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人狼物語 三日月国


187 『Ambivalence』

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【人】 入江 修



    「そうもいかねぇのよ。
     可愛い可愛い生徒が困ってんだから。」


   それが俺の仕事なのだから仕方ない。
   白々しいって?否定はしない。
   浅見に悟られてしまった前科がある以上
   その信頼はなくても不思議じゃない。

   
(1) 2022/12/11(Sun) 0:33:29

【秘】 入江 修 → 浅見 律



   一度イイ思いをしたら
   人間そうそう抜け出すことは出来ない。

   たった一度しかなかったとしても
   またいつかイイ思いが出来るという期待が
   何度も積み重ねる裏切りを覆い隠す。


   キスに慣れてないような浅見の唇を
   紅薔薇を手折るように塞いでしまった後、
   苦しそうな吐息が聞こえた時には
   最初こそ様子を尋ねてあげたのだが。

   次第に止めてあげようとすらしなくなって。
   丹念に研ぎ澄まされた
錯覚
のまま
   浅見の着ていた制服に手を伸ばす。

   するとこの後のことを察したのか
   可愛らしく素直に答えてくれたさっきとは違って
   浅見が今度は目を逸らしてしてしまったから。



(-0) 2022/12/11(Sun) 0:34:25

【秘】 入江 修 → 浅見 律



   「大丈夫。優しくしてやるから。」



(-1) 2022/12/11(Sun) 0:35:19

【秘】 入江 修 → 浅見 律



   ありきたりなセリフを吐き散らすと
   今度は唇だけでなく首筋や頬にもキスをして。

   緊張も
倫理観も
溶かすように
   浅見の小柄な身体を指で撫でながら
   制服を全て剥いで、裸にさせてしまう。

   男を知らないまだ幼ささえ残る姿は
   誰だって虜になりそうなくらいに、イイ。



    「浅見、綺麗だ。」



   その言葉は嘘じゃない。

   俺はそのまま欲に誘われるまま
   浅見の真っ白な肌を隅から隅まで
   順繰りに口付けを落としていく。


(-2) 2022/12/11(Sun) 0:36:21

【秘】 入江 修 → 浅見 律



   舌先を出せば浅見の味を知ろうと。

   おでこから瞼へ、唇と頬を介して首筋へ。
   浅見の手を取って指同士を絡めて捕まえた後には
   鎖骨や脇、乳房や臍、脇腹と
   これでもかと言うくらい浅見の味を堪能して。

