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【妖】 黒崎柚樹[武藤の記憶が仮に戻らないとしても、あんな女に武藤がうつつを抜かすとかは考えられない。 傷つけるって?……ああ、噛みつかれたりとか?それも私、嫌ではないし。時々は噛みつき返してるから、あんまり人のことも言えない気がするし。 嫉妬や束縛だって、別に直して欲しいとは思わない。 武藤が抱える不安はいずれ解消できれば良いとは思ってるけれど、それ含めての武藤だもの。 中身?あんたの方がよっぽど無い風に見えるけどね?] ………………。 [饒舌につらつら語る武藤のような何かは、口を開けば開くほど、"武藤とは違うもの"だと思い知らされる。 武藤の笑顔は、堂々としてる風ではあるけど、あんたと違ってちょっとだけ臆病さが滲んでて。 私には、はにかむみたいな、照れくさそうな瞳を向けてくるんだよ。 それは私だけが知ってる、武藤の顔。] ($29) 2023/03/05(Sun) 11:55:32 |
【妖】 黒崎柚樹[数歩離れたところに居た"それ"が、その距離を詰めてきて。 背に腕が回ろうとした瞬間、私は大きく身をかがめ、その腕をすり抜けていた。 あんたなんかに抱き寄せられてたら、武藤をまた心配させてしまうもの。] ────私を幸せにできるのは、武藤だけだ。 [川辺の砂利に片手をつき、腹を丸めて力を込めながら、唸るみたいな低い声でそう告げて。 私は容赦なく全力の蹴りを繰り出していた。 場所?そんなの股間一択に決まってる。] ($30) 2023/03/05(Sun) 11:56:05 |
【妖】 黒崎柚樹[クソアマ結構。 敵を倒すには最短距離で最大の効果を狙うのが最善らしいので。 以前、にせものの私と対峙した時、私は彼女の頭……というか顔を握り潰そうとした。 まるで熟れた林檎を潰したみたいな感触で、想像もしていなかったその気色悪さに総毛立ったのだけど、今、蹴り飛ばした足先にも似た感触が伝わってきて。 身を起こした私は、"敵からは目を逸らさない"とばかりに、蹲る"それ"を見下ろし、睨み続けていた。] ($35) 2023/03/05(Sun) 15:11:29 |
【妖】 黒崎柚樹全然、何も。 [武藤に心配される >>$33 ようなことは何もされてないよと、数瞬だけ武藤と視線を合わせて微かに笑う。 さて"あれ"をどうしようかなと、未だ継続中だった臨戦状態な心持ちのまま、拳を改めて握りしめる前に、武藤が素早く動き出していた。] …………ぁ……、 [私も大概だと思うけど、武藤も容赦ない男だ。 自分と寸分違わず同じ顔を躊躇なく殴り抜けば、川に倒れ込んだ"武藤のような何か"はそのまま流れて消えていってしまった。 蹴り飛ばした時から周囲に漂っていた、あの忌々しい林檎の香も、ざあ、と強めに吹いた風が一気に浚っていってくれて。] …………容赦ないね、武藤。 [ぽつりと呟いた言葉は、賞賛7割不満3割。 私がとどめを刺したかったのにと、ぽつりと呟いた。] ($36) 2023/03/05(Sun) 15:13:03 |
【人】 黒崎柚樹────……おかえり。武藤。 [全部の緊張を解いて、改めて武藤を見つめ、どちらからともなく抱き締め合って。 もう、なんで武藤が実家で飲んでるココアを再現できるのかとか、なんで温泉に行くのを嫌がったのかとか、小さな嘘や言い訳を積み重ねなくて良いんだなと、そんな、愚にもつかないことがまず頭を過った。 あんなものが出てきたくらいだ、武藤の記憶喪失もきっと不可抗力なものだったんだろう。 戻ったならそれでよし、と、もちろん武藤を責めるつもりはなく。] (46) 2023/03/05(Sun) 15:13:54 |
【妖】 黒崎柚樹[────って、そういえば。] ねえ、武藤のところにも、"あれ"、現れた……? [私のところに武藤が来たということは、武藤のところにも行っているだろうことは想像に難くなく。そもそも私は宣戦布告までされてたわけで。 来てかつ今もいる、なんて言われた日には、ここで抱き合ってる場合じゃないでしょう、と急ぎ戻ることになっただろう。 ああ、でもこれだけは言わせてよ。] 今度は私がとどめ刺す。 [さっき、振り上げた拳の行き先を武藤に奪われちゃったんだからと真顔で告げる。] ($37) 2023/03/05(Sun) 15:14:37 |
【人】 黒崎柚樹コテージ帰ろう、武藤。 [半ば駆け足で帰れば、並んで走る武藤は、あっちへ走りこっちへ走りと、朝から良い運動になったんじゃないかなと思うよ。*] (47) 2023/03/05(Sun) 15:14:56 |
