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人狼物語 三日月国


132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 普通 ナツメ

>>薬局

 ぐ、と目の奥に力をこめる。

「……今日も、用意するから。
 あとで、行きましょう」

 取り残してしまう少年の様子をすこし、気にしたけれど。
 声をかける余裕は残されていなくて、
 少女は怪我人を寮の中、医務室へ運び込んだ。

 おろおろと拙い指示で、おぼつかない手つきで。
 どうしよう、と背の高い手伝いをたびたび見上げつつ。
(0) 2022/03/01(Tue) 21:04:56

【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ

 目を細めて、頭をさするあなたの手を受け入れる。
 ふふふ、と楽しげな声が喉から漏れた。

 けれど、あなたの相談ごと。
 その表情が徐々に曇っていって、隠すこともできず。
 うーん……と唸って、

「だめ……ではないですけど……」

 ぎゅう、と抱きしめる。
 あなたの耳元でぽそりと呟いた。

「……こわい、です」


 明日もこのままのふたりでいたいな、と思って。
 少女は思ったままのそれを、声に出した。

/*
うわ〜〜〜〜!!!ごめんなさい!
お昼ごろに送ったと思い込んでいてKONOZAMA!!!大変…お待たせしました…!
(-3) 2022/03/01(Tue) 21:16:58

【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ

「………………じゃあ今日は選びます。
 決める為に。生き残るために。
 何よりナツメさんを怖がらせたくないですから」

昨日も同じ思いをさせたんでしょうか。
カフェで頷いたのも無理をさせていたのでしょうか。
陰った表情と抱きしめる腕が包み隠さない想いを教えてくれました。

「そうなると選択肢は多くありませんし……それなら安心してくれますか?」

言葉だけでは足りないかと、撫でる手をそのまま回して抱きしめました。
私は何処にも行きませんよ。
そんな気持ちが伝わりますように。

/* とりあえず今日の投票はこんな感じになったのでゆっくり…ゆっくり…
(-12) 2022/03/01(Tue) 22:06:14

【人】 普通 ナツメ

>>医務室

 寮の中にある医務室。
 怪我人を運び込んで、できる処置をしてベッドに寝かせて。
 
(思えば、薬局の近くに病院でもぽんと出してみればよかったのだけど。)


「あとは……熱。
 出るんだっけ、えっと……」

 薬局まで走ってこようか?
 そう首を傾げ、先ほどまでいた場所をぼんやり思い出……
 
……あれ、アクタくんと……遺体、置いてきちゃっ……


「――――ひゃ、」

 急に背後に現れた、メイサイ後輩に驚いた。
(2) 2022/03/01(Tue) 22:10:27

【秘】 普通 ナツメ → 医者の息子 カイ

 テキストメッセージ。

『血がたくさん出たときって、どうしたらいい?』
(-13) 2022/03/01(Tue) 22:15:11

【秘】 普通 ナツメ → 演劇 アクタ

/*
こんばんは!死にたくないです!!

薬局の流れ、最終的にはエノさんをアクタくんに運んでもらおうかなと考えてたのですが、
場の流れと焦りで結果こうなり……横入りした形になり、非常に申し訳なく……すみません……。
ここからどうしよう!?とちょっと混乱中なので、一度相談したくて、ご連絡しました……
(-16) 2022/03/01(Tue) 22:40:57

【秘】 医者の息子 カイ → 普通 ナツメ

『急に何。どういう状況?』

『止まってんならもう安静にするしかない』
『止血はしたのか?』
『今も血出てんなら止まるまで強く押さえてるしかない』


『そもそもここVRだろ……錯覚で死ぬようなとこだろ?』
『本人次第としか言いようがない』

まばらにとどくテキストメッセージ。
(-17) 2022/03/01(Tue) 22:50:21

【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ

 こくん。
 ちいさく頷くと、顔の横でさらりと髪がこすれる。

「ありがとう、ございます」

 ちくりと胸を刺した罪悪感を抱えたまま、抱きしめあって。
 温もりに包まれたまま、ぽそぽそと話をする。

「……選ぶの。迷ったら、話、聞きます。
 聞くくらいしかできないけど……」
 

それで、やっぱり自分にします、と言われても。
今度はもう、聞くくらいしかできないかもだけど。
そうならないでほしいから、そのことは内緒にした。
(-18) 2022/03/01(Tue) 23:10:54

【秘】 演劇 アクタ → 普通 ナツメ

/* お気遣いありがとうございます!綺麗な臓器です!
そうだったんですね……此方は横入りだなんて思ってませんし、ナツメちゃんが来てくれて嬉しかったです!特に問題ありませんので
引き続きエノくんを介抱してあげて下さい〜……と思っていますが
そちらに向かう事も可能だと思います!何でも対応できます!
死にたくない様のお好きなようになさって欲しいです……!
(-20) 2022/03/01(Tue) 23:21:22

【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ

「その時はお願いしますね」

ハナサキはそう言って身を起こします。
胸を打つは心地よいリズム。
──生きている。20年弱の人生で今更そう思えました。
離れる前に温もりを惜しむようにあなたの髪を撫ぜて。
浮かべるのはほんの少しの期待と不安が織り成すマーブリング。

「最後にこれだけ聞かせてください。
 私はまだナツメさんの味方で居ても良いですか?」

こればかりは自分一人では決められない事だから口にしました。
望まれたならその道を自分なりに歩きたい。
それと同じくらい望んだ道も歩きたいのです。
(-22) 2022/03/01(Tue) 23:44:58

【秘】 普通 ナツメ → 演劇 アクタ

/*
ああ〜〜〜〜っっお優しい ありがとう 後光…

急に引っ掻き回してしまって綺麗な臓器さん困ってたりしないかな…と、
死にたくないはあわあわしていたので、お困りでなければ大丈夫です…!
(何かあったら遠慮なくおっしゃってくださいね…)

