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【秘】 オルテイシア → イウダ[――――堕ちちゃう。 無意識にそう感じた。 突き入れられる度に、細切れに啼いて。 彼の言葉通り、尖りを摘まれると同時に、 収縮するみたいに下肢がきゅう、と蠢く。] ぁうッ、……やぁ、ッ、おっぱい、だめぇっ…… [弱く何度頭を振っても、身体は悦んでいるのが 彼には伝わってしまうだろう。 嘘みたいに自分の声が甘い。 ぽろ、と零れた涙が頬を伝って、そこから。 いくつも雫が筋を伝っていく。] (-31) 2023/06/21(Wed) 23:01:33 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[次第に遠慮が無くなっていく突き上げに、 がくがくと揺さぶられるみたいに顎を揺らして頷いた。 涙をぼろぼろと零しながら、彼に縋っていた手を 彼に向けて伸ばしていく。] はぁ、ぁッ……て、にぎってっ……、 [手を繋いで。 どうしようもない快感に押し流される前に。 彼と一緒で居ることを感じていたくて。 意識が奪われる前に、両手を伸ばす。 一緒に果てるときを感じたくて。*] (-32) 2023/06/21(Wed) 23:03:23 |
【人】 イウダ[紫亜の目に映っていた学生時代の卯田から きっと根本は変わっていないだろうと思う。 基本的に人が好きで、人の為になることが好きで、 ついついお節介を焼いてしまうこともしばしばある。 紫亜の前につきあっていた女性は、 自分は不倫だった癖に卯田に対しての束縛が強く 他の女性客どころか女性スタッフに対しても 卯田の態度が「ありえない」と癇癪を起すような人だった。 だから彼女とつきあっていた期間は少し女性客にも よそよそしかったかもしれない。 だからもし紫亜が望むなら またその距離感を作ることは出来るだろうと思う。 ただ、「SASANKAの卯田」も愛してくれている紫亜が そう望むとは思えないけれど。] (11) 2023/06/21(Wed) 23:03:48 |
【人】 イウダへへ、サンキュ。 [おねだりは成功。 良妻の顔の恋人がボタンをひとつひとつ嵌めてくれる。 他のスタッフが帰っているからこそできることだ。 綺麗な指が徐々に上に上がって、 ボタン位置を見ていた視線が卯田を見上げる。] 紫亜にしかこんな顔しない。 [その我儘の出し方は何でも聞いてやりたくなるやつだ。 尖らせた唇がそっと触れるのに合わせ、口角を上げた。] (12) 2023/06/21(Wed) 23:04:07 |
【人】 イウダコラ、店だぞまだ。 続きは帰ってからな。 どうせ雨でずぶぬれになるだろうし、 一緒に風呂入ろう。 [半裸で迫った口が窘める。 くすくすと笑いながら荷物を持って退出を促した。 明日は店休日になったから、 傷みやすい食材は手分けしてスタッフで持ち帰ることにしている。 雨が長引いたとしても、灰色うさぎと紫うさぎが雨宿りをしている間の 食料は十分確保できるだろう。*] (13) 2023/06/21(Wed) 23:04:26 |
【秘】 イウダ → オルテイシア[こんなに甘くひっきりなしに喘ぎが出るのに 紫亜は何故自分が不感症だなんて思っていたのか。 余程下手糞な男としか経験したことがなかったのか。 前の男に嫉妬すると同時に彼女が哀れに思えてくる。] うん、俺も良かった。 シアちゃんの感じてる顔、えっちでかーわぃ、 [正常位が好きだ。 今は明るいままだから特に彼女の表情がよく見える。 浮かぶ涙に嫌悪や苦痛の色はない。 成分は悲しい涙も幸せな涙も同じだから 舐めとれば同一に塩気がある筈だが、 今の卯田には紫亜の涙は甘く感じた。] (-34) 2023/06/21(Wed) 23:19:40 |
【秘】 イウダ → オルテイシア大丈夫、その「ぞわぞわ」、 手放さずにいたらナカでイケるよきっと。 [ポルチオを掘り当てた男は容赦なく堅い先端でそこを突く。 内側から昇る感覚があればそれは絶頂の糸口だと教えて 逃げないように腕を紫亜の身体の横に突き立てる。 指摘すればますます感じるのか、 膣が搾り取るように動いた。 本当にあまり長く持たないかもしれない。] (-35) 2023/06/21(Wed) 23:20:01 |
