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![]() | 【人】 黒崎柚樹[ 武藤は、忘れてしまっているだけで。 半年分の時が、消えてしまったわけじゃない……? それは希望的観測に過ぎないこと。 でもそう思わせる言葉の欠片が、会話を交わす度、光る砂粒のようにキラキラと私のところに降ってくるようで。 でもそのキラキラが、自分には眩しすぎて。] ────……それは過保護に過ぎるよ。 [ほら、また。 武藤は"危ないから一人で出ない"とか、しないだろうに。 身長も体格もほぼ変わらない自分が(なんなら腕力はともかく脚力は絶対に負けない自信はある)なんで危ないと思うのか。 方向感覚は動物並だから、初めて歩く街で迷うとか、自分はしたこともない。 ────でも。] (136) 2023/03/01(Wed) 18:21:54 |
![]() | 【人】 黒崎柚樹あー…………スマホ……。 [なんとなく想像はついていた。 美術館事故後の10月にめでたく買い換えたはずのスマホ。 ポケットから取り出してみれば、以前に使っていた数世代前のポンコツに戻っていた。] ライト機能は死んでるね……。 [メッセージを送ろうとすればエラーで大量送信される。写真も撮れない。 それでもメールやLINEの受信やブラウザは立ち上がるからと騙し騙し使っていた傷だらけのスマホが手の中で淡い光を放っていた。 そうなると、確かに一人行動は"危ない"のかもしれないけれど。] …………新月? [確かにこの季節、夕方あたりから月が見えていたかな。そのあたりの記憶は曖昧だ。] (137) 2023/03/01(Wed) 18:22:32 |
![]() | 【人】 黒崎柚樹……武藤はどれだけ大声出したいの……。 [最初はトンネルの中、だっけ。あと美術館の入り口で、館内だと大声出せないから発散したいとか何とか。静かでも大声出したくなるとか、どんだけなんだろう。 若干の呆れ顔で眺めるも、本気で叫ぶつもりはないのは解ってた。 その呆れ顔が継続したのは、王子様よろしく、"手でも繋いでく?"なんて手のひらを向けられたからで。] ────……いらない。 [ばーか。 そういう風な繋ぎ方なんて、おふざけでもない限り、最近はしてないよ。 当たり前みたいに、歩調が同じ私たち、歩きながら手を繋ぐのが常だったのに。 出された手を、パシンとはたくように叩いたら、武藤はどんな顔、するのかな。*] (138) 2023/03/01(Wed) 18:23:15 |
![]() | 【人】 黒崎柚樹よ、め…………? [よめ、とか、だんな、とか。 >>156 料理が出来るというスキルは往々にして伴侶に求められるあれそれだから、例えとして解らないでもないけれど。 でも先に"嫁"って単語が出てきたあたり、記憶が戻りかけてるのかな……なんて儚い希望が沸いてしまう。 そんな訳ない、って、打ち消すみたいに否定して。] こんなごついのに対して"嫁"とか、ないでしょ……。 [自分で言ってて胸の奥がツキリと痛むんだから世話が無い。 怒ってはいないよという口調にはしたつもりだし、"褒めてるんだが?"と続けられた言葉には、解ってるよという風に片手を上げた。 でもそのもやもやをぶつけるように武藤の手をはたき落としてしまったのは……申し訳ないと、思ってるよ。] (174) 2023/03/01(Wed) 22:12:52 |
![]() | 【人】 黒崎柚樹[その後も、ぽろぽろと溢れ続ける、私の良く知る武藤の、片鱗。 今の武藤は知らないはずのことが、ぽろぽろ、キラキラ、と。] 確かに、叫びたいような気持ちになる時は走るけど。 ……御存知の通りよく食べるしね。 食べるのもストレス解消の一つではあるかも。 [心の動揺を表に出すまいとすると、どうしてもぶっきらぼう気味になってしまう。 武藤に"クールガイ"と思われ続けていたくらいには、常の自分はそれほど笑わないし、そうなると目つきが悪い自覚も十二分にあるし、あんまり印象良くないよね、と、解ってはいるんだけど。 ────……そう、か。 今の武藤も、 "くっきーは笑ってるとかわいい、と思うぞ" と言ってくれた武藤であることには、変わりないんだ。 唐突にすとんと腑に落ちたものの、落ちただけで、今は上手く笑える自信もない……はずだった、のだけど。] (175) 2023/03/01(Wed) 22:13:22 |
