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【赤】 徒然 シトゥラ 裏切者の幸せを違うと叱ることができるとするのなら それは真の意味での治療≠ノなるのかもしれない その手段と思想と、方法をこの手は持っていない それができるのは大人≠セけだ。 壊れきったいい子のシトゥラは、祈ることしかできない ――――もし もし本当に、大人に連れて行かれることが幸せだったとしたら ボク達は知らないだけなのではないのか? シュレディンガーの猫のような気分だ。 連れて行かれないことはボク達の褒美になり、 連れて行かれたものはそれぞれ褒美をもらっている。 ……うまくまわりすぎている、のかな。 カストルの行ったとおり夢を見すぎているのか まだ、わからない。わかりたくない。 知ってしまったら押しつぶされてしまいそうになるから (*30) 2021/05/29(Sat) 17:38:02 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 水面に映る愛を シェルタン「……欲しいなら、やる。 何度も選ばれているシェンには言われたくないなぁ」 甘い口調に漏れる欲、そして、 泣きそうな声と喜んでいるような口元が見えた 「役立たずなんて酷い、シェンが嫌がると思ったから イイコトがあったあとに知らせに来たんだ。 これでもずっと悩んで……気分よく行ってもらおうとした。 それにいらない、なんて手に入ったから言えることだろ。 触ったことすらもないボクになんのつもり? ああ、八つ当たりだよねぇ……ごめんねシェン」 でも、でもね ボクも頑張ってきたんだ、シェン 「みんながいい顔で、魅力的で、愛嬌があって だから大人に選ばれて愛されて大事にされて ……治療なんて言葉だけだと思っていたのに。 このままじゃみんなのこと嫌いになりそうだ、 どうしてくれるんだよ。 シェンが そんな風 に帰ってくるから余計にだ」あなたにとって、連れて行かれたことはイイコトだった。 その方法が正しかったにしろ、間違っていたにしろ――― あのときよりよっぽど好きな表情で帰ってきた (-196) 2021/05/29(Sat) 17:55:29 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 籠絡 イクリール「イクリール、 ……あなたは変わってしまった?」 イクリールの部屋の前でノックもならさず、 小さな翠色の声が廊下に響いた。 皆に連れて行かれた人間の噂は小さく静かに流され続けている それはシトゥラからはじまったものもいくつか存在していた。 「……噂だけなら、羨むことも無かったのに」 シトゥラは大人に愛される子供に嫉妬をしてしまった。 「約束を必ず守ろうと思ったのにな」 どんなことがあっても、この体は動かそうとしていた。 大人に怒られて、誰かに会うのを拒まれたとしてもだ。 「あなたはこれから幸せでいられる…?」 ここにイクリールがいるか等知らない。 返事が返ってくることを望んでもいない。 ただ、会いに行きたくなってしまって、 ――向かわなければば永遠にあなたを見れないような気がして。 「 また来るね 」何を言いに来るのだろう、 それでもわずかに藁をつかむことはできた気がする。 こんなあがきができるのも、ほんのわずかな間だけだと思うから (-201) 2021/05/29(Sat) 18:13:40 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 空回る思い メレフ「そんなたった数人の声で変わったとして ……この施設の終わらせる? それなら本当にたくさんの子供が死んでしまうと思うよ」 「ここの大人が全員まともじゃないと思っているのなら大違いだ。 でも、殺したりするよりはよっぽどいいかも あのね、メレフ……自分は 大人 になりたいんだ。そして、二度とお姉さんみたいな人を出さないようにする 」「知らないなら教えてあげる、いくらでも。 ここの暮らしをよく思ってもいない子供たち。 辛くて苦しくて悲しい思いをして、 泣くどころか笑えない子たちがいる」 それが自分だなんて気付いていない 「それと同時に、 ここがなかったら救われなかった子供もいるんだ。 メレフは自分だけでいいのか。 大人を責めたって子供を責めたって変わらない、 変えようとするのは、変わるのはボク達だ」 「届く範囲なんて限られている、だから…一緒に目指さないか。 彼らの幸せとメレフの納得するこの施設の在り方を」 (-225) 2021/05/29(Sat) 19:54:17 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 水面に映る愛を シェルタン「人を軽い風に扱ってるのはどっちだよ、 知っているからこんなに叫んでみっともなく求めているんだ! あなたと違う形だったけどボクだってたくさん努力をした、 足りなかったんだろうな、きっと! ……だから何もないんだ。自分には。 係をやったって、委員を務めたって、 大人の手伝いをしても何も報われない。 だけどさシェン自身は誇ってくれよ、 今までのことは無駄なんかじゃないって。 大人に愛されたくて頑張ったシェンも、 今前を向いているシェンも何も間違ってないだろう!?」 それでいい、怒ってくれていいんだ。 その努力は認められるべきで、子供らしくていいじゃないか 「馬鹿なボクに教えてくれないか。 呼ばれて、何をしてもらったんだ。 大人は正しくなかった? 本当に、大人の愛はもういらないの?」 何もしてこなかったのなら、 今までここで暮らしていた自分の時間は全部無駄だったことになるんだ そんなのは認めたくない。 裏切り者だと言われようと―――― いい子≠ナあった自分が努力していなかったなんて絶対に認めない (-235) 2021/05/29(Sat) 21:02:11 |
