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【秘】 命灯癒光 リーディエ → ガラクタ モノオキ振り返る貴方に微笑みかける。 その笑顔に含まれるものが何か、明確な答えは告げず。 「……私ね、ここにいる皆が好きです」 それはきっと、他の子達も同じ。 「『お父様』も……主様も、」 好きでした。 目を伏せ、何かを思うように僅かに黙し。 「…………少しだけ、触れてもいいですか?」 それは、ここへ来て初めて貴方へお願いするかもしれない。 誰かに触れることを避け、触れられることも避けていたから。 今までは耐えていたのに、今は凄く苦しくて。 壊れてしまう前に、温もりを欲しがった。 (-83) 2022/07/21(Thu) 19:08:19 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 骨頭 クローディオ現実的で効率的。それこそが貴方の素敵なところ。 リディはそんな貴方が好きだった。大切だった。 …その言葉に含まれる他の意味も含めて。 間違いなく思いやりと呼べるものだ。絶対に。 「……えぇ、」 気をつけるようにします。と最後までは言わずにいたが。 ここへ来て取り繕うことなく、本当の意味で微笑んだ。 それから、…それから。 「ねぇ、クロ。……ひとつだけ、お願いをしてもいいですか?」 普段はあまり我儘を言わないリディからの、貴方への。 全てが壊れてしまう前に、欲しがったのは……。 (-84) 2022/07/21(Thu) 19:14:18 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 鳥籠 ワルゴクローディオが物言わぬ死体となり、暫く後の事。 もしかすると既にフィラメントもそうである頃。 リディは貴方の部屋を訪ね、コンコンコン、と3度のノック。 今の状況では誰かわからないことは警戒を得るかもしれないと。 「ワルゴ、いますか?」と、問いかけもひとつ。 その声はいつも通りのようで、そうではなくて。 扉を開けば、土で汚れたリディがドアから少し離れた場所で立っていることだろう。 断りがあるまでは、一定の距離を保ち続けるつもりだ。 /* ありがとうございますですわ〜!それではよろしくお願致します! お返事はPL様のお手隙の時で!無理はなさらず!! (-85) 2022/07/21(Thu) 19:21:33 |
【秘】 鳥籠 ワルゴ → 命灯癒光 リーディエワルゴは部屋に居て、ノックの音に振り向いてか 扉越しにもカシャンという金属の揺れる音が聴こえる。 すぐに返事が無いのは、誰なのかと警戒をして。 「………」 暫くの沈黙の後、小さな足音 扉の前に来たのだろうが、開かないまま。 「誰?」 警戒と疑心の篭った少女の声は、扉越し。 (-86) 2022/07/21(Thu) 19:38:31 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 無線通信 ユングフラウ貴方の表情の和らぎにほっと息をひとつ吐き出した。 心配だったの。私以上に動揺していた貴方が。 「えぇ、えぇ……そうですね。いつか、いつの日か。 ……そんな日が来ればいいなと、そう思います」 キャッキャウフフは、どうだろう。 話の内容によるかもしれないなんて。 その時はきっと、皆が驚くのでしょうね。 その想像が本物になる日も 未来に有り得た、はずだった。 いつの間にか暗い雰囲気は僅かながらも緩やかになり。 貴方と話す時間を心から楽しんで。 ──この日は、そうして過ごしたのだろう。 全てが壊れてしまうことを、知らずに笑って。 (-87) 2022/07/21(Thu) 19:44:55 |
