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【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリアてっきりすぐに扉を閉められると思っていた。 ガッ。 閉められないよう、足をドアストッパーにする。あなたの表情を見ても去らず、それができるほど近づいた、ということだった。 「先程は……ああでもしなければ君は集団に混ざらないと思った。君について知りたかった。 すまなかったな。最初から聞きに来るべきだったか」 そこまで言って、あなたを見下ろす。謝罪の意思などこの視線から感じはしないだろう。 (-10) 2022/02/15(Tue) 22:53:12 |
【神】 『巫覡』 ロベリア「 …ボクは死ぬのは嫌だが? 」シンプルな回答。 「役割の為などと言うつもりはない。 が、そうした力はあるかもしれない……とだけ」 (G11) 2022/02/15(Tue) 23:46:00 |
【秘】 時魔嬢 クロノ → 『巫覡』 ロベリア「はぁい、ロベリア。ご機嫌はいかが?」 近くの席にいたので思いついたように話しかける。 「今投票先考えてるんだけど、今のとこアナタが一番気に入らないから投票するつもり!何か命乞いとかある?」 最悪な話題を軽快に放り込んだ。 勿論無視してもいいし、仕返しに票をこちらに集めたりしてもいい。わかったうえだ。 「ここまでちゃんと話とかしてなかったからさぁ、実は仲良くなれるかもしれないじゃない?」 /* PLの野菜33日これ86本です。 PLが話したかったVSβの意見を踏まえた結果最悪の秘話ぴょいになりました。許してくださいPLは大好き! (-26) 2022/02/16(Wed) 0:04:28 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 人形師 シェルタン扉を閉める。…その言葉に眉を寄せる。 (ボクを何だと思っている) 「…ハッ、閉めてやっても良かったけど。 ……教えてやっただけだ、優しさでね」 優しさなどほんの一欠片もない。 とはいえ本気で心を閉ざすなら無関心を装うだろう。 無礼講に参加した以上それだけでは駄目だ。 (何がダメなんだっけ) 囚人は君の言葉を黙って聞いている。 嘘は無さそうだ、だって感じている。 甘くて苦い、甘美で苦痛の味がしない。 「……。………メリットはあるさ」 鈴の音が鳴る。…リィンッ と、柔らかく耳に残る音だ。 「大勢で詰められた監獄にいるほどよほどいい。 …と思っていたんだけどね。あてが外れた。 君も他も、どうにも濃くてボクには……」 舌打ちを鳴らす。とびきりの苛立ちを込めて。 (-31) 2022/02/16(Wed) 0:13:02 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 衝撃波 ポルクス「……へえ」 ただ馬鹿なだけじゃないんだろうか。 勿論囚人にとってはどちらでもいいこと。 「別に。…言わないってことはそういうことだ。 助けて欲しいとも助かりたいとも思わない。 とっくに過ぎてるんだよ、そういうものは」 余計なことを口走った気もする。 でも、嘘は無いし 否定するつもりもない。 痺れる舌に 目の前の囚人に苛立ちが募る。 「…は? 揺れ? 何言ってんだ君。 変なもんでもやってるのか? 意味がわからない」 首を傾げる。 心地がいいなどと思ってやるものか。 誰が弱味を見せるものか。 何も知らないくせに。 語らなければ、相手に理解されることも無い。 (-34) 2022/02/16(Wed) 0:22:32 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン扉を……閉め損ねた。 そう気づいたのは足を挟み閉められないようにされてから。 視線を上げて君を視界に映そうとして……。 近くにいる、その見下ろす様に距離を取ろうと後ずさる。 手が、ドアノブから離れてしまう。 その代わりに君との距離は得れた。 とはいえ、奥に通ずるまでの廊下では壁はそう遠くも無く。 これ以上下がることを許されないように壁は背とくっ付いた。 「…よ、けいな……お節介、だ。迷惑だ。鬱陶、しい……」 今度は表情ではなく言葉にする。 その間両手は胸元の前で組まれ、視線が君から外された。 真っ直ぐだった姿勢は壁に付いたことで膝は軽く折れ、君との身長差が更に増す。 舌が痺れる。…これは、なんだっけ。 (-38) 2022/02/16(Wed) 0:33:47 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 時魔嬢 クロノ「…ああ、今最悪になった」 ご機嫌はいかが? に対する返答だ。 