【秘】 懐疑心 メレフ → 徒然 シトゥラ「面白い部屋でもないぞ」 そう言いながら、椅子に腰かける。 君とはそれなりに距離を保ちながら、クッキーの袋は受け取るだけ受け取った。 「ああ……そうだな、あいつは嫌な顔しそうだ。 ぼくは、 大人も子供も等しく責めるべき だと思っている。悪いことをしているのに変わりはないだろう?区別する必要がどこにあるんだ?」 当然のようにそう答えている。 (-207) 2021/05/27(Thu) 13:46:42 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 懐疑心 メレフ「……大人がなんの目的でみんなを連れて行くのかがわかれば、 メレフは子供を責めなくて済むのか? もし子供側に理由があるのなら、助けたい。 あと半年もせずに卒業してしまうからその前に……何か解決のために少し無茶でもしようと思っているんだ。 メレフにとっての解決はなんになる?」 疑心暗鬼が渦巻いているのが手に取るようにわかってしまう。 全員が全員変わらぬ日常を過ごしたいわけではないと、だからこそ最後の年ぐらいやれることをやりたい。……諍いは見続けたくないのだ (-210) 2021/05/27(Thu) 14:23:03 |
【秘】 懐疑心 メレフ → 徒然 シトゥラ「……関係ない。大人たちの所業を知らずに知っているんだとしても、知らずにいるんだとしても…人道を外れた行為に手を貸す奴を許す義理はない。 奴らに弄ばれて命を断った姉さんのような人がいる限りは……ぼくは、関わったものを許せない。 ……………復讐だよ。姉さんを騙して、追い詰めて、殺したこの場所への」 メレフに、それをやめるという選択肢はもはや取れないのだ。 シトゥラやシェルタンの話を聞いてなお、決意を変える事はない。 「反省の意思があるのなら、捕えるだけで譲歩するつもりはあるけどな」 (-212) 2021/05/27(Thu) 14:47:04 |
【秘】 懐疑心 メレフ → 貪欲 ルヘナ「いい。知りたいやつには話すつもりだったからな」 「……姉さんやぼくがここに入れられたのも親が金を望んだからだ。 入学するだけで大金が入るって言うんだからな。 ……おかしいだろ?頭がいいわけでもない、ろくでもない親から生まれた子供に"入ってください"って頼まれてるようなもんだ。治療のためだとしたってそうだ」 何のために作られているか、なんて知る由もないけれど。 ろくでもない施設に集められたことだけは嫌でもわかってしまって。 「そうだな。調査を続けている。 人手はいくらあっても多すぎるって事はない。シェルタン辺りも探ってるだろうよ」 (-216) 2021/05/27(Thu) 15:03:00 |
【秘】 貪欲 ルヘナ → 懐疑心 メレフ「金と引き換えに子供を連れて行く、か。 人身売買に近い、いや……人身売買そのものか。真っ黒だな」 自分が知り得ないだけで彼らも金を受け取っているのだろうな。 もうすっかり興味をなくし、顔も声も忘れた誰かを思う。 「そうなると厄介だ、根本的な解決は困難だと言えるだろう。 相手の規模は分からないが大きい事だけは分かっている、 現段階で調査を行っているのはごく少数、 ……ふむ。メレフ、その調査に俺も加わっていいか?」 静かに手を挙げて進言する。 「俺は食や睡眠がなくても動けるし、『知る能力』に秀でている。 自分でいうのもアレだが調査の時間は誰よりも作れるはずだ」 (-228) 2021/05/27(Thu) 16:12:26 |
【秘】 懐疑心 メレフ → 小さな サルガス「……そうだな。 お前はヘイズが帰ってきたときに安心させられるように、何か考えておいてやるといいかもな。 他の奴らは、自分で面倒みられるだろ」 少しだけ爽やかな、温かいそれに胸がいっぱいになるような感覚。 久しく感じていなかったような気すらする。 「ああ、不思議とな。……こういう使い方もあるんだな。 ぼくは飲み物にも頓着がないから知らなかった。 ……慣れる練習、か。検討くらいはしておく。 弱点は少ないに越したことはないからな」 この環境が変われば、多少は良くなるのだろうか。 小さい頃から付き合ってきた症状なので、今からどういった対処を取ればいいのかも分からない。 覗き込まれるのに気が付くと、少しだけ居心地が悪そうに 視線を逸らした。 (-231) 2021/05/27(Thu) 16:50:50 |