![]() | 【人】 黒崎柚樹や……、こっちこそ、ごめん。 叩くつもり、なかった。 [なんか、すごく嫌だと思ってしまったんだ。 武藤のことだから、きっと女子にはしないだろう、この仕草。 大事な人にするでもない、いかにも仲良しの友人相手にする風な。何の特別感もない、無邪気に差し出された手。 そんなのは要らない、って、思ってしまった。] ううん、そんなこと、ない。 ["気になる女子にしかやらん方がいいやつ"では、なくて。 むしろ気になる女子にはしてほしくないやつ、というか。 いや、現状、自分は武藤にとっての"女子"ではないのだし。 武藤にとっての自分は、男。 何度も何度も言い聞かせ。] (177) 2023/03/01(Wed) 22:14:42 |
![]() | 【人】 黒崎柚樹ちょっと驚いただけ。 ────ごめん。 [いくらか重くなった空気を変えられる話術なんて、あいにく持ち合わせていない。 気にしていないよと言外に伝えるように、武藤が普段通りに話しかけてくれることに感謝して。 ぽつぽつ話をしながら歩いていたら、つい、いつもの距離感になってしまっていたようだった。] んー……そうだね、直線あったらダッシュできるし……、 …………っと、ごめん。 [細い輪が1つ足りてないだけで、なんだかすうすうする風に感じていた左手がうっかり武藤の右手に触れてしまい、ひくりと肩を跳ねさせる。 ごめんちょっと近かった、と並ぶ距離を一歩横にずらし、パーカーのポケットに両手をねじ込んだ。] (178) 2023/03/01(Wed) 22:15:05 |
![]() | 【人】 黒崎柚樹[いくらかの沈黙を流しつつ、歩みだけは止めずに────多分、迷ったら困るしと何度も曲がったりはしなかったとは思うのだけど、気付けば目の前に湖が広がっていた。 辿り着いた一画にはウッドデッキが整備され、本数は少ないものの淡い光を放つ街灯と、その下にはベンチがいくつか並んでいた。] へえ……きれいだね。 [昼の光が無ければ湖の透明度などは解らないけれど、きっと昼には格別に美しいに違いない。 林間の小道、ずっと木で覆われていた空が一気に開ければ、それだけで開放感は格別なもので、私はデッキへと、一歩踏み出し、そのまま湖畔のそう長くはない手すり沿い、端まで小走りで駆けてみた。 なんか、あれだな。武藤と行ったテーマパーク、こんな場所で追いかけっこ、したな。 そんなことを思い出し。 少しだけ思った。 忘れているのが武藤の側で良かった、と。 私は忘れたくないよ。 ずっと覚えていたいよ。 あれが私一人の夢だったのかもしれなくても。**] (179) 2023/03/01(Wed) 22:15:53 |
![]() | 【独】 黒崎柚樹/* おはよー。 じゅーきさんに言わせると私は「早起き過ぎる」らしいけど、私に言わせると「夜更かし過ぎる」んだけどなあ……w と思いつつ、おやすみとおはようとかち合うなんとなく見慣れた光景……。 中身の特技の1つに「虫の知らせ」があって、相方の投稿があるとけっこうな確率で寝ていてもぺかーと目覚めるというものがあり……(スマホの通知とかじゃなくほんとに目が覚めてしまうあれそれ……) (-124) 2023/03/02(Thu) 4:02:06 |
![]() | 【人】 黒崎柚樹[別に女であることを隠してるわけじゃない。 男だと偽ったことは……バイトの選択肢が広がるから、バイト先で詐称したことはある。でもそれ以外の場所で自分は男だという偽りを口にしたことはない。 ただあまりにも勘違いされる事が多くて、否定するのを諦めた。 男が女装している風に見られるから、女の子っぽい服を着るのも諦めた。 いつかスカート履いて、パフェ食べに行ったり、かわいい雑貨買いに行ったりしてみたい。 そう思っていたのが、武藤と言葉を交わすようになった頃の自分。] ……チョコなら、アーモンドチョコ、好き。 シンプルなのも、割と好きだけど。 [いつだったかな。 照れて動けなくなった私に、"おまじない"ってチョコを口に放り込んでくれたことがあった。 手ぶらで来てたのに、なんでキスチョコ持ってるの?って笑ってしまったのは、なんだかもう、遠い記憶のよう。 あの時は、けっこうな勇気を出して春色の華やかな色のブラウス、買ったんだっけ。 今の自分には不要な服。] (208) 2023/03/02(Thu) 5:26:52 |