表情は変化が無いし声に起伏も無い。 「命乞いは無い。死にたくないとは思うけどね。 君に無様に乞う程仲がいい訳でも無い。 "君達"がそうしたいならすればいいさ」 ため息を零す。思うよりも冷静な言葉が紡がれている。 第一、命乞いをした所で結果は変わらないかもしれない。 ならばその一票が死を運ぶとしても行動を行う気にはなれない。 「…仲良くなれるなんて、思わない。 わざわざ気に入らないまで言われてるわけだしね」 これでいいか? 菫色の瞳を覗くように目を細め見た。 /* ハァイ!団子です、前半は忘れました 全てを愛すわ!故に許すわ 好きにかかって来なさい♡ (-42) 2022/02/16(Wed) 0:47:19 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 『巫覡』 ロベリア「……なんだよ、じゃあ文句言うなよなー」 "とっくに過ぎてる"……その真意は全く分からないが。 どこか意味のある音だった気がした。 でも別に問い質すことはしない。今は。 だって具合悪そうだし? 「……あーあー! 変なもんってなんだよー! どうせそういう音がする〜って言っても伝わらないンだろ! いーよもう、理解されないの慣れてっから」 首を傾げられるのも、理解されないのも、いつもの事だ。 それでもどこか拗ねた様子であなたの顔を見る。 何も知りやしない。 それはアンタだって同じだ。 「……俺、音しかわかんない。でも音ならわかる。 アンタは他と違って音がしんどそうで心配になるんだよ。 他のヤツはたぶん気付かないから! だから声かけたの!」 自分にしか気付けないから、そう思ったから。 こんな言い方で伝わるとは考えてない。それでも口にする。 言わなきゃ何も伝わらない事は身をもって経験してる。 (-44) 2022/02/16(Wed) 0:57:01 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリア逃げ場がないあなたを追い詰めるように、歩みを進める。ドアはもう閉まってしまった。 「迷惑は承知の上だが。もうどこかに無理矢理連れて行こうとは思っていない。君が逃げる必要はない」 手を伸ばせばあなたに届く距離で、足を止める。あなたにはこの足先だけが見えているだろうか。 今……あなたの頭に触れれば。テンガンが知りたい事は分かる。この能力で。 「疑問だ。君は凶悪な犯罪者には見えない。あそこまで厳重に封じられていた理由も分からない。なぜ……この無礼講に参加しているかも」 しかし今はあなたの口から情報が得られることを選んだ。目が合わずとも、ここにどんな差があっても。 (-53) 2022/02/16(Wed) 1:36:09 |
【秘】 人形師 シェルタン → 『巫覡』 ロベリア告げられる言葉と共に、鈴の音が鳴る。残響音が耳に残る。 拘束が解けて真っ先に君が返せと言っていたものの内の一つと記憶している。 「……それはまあ、ご愁傷様で。 しかし過去の無礼講でも、大概交流は不可避な様に見えましたが。 ここに来て、日が浅いのですか?それとも"見て"はいなかったり、見られない事情があった?」 完全に拒否している訳では無い。 もしもそうならば、ここで対話に応える必要もまた、無いのだから。 そう判断して、話を続ける。 (-79) 2022/02/16(Wed) 3:24:53 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 衝撃波 ポルクス「ボクはボクがしたいようにやる。 文句も他も嫌なら構わなければいい」 確かな意味を伝えるつもりなどない。 知ったような口を聞かれるのも嫌だし。 「……君、………いや、音 ね。 まあ興味無いけど、これっぽっちも」 同じ傷を舐め合う? 反吐が出るね。 理解しない。するつもりもない。 赤の他人に弱みは見せない。…見せたくない。 囚人が囚人らしくある為にも。 知りたくない。… 普通じゃないその感覚を。 「………ハッ、気づいたところで君に何が出来る? …何もしないでくれ、する必要も無い」 拒絶する。優しさなど要らない。 否定する。その行動に意味は無いのだと。 ボクを理解しようとするな。 ボクに触れるな。…■うのは、もう。 (-155) 2022/02/16(Wed) 20:04:59 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガンドアが閉まり、明かりが遠ざかる。 嫌だ。踏み込むな……触れるな。 小さな子供のように首を横に振る。 