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![]() | 【秘】 イングラハム → アンネロズそう囁いて。 首筋に咲いた花を指先でなぞりながら 鼻先をアンネにすりつける。 僕のことを忘れないように。 いいや、違う。 僕が君を忘れてしまわないように。 入念に、僕の身体に、君を刷り込む。 けれど求めるだけは物寂しいから アンネが求めてくれれば喜んで受け入れるのだ。 (-65) 2022/02/22(Tue) 6:53:13 |
![]() | 【秘】 イングラハム → アンネロズけれどそんな僕も君にはお見通しなのかな。 僕が何も言わずに受け入れると そんなこと、まるで知っていると言いたげに 僕の首筋に冷たい感触が訪れて。 受け入れる所か、むしろ求めようと 君の唇が届くように身を少し屈めだってするさ。 心地よくて思わず微笑んでしまう僕は 君の甘い誘いがあれば、花の蜜を求める蝶のように 君の口元の薄紅を塞ごうとする。 (-66) 2022/02/22(Tue) 6:54:53 |
![]() | 【秘】 イングラハム → アンネロズ 君が冷たくなってしまった日 病室でのあの別れを思い出す。 あの時も僕は君に口付けをして 情けない姿だって晒してしまった。 結局あの日が僕にとって逃れようのない真実だと 頭では分かっているのに。 君が今傍にいてくれる、ただそれだけが 僕の瞼を頑なに閉じてしまうんだ。 (-67) 2022/02/22(Tue) 6:55:49 |
![]() | 【秘】 イングラハム → アンネロズ僕からか、君からか もう両手の指に数えられないほどに 繰り返される口付け。 けれどこの姿勢はアンネが辛くなりそうだから 「アンネ.......こっち、おいで。」 そう言って僕は彼女の手を引くとベッドに座り 自身の膝の上にアンネを座らせると さっきの続き、いや、それよりも深く 君に口付けを落としていく。 (-68) 2022/02/22(Tue) 6:57:58 |
![]() | 【秘】 イングラハム → アンネロズ溶け合い重ね合う時の中で 噎せ返るような僕の熱い吐息が そのまま君の口の中へと溶け込んで 唇の重ね合いは次第に、その奥へと進む。 唾液が混ざろうとも、舌先が重なろうとも 二度と忘れられないように しつこいくらいに僕は君を求めてしまう。 もしも君が苦しそうにすれば一度顔を離して 照れたように笑って見せたりもしただろう。 (-69) 2022/02/22(Tue) 6:59:05 |
![]() | 【秘】 イングラハム → アンネロズ時間を数えることをやめるほどに アンネと口付けをかわしてもまだ 君が欲しくてたまらなくて。 「 はぁ.........アンネ.........」 熱でクラクラとしながら 君への愛おしさを隠すこともせずに。 僕は君の服を指先でなぞりながら そのまま中へと忍ばせて指先で君の肌へ触れると。 (-70) 2022/02/22(Tue) 6:59:37 |
![]() | 【秘】 イングラハム → アンネロズ互いの吐息の音に混ざって 一度部屋に響くのは金具の音。 アンネの身に付けていた服の中で 下着が外される音が、V続きVの始まりを告げる。* (-72) 2022/02/22(Tue) 7:00:32 |
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![]() | 【秘】 イングラハム → アンネロズ不安げに僕の膝に乗るアンネは 想像していた以上に軽い。 その華奢な身体は病気との戦いを 強く物語っているようにも思えて。 膝に乗るアンネに僕は 「大丈夫。むしろ軽いくらいだ。」 そう微笑んで君の頭を撫でる。 それはなんの気休めになるかも分からない 労いでしかないのかもしれないけれど 今僕に出来るのはこれくらいだから...。 (-84) 2022/02/22(Tue) 22:07:15 |
![]() | 【秘】 イングラハム → アンネロズアンネのためだなんだと言いながら 僕は結局自分の寂しさを埋めるために こうしてアンネに触れている。 僕の方が数年長く生きているというのに 君の前では僕もあの頃のままみたいだ。 考えてはいけない。 それでも事実は公然たるもの。 僕を憂いてくれる君と 自分の事しか考えられない僕は 果たして、釣り合っていると言えるのだろうか。 (-85) 2022/02/22(Tue) 22:07:48 |
![]() | 【秘】 イングラハム → アンネロズ君と口付けを重ねながら目を閉じる。 君の幸せを唄う微笑みが嬉しくて、愛おしくて それでいて、少しだけ、怖かったから。 甘えるように僕に寄り添ってくれる君と いつか別れてしまうとわかっていながら こんな風に愛し合うだなんて。 まるで君を騙しているような気持ちになるんだ。 (-86) 2022/02/22(Tue) 22:10:42 |
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![]() | 【秘】 イングラハム → アンネロズ下着の外れる音が聞こえれば アンネが妖艶な姿で僕を誘うように見つめる。 無意識か、意識的にか、そんな事は些細な問題で 僕は一度顔と手を離すと、 じっとアンネの姿を見つめ返す。 この服は昔アンネが僕に見せてくれたものだ。 僕に喜んで欲しいと、健気な様子で 僕の前で可愛くあろうとしてくれたアンネの姿が 鮮明な記憶として蘇って。 (-88) 2022/02/22(Tue) 22:12:00 |
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![]() | 【秘】 イングラハム → アンネロズいつかの君の弛まぬ努力に報いるように 僕は素直な感想を告げる。 そしてアンネに触れようとした指先を 一瞬だけ止めると。 「アンネが折角着てくれたのに 直ぐに脱がせてしまうのは...勿体ないな。」 そんなわがままを言いながら再び アンネの素肌へと指先を伸ばして その可愛らしい服の中をまさぐるように 身体の線をなぞる。 下着に遮られることも無くなった手は もう抑えなんて効きそうになかった。 (-90) 2022/02/22(Tue) 22:13:43 |
