06:24:27

人狼物語 三日月国


131 蕐の残香、追憶のブーケトス

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【秘】 イングラハム → アンネロズ



   そう囁いて。
   首筋に咲いた花を指先でなぞりながら
   鼻先をアンネにすりつける。

   僕のことを忘れないように。
   いいや、違う。

   僕が君を忘れてしまわないように。
   入念に、僕の身体に、君を刷り込む。


   けれど求めるだけは物寂しいから
   アンネが求めてくれれば喜んで受け入れるのだ。


(-65) 2022/02/22(Tue) 6:53:13

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   けれどそんな僕も君にはお見通しなのかな。

   僕が何も言わずに受け入れると
   そんなこと、まるで知っていると言いたげに
   僕の首筋に冷たい感触が訪れて。

   受け入れる所か、むしろ求めようと
   君の唇が届くように身を少し屈めだってするさ。

   
   心地よくて思わず微笑んでしまう僕は
   君の甘い誘いがあれば、花の蜜を求める蝶のように
   君の口元の薄紅を塞ごうとする。


(-66) 2022/02/22(Tue) 6:54:53

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   君が冷たくなってしまった日
   病室でのあの別れを思い出す。

   あの時も僕は君に口付けをして
   情けない姿だって晒してしまった。
   結局あの日が僕にとって逃れようのない真実だと
   頭では分かっているのに。

   君が今傍にいてくれる、ただそれだけが
   僕の瞼を頑なに閉じてしまうんだ。



(-67) 2022/02/22(Tue) 6:55:49

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   僕からか、君からか
   もう両手の指に数えられないほどに
   繰り返される口付け。

   けれどこの姿勢はアンネが辛くなりそうだから


    「アンネ.......こっち、おいで。」



   そう言って僕は彼女の手を引くとベッドに座り
   自身の膝の上にアンネを座らせると
   さっきの続き、いや、それよりも深く
   君に口付けを落としていく。


(-68) 2022/02/22(Tue) 6:57:58

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   溶け合い重ね合う時の中で
   噎せ返るような僕の熱い吐息が
   そのまま君の口の中へと溶け込んで
   唇の重ね合いは次第に、その奥へと進む。


   唾液が混ざろうとも、舌先が重なろうとも



   二度と忘れられないように
   しつこいくらいに僕は君を求めてしまう。
   もしも君が苦しそうにすれば一度顔を離して
   照れたように笑って見せたりもしただろう。


(-69) 2022/02/22(Tue) 6:59:05

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   時間を数えることをやめるほどに
   アンネと口付けをかわしてもまだ
   君が欲しくてたまらなくて。



    「 はぁ.........アンネ.........」



   熱でクラクラとしながら
   君への愛おしさを隠すこともせずに。

   僕は君の服を指先でなぞりながら
   そのまま中へと忍ばせて指先で君の肌へ触れると。
   

(-70) 2022/02/22(Tue) 6:59:37

【秘】 イングラハム → アンネロズ




    互いの吐息の音に混ざって
    一度部屋に響くのは金具の音。


    アンネの身に付けていた服の中で
    下着が外される音が、V続きVの始まりを告げる。*




(-72) 2022/02/22(Tue) 7:00:32

【独】 イングラハム

/* この手のロルを書くのが下手なのでアリスさんを幻滅させてないか心配です!!!
(-71) 2022/02/22(Tue) 7:01:16

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   不安げに僕の膝に乗るアンネは
   想像していた以上に軽い。
   その華奢な身体は病気との戦いを
   強く物語っているようにも思えて。

   膝に乗るアンネに僕は


    「大丈夫。むしろ軽いくらいだ。」


   そう微笑んで君の頭を撫でる。
   それはなんの気休めになるかも分からない
   労いでしかないのかもしれないけれど
   今僕に出来るのはこれくらいだから...。



(-84) 2022/02/22(Tue) 22:07:15

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   アンネのためだなんだと言いながら
   僕は結局自分の寂しさを埋めるために
   こうしてアンネに触れている。