【秘】 骨頭 クローディオ → 命灯癒光 リーディエ君がちゃんと微笑んだことに少し安心した。 肩の力が抜けたようにも見えたかもしれない。 クローディオはあんまり自分のことを気にしてない。 だから、他人にどう見えようが素っ気なかったし、みんながいいならそれでいいかなって思ってる。 思ってた。 「お願い?何」 だから、滅多に我儘言わない君のお願いにも、二つ返事。 出来ることしか自分には出来ないから、一旦は確認する姿勢ではあるけど。 (-88) 2022/07/21(Thu) 19:46:01 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 無線通信 ユングフラウ──そして、現在。リディの表情に笑みはない。(>>28) ただひとつの目的のために、重い体を動かし続けている。 貴方には伝わるはずだ。悲しみや怒りの中に痛みがあること。 それは心だけでなく、不自然に引き摺るようにある体も。 貴方が俯き、黙り、謝罪を零していたことへの反応も返さず。 でもきっと、伝わってしまう。分かっている。 誰のための謝罪なの? 責めるように呟くのではなく、本当にただの疑問のように。 謝ったところで今は覆らない。 意味の無い言葉。 移動の間。何も話さないようであれば、暫くして庭へと辿り着く。 視線は……そこにあるであろうスコップに。 見つけることが叶えばまた歩きだし、その道具を手にするだろう。 大きなスコップは多分きっと、リディには似合わないけれど。 (-89) 2022/07/21(Thu) 19:47:13 |
【秘】 手探り ノル → 命灯癒光 リーディエ「……妖精さんにしたら?箱庭の人よりセリフ多いよ」 まずおすすめの理由は適当なんだけど。 「あと、落ち着いたキャラじゃないから面白そう」 読む様子が面白そう。明るめのキャラだよね。 そして頷き。 「ね。楽しみ。どんな感じにできるかな?また相談、しないと」 このときは確かに楽しみにしていた。 本当にできたらいいなって思っていたら、自然とにこにこできる。 その未来には手が届かないこと、忘れていられるの。 (-90) 2022/07/21(Thu) 19:56:37 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 鳥籠 ワルゴ警戒しているであろうことは理解出来た。 だから、足音が聞こえるまで静かに待ち続け。 扉の近くから声がすれば、少し迷うように近付いた。 「リディ……リーディエ、です。 ……扉は、開けずとも構いません」 ゆったりとしたペースで名を告げ。 「………クロ、クローディオが……亡くなりました」 ひとつの事実を、貴方に送る。 扉越しであることに僅かな安心を得た。 歪む表情を見られずに済んだから。 (-92) 2022/07/21(Thu) 20:34:16 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 骨頭 クローディオその安心を僅かなりとも理解出来たならきっと。 きっと、リディはその笑みを深くする。 貴方のことも、心配でしたから。 貴方がそうであることは皆が理解していたはずだ。 それでも、だからこそ……なんて、言いたくない。 ユンに向ける優しさを、どうしてクロには。 どうして、……嘆いたところで、もう。意味は無い。 「……少しだけ、触れてもいいですか?」 人との接触を拒んでいたリディからの、ひとつの我儘。 それは、貴方に触れること。 消えた命を見た。だからこそ、全てが壊れ行く前に。 …後悔を、しないように。 (-93) 2022/07/21(Thu) 20:45:37 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 手探り ノル「…ふふ、それではそうしましょうか」 適当な理由でも貴方が選ぶならとその提案に乗る。 陽気な妖精の感情を掴むのは難しそうだ。 練習をすれば上手くやれる……といいが。 貴方の頷きに、自然と緩やかな笑みが浮かぶ。 「沢山相談しましょう。…いい思い出になるように」 今の状況では都合のいい夢のような未来だとしても。 信じていた、またやり直せると。 欠けた歯車を戻す方法なんて、そんなものがある訳ないのに。 (-95) 2022/07/21(Thu) 20:58:56 |
【秘】 包帯 タンジー → 命灯癒光 リーディエ「……僕も。みんなと一緒で、楽しかった。 ずっと、そうだったら……良かったな。 」全て過去形、もう戻れない。 だって、ここに居る子たちの中に、『許せない事』をした子が居ると思ってしまっているから。 「リディ……、 話し掛けてくれて、ありがとう。」 このまま此処で別れたなら、きっと次に会うのはあの大広間だ。 /* 秘話返信、飛びましてすみません。こちらスルーOKです! (-97) 2022/07/21(Thu) 21:25:32 |
