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人狼物語 三日月国


132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】

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【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ

『ナツメのことを知るため。
 具体的に言えば何を思って議論に臨んでいるとか、どういうことを考えているとか、そういう事だな。
 少しでもこういう人柄なのだと把握するために話だ。勿論お前が話したくないなら聞かない。怖い用事にはさせたくない』

 一方、こちらの青年は相変わらず無愛想のまま真面目に書いては送信している。
(-174) 2022/02/27(Sun) 18:37:30

【独】 普通 ナツメ

/*
すげ〜〜〜〜〜今さらの気づきなんだけども ハナサキさん なつ? え? 増殖バグ????
たぶんこれ深く考えたら気が狂って死ぬやつだわ 解散!!w
(-176) 2022/02/27(Sun) 18:42:03

【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ

「もやもやはするんですけど……」

 うまく言えないまま、けど、の続きはなく。
 ぽすん。少女はソファに腰を下ろして、ぽつり。

「……カミクズさんに、入れなかったんですね」
 

そうするような気もしていた。
最初に、あなたに与えられた選択肢があったから。
(-198) 2022/02/27(Sun) 20:04:36

【秘】 普通 ナツメ → 規律 ユス

 顔を上げて、あなたの方を見る。
 すぐに手帳へ視線が落とされたから、短い時間のことだった。

『知って、どうするの?
 くじで決めるならもう、関係ないと思うけど…』

『あ、断るために言ってるんじゃないよ。
 どうしてなのか、気になっただけ。』
(-202) 2022/02/27(Sun) 20:13:58

【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ

「……けど?」

今日は色々聞こうと思ってここに来ました。
ハナサキはあなたの左隣りに座ります。

「ダメでしたか?」
(-203) 2022/02/27(Sun) 20:14:42

【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ

「ダメとかは、よく分からないんですけど。
 ……でも……あの。」

 体の左側、ソファの中心に重心が寄った。
 あなたの方を向いて、話をする。

「怖く、ないんですか?
 ……死ぬかも、しれないの」
(-208) 2022/02/27(Sun) 20:34:05

【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ

『そうだな。くじで決める以上俺にとって議論は最早意味などないかもしれん』

『ただ、誰がどういう意見を持っているのかそういうのは聞きたくてな。自分では思いもよらない考えがあれば、物事も色んな角度から見ることが出来たり人の中に紛れて生きるのに役に立つ』

『ただ、ナツメは見た感じあの裁判場で発言するのは苦手としている印象を持っている。だから合議の場ではなくこういった場所で話せたらと思った。納得できただろうか』
(-210) 2022/02/27(Sun) 20:42:17

【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ

「怖いですよ。
 私だって死にたく無いと思っています」

ソファを沈みこませてあなたに体を向けます。

「でもそんな自分の気持ちと同じくらい、自分だけ生き残ればいいとは思いたくないって気持ちもあります。
 結局私が決めかねているのは其処かもしれません」
(-213) 2022/02/27(Sun) 21:01:22

【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ


「……。」
 


 
 
「……ごめんなさい。
 怖くないわけ、ないですよね――――」

数拍、遅れて。

『選べなかった時の"選びやすい選択"です』


その言葉を、触れるしんぞうを。
恐ろしいほどの
それを――
(-296) 2022/02/28(Mon) 2:07:39

【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ

 ――――え?
 のろのろと伏せた頭を持ち上げて、あなたの顔を見る。

「……なのに、なんで。
 私に、あんなこと……」

 無意識のうち、スカートの膝に手のひらを一度、擦りつける。
 そのままくしゃりと握り込み、皺を寄せて。

 言ったんですか、と声を零した。
(-297) 2022/02/28(Mon) 2:08:56

【秘】 普通 ナツメ → 規律 ユス

『はい。』

 密度……。

『うん、改まって話すのは苦手。
 言いたくない時は誤魔化して逃げちゃうし。
 それでもいいなら、お喋りしよう。』

『この後すぐ以外だったらいつでもいいよ。
 メッセージと直接会うの、どっちの方が都合いい?』

/*合議の直後は、人と会う先約がありました。
(-307) 2022/02/28(Mon) 2:40:49

【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ

『そうか。場所や空気が改めて変われば緊張も生まれる者だっていると聞くしな。
 言いたくないことは言わなくていい。お前の好きなように話してくれるのが一番だ。人を困らせるのは別に気にならなくとも不本意なのでな』

『俺も合議が終わったら人と会う約束をしている。互いにそれなりに時間が空いてから一度メッセージで確認を取るとしよう。
 俺はどちらでも構わないが……ナツメは人と会って話すことに萎縮しないか? ただでさえ俺は背が高いから、怯えさせかねんが』

 ちょっと間を置いて、追加のメッセージ。

『気にしないのなら図書館はどうだろうか』
(-313) 2022/02/28(Mon) 2:54:27

【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ

「……味方になる。
 それはつい口をついて出たでまかせでは無いんですよ。
 正しいとか、そうあるべきとか、普通とか、そういうの全部忘れて──残った事だったんです。
 もし私がここで死んでしまったらって考えたら今までこんな風にやりたい事をちゃんとやり通してた事も無くって、だから」

