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![]() | 【人】 古書店店主 薄氷 智詞― 旅から1か月後 ― [ 旅を終えて、家族に恋人ができたことを報告して 妹も含めて、詩桜のことを受け入れてくれた頃のこと。 まだまだ残暑厳しい夏の終わり。 『見せたいものがあるから、うちに来て貰えないかな?』 そんな誘いのメッセージを詩桜に贈った。 父母は、休みを兼ねて、北海道に取引に行き。 妹は、司書の仕事に出かけている。 そして、店は――臨時休業にした。] 詩桜さん、いらっしゃい 今日は、夜までは二人しかいないから 気楽にしていいからね [ 空色の開襟シャツに、白いズボン。 いつかと似た格好で彼女を迎えれば、家の中へと招き入れた。 昔ながらの日本家屋。 ギシギシと軋む廊下を通り過ぎ、縁側を通って ここで、妹と子どものプールでふざけて遊んだことがあるんだ 線香花火もしたっけか――そんな想い出話をしながら 階段を上り、家の奥へ、奥へと進んでいく。 2階のある一室。襖を開けると、和室ばかりの中 そこは、唯一、洋室に改築されている 曾祖母の部屋だった場所。 今は、古書や資料、着物が綺麗に並んでいる、 倉庫代わりの場所になっていた。] (117) 2020/08/01(Sat) 23:18:55 |
![]() | 【人】 古書店店主 薄氷 智詞[ 本棚の横に、飾られた一枚の写真の前までやってくると 詩桜を振り返る。] この写真の中にいるのが、私の曾祖父と曾祖母 曾祖母――ソフィア大お婆様は、私と同じ色の人で 私が、この色で生まれてきたルーツの人だから 君には、見せて――おきたかったんだ [ 家族の中で、唯一同じ色の人。 写真の中で微笑む彼女は、銀色に近い金髪で、天色の瞳をした とても美しい女性だ。 ソフィア――叡智という意味のその名は、 智詞という名の由来でもあったりした*] (118) 2020/08/01(Sat) 23:19:02 |
古書店店主 薄氷 智詞は、メモを貼った。 ![]() (a7) 2020/08/01(Sat) 23:21:18 |
![]() | 【独】 古書店店主 薄氷 智詞/* 大ちゃんの名前みて、あ、フィギュアスケートと浮かんでしまった私は、フィギュア好きです。 真由美さんのPCだったですね、 詩桜ちゃんに未来軸の話をふりつつ、 そろそろ私は眠ります、早寝早起きの人。 おやすみなさい!! たまに起きてくるかもしれないけど!** (-282) 2020/08/01(Sat) 23:23:55 |
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![]() | 【独】 古書店店主 薄氷 智詞/* オチwwww 清平さん、オチに使ってくれてありがとうございますw 私も二度寝してた。。 しおちゃんも無理せずにね。 私は割と健康する人だから、しおちゃんも健康第一に! 子ども抱いてると眠くなるよねw (-348) 2020/08/02(Sun) 7:54:34 |
![]() | 【人】 古書店店主 薄氷 智詞― 旅から1ヶ月 ― [ >>162家族――妹と、初対面の時の話。 最初は、営業スマイルを浮かべていた妹は、 少し話しただけで、仕方がないな。というように、 寂しそうな笑顔を浮かべてから、 『兄をこと、宜しくお願いします。 ぽやっとしているところがあるから、 しっかり見ていてあげてくださいね。』 そう言って、親のような台詞を言って、認めてくれた。 だって、兄さん本当に幸せそうに笑うから 寂しい時も、悲しい時も、いつも傍に私はいたけど やっぱり私では、満たすことはできなかったから あんな風に笑う兄を私は知らない。 あんな風に笑わせられる貴女なら、兄を任せられる 兄が席を立って、2人きりの時にそんな話をしていたらしいと 後から聞いたときは、妹の想いに泣きそうになってしまった。] (182) 2020/08/02(Sun) 9:56:15 |
