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人狼物語 三日月国


113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】

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【秘】 大道芸人 チェルシー → 錆鉄御納戸 ミズチ

「おや!ミズちゃんの声が何処からか聞こえますね〜!?
 どこでしょう!?さては……ここですかね!コンコン!」

路地の地面をノックするように叩く。

「あれっいませんね〜!幻ミズちゃん聴だったのでしょうか!? 別の参列に並んでるらしいお話もありますからね〜……」

おどけた動作で、辺りをキョロキョロと見回す。

「しかし、聞きたいこととは一体何なのでしょう!
 まさか……チェルちゃんの秘密の3サイズでしょうか!?
 いけませんよ!耳たぶ1.2cm・小指第4関節2.3cm・ぱっちりおめめ無限cmは永遠の秘密なのですから!ミズちゃんが相手でも明かすわけにはいきません〜〜〜っ……!!!」
(-198) 2021/12/17(Fri) 16:44:57

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 大道芸人 チェルシー

「小生はそちらにない。幻ミズちゃん聴でもない。秘密の3サイズは小生の目測と合致しない点を修正しておく」

 めちゃくちゃ真剣に受け取った。
第4関節とかあるんだ……。


「一身の都合上、姿を見せられない。礼を失しているのは重々承知だがすまない、このまま続けさせてもらう」

「夢を見せる笛の音を響かせる者があるのなら、その目的は何だと思う? お前であれば、幸福な夢でも見せるのだろうか。誰ぞ曰く、悪夢と言われる内容らしいが」
(-200) 2021/12/17(Fri) 17:43:28

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 大道芸人 チェルシー

 

「──お前は、世界に如何様な影響を及ぼそうとしている?」
 
(-202) 2021/12/17(Fri) 17:44:09

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 大道芸人 チェルシー

「お前は自身を、事を為すなぞ大層なことの出来ない一介の道化と言ったが、それだけであるのなら、証拠の類もわざわざ消して、人知れず夢見に影響する理由がどこにあるのだろう?」

「それも、皆に笑っていてほしいという願いに通じるものなのか? 隠すということは、知られると困るということだ。小生には、その願いを隠す理由として思い当たるものがない」

「ので、教えてもらえるとうれしい」

 先日、聞き切らぬまま去った時とは状況が違う。今のミズチは、チェルシーの立場を不明瞭なものにしたままにしておけなかった。
(-203) 2021/12/17(Fri) 17:44:56

【秘】 大道芸人 チェルシー → 錆鉄御納戸 ミズチ

「おや、おや、おや……
 
おやおやおやおやおや、おやおやおやおやおや!

 ミズちゃん、何でしょう!チェルちゃんに……
 謂れもない嫌疑を掛けているのですかっ!?」

「困りましたね、困りました。
 チェルちゃんは、ただの一介の道化にございます!
 その言葉は真実ですともね!!!!」



「だからこそですとも!
 だからこそ……」
(-205) 2021/12/17(Fri) 18:46:26

【秘】 大道芸人 チェルシー → 錆鉄御納戸 ミズチ

「──皆に笑っていてほしい。
 それだけの、一介の道化の願いでも、
 この都市では、簡単には通らないからなんだよ。」

「公にして、そして…… どうなる?
 隠さないでいて、その末路がどうなるか。
 君が、尋問官だったりしないなら、わかるんじゃないか。
 今までのみんなを見てきたなら、わかるんじゃないか。
 膨らんだ疑念に言葉が通じなければ、もしくはそれ以上の歪んだ感情を押し付けられれば。一体どうなるのか。」

「……悪夢って呼ばれもするものしか見せられないのは、謝罪するよ。この笛の効果はごく限定的なものだ。使い勝手のいいものじゃない。……一方的に聞かせて、夢を見せて、それだけ。
 本当なら僕も、もっと素敵で、救いになるような夢を見せたいさ。」
(-210) 2021/12/17(Fri) 19:03:12

【秘】 大道芸人 チェルシー → 錆鉄御納戸 ミズチ

「……というわけでして!
 チェルちゃんはみんなに笑っていて欲しいのですが〜、
 時々芸の内容がビミョーになることはあって、
 そこはお見逃し頂きたいのですね〜!!!!