   太腿を伝って足の指先まで辿ると
   今度はそこからまた太腿へと帰る。

   不自然なくらい丁寧に、優しく
   浅見の身体にマーキングを施していくと
   俺は浅見の秘部の前に顔を持ってきて

   そのまま秘部にまでキスをしてみせる。



(-3) 2022/12/11(Sun) 0:38:14

【秘】 入江 修 → 浅見 律



   そして浅見の足を軽く押さえつけると
   淫らな水音を軽快に部屋に響かせ。

   浅見の蜜を吸いながら
   濡れそぼった舌で秘部の味を堪能し。

   浅見が快感の花を開くまで
   これから俺のもの受け入れるその場所を
   丹念に責め続けていった。**



(-4) 2022/12/11(Sun) 0:38:41

【赤】 入江 修


***

   浅見の身体も、癖もだいぶ理解し始めて
   素直で初心な姿を穢していけばいくほど
   浅見がどうされるのか好きなのも分かってくる。

   貰えなかった愛情を嘘でも埋められる事が
   浅見にとってはイイことだということも。
   分かりさえすれば叶えてあげるのも簡単だ。


   だからある時には人が帰った夕方に
   わざわざ浅見を教室に呼びつけて。
   浅見の席で愛でてやったこともあった。

   椅子に座らせて、耳元で
   「授業中、思い出して。」
と囁き
   浅見の学校生活にさえ侵食しようとした行為は
   見られたら一貫の終わりというものだ。


   
(*0) 2022/12/11(Sun) 0:40:00

【赤】 入江 修



    だが俺は知っている。
    この日は先生側も間違いなく
    教室には来ないということも。
    生徒たちが来るには時間が遅いということも。


    そして全てを知った上で、浅見に言うのだ。


    「俺に女にしてもらってる所
     もしかしたら誰かに見られちゃうかもね。」
と。



(*1) 2022/12/11(Sun) 0:45:12

【秘】 入江 修 → 浅見 律


***

   思い返せば思い返すほど
   俺の日頃の行いは擁護できそうにない。

   分かってることだ。
   俺の日頃の行いが最低だってことも
   そんな俺を浅見が嫌いになれないことも。

   それに子どもは大人をよく見ている。
   もちろん浅見だって例外じゃない。


   だがそんなことは何も問題ではないんだ。
   俺の腐った魂胆に気づいて
   いまさら反発しようとしても

   悦ぶ姿は、誤魔化しようがないのだから。


(-5) 2022/12/11(Sun) 0:47:27

【秘】 入江 修 → 浅見 律



   「そっかぁ、そりゃ困ったなぁ。」



(-6) 2022/12/11(Sun) 0:48:34

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「じゃあ分かるまで、中に注いであげる。」



(-7) 2022/12/11(Sun) 0:49:16

【秘】 入江 修 → 浅見 律



   拒もうとこちらを睨んだところで
   素直な身体が全部暴いてしまう。

   睨む?欲しがってるようにしか、見えないなぁ。


   逃げ惑う身体を抱きしめて
   限界を示すサインを拾うと
   空いた手は恋人のように結んでしまう。

   口を手では塞げなくなるけど。
   浅見の好きな愛情をあげるんだから仕方ない。



    「いいよ。イって。」



   耳を甘噛みしながら囁いて、
   強く誘った絶頂は二人だけの部屋を
   桃色の香りで満たしてくれた。

   
(-8) 2022/12/11(Sun) 0:51:18

【秘】 入江 修 → 浅見 律



   だが今日の浅見は珍しく反抗的で
   俺が聞いたことに素直に答えるどころか
   こっちの事まで見透かしてくる。


(-9) 2022/12/11(Sun) 0:51:40

【秘】 入江 修 → 浅見 律



   「よく…っ、分かってんじゃん。」


(-10) 2022/12/11(Sun) 0:52:11

【秘】 入江 修 → 浅見 律


   力が抜けてソファーに倒れたまま
   それでも顔には反抗心が滲んでいて。
   散々俺が仕込んだ指で煽りながら微笑む
   浅見に対して俺はというと。


    「そーいう生意気な態度
            まじでそそる。」



   興奮で獣のように滾った表情のまま
   予定変更と言わんばかりに
   ソファーの上で無理矢理四つん這いにさせて。


(-11) 2022/12/11(Sun) 0:53:19

【秘】 入江 修 → 浅見 律



   「気持ちいいって鳴くまで
           抜いてやんねぇ。」



(-12) 2022/12/11(Sun) 0:54:10

【秘】 入江 修 → 浅見 律



   挑発に乗るがまま
   浅見の一番奥を突ける体勢で
   強引に膣内へと挿入れる。


         避妊なんてしない。
         最後にゴムを着けたのなんて
         もうだいぶ前のことだ。**


   
(-13) 2022/12/11(Sun) 0:55:13

【赤】 入江 修




   これは閑話のような話だが。
   俺に教え込まれる度に覚えようと頑張る。
   その必死さは本当にいじらしいものだ。
   ぎこちなささえスパイスになるこの時に限れば
   覚えるための時間など大した問題じゃなくて。