![]() | 【人】 黒崎柚樹ん、夕方……綺麗だろうね。 [そも方角が定かじゃないから、夜明けの太陽が見えるのか、日没のなのか、案外どちらも拝めないという可能性も無くは無かったりするけれど。 でも、茜色に染まった空の下の湖はきっと綺麗だろうなと思った。 夜風に背を押されるようにデッキを駆け出し、でも端まで行ったら武藤のところへ戻るつもりではあった、のだけれど。] …………っえ、 [歩幅を戻しかけたところで肘の下あたりを掴まれ、驚きに目を見開いた。 別に危ないことなんて、していない。 普段やりとりしている"友人"が突然駆けたところで、武藤は追いかけたりなんてしないだろうに。 ……というか、武藤、ずっと口調が柔らかいよね。 何度か遭遇したことのある、気の置けない友人たちとのやりとりは、何て言うか……もっとぶっきらぼうだし、もっと雑だということを私は知っている。 研究室の面々は、友人とはちょっと違う関係だから、全員に対して柔らかい物言いなのは、まあ、当然ではあるのだけれど。] (209) 2023/03/02(Thu) 5:27:58 |
![]() | 【人】 黒崎柚樹[ 期待、してもいいのかな。 ]武藤は戻るって、期待してもいいのかな。 でも、そうはならなかった時のことを考えるのが、 ────怖い。 …………う、ん。 [休みたいからとベンチに座った武藤に誘われ、私も同じベンチに腰掛ける。距離はいくらか離したけれど。] そうなんだ……?ちょっと意外。 [武藤は友達多そうだから、こういうイベント事は大体経験してると思ってたよ、なんて。 武藤が想定しているだろう返答をなぞらえるように投げ返す。] (210) 2023/03/02(Thu) 5:28:44 |
![]() | 【人】 黒崎柚樹[知ってるけどね。 他人に深く踏み込まれることを厭う武藤は、大勢との飲み会には頻繁に足を向けても、誰かとサシ飲みしたことは一度もなかったし、自宅に誰かを招くこともなかった。 武藤のそういう初めては、全部、私が貰ってる。 今こうして2人で歩いて話をしていることも、というか、コテージで一緒に寝ることも、今の武藤にとっては初めてのことばかり。いや、2人でキャンプに来たことはないから、私も初めての事ではあるのだけど。 改めて意識したら、すごく今更ながら緊張がじわじわと押し寄せてきて。 照明が暗めのもので良かった。きっと今、自分の顔は赤いから。 それでも少しでも街灯から遠ざかるように、武藤から遠ざかる方向、暗い側へと腰を少しずらしていった。] キャンプは……父さんが生きてた頃に、何度か。 部の合宿でもこういうキャンプは無かったから久しぶり。 [そういえば、と視線を巡らせれば、デッキの逆側には小さな船着き場もあって。 ボートも乗れたりするのかな。 白鳥型の足こぎ型のもいくつか見てとれたのは、自分的には"それじゃない"な感覚でしかないけれど。*] (211) 2023/03/02(Thu) 5:29:49 |
黒崎柚樹は、メモを貼った。 ![]() (a21) 2023/03/02(Thu) 6:50:05 |
![]() | 【独】 黒崎柚樹/* 美海さん、柚樹より1歳年下なんだよね……。 かわいくて色っぽくて大人の女って感じで、ううううういいなあ……って、なってま、す……。わんこっぽい宗太朗さんともお似合い。かわいい。 甘いような、でもどこかヒリヒリした感じもする村建組も目が離せないし、関西弁の兄さん受けとかそれどんな御馳走ですかの大学生組もだし、幼馴染みも反則だろという萌え属性だし、おとぎ話から出てきたみたいな狐面のミステリアスな二人組も、皆さんすてき……。 皆さんこれでエロルなさるの……?と、想像が難くないお二人も、そうじゃない感じのお二人も、大変楽しみにしております……。 果たして武藤の記憶は戻るんでしょうかね……「戻ったら思う存分いちゃいちゃしようね」とは言ってるのですが。さて。(←なんとかなるなるくらいにしか固めてない人たち) (-130) 2023/03/02(Thu) 8:02:08 |
