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【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 全部あげるから、全部ほしい。 今までの恋人に見せなかった顔も、慾も、ぜんぶ全部。 薄暗い橙色に変化した照明と、貴方の腕という檻の中 見上げた貴方の瞳に映る情欲のいろに、僅かばかり息を詰め ──こわくないのも、いやじゃないのも。 むしろ"はじめて"なのに、期待、してしまっているのも 他の誰でもない貴方だからなのだと、気付いて。 ] ( ────…あたま、ひやしておけば、よかった ) [ こんな、食べられる前から熱に浮かされた思考も。 火照った肌も、壊れたように早鐘を打つ心臓も。 冷たい水を浴びれば少しはマシになっただろうか。 でももう遅い。 どうせ冷やしたところで、結局ぐずぐずに煮込まれるのだ。 ──…薄く開いた唇から入り込む舌を、受け入れて。 ] (-16) 2023/03/21(Tue) 11:17:08 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタン、…っぁ ふ……っ [ 絡まり合う──というよりは彼に翻弄される形に近いが。 日頃うさぎの穴で美味しい料理を食べている彼の舌。 それが今、自分だけを味わっていると思うと、 もう既に頭が沸騰してしまいそうだった。 自分より大きな掌が、 逃げ道を奪うように頬を挟んで触れた。 指先が耳朶を弄るだけなら、なんてことないはずなのに。 ] ────…… 、〜〜ッ [ びくん、と大きく肩が跳ねた。 耳を塞がれるたび、水音が頭の中で響いてしまう。 だめ、というように自分の舌を逃がそうとしても けだものがすぐに絡め取っては吸われて、肌を震わせる。 ] (-17) 2023/03/21(Tue) 11:17:20 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 舌同士がまじわる度に、背中を奔る快感があって。 ──そのさなかで耳を愛でられるたび、 ただのくすぐったさが 快楽に少しずつ形を変えていく。 脳内に響く水音と、舌で撫ぜられる唇の熱。 とけてしまいそう 、なんてぼんやりと思ったけれど 実際自分の瞳は既に蕩けたように潤み、熱を帯び、 すっかり溶けてしまっているのだろう。 ] ……わたしも、です、 [ 掠れた声。聞いたことのないような、慾のいろ。 あいしてる すき と降り注ぐ惜しみない甘さへ 砂糖よりあまったるい声音で、へにゃ、と笑う。 はふ、とお腹の奥で燻る熱を逃すように僅かな息を吐き、 彼の唇が鎖骨の窪みを掠める感覚へ またふるえて ] (-18) 2023/03/21(Tue) 11:17:36 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタッ、 [ 首元を強く吸われる感覚に、びく、とつま先が跳ねる。 行為自体は初めてでも、流石にこのくらいの知識はあった。 今日着ていた服では隠れない位置に咲いたであろう、 恋人の印──独占欲の紅。 耳から離れた手が、服越しに体の線を確かめるようになぞり 彼の希望通りに纏ったままの下着ごと、 白いトレーナーの上から、膨らみをつつまれた。 平均より少し豊かに成長しているとはいえど、 きっと男の人が好むほどの大きさというわけでもない。 彼の歴代彼女より一番愛されている自覚はあっても 身体で満足させてあげられるかの自信は、…あまり。 ] (-19) 2023/03/21(Tue) 11:17:51 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 自信も余裕も経験もないけれど。 おいしくたべてもらえますように、と思う気持ちは本当だし 貴方を一番愛している自信だけなら、世界一なので。 真っ赤な顔も、熱に浮かされて潤んだ双眸も、 拾いあげた快楽のしるしもちゃんと貴方へ渡したい。 きっと、貴方にならなにをされてもきもちがいいから、 遠慮なんてせずに好きにしていいと示すように。 ] ッひぁ、 …ゃ、ンん……っ! [ やわく胸を揉まれれば、下着と服越しであっても 大きさと弾力は彼の掌に伝わるかどうか。 花を開かせるように、胸の先端を人差し指を立て 引っ掻かれれば、たまらず堪えられない声が零れた。 こんな声。自分のものと思えない、あまい色の。 彼の唇で塞いでほしいのに、 縋れる唯一の先は、今まさに自分を食べている最中。 とんだ矛盾だ。聞かせたことのない声音に、耳まで赤らむ ] (-20) 2023/03/21(Tue) 11:18:00 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタやわた、さん、 ……ッきす、きすして、くださ……ぃ…… [ まだ服も脱がされていないのに。 