   僕の方が数年長く生きているというのに
   君の前では僕もあの頃のままみたいだ。


   考えてはいけない。
   それでも事実は公然たるもの。

   僕を憂いてくれる君と
   自分の事しか考えられない僕は
   果たして、釣り合っていると言えるのだろうか。



(-85) 2022/02/22(Tue) 22:07:48

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   君と口付けを重ねながら目を閉じる。

   君の幸せを唄う微笑みが嬉しくて、愛おしくて
   それでいて、少しだけ、怖かったから。


   甘えるように僕に寄り添ってくれる君と
   いつか別れてしまうとわかっていながら
   こんな風に愛し合うだなんて。

   まるで君を騙しているような気持ちになるんだ。


(-86) 2022/02/22(Tue) 22:10:42

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   それでもこの手を、身体を、止められない
   つまりそういうことだ。これが.....僕の答えだ。



(-87) 2022/02/22(Tue) 22:11:38

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   下着の外れる音が聞こえれば
   アンネが妖艶な姿で僕を誘うように見つめる。
   無意識か、意識的にか、そんな事は些細な問題で
   僕は一度顔と手を離すと、
   じっとアンネの姿を見つめ返す。

   この服は昔アンネが僕に見せてくれたものだ。
   僕に喜んで欲しいと、健気な様子で
   僕の前で可愛くあろうとしてくれたアンネの姿が
   鮮明な記憶として蘇って。



(-88) 2022/02/22(Tue) 22:12:00

【秘】 イングラハム → アンネロズ



     「今日のアンネは、
         いつも以上に可愛いよ。」



(-89) 2022/02/22(Tue) 22:13:08

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   いつかの君の弛まぬ努力に報いるように
   僕は素直な感想を告げる。

   そしてアンネに触れようとした指先を
   一瞬だけ止めると。


   「アンネが折角着てくれたのに
    直ぐに脱がせてしまうのは...勿体ないな。」


   そんなわがままを言いながら再び
   アンネの素肌へと指先を伸ばして
   その可愛らしい服の中をまさぐるように
   身体の線をなぞる。

   下着に遮られることも無くなった手は
   もう抑えなんて効きそうになかった。


(-90) 2022/02/22(Tue) 22:13:43

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   生まれたままの姿のアンネを見たい。
   でも、僕のために選んでくれたその服で
   他の人見せないような姿を見せて欲しい。


   矛盾する葛藤に思考を奪われながら
   アンネのワンピースのファスナーを下ろすと
   自由になった二つの膨らみをはだけさせる。

   胸の下まで半端に脱がせてしまったその姿は
   裸よりも艶やかに見えるものだ。


(-91) 2022/02/22(Tue) 22:14:49

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   とはいえ見るのも初めてで、
   しかもこれから触ろうというのだから
   多少の緊張はしてしまう。

   けれどそんな緊張は、服がはだけると同時に
   どこかへと消えてしまったけど。


   それからアンネが倒れないように気をつけながら
   僕はその膨らみを手のひらで包み込んで。
   アンネの弱い所を、探し始めて。


(-92) 2022/02/22(Tue) 22:18:57

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   「こっち、向いて?」



   そう言って君の唇を奪いながら
   僕はアンネの敏感な場所を優しく責め立てる。

   さっきも聞こえた君の嬌声をもっと聞きたくて
   少しづつ、遠慮という言葉が消えていくようだった。*


(-93) 2022/02/22(Tue) 22:20:34

【独】 イングラハム

/* ミスタードーナツでブックカバーに隠れた『おんなのこの服の脱がせ方』を熟読している僕に死角はない、故に自信はない。
(-95) 2022/02/22(Tue) 22:40:24

【独】 イングラハム

/* アンネちゃん可愛すぎて一生異世界いてーーー(((
(-96) 2022/02/22(Tue) 22:41:06

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   「こんな時だからね
    少しは格好つけとかないとさ。」