P.S.アクタくんが吊られてかなりこころが苦しくなっています
(-23) 2022/03/01(Tue) 23:46:52

【秘】 普通 ナツメ → 医者の息子 カイ

『安静にって、寝かせてるだけじゃだめだよね。』
『血は止まってると思う。
 他の人が止血してくれてた。』

『どうしたらいいかな』
『どうしたら、このまま死んじゃうって錯覚しない?』

 事情の説明は省かれた。
 少女が勝手に口外していいものか、迷ったので。
 
(けれど隣のユスが全体公開していたことに、もうちょっとしてから気がつく。)
 
(-24) 2022/03/01(Tue) 23:52:45
ナツメは、今日は議論へ遠隔参加。やり方はユスくんに教えてもらいます。
(a3) 2022/03/02(Wed) 0:05:15

【神】 普通 ナツメ


 
飲み物は、誰かが用意していなければ会場に無い。

 
(G9) 2022/03/02(Wed) 0:06:14

【人】 普通 ナツメ

>>医務室

「うん、おばけじゃないけど。
 おばけみたいに出てこないで……」

 それからVR常識を再確認したり、
 耳打ちしあっているふたりに首を傾げたり、
 エノの容態をしきりに確認したり、
 合議の様子を自分やユスの端末で見たりしつつ。

「……あ、返事。……安静……?」

 手帳をぺらぺら捲っている。
 医者志望の子とメッセージで連絡を取っているよう。
(3) 2022/03/02(Wed) 0:08:17

【人】 普通 ナツメ

/*
今日は医務室にゆるふわ存在しています。
誰かが来たら、適度に居たり席を外していたりします。

在室/不在は確定ロール歓迎。
各位、そのようによろしくお願いします。
(4) 2022/03/02(Wed) 0:09:21

【秘】 演劇 アクタ → 普通 ナツメ

/* 村は一度きり!やりたい事やりましょう〜!
ナツメちゃんに何が起こっていたのかは存じませんので
好きにして下さるのが私としても嬉しいです〜
また何か気になる事がありましたらお声掛けください!対応させていただきます!
これからもナツメPL様の良い裁判ライフを祈っております〜!
(-28) 2022/03/02(Wed) 0:11:44

【独】 普通 ナツメ

/* >>4
あっ(こういうときのメモだったな〜〜〜〜と気がついた顔)

メモ使ってロールするからそんなことになるんですよ、反省してください はい
(-27) 2022/03/02(Wed) 0:13:09

【秘】 普通 ナツメ → 演劇 アクタ

/*
はい!お返事ありがとうございました、お騒がせしました…!
よりよい裁判ライフのため邁進してまいります…。ありがとうございました!
(-30) 2022/03/02(Wed) 0:26:47

【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ

合議がおわってすぐだろうか、あなたのもとに連絡が来る。

『いま、どちらにいますか?
 エノくんの元でしょうか』

『その』

『裁判所ではなく、その場所にいる理由を聞いても良いですか?』
(-54) 2022/03/02(Wed) 4:26:17

【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ

 
体温、鼓動、近づいても離れても一つになれないそれは、ちょっと寂しい。
私たちは結局、ひとりぼっちなんだって突きつけるようで。
 

 頭をなでる手を、また、目を細めて受け入れて。
 どこか名残惜しそうな気配を残した少女は、先に起き上がるあなたを見上げて、

「味方よりは、友達がいいなって」

 思います。小さく笑む。
でも。


「友達だから味方するときもあるし、
 友達だから、味方できないこともあるって。
 ……そのくらいじゃ、だめですか?」
 

でも、ひとりぼっちが、ふたりいる。
それでべつにいいんじゃないかなって、思う。
(-73) 2022/03/02(Wed) 10:28:53

【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ

 
 
――――どうしてそんなに、味方にこだわるの。


そんな不躾な問いはまだ、心にしまっておくことにする。
柔らかい土に思えて、踏み荒らすのは躊躇われた。
まだ、なりたての友達だから。
(-74) 2022/03/02(Wed) 10:30:07

【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ

『医務室です。
 イロメキさんが怪我してて、看病?してます。』

 返信のテキスト。
※介抱、が脳内辞書になかった模様。


『私もなんでそうなったのか…
 あまり分かってないんですけど』
『放っておくのは嫌だったから』

『あ、みんな解散してる
 ごめんなさい、参加できなくて…』
(-77) 2022/03/02(Wed) 11:53:01

【人】 普通 ナツメ


>>医務室

「なんで言うの……」

 じと……あっさりばらすあなたを見上げる。
 見てないって言ってたじゃん……。

「あ……気にしないで、メイサイくん。
 呼んでくれてよかったし」
「ユスくんも。ありがとう。……いろいろ」

 出ていくあなたには、またね、と手を振って。
 少女はひとまず、この場に残ることにした。
(8) 2022/03/02(Wed) 12:01:18

【人】 普通 ナツメ

>>6 >>+15
(ツルギくん、ユスくん)


「あ、ツルギくん。お見舞い?」

 入らないの? ひょこ、と顔を出す。
 ちょっと疲れの滲んだ笑顔。

「解散、したんだっけ。
 話し合い。半分くらいしか聞けなくって……」
(9) 2022/03/02(Wed) 12:02:36

【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ

『事情は知らなかったんですか。
 ありがとうございます。
 やっぱり、怪我の原因は気になってしまって』


『あの、おかしな事を聞くんですけど』
『その看病って、怪我をしているから放っておきたくないんですか?』
『彼だから放っておきたくないんですか』

『すごく失礼なこときいてすみません。
 それと、謝らないでください、顔を合わせるのが目的で。
 無事かどうかが、一番気になったので、今は、大丈夫です。
 ナツメさんは怪我をしているわけじゃなくて良かったです』
(-81) 2022/03/02(Wed) 12:10:53

【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ

『ありがとうございます。
 私は大丈夫。フカワくんはどうですか?』

『怪我してるから』『だと思う』
『イロメキさんと話したことなかったし。
 私がいても、今のところ
 できることはあまりないんですけど』
(-101) 2022/03/02(Wed) 14:44:17

【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ

【これは4日目、解散後のメッセージ】


『こんばんは。』
『医務室にいます。』
 
少女もそうなった事情は把握していないが、
今日は怪我をしたエノの介抱をするつもりだと伝えた。
ついでに、『元気ですか?』と、手短に無事を確認できたらやりとりを終える。
(安否確認は3日目、発砲音の後にもあったかも。なかったかも。)
(-102) 2022/03/02(Wed) 14:49:05
ナツメは、ユスに、「おつかれさま」と労いを返した。>>+16
(a10) 2022/03/02(Wed) 14:49:48