![]() | 【独】 黒崎柚樹/* そして私は、表に出す一人称に「私」を使わないという縛りに専念している挙げ句、武藤が、とか、私が、とかの言葉を省略しがちで文章がわかりづらくなっていることをそろそろ自覚するべきです……。 (-131) 2023/03/02(Thu) 8:03:30 |
![]() | 【人】 黒崎柚樹[武藤に掴まれたところの腕が、なんだか熱い気がして。 左腕を右手で押さえるようにしながら、夜の湖面を眺めながらぽつぽつと言葉を交わした。] いや……案外、平気。 男も女もごちゃ混ぜで男部屋でカード大会して、 眠くなってその場で爆睡して怒られたくらいには。 …………って、いや、男部屋じゃなく。 女部屋、で。 [気が緩んでたのかな。 いくらかの懐かしさを感じる湖の風景に、ウッドデッキに置かれたベンチ。 表情を隠す薄暗さもあって、うん、緩んでいたんだろうな。 大部屋云々の話を向けられて、つい、去年の合宿の事を語りかけ。 慌てて訂正しながら、そもそも夜そんな強くないから早く寝てしまうと思う、と早口めに言い添えた。] (223) 2023/03/02(Thu) 11:23:21 |
![]() | 【人】 黒崎柚樹……どうだろ、あれも子供の頃にしか乗ったことないな……。 [スワンボートを視界に収めつつ、でもああいうのは恋人同士で乗るものじゃないの?と武藤へは胡乱な視線を向けてしまう。 漕げと言うなら漕ぐけど。全力で。 多分、すごい勢いで湖面を爆走するスワンという、あんまりない光景が見られるだろうなとは思うけど。] スワンも案外運動には良いかもだけど……、 でも、ボート漕ぐ方がしたいな。 [あれも良い運動なんだよ、マシンジムにボート漕ぎの動きを模したローイングマシンというのがあるくらいなんだから。] 広背筋と僧帽筋。効くよ? [そんな話をしていたら、照れたり焦ったりで不穏だった顔色もいくらか平常に戻りかけてきていたというのに。] (224) 2023/03/02(Thu) 11:24:57 |
![]() | 【人】 黒崎柚樹────………………え……。 [絶句した。 突き出された拳に、反射的に受け止めるよう広げた手のひら。 三角形みたいな、円錐みたいな、個性的な形のチョコの包みが落とされて。 ────『なんか食べたら落ち着くかなって』 ────『それにチョコは特に落ち着くので』 耳奥に、あの時の武藤の言葉が蘇る。 あれは、今年のお正月。 二人の名を刻んだ指輪を、一緒に受け取りに行った。 指輪は武藤からのクリスマスプレゼントで、イブの日に指輪を選び、刻印する文字を決めて。 年明けの当日、緊張や照れでどうしようもなくなってしまった私が、"おまじないの言葉とかは無い?"と武藤に無茶振りした結果が、口の中に放り込まれたこのチョコだった。] (225) 2023/03/02(Thu) 11:25:38 |
![]() | 【人】 黒崎柚樹[ああもう、悲しいくらいに武藤だなあ。 私への恋心とか、性別の認識とか。 そんなものが全部消えてしまっていても、優しいのは変わらないし、私はやっぱり武藤の事が大好きで。] ……………………っ。 [俯いたら、ベンチの板張りにぽつぽつと水滴が落ちた。 肩も震わせず、声も漏らさず。 ただ泣き出した私に、武藤が焦らないわけないのは解ってるのに。 涙を止めようとすればするほど喉奥から変な音が出てしまいそうで、せめてとチョコを持たない方のパーカーの袖を目のあたりに強く押し当てた。] ごめ……ちょ、と、思い出すこと、あって。 たいしたことじゃ、ない。 [大丈夫。武藤には、関係ないことだから。*] (226) 2023/03/02(Thu) 11:27:15 |
