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人狼物語 三日月国


83 【R18】ラブリーナイト・りたーんず!【ペアRP】

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【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗


[ 詰めた距離に伸ばされる手。
近づきすぎることを咎める言葉とは裏腹に
不可侵領域を示すためのはずの、
その力は強くなかった。

いつものように逸らされた視線、その下の頬が
微かに紅に染まっているように見えて、
ぞく、と身体の血管が騒ぐ。


挑戦的な言葉ににやりと笑みを浮かべて、
俺の隣をすり抜けようとする海斗。
残念ながら、むざむざと逃すと思ったら大間違い。

お前の兄貴、何年やってると思ってんの。

咄嗟に手を伸ばす。
あまり力はこめないで、それでも彼の腕を掴んで
軽く引き戻して、ざ、と音を立てる。
くる、と身体を反転させた。 ]
 
(-53) 2021/07/03(Sat) 13:37:40

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗



   ─── ざぁんねん。


[ 意地悪く笑って、壁を背にした海斗の両側に
手をついて、囲う。

支えるのが掌じゃ、またきっと隙間から
逃げ出してしまうから、肘から下を全部壁につけた。

揺れる瞳が、すぐ、近くて。
髪が揺れて、いい匂いがして。 ]
 
(-54) 2021/07/03(Sat) 13:39:06

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗



   ……おれはさ、
   俺のことを必要としてくれる人、って
   希望したんだ。


[ 震えそうな睫毛を見下ろして、静かに口を開く。
年上の、兄貴の威厳を保とうとするけれど、
心臓の音がとても煩い。
代わりにぞわりぞわりと湧き上がる欲を
どうにかごくりと飲み込んで。 ]


   ……お前のことを知らない人間のふりを
   しろって言うなら、そうする。
   なんかの手違いだから忘れろって言うなら、
   ちゃんと忘れる。


   ─── だから、聞かせてよ。
 ]
 
(-55) 2021/07/03(Sat) 13:40:56

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗


[ 低く、低く。
ようやく捕まえた、腕の中の愛しい獲物に
口元がゆるく弧を描く。 ]


   ……おまえは、どうしたいの?俺のこと。
   そういうことしたいのか、されたいのか、
   それとも、


[ ゆっくり右手をずらして、髪にふれようとする。
拒まれなければそっと頭を撫でて、
滑るように頬に触れて。 ]
 
(-56) 2021/07/03(Sat) 13:41:50

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗



   ぶん殴りてぇか。



[ ふ、と柔らかく笑って。 ]**
 
(-57) 2021/07/03(Sat) 13:42:50

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗


[ 同じ家に住んでるのだから、立ち上り
鼻腔を撫でていくのは当たり前に自分と同じ
シャンプーの匂い。
普段と変わらないはずなのに、ずいぶん久しぶりに
近い距離で吸い込んだ空気に混じるその匂いは
容易く理性を擽る。

あ、この野郎風呂入ってきやがった、と
じり、と胸の奥が鳴いた。

小さい頃は、毎日一緒に風呂に入ったし、
俺の布団に潜り込んでくることもしょっちゅう
あったのになぁ、なんておっさんくさいことを思う。

いつからかすっかり消えてしまったそんな日常、
こっそりお前が布団に来てたなんて、知るわけない。
知っていたら、きっと理性なんてぶっ飛んで、
お兄ちゃんのお兄ちゃんが実家で暴発しちゃって

家族会議案件(下手すりゃ警察沙汰)だったはずなので
知らなくてよかったとは思う。
 ]
 
(-79) 2021/07/03(Sat) 17:49:23

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗


[ 腕の中、大人しく髪を撫でさせてくれた海斗が、
珍しくもごもごと口籠る。
宝石みたいな綺麗な瞳が、ゆらゆら、揺れて。


─── そんな顔、誰に見せようとしてたんだよ。



また、ぢり、と燻る胸の奥。
ばっ、と振り払われた手の感触。
両手で押し返す腕の力は、やっぱりそんなに強くない。
ぎりぎりと睨む視線を真正面から受け止めて、
海斗の言葉を、ただ黙って聞いていた。 ]
 