【人】 普通 ナツメ

>>10 >>+17

…………言い方……


 それはそうなんだけど、とユスを見上げつつ。
 
様々の積み重ねで、あなたに対しての遠慮が急激に無くなっていってる。
 

 それから、ツルギの方に向き直って。

「べつに嫌とかじゃないし、そもそも、入るのに。
 私の許可とかいらないよ。……むしろ私のほうが―――」

 うん? あなたの様子に、首を傾げた。>>11
(12) 2022/03/02(Wed) 14:52:13
ナツメは、『ヒイチゴさんは死んだ』らしい。そのことは、まだ、誰にも言ってない。
(a11) 2022/03/02(Wed) 14:53:55

ナツメは、
脱……?
(a12) 2022/03/02(Wed) 15:40:04

【人】 普通 ナツメ

>>13 >>+18

「うん、どうぞ。
 ……っていうのも、変だけど」

 私の部屋とかじゃないしね。
 そんなことを言いつつ、医務室の中へ。
 適当な椅子に腰かけた。ベッド脇の椅子は空けている。

 そして、>>a12

「あ、……さ、散歩。いってきます!」

 ピャッと立ってサッとドアの方へ逆戻り。
 かなりすばやい。世界新。パタン、ドアが閉まる音。
 医務室には怪我人と、ふたりが残されることになる。
(14) 2022/03/02(Wed) 15:45:43
ナツメは、ひょこ。「イロメキさんのこと、よろしくね」言って、今度こそ扉を閉めた。
(a13) 2022/03/02(Wed) 15:47:16

【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ

 
その日は一日、できるだけあなたの側にいるつもり。
たぶんときどきは、どこかへ行くし
>>14みたいに)

ずっとそこに居るとは言い切れないと思うけど。

時おり手帳を捲って、誰かと連絡を取り合っていたり。
横たわるあなたを覗き込んで額の汗をそっとぬぐったり、
大丈夫ですよ、とぎこちなく笑いかけたり。
見舞いが途切れた時間、ふと。歌を口ずさんでいたり。

そんな様子で、あなたの側に付き添っていられたら。と、思う。


/*
昨晩は、どたばたしちゃってすみませんでした…!
何か(代わりに動いてほしいこととか、話し相手とか)あったら対応しますので、言ってね…!
というあれを…置いておきます
(-118) 2022/03/02(Wed) 17:03:25

【秘】 医者の息子 カイ → 普通 ナツメ

『プラシーボ効果って知ってるか?』
『これを飲めば病気が絶対治るって言って
 ただの飴をやったのになぜか病状がよくなる効果だ』

『同じようなことしてみれば?』

『本当なら、医者に診せなきゃいけないところだけど』
『ここには医者はないない』

言外に"僕は医者ではない"と主張する。
これ以上僕に聞いてもきっと、役には立たないと。
(-120) 2022/03/02(Wed) 17:35:01

【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメ

きっと最初に目を覚ましたのは、医務室に君しかいない頃。
いつの間にか失っていた意識を取り戻すかのように、瞼が僅かに震えて。
そうして、薄く開かれる。

「………っ。」

眉を顰めたのは、少し灯りが眩しかったから。
ここはどこだと、緩く首を回して………

「………あぁ………。」

目に入ったのは、ちょうど傍にいた君の姿。
まだ視界がぼやけるけど、多分、君だろうなと思った。

「……なんか………歌ってた………?」

だって、声がそうだったから。
体を起こそうとして、そうしたらまだ痛くて。
がくり、とついた手を折って、またベッドに沈んだ。


/*わ〜!お話ししたいけどお出かけしちゃったかな?と思ってたので、嬉しいです!
(-122) 2022/03/02(Wed) 18:19:14

【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ

「ナツメへ。部屋を追い出したようですまないな。一度俺とツルギは部屋の方に戻るから、医務室に戻って寛いでくれて構わない」

貴方が世界新記録を叩き出しながら退室した後、少ししてそんな連絡が飛んでくる。
ただ連絡してみたかっただけともいう。レスに深い意味はないので、よきようにしてほしい。
(-130) 2022/03/02(Wed) 19:40:25

【秘】 普通 ナツメ → 医者の息子 カイ

『プラシーボ』
『聞いたことあるかも。』

 少し間があいて、追加のメッセージ。

『それ、スガワくんがやってくれたりしない?』
(-133) 2022/03/02(Wed) 19:55:12

【秘】 普通 ナツメ → 規律 ユス

『あ、お見舞いはよかった?』
『じゃあ戻るね。ありがとう。』

 通常速度の返信。ぺこりとするうさぎスタンプ。

『あ、落ち着いたらまたどこかで会おう?
 結局、話できてないし…』
(-136) 2022/03/02(Wed) 20:27:35
ナツメは、連絡をもらい、医務室に戻り――――それから、もう少し後。
(a17) 2022/03/02(Wed) 20:28:00

ナツメは、がたっ。目を覚ました人に、話しかけた。
(a18) 2022/03/02(Wed) 20:28:18

【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ

 
古めかしい――音楽の授業で扱うような――唱歌のアルト。
ふつ、と途切れて、


「……あ、」

 がた、ベッド脇の椅子を鳴らして立ち上がる。
 どこにやるでもない両手を胸の前で持て余す時間がわずかに。

「ね、寝てて……!」

 それからあわあわと、焦った声。
 ベッド脇にしゃがんで、あなたの顔を覗き込む。

「……あの、ナツメです。
 寮の、医務室に運びました。……分かりますか?」

/*
わ〜〜!送ってよかった…!よろしくおねがいします!
(-138) 2022/03/02(Wed) 20:31:24

【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ

『ああ。結局話ができてないしな。落ち着いたらまた会って話そう』

 そしてうさぎのスタンプと暫しにらめっこ。前のうさぎのスタンプとは違うものだ。種類、いったいいくつあるんだ……?
 それなりに時間をかけて考えた後、🙆の絵文字だけを送って返事をした。
(-139) 2022/03/02(Wed) 20:31:41

【独】 普通 ナツメ

/*
このわたしはわりとややプレミにプレミを重ねているが、このマーク(/*)がやや解決してくれている
(-140) 2022/03/02(Wed) 20:35:40

【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ

ひとりにひとつのいのち。
それが普通。
──あなたが選んだことでしょう?


