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![]() | 【人】 生物学者 アマノ[いや、しかし、こう改めて聞くと >>274 、メカニカルな事は何も出来ず、医療分野の知見もほぼ皆無な俺に出来ることなど無いも同然だ。 ゲイザーがいない分? 洗濯はともかく料理を俺に任せると死人が出るが? 身体的な栄養素ではなく精神的な栄養素 >>27 という意味合いで。 宇宙船の運営機能面だけで言うなら、酸素と食料の無駄飯食い筆頭でしかない俺は早期にコールドスリープ入りすべきだろうし、本音を言えば"最後の1人"にはなりたくないという思いもある。 けれど、他の誰かを押し退けてまでその席に座りたいわけじゃない。 それもまた本音だ。 いや、それよりもまず、俺にしかできない事をしなければ、な。] (278) 2022/07/12(Tue) 6:11:58 |
![]() | 【人】 生物学者 アマノ────わかった。 ゲイザーの代わりが務まるとは思えないが、力は尽くそう。 俺の事は雑用員として扱ってくれて構わない。 それと2時間、時間が欲しい。 これまでの取得データをシリコンROMに記録した後、機材の電源を落とす。 研究室独立の残りバッテリーを提供するから、活用してくれ。 そこそこは容量がある筈だ。 [それはつまり、研究活動凍結の宣言。 俺が死んでも、宇宙船が壊れることになっても。 そう、たとえ、爆発に巻き込まれたとしても。 特殊金属でコーティングされたシリコンROMは宇宙空間を長期間漂ったとしても容易には砕けない。 いつか誰かが拾ってくれるなら、この船での研究成果も無駄にはならない────なんて、砂の一粒に思いを託す的ロマンチスト嗜好は俺には無いが、それでもな。**] (279) 2022/07/12(Tue) 6:17:25 |
アマノは、ラサルハグからの視線を感じて、小さく微笑んだ。 (a56) 2022/07/12(Tue) 6:17:53 |
![]() | 【人】 生物学者 アマノじゃあ、俺は行くぞ。 ────ああ、そうだ、チャンドラ。 そこの馬鹿の具合が相当悪そうだったから、診てやってくれ。 尋常ならざる乗り物酔いのようではあったが、脳や脊髄を傷めてたら悪いから。 [馬鹿、と言いつつバーナードを指し示した俺は、急ぎ足で研究室へ。**] (280) 2022/07/12(Tue) 6:23:20 |
![]() | 【独】 生物学者 アマノ/* かれー、らいす…… この状況で、それ言うか、お前…… あーもーなんだこの男ほんとにかわいーんだが。 おしたおすぞまじで (-33) 2022/07/12(Tue) 6:30:47 |
![]() | 【独】 生物学者 アマノ/* 機関士長と学者の友人組、 操縦士メカニックのお茶会3人組、 別ベクトル向いてるけどマイペースな調査員組、 若干不思議ちゃん入ってる 医者組なんか、すごくいいバランスだよなと思っていたり。 んで、有事の際の何の技能も持ち合わせてない研究者が居るというのもいいスパイスです……よね?よね?スパイスだと言え。 (と自分を奮い立たせている今現在) (やー、チップに一目惚れして、「この風体なら研究者とかだよなあ?」とキャラ決めしたなどと) (-34) 2022/07/12(Tue) 6:38:29 |
![]() | 【人】 生物学者 アマノ【研究室】 [独立電源で動いている機器は、事故後の今も静かに駆動音を響かせ、動作ランプを明滅させている。 ぱちん、ぱちん、と、俺はその1つ1つの主電源を落としていった。] ────もう少しで、"お前の家族"は爆発的に増えていくところだったんだがな。 [すまない、と囁きながら、"RUKKA-V"のラベルのついたシャーレをそっと撫でる。 それでも、足がかりは既に掴めた。 シリコンROMの記録に頼らずとも、己の脳内には研究成果の工程は失敗事例含め全てが刻み込まれている。 今回の事態で研究は一旦足踏み状態にはなるが、後退するわけじゃない。 生きて帰れさえすれば、いつでもまた前進できる。] (290) 2022/07/12(Tue) 9:07:40 |
