。

[二人分の口元をべろりと舐め、ふすと鼻を慣らして深江の首筋に顔を擦り付ける。片足を引っ掛けてこちらに倒れ込ませ、丸まる体の中にしまいこんだ。
 先の白い尾で包み込みながら、ごろりと転がる顔を覗く]


 ん?
 ……血出とるんか。どこぞ引っ掛けたか?

[鼻を鳴らしたのは薄い鉄の匂いを感じてのこと。少々低くなった鼻をすんと鳴らして元を辿ると、親指の腹が僅かに裂けている。傷は浅いが、元からそうなのか、治りつつあるからかは一目見ただけでは判別がつかない。
 これが自分の寝相と関係があるとは露知らず、不思議そうにしながらも傷跡を舐めた。文字通り舐めれば治る傷だ。朝ごはんのつまみぐい程度のもので、心配には値しない。
 そして近づきがてら、唇も舐める。ふ、と口を緩ませて触れ合わせただけの他愛ない挨拶だ]

[昨日の夜もしたかったと告げたら不思議そうな顔をされて、思わず頬に添えていた手で抓りそうになってしまった。

オレも健全な男子なので?
好きな子に抱きつかれて同じ布団で一晩過ごすとか、そりゃあそういう欲求は湧くというもので。

泣きじゃくってるとこにそんなことは出来なかったのもあるし、告白もしてないからという諸々の事情があったからというだけだ。

美術館の夢から還ってきた日の夜、病室のベッドで最後までは出来なかったけど、許される状況ならしていただろうことを考えれば経過時間的には似たようなものだと思う。

柚樹はその辺の認識が甘いから警戒心……といつも心配になる。

それとは別かもしれないが、何だか以前のような“女として私なんか“的な状態に戻っていることに、モヤモヤしたような気持ちを抱いていたことを察せられていたとは此方は此方で気づかないまま。

求められて繋がった後には、そういった機微にも頓着出来ない状態にはなってしまっていた。

溢れている涙の理由の全ては理解出来なくても、過ぎた快感を拾っていることが要因のひとつであることは見てとれたし、柚樹がそんな風になるのはここ最近のことではあったから。

巻き戻っているような様子のことは一旦どこかへと行っていたのもあるかもしれない。

柚樹の心が身体に追いつかないみたいな状態は、前にも一度あったから、それならあの時みたいに怖くなくなるまで抱けばいいのかなって。]


 ……っ、ふ……、声、だしてもいいのに、

[押し殺しているような声に、そう溢しはしても、出してと言われてなかなか出せるものでもなかったかもしれない。

何かを堪えている様子で漏れ聞こえてくる吐息も、胎内の拍動と合わせてよく知るものだったし、興奮を煽られるものには変わりはないのだけど。]

 く……ッ、ぅ……、
 あんま、締められると、すぐイきそう、だから……、

[これも言われたところでどうしようもないのはわかりつつ、一度目は大体早々に達することが目には見えていても、少しでも長くこの快感の中に溺れていたいと思ってしまって。

それに、柚樹のえろいとこもいっぱい見たいし、なんて。]

[“すき“と言い募られるのも、呼ばれる愛称にも昂りが増すばかりでは、限界がくるのは早そうだった。

雄を搾るように蠕動を始めた内壁から逃れるように中を擦り上げ、擦り下ろしても受ける刺激が加速するだけだというのに、快感を追っているのか堪えようとしているのかもわからなくなってくる。

せめて柚樹がイけてからとは僅かに残った冷静な部分でなんとかもっているようなものだったから。

中の挙動からそれも近いとは感じていたのだけれど。

“刻んで“と言われて反射的に噛みにいってしまったのは短絡的だったかもしれない、とは。

何も物理的に刻む必要があったかはともかくとして、その行為は達する時の癖のようなものだったし、ここ最近は柚樹の方もそれが引き金に絶頂を迎えることがあるのも知っていたことだというのに。]

 ……ッ、ぐ……、

[肌に歯が食い込んだ瞬間、吐精を訴えるように膨らんだ雄芯を強く搾る痙攣を内壁が返して、喉奥から、ぐる、と唸り声のようなものが漏れる。

困惑したような声が耳に届きはしたものの、衝動的に大きく跳ねた肢体を押さえつけて掻き抱くと、跳ね上がった腰を縫い止めるように引き抜いたものを荒く深くへと穿って。

達している最中の胎内を暴く摩擦の刺激に響いた嬌声を気にかけてやる余裕もなく。]


 ───ッ……!