「友達ですか?」

きょとんした顔。
何故、いま?そう言いたげな顔。だって。

「友達は────」

助けてなんてくれませんよ。

「だめじゃないです、よ。
 ナツメさんがそれで構わないなら、友達になりましょうか。
 ……なんだか、ちょっとヘンな言い方ですねっ。
 友達はなるものじゃないって、どこかで聞いたような気がします!」

ソファから腰をあげて一礼をしました。

「じゃあ、よろしくお願いします」

この日はそれを合図に別れた事でしょう。
(-141) 2022/03/02(Wed) 20:42:20

【秘】 普通 ナツメ → 規律 ユス

(なんで、絵文字だけちょっと時間差……?)

 メッセージ終了後。少女は不思議がっている。
 スタンプが原因だとは、露ほども思っていないのだった。
(-143) 2022/03/02(Wed) 20:47:06

【秘】 園芸 ハナサキ → 普通 ナツメ

『ナツメさんこっちに来てないから心配しましたよ!
 危ない事があったみたいで、巻き込まれたんじゃないか、とか……
 私は問題ありませんよ!
 後でそちらに顔を出しに行くかもしれません』

いかにもなメッセージが返ってきました。

『くれぐれも無理はしないでくださいね。
 知ってるの人が関わる事件は意識して無くても負担になるんですよ』

だそうです。
(-145) 2022/03/02(Wed) 21:00:30

【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ

 無事でよかったと安堵して、

『ちょっと疲れたかも。
 でも、無理はしてないです。』

 ありがとうのスタンプ。そんな感じの。
 はじめよりすこし、素直寄りのメッセージだった。
(-151) 2022/03/02(Wed) 21:27:53

【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメ

「っつつ…………。」

痛みに顔を顰めて、ベッドに沈む。
そういえば、あの子と殺し合ったんだったっけ。
随分と記憶が曖昧だ。
君の声を聴く。

「……医務室………そう………」
「……ありがとう…他の人にも、伝えておいて……」

多分、君だけで運んだわけではないだろうから。
ぐったり、仰向けになりながらそう告げて。
まだ汗が出る。多分寝てる間もかいてたんだろうな。
背中が気持ち悪い。シャワーを浴びたかった。

「………ずっとここで診てたの………?」
「いくらなんでも、お人好しすぎると思う………」

気だるげな瞳で、君の顔をぼんやり見た。
君の顔を見ると、オレンジジュースが飲みたくなるよ。
(-158) 2022/03/02(Wed) 21:57:20

【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ

「はい。伝えておきます」

 アクタくん、コタくん、メイサイくん、ユスくん。
 関わった4人の名前をあなたに知らせておく。
 それから、ぼんやりとした眼差しを見つめて。

「ん……居ただけです。
 あ、汗、気持ち悪いですよね」

 あなたの額に張りつく前髪に目を止めて立ちあがる。
 ちょっと待ってくださいね。
 小さな流しや電子レンジをぱたぱた行き来して、

「はい。とりあえず、顔だけでも。
 ……拭けそうですか?」

 ほどよく蒸したタオルを差し出した。
 つらそうな様子であれば、少女が代わりに拭います。
(-162) 2022/03/02(Wed) 22:34:09

【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメ

ぼんやりとした意識で、名前を聞いた。
お礼は言わないとな、と思いつつ。
何故助けたのだろう、とも思う。
自分が死ねば、その分誰かが助かるし、それに。
───自分は人を殺しているのに。

「より一層意味が分からないね………」
「放っておいて、良かったのに。」

寝てる横に居るだけって暇そうだな、と思いながら。
タオルを受け取ろうとした手が上手くあがらなくて。

「……拭いてほしい………。」

素直に甘えることとする。
目元を拭かれれば目を細めて、それ以外の時は君を眺めて。

「……君ってさ。」
「…なんでいつも、飲み物を用意するの?」

そんな、何とも突拍子もない質問を投げかけた。
(-174) 2022/03/02(Wed) 23:58:37

【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ

 はい。頷いて引き受け、汗ばんだ顔を拭う。
 あなたの発言の一部を黙殺しつつ、手を動かして。

「うーん……飲み物。いいなと思って」

 目元からタオルを離しながら、質問には答える。
 表裏を逆に畳み直して、首の辺りも、と、そっとタオルを当てながら続きを話した。

「フカワくんかな? 誰かが言ったの、聞いて……
 みんなが真剣なときに、そのこと考えてただけです」

 怖くて、嫌で嫌で仕方がなかった初めの日。
 少女に向き合える“明日”がそれだった、というだけ。
 現実逃避です、と自嘲の笑みを浮かべた。

「みんなみたいに話せる気がしなくて、暇だったから」

 手持ち無沙汰、所在がなかった、ともいう。

「べつに、私。お人好しとか、いい人とかじゃないですよ。
 ……あ、どうですか? だいたい拭けたかな……」
(-178) 2022/03/03(Thu) 1:00:54

【秘】 医者の息子 カイ → 普通 ナツメ

『僕である必要はあるのか』
『君でもいいだろ』

きっと素直に助けたいと思っている人のほうがいい。

『僕は薬と偽って、毒薬でも飲ませるかもしれないからな』
(-181) 2022/03/03(Thu) 3:22:24

【秘】 奇形 メイサイ → 普通 ナツメ

『お疲れさまです。
 明日辺り、気晴らしにでも行きません?』

 多分医務室にいるであろうナツメ先輩にメッセージを送る。
 労うと言っても息抜きに誘うくらいしか出来ないけれども、

『何か広場の辺りに』
『何か……何……?』
『全体がこう、格子で覆われた感じの円形の建物があって』
『ちょっと気になります』
(-188) 2022/03/03(Thu) 9:50:29