布越しで引っ掻かれるだけでぴり、と体がしびれている。 きっと彼の指先で、胸の先端は起きてしまっているだろう。 ────お腹の奥がじわじわと疼きを増していく感覚。 キスで声を塞いでほしい、というおねだりの言葉は どうにか形になったけれど 舌足らずで子どものようだ。 それに気付く余裕は、既に自分からは失われている。 控え目に、きゅう、と彼の服をまた引っ張った。** ] (-21) 2023/03/21(Tue) 11:18:09 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[水温を下げて浴びたシャワーでは身体の熱は鎮まらず、それどころか触れる度に暴れだす始末。 真白は初めてなのだから、自分の慾に蹂躙されないように護ってやれるのは自分の理性だけなのに。 ああせめて服は脱ぐのに工程が必要なものにしておくんだった。 こんなの、少しずらせばすぐに姿を現してしまう。] っ、 ・・。 ――、 [水音の合間に彼女の声を耳が拾う。 自分は特別舌が大きいと思ったことはないのだが、絡めてみると彼女の舌の小ささに驚いた。 小さなくち、小さな舌、真白の体格を思えば不思議はないのだが、改めて自らの舌で味わうと、征服欲みたいな衝動がチカチカと背筋を駆ける。 余すところなく動きたい。 柔らかな頬裏を押して頬の形を変えさせ、 歯茎の際を狙って舌先をスライドさせ、 痺れるまで真白の舌を縦に折り畳んで扱きたい。 これは行為に対して慎重になっているのではない。 単に真白とのキスに夢中になっているだけだ。] (-27) 2023/03/21(Tue) 15:17:45 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[身の内から零れる愛を拾って真白が自分もだと返してくれる。 独り善がりをぶつけているのではないという安心。 言葉も声も甘い。 味わう咥内が甘いのは――もしかして本当に自分の消化酵素の所為かもしれない。] おいしい、 [狼は美味に舌鼓を打つ。 華を散らした先が光る。 綺麗にしてくれた身体を自らの体液で穢す背徳感。] (-28) 2023/03/21(Tue) 15:18:04 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[上向きでも尚十分に掌が山なりになるサイズは、細身の身体には少し意外な印象だった。 普段、胸元ばかりを気にしている訳でもなかったし、目立つほど大きいと感じたことはなかったが、触れてみると随分体積がある。 過去に抱いた女性のことは一瞬でも思い出さなかった。 比べるという発想もなく、ただ、どう捏ねればより甘く啼いてくれるのか気にしながら指圧する。 左胸を下から持ち上げるようにすると早鐘を打つ鼓動に気づいて] ……ドキドキしてる。 一緒。 [くすりと笑って一度右手を離し、真白の左手を自分の胸に導いた。 拍動で真白の手が震えるのではないかと思う程に速い。 真白だけを恥ずかしくはしない。 真白もきっと、隠されるよりは知りたいと思ってくれている筈だから。] (-29) 2023/03/21(Tue) 15:18:38 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[再び開始した愛撫では、吐息よりももっと甘い声が出て来て、気を良くして右手は左胸だけではなく右胸も散歩した。 組敷いた身体の下で剥き出しの足が跳ねる度に、そこから手を伸ばせば秘所に近いということが過る。 興奮に強く吸った箇所にはより色の濃い華が咲いた。] ん、 僕も、そろそろキスがしたかった。 [声を聞いていたいのに、矛盾だよね。 袖を掴む様子を見て顔を上げる。 捕食していた場所と唇とを繋ぐ糸は彼女の位置からも見えるだろう。] (-30) 2023/03/21(Tue) 15:19:05 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロああでもキスしてたら脱ぎにくいから、 先に脱がせるね? [白いトレーナーの裾を持ち上げて、真白の背に手を回して浮かせる。 両手を上げる恥ずかしさに耐えてくれたらすぐに脱がせられるけれど、さて。*] (-31) 2023/03/21(Tue) 15:19:33 |