   少しコツを掴んだだけで
   俺は浅見の頭を優しく撫でてやる。

   それが俺がいつも浅見に与えていた
   愛情に擬態させた依存という名の猛毒だ。


   だがそんな猛毒にあてられ続けて
   沼に沈んだ時にだけ現れる浅見の心は
   普通の子供が当たり前に受け取るものと
   同じものを求めていたと知った時だけは

   先生として、抱きしめてやったよ。
   本当に哀れでしかたなかったから、な。



(*2) 2022/12/11(Sun) 1:05:01

【赤】 入江 修



   最初に避妊具を外したのは
   俺が浅見をW律Wって呼んだ時だっけな。**



(*3) 2022/12/11(Sun) 1:10:02

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「お世辞なら、もっと上手く言うよ。」


    その言葉でなんとなく察することはできるが
    浅見は口で言うだけじゃ
    なかなか伝わらないタイプなのかもしれない。


    だから文字通り身体に教えた。
    それが功を奏してか
    浅見の意識を向けさせることは出来たらしい。


    
(-30) 2022/12/12(Mon) 9:30:47

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    身体中に快感の種を植えても
    芽吹いて花開くまで時間はかかる。

    最初こそ色気ひとつない浅見が
    俺に無理矢理花を開かされる。

    その背徳感は蜜の味がした。

    俺にされてる事の意味がわからずに
    戸惑いを露わにするその姿は
    初心な花弁が壊れていくようで。

    浅見の戸惑いの声には答えず
    言葉も交わさず。
    秘芽に吸い付き、快楽の扉を
    無理やりこじ開けていく。



(-31) 2022/12/12(Mon) 9:31:39

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    一度開いた花は戻らない。
    一度こじ開けた扉は戻らない。


    窓の外から聞こえた部活と思しき掛け声が
    本来あるべきだった浅見の学生生活と
    今歩んでいる道との乖離を誇張していた。


    絶え間なく続く水やりに
    浅見の身体が悦びを示したことが分かると
    秘部から口を離して。

    今度は指で秘部の中を解しながら
    浅見の顔の近くに膝をつくと
    浅見の目の前に自分のものを持ってきて。
    頭をやさしく撫でながら囁いた。



(-32) 2022/12/12(Mon) 9:32:45

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「口開けて、舌、だして。」



(-33) 2022/12/12(Mon) 9:35:04

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    俺を悦ばせるるための実技指導でもなく
    浅見に技術を期待してのことでもなく。

    俺はただ浅見を穢したい欲望に従って
    さっきまで男の唾液の味も知らなかった
    その口の中にもマーキングを施そうと
    そう思ったが故のことだ。

    舌を出したのならその舌先に
    さっきから先走ってた体液を擦り付けて。

    口を開けてくれたなら
    嘔吐かないように優しく
    浅見の口に蓋をしてしまっただろう。



(-34) 2022/12/12(Mon) 9:50:30

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「噛んだらだめだよ。」
、と。
    そう言って、全てを俺の味で溶かして。**



(-35) 2022/12/12(Mon) 9:52:11

【赤】 入江 修


***

    自分の顕示欲のために
    浅見の学校生活にピンクのフィルターをかける。
    その理由は驚く程に自分勝手なもので。

    先生や生徒に見られれば
    いくら人望のある俺でも言い逃れはできない。
    だが社会的なものよりももっと内側のコミュニティ、
    この学校の中では浅見の方が立場が危うくなる。


    だから、浅見はこの事を隠し通すだろう。
    俺に刻まれた快感や愛情を思い出しても
    他のやつに悟られまいと誤魔化し切るだろう。


    それがこの時俺が浅見に抱いていた、期待だった。



(*7) 2022/12/12(Mon) 12:55:30

【赤】 入江 修



    「そうだな。俺は最低な男だ。」



(*8) 2022/12/12(Mon) 12:55:57

【赤】 入江 修



    「でもお前を今一番に
     救える男でもある。違う?」



(*9) 2022/12/12(Mon) 12:56:43

【赤】 入江 修



    もう夕方と言っても日が沈む。
    そんな頃合いになると

    俺は浅見を抱き上げ机の上に座らせて
    自分のものを浅見の秘部に押し当てる。

    言うほど乱れてもなく、
    比較的整えられている互いの服。
    制服を着たまま下着だけ脱がせた浅見と
    スーツをそのままにチャックだけ開けた俺。

    整えられてるが故に、そそられる。


    
    
(*10) 2022/12/12(Mon) 12:57:24

【赤】 入江 修



    「挿入れるよ。

            ───W律W。」



(*11) 2022/12/12(Mon) 12:57:55
 




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