[首筋へと歯を立てたまま開いた口から唾液が溢れるままに荒い息を吐きながら、幾度目かに奥を突いた先で、びゅく、と熱が吐き出されるのを感じていた。]

 ハ……、ぁ……、
 ゆずき、だいじょぶ……?

[繋がった先では断続的に精が吐き出され続けていたけれど、我に帰って問いかけた先、あまり大丈夫ではなかったらしいとは惚けたような表情からも見てとれて。]

 ……ん……、おやすみ。

[限界を訴える声に軽く唇を重ねると、微かな寝息が聞こえてくるまでに時間はかからなかった。

刺激が強過ぎて意識を飛ばすようなことはそうそうないものだから、これは眠気が限界にきただけだろう。

無理をさせてしまったことを内心で謝りつつ、また昂ってしまわないうちにと腰を引いた。]

[ずるりと抜け落ちた陰茎の先、脚の間から溢れてくる白濁を柚樹のかけていたタオルで拭き取ると、一度身体を離して。

抱きしめたまま眠りにつきたい気持ちはあったものの、風呂入らないと、とはいくらか冷静になった頭で思い出すことはできたので。

柚樹に布団をかけてから、そっと額に口付けるとベッドから降りてバスルームへと足を向けた。

装飾品は左耳の上のピアスと指輪以外は外してからシャワーを浴びて。

煙で燻されてた髪や汗ばんだ全身を洗い流すと、頭を冷やして大人しく寝られるように気持ちを落ち着ける。

寝間着に着替えて髪を乾かすのもそこそこにベッドまで戻ると、膨らんだ布団と空のベッドを交互に見てしばし逡巡した。]


 …………、

[なんもしないから大丈夫。
それに、裸のまま一人で寝るのは風邪ひくかもしれないし。

夢の中でも風邪をひくかはわからないが、せっかく着たスウェットを脱いで膨らんだ布団の方に潜り込んだ。

直肌の方が多分温まるし……って雪山でもないんだけど、その方が心地良いかなってだけなんだけど。一応下着は穿いてるので……。

巻き戻っているような感じは治っているだろうかと寝息を立てる顔にそっと口付ける。
朝起きたら確かめてみた方がいいだろうか。
聞くのもな……、と思えば、唐突に胸を触るとか、さすがに怒られそうなことしか思い浮かばなかったので寝ることにした。

布団の中で柚樹の身体を抱きしめると、頭に浮かびそうになる邪念は振り払って瞼を閉じた。

柚樹の方が早く目を覚ますとは思うのだけど、朝を迎えて声をかけられても抱きしめた腕をなかなか離そうとはできなかったかもしれない。

顔やら何やらを擦り寄せてしまうのはいつもの挙動としても、おそらく起きてすぐにシャワーを浴びたいだろう柚樹の邪魔をしてしまいそうなことは申し訳ないのだけれど。]**


["私はそういう風にはならないから"という自分基準で考えてしまうものだから、私は"健全な男子心"にどうにも疎いみたいで、武藤をさんざんやきもきさせてしまっているらしい……とは、自覚しているような、していないような。

でも、だって、昨夜の自分を昨夜の武藤が、そこまでそんな風に思っていたなんて、ぜんぜん、ほんとうに気付かなかったんだよ?

それを否定しているわけではないけれど、"声出していいのに"とか"あんま締められると"なんて言葉 には、でも、だって、と告げるように首を振る。

"刻んで"と譫言のように口走っていたのは、自分でもどんな意味で、どんな風にしてほしいと思ったのかは定かではなかったけれど。

けど、首に食い込んで来た歯には、懐かしいような、切なくなるような、深い安堵を覚えていた。]


 と、ら……ッ、ちょ、だい……ッ?