できるだけ優しい口調でゆっくりと喋りました。
怖い思いをさせないように。
手を胸に当ててあなたの反応を伺いながら続けます。

「怖くないんです」
(-314) 2022/02/28(Mon) 3:03:38

【秘】 普通 ナツメ → 規律 ユス

『気にならないんだ…』

『ありがとう。言いたいこと考えとくね。
 せっかくだし、会って話そう。場所は図書館で』

 ぽん。尻尾で丸をつくるねこのスタンプ。OK。

『あ、大きいなーとは思うけど、怖いとかはないよ。
 座っちゃえば気にならないし。』

 そんな約束をして、その夜はメッセージが途切れた。
(-316) 2022/02/28(Mon) 3:25:11

【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ

あ、――――


 以前のそれと違う、ゆったりとした声。
 巻かれた発条はきっと、穏やかなオルゴール。
 その胸に当てられる手だって、少女のものではなくて。

「……でも、」

 少女は、あのとき飲み込んだ『でも』を吐き出す。
(-323) 2022/02/28(Mon) 3:53:55

【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ

『ああ。分かった。こちらも考えておく。
 ではまた図し』

 ねこ。スタンプ。そういえば弟妹がやたらと似たようなの送ってきた気がする。
 こういう時世間一般的にどうするべきだろうか。既読済しか付けたことがない。

 恐らく1分後くらいに、🙆の絵文字だけが送信されてメッセージは終了したのだった。
(-327) 2022/02/28(Mon) 4:03:35

【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ


「でも、……私だけの味方じゃ、ないんですよね。
 ほかの人にも同じこと、言えて。私より――――」

 口に出したら、その醜悪さがくっきりと、輪郭を持った。
 俯いて、手の甲を額に当てて顔を隠す。
 あなたの顔を見られなかったし、見られたくなかった。

 きっとひどい――
 ひどい人間の顔をしていると、自分で分かっていた。



「…………ごめんなさい、
 私いま、いやなこと、言ってる……」 か細い声。
(-331) 2022/02/28(Mon) 4:04:51

【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ

「ナツメさんは────」

ハナサキはじっと座ったまま覆われたあなたの顔をじっと見つめています。
その隙間から覗く表情は以前の怯えたものとは違うものに見えました。
ずっと触れられずにいた思いのかたちを確かめるようになぞります。
やさしく、丁寧に、慈しむ言葉の慰撫。

「ナツメさん"だけ"の味方が欲しいですか?
 ……まだ、足りませんか?」

触れて、掴んで離さないように。

「良いんですよ。ナツメさんの気持ちを私は否定しません!
 もしそうなら口にしてください。
 これが嫌そうな顔に見えますか?」

胸元から持ち上がる手。
向かう先はあなたの手首。
ふたりを隔てる手の平を退かす為。
(-344) 2022/02/28(Mon) 13:26:03

【秘】 味方 ハナサキ → 普通 ナツメ


「ねぇ、ほら。言って?」
(-345) 2022/02/28(Mon) 13:28:02

【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ

「…………」


 隔てた手の向こうから、心を撫でる声がする。
 甘やかに、やわらかに。
 慈しむような手つきで撫ぜられる。

 手首が掴まれて、顔を晒される。
 力強く感じるのに、ぜんぜん、痛くない。

「――――」


 薄く開いた唇の端に、頬を伝う水が触れた。

しょっぱい。
(-349) 2022/02/28(Mon) 14:18:17
ナツメは、ぼやけた視界の中で、ぽつり。
(a43) 2022/02/28(Mon) 14:18:55

【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ


 
「……わたしだけ、みて」

 
(-350) 2022/02/28(Mon) 14:19:01

【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ

「よく言えました」

密やかな図書館の秘めやかな囁き声。
ハナサキは滴る雫を指で掬いました。
小さな手の小さな力。
少女は儚いガラス瓶。
透かして満足できなくて。
揺らして満足できなくて。
遂にそのコルクを捻ります。
あなたの中身はなあに?

「私の全部。心臓こころまでナツメさんの好きにしていいんですよ。
 もっと、言ってください。あなたの中の全部を縮こませないでもいいように」

払うための手を今度は繋ぐために、指を滑らせて絡ませます。

「さぁこれから──どうしましょうか?」
(-354) 2022/02/28(Mon) 14:50:50

【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ

「………………」

 電子で編まれた白くなめらかな指の股に、するりとあなたのちいさな細い指が入り込む。
 少女は絡め取られた手を引き寄せて、余る腕をそっと伸ばす。

……ハナサキさん、


 あなたの華奢な体を抱き寄せて、縋るように抱き込んだ。
 とくり、とくり。あたたかい。やわらかな鼓動。
 

このまま、お願いしたら。
――――言うこと、ぜんぶ聞いて、くれるのかな。
 

…………ハナサキさん……

 

かわいそうじゃない私を。
選び続けて、くれるのかな。
(-370) 2022/02/28(Mon) 16:45:25
ナツメは、
 
(a48) 2022/02/28(Mon) 16:46:03

【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ


「――――そんな、こわいこと。
 言わないでください」

 ね?