【人】 黒崎柚樹[────カチャ。 コテージ入口で武藤と一瞬視線を交わした後、持っていた鍵でコテージの扉を開ければ、鼻に馴染んだ──実際のところ、こんなものに馴染みたくもない──甘い匂い。 思った通り、"それ"はまだ室内に居た。] (49) 2023/03/05(Sun) 16:37:19 |
【妖】 黒崎柚樹あーア。 アーあ。 アーア。 ナんデ、コワしちャッた、ノ? [私がビール飲んでオムライス食べて、ココアを飲んでいた席で。 私と同じジャージ姿、同じ髪色、同じ背丈で。 けれど体型や表情や声の高さは異なる"それ"が、椅子に座ったままゆらゆらと身体を揺らしていた。 " ナんデ、コワしちャッた、ノ? "は、当然、武藤が殴り潰した"武藤もどき"の事を言ってるのだろう。ぐりん、と人ならざる不自然な動きでこちらに顔が向く。 武藤からは"押し退けただけ"とは聞いていたけれど。 手を伸ばせば触れる位置まで近づいた私は、顔の輪郭が不自然にズレている風に、質の悪い変装の皮膚のように顔の表面に皺が寄っていることに気付いて目を眇めた。] ($41) 2023/03/05(Sun) 16:38:37 |
【妖】 黒崎柚樹一つ、聞きたい。 あんた……いや、"あんた達"の目的って、何……? [問うたら、ケタケタと"それ"は笑い出す。] ワたシハ、あナタのりソうダよ? アナたでハ、かナエらレナい、ゆメ。 せッカく、ヤってアゲヨうト、おモッた、のニい? [なるほど?と首を傾げるも、納得できるものではなかった。 私の理想はそんなんじゃない。叶えられない夢でもない。 偽武藤にしたって、あんなの、ちっとも理想じゃない。 私の理想の恋人は、今ここにいる武藤だもの。] ($42) 2023/03/05(Sun) 16:39:12 |
【妖】 黒崎柚樹……そう。ありがと。 [" どウいタシましテ? "と笑いかけてきたことには、ほんのひと欠片くらいは躊躇する気持ちが沸いたけど。でもやっぱり、そんな厚意は要らないし、お呼びじゃないし、余計なお世話以上のなにものでもない。 私の武藤に何してくれたのよという怒りも上乗せして、私は"私"の髪を引っ掴み、引き寄せるようにしながら容赦なく右膝で顔面を砕きに行った。] ギャっ!!!!! あァアアぁああァあアアあぁァ ひドイ……ヒ、どォ、い……ィ、 [床に"それ"が崩れ落ちるるに任せ、私は一歩後ろに下がる。 ぶわりと部屋中に広がる腐敗臭はいっそ死臭にも似ていた気がした。] ($43) 2023/03/05(Sun) 16:40:26 |
【妖】 黒崎柚樹────さよなら。 [一言告げて、俯せになっていた後頭部をスニーカーで思い切りぐしゃりと踏みつけたところで、あ、そういえば武藤がずっと傍らで見てたんだっけ……なんて今更の事に気付いてしまったわけだけど。 あの、大丈夫だから。 武藤と喧嘩とかになったとしても、踏み潰すとか膝蹴りとかは、その、しないつもりなので。 あくまで相手が"これ"だから出来たこと、なので。 そんな風におかしな方向に焦りを感じているうちに、断末魔に似た言葉を漏らしていた"私もどき"は溶けた絵の具のようになった後、端から蒸発するように消えていった。 あの甘ったるい匂いはいくらかは残ったけれど、頭が痛くなるほどの気持ち悪さでは無くなっていたかな。] ($44) 2023/03/05(Sun) 16:42:17 |
【人】 黒崎柚樹終わった……、かな。 [傍らの武藤に視線を投げたら、頷いてくれるだろうか。 とりあえず私、めちゃめちゃお腹空いてるんだよね。 朝御飯……ていうか、もはやブランチの時間帯になるんだろうかこれは。 ホットサンド作ったら食べる?と問いかけて、あ、そういえば、と。] 武藤は、"あれ"に何かされた? [まあそのあたりの話も、ホットサンド食べながらかな。*] (50) 2023/03/05(Sun) 16:43:04 |
【独】 黒崎柚樹/* ちなみに、 1dのめあて:リアル月曜の朝までに偽物話に決着つけて、爽やかな気持ちで週の頭を迎えましょう なんて言い合ってる中身達でした。 なんとかなるものだなあ……と……。 さ、障害はお片付けしたり、武藤の記憶もめでたく戻ったし、いちゃいちゃしようー( ᐛ) (-60) 2023/03/05(Sun) 17:07:04 |
【妖】 黒崎柚樹[武藤は(武藤も?)、まあまあ自分に容赦ないなとは思ったよ。 私に"なんかしそうだった"はともかく(その理由が大きかったのだろうなとは思いつつ)、会話の一つもしないままに、"なんか腹立ったので" >>$45 で出会い頭に自分と同じ顔をもつものを全力で殴り抜ける人はそう多くはないと思う。 私も、人のことは言えないくらいには容赦ないことをした自覚はそれなりにはあるけれど。 全力で踏み抜くように"偽の私"の後頭部を踏み抜いた時、嫌悪感よりもむしろぞくりとした快感を覚えたことは、とりあえず忘れておこうと思った。] …………ん、とりあえず"仕返し"、できたかな。 [武藤の言う"とどめ" >>$47 の意味を正確には把握しないまま。 でも武藤が私しか知り得ないはずの、美術館でのやりとり全てを知っていたとしても、私は特段驚くことも怒ることもしなかったんじゃないかな。] ($48) 2023/03/05(Sun) 20:26:28 |