![]() | 【人】 生物学者 アマノ[────でも。 すぐにでも取りかかろうと思っていたラサルハグの右脚再生については、この状況下ではどうしようもなかった。 端末に触れることができなければ、通信が回復しなければ、文献に当たることもできない。 機材が動かせなければ細胞1つ、観察も操作もできやしない。] (291) 2022/07/12(Tue) 9:08:02 |
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![]() | 【人】 生物学者 アマノ[滅多には出さない大声と共に、拳をデスクに打ち付ける。 ほんの半日ほど前までは、俺の前には眩しさしかない未来が広がっていた筈なのに。 今はその光は小さく微かで、手を伸ばしても届くかすら解らないほどに遠くにあるのが、歯痒くて仕方が無かった。**] (293) 2022/07/12(Tue) 9:09:13 |
![]() | 【人】 生物学者 アマノ【研究室】 [俺はペシミストじゃない。かといってオプティミストと言うわけでもない。 あえて言うならリアリスト、なんだろうな。 研究者は往々にしてロマンチストな要素も持ち合わせるものだが、と同時に、自分も他人も、その人生、肉体、魂さえも一つの事象として捉えてしまう節もある。 俺は、コールドスリープ装置が9人分しか動かないという現実を至極冷静に受け止めていた。 "ゆっくりとした死の宣告" >>269、"限りなく緩やかな自殺" >>313、そう口に出して言われずとも、最後に残る1人は、幸運が訪れることを神頼みしながらの「死ね」という宣告と同値だと正しく理解していた。] (344) 2022/07/12(Tue) 11:00:54 |
![]() | 【人】 生物学者 アマノ[更に言うならば、自刃したい奴は勝手にすれば良いとも思っている。 それは誰のせいだと詰る詰らないの話とは全く別の軸の問題で、死の世界に安らぎを見出すならば、それを止めるのは"こちら側"のエゴでしかないと思うから。 ────でも俺は、ラサルハグがそうしようとしたら全力で止めるんだろうな。 自刃でなくとも、例えば"自分が最後の1人になる"という宣言であっても。 何を馬鹿なとぶん殴ってでも止めようとするだろう己の心は、パラドクス以外の何物でもない。 と、そこまで思考を飛ばした後、リアリストは現実に帰還した。] (345) 2022/07/12(Tue) 11:01:17 |
![]() | 【人】 生物学者 アマノ────餓死と窒息死ならどちらがマシかと問われたならば。 窒息死一択だろう? [空気だけがあって水と食料が尽きるという状況が最悪中の最悪だ。 酸素が尽きれば5分で死ねる。水が尽きれば1週間。後者は地獄の苦しみだ。 逆に、酸素と水があれば2ヶ月は生き延びられるらしいけれど。] 食料、確認しておくか……。 [アンテナに問えば返答はあるかもしれないが、そんな事で船のリソースを使うわけにはいかない。 目視の確認に限ると、俺はのそりと俺にとっての禁断の地であるところの食堂に向かってみることにしたのだった。 サダルがスピカにかけている声 >>334 など、全くもって知らぬまま。**] (346) 2022/07/12(Tue) 11:02:12 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 ![]() (a62) 2022/07/12(Tue) 11:09:54 |
![]() | 【人】 生物学者 アマノまあ、割れ物は無さそうなのが幸い、か? [ある程度の揺れは想定されているのだろう宇宙船内、ガラス様の食器は全て強化ガラス製だったし、瓶入りドリンクや調味料の類は全てケースに収められている。 それでも品物の多さと空間の広さ、椅子からテーブルからゴミまで全てひっくり返った光景に、俺はやれやれと肩を竦めた。 俺は身の回りの整理整頓状態は己の脳内の整理整頓の度合いに正比例すると考えている。 こんな状態耐えられるかばかりに猛然と片付けをし始めた。*] (387) 2022/07/12(Tue) 15:52:22 |