【秘】 鳥籠 ワルゴ → 命灯癒光 リーディエ「──ッ!」 扉が、勢いよく開く。 頭に布を掛けて居ない籠の少女は、 表情の無い籠であなたを見上げて。 困ったように、怖がるように、惑うように、 暫く頭の向きを迷わせた後。 「なんで」 「どうして」 「誰が?!」 声に篭るのは、憤り。 あなたの服を掴んで、縋るように問い詰める。 (-98) 2022/07/21(Thu) 21:26:12 |
【秘】 骨頭 クローディオ → 命灯癒光 リーディエそう、もう何も。 この時にはそんなこと、……いや、心のどこかではもう覚悟もあったかもしれない。 「……いいよ」 僅かに空いた間は、珍しいなって。それ以上も以下もない。 両手が土で汚れていたから、服で雑に払い拭ってから右手を君に差し出した。 畑仕事や森の探索で、ゴツゴツした荒れ気味の手だ。 お世辞にも綺麗と言えないような。 もしかしたら、ささくれた指先に、キラキラと輝く赤色が見えたかもしれないけど。どうだろう。 君がどこまで見てるかによる。 (-99) 2022/07/21(Thu) 21:33:51 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 鳥籠 ワルゴ開いた扉を避ける時、僅かに体をよろめかせた。 もしかすると、付着する土が零れ落ちたかもしれない。 鳥籠をじっと、笑みもなく真っ直ぐに見つめ。 「 ユンの手紙に、誰かを庇おうとしてるのは誰かって。 そうノルが言って……その少し後、ノルがクロを花瓶で… 」震えそうになる声をどうにか保つように、小さくゆっくりと話す。 「 それで、止めようと……したんですが。タンジーが、どいてくれなくて。 ベリー兄様は動けなくて………モノも、それで…… 」吐き出す吐息は既に震えを含んでいたかもしれない。 「 ユンも後から来ましたが、…止められなくて。 ノルが三回、タンジーが一回……頭を、強く 」「 クロ、は……笑っていました。さいご、に 」あの笑みの意味を、彼らは理解出来たのだろうか。 握りしめていた手を貴方の前に出し、その手を開く。 傷だらけになってしまった手のひらの中にあるのは、赤い結晶だ。 「………何のために、この力はあるのでしょうね」 もう片方の手を貴方に添えれば、煌めきがその場に現れて。 いや、服を掴む頃……既にその光は僅かに舞っていたはずだ。 それは癒しの光。気力や体力。怪我や病等を治す力の。 その光の源は?……………。 長く触れるようであれば、リディの顔色は悪くなるばかり。 (-100) 2022/07/21(Thu) 22:01:22 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 包帯 タンジー過去の話として語る姿に、何も言えなかった。 僅かながらでも、リディもそれを理解していたから。 貴方を否定することなど、出来るはずもなかった。 首を横に振り、寂しげに笑みを浮かべる。 「時間を下さりありがとうございます、タンジー。 ……どうか、無理はなさらないで」 心から笑うことはきっと難しい。 それでもまたいつか、貴方の笑顔を見ることが出来ると。 信じていたかった……もう叶うことのない夢を。 その夢が見続けることが出来たなら、どれほど幸せだったか。 壊れたものはもう、戻らないのだと。そう知るのは少し後のお話。 /* お気になさらず 〆で大丈夫ですわ〜 (-101) 2022/07/21(Thu) 22:20:38 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 骨頭 クローディオ差し出された手に、こちらからも手を伸ばす。 輝く赤はきっと見えた。追求は、せずにいたけど。 拭わなくても良かったのに、とは思うものの口にはしない。 病人のように白い両手は、貴方の右手を覆うように重ねられて。 途端に。リディと、貴方の周りを舞う煌めきが現れるだろう。 それは癒しの光。気力や体力のみならず、怪我や病も治せるだけの。 …正しくは制御不可能で、その効果はとき様々だが。 今、貴方の手を綺麗に癒すだけの力は……もしかすると。 「……………ありがとう、ございます」 笑みの浮かぶ顔は多分、少しだけ色を変えた。 僅かに滲む冷や汗に、唇を噛み締めた。 (-102) 2022/07/21(Thu) 22:29:56 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 命灯癒光 リーディエ「う?うん」 モノオキもここにいるみんなが好きだ。この平穏な生活が好きだ。だからみんなが好き。そう頷く。 お父様? 「うん」 そう答えるとあなたのそばに近づいていく。撫でられ待ちの猫のようだ。 モノオキは撫でられることがいいことだと知っているし、あなたは撫でてこないなと思っていた。 (-107) 2022/07/21(Thu) 23:49:55 |