【人】 徒然 シトゥラ「またか」 見えない ことにしている 子供たちの名前を聞けば小さくため息をついた。悪いことではないが、シカタナイか。 あれほど交流が広かった彼らが呼ばれたのだから。 彼らの代わりなんて務まらないんだよな 「普段と違うことをするもんでもないけど、様子は見るか」 またルヴァ団も始まるのなら、見張り役は必要だろう (50) 2021/05/29(Sat) 21:05:45 |
シトゥラは、子供たちに声をかけている (a55) 2021/05/29(Sat) 21:06:01 |
シトゥラは、どうして悲しんでいるのか聞いてみた (a56) 2021/05/29(Sat) 21:06:07 |
シトゥラは、彼らが欲しいものを与えてみた (a57) 2021/05/29(Sat) 21:06:14 |
シトゥラは、彼らが喜ぶ姿をみて嬉しかった (a58) 2021/05/29(Sat) 21:06:21 |
シトゥラは、他に何ができる? (a59) 2021/05/29(Sat) 21:06:28 |
【人】 徒然 シトゥラ「(……何も無い。 何もない、いい子なだけの存在が喜ばれるのは大人にだけ)」 なんとも簡単なことだった 「(子供に好かれる子供ってなんだったんだろうな。 カストルのような愛嬌? あの子のような芸術センス? 今更変えられたら苦労はしないんだが)」 あれならできるかな シトゥラは放課後、美術室に向かった (51) 2021/05/29(Sat) 21:52:32 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 『使える人間』 ルヘナ「教えてあげる―――怒られてしまう時間まで」 いい子で居なければいけないから。 また見ないふりをしなければなくなる時間まで 特別な願い≠ヘいつになってもいいから―― シトゥラが役に立てたことがあればそれでいい ベッドに沈んだ二人の体重は軽いもので、 わずかなきしみの音だけが響いて消えていった。 あなたの服の裾を引っ張り上げられ、中へ片手が潜り込ませる。 胸の突起を掠めた後、脇腹を這い下り、 くびれた腰を撫でて、服の上から臀部へ触れる。 流れるような仕草で性急に身体をまさぐれば あなたがくすぐったい場所を探そうと楽しげに指が躍った 小さな呻きを漏らして、甘い吐息を耳朶にかける。 「 」 (-248) 2021/05/29(Sat) 22:20:47 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 『使える人間』 ルヘナきっと間違ってる子供のアソビ。 実は大人にここまで教わったことは無い されたこともない、だけど、 してあげたいと思ったとき体は勝手に動いていた 邪魔な衣類を剥ぎ取り 手慣れた仕草で下着までも、あっという間に奪い取る。 その目的の為に、淡々と身体をまさぐる挙動。 作業のようにみえる冷たい行為は 碧の双眸から注がれる視線と吐息で熱を帯びていく ふいに身体全体で覆い被されば、上半身を押さえ付ける 片膝を両脚の間に入り込ませあなたの動きを閉じ込めた 「(……ああ、そういえば はじめては痛いらしい)」 それでも、いいか。知ることができるのだから。 (-249) 2021/05/29(Sat) 22:22:38 |
【独】 徒然 シトゥラまじで思うんですけど、 この世界俺たちがおしまいなだけでみんなは救われるべきQED 何が起こってるのか狼が一番わかんねぇよ。 そして価値観救えないのは狼が一番だよ (-302) 2021/05/30(Sun) 2:07:46 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 水底はやがて煌めく シェルタン「愛なんてなかった、……そう。 そうか。……大人で違うのかないや、わからないか。 ありがとう教えてくれて、……そして、辛かったのならごめん。 気づいてあげられなかったから、『悪い大人』のもとに連れて行かれることを」 盲目的な大人への信頼、 全てが消えるものではないが一つ一つにほころびができて。 自分のしたことに悔いはないとも あなたには辛い思いはさせたくなかった本心が揺れている 「時間……? 好きにすればいいさ、 いい子のボクは子供たちが好きで、大人が好きなんだから。 そういえば夢ができてね。 そのために、ボクは大人の言うことを聞き続けることにしたんだ。 だから止まることはできない。 もし止められることができたらそのときは、 本当に正しいことがわかるときだ」 (-308) 2021/05/30(Sun) 2:41:30 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 水底はやがて煌めく シェルタン「壊れているんだよ、今のボクは。 それでも、みんなに会いたい。そして"救いたい"。 子供の力だけでできやしない。 だから……"大人"になろうと思っている」 「みんなを見ても責められない、手を差し伸べられる大人になる。 その為になら、愛されなくたって構わないんだ。 だから、シェン。 