(-108) 2022/02/23(Wed) 2:08:41

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   アンネの言う通り、今だって顔は紅くなる
   けれど昔みたいに狼狽えたりしないのは
   君を不安にさせたくなかったから。

   その結果、別の意味でアンネに
   不安を抱かせてしまったわけだけど。


   跳ねる身体がどこかへ行かぬように支えて
   君の反応を伺いながら、僕は君の言葉を噛み締めると
   その度に君がまたひとつ愛おしくなっていく。


(-109) 2022/02/23(Wed) 2:09:33

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   それでも昂る情熱は留まる所を知らずに
   脱がないと、と戸惑うアンネに

    「このまましたいって言ったら、怒る?」


   と、素直な気持ちを口にするのは
   それだけ僕に余裕がないという証拠だ。



(-110) 2022/02/23(Wed) 2:10:13

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   窓から通る太陽がアンネの姿は
   本当に絵になるくらい美しい。


   その姿を前にして何が不満と言うのか。
   むしろ、僕でいいのかと不安になるくらいなのに。

   そんな僕の気持ちを知ってか知らずか
   アンネの華奢な身体を愛していると
   途切れ途切れな吐息混じりの声で
   僕の過去の経験のことを聞かれる。

   それはまるで僕に対する独占欲で
   もしもそこまで本気になってくれるなら
   こんなに嬉しいことは無い。

   僕は思わずくすりと微笑んで。


(-111) 2022/02/23(Wed) 2:12:17

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   「アンネが初めてだよ。

      僕が触れたい女の子は、君一人だけだ。」



(-112) 2022/02/23(Wed) 2:12:57

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   そう言うと、僕は膨らみの先端を指先で転がす。
   アンネは素直に反応してくれるから
   そのおかげで、僕でも君の弱い所が分かるから。


    「声を聞きたいのも、君だけ。
     傍に居てほしいのも、君だけさ。」



   何度も責め立てた後、身をかがめると
   僕はその膨らみに優しく口付けを落として
   その先端を唇で甘噛みする。


(-113) 2022/02/23(Wed) 2:14:54

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   その嬌声は麻薬のようで
   君が放つその香りは媚薬のよう。

   だから君がどんなに抗議をしたって
   止めたりなんかしないし、出来ない。



(-114) 2022/02/23(Wed) 2:15:21

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   時間を数えるのをやめた頃
   身をよじるアンネが僕のタイを掴む

   引っ張られるような感覚は、
   それだけアンネが僕を感じてくれていると
   むしろ嬉しいものだったのだけれど。

   アンネが不安そうにしていものだから
   大丈夫と答える代わりに僕はその頬を優しく撫でる。
   するとアンネから予想していない提案をされて
   僕は少し驚きながらも首を縦に振る。

   その表情はまるでイタズラをしたがる子のようで
   不思議と、引き込まれてしまう。

   君が僕に執着してくれるなら、
   こんなに嬉しいことは無いのだから。



(-115) 2022/02/23(Wed) 2:21:47

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   そうしてお互い上は晒してしまい
   触れ合う時間も続く。

   アンネが何か願い事を言うのなら
   もちろん喜んで受け入れだってしたが
   果たしてどうだったろうか。


   好きな女性に触れるのはそれだけで
   身体を熱く昂らせる魔法なのだから。

   アンネに触れる僕の手は次第に
   情熱的にエスカレートすることにだって
   なってしまうものだ。


(-116) 2022/02/23(Wed) 2:27:07

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   「ちょっと...いい?」


   熱に蕩ける頭で僕は君の名前を呼ぶと
   僕の膝を内股に挟み込む形で
   立ち膝になるようにその身体を抱き上げる。

   ちょうど僕の目線の高さには
   アンネの柔らかな膨らみがあって
   それも勿論恥ずかしくはあったけど

   僕の目線は、その下へと向いた。


(-117) 2022/02/23(Wed) 2:28:14
 




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