【独】 グルメライター ヤワタ/* 喘ぎが可愛くて堪んないしもーーー何時間でも読み返していられるかわいい。 いれたらおわってしまうので前戯が長くなってしまっている。退屈させてない?乾いてない?() (-32) 2023/03/21(Tue) 15:42:31 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ ────だめにされてしまう、ということだけは 熱と慾に溺れた思考の海の中でも理解が出来た。 自分でさえ知らない、自分の口の中の性感帯を教えられて 喰べられるみたいに彼の舌へ翻弄されるばかりで。 じわり、痺れるような快感が背筋を這う。 やさしくしてほしい。 でも、めちゃくちゃにも、してほしい 愛も慾もどんなものでも受け止めたい。 だめにされるばかりじゃなくて、 貴方も、私じゃないとだめに、なってほしい。 一番美味しい存在になりたいのだ。 あわよくば、"美味しいのは自分だけ"に、して。 ……こっちは疾うに、喰べられたいのは貴方だけだから。 ] (-38) 2023/03/21(Tue) 18:02:02 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 心臓がこれ以上ないくらいにうるさく響いている。 こんなに動いていたら壊れてしまいそうだ。 左胸に触れた彼が、すぐさま気付いてしまう程なのだから ] ………ぁ、……夜綿さん、と おそろい …です、ね? [ 左手を取られ、そのまま彼の胸板へ導かれれば もしかすれば自分よりも速いのではと錯覚するくらい 早鐘を打つ心臓に気付き、お揃いに安堵して咲った。 あたふたするばかりの自分と違って、 彼は手慣れた様子だったから。 こんな風に心臓が暴れているなんて予想外で、嬉しくて。 ──教えてくれる優しさすら、あまい。 知りたい。貴方の全部、全部。 私しか見たことのない貴方がほしい。 ] (-39) 2023/03/21(Tue) 18:02:13 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ〜〜ッふ、ぁ ンぅう……っ [ 全部あげたいのに、こんな啼き声、聞いてほしくない。 自分の身体に触れているのが彼だというだけで、 神経がざわついて止まらないのに。 両の胸を愛でる指先に、甘い声がくちびるから零れ落ちた。 快楽を拾うたび、剝き出しの白い脚がびくんと跳ねて。 強く肌を吸われれば 蕩けた瞳から涙が流れる。 ] …………して、ください…… [ キスのおねだりに、自分もしたかったと返ってくるのを ふわ と笑んで「はやく」と伸ばしかける腕。 …捕食者が今まさに食んでいた場所と、その唇の間に ]後を引く糸が視界に映っては、耳を赤く染めて。 (-40) 2023/03/21(Tue) 18:02:22 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタぇ、 [ 反射的に、自分で脱げます、と言いかけた声を飲み込んだ。 大きなトレーナーの裾を持ち上げられれば 下着まで見えてしまっていただろうか。 回された腕が、背中を浮かせる。 ] ──────……ぁ、ぅ ……っ [ 何か言おうとして、けれど言葉が何も出て来ない。 彷徨うみたいに宙を一度泳いだ両手は ぎゅ、と甘えるように彼の背へ回し返して、抱き締める。 正面から抱き締め合うと、 まるで両胸に心臓がひとつずつあるような感覚に陥った。 彼のものも自分のものも、緊張故か未だ鳴り響いている。 ──はふ、と息を吐き、腕を離して。 ] (-41) 2023/03/21(Tue) 18:02:31 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ……すき。すきです、夜綿さん 脱がせて、ください。 ……あと。わたしだけ脱ぐのは、や、です…… [ 羞恥を耐え、そっと両手をあげて脱がせやすいように。 熱を孕んだ声音のおねだりをもうひとつ。 脱がせる勇気はまだないけれど、貴方も脱いで、と。* ] (-42) 2023/03/21(Tue) 18:02:38 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロそう、おそろい。 [欲しがっているのはどちらかだけではないという確認。 二人ともがお互いだけを見て欲しがっている。 彼女に触れられた左胸から伝わった鼓動の速さは彼女にも移るだろうか。 近くにある音叉が共鳴するように。 同じスピードでだめになっていく。] (-53) 2023/03/21(Tue) 20:45:24 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[首に咲いた華の数はまだ目視で数えられる程度。 施す為に離れていたのはほんの数分なのにもう彼女の唇が恋しい。 このままもう一度深く口接けたなら、今度こそ脱がせることを惜しんでしまいそうなので、熱を荒い息で逃がしてトレーナーを捲った。 咄嗟の事に驚いた彼女が言葉を失うのを見ながら一気に脱がせようとして、] ……っ、 [腕が自分の胸板を迎えに来た。 抱き締め合う格好。 