【秘】 小さな サルガス → 懐疑心 メレフ「さいきんは、薬草や自然のものばかりをおいしゃさんがつかうわけじゃないらしいから、 こういうのはあんまり注目してもらえないみたいだけど……でも、いいものだよ。 自然のちからってすごいんだなあっておもうもの。ぼくも、べんきょう中」 その割に花摘んでは食べたりしてるけど。薬草やらは一度は試してみているらしい。 甘いシロップの中に草木の風味と花の優しい口当たりがとけて、それがふわりと湯気になって鼻を通り、喉を潤す。 「……ぼくは、それを根本的にかいけつできるわけじゃないだろうから。 あんまり不用意にあれこれって、きくべきじゃないだろうなっておもってて。むりにはなしてくれなくていいけど。 でも、ほら、いやなさわられかたしてもぐって押し返すだけで済ませられるくらいになったら……。 ……あ。でも、相手がなにかするかもしれないとおもったらやっぱり不安かな」 どうにか、今できることを。 自分が いなくなってしまう前に何かできることはないか。少しばかりいつもよりも押し付けがましくてお節介で、愚かしいほど必死に考えているようで。 → (-238) 2021/05/27(Thu) 18:29:39 |
【秘】 小さな サルガス → 懐疑心 メレフ「たとえばーーほら」 椅子を横にずらして机の向こうからとびだして、真正面を向いて座り直す。 それから、まだまだ出番の来ないだろう薄手のえりまきを手に取ると、 それで、自分の目元をすっかりと覆い隠して、結んでしまった。 「こんなかんじ! これなら、ぼくからは何もできないから、あんしんでしょう」 無邪気に両腕をあげて、自分の考えた成果を発表する。 (-239) 2021/05/27(Thu) 18:32:52 |
メレフは、平然とした顔で答える。 (a134) 2021/05/27(Thu) 19:33:27 |
【秘】 懐疑心 メレフ → 渇愛 シェルタン/* ごきげんよう!秘話前の時空ということですし、ちょっと辛辣気味に返しておりますわ! お好きに料理していただいて結構でしてよ! (-241) 2021/05/27(Thu) 19:55:44 |
【秘】 渇愛 シェルタン → 懐疑心 メレフ「オレは誰かさんとは違って危ないことはしないよ」 そう言い、だが、安堵したように笑う。 「まあ。そうだな、 体力があるとはいえ荒ごとは得意ってわけでもないし、 その辺りは……任せる」 病気の話を聞けば、意外そうに目を丸くして。 「え、病気でもなかったのに誰にも知らせなかったんだ。 ……いや、でも、そういうこともあるよな。 ん。そっちもあまり心配しないでおくよ」 (-242) 2021/05/27(Thu) 19:59:09 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 懐疑心 メレフ「……、メレフ。 ………なんでお姉さんは死んだ?」 こぼれたのは憐れみの言葉ではなかった。 感情のこもっていない無機質な言葉。 少なくとも対立している思想の中に理由を求めている。 「辛く、寂しい思いをして彼女が亡くなったのなら…… それは誰のせい? 弄んだ? そんなつもりは無いんじゃないかな。 大人にとって必要なことで、子供は連れて行かれるべきだった。 結果、耐えきれない何かがあったのか……思いもしない事故が起きた。 そうじゃない証拠はどこにあるんだ?」 (-249) 2021/05/27(Thu) 20:33:50 |