![]() | 【秘】 イングラハム → アンネロズ 生まれたままの姿のアンネを見たい。 でも、僕のために選んでくれたその服で 他の人見せないような姿を見せて欲しい。 矛盾する葛藤に思考を奪われながら アンネのワンピースのファスナーを下ろすと 自由になった二つの膨らみをはだけさせる。 胸の下まで半端に脱がせてしまったその姿は 裸よりも艶やかに見えるものだ。 (-91) 2022/02/22(Tue) 22:14:49 |
![]() | 【秘】 イングラハム → アンネロズ とはいえ見るのも初めてで、 しかもこれから触ろうというのだから 多少の緊張はしてしまう。 けれどそんな緊張は、服がはだけると同時に どこかへと消えてしまったけど。 それからアンネが倒れないように気をつけながら 僕はその膨らみを手のひらで包み込んで。 アンネの弱い所を、探し始めて。 (-92) 2022/02/22(Tue) 22:18:57 |
![]() | 【秘】 イングラハム → アンネロズ「こっち、向いて?」 そう言って君の唇を奪いながら 僕はアンネの敏感な場所を優しく責め立てる。 さっきも聞こえた君の嬌声をもっと聞きたくて 少しづつ、遠慮という言葉が消えていくようだった。* (-93) 2022/02/22(Tue) 22:20:34 |
![]() | 【独】 イングラハム/* ミスタードーナツでブックカバーに隠れた『おんなのこの服の脱がせ方』を熟読している僕に死角はない、故に自信はない。 (-95) 2022/02/22(Tue) 22:40:24 |
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![]() | 【秘】 イングラハム → アンネロズアンネの言う通り、今だって顔は紅くなる けれど昔みたいに狼狽えたりしないのは 君を不安にさせたくなかったから。 その結果、別の意味でアンネに 不安を抱かせてしまったわけだけど。 跳ねる身体がどこかへ行かぬように支えて 君の反応を伺いながら、僕は君の言葉を噛み締めると その度に君がまたひとつ愛おしくなっていく。 (-109) 2022/02/23(Wed) 2:09:33 |
![]() | 【秘】 イングラハム → アンネロズそれでも昂る情熱は留まる所を知らずに 脱がないと、と戸惑うアンネに 「このまましたいって言ったら、怒る?」 と、素直な気持ちを口にするのは それだけ僕に余裕がないという証拠だ。 (-110) 2022/02/23(Wed) 2:10:13 |
![]() | 【秘】 イングラハム → アンネロズ窓から通る太陽がアンネの姿は 本当に絵になるくらい美しい。 その姿を前にして何が不満と言うのか。 むしろ、僕でいいのかと不安になるくらいなのに。 そんな僕の気持ちを知ってか知らずか アンネの華奢な身体を愛していると 途切れ途切れな吐息混じりの声で 僕の過去の経験のことを聞かれる。 それはまるで僕に対する独占欲で もしもそこまで本気になってくれるなら こんなに嬉しいことは無い。 僕は思わずくすりと微笑んで。 (-111) 2022/02/23(Wed) 2:12:17 |
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![]() | 【秘】 イングラハム → アンネロズそう言うと、僕は膨らみの先端を指先で転がす。 アンネは素直に反応してくれるから そのおかげで、僕でも君の弱い所が分かるから。 「声を聞きたいのも、君だけ。 傍に居てほしいのも、君だけさ。」 何度も責め立てた後、身をかがめると 僕はその膨らみに優しく口付けを落として その先端を唇で甘噛みする。 (-113) 2022/02/23(Wed) 2:14:54 |
![]() | 【秘】 イングラハム → アンネロズ その嬌声は麻薬のようで 君が放つその香りは媚薬のよう。 だから君がどんなに抗議をしたって 止めたりなんかしないし、出来ない。 (-114) 2022/02/23(Wed) 2:15:21 |
![]() | 【秘】 イングラハム → アンネロズ時間を数えるのをやめた頃 身をよじるアンネが僕のタイを掴む 引っ張られるような感覚は、 それだけアンネが僕を感じてくれていると むしろ嬉しいものだったのだけれど。 アンネが不安そうにしていものだから 大丈夫と答える代わりに僕はその頬を優しく撫でる。 するとアンネから予想していない提案をされて 僕は少し驚きながらも首を縦に振る。 その表情はまるでイタズラをしたがる子のようで 不思議と、引き込まれてしまう。 君が僕に執着してくれるなら、 こんなに嬉しいことは無いのだから。 (-115) 2022/02/23(Wed) 2:21:47 |
![]() | 【秘】 イングラハム → アンネロズそうしてお互い上は晒してしまい 触れ合う時間も続く。 アンネが何か願い事を言うのなら もちろん喜んで受け入れだってしたが 果たしてどうだったろうか。 好きな女性に触れるのはそれだけで 身体を熱く昂らせる魔法なのだから。 アンネに触れる僕の手は次第に 情熱的にエスカレートすることにだって なってしまうものだ。 (-116) 2022/02/23(Wed) 2:27:07 |
![]() | 【秘】 イングラハム → アンネロズ「ちょっと...いい?」 熱に蕩ける頭で僕は君の名前を呼ぶと 僕の膝を内股に挟み込む形で 立ち膝になるようにその身体を抱き上げる。 ちょうど僕の目線の高さには アンネの柔らかな膨らみがあって それも勿論恥ずかしくはあったけど 僕の目線は、その下へと向いた。 (-117) 2022/02/23(Wed) 2:28:14 |
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