![]() | 【人】 生物学者 アマノ【食堂併設キッチンにて】 [さすが、俺。 食堂もキッチンも限りなく元の形を取り戻した────と、思う。思いたい。何しろ俺は食堂に出入りする頻度が極端に少なかったから元の姿が記憶にない。 無いなりに、それっぽい形には片付いたと思う。] 固形食料は────うん、そこそこあるな。 飲み水は循環システムが問題無く動作してるし、これは消費電力はそう多くはなかったはず……。 [このあたりは生命維持に外せない部分だし当面は──活動人数が多いうちは──動かしておく必要があるよな?と独りごちる。] (392) 2022/07/12(Tue) 17:02:07 |
![]() | 【人】 生物学者 アマノ[更にボトル入りの飲料水も、キッチン内部に想像以上に多く備蓄されていた。 冷蔵庫及び冷凍庫には、まだ数多の食材。 最終的にはこの動力も落とすのだろうから、これらから消費していくのを前提とすべきだろう。 それでもざっと見た感じ、"最終段階"に至ってから後、"人一人が半年は余裕で活動できる程度"には見えたし、この手の品──それはサダル言うところの"粘土の味が楽しめるレーション" >>335 だったとしてもだ──ならば、あるいは館内の他の場所に更なる備蓄がある可能性も高いように思われた。] これ、一応ラサルハグに伝えておくべき────だろうな。 [食糧管理についてはおそらくゲイザーが担っていた部分だろうから、情報共有をしておくべきだろう。 俺はそう判断して、ラサルハグ宛にデータを送信したのだった。*] (394) 2022/07/12(Tue) 17:03:24 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 ![]() (a69) 2022/07/12(Tue) 17:06:35 |
![]() | 【独】 生物学者 アマノ/* >>カレー<< いや、あのね、まさにね、今カレー作ってたんだけどね…… (いやもうがちで) (ほんまがちで) 笑うwwwwwwww (-53) 2022/07/12(Tue) 18:18:51 |
![]() | 【人】 生物学者 アマノ[チャンドラを涙目にさせてしまったあの一件 >>27 は、あれは、ただただ"完全栄養食"の"完全栄養"の部分のみに一点集中して心を砕いたからに他ならない。 ゲイザーが噛んでいるならば、己が追求するには不慣れな分野の味覚だのなんだのは丸投げして良かろうと思ったゆえの結果だっただけだ。 それがまさかの劇薬レベルにまでいただけない味になってしまっていたとは、それは計算外だったわけだけど。] "食事とは、精神的な栄養素を取ることでもある" …………ふむ。 [チャンドラにかけられた言葉を、改めて反芻する。 こと"研究対象"と認めたものについては真摯な生物学者は、至極真面目に考えた。 俺にだって味覚はある。旨いものは旨いと思う。 単にそれを追求する労力や時間が煩わしいのと、そこへ至る興味が激しく薄いというだけだ。 俺が思っている以上に、一般的な食事には味覚をはじめ嗅覚視覚に心地良く訴える要素が必要だということだろう?わかるさ。わかるとも。 なせばなる。やればできる。] (412) 2022/07/12(Tue) 18:21:53 |
![]() | 【人】 生物学者 アマノ[そうして出来上がったのは、カレーライス。 ラサルハグの心の声 >>a57 など、当然ながら届いていない。単に、これを作れる調合調味料を発見することができたから、という次第だった。 ゲイザーはそれを使うことが無かったのか、カレー以外にも複数種類の"料理の素"が詰まっていた棚はほとんど全く減ってはいなかったけれど、何にせよ、助かった。] ────まあまあ、いけるんじゃないか……? [味見した結果は、自己採点(91)1d100点。 鍋の前で悦に入る俺のところに入った通信が、『カレー』って。 >>409 何なんだよ、お前。ここ見てるのか?] (413) 2022/07/12(Tue) 18:24:16 |