裾はもう下腹まで捲れているが、下着は見えない。 ぐい、と脇まで持ち上げた。 手の甲に感じる繊細な生地の感触。 鼓動が先程よりも近い。] (-55) 2023/03/21(Tue) 20:46:50 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロはは、うん、そうだよね。 ちゃんとおそろいにしなきゃ、 すきだから。一緒。 [羞恥に耐えるように縮こまった真白の声が強請る。 勿論、彼女を脱がせておいて自分だけ着込んでいるつもりはなかったけれど、言葉にしてくれるのが愛しい。 ぐいっとやや強引に彼女の頸からトレーナーを引っこ抜いた。 伸びようが自分の服だから気にしない。 真白の長い髪が脱がされるのに合わせて布団を泳ぐように枕元に伸びる。 その曲線の色気に「はあ、」と息の塊を吐いた。] (-56) 2023/03/21(Tue) 20:47:10 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[脱がせた後に、より乱暴に自分の服を脱ぐ。 もう少し鍛えておくんだった。 脂肪こそ蓄えていないものの、腹筋は割れていないし胸筋も心許ない薄さだ。 下は一気に下着ごとずりおろそうとして何とか踏み止まる。 身に着けた紺のボクサーパンツは既に慾の形がはっきりわかるほどに膨らんでいる。 なんなら窮屈を訴える先端が空気を求めて少しウェストと腹の間に空洞を作っている。] ……ケーキみたいだね。 かわいい。 かわいくて……おいしそう。 [常夜灯で色味ははっきり見えないが、白だろうという確信があった。 レースがあしらわれたいかにも女の子の下着というデザインは勿論好みど真ん中だ。 こうなることは予定されていた訳ではなかったのに、こんなに可愛い上下セットアップの下着なのは、もしかして「いつでも」準備していてくれたのかななんて自惚れ。] (-57) 2023/03/21(Tue) 20:47:50 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ可愛い。 マシロちゃんが可愛くて、 ほんとどうかなっっちゃいそう、 いやもうどうかなってるな。 可愛いしか出てこないんだもん、 [下着はキスをしながらでも脱がせられるだろう。 ちゅ、ちゅ、と音をたてて啄みながら左手は蕾を掘り起こすように指を小刻みに動かし、右手は薄い下腹を通って下に伸びる。 湿度を確かめるようについ、とクロッチを滑り、軽く擦った。*] (-59) 2023/03/21(Tue) 20:48:41 |
【独】 グルメライター ヤワタ/* あまりに可愛くてえっちなのと赤の衝撃で吹っ飛んでこんな時間になってしまった。 え、赤、なに、えっち、、、 れんにゅうをむなもとにこぼすのはもはやBUKKAKE!! (-58) 2023/03/21(Tue) 20:49:38 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 同じ速さでだめになって、 同じ体温でまざりあって、 ────二人で一緒におちていく。 触れ合うだけで満足出来ていた頃にはもう戻れない。 互いの熱と慾を分かち合い、 恋はいまから戀になる。 首に咲いた独占欲の華のように、あかく、紅い色で。 ] (-63) 2023/03/21(Tue) 22:02:24 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 抱き締めた彼の体温と心臓の音が愛おしい。 誰かを抱き締めること、生命の息づく音を聞くこと その幸福を知るために あの過去があったのだと思える程。 ぐい と持ち上げられた白いトレーナー。 肌が空気に触れ、寒くはないのに体が震えた。 ──誰にも見せたことのない体を、肌を、 内側を 今から彼に暴かれる実感が遅れてやってくる。 ] ……っ、 [ 脱いで、と羞恥を乗せた声で口にしたおねだりを 彼は「おそろい」と言って受け入れてくれた。 最後の砦だった頸からやや強引にトレーナーを引き抜かれ、 その弾みでマロンブラウンの髪がシーツへ散る。 さらりと流れた髪は、いつものうさぎの耳ではない。 ──なのに貴方が吐いた息の熱さを、 私の耳は敏感に感じ取って、それだけで肩が跳ねて。 ] (-64) 2023/03/21(Tue) 22:02:33 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 今までどんなに彼へ"待て"をしても、お預けを食らわせても いつだって彼の手付きは 自分を、まるで壊れ物でも扱うかのようだったのに。 「えっちなこと」への慾があることは知っていた。 想いを交わした日の夜や、カウンター席の恋愛相談。 