【人】 懐疑心 メレフ>>177 >>178 >>179 深夜の森 「……ああ、サルガスの事は頼んだ。サルガス、お前が誰かと行動することで何か言ってくる奴の事は気にするな。 お前の―――好きな奴らは、迷惑に思ったりしないはずだ」 目は向けないまま、言葉だけを投げかけて。 いつもよりも、少しだけ柔らかい声。 「それに、3人で行動なんかしちゃいない。ぼくは―――あ? ふざけるなよ。誰があんな奴らと手を組むものか。 大体、昨日までいた奴のこと忘れた頭で裏切者探しなんかしてる方がおかしいだろうが。いなくなった奴はどうでもいいっていうのか? とんでもねえ思考した偽善者か―――ああ、お前が 内通してる裏切者 なのか?」憎々しげに吐き捨て、自分より少しだけ高い位置にある顔を睨むように見る。 (183) 2021/05/27(Thu) 20:43:25 |
メレフは、続く言葉を、黙って聞いている。 (a140) 2021/05/27(Thu) 21:09:47 |
【置】 懐疑心 メレフ「どうでもいい…連れて行かれたやつが、どうだっていいなら… 姉さんも、同じように思われてたのか……?」 マフラーを強く握り、目を瞑る。 そろそろ、森から出たほうがいいだろうかと、足を踏み出してーーー そのまま、ずる、ずると 座り込み。 「……ッ、ぐ ぇ」 這った先の、茂みで、えづく。 昼も夜も 、中身を全て吐き出していて、出てくるものといえば胃液ばかりだ。鼻の奥が、ツンと痛む。 落ち着くまで、しばらくうずくまったままでいただろう。 (L21) 2021/05/27(Thu) 21:41:00 公開: 2021/05/27(Thu) 21:45:00 |
【秘】 懐疑心 メレフ → 徒然 シトゥラ「……お前」 「姉さんは……姉さんは、大人にめちゃくちゃにされて…友人に裏切られて、絶望して死んだ!! 姉さんが手紙で、事実を連ねて……その後、死亡報告が届いたんだ!!それが証拠じゃないっていうなら……何が証拠になるっていうんだ……!! お前が、姉さんの死を、苦しみを、なかったことにする権利なんてない……!!」 シトゥラの服に掴みかかって、ぐ、と込み上げる吐き気を抑えるように唇を噛み 見えない目を見上げにらみつける。 (-278) 2021/05/27(Thu) 22:51:01 |
【置】 空仰ぎ メレフ「…………」 次の夜、森に立てられた看板の前で立ち尽くしている。 屋上に行く気にもなれず、ただ空を見上げていた。 星は―――見えない。 (L31) 2021/05/27(Thu) 23:01:32 公開: 2021/05/27(Thu) 23:05:00 |
【秘】 空仰ぎ メレフ → 貪欲 ルヘナ「それに関しては間違いない。 ぼくの両親―――だったやつらに姉さんの訃報が届いた時、金が入らなくなるって嘆いてたからな」 「調査に加わる事自体は構わない。……願ってもないことだ。 尻尾を掴んで、壊滅させて、こんなろくでもないところからさっさと出て行きたいしな」 無論、ルヘナ自体が裏切者でない確証もないのだけれど。 その時はその時で、目の届く範囲に置けるならいいと思った。 「その………………知る能力っていうのは、何か特別なものなのか?」 (-285) 2021/05/27(Thu) 23:27:54 |
【人】 空仰ぎ メレフ「……星が見えないと、落ち着かないな。 そろそろ、大三角形が見える頃だっていうのに」 薄く雲のかかった空を見上げて、ぽつりとつぶやいて。 (218) 2021/05/27(Thu) 23:30:41 |
【秘】 空仰ぎ メレフ → 渇愛 シェルタン「何だよそれ。ま、それならいいけど」 「おう、体力はないけど叩けば弱るだろ。任せとけよ」 何も安心できない。野放しにしない方がいいのではないか? 「知らせて弱みになったら困るだろ。今はストレスが凄いだけだ、そのうち―――まあ、良くはなる」 心配しないでおく、と言葉が返ってくると 「おう」と満足そうに返事をした。 「じゃあ……そろそろ戻る。他には何もないだろ?」 (-291) 2021/05/27(Thu) 23:47:26 |
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