【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ

『怪我人が多くて少し驚いています。
 カミクズさんの傷は、みましたが
 何か事件が起きてたなんて信じられなくて。
 血生臭いの経験したことなくて』

『それと寝不足がたたって、気分が少し』

『そう、ですか、誰でも気にしますよ。怪我は』
『誰かがいるだけで安心できることってあり、ます、し。良いことだと思います。
 経緯はわかりませんが、巻き込まれた訳じゃなくて安心しました。
 あまりいい気分ではないと思いますが、無理せず休んでください』
(-190) 2022/03/03(Thu) 10:27:51

【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメ

「うん、ありがとう。」
「結構さっぱりしたかも。」

蒸しタオルで少し拭かれた箇所に温もりが残り、
その温もりで顔が上気する。
タオルが離れた後は外気の冷たさを感じて、
すぐに、少し白いくらいの肌に戻るだろう。

「なるほど、自分の為なんだ。」
「まぁ、仕方ないよね。普通、そうなんだと思う。」

死を受け入れ建設的に話し合う事が普通、だとは思わない。
現にそうだった。
見てきた中
で、ちゃんと話し合いが出来そうな人など指折り数えるほどだった。

「今はどう。」
「昨日、名前を書かれてたよね。」
「やっぱり怖かった?逃げていた現実が付きつけられると。」
「生きたいって、思った?」

それはさながら問診のように。
君の一つ一つを理解せんと、刃を振るうように。
君をじっと見つめて、問いかけた。
(-200) 2022/03/03(Thu) 11:55:23

【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ

『ありがとう。無理はしてないから大丈夫。』

『寝不足はつらいね。フカワくんも休みにきます?
 医務室、ベッドまだあいてるよ。』
『あ、でも気分が落ち着かないかな』

『カミクズさんも怪我?大丈夫かな…』

『あと、ついでに聞きたいことがあって』
『他薦って、誰だったんですか?
 すみません、そんな心当たりが無いから』

 そんな返信が、ぽつぽつと間を置きつつまばらに送られた。
 
あなたのプロフィールが更新されても、目立つ変化はない。
 
(-203) 2022/03/03(Thu) 12:09:28

【秘】 普通 ナツメ → 医者の息子 カイ

『それっぽいこと言える気がしない…
 スガワくんの方が説得力あるし。お願い!』

 ぽん。スタンプ。ぺこり、うさぎ。

『逆プラシーボ?毒もすごい効果にできそうだよね。』
『でも、しないでしょ?』
(-220) 2022/03/03(Thu) 14:33:04

【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ

『休みたいんですが少し用があって。
 あとで、顔見せられたらいきますね』

行間かもしれない。
ハナサキと差し入れをしに行くつもりだったが、任せることになったのだ。
彼女一人になるかもしれないので、顔を見せてすぐに去るくらいになっただろうか。

『カミクズさんは重症じゃなかったみたいで。
 じわじわいたそうな感じでした。ちょっとかわいそうでしたね、労っておきました』

『ああそれですか』

『べた褒めが恥ずかしいらしくて。
 内容は伏せますが。
 ハナサキさんと、メイサイさんです。
 とてもいい、言葉が聞けて。
 俺もそうだったことに気づきました。
 二人には少しだけ内緒ですよ』
(-221) 2022/03/03(Thu) 14:35:12

【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ

「体のほうは誰か、男の子に頼んでください。
 ゆるく絞ってレンジで40秒です」

 そう言って、ベッド脇に置かれた椅子に腰掛ける。
 最後のは蒸しタオルの作り方。
 冷えていくそれを握りしめて、少女はそろりと目を逸らしながら答える。

「うーん……名前書かれたのは、こわかったです」
「他の人にかばってもらえみたいなこと、言うし。むりだし。こわいし。
 あれがわざとじゃないなら、フカワくんもずれてる……」愚痴。


 ふう、と一息ついて。
 ほとんど閉じたように瞼を伏せる少女の背後、薄く開いた窓から風が吹き込んで、肩で揃う髪を揺らした。

「今も……難しいです。ぜんぶ。
 私、まだ。たぶん、逃げてることばかりで」
「でも、なんか……」
(-236) 2022/03/03(Thu) 16:39:23

【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ

 俯きがちに言葉を切って、少しの間。
 瞬きいくつ分かの余白を残して、声を上げる。

「―――よかったら、今日の分。見ましょうか」
 

ログの見方はあなたが眠っている間にもう、一度は試した。
だから、これから確認しましょうと告げる。
あなたと少女はまだ選ばれていなくて、まだ、参加する義務があった。
 

 そうして、ひとつ。あなたに。

「……見たら。お願いがあるんです。
 理由が必要なら言うし、べつに断ってもいいんですけど、」

 ぎし、座りなおした椅子が軋む効果音。
 カーテンの向こうには、プログラムされた空模様。
 握るタオルが、スカートの膝をじとりと濡らしている。

 少女の深青が、あなたの目を見つめ返す。
 硬くなった声はきっと、緊張のあらわれだった。

「そのときは。
 『命の恩人のお願いですよ』って、言います」
(-237) 2022/03/03(Thu) 16:40:02

【秘】 普通 ナツメ → 奇形 メイサイ

『何だろう。建物?誰かが作ったのかな。』
『私も気になってきた…明日、一緒に見に行こう。』

 少女は、医務室で返事を綴った。

『昨日はお疲れさま。
 呼んでくれてよかったから、気にしないでね。』
(-239) 2022/03/03(Thu) 16:46:03

【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメ

「ついでに拭いてくれればいいのに。」

なんて、デリカシーもないようなことを言って。
レンジで40秒……と何度か呟く。
未だ血の回らない頭でも、それくらいは覚えられそうだ。

「まぁ、フカワ君は普通、ではないよね。」
「でも、素直だよ。凄い素直。」
「可愛いところもある。」

だからまぁ、わざとではないんだろうな、と思う。
自分とて、決して普通に沿ったような思考をしてるとは思わないし、
きっと、同族のように思っているのだ、彼の事を。

「………?」

君の淀む言葉に一度、首を傾げて
(-241) 2022/03/03(Thu) 17:01:43

【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメ

風がぴゅぅ、と窓から流れる音が聞こえる。
沈黙の間、揺れ動く髪を眺めていた。そして。

「…あぁ、そうだね、お願いしよう。」
「合議、好きなんだよ。話し合いの場が好きなのかな。」
「人の事を知れるから。」

とはいえ今回は、さほど話し合いもされてないらしく。
ちょっぴり残念だ、この場に居ればもっと話し合えたのかな、なんて。
きっとログを見せてもらったときに思うはずで。