【人】 黒崎柚樹[台所の棚にあった直火式のホットサンド型を取り出して、冷蔵庫内のマーガリンを出していたところで、どこか慌てふためいた武藤に、手を取られ、耳に触れられ。 言われて初めて、自分の左手指に銀色の輝きが、両の耳朶にも同系色の銀の光が戻っていたことに気がついた。] …………あ……、 [武藤も戻ったの?と左手で左手を掴めば、私とは色の異なる金色の、でも同じデザインの光る輪が指先に触れてきて。 お互い、相手に金色が似合うから、銀色が似合うからと相手に合わせたいと選んだ指輪。 金と銀が絶妙に入り混じるデザインが、私たちらしいと選んだ品だった。 将来の約束を誓ったものとかではないけれど、互いの名前が刻まれている、大事な指輪。] ……そ、か…………。 [耳に触れれば、無い方がもはや不自然に感じられていた銀の輪がついていて。] (65) 2023/03/05(Sun) 20:30:16 |
【人】 黒崎柚樹[両耳の穴は誕生日の朝、武藤に開けてもらった。 武藤のくれた青色のファーストピアスを1ヶ月弱つけ続け、武藤の誕生日、武藤がくれた銀のピアスに替えたもの。 武藤とお揃い、輪の形をしているもので。] …………戻った、ね。 [良かったね武藤、と囁いて。 でもね。とりあえず。 私は(きっと武藤も)、とにかくお腹が空いていますので!?] (66) 2023/03/05(Sun) 20:31:18 |
【人】 黒崎柚樹[鉄板に当たる側の食パンに、マーガリンを全面しっかり塗って。 ツナにみじん切り玉ねぎとマヨネーズを和えたもの、スライスしたゆで卵、たっぷりチーズを層にしてホットサンドメーカーにしっかりセットしたら、あとは焼くだけ。 "たま"は結局、卵と玉ねぎ、両方にすることにした。 自宅にあるものは電気式のだけど、まあ直火でもなんとかなるよとコンロにかけてみたら、実際、なんとかなるもので、きつね色に美味しく焼けたホットサンドが出来上がり。 牛乳多めのミルクティーと、オレンジジュース、果物は簡単に苺を山盛り、ボウルによそってテーブルの真ん中に置いた。] …………いただきます。 [空腹極まりの中、温かいサンドイッチを口にしたら、漸く、強張っていた心も頭も動き出した気がする。 色々話したいことも聞きたいこともあった気がするけれど、武藤が"柚樹"って呼んでくれるだけで、なんだか充分な気もしていた。*] (67) 2023/03/05(Sun) 20:32:42 |
【人】 黒崎柚樹[牛乳は……というか、乳製品全般は大好物。 だからミルクティーは元より好きだし、牛乳の割合とかを武藤の好みにちょっと寄せてるとかは、多少はあるものの。 ココアとかオムライスとか、そのあたりも私の元々の好物だしというのも大きいので……うん。 オムライスに関しては練習は多少したけれど、でも全体、努力というほど努力じゃない。 好きな人が喜んでくれたら嬉しいなと、いう。ただ、それだけのこと。] うん。ちゃんと焼けて良かった。 ちょこちょこ確認はしたけどね。 [直火のホットサンドメーカーは初めて触ったからどうなることかと思ったけれど、火の当たりは思っていたよりも柔らかいものだったらしくて、初めてにしては上出来の焼き上がりだった。 むしろ電気式のより耳のところがカリッとおいしく焼けたくらい。 ぶっちゃけ、マヨネーズ味のものとチーズ入れておけば大概のホットサンドは美味しくできるという雑な頭もあったりするけれど、玉ねぎと卵と両方入れてもちゃんと美味しくできた。良かった。] (88) 2023/03/05(Sun) 22:49:51 |
【人】 黒崎柚樹────……うん。 戻ってくれなかったらどうしようかとは思ったけど。 [武藤の謝罪の言葉 >>77 には、小さく頷いた。 でも武藤がずっと武藤だったからけっこう大丈夫だったよ……とは、武藤本人が聞いたところで不思議に思われてしまうかもしれないけれど。 触れないように気を張っていた手。 あえてそっけなく見つめるようにしていた瞳。 全部戻ってきたのだと改めて思うと、やっぱり泣きそうにはなるのだけど。 つ、と触れられた >>77 手の甲が、その瞬間、熱を持った風に感じてしまった。 ────で。うん。武藤の偽物。 やっぱり気になるよね、とは。] (89) 2023/03/05(Sun) 22:50:42 |
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