 あ……っん、ぁ……っ!!

[全部、暴かれる。
全部が、武藤のものに、なってしまう。

そんな感覚に襲われながら、達した直後の身体をこれでもかと貫かれ、揺さぶられ、私はでも微かに笑っていたように思う。

  ────この世界でただ一人の、私だけの男。
  愛してる、よ。


意識を保つ中、最後に胸に浮かんだ思いは、そんな風なものだった。]
 


 …………ん?

[武藤、お風呂入ったのかな。入ったんだな?

ちょっとくしゃりとしてる金髪、身に纏う金色も、揃いの指輪と私が誕生日に贈ったピアス以外が外されていて。

────それに、におい、が。]

 …………武藤のにおい、うすい。

[ちょっと不満、という風に鼻を鳴らし、肩口に頬を擦り付けたりしていたら、さすがに目を覚ましてしまうかな。

起こすつもりは無かったのだけど。]
  


 おはよう?武藤。

[小さな呻きと、揺れる睫に気がついて、そうっと声をかける。

場所は違えど、何度も交わしている挨拶。

夢の世界で"地に足がついている"だとか"日常に戻ってきた"とかいう表現もおかしなものだけど、でも漸くに、そんな心地になっていた。*]
 

[流れるように顔を寄せて口付けてしまうのも、いつものことだけれど。

手に触れているのが直接肌だということに気づけば、身体を寄せると脚を絡めて。

肩口ぐりぐりと顔を擦り寄せて、視線を落とした先、肌に浮いた歯型の痕に安堵に似た笑みを浮かべると同時、昨晩のことを思い返して、じわ、と頬が熱くなるのを感じた。

押さえつけるように押し付けていた背中から滑らせた手を胸元に当てて、もう大丈夫になったかなと顔を窺ってしまう。

昨晩と違ってちゃんと寝る前にはシャワー浴びたし、ってにおいが薄いのが不満だったとかは気づいていないまま。

ぐり、と押し当てた下肢が熱を持っていることに困らせてしまうだろうか。
でもまあ、それもいつものことだから……、とは。

走りに行ったり朝ごはん用意したり、シャワー浴びたりしたいかなとは思ったんだけど、こうしていつものように触れられることが嬉しかったから、つい。

引き剥がせば大人しく起きるとは思うので。]*


 …………ん、……。

[互いの姿を認めると、自然に口付ける のはいつものこと。

まあまあ"触り魔"な武藤が、寝間着を纏ってないとなればあちこちに手を伸ばしてくるのも、よくよく知ってる行為なわけで。]

 ……ぁ……む、と…………。

[ひたりと胸に手を当てられて、心臓が跳ねた風になったけれど、それはびっくりしたからであって、拒否ではない、ので。

大丈夫?と問う風な瞳に、大丈夫と微かに頷くように返して、暫くは穏やかに抱き締め合って────いたかったけれど、下肢に当たる熱にも気付かないわけにもいかないもので。]

 えーと……。

[でも、うん、今してしまったら、ものすごく空腹になって、私がぐんにゃりしてしまう未来しか見えないよ?]
 

  私ははじめから、“そういうもの”だったから……
  そうでない時があると、怖いのでしょうね。


[紅茶を冷ましては少し啜っての繰り返し。]


  私にはたぶん、わからないの。
  昨日まで大事にしていたものを壊したくなる怖さ。
   どうせいつかは壊したくなるのなら、初めから近づかない方がいいでしょう。


[楓の夢の話だ。椿には楓がひどく迂遠なことをしているように見える。いつか必ずやってくる拒絶の時を予見しながら、それでもそこを自分の居場所と定めることは、自ら苦しみの中に飛び込んでいるようで。]