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アマノは、料理、できてしまった……!( ᐛ) ←けっこう、かなり相当浮かれてる (a72) 2022/07/12(Tue) 18:27:32 |
![]() | 【独】 生物学者 アマノ/* というわけで、がちで文章作ってたとこだったんだよというのを伝えたくて速攻落としました。 さ、中の人も飯食ってこよ。 あいにくカレーライスじゃなくてサラダスパゲッティ(サーモンと卵と野菜もりもり)だけどな。 (-55) 2022/07/12(Tue) 18:29:12 |
![]() | 【独】 生物学者 アマノ/* ただいまー。 うん、みんな、作業がんばれー( ᐛ) (なんか一人だけ別次元を漂っている感のある生物学者) (いいのかこんなにゆるゆるで) (-63) 2022/07/12(Tue) 19:25:04 |
![]() | 【独】 生物学者 アマノ/* ねえ。もうどんだけカレー食べたいのお前……。 (なんか見に来るとそのタイミングでちょいちょいこの可愛い感じのが目に入るんだけど、ほんともうなんなの) (-68) 2022/07/12(Tue) 20:08:28 |
![]() | 【人】 生物学者 アマノ[食堂] [食料の在庫確認に訪れたというのに、一気に片付けを終えてしまった謎テンションのまま料理までしてしまったものの、果たして皆が今日飯を食うのか(食えるのか)というのはまた別の問題で。] んん……部屋から本でも持ってくるか……? [研究室に籠もったところで研究も出来なければ、動かせる端末もほとんどない。 携帯端末に落とした論文くらいは読めるだろうが、だったら自室でなくともここでもできる。] 俺は食堂のカウンター、わかりやすい場所にカレーの鍋と炊飯器──これの使い方はさすがに知っていた。母星で使っていたのと同じ系統のものだったから──の炊けた米を一応並べておき、ほてほてと自室へと戻った…………んだが。] (457) 2022/07/12(Tue) 21:05:48 |
![]() | 【人】 生物学者 アマノ[食堂→自室 途中通路] ────ぉ、あ。 [謎の母音で口を開いてしまったのは、廊下の角でちょうど顔をつきあわせた奴 >>456 の名前がすぐには喉から出てくれなかったから。] ダビー?だったよな、おつかれさん。 [傍らに他の誰かも居たのか、それは見えなかったけれど、つまり、船外活動は終わって、ラサルハグも戻ってくるということだよなと合点する。] あ、俺、一瞬部屋帰るけど、腹減ってるなら食堂にカレー作ってあるから。 [食っていいぞ、カレーライスな!けっこう力作! 乗船時の挨拶を除いては、ほぼ初めて交わす会話がこれで良いのかと思わないでもなかったが、謎テンション継続中の俺は、そう端的に告げて、部屋への足取りを更に早くしたのだった。 そうだよ、部屋のコーヒーサーバーも食堂に持っていっちまえば良いんじゃないか、ということに気付いてしまったから。] (458) 2022/07/12(Tue) 21:13:38 |
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![]() | 【人】 生物学者 アマノ[一瞬、部屋を間違えたかと思い、ドア外まで出て確認してしまった。 が、ここは間違いなく俺の部屋。 その間違いない俺の部屋の、間違いない俺のベッドの上で、見慣れた赤髪 >>447 がすよすよと健やかに寝息を立てている。 なんか、すっごい昔、こういう事がちょいちょいあった気がするが。 学生寮の俺の部屋は、今のこの部屋同様いつでも綺麗に片付いていたものだから、やれ部屋が片付いてないだの、やれ酔っただの、やれ上の階にある自分の部屋に行くのがめんどくさいだの、理由をつけては俺の部屋でやたら寝ていた、この男。] お前ね…………。 [もう学生時代とは違うんだぞ機関士長、と肩に手をかけ起こそうとして、その顔に酷く疲れが滲んでいることに気がついた。] (461) 2022/07/12(Tue) 21:19:26 |
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