本人とは裏腹に、熱さを感じる茜色の眼が君を見る。
ベッドは窓際から少しばかり離れていて、
外から差し込む日は顔に当たらず、だから眩しさに目を細めることもなく。

「………はっ」

君の言葉を聞いて、笑った。
面白いな。
理解したいな。


「それは脅し文句だね。俺が恩を踏み倒す人間だと何の意味もないけれど。」
「…いいよ、でも理由は教えてほしい。」
「君の事、何でも知りたいんだ。」

君の心はどんな形なんだろう。
(-243) 2022/03/03(Thu) 17:08:24

【秘】 奇形 メイサイ → 普通 ナツメ

『あ。いやでもすいません本当に。
 僕ももうちょっと言い方考えれば良かったです』

『でも、来てくれてありがとうございました。
 僕はともかくアクタさんやエノさん辺りは助かったと思います……』

『それじゃあ、また明日』
(-251) 2022/03/03(Thu) 18:03:11

【秘】 普通 ナツメ → 奇形 メイサイ

『本当に気にしないでね。
 泣いたのも、ほんのちょっとだからね。』
『役に立ててたらいいなぁ』

『うん、楽しみにしてる。』
 またね。手を振るうさぎのスタンプが、ぽんと送られた。
(-254) 2022/03/03(Thu) 19:24:49

【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ

「はい。脅し文句です。
 ……イロメキさんが良い人だったら、いいな」

 強張る肩。それでも小さく笑って、そう言った。

 
それから再生される、数人が不在だった合議の記録。
静かに閲覧する少女は既に、見たことのある内容で。
何考えてるんだろ、とこっそりあなたの横顔を窺っていた。

余談。その少し前にはデリ欠に「だ、だめです」と焦った声で答えたり、
フカワくんはかわいいにほんのり同意を示したりしていたとか。
 

 短い記録を最後まで見終われば、巻き戻して、ストップ。
 示すのは、ログの中で振られたサイコロの目。>> G12

「この票を、何とかしたいんです。
 ハナサキさんのこと、友達だと思ってるから」
「だけど、この決め方……完全に、ランダムなの。
 ツルギくんたちの、大事なことらしくて。
 変えてほしいってお願いするのも、ちょっと……」

「でも、私、立候補はできない。
 ……そこまでしてあげられるほどには、まだ仲良くない」

 だから。そこで一度、吐き出す言葉を止めて。
 深く、細く息を吸う。
 そうして、おなかの下に力を込めて、喉を震わせて。

 ――――“お願い”を口にした。
 自由であるべき秤に、指をちょっとだけ掛けようと。
(-255) 2022/03/03(Thu) 19:31:38

【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ

「イロメキさんの投票用紙。」

 まだ、中央の建物にあるはずの紙切れ。
 誰か一人を選ぶ権利。

「今日だけ、私に譲ってください」
 

6人の中の2票。多数決には心もとない数。
けれど、これはきっと、ナイフとそう変わらない。


「……今、何もしなかったら、私。
 何回も何日も、ずっと夢に見そうだし」
「急に思い出して、息が苦しくなりそうだし。
 おやつがちょっと、おいしく食べられなくなりそうだし」

「明日、後輩と楽しくデートできないんです」
(-257) 2022/03/03(Thu) 19:38:41

【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ

/*
こんばんは!死にたくないです!
メタ的には次の投票、ナツメに委任してくれませんか?というお願いです…
(-258) 2022/03/03(Thu) 19:43:34
ナツメは、ぺらり。医務室で、今日の合議のログを閲覧した。
(a29) 2022/03/03(Thu) 19:44:13

【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメ

ログを共に見る。
話し合いにも満たない、まばらに言葉を交わすだけのそれを眺める。
これといった情報もなくそれは終わりに向かい。
そこで、君が指をさした映像を見る。

「なるほど、ハナサキさんを助けたいんだ。」
「お友達だから助けたい、でも立候補は無理だから。」
「俺の票で、他の人を陥れたい。」
「そう言う事だね。」

うーん、と悩む素振り。
君の顔を見て。
別に、それそのものが嫌なわけじゃないけど。

「君、自分が何をしようとしているか、分かっていっているんだよね?」
「今日を夢に見ないために」
「急に思いだして、苦しくならないために」
「おやつを美味しく食べるために」
「後輩と、楽しくデートするために」

そのために。

(-267) 2022/03/03(Thu) 20:53:34

【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメ

「自分の手で、人を一人代わりに殺そうとしてるんだよね?」


確認する。
君がなにをしようとしているのか。
その自覚があるのか。
身を捨てるほどでもない、特段仲良くもない友人のために。
より仲の良くない人を一人、殺そうとしている。
その罪を背負ってまで、やる事なのか。
やりたい事なのか。
人の票を使って、その票で人を変わり身にして。
今日を夢に見ないのか。
急に思いだして、苦しくならないのか。
おやつがおいしく食べられるのか。
後輩と、楽しくデートができるのか。

気になるよ、俺。


「別に、あげてもいいんだけどさ。」
「だれに投票するかだけは、聞いておきたいかも。」
「俺にも仲のいい子はいるからさ。」
「その子に投票されたらちょっと嫌だなって思うし。」
「逆に」
「その子に、投票先をお願いする事だってできるかもしれないから。」
「教えてほしいな。誰なら死んでもいいと思ってるのかを。」
(-270) 2022/03/03(Thu) 20:58:27

【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ

『うん。私もずっといるか分からないけど…
 あ、ツルギくんが置いていった果物あるから、
 好きに食べてもいいと思います。』
『じわじわかぁ。はやくよくなりますように…』