君に何が分かるんだ。何も知らないくせに。 理解をしようとするな。誰が教えてやるものか。 ボクを知って何になる? メリットなんかないだろう。 「…し、 た が、しび、れて ……。思い、だ せ な、い……。たい、せつ な …、とくべ、つ な……」違う。 問われているのはこんなことでは。違う、違う違う。思考が上手く、嫌なんだ。 君を映さない、映そうとしない翡翠色の瞳が揺れる。 見破らないで。その真っ直ぐな瞳が恐い。 「…… な、 んで 」胸の前から手は動き、瞳を覆うように顔を隠す。 嘘をつけ、つき続けろ。終わりまで、ボクは 君 を。「 ――……知りたがる、ん…、だよ 」どうしてこんな奴に、弱みを見せてしまったんだ。 こんなつもりじゃなかったんだ、…嘘じゃない。 (-161) 2022/02/16(Wed) 21:06:28 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 人形師 シェルタン「……交流しなくても、無礼講にはなるだろ。 本来はこんなおままごとじゃなくて、 …そうだ、殺し合いなんだから。……だから」 本来ならもう少し他者との交流は避ける予定だった。 ただ、…ほんの気まぐれだ。 ■■■たい。…ちがう。 有り得ない。こんな場所で、誰が。 「だから、ボクは他者を殺すだけだ。 それがボクにとっての無礼講だ、このゲームの価値だ。 あては外れたがそれ以上にこれから愉しめばそれでいい」 仲良くするだけが全てじゃない。 鬱憤晴らし。…それが本来の無礼講だろう。 舌が痺れる。この■は嫌だ、でも だけど……。 駄目なんだ、こうでなきゃ ボクは、だから。 「……なあ、君は何故ボクに協力を持ちかける。 メリットがあるように見えたか? それとも、ただの気まぐれか。何のつもりだ? 理解出来ない。…他のやつの方が愉しめるだろう? 」 (-166) 2022/02/16(Wed) 21:34:29 |
【独】 『巫覡』 ロベリア助かりたい 許されたい ボクをボクとして認めて欲しい 神様の子なんかじゃない ただ 普通の……少し特別なだけの …ああ 嘘の味は苦くて 嫌いだ (-167) 2022/02/16(Wed) 21:37:40 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 『巫覡』 ロベリア「……俺だって俺がアンタに構いたいからやってんの! 嫌だったらワザワザ探して会いに行かねーもんね!」 足りてない頭で確かな意味を伝えてやろう。 どんな形であれ会話してくれるのは嬉しいんだ。 アイツは何も言ってくれなかったから。 「そもそも、興味持ってくれなんて思ってないし?」 理解されないのはいつもの事だ。 不気味がられるのはいつもの事だ。 それでも、理解されなくてもこっちには理解できる事がある。 分かりたくなくても分かっちまう。 だったらもう前に進むしかなくて。もう後悔したくないから。 「俺はこうやってアンタを探し出してアンタに構う事ができる。 いーじゃん、馬鹿を上手く利用してくれりゃあさ! 俺はアンタが知りたいだけだぜW-197……いや、 ロベリア 」Hey Maybe きっと俺はしつこい奴だぜ。 揺れと言葉がちぐはぐなお前のことが気になって仕方ねぇ。 何を考え何を望む? 俺は掴み損ねたくないんだ なあ。 (-207) 2022/02/16(Wed) 23:50:05 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリアこれは……どのような反応なのだろうか。 恐怖?恐れ?混乱?会話が噛み合っていないことは確かだ。 利き手、右の手袋を外す。 「俺は君のことは、嫌いではないからだ」 能力の全てが開放されている時なら、もっとこの場は楽だった。思う存分全てを見て、その記憶を消して終わりにできただろう。 あなたの背へ手をやろうとして壁に阻まれ、ほぼ肩へ右手を置く。落ち着かせようとする時、よくこのような行動をするものだ。 「だから気になっている。大した理由でなく申し訳ないが。 ……今日は君の話を聞くことは諦めたほうがいいか」 諦めるとは言わず、わざわざ問いかけて、まだその場に立ち続けている。 (-209) 2022/02/17(Thu) 0:07:15 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 衝撃波 ポルクス舌打ちを鳴らす。ああ言えばこういう。 面倒でしかない。 …構うメリットはないだろうに。 あなたが分かることなど、囚人には関係の無い話だ。 前に進むな、後悔を抱いて生きればいい。 そんな真っ直ぐな心を ボクは知りたくない。 