![]() | 【人】 古書店店主 薄氷 智詞[ 勤め先のこと、お勧めの本のこと、そんな話の中に ブラコンであることは隠すことなく、 ――でも、妹特権で甘えます! ――幼少や美少年時代の写真コレクション見ます? 恥ずかし気もなく、明るく快活に語っていた。 写真欲しかったら、兄に内緒であげますよ。とか 連絡先の交換もしていたかもね。 それを、当の本人は知らぬまま。 その後、両親にも合わせて、クランチを美味しく頂きました。 (そうだね、一緒に行きたいね) ] (183) 2020/08/02(Sun) 9:56:18 |
![]() | 【人】 古書店店主 薄氷 智詞[ また別の時。見せたいものがあると誘った日。 彼女は今日もお洒落さん>>163 今回は、年相応だけどちょっと大人っぽい。 パンナコッタは、冷蔵庫に、後で一緒に食べようね。 写真に向かって手を合わせる横顔をじっと見つめて 自分も写真に視線を向ける。 貴女がいなければと、恨みそうになった時もあったけれど。 貴女がいたから、今の自分がいるから――…] そうだね、ソフィアって叡智とか、知恵とか そういう意味がある言葉なんだ ソフィア大お婆様は、その名前の通り とても賢い人だったらしいよ [ その分、あの時代の日本では、少し苦労をしたようだけど。 それでも、前向きに、ひたむきに、生きた美しい人。] (184) 2020/08/02(Sun) 9:56:20 |
![]() | 【人】 古書店店主 薄氷 智詞うん、繋がっていて、良かったと今は思っている 一緒に、繋いでいきたい想ってる 詩桜さん――… [ アンバーアイは、血筋に関係なく生まれることがあると どこかの本で見かけた。 1割にも満たない希少な色を持った君が、生まれてきて 今、自分の前に現れて、恋人になってくれた。 それってとても奇跡的で、素敵だなって思ったんだ。 詩桜の頬に手を伸ばして、写真側から隠す様にして 唇にキスを落としてから、ポケットから、 小さな箱を取り出して、] (185) 2020/08/02(Sun) 9:56:45 |
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![]() | 【人】 古書店店主 薄氷 智詞[ 少し頬を薄く染めて、緩く微笑めば、 あの時、伝えられなかった言葉を贈る。 箱を開けば、そこにはオレンジサファイアの周囲に 小さなブルーサファイアが飾られた指輪だった。 ――給料3か月分の値段ではないけれどね。 *] (186) 2020/08/02(Sun) 9:56:52 |
![]() | 【独】 古書店店主 薄氷 智詞/* 清平さん、ジャンさん、おめでとうございます!!! 実は、最推しカップルです。 ハーバリウムね、オイル(毒)に浸かる華というのが なんかいいかなって思ってたとかなんとか(たまたまです) 毒っていうのは、飲んだからまずい奴という意味で本当に毒ではないはずだけど。 (-368) 2020/08/02(Sun) 10:00:00 |
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![]() | 【独】 古書店店主 薄氷 智詞/* >>-375ジャンさん ロルの中に含まれた茶目っ気とか。 やり取りを見ていたら……推せる!ってなってました(´▽`*) 色々ありますね、良いオイルで 直射日光が当たらない場所に保管すれば 花の2年くらい持つものもあるらしい。 テーマ決めて作ると楽しんですよね。 大分昔に一時期はまっていました。 今の名残で、ビーズとか瓶とかが部屋に残ってます (-377) 2020/08/02(Sun) 10:16:37 |
![]() | 【人】 古書店店主 薄氷 智詞― 花火大会の日 ― [ 朝早く目覚めて、いつもはしない散歩をして。 露天風呂でゆっくりしてから、 旅の終わりの日を満喫する。 それから今日は、詩桜と浴衣デートをすると約束をした。 家には浴衣は何着もあるので、レンタルをしようと ロビーで従業員に相談をした。 選んだのは、青藍に大きく白い縞模様が入った綿麻の浴衣。 黒い兵児帯をつけて、下駄は、 黒い鼻緒に薄茶のものを買っておいた。 黒い信玄袋に財布と携帯を入れて、 扇子と一緒に帯に挟んだ。] (195) 2020/08/02(Sun) 10:55:27 |
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