 それらの返事は、わりとすぐに送られた。
 行間で顔を合わせたりしたのかもしれない。

 そして、尋ねた答えへの返事だけが、少し遅い。

『はい、内緒に』

『あの』
『もうこういうの、受け付けてないかな。
 でも、伝えとくね。』

『投票、ハナサキさんだったらやめてほしいです。
 お返しってわけじゃないけど…』
『優しくてちょっと不安定で、放っておけないし。
 友達だと思ってるから、選ばれるところ見たくないし。』

『あ、フカワくんにするのも、やめてほしいな。
 心配してメッセージくれたの嬉しかったし、
 ブランコで遊んだのが楽しかったし』
『自分に投票するのって、苦しいことだと思うから』
(-272) 2022/03/03(Thu) 21:06:32

【秘】 医者の息子 カイ → 普通 ナツメ

『わかったよ』

ため息でもしているような間。

『やればいいんだろ、やれば』
『期待するなよ』
(-274) 2022/03/03(Thu) 21:34:54

【秘】 普通 ナツメ → 医者の息子 カイ

『ありがとう!
 寮の医務室にいるから、いつでも来てね。』

 跳びはねるうさぎのスタンプ。
 お見舞いフルーツもあるから食べて行ってね。

『大丈夫。』
『イロメキさん、結構元気っぽいから。』

 そして、恐らくだいぶ台無しなことをつけ加えた。
 これは怪我人が起きてからの返信となる。
 
プレッシャーを減らそうとしたのかもしれないし、まあまあ事実でもある。
運んだ時は本当に死んでしまいそうに見えたし、今も本当はどうか分からないけど。
(-277) 2022/03/03(Thu) 21:55:00

【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ

「んー……そういうことに、なりますよね」

 茜の瞳を見つめ返して、数度瞬いて。
 少女は困ったように、眉を下げて笑った。

「……なにか、選ぶとき。
 いつも消去法なんです、私」

 優柔不断だから。そう言って、5本と1本。
 あわせて6つの指を立てる。

 あなたに見せるのは手の内側。
 白い手には、薄くしわが刻まれている。
 その反対、あなたの視界の外では、
 つるりとした爪が、差し込む光を反射している。

 ▼
(-284) 2022/03/03(Thu) 22:19:36

【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ

「ハナサキさんは、」

 優しくて、放っておけない友達。
 ツルギくんは雑談につきあってくれる、同級生。
 スガワくんも同級生。口が悪いけど、真面目な子。
 フカワくんは、遊んでくれた、いいお兄ちゃん。

 指折り数えて、消していって。
 いまだ立っているのは、人差し指が2つ。
 そのうちの片方を折り込みながら、息とともに言葉を吐く。

「話したことがない人だけは、選べたけど。
 ……もう、知らない人じゃなくなっちゃった」

 余ったのは右手の人差し指だけ。
 それをくるりと返して、向いた先は残りの1人。

 ▼
(-285) 2022/03/03(Thu) 22:19:50
ナツメは、答える。
(a31) 2022/03/03(Thu) 22:20:32

【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ

「だから、ここだけです。
 ……死んでもいいなんて、思わないけど」

 
夢に見ないのも、息ができるのも、味が分かるのも、
明日、胸を張って誰かの先輩でいられるのも。

もう、私。ここ自殺票しかないと、気がついてしまった。
(-287) 2022/03/03(Thu) 22:22:45

【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメ

君の言葉を聞いた。
折られていく指、その一つ一つを見て。
奇麗な手だな、なんて場違いなことを考えて。
最後に二本、指が残って。
それが一本になって、唯一人を指し示した時。
あぁ、と、小さく声を漏らした。

「話さなきゃよかったのに。」
「こんなところで時間を潰さないで。」
「ただ、動けもしない俺にナイフでも突きつけて、脅せばよかったのに。」

そうしたら、そんな顔をせずに済んだだろうに。
そのキレイな指が、自分へ向くことも無かったろうに。
なんて不器用で、弱くて、強い人なんだろう、と思った。

「……別にいいんだよ、俺に入れても。」
「君はまだ、俺のこと殆ど知らないよね。」
「まだ間に合うよ。」

なんて言葉も、意味がないのかな。
聞かなきゃよかった、と思った。
俺の事、人が死んでもなんとも思わない、
感情の希薄な、自分のことだけ考えてる男に、見えてるでしょう?

話した人が死んで悲しいの、俺だって同じだよ。

(-310) 2022/03/04(Fri) 1:03:52

【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメ

君を眺めて。
茜を見せて。
見せて。
見せて。
……そうして、日が落ちるように、瞼を落として。
深い息を一つ、吐いた。

「端末を貸して。」

手を伸ばす。
貸してもらえたなら、まだうまく動かない手で操作して。

「君のそれが全部演技だったらどうしようかなって考えてる。」
「その時は、せめてフカワ君にだけは入れてほしくないなって思ってる。」

そんな、言ってもどうしようもない事を呟いて。
ぽん、ぽんとタップする。

「……正直、命の恩人とかどうでもいいんだ。」
「勝手に助けたくせに、恩を着せるなって思っちゃったな。」
「俺、良い人じゃないんだよね。知らなかったでしょ。」

はい、と端末を返した。


「でも、オレンジジュースは美味しかった。」


SYSTEM:投票権の委任  エノ→ナツメ
SUCCESS:承認。
(-313) 2022/03/04(Fri) 1:13:17

【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ

『良くなりますように、なんだかおまじないみたいで、いいですね』

自然に笑みがこぼれて、閑話休題。
ふとやってきた、返事にほっとして。
嘘をつかなくて済んだと今更な事を考えた。

『投票ですか? ああ、はい。
 いいですよ。もう、きめましたから』

それは誰かにとっては残酷で。
その価値を押しつけ合うことを選んだという事に過ぎない。
それでも様々な人を既にもう巻き込んでしまった。
もう戻るつもりも後悔するつもりもない。