 そう!改めてお答えしましょうとも、ミズちゃん。
 問いの答えの最後には、簡潔な纏めが必要ですからね!

 世界にもう少しだけ、笑顔を、
 ドン底に落ちている人達に、夢を、
 ほんの少しだけ、そんな願いを……
 抱えているだけにございます!この道化は!」
(-211) 2021/12/17(Fri) 19:05:26

【秘】 百識眼 の シュゼット → 錆鉄御納戸 ミズチ

貴方の声が聴こえる。
彼のような者は刃の下に心を隠すという、声は聴こえども姿が視えず、いつも通りの声色の裏に、気取られたく無い何かがあるのだろう。

女は先日の様に驚いてみせることもなく、路地裏の石壁に背を預けて四角く切り取られた空を見上げた。

「そいつぁ突飛もねぇハナシでさぁな。
 が、そうさなぁ・・・

 そのもし、の通りで、大旦那がしくじるかハメるかであっしにお縄が向かずによ、掛からず仕舞いってぇ沙汰になるんなら、そりゃああっしにかまけてる場合じゃあねぇって時だろうよ。

 しっかしよぉ?そいつぁ難しいってもんだろう?
 革命派があったまって街中巻き込む蜂起でもしやがって、御上が火消しにてんてこ舞いでもならねぇとなぁ。
 そいつぁそいつで商売あがったりで御免蒙りてぇってなもんでさぁ」

あの豪商は表の店を欲しがっている、貴方の仮定の通りに大旦那が両派に通じているとしたら、女はいずれ潰されるであろう。この制度が生きている限り。
(-228) 2021/12/17(Fri) 23:56:54