  私にはそんなものがないから、自分が死ぬのもあまり怖くはないの。生きてても、さみしいだけ。


[椿は楓の膝に頭をもたせかけた。今はどうだろう、と考える。互いに分かり合えなくても、同胞とも言える彼が共にあれば、寂しくはないのだろうか。]**

[“そういうもの”……誰かの命を脅かす者。だから自分に危機が及ぶのは怖いのだろうか、と楓は考えた。当然と思っている前提が覆される恐ろしさなら、彼にも理解が及ぶ。
 彼女の言葉を聞きながら、膝に寄りかかってきた頭を感じる。片手を伸ばし、彼女の髪をそっと撫でた]


  仕方ねェんだ、オレにとっては
  “最初からあったもの”なんだから。


[人間だった頃に得ていたもの。
 人間でなくなったときに“失った”もの。
 失ったことを認められず、しがみついている。けれどもう、そこは自分の居場所ではない……きっと、そうなのだ]


  ……オレは、自分が変わったことを
  受け入れられてないのかもしれない……。
  もうそこはオレの居場所じゃないのを……
  認めるのが怖い、のかも……しれない。


[失う覚悟ができていない。そういうことなのだろう。既に失った後ではあっても、まだ向こうにはそうと思われていない。だから自分も周りもごまかし続けている。何年も。多くの命を犠牲にして]**

[目が覚めてすぐに柚樹がいたことに安心したのもあったし、お互い裸ともなると触れ方が他意のある感じになってしまっても仕方ないというか。

胸元に触れた手には一瞬びくりと肌が震えた気はしたけれど、昨日みたいな体の強張りとは違っていたようだから安心した。]

 ……ん、大丈夫そうでよかった……、

[大丈夫な感じを思い出すまで一日胸触って過ごすことになるとこだった、というのはさすがに冗談だけれど。

よかったと言いながら胸元を指でなぞったり肌を押し上げるようにしていたのは念のための確認で……、嘘、触りたかっただけです。

いつも通り、ではあるのかな。
交わした視線に変わりがなさそうなのを確認すれば、身体を寄せると重なった肌が熱を持つのを感じた。

下着越しとはいえ主張するような熱や固さが当たってしまっても不可抗力なので気にしないでいい、とは思いつつ。

このまましてしまったら、起きられないことにはさせてしまいそうだったから。

腹減ってきた気もするし、柚樹もそうだろうなと思えばあまり空腹の状態にさせておくのも良くないなと名残惜しさを感じながらも抱きしめていた腕を緩めた。]


認めるのが……。


[楓の言葉を繰り返す。
 確かにそうなのかもしれない。
 が、それを認めてしまうなら、自分と同じにしかならないのだ。それが彼にとって良いことかどうかはわからない。

 また、紅茶をひと口啜る。体はよく温まっていたが、頭の奥のどこかが冷たく冷えきっているような気がする。]


[紅茶のカップをテーブルに置いて、椿は楓の隣に座った。]


  どうするのが、正しいのかしら。
  ——いいえ、もしかしたら、正しい道なんてどこにもないのかもしれない。


[楓の膝に手を置いて、彼の目を見上げる。それから、揺れる耳飾りを、柔らかく跳ねた髪の先を、さっき喰らい損ねた首筋を見る。本当に貫くことはできないのだろうか。終わらせてしまうのがあるいは正しいのではないだろうか。自分も、楓も。そんなことを考えながら。]**


[今になって思うと、なんであれほどに胸を愛撫されるのが駄目になっていたのか不思議なくらい。

そのくせ、見られたことに関してはまるで頓着していなかったのだから、武藤にも訳がわからなかったのじゃないかなと思う。

でも、それはそれで、朝の起き抜けから触られまくるのは、やっぱり、その、色々、と。]

 …………っ、むとう。

[溜息混じりの吐息があやうく熱を持ちそうになって、思わずジト目で見つめてしまう。

それでも、"柚樹にはちゃんと食べさせ眠らせないといけない"という使命感を強く抱いているらしい武藤は、すんなりといたずらな手を止めてくれたのだった。]
 

[自分はもう人間ではない、人間だった頃の居場所に留まることはできない。
 そう考えたとして、では、次にどうするというのか。

 人間でなくなったからこそ、新たにできるようになったこともある。
 それでも去らねばならないのだろうか。

 彼女が身動ぐのを感じて腕をソファの背に移動させると、彼女はそのまま隣に座ってきた。
 膝に載せられた手に目を向け、それから彼女の視線の先を思い描いた]

[やがて彼が向けた視線の先には、彼女がテーブルに置いたカップがあった。
 意味などない視線のやり場としてほどよい位置にあった。それだけの理由だ]


  正しいかどうかが道を選ぶ理由になるのか?