『俺は、ハナサキさんとナツメさんにはいれません。
 だけど、俺は、です』

『ハナサキさんがハナサキさん自身にいれたとき。
 俺は彼女に入れたことになりますから。
 票をあげたんです、俺の分を。
 これが彼女への誠意と、応援です。

 そして望みました、俺はこの命を握る権利を持っていたいと』

『ナツメさんを選んでしまったことも、
 そして覆したことも自分の選択として開き直ったんです』

そして最後のメッセージに。
しばらくの時間を使って。
(-335) 2022/03/04(Fri) 8:13:11

【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ


『はい』
『俺も』
『苦しいです』

話した人に入れるのも、勿論、自分に入れるのも。
そんな風に、言える日が来てしまったことが辛くて。
人間だから仕方なかったんだなと、普通のことを考えて。
なんて自分は不運な人生だったのだ、と。大きなため息をついて、口元に笑みを浮かべたのでした。
(-336) 2022/03/04(Fri) 8:13:23

【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ

 小さく漏らされた声と、あなたの言葉を聞いた。

 日を背負った深青が。
 わずかに見開かれて、そっと細められる。
 ふるふると首を振ると髪の先が揺れて。
 握りこんだ手はそのままで、返事はそれだけだった。


 そうして。
 ぎこちない、タップの鈍い音。

「……今、知りました」

 返ってきた端末。
 そのシステムメッセージを見ながら、やわらかく呟いた。
 

でも、悪い人じゃないですよね。
と、少女は思う。話して、よかったな。


 ▼
(-369) 2022/03/04(Fri) 18:05:05

【秘】 普通 ナツメ → 美術 エノ

 すっかり忘れていたタオルを片づけてから。
 籠に入った果物――
ツルギくんが持ってきてくれた、お見舞いの
――を剥くかちょっと迷いつつ、少女は冷蔵庫の扉をぱかっと開けた。

「飲みますか?」
 と、ベッドの上のあなたを振り向いて尋ねる。

「ジュース。用意しといたんです」

 持っているのはプラスチックのコップとペットボトル。
 未開封のオレンジ色。
 あなたの返事次第で、プラスチックのコップの数が変わって。

「……なんか、すごく。
 ひさしぶりに飲んだ気がする……」

 少女はまた、傍の椅子に腰かけて。
 ちびちびとコップの中身を減らしながら、そう笑った。

/*
更新もそろそろ来てしまうので、続けるかどうか迷いつつ…
(-371) 2022/03/04(Fri) 18:14:20

【秘】 美術 エノ → 普通 ナツメ

「君が死なない事を祈ってるよ。」

なんて言葉は、君の決意を踏みにじるようなもので。
でも、青年は、思ったままを口にするから。
気にせず口にした。

冷蔵庫をあける君を、目線で追いかけながら。
問いかけには頷いて。

「美味しいよね。」
「元々は色が好きだったんだ。」
「オレンジ色が好き。明るくて、奇麗で。」

受け取ったコップを、こちらもちみちみと飲む。
今は、この味も好きだ。
さっぱりして、爽やかで、甘い。

「後輩君の事は好きなの?」

これは特に流れに関係のない質問。
デート、と言っていたから、そうなのかなと思っただけ。


/* こちらは続けても大丈夫です!
でもほかの方との秘話もあるかと思いますので、ご負担のない範囲で!
(-373) 2022/03/04(Fri) 18:41:44

【人】 普通 ナツメ

 
夕暮れの空が、夜の色へ染めあげられる頃。
少女は、中央の建物に足を踏み入れる。

(恐らくは)人気のないその場所で、ぽつんと一人。
隔てる柵へそっと手を添えて、傍聴席をしばらく眺めていた。
そして、ここへきた用事を。
医務室で休んでいるエノの分も合わせて、2枚を手に取る。
皺ひとつないその紙切れを手帳に挟み込んで、それからログに発言を残す。

吹き抜けの下、中央へ立って、あ、と音を出す。
残響音を聴きながら、ここで歌ったら怒られるんだろうな、と思った。
(28) 2022/03/04(Fri) 19:04:34

【神】 普通 ナツメ

「あ、」

「ナツメです。……ここで話せば、大丈夫?
 えっと、昨日。
 イロメキさんに投票したのは、自分の意思」

「投票先の理由は……選びやすかったから。
 遅くなっちゃったけど、一応。残しとくね」

 
以上、少女がログに刻んだ発言。
あとは飲み物の入ったボトルを置いて、立ち去った。
日が沈んでゆく頃合いのことだった。
(G14) 2022/03/04(Fri) 19:05:38

【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ

『票、あげたんだ。』
『じゃあ、』
『ハナサキさんが自分に入れちゃったら、
 フカワくんに文句言いますね。半分ぶん。』

 
ふたりの決めることを踏みにじりたくはないから、
口出しはしないけど、でも。
友達……の、ちょっと手前くらい。
そう思ってるから、後ですこしくらいは。怒ってもいいよね?


『あ、私に投票しようとしてたの、
 怒ったりとかはしてないですよ。
 言い方がちょっと怖かったってくらい…』

 この際なので伝えておこうと、素直な言葉で返事を綴って。
 それから、遅れて届いた言葉には、
(-400) 2022/03/04(Fri) 20:34:31

【秘】 普通 ナツメ → 不運 フカワ


『うん。』『苦しいね』

 それだけを返して、ぱたん。
 医務室の窓辺、少女の手が小さな手帳を閉じる。
 綴った言葉と裏腹に、その口元はゆるく笑んでいた。

 
私はずっと、ただそれだけの、普通のことを。
誰かと普通に、言いあいたかったから。
ごめんね。ちょっとだけ、ラッキーだなぁって思っちゃった。
(-402) 2022/03/04(Fri) 20:39:15
ナツメは、ぱたん。
(a37) 2022/03/04(Fri) 20:45:39

【置】 普通 ナツメ


『今、これだけおしえ』『なんで、そんなに平気な顔して』

『ダメもとで言うんだけど、票をハナサキさ』
『アクタくんたち、だいじょう』
『助けてくれたって聞きま』『自分に投票するのだけは、やめ』

そのメッセージは、送られなかった。 

『ナツメです。立候補しま』

『怪我してるって』『投票してごめんなさ』
『間に合わなくて、ごめ』

『聞いちゃった。なんで私の』『明日、』

『ごめんね』
(L3) 2022/03/04(Fri) 20:46:06
公開: 2022/03/04(Fri) 20:55:00