暫し沈黙がその場を支配する。 次に口を開いたのは再度の嘲笑を零してからだ。 「………なら、ボク以外を殺してみせろ。 ボクが生き残るように、最後まで生きているように。 利用しろというなら、 それくらいやってみなよ 」期待なんてしない。何ひとつだって抱かない。 ただ利用して、理解される前に終わらせるだけだ。 この宴が終わればまた囚人は囚人らしく生きるだけ。 …それで君と話すことも、なくなるはずだ。 本当にそれでいいの? …誰かが囁いた気がした。 「…どいつも、こいつも……馬鹿ばかり。 ボクは構われたくてここに来たんじゃ……、ない」 しつこい。煩い。煩わしい。 …嫌いだ、全部。黙ってくれよ。 ここに居ると ボクがボクでなくなりそうだ。 こんなはずじゃ無かったんだ。 (-216) 2022/02/17(Thu) 1:17:25 |
【秘】 人形師 シェルタン → 『巫覡』 ロベリア「殺し合い、ね……? 模擬戦に参加する訳でも、投票に積極的に発言する訳でも、無さそうでしたが。 もしかして『狼』だったりします?或いは、計画でも練っているのか」 じっ、と。扉の向こうを見る。 表情は見えない。苛立ちの色は分かるが、それ以外。 手札を切るか、温存するか。頭の中で思考を組み立てる。 「メリットはありますよ。僕が見たいのは『人間の本質』或いは『本性』。 それは誰の物であっても例外じゃない…… いや、一人だけは……ある。けれど、 あなた自身も含まれている。まあ、なので。あなたで無くとも構わないと言えば、そうなのですが。 あなたが何故参加を決めたのかよく分からなかった。枷のせいもありますが他の方と比べ相当浮いていた。おまけにあの仕打ち。 そういった気になる点が複数存在した、積み重ねです」 別に嫌だというならそれで構わない、が。 (-219) 2022/02/17(Thu) 1:20:42 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガンボクが嫌いじゃない。…それは知らないからだ。 だから気になっていると、そう言っているんだろう。 「 …るさい、うるさ、い 」頭の中に響く誰かの声にそんな言葉を零す。 知らない、知りたくない。理解されたくない。 ならば何故、扉を閉めずに接近を許したのか。 本当は 誰かに知って欲しい 、とか。肩に手が置かれたのだと気づいたのは少し時間が経ってから。じわりと広がる熱に、どこか懐かしさを覚えた。 顔を覆う手は外れ、視線は君とぶつかる。 「 どうして、嘘つきの味が しないんだ。 嘘であれば、嘘だと、嘘なら……良かったのに 」諦めてくれ。どうして留まる。 舌の感覚が戻り、思考が少しずつ正常に変わる。 「……な、 ら 、……先に 、君が語れ 、よ。人を知るなら、 まず ……自分を伝える、ことが…… 」嘲笑を吐き捨てようとして、ヒクリと喉が動いた。 今だけだ、こんなボクは。 弱みを見せたくない。…知られたくない。 ああ、どうして諦めろと言えないんだ。 そんな自分を、酷く滑稽に思えた。 (-228) 2022/02/17(Thu) 1:48:50 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリア「……難しい要望だな」 あなたは"どちら"か分からない。手袋を外した手には握られた跡がまだ残っている。正義を自称する少女の、地雷を踏んで試してみたときの跡。 自分の話は罪と切っても切り離せないところにある。これがあなたにとっても地雷なら面倒なことになるが。 「俺が最も好むのは、人を傷つけ、物を壊す行為だ。これが楽しいと気づいた時から様々な犯罪を試し続けている。勿論どれも楽しかった。今後もずっと辞めることはないだろう。俺はそういう人間だ。別に悪いとも思っていない」 数秒迷ったものの、結局は正直に話す。もしあなたが真逆の人間であるならただ敵対するだけ。それだけだ。 もしあなたが言葉でも表情でも声でもない所からなにかを感じることができるのなら、僅かな違和感があるはずだ。 「そして」 「こんな監獄からは、さっさと出たいと思っている」 半分は嘘だ。『こんな監獄』のことはそこそこ気に入っていて、出たいと思っているのは本当。置いた手は退けないまま。 「君はどうなんだ。この監獄にずっといたいのか」 (-239) 2022/02/17(Thu) 2:25:57 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 『巫覡』 ロベリアあなたには関係が無くとも自分には関係がある。 響く音を、揺れを、振動を信じてるんだ。 前進しか出来ない、後悔なんてクソ抱える前に動くだけ。 