  正しくたって間違ってたって、
  やりたかったらやるし、
  やりたくなかったらやらないだろ。


[正しいかどうかは判断基準のひとつではあっても、意思を決める最終的な理由にはならない──それが楓の感覚だった。
 そしてやりたくないこと、やりたいことを整理したら、どうしても楓は現状維持にたどり着いてしまう。それが最適解に思えてしまう。だから何年も続けていると言えるのだが……]

 
  ……他に、なんかあるとしたら。

  ……狼なのを明かしてみるとか、
  ……狼でないものになる、とか?

  狼のまま暮らせる場所を探すとか……、
  どこかに隠れるとか……?


[現状維持以外の何かがあるとして、なんなのか。
 考えただけでやめてしまったことも含めて、いくつか言葉に表してはみたが。

 彼が名案だと思えるような、すぐ飛びつけるようなアイディアなど出ては来ない。出てくるなら、とうに試している。

 ──“死”だけは、浮かばなかった]**

[理性が消え失せた自分に応えるように、要は大胆さを増していく。
そんな彼が好きだという自分をわかっているかのように。淫らに。妖艶に。
まるで子供が欲しい玩具を得られた時のような満足しきったような顔でほほ笑む。

自分の導きに添うように、彼は自ら態勢を整えて奥へと叩き込み、いやらしい液体を屹立からこぼして、二人の浸かる湯をかきまぜるのだ。

彼の唇からこぼれ落ちる自分の名前。
普段と違う呼ばれ方に唇が笑みを浮かべるのを止めることができない。
快感で震える身体は力を失い、それを湯の熱さだけではなく、汗だくになった自分は彼を抱きしめる。
全力で快感に酔いしれ、自分を信頼しきってされるがままになっている状況の要が一番好きだ]


 薫……


[彼と繋がって彼を穢したままその名前を囁く。
謝られた理由はなんだろう。
もしかして自分を煽ったことに関してだろうか。
彼の誘いに乗ったのは自分のせいであって彼ではない。
もっとも、彼の方が負担が大きいことなのだから、彼の許可さえ得てしまえばそんなのはどうとでもなるのであって。

腹を撫でて呟く彼を抱き上げて。洗い場に湯をざぶざぶ流してそこを温める。
そうして今度は、洗い場に押し倒した]



 今度は、ちゃんと、洗わなきゃ、ですよね?


[先ほどは物足りなさから彼の中をいたずらしてただけだったけれど。
今度は正統な理由を持って。
彼の目の前で人差し指と中指2本を、まるでゆるいピースサインをするかのようにして見せた。
中を綺麗にしてあげるから、心構えをしてね、の合図。

悪戯を成功させた彼への意趣返しかもしれない**]

[一緒に風呂入ったことは何度かあるけど、どうやって入る?とは聞かなくてもいいくらいのスペースがあるのは初めてだなって。

その度に平和に入浴だけして出られた試しがないのだけど。

密着もしてなければ大丈夫だろうかとは思いつつ、備え付けの桶で身体にお湯をかけてからお湯に足を入れる。

離れて入るのも変な感じではあるし、横並び?でいいのかな。

肩が触れ合うくらいに近くには寄ってしまったけど、温泉ゆっくり浸かりたいよね、とは一応思ってはいるから、いきなりベタベタ触るのは自重するつもりはあるよ。]

 柚樹と一緒に温泉入れるとは思ってなかったから嬉しいな。

[目線を下に落として、お湯の中の肌色が目に入ると、やっぱまずいかも、と目を逸らした。]

 




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