【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 錆鉄御納戸 ミズチ

「……むしろ、ちょうどよかったわ。
 私の中にある、この街に対する未練や郷愁を清算するには……」

ふ、と吐き捨てるように冷たく言い放った。
かつては仄かな暖かさもあったのかもしれないが、今は。

「よかったわね、銀貨7枚に相応する時間だったのなら」

ふらりと体勢を崩しながら立ち上がる姿を見やり。

少し目を細めた、興味深そうに、どこか憐れむように。

何か手を貸すことができれば、その言葉を聞けば。
(-235) 2021/12/18(Sat) 1:07:05

【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 錆鉄御納戸 ミズチ

「……そう、ね。
 ならひとつ、頼み事を引き受けてくれないかしら」


「これからしばらく政府の衛兵たちを撹乱して欲しい。
 あなたなら簡単に捕まることもないでしょうし。

 銀貨5枚、そのまま返すわ」
(-236) 2021/12/18(Sat) 1:09:53

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 大道芸人 チェルシー

「先にお前が述べた願いは真であり、内密にする理由は用いている手段とこの街の現状を見ての可能性との関係からだと」

「そうか 

「それは、良かった 

「…申し訳ない、ひどく穿った物言いをした。小生は、聞いたことしか知れない。斯様に詳らかにこちらの思想推測疑問等々を述べねば、小生の求む返答はないと感じたのだ」

「仮に小生とお前との立場がかわったとして、差し迫った理由があると思わなければ小生は内に秘めることを明らかにさせぬ故」

 ふ、と息を吐く音がした。

「小生は、お前に言葉が通じることを期待して参上した。その通りであって、うれしく思う。ありがとうチェルシー」

「チェルシーの技術も志も、それは素晴らしいものだ。お前が、お前の望みを為せるよう在れることを、小生も望んでいる」

 ミズチの目的は達された。あなた側から何もなければ、ミズチはこのまま退去するだろう。
(-241) 2021/12/18(Sat) 1:48:05

【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 錆鉄御納戸 ミズチ

「……不安な事があればといったのに。
 気になるのはあたくしのことですか?」

「わかってんですよ、そんなこと。
 はあぁあ、全く……!
 あの花をもらわなくて本当に良かったです!」

「ここ数日であなたのことはともかく、
 旦那のことですら信用できていないことが浮き彫りになっただけでしたし」

「本当に、……無駄な杞憂に終わりそうです」

ため息をついて。帽子を整える。

「さあ、色々準備できたら、その首の、それ。
 外しちゃいましょうね、一度諸々の片付けをしたら再び集合です」

一度まともに見てみたかったんですよ、と首を取る提案をする。
はじめから案に入れていたことだ、あなたは受け入れてくれるだろう。もっとも首輪があっては邪魔なのだ。
自分はもとから外されていたが。
(-243) 2021/12/18(Sat) 2:13:46

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 百識眼 の シュゼット

「成程」

「組織の上層部の一角を担うものを失くした際に起こる、それ以外の者への影響の懸念よりも、そちらが先に挙がるのだな」

「……そうすると、だ」

「大旦那の革命派との関与が明らかにされ、
 シュシュさんの関与は証明されず、
 政府がその正否如何を追究する暇のない程度に多忙になる。
 革命派には沙汰が下り、制度は取り下げられ、
 そして、街自体に大きな被害は出ていない状態である」

「──理想形はこういったところか。何某かなく起こり得ず、
 何某かがあったとしても、起こすことは容易ではない」
 
 

「ないが、起こる可能性が欠片もない事象でもない」
 
 

「そうした話であるな。
 答えてくれてありがとうシュシュさん」

 ふ、と息を吐く音がした。
(-251) 2021/12/18(Sat) 3:53:58

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 百識眼 の シュゼット

「小生が最も近くに
 シュシュさんから受けていた依頼は潮晶石の採取であり、
 煙の魔女から受けた珠響玉の採取依頼で
 藍海洞の深くへ赴く前の準備に店に立ち寄った際に、
 そちらへ向かうのならついでにと頼まれたのだったな」

 潮晶石は宝石の一種だ。
 あなたがそうしたついでの依頼をし、品物を納められていた事実はある。
 

「小生が此度シュシュさんのもとへ参上したのも、ついでの用事と言えばそうだ。最優先ではない為、期待はしないでほしい。ただ、何もしなかった時以上の不利益を被らせることはない」
 
 

「そういうことになる」
 
 

 有無を言わせぬ形の発言は、質問を受ける気を感じさせなかった。
 が、すぐには気配はなくならない。訂正する箇所があれば受けるのだろう。
 何もないようなら、ミズチはこのまま退去する。
(-252) 2021/12/18(Sat) 3:59:39

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/* >>39
 あ〜届けられてる〜〜〜オーウェンありがと〜〜〜〜〜〜〜
 エドゥアルトもね〜〜〜〜〜また今度ね〜〜〜〜〜〜〜
(-253) 2021/12/18(Sat) 4:02:14

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 吟遊詩人 フェリックス

──太陽が正中するよりも前の、どこかの時間。


「フェリックス。頼みたいことがある」

 通常の声よりも広がりのない音があなたの耳に届いた。
 この声は指向性を持っており、音を伝えたい対象以外に
 ミズチの発言を聞かれるリスクを大きく下げるものだった。


 声のみで姿は見えないが、ミズチの居る方向は見当付けられるだろう。ミズチが政府に連れて行かれたとの噂を聞いているやもしれないが、声色は普段と遜色ない。
それでも、姿を見せないこと自体は珍しかった。

「スチュアート商会のここ暫くの珠響玉の発注に、シュラール商店が関わっていた痕跡をすべて消したい。小生も勿論働きかけるが、小生ひとりでは抜けが出るやもしれない。失敗も出来ず、確認の時間も足りないのだ」