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![]() | 【独】 黒崎柚樹/* 「非常食は食べても食べなくてもいいから」 「あとで食べてもいいし……」 じゃないんだわこんなの貰ったら即泣きなんだわこっちの涙脆さわかってないでしょあんただって泣き虫のくせになんなんだてめえ武藤このいてこますぞ耳の穴から自然薯ぶっ込んで奥歯がたがたいわせるぞ覚悟しろ……っ。 ……って、心の中の柚樹さんが吠えてます。吠えてます。 (-140) 2023/03/02(Thu) 11:32:05 |
![]() | 【独】 黒崎柚樹/* 元村から今村までの隙間エピソードが色々あるのは、それ全部書いてきたからですね……(外部の掲示板借りてまでして、9月以来続けてきてたロル……)。 (-142) 2023/03/02(Thu) 11:35:57 |
![]() | 【独】 黒崎柚樹/* へ?…………そう、きた……か……。 (びっくりした……) なる、ほど……。 (今更ですが、反応の第一声はこっちに落とすべきと思ったので落としておこう)(忘れなければ) (-154) 2023/03/02(Thu) 14:43:35 |
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![]() | 【人】 黒崎柚樹[ごく僅か、風で立った波とも言えないくらいの波が、岸に当たって微かな水音を立てているくらいの静けさの中。 武藤の「……は?」はそこそこしっかり耳に届いた。 囁き程度の声量にしたところで、武藤の地声は大きいから。] ………………? [ああ、"クールガイ"が女子部員の部屋で遊んでそのままそこで寝るとか、デリカシー無さすぎるとかそういう?と理解して、そこをとやかく突っ込むことはせず。 そもこの話は元々の武藤にもしたことがない。 見た目の印象より遙かに慎重で警戒心の強い武藤は、私に常々警戒心を持てと言い続けていたから、過去の話とはいえそんなエピソードを口にしたら渋い顔をするだろうことは想像に難くなかったから。 でも、今の武藤が、今の自分に対して警戒心云々で渋い顔をする理由はないのだし。] (242) 2023/03/02(Thu) 15:43:39 |
![]() | 【人】 黒崎柚樹筋トレっていうか……スポーツ? [不思議そうにボート漕ぎは筋トレの一環なのかと武藤に問われ >>236 、まあ大体そんな感じ、と、真面目に頷いてしまう。 テニスや水泳と一緒だよと続けたけど、そういえば、"海遊び"みたいな記憶は子供の頃が最後のもので、水着になったらガチ泳ぎするみたいなのしかしてないな、とは。 そういえば、数多のサークルに所属しているコミュ強の武藤は、バーベキューもしたことあると言ってたから、夏の水遊びも色々行ってるんだろうな。 先の事すぎて特段約束をしてるとかは無いけれど、武藤と海かプールに行くなら、いかにもなスポーツ用の水着しか持っていない自分は新調しなきゃなとうっすら考え、いや、そんな未来も、今は来るかも解らないじゃない、と打ち消して。 武藤と2人で居られるのが楽しいのと、苦しいのと。 多分、積もりに積もった感情は、コップの縁から溢れる寸前だったんだろう。] (243) 2023/03/02(Thu) 15:44:32 |
![]() | 【人】 黒崎柚樹…………っ…………、 [涙、止まってよ。 武藤、困ってるじゃん……と、自分で自分を宥めようとしても、ぽたぽたどころかぼろぼろと溢れ続ける涙は、涙腺が壊れてしまったのかなと思うほど。 目を覆っている今は、武藤がどんな顔をしているのか、呆れてるのか困ってるのかも解らなかったけど。けれど、泣いている友人を前に去って行くような人でもないから、ひたすら、ごめん、って思っていた。 なんでもないんだよ、と伝えるように、私は緩慢に首をふるふると左右に振っていたのだけれど。] (244) 2023/03/02(Thu) 15:45:08 |
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