【秘】 無線通信 ユングフラウ → 命灯癒光 リーディエ〔⿻▫__ ごめんなさい……〕 貴方は許さないと知っていて。 一番伝えたい相手には届かないと知っていて。 無意味な音を、繰り返し垂れ流す。 〔⿻▫__ あ……〕 大きなスコップを手にした貴方を見て、声を零す。 だけど、今両手は塞がっていて。 痛みだって、代わりに持ってあげられない。 〔⿻▫__ 似合わない、なぁ。〕 そのまま、貴方にそれを持たせたまま、ついていく。 きっとこれは、二人だけの葬列。 (-108) 2022/07/22(Fri) 0:05:19 |
【秘】 骨頭 クローディオ → 命灯癒光 リーディエ煌めく光。初めて見た。君に触れるのは初めてだ。 今治すものといえば、普段気にも留めない、ただの小さなささくれだったけれど。 自分のものとは全く違う、白く細く柔らかな手に包まれた途端、どこかふっと手元が楽になった、ような。 手に視線を下ろし。 そして君の顔に向け直す。 「……具合悪い?リディ。大丈夫?」 自分の手とか、どうでもいい。ただ苦しそうな君が気にかかる。 (-110) 2022/07/22(Fri) 0:17:02 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → ガラクタ モノオキ平穏な日々は、生きる上で希望だった。 代わり映えしなくたって、幸せだった。 どうしてこうなってしまったの……? 考えれば考えるほど、苦しさが増していく。 守りたいものを守る力が欲しかった。 近づく貴方に手を伸ばし、バケツの上から緩やかに撫でる。 でもそれだけで、リディの力は零れてしまうから。 だから──キラキラと舞うように光が現れて。 貴方に僅かな癒しの効果を。気力や体力の回復、とか。 (-111) 2022/07/22(Fri) 0:28:27 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 無線通信 ユングフラウ「…許されることと許されないこと、どちらが残酷なんでしょうね」 答えは求めていない。それでも口にするのは、貴方だから。 分かっているのに謝るばかりの貴方が、 憎い。 「止められるのは、"貴方"だったのに」 だけど、ひとつ口にするとぽろぽろとほかの言葉も溢れて。 口にする度に心にヒビが入り、 死にたくなるのに。 何かに耐えるように口の端を結び直し、スコップを引き摺る。 カラ、……カラカランッ。 先が砂を滑る音と、金属の軽快な音が響いていた。 眠りを妨げるものがない場所を探し、視線を動かす。 そんなことをした事がないから、適当な場所をとも言えるけど。 (-115) 2022/07/22(Fri) 0:52:34 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 骨頭 クローディオ貴方の問いかけに、僅かに両手に力が込められた。 まだ。もう少しだけ、あと少しだけ。 好きな人達に触れることが出来ず。触れられることも出来ず。 ずっとそう過ごすのは、嫌だった。 少しして──ゆっくりと、貴方の手を離し。 「……、……ふふ、」 ようやく触れられた。本当はもっと、もっと。 それが出来ればよかったのに。 微笑みの後、 痛みに耐えるように 目を閉じた。足を動かせばふらつきそうで、動くこともままならないけど。 それでも満足そうにしているのは、きっと貴方にも分かる。 (-118) 2022/07/22(Fri) 1:07:20 |
リーディエは、皆が寝静まるであろう時間に部屋を抜け出し、庭へ。 (a32) 2022/07/22(Fri) 1:11:57 |
【独】 命灯癒光 リーディエ屋敷の壁に、凭れるように座り込む。 息をするのも苦しい。痛い。 ただ弱るだけなら、まだ耐えることが出来たのに。 もっと強い体なら、この力を沢山使えて。 それで、もっと皆と触れ合えたのに。 「 ……………死にたい、 」久しぶりに零したその言葉は、闇の中に溶けた。 生きる希望が、崩れていく。 (-119) 2022/07/22(Fri) 1:17:05 |