(-80) 2021/07/03(Sat) 17:50:33

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗


[ 厳しい視線が、わざとらしい笑みに変わって、
誤魔化すような明るい声になって、
ようやく口を開く。

長年無理矢理押さえ込んでいた理性の蓋が、
じりじりとずれて開いていく。 ]


   ……一個ずつ、いこうかな。


[ 昔、宿題を教えていたころの声色に似たそれで。 ]
 
(-81) 2021/07/03(Sat) 17:51:41

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗


   
   俺は、お前がしたいって言うなら喜んで。
   揶揄ってると思って殴りたいならどうぞ。

   で、年上の包容力……は、我ながら
   まぁまぁあると思ってて、
   お前は充分歳上キラーです。



[ ここまで言って、一度言葉を切る。
胸に押しつけられた手に、上から重ねるように
指を沿わせて絡めた。
そのままその手をするりと自分のTシャツの下へ
連れて行く。

直に、掌に響くだろうか。

痛いほどの、鼓動が。
 ]
 
(-82) 2021/07/03(Sat) 17:53:10

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗


   
   別の楽しみ方、でも、構わねぇけど、
   ゲームして過ごしたいって言うならそれでもいい。

   ……おれは、お前に嫌われてると思ってた。
   そういうふうに接してきたから。



[ 海斗がどこを向いていても、
俺は海斗から視線を外さなかった。 ]


   だから、もし、もしな、
   お前が、俺を必要だって、
   そう言ってくれたんなら、───
 
 
(-83) 2021/07/03(Sat) 17:54:39

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗




   おれは、なんだっておまえにやるよ。



 
(-84) 2021/07/03(Sat) 17:55:20

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗


[ 自分の額を、海斗の頭につける。
こつん、と小さな骨の音が聞こえた。 ]


   こうなったら言うけど、
   お兄ちゃんがどんだけお前のこと好きか、
   伝わってると思ってたんだけどなぁ。


[ ふふ、とちょっと肩をすくめて笑んで。
嫌がられないなら口付けをしたくて、
顔を傾けて、

海斗の様子をそっと窺い見て。 ]**
 
(-85) 2021/07/03(Sat) 17:56:27

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗


[ 無理矢理肌に触れさせた手は、
今度は振り払われなかった。
視線は逸らされたままでも俺の神経は
鋭く張り詰めていて、蚊の鳴くような海斗の声を
ちゃんと拾う。 ]


   ─── 、まじ?


[ それは、嫌いじゃない、と、確かにそう聞こえた。
さらに深く表情を知りたくて手に入れたくて
その顔を覗き込む。
いつものように小憎たらしい言葉とは裏腹に
声に鋭さは無かったし、
まるで宝石みたいな瞳に佇むのは
俺が一番恐れていた嫌悪感では、無かった。 ]
 
(-136) 2021/07/04(Sun) 6:56:33

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗


   ……そうだよなぁ、馬鹿だよなぁ。
   弟なのに、なぁ。
   ブラコン拗らせすぎて、

   ずっとずっと好きだったんだ。


[ 腕の中で、海斗が息を吐く。
ほんの一瞬、唇が触れた、    海斗から。 ]



   ─── !



[ まさかの不意打ちといつかのような無邪気な笑みと
生意気な、告白。
見たことのない、熱を帯びた視線に
理性が焼き切れる音が響く。

離れた唇を追いかけて、こちらからも口付けた。
噛み付きたくなる衝動を、落ち着け、と
懸命に宥めながら、啄むようなキスを繰り返す。

最後は下唇をそっと食んで、ちゅ、と
小さなリップ音をわざと鳴らして、
ようやく唇を離した。]
 
(-137) 2021/07/04(Sun) 6:59:35

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗


[ ソファの方をちらりと見やった海斗の言葉に
くすりと笑って。 ]


   そうだな、せっかくスイートなのに
   入り口で盛んのもったいねぇな。


[ よっこらせ、とわざと聞こえるように口にして
ひょいと海斗を抱え上げる。
小さな頃のような抱っこはさすがに出来なくて、
いわゆるお姫様抱っこ、というやつで。 

暴れたら落とすぞ、と笑いながら、 ]


   軽いなぁ、ちゃんと飯食ってんのかよ。
   ……あ、ソファでいいの?ベッドじゃなくて?