沈黙を裂くようなあなたの嘲笑の後。 続く言葉にからからと喉が鳴る。 ――楽しそうな、嬉しそうな揺れで音が鳴る。 「……ッハ!!!! それがアンタの望みか? 本当に? だったらやってやるよ、アンタの為だけに Absolutely! 」期待されてないなんて知ってる。 事実、俺はどうしようもない馬鹿で。 今だって出来るかも分からないのに大口を叩いてる。 ……そうすればお前を知れるのか? なあ。 「でもアンタ、嫌がる態度を取る割にはさあ こうやって構わせてくれてンじゃん? ベツに……無視しようと思えばできるのにさ!」 だから嬉しさが声に、顔に出る。再びからからと喉が鳴る。 言葉を交わせる事への安心感と。拒絶されなかった喜びと。 本音を知れないのは寂しいけど。 「利用してくれンなら俺はアンタから引く気ないから! せいぜい憎まれ口叩きながら……俺に心配されてな」 (-255) 2022/02/17(Thu) 3:03:17 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 人形師 シェルタン「…ボクが『狼』ね。残念ながら外れだ。 計画も特には無い。……実行出来れば面白みはあるかもね」 暗闇の中で笑い声を零す。 役職について語るくらいならばなんの問題も無い。 最も、完全に明かすまでには至らない。 深呼吸をする。…心を抑えろ。 苛立つ必要はない。感情は、見せるな。 囚人は君の言葉を聞いていた。 口を挟むことなく、そのメリットについて理解するために。 例外が1人いる時点でどうかとは思うが。 それから、どうして自分なのかという理由も。 …そうも他人が気になるのか。 「……人間の本質や本性に拘る理由はなんだ。 知ったところで面白いものが………見れていたん、だろうね」 暗闇から一歩顔を出す。翡翠の瞳は君を映した。 「…枷を、求めたのは余計に話さなくて済むからだ。 それから能力。……ボクについて残る記録はそう多くはないから」 嘘は言ってない。余計な言葉を零さずに済む。 これまでも、これからも。 この監獄から出る日が来るまで。 それでも、そんな息の詰まる日々から逃れたくなって。 (-308) 2022/02/17(Thu) 19:15:00 |
【秘】 時魔嬢 クロノ → 『巫覡』 ロベリア「そうでしょうそうでしょう、単に無関心かと思ってたけど嫌悪してるだけマシってものね」 悪態に対してはむしろ、上機嫌に応えながら。 「命乞いって仲いい人にやるものなの?知らない文化ね。でも予想通り、つまんない回答だわ」 でも残念でした、これでよくはないわ。 そう言わずとも伝わるように、意地の悪い笑みを浮かべる。 ホントに投票する気だけだったら、わざわざ教えてあげる程優しくないもの、私。 「"話したことある人"ってだけでも選びにくくなるものよ、私だけかもしれないけど。ちなみに今私はアナタと話が出来たから、多分他の人に入れるわ」 ええ、ホントに。話といっても悪態を聞いただけだけど。 そのくらいの気まぐれだ。 「離れて欲しい?」 嫌がらせか、はたまた。 どちらにせよ、尋ねるということは、そのつもりはないという事で。 (-310) 2022/02/17(Thu) 19:40:28 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン視線だけが肩に触れる手に向かう。握られた跡……どうせロクでもないことをしたんだろう。 そうまでして他者を知りたいか。 君の言葉を黙って聞きながら、さまよう両手は落ちた。 だらりと垂らした手は君へ向かうことは無い。瞳が迷うように揺れ動く。口は幾度か開閉を繰り返していた。 《秘匿開示》 君は"共感覚"というものを知っているだろうか。 言葉に色を、音を形を、様々を感じる第六感に繋がるもの。 囚人は他者の言葉等に 味を感じる ようだ。それこそが異能力とは別に得ているものとなる。 故に人が多い場所を嫌うが、監獄内でもここでも安息の地など無い。 息を深く吸って、心を落ち着けるように呼吸を促す。 先程よりも落ち着きを取り戻しているように見えるだろう。 「…今の、言葉は……何処から何処までが、本音だ。いや、本音の中に何か、……何を」 どう問いかければいいかが分からない。言葉がまごついて君に上手く理解ができるかどうか。 「ボク、は……」 問いかけに言葉が詰まる。まだ君に対する問いの仕方を考えている途中なのに。 「………ここから出ても、何 も無い、から 」だから出たいだとかずっと居たいだとかそういうものでは無くて。ただ、 君 の罪はボクが抱えると決めただけ。それ以上の、その先を何も、何一つだって考えないままに。 「 …ずっとあの人達の為だけに生きてきたんだ。どうしたいかなんて…… 」 (-316) 2022/02/17(Thu) 19:59:21 |