「報酬や担保はすぐに用意できない。
 無保証で申し訳ないが、受けてもらえるととても助かる」

「どうだろうか」
 
(-254) 2021/12/18(Sat) 4:47:15

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 吟遊詩人 フェリックス

/*
・スチュアート商会
 この街のトップシェアを誇る豪商。トップのスチュアート氏はこのあたりの商人組合のコアメンバーで、商人たちには大旦那と呼ばれている。威張った態度の政府を面白く思っていない。
 シュラール商店を潰して自分のものに出来ないかな〜って思っていそう。

・珠響玉(たまゆらだま)
 加工すると術者の思念を遠隔で受け取ることができるようになる魔石。簡単な術式で加工が可能で、組織内部での情報伝達用の道具に使われるのが主だが、ロマンチックな若者たちがペアリングに使用することもある程度には手が出し易い品である。

【ここまでのあらすじ】
 政府から監視用の首輪腕輪の発注を受けたスチュアート氏が、革命派側から細工(世界観:吊られた/襲撃された対象の扱いの項のあれ)を依頼され、その細工に使われた素材が珠響玉。
 スチュアート氏は珠響玉の原石の発注をシュラール商店にしており、実際の採取をシュゼットから受け、原石を納品していたのはミズチ。このままだとスチュアート氏が自身の革命派との関与をシュゼットに押し付けて甘い汁だけすすりそう〜〜〜〜〜

 ミズチはこれから色々やらかす予定なので、シュシュさんの迷惑にならないようにしたいな〜ってしているぞ!
(-256) 2021/12/18(Sat) 4:48:40

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/* >>フェリックス秘話
 間に挟めねぇなって思ったけど多いな補足。お世話かけます!!!!!!
(-255) 2021/12/18(Sat) 4:52:41

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 死霊術師 ペトルーシャ

 未練に郷愁。それらを感じる程の出来事が過去にあったことを示す言葉。目の前の彼女の、少なくない部分を占める、思い出があることの証左。

「そうか。それは、……丁度良かったな」

 何かを言おうとして結局、形に出来ずただ同意することになった。ミズチはそうした、人の思い出を、そこから生じる想いを、常々羨ましく思っている。
 己は落としてきてしまった、時の積み重ねがそこにあるのだ。

「……。頼み事は、概ね受けられるとは小生も思うが」

 銀貨を持った手を少し彷徨わせる。

「攪乱とはどういった方向のものだろう? 単純な情報操作か、その他か。求める規模や期間はどの程度のものか」
(-257) 2021/12/18(Sat) 5:39:54

【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 迷彩掃除屋 ノアベルト

「小生は、お前がローダンセを持っても良いと思うがな」

「お前は道を真っすぐ歩かないだけで、
 向かう場所を変えているわけではない」

 おくれば受け取ってくれるのだろうか。そうしたことを深く考えるのは、花を買いに行く暇が出来たらにすることにした。


 目の前のことに思考を戻す。首を取ることはミズチも考えていた。ミズチはこの装置についていくらかのことは知っているが、詳細に把握できているわけではない。元々外す算段が整えられていたらしいノアベルトのものと違い、外したことを感知される仕組みがないとも限らない。

 特に言われなければ宿の部屋にでも転がしておくつもりだったが、ミズチの頭はこうしてあなたに渡されることになる。

 知覚や発声諸々の機能はどうなるの? 頭がない時はない時で切り替えが利くんだってさ。見えないパスがあるので遠隔操作も可能だが、動かす必要もそうないだろう。接続の維持は最低限にされた。


「それではまた」

 別れの挨拶は、普段よりも低い位置から聞こえたのだった。
(-258) 2021/12/18(Sat) 6:29:56
ミズチは、煙の魔女と取引をした。ついでに、己が探されていたことも聞いた。
(c60) 2021/12/18(Sat) 6:46:59

ミズチは、姿を見せるのは、まだもう少し先。
(c61) 2021/12/18(Sat) 6:47:03

【秘】 大道芸人 チェルシー → 錆鉄御納戸 ミズチ

「……………、

 ……はっ、いえいえ!
 改まっていただき光栄のチェルちゃんです!えへへのへ!
 お褒めいただくのなんてデヘヘのヘですともね!!!