[ と、後半部分はそっと耳元で付け足した。 ]
 
(-138) 2021/07/04(Sun) 7:02:36

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗


[ まだ、一日は長い。
海斗の望むほうへそのまま運んで、
大切なものを扱う手つきでそっと下ろせば、
ふわと笑んで。
そこがどこでも、とにかく彼の隣に座って。 ]


   さて、お兄ちゃんとりあえず海斗に
   聞きたいんだけど、

   俺のこともらってくれる俺の可愛い弟が
   男いけるなんて知らなくて
   お兄ちゃん今幸せでてんぱってて
   もうどうにかなりそうなんですけど

   ─── どうすれば喜んでくれる?

 
(-139) 2021/07/04(Sun) 7:04:35

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗


[ プライベートには踏み込んでこなかった。
なにより嫌がることだと思っていたし、
知ったところでどうにもならないことだと
思っていたから。

モテる奴だとはなんとなく知っていた。
正直女の影が見えることもあった。

だから、数年ぶりにこうして向かい合えた今
聞きたいことがたくさんある。

早く、早くと焦れる腹の底を叱咤して。 ]*
 
(-140) 2021/07/04(Sun) 7:05:29

【独】 木峰 夏生

/*
とりあえず海斗は可愛いんだけどお兄ちゃん時々変態になってて頭を抱えてる
(-141) 2021/07/04(Sun) 7:58:03

【独】 木峰 夏生

/*
タイガさんとちゆちゃんがもうぐっさぐっさ刺さる……

わたしもおもってた、あんなに人前で怒ったりしないって
わたしならもっと優しいおかあさんになれるって


いまは…叱る前に家の窓を閉めるくらいには()
(-142) 2021/07/04(Sun) 8:00:19

【独】 木峰 夏生

/*
母親、って生き物にかわっていく
必要に駆られて、かわりたくなくても
女でなくなっていくことを、自分が一番わかってて、恐れてて、旦那はわかってくれていると、理解してくれてると、勝手に思ってて

だからタイガさんの気持ちもとてもわかるの
うちの旦那かな???っておもったから
(-143) 2021/07/04(Sun) 8:03:41

【独】 木峰 夏生

/*
お兄ちゃん炸裂しちゃう
(-157) 2021/07/04(Sun) 9:15:37

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗


[ 腕の中の宝物は、今まで経験した
羽のような感触の女とはやっぱり違って。
軽い、とは言ったけれどそれなりに
ちゃんと筋肉の重みがある。

まだ、なんて言いかけて慌てて止めて
赤に染まった頬を首に埋められたりしたら、
お兄ちゃんの貞操観念とか社会的地位とか
親指の爪程残った理性とか、
全部弾けて飛んで見事な花火が上がってしまうので
ほんとに勘弁していただきたい。

問答無用でベッドに連れて行って
そのまま食らいついてしまいたい、と
湧き上がる欲望を頭の中で押さえ込むには
般若心経でも唱えないと。 ]
 
(-172) 2021/07/04(Sun) 17:18:14

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗



   そうだな、まだ、
   シャワーも浴びてねぇもんな。


[ そう、にっこり返すだけにして、
短い後ろ髪を引かれながらソファにそっと
海斗を下ろした。

染まったままの頬、照れて彷徨う視線。
それをわざとらしくめんどくさそうな顔で
隠そうと、してて、


───、だめだ、可愛い……


ちょっとくらりと目が眩んで、立ち上がる。
ミニキッチンスペースへ向かって
小さな冷蔵庫の扉を開けて、大きく息を吐いた。

心頭滅却。


顔をあげて、ミネラルウォーターのペットボトルを
二本手にしてソファへ戻った。 ]
 
(-173) 2021/07/04(Sun) 17:19:53

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗


[ ほい、と渡して、俺もキャップを捻る。
そのまま口にすれば、知らないうちに
からからだった口内に冷たい水が心地良い。

個人の自由、なんて言葉にぶは、と吹き出して、 ]