ロベリアは、トランペットの音を聴いていたかもしれない。 (a148) 2022/02/17(Thu) 20:41:34 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリア「ない。ないと来たか」 迷うような様子を見て、息を吐く。 幸い落ち着きはしたようだ。する、と滑らせるように肩から手を離し、あなたの隣の壁へ背を預けた。 あなたに影を落としていた体は正面から退き、遮るものはなくなった。あなたはもう好きにここから離れられる。 「では一度考えてみてくれ。待つ。 例えば、拘束されることのない人生について。……それと俺の言った事はすべて本当だが」 今度はどこにも違和感はないだろう。 あの人達とは、と聞こうかとも思ったが。そう重ねて問うのはあなたには早すぎるかもしれない。 本当に待つつもりで、暫く黙っている。 (-330) 2022/02/17(Thu) 20:49:16 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 衝撃波 ポルクス「……ハッ、馬鹿なやつ」 本当に馬鹿だ。真っ直ぐすぎるほどに。 もっと自由に生きることが出来るはずなのに。 「…ボクは、別に。……ただの、暇潰しだ。 無視したところでしつこいやつはずっとしつこいしね。 なら一度構ってやる方が後々楽になる」 君が今の言葉を達成できるなんて思わない。 その真っ直ぐさで大人しく楽しい日々だけを送ればいいのに。 誰かの為に生きることは苦痛だ。 瞳を閉じて、小さく息を吐く。 空っぽな器に蓋をし、覗き込んだところで中は見えない。 けれどその蓋を開けてしまえば空虚さは浮き彫りになる。 …それを隠し通せば分からないままでいられるんだ。 何ひとつも嘘の味がしない君を好きになれない。 なりたくない。…期待したくない。 心のどこかで望んでいる言葉を理解されませんように。 「……本当に、馬鹿なやつ」 (-344) 2022/02/17(Thu) 21:44:32 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 時魔嬢 クロノ「…無関心の方が良かったか? そうあれるならそうしてた」 残念ながらそうはならなかったわけだが。 上機嫌な君に小さくため息が零された。 「つまらない回答で悪かったね。 そういうのは勝手に期待する方が悪いって決まってる」 意地の悪い笑みにまたため息を零しそうになり、留める。 誰も彼も構いたがりか? 理解出来ない。 「………ボクが君に入れないとは限らないのにか? まあ、なんだっていいけど」 死にたくは無いし票が入らないに越したことはない。 が、君の気まぐれに意味が分からないというように眉根を寄せる。 何を考えているんだか。 離れて欲しい?には答えを返さなかったが、表情は全てを物語っていた。 ああ、是非離れてくれ。 (-350) 2022/02/17(Thu) 22:21:50 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン肩から手が離れれば、囚人はズルズルと廊下に座り込む。 好きに離れるも何もここは自分の部屋なのに。 「 考える、何を。…考えて何になる。 拘束が無い人生? …知らない、そんなもの。 自由になったところでボクは 変われない 。………ひとりで、生きる方法が 」――…分からない。ずっと縛られてきたから。 何もかもを捨てられ、好き勝手に持ち上げ巫覡とする。 そうして都合良く扱って自分に苦痛を齎した。 なのに、文句さえも言えない。生かされていたから、あの空間に。 君に抱いた違和感が消し飛ぶ程に問いについて深く考え込む。 俯いて丸くなるその様は小さな1人のニンゲンでしかない。 「 …ボクが、ボクは、食べてしまったから。 罪と共に、大切な、あの……。 その先なんて何も考えず、だから 」小さな唸り声を上げ左手を首へ、掻き毟るように指先を動かし爪が柔らかな皮膚に線を付ける。 「……君、は……どうして、人を傷つけることを、楽しむ。 何故、楽しいと感じるんだ………」 ものを壊す事も。罪を罪だと思わないその心も。 きっと囚人には理解が出来ないのだろう。 それでも、問いかけることを止められなかった。 無礼講への自主参加を決めたものとは思えない問いだと理解していながら。 (-358) 2022/02/17(Thu) 22:49:19 |
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