 チェルちゃん、ここで縛り付けられてグヘヘ尋問の身代わりにしてやるぜーーー!!みたいな可能性も想像してなきにしもあらずでしたので!こちらこそすみませんですとも!!!」

「はいっ、チェルちゃんめは、これからも頑張っていきますね!
 今日の夜にも、盛大に吹きましょうとも!!!ですから乞うご期待〜!!!!

 それでは、また!!!!!」

ぱ。と、白い布を頭上に放り上げる。
それと同時に一礼した姿は、布が被さると同時に消えていく。
やがて地面に落ちた布一枚を残すのみとなれば、ひらりとその布も空に舞って飛んでいった。
(-264) 2021/12/18(Sat) 13:58:48

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
 旦那。
(-265) 2021/12/18(Sat) 13:59:52

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
 旦、、、、那、、、、、、、。
(-266) 2021/12/18(Sat) 14:03:47

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
 旦那………?
(-267) 2021/12/18(Sat) 14:05:30

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
 ログみたくねぇ〜〜〜〜〜(見たい
(-268) 2021/12/18(Sat) 14:06:49

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
 うるせぇ連れていかせるかよ……………………………………………
(-270) 2021/12/18(Sat) 14:10:18

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
 えん……ちぇるたんかわいいね。よしやっていけ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
(-272) 2021/12/18(Sat) 14:14:19

【独】 錆鉄御納戸 ミズチ

/*
 は〜〜〜旦那旦那。おれはおおむねたすからない。ノアベルトPL押し出してにげます。探さないでください。対面しているが殴り合わない位置にいさせてくれ。
(-273) 2021/12/18(Sat) 14:27:48

【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 錆鉄御納戸 ミズチ

おや、と眉をあげたが、
表向きの所作には出していない。
こういった連絡になれているのかもしれない。


”あいわかった”

――それは口の形だけにみえるが、
あなたの耳元にも届くかもしれない。
音を届けるという事に関しては、
詩人の古い呪文は長けている。

”ただ、俺に頼みごとをするならば、それなりの対価を貰うぞぉ”

”いいな?”

愉快そうな口調で、そのように返す。
届いているかどうかは不明として、
フェリックスは席を立つ。

尋ねたのは、それなりの大商会の主であるロゼルダート。
そして色事好きで知り合ったラスコー子爵だ。

そして、ロゼルダート商会は、
そのままスチュアートを追い落とさんばかりに徴募の不正証拠集めを始め、動き始めた。

シュラール商店の痕跡は、恐らく中に通じたものが、静かにこの世から消していく。
(-284) 2021/12/18(Sat) 16:34:52

【秘】 死霊術師 ペトルーシャ → 錆鉄御納戸 ミズチ

そして、この死霊術師はそんな積み重ねを捨て去ろうとしている。

いずれにせよ、それが"外"に出るには不要なものであるからだ。
彼女の"狂気"のためには、捨て去らなければならないものなのだ。

「……ええ、丁度。本当に、丁度良かったの」

気の利いた返事も返せないあなたには、繰り返すように答えた。
今は何も持たず、あらゆる物を落としてしまった今のあなたは。
彼女にとっては、彷徨う亡霊のようにも思えてしまった。

だから、与えてみる。

「難しいことは考えなくてもいいわ。
 あなたはただ、誰にも捕まらないようにしてくれればいい」

そう言って軽く〈匙〉を振って、あなたに術を施した。

「期間は……
 私がここを出ていくまで、あるいはあなたが音を上げるまで」
(-289) 2021/12/18(Sat) 17:08:56