   よかったよ、心の広い弟で。


[ とまた水を一口、飲み込んだ。
嬉しそうな声色に、こちらも表情を綻ばせて。 ]



   ……そうだな、お前のもんだよ、

   お前が生まれてからさ
   ずっとお前のもんだったんだよ 

 
(-174) 2021/07/04(Sun) 17:21:29

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗


[ 自惚れでなければほんの少しだけ、
質の変わった声に、気づかれないように
眉を動かして答える。 ]


   特定の人を作ったことはねぇな。
   こんな気持ち自覚してて、相手にも悪いだろ。
   ついでに絶対気づかれないように、
   ちょいちょい遊んでは、いた。


[ だってお前、どう考えてもまずいだろ、と
大袈裟に顔を顰めて笑う。

肩が、触れた。
睫毛が触れそうに、近づいた唇が挑戦的に嗤う。

一瞬、息を呑んで、目を見開いて。
それからにや、とこちらも口元を歪ませた。 ]


   聞きてぇってんなら、言うけど、


[ す、と顔を動かして、耳に口付ける。
耳朶を優しく食んで、そのまま耳元で囁いた。 ]
 
(-175) 2021/07/04(Sun) 17:23:31

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗



   こんなきれーな耳に、聞かせていいのかね。

   倫理的にどうかしてる想いを忘れようとして、
   ノーマルからアブノーマルまでなんでもあるぞ。
   ドス黒くて、どろどろして汚ねぇ話もあるし
   お兄ちゃん背徳感で死にそう。


[ くすくす笑って、つうと舌を耳に沿わせた。]
 
(-176) 2021/07/04(Sun) 17:24:41

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗


[ 甘く掠れた声が、直接脳を掴んで嬲る。
こくりと唾液を飲み込む音が頭に響いて。 ]


   ─── どこでそんな煽るようなこと、
   覚えてきたんですか俺の可愛い弟は。


[ ぞくぞくと、腹の底から込み上げる熱。
ジャケットを脱いでぽいと放り投げ、
ソファから降りてこれまた高級そうな絨毯に膝をつく。]


   じゃー、お言葉に甘えて頑張って
   探させてもらおうかな。
   ……見つけられるといいんだけど、

   惚れた奴とこういうことするの、初めてだから。



[ 下から、隠しきれない熱を携えた瞳で
海斗を見上げた。
その手を掬い上げて掌に口付けて、
そのまま人差し指を口に含もうか。
ねっとりと舌を纏わせて、
拒まれないなら口淫を思わせるような動きで、
じっとりと愛でて。 ]**
 
(-177) 2021/07/04(Sun) 17:26:40

【独】 木峰 夏生

/*
ん゛ん゛ん゛ん゛

……あれまって?ぼく左のはずでは…??
(-186) 2021/07/04(Sun) 18:54:56

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗


[ 俺は一応お兄ちゃんなわけで
あなたより七年長く生きているわけで

余裕があるふりをするのは
かっこいい兄貴でいたいと願っているだけ。
好きなやつの前でほんとに余裕な顔できる人間なんて
居ないと思う。

だから今の状況を、夢かなと頬抓ってるなんて、
そんな無自覚天使を目の当たりにしなくて良かった。

少しだけ長く生きて積んできたそれなりの
キャリアとアドバンテージとかが音もなく溶けて
流れて、その中にサムズアップしながら
沈んでったに違いないから。
 ]
 
(-210) 2021/07/05(Mon) 6:28:26

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗


[ 自分から誘ってきたくせに、耳を食めば存外
可愛い反応が返ってきて思わず笑んだ。

身を捩り、肩が震えて、それでもまだ煽ってくる。
顎に擦り寄せる頬は、気まぐれな猫を思わせる。
媚びない、簡単には撫でさせてくれない、
したけりゃさせてやるよ、とでも言いたげに
愉しそうな声がお返しとばかりに耳元で囁かれて、
下半身にどく、と血液が集まるのがわかる。 ]


   べつに海斗に惚れてんのは、恥ずかしい
   ことじゃねぇもん。
   ちょっと世間の常識から逸脱しているだけで。
 
(-211) 2021/07/05(Mon) 6:30:54
 




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