あなたには止められない、その代わりあなたも止めない。 ……なにかほしいものがあったら教えて」 「できる限り、用意するから。 それか……ボクたちがうまく行けばご褒美をもらえるんだ。 なにをしたいのか、納得させてくれたら手伝ってあげる」 「ボクは、まだ、あいされたい」 (-309) 2021/05/30(Sun) 2:43:07 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 空回る思い メレフ「……ボクが壊れない限りやってみせるよ。 それ以上にきっといい案はあると思う、 この施設を変えようとする子どもたちや メレフが言ったような"大人"はいる」 「気の長い話で待てないのならば、また考え直すから。 ……メレフ。どうか死んだり、無茶をしないで。 子供のボクができることができなくてごめんね。 頼れる大人を知らなくてごめんね。 幸せは、もうわからないから…… ボクは大人に都合のいい存在として 早くみんなに手を差し伸べられるようになることだけを目指すよ」 それしか、できることがないんだ。 弱い子供一人で、できることなんて限られている (-311) 2021/05/30(Sun) 2:54:05 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 『使える人間』 ルヘナ「……嬉しい?」 自分も嬉しい、ルヘナが喜んでくれるから。 …初めてなのは同じ、だ、 初めて嬉しいと思った、だからこそ……忘れないで刻みつけたい。 この感情に当てはまる言葉を壊れたボクはわからないんだ。 ただ、あいしてほしいと泣き叫びたくなるような子供の声をどこかで聞こえた気がして耳をふさいだ。 白く瑞々しい肌を思いのままに堪能する。 身を捩らせるルヘナを見ながら、下腹部を目指して指を這わせていく。 最初は優しく、徐々に強く揉みこんで。 親指で裏筋をゆっくりとなぞり、焦らすように。 押さえつけながら撫でるように愛撫をし、上下に動かす。 滴の滲む先端を、指先を添えるように軽く握り、指の腹で撫で回した。 呼吸を奪うように再び口付けをしながら、執拗に扱いていると 痙攣し出すからだを満足そうに眺めた。 (-317) 2021/05/30(Sun) 3:49:54 |
【秘】 徒然 シトゥラ → いたがる ルヘナ ―――達しようとしまいと、関係はなく 迸りを指先へ絡めて、双丘の間へ滑り込ませ 中指をゆっくりと差し込む。 怯えたように窄まる蕾が指を圧搾した。 少しも躊躇しながらも、指の腹で円を描くように旋回させる。 二本の指が入るようになるまで丹念な愛撫を繰り返し、 身体を優しく開いていった。 すべて本の知識であるが。 「(こんなに楽しい≠アと、早く大人はボク達に教えるべきだ)」 シトゥラは勤勉で真面目で、そして好奇心旺盛な真に正しい教育と知識を求めるものである 機嫌はよさそうに、 漏れる声と本能で抵抗する力をすべて押さえつけて 快楽と共にその身体を解していき昂ぶりをあてがうのはすぐであった (-321) 2021/05/30(Sun) 3:58:45 |
【独】 徒然 シトゥラそう気づいてしまったんですが。 大人に従順なRPをするとですね、中庭の彼らと会話ができないんですよ。 話が本当に盛り上がらなくて申し訳ないです。 高等部沈没って感じ。 次の世代、盛り上がってください、よろしくお願いします。 (-322) 2021/05/30(Sun) 4:00:35 |
【置】 徒然 シトゥラ ――――こっそりはいった美術室の中にある 生徒会である権限を少しだけ℃gって入った準備室。 画板と紙があれば、あとは鉛筆だけでいい いつも引っ張ってくれた風紀委員の少女を 優しさと温かさを与えてくれた幼い少女を 知識を与え、与えられる仲間である少年を 愛を求める姿に尊敬をした、友人の少年を 一枚一枚大切に描いた。 そして皆の食堂へ、誰も居ない時間に置いておく だれにもしられていない、大人も知らない特技。 彼らの求めたいい子に、個性は必要なかったのだから 「……会いたいな」 たとえ自分が卒業したとしても 「会えるようにならないと」 そのためには、 (L9) 2021/05/30(Sun) 4:47:17 公開: 2021/05/30(Sun) 7:45:00 |
【秘】 徒然 シトゥラ → いたがる ルヘナ 溢したわずかな液体で潤んだ襞は、 つっかえながらシトゥラを咥え込む。 悲鳴のような声を恍惚な表情で眺めれば、 舌なめずりをして前を揉み込み扱き始める。 隙間なく密着した襞の中で、 昂りが徹底的に奥を苛め抜いただろう。 休ませはしなかったので。 「……ルヘナ。 大丈夫、すぐに気持ちよくなるよ」 快楽と痛み、両方与え続けていれば壊れてしまうだろうか? 知的好奇心よりは、欲したあなたがどうなるのかだけが気になって 壊れてしまえばこのままどこかに行かないのではないかと、小さくなにか燻って。 「……ボクにしがみついて、怖いことを考えないで。 ―――― 大好き、愛している 」甘やかすように、優しく抱き込む。 あなたを引き裂く痛みを離さず、貫きながら 聞こえなくとも、誰にとどくでもないような気持ちで 自分が誰からか欲しい言葉を漏らしていた (-402) 2021/05/30(Sun) 17:20:47 |
シトゥラは、食事に向かわなかった (a110) 2021/05/30(Sun) 19:59:14 |
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