 あなたの体を開放して、手は繋いだまま。
 少女は涙の残る顔で、つとめて優しく笑いかける。
(-371) 2022/02/28(Mon) 16:49:12
普通 ナツメは、メモを貼った。
(a49) 2022/02/28(Mon) 16:50:23

【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ

 繋いだ手の、指の先。
 そっと。優しく、すこしだけ力をこめる。

 この手が、紙切れに名前を綴る。
 この手を、私だけのものにできるのかもしれない。

 ――――――
でも


「……さっきのお願い、うそです」
 

私だけを見てなんて、そんなわがままは通用しない。
わがままを言える子ども15歳未満ではないから、制度に選ばれた。
 

「うそだから。……そのままでいて。
 私のためなんかに、変わったりしなくていいから」
 

あなたにだって、何かを選びとる自由義務がある。
秤にかけたこころ/いのちを捨てるときがくる。
  


 普通の私には、その秤を狂わせる勇気すら、ない。
(-374) 2022/02/28(Mon) 16:58:06
ナツメは、普通の少女だ。
(a50) 2022/02/28(Mon) 16:58:28

【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ

「うそ?」

離れかける温度を追うように手は押して。
ソファに膝を立てるような恰好で詰め寄りました。
逃がさないように──縋るように。

「本当に嘘ですか?」

張り付いた笑みを浮かべたまま詰問します。

「あなたはまだ何か我慢していませんか?
 怖い事じゃ全然ありません。変わっているんじゃないんです。
 最初からずっと私はそういう人間なんですよ。
 ここでなら、思ってる事を言っても怒られたり殴られたりしません。
 初めて見つけたんです……誰にもはばかられずにやりたいって、何をされても構わないって思えた事なんです」

そのまま押し倒してしまいそうな勢いで前のめりになっていきます。

「私の為を想うなら──最後くらい、わがままを言わせてください。
 これでも……これでも本当に無いのだったら」
(-387) 2022/02/28(Mon) 18:25:33

【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ

「もう味方はやめます」

もう、どっちでもいい。

「次から私に投票してくださいね。
 私を変えたくないんだったらそうすればいい。
 誰にも恨まれず、目立たずこれからも普通に生きていけますよ」

あなたが賢い普通の選択をするのなら、もう私は不要です。
……やっぱり2番にもなれなかったんですね。
(-388) 2022/02/28(Mon) 18:27:37

【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ

 最後のメッセージを行ってから、かなり長い時間が過ぎた後。

『ナツメ。俺の方の約束は済んだ。先に図書館に向かうが、そちらは時間に気にしないでほしい』

 そんな簡潔なメッセージが送られた。
(-398) 2022/02/28(Mon) 19:56:38

【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ

 ソファがぎしりと軋んで、肘掛けに背中がぶつかった。
 びくり、と薄い肩が揺れる。青々しい瞳が揺らぐ。
 ――――けれど、それだけ。

「……ううん。言われたとおりに投票なんて、しません。
 もう、自分で、決められます」
 

もう、一度はそうした。
後ろめたくて、押しつぶされそうで、しかたない。
何も言ってはくれない、ずるい子がいたから、ひとりで選んだ。
 

 揺らぐ瞳で、少女はあなたを見つめる。
 こんなふうに詰め寄られて、こわくないわけないけど。
 目を逸らしたいほどの、非日常の恐怖じゃない。
 そこにあるのは、いるのは、一つ年上の女の子で。

 ……こんなのきっと、生きてれば普通にあることだから。
(-405) 2022/02/28(Mon) 20:15:24
ナツメは、えいっ。フォーチュンクッキーを思い描いた。
(a60) 2022/02/28(Mon) 20:16:56

【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ

 思い描いたとおりに出てきた小さなクッキー。
 少女は口で受け止めて、ぱきりとかみ砕く。
 ぽろぽろ零れるくずと、唇に挟む、小さく折り畳まれた紙。

 投票するのは……そう口を開くと、ぽとり。
 二人の間、スカートの膝の上に落ちて。
 中身も見ずに、少女は一人の名前を呼んだ。

「エノさん。話したことがない人だから。
 そんな人を殺してでも、まだ、このままでいたいから」

 それが今の答えです、と言って。
 それから不格好に、眉を下げて笑う。

「……あとでまた迷うかも。
 そのときは、相談にのってください」
 

ちょっとだけ、自棄だったりする。
本当はまだ迷ってて、恨まれるのが怖いのも図星。
なんかちょっと、言い方にムカついて無理しちゃった。
 

「今は、ハナサキさんの番です。
 どうしたい、とか。ありますか?」

「言いたいだけ、言ってください。
 大事な話だから。たくさん考えて、たくさん迷いましょう」
(-407) 2022/02/28(Mon) 20:21:27