【秘】 無線通信 ユングフラウ → 命灯癒光 リーディエ〔⿻▫__ だって、父様……〕 過ぎってしまったら、止められなかった。 酒瓶を振り下ろせるだけの、上背と膂力のある者。 その、条件を満たしていたから。 〔 ▙ ▜▓▗ _ よくないっ……〕それから突如として上げた声は、貴方への返答ではなく。 思わず反論した、という風情の後、暫し固まり……きょろきょろ、と見回したあと、見下ろすのは腕の中の兄。 (-120) 2022/07/22(Fri) 1:17:40 |
【秘】 骨頭 クローディオ → 命灯癒光 リーディエ手は、君の手の中のまま。 振り払おうともしないし、離せとも言わない。ただよく君の様子を窺っているだけ。 そして離れて、満足そうな様子を見て、どうしてもそれを咎めようとは思えなかった。 君が間違ったことをしたとも、思えなかった。 ふらふらの君を見るのは、あまりいい気分ではないけれど。 「……日陰で休んで、それから戻った方がいいよ。危ないから」 連れて行くよって言えないのが、歯痒い。とても。 (-121) 2022/07/22(Fri) 1:27:30 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 無線通信 ユングフラウ「だからクロだと考えたのですか?」 そうして決めつけたのですか。貴方達は。 視線をそちらに向けぬまま、淡々と言葉を返す。 …ように聞こえるだけ。 声を荒げれば、また泣いてしまいそうで。 突然の声には一瞬、足を止めて。 「……ふふ、何が良くないんでしょう」 先程よりも冷えた声で返し、また足を動かす。 零れた笑い声さえも、酷く冷たい。 どうしよう、屋敷の裏手辺りがいいだろうか。 何処にしようか。…もう誰も、クロに触れないで。 (-122) 2022/07/22(Fri) 1:32:55 |
【秘】 無線通信 ユングフラウ → 命灯癒光 リーディエ惚けたように立ち尽くして、スコップを持った貴方に取り残される。 それでも、どこかへ、声を投げ続ける。 ……心を壊したようにしか見えないかもね。 〔 ▙ ▜▓▗ _ だからって……クロが責めない理由に、ならない……っ!〕流れ出したら、止まらない。 〔 ▙ ▜▓▗ _ 許さないでよ……痛かったハズの、君が……!悔しかった筈の、君が……〕〔 ▙ ▜▓▗ _ 僕が、下手くそだったから……引鉄を、引いちゃったのは、僕でしょ……〕〔⿻▫__ じゃあ、どうすれば良かったかなんて、わからないけど……〕 〔 ▙ ▜▓▗ _ 教えてよ、クロ兄…… 僕達、これからどうすればいいの……?〕〔 ▙ ▜▓▗ _ ごめんなさい、ごめんなさい……〕 (-124) 2022/07/22(Fri) 1:58:15 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 命灯癒光 リーディエモノオキに今、怪我はない。だからそれは見た目に大きく変化を及ぼさないのだろう。 壊れたものを治す力か、それともバケツにあたる不慣れな撫でか。少し暖かく、くすぐったく感じる。 悪い気分ではない。 「んふふふ。」 穏やかな笑い声。少しだけいつものような時間。モノオキはこんな日々が好きだ。 (-125) 2022/07/22(Fri) 2:14:43 |
【秘】 鳥籠 ワルゴ → 命灯癒光 リーディエ「───…………」 どこか、現実離れしたようにも聴こえる言葉に 平穏はもう返ってこないことを、予感する。 ひとごろしを探すことは、 ……ひとごろしを増やすことにも、なる。 ひとごろしを放っておくからではない。 疑って、怪しんで、それでころしてしまう。 自分もそんな激情をいだいたくせに、 そんな当たり前のことを、 自分は飲み込めてなかったらしい。 『───冷静さを失わないで』 だれかの言った言葉を、おもいだして。 あなたを掴んだ手が、ゆっくりと下ろされた。 「そう、」 「そっか、」 「……………………そっか」 感情を処理できてない言葉が、ぽつり、ぽつり。 俯いて立ち尽くす籠に、表情はない。 「…………リディは」 「ひとごろしじゃないわよね?」 (-126) 2022/07/22(Fri) 6:20:05 |
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