【秘】 イウダ → オルテイシアっ、わかった、 手、な、 [だがその愛撫は中断する。 伸ばされた手が解けないようにしっかりと指を絡ませて。 片手で自分の身体を支えながらラストスパートをかける。] イく、 [搾られたように低く呻いて、卯田の身体が硬直した。 律動は止めた筈なのに、膣の中の器官だけが はしゃいで跳ねる。 薄膜にどっと精液が叩きつけられるのを感じて、 きつく目を閉じた。*] (-36) 2023/06/21(Wed) 23:20:39 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[自分の声が恥ずかしいくらい耳につく。 こんなに声を出すこともなくて、 感じている振りをすることすらあったのに。 彼と交わす行為は余裕がなくて快感の波が押し寄せる。] やぁ、ぁんッ、ンンッ、ぅ……っ、 ……はぁ、ッ、 だ、めっ、 ぁ、 ぁぁッ[見られていると思うとぞくん、とまた背が撓る。 どろどろになった顔を可愛いという彼が、 舌を伸ばして、涙を掬う。 宥めるような仕草なのに、余計涙が溢れて。 余りにも幸せで、幸せすぎて苦しくなっていく。] (-38) 2023/06/22(Thu) 2:55:55 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[身体の奥にある突起を硬いままの肉棒が刺激する。 ぞわぞわと評した感覚がずっと続いて、 どんどん響いていくみたいに大きくなっていく。] んんぅッ、んっ、あぁッ、はぅッ……、 あっ、あぁぁッ、ぁッ、 ……や、っ、こわ、いッ…… [さっき、一度目に達したときは理解する間もなく 身体が跳ねるのを覚えて、下肢が熱くなった。 彼が腰を揺らす度にばちゅん、といやらしい音が立つ。 髪を振り乱して逃げそうになる身体を抑え込むみたいに 彼の腕が眼の前に落ちれば、それに縋るみたいに 手首に指を絡め、助けを求め。] (-39) 2023/06/22(Thu) 2:56:27 |
【秘】 オルテイシア → イウダも、とい、さっ、……ぁ、ぁんッ、 [伸ばした手を彼が取ってくれる。 指を絡め、外れないように弱く握り込む。 次第に早くなる動きにベッドの軋みが酷くなるけど、 その音に気づくこともないまま。 濡れた瞳で彼を見上げれば、 熱の籠もった視線と目が合って。 腰が、グッと一際奥へと突き上げられた。] ふぁ、ッ、……アッ、ぁッ! ッ、ぁぁぁああっ、 ンぅ―――ッ……! [身体が自由を奪われたみたいに言うことを聞かない。 びくびくッ、と急激に腰が跳ねて。 彼を受け入れていた場所がきゅううと 搾り取るみたいに動くと同時に薄膜の中で弾けた熱が、 膜越しにも伝わってきて彼の熱を中で感じる。] (-40) 2023/06/22(Thu) 2:57:40 |
【秘】 オルテイシア → イウダ……――――ッ……ぁ、 [二度目の絶頂は長く続いて、暫く降りてこれない程。 浮かせた腰がひくんと、甘く揺れて。 とろりとはちみつみたいに蕩けた表情を晒した。**] (-41) 2023/06/22(Thu) 2:58:27 |
【人】 イウダ[あの失恋がなければもっと早くに 紫亜とこうなっていただろうかと思うこともある。 だがあの恋をきちんと終わらせる為に 紫亜がくれた言葉や想いがあったからこそ 「友人の妹」を一人の女性として愛するようになったのだ、 とも思う。 ずっと自分を特別だと思ってくれていたその積年の想いが 色褪せてしまわないように必死なのは自分の方だ。 独占欲や我儘の兆しを見せられて、まだ自分に強い気持ちがあると ホッとするなんて言えば、呆れられてしまうだろうか。] (17) 2023/06/22(Thu) 19:31:13 |
【人】 イウダ沸かしたままってことは、 やっぱり入った後で来てくれたんだよな。 風呂上りの気配がするって思ってた。 [キスを咎めた癖に、近寄る鼻先が髪の毛を嗅ぐ。 風呂好きの彼女はバスタイムもその後のケアも いつも入念だから、いつもする「いい匂い」が より強く濃く香るのだ。] 2回目になるけど、入るだろ?一緒に。 [その為にバスルームの広さに拘ったのだから。] (18) 2023/06/22(Thu) 19:31:25 |
【人】 イウダ[両手で荷物を持つと傘が持てない。 身長差を考えれば紫亜に傘を持たせられない。 必然的に袋をひとつ紫亜に持ってもらわないといけない。 パンなど嵩張るが軽いものを紫亜に渡す。] 来てもらって助かったよ。 [傘は2本あるが当然相合傘で帰る気である。 雨足は強いが、帰ってすぐ風呂も沸いていることだし。*] (19) 2023/06/22(Thu) 19:31:40 |
【秘】 イウダ → オルテイシア[性体験はあっても、快楽に溺れた経験はないのか、 溢れる声の頻度や声量に紫亜自身戸惑っているようだった。 涙を舐めとるキスが震える頬や閉じられない唇の端に落ちる。] うん、「怖い」のも教えてくれてありがとう。 俺は此処にいるから、縋って。 怖いの感覚を遠ざけなかったら 絶対気持ち悦くなるから。 [強い快感は未知なのか怖さを訴えられる。 それを拒まないでくれと何度もキスで慰めた。 この感覚を教えてやるのが自分で良かったと思う。 処女に拘っているつもりはなかったのだが こうして今教えられることに強い感動を覚えているということは 紫亜を抱いた男が前にいたのが思いの外ショックだったらしい。] (-42) 2023/06/22(Thu) 19:31:57 |
【秘】 イウダ → オルテイシア[手を握る。 名前を呼ぶ。 耳が遠くなるような白い快感が迫る。 射精の瞬間、訪れない精子を搾り取ろうと膣が戦慄いた。 叫ぶような声に跳ねる腰。 彼女も二度目の絶頂に至ったのだと、 薄膜に包まれた己が生温く精液塗れになるのを感じながら悟った。 安全の為には早く抜いた方が良い。 ――わかっていても、蕩けた紫亜の顔に見惚れて 身体を動かせない。 自分の波が終わっても、内壁は長く痙攣し続けた。] (-43) 2023/06/22(Thu) 19:32:19 |
【秘】 イウダ → オルテイシア ・・ ……―― ―――――は、 [痙攣が漸く収まった頃、 力を失ったものが自然と彼女の身体から離れる。 後を追うように泡立った蜜がとろりと溢れた。 ティッシュを豪快に取り、まずはゴムを取って雄を拭う。 紫亜の股も紙で覆ったが、自分で拭ける力が残っていないようだったら其方も自分が請け負った。] ……俺んだ。 [噛み締めるように呟いて、紫亜の身体を抱き締めた。*] (-44) 2023/06/22(Thu) 19:33:14 |
【人】 イウダ――帰宅後―― [流石電車が止まるだけのことはある。 店内にいたらそう意識することもなかったが、 バックルームから出る為の扉がまず重かった。 ここまでの強風は長く勤めている卯田にも経験がない。 まだ残る店長(と一緒にいたくて残っているのだろう)麦に 「店泊まった方が安全かも」と声をかけ、傘を差した。 家に着くまでに壊れずにいてくれたのが奇跡だ。] いや〜やーばかったな、雨。 傘意味あったか?ってくらいびっしょびしょ。 紫亜は先に脱いで風呂入ってな。 俺は冷蔵モノだけとりあえず冷蔵庫入れてくる。 [期限の問題があるものだけを持ち帰ったので 冷凍庫に入れるものはない。 冷蔵庫はまだ空いているから入れ替えるのにそう時間はかからないだろう。] (20) 2023/06/22(Thu) 19:47:07 |
【赤】 イウダ[そうして床に足形を残しながらキッチンに行き、 取り急ぎのものを片付けてからクシャミをする。 これは早く温まらないと風邪を引きそうだ。] パンツまで濡れてんなこれ。 [脱いだものをポイポイ直接洗濯機に放り込んでから バスルームの扉を開ける。 紫亜は一度身体を清めた後だから、もう湯舟にいただろうか? 早く温まりたいところだが、卯田は先にソープで洗って それから湯舟へと。] (*1) 2023/06/22(Thu) 19:47:22 |
【赤】 イウダは〜〜〜〜〜〜〜やっと人心地ついた。 ホントありがとな、紫亜。 助かったよ。 [近づくと湯がばしゃりと音を立てる。 抱き締めて、目を合わせ、額をくっつけた。 目を細めながら唇を触れさせる。 キスの時、こうして目を閉じる振りをして 時々紫亜の表情を堪能している。*] (*2) 2023/06/22(Thu) 19:47:36 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[「怖い」と「気持ちいい」が綯い交ぜになっていく。 宥める口づけにあやされて、頷いて。 縋ってもいいという声に指に力を込めた。 彼の手首に絡めた爪の先が、僅かに彼の肌を傷つける。 そんな傷を負わせていることも気づかないくらいに、 彼から与えられる刺激に掻き乱されて、夢中になって。 怖くても彼が傍に居てくれる。 怖さを引き出すのも、怖さから引き上げてくれるのも。 彼自身で、怖れる自身を見つめていてくれる。 なりふり構わず乱れた姿を、見ても。 その眼が柔らかく、弧を描くことに安堵を覚えて。 何度も大丈夫を伝えられて、縋り付く。] (-48) 2023/06/22(Thu) 20:53:49 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[手を握り合った果てに見えたのは、無色の光。 目眩がするような快楽はなかなか身体から消えなくて、 お腹の中で吐き出された熱に浮かされたみたいに ぼうっと虚ろに視線が定まらなかった。] ……っ、んンッ……、 [彼が身じろぎをして等身を抜けば、 ずる、と引き抜かれる感触がまた肌を粟立たせる。 握り合っていた手を、ようやく解いても。 すぐには身体を動かす気になれなくて。 横たわったまま胸を喘がせていれば、 ツゥ、と股の間から溢れた愛液が肌を伝うのに、 ぶる、と小さく身を震わせた。] (-49) 2023/06/22(Thu) 20:54:14 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[後始末をする彼に気づいて、重い身体を起こして。 自身でも身体を拭き清めていく。 ちら、と視線を投げれば彼も笑っただろうか。 事後の照れくさいような空気に、 口元を綻ばせ、笑い合って。 この擽ったい空気も共に過ごせることが、嬉しい。 始末を終えたら、ぎゅうっと正面から抱き竦められて。 改めて彼の体格の大きさと、温度を感じる。 小さく落とされた呟きに双眸を細めて。] ……ふふっ、 …………うん。 [ずっと夢見ていた、貴方のものになれた喜びを、 同じように噛み締めた。*] (-50) 2023/06/22(Thu) 20:54:40 |
【秘】 イウダ → オルテイシア…………。 [抱き締めた身体が身じろぐ。 腕の中から小さく――とても幸せそうな声がした。] 好きだよ、シアちゃん。 [いまだ「ちゃん」をつけたまま愛を囁く。 恋人同士、呼び捨てのタイミングを見計らってはいるが、 「この時」は選べなかった。 小さなことではあるが、 昔からずっと呼んで来た呼び名で呼ぶことで 卯田が彼女を女の子として抱き締められなかった過去の分まで この「初めて」で抱き締めたいと思ったから。] (-52) 2023/06/22(Thu) 21:31:57 |
【人】 イウダ[自分から仕掛けておいて紫亜の反応にムラッときてしまうのだから始末に負えない。 大雨で頭が冷えていなければ、家も近いというのにどこかで「雨宿り」を提案する羽目になっていただろう。 恐らくこの雨では多くの恋人たちがそういう口実に使っているので空室は存在しなかっただろうが。 店長と麦の関係性については一緒に働いていたら 察するに余りあるが、紫亜が気づいていないのなら 態々言及することもない。 今は自分達が無事に帰ることが重要だ。] (27) 2023/06/22(Thu) 22:24:59 |
【赤】 イウダ――風呂場―― [甲斐甲斐しく準備を手伝ってくれたおかげで、 風呂に入るまでの煩わしい段階をかなり飛ばせた。 本当によくできた恋人だ。 早く触れ合いたくて急いで全身を洗ったから、 洗い残しにも気づかないまま。] ……、シナモンの味、 [唇を甘噛みするじゃれつくようなキスでも 快感に慣れた紫亜は甘く息をする。 体温を上げるのは湯の温度だけではない。] (*6) 2023/06/22(Thu) 22:25:10 |
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