重ねてきた日々の中で悟る日はいくつもあったけれど ──これは、私が知らなかった、けだものの彼だ。 物腰穏やかで。いつも優しく甘やかす彼しか知らなかった。 雄の顔も、けだものの貌も、未知のもの。 けれど怖くもないし、まして「違う」なんて思わない。 向けられる慾すべてがただただうれしい。 ] ────── …… ふぇ、 [ 間抜けな声がひとつ零れてしまったのは、 薄暗い常夜灯の中でも見える、彼の下着の膨らみのせいだ。 ぐるぐると頭の中に羞恥が渦巻く。 目に焼き付いてしまった以上は、 見えなかったフリなんてのも出来やしない。 ] (-65) 2023/03/21(Tue) 22:02:45 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ どうしよう。窮屈そう、なのは、わかるけれど。 ──彼が自分へ興奮してくれている証だということも。 …脱がされたトレーナーは果たしてどこへ置かれたか。 近くにあるなら、縋るようにトレーナーを掴みたくて。 だって、自分が彼の"男"の部分を見ているということは 彼にも全く同じことが言えるのだ。 ] …………実は、いつこうなってもいいように……その 準備してました、 ……って言ったら、引きます、か……? [ 初めてのお泊りでストップを掛けたのは此方なのに。 世界一可愛いデート姿の自分で、とまで言ったくせに。 ケーキみたい と紡ぐ彼へ、知っていてほしくなって。 掠れたちいさな声でぽつりと声を落とす。 そんな自分も好きだと、きっと肯定してくれることを 自覚も自信も持っての問いかけだった。 ] (-66) 2023/03/21(Tue) 22:02:53 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ ずるいかな。ずるいかもしれない。 貴方からどれだけ愛されても、もっと、を求めてしまう。 貴方をどんなに愛しても、もっと、と求めてほしがってる。 だから、どうにかなってるのはきっと、お互い様で。 ] ……夜綿さんの、好み……考えて、 ………えらんだので…。 かわいいって思ってもらえるの …うれしいです [ ショートケーキのいちごみたいに。 とびきり甘く仕上げたから、後はどうか、食べ切って。 リップ音を立てて肌を啄まれれば、 行為の再開の合図を悟り、はふ、と息を吐いた。 ] (-67) 2023/03/21(Tue) 22:03:04 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ デザイン重視の下着は、脱がされることが前提のようなもの。 きっと簡単にホックを外せてしまうだろうし なんなら脱がさずに、ずらし上げることだって出来る。 いずれにせよ名前の通り白い柔肌は外気にふれ、 彼の指先で、薄桃色の胸の先端は蕾からぴんと花開く。 ] ────…ん、ぅ ふぁ、あ……っ! [ 小刻みに与えられる刺激が、 そのまま快楽に変わって背筋を這う。 押し殺そうとして、けれど溢れた喘ぎ声がはずかしい。 お腹の奥で熱が燻っている。 じくじくと疼き、──慾を孕むように。 ] (-68) 2023/03/21(Tue) 22:03:12 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタッや、ぁ……っ [ 薄い下腹の舌には彼を求める慾が満ちている。 下着で隠された秘部を確かめるように、 軽くクロッチ部分を擦る指先へ、びくん、と震えた。 快楽と期待と慾で、軽く撫ぜるだけでもきっと そこが蜜で潤んでいるのが、分かられてしまうから。* ] (-69) 2023/03/21(Tue) 22:03:35 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[余裕なんて最初からなかった。 それでも自分の中に飼っている獣を、いつものおしゃべりで、着込んだ服で、抑えて来た。 キスで痺れた脳と口は自分から彼女の名前以外と「可愛い」以外を消していくし、 服は下着一枚を除いて脱いでしまった。 涎を垂らした獣の前に、おいしく熟したうさぎが一匹。] (-72) 2023/03/21(Tue) 22:49:49 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[脱がせる時には桃の皮を剥くように丁寧にしたいと思っていた。 そうすることは初めてではなかったから、できると思っていた。 だが自分を過信していたと言わざるを得ない。 いざ彼女の服の下を見られるということになったら手の動きは自分のものではなくなったみたいに焦っていた。] ――ごめん、余裕ない、 ……気持ち悪い? [彼女の声は自分の熱源を目の当たりにした所為だと気づいて苦笑する。 すごく大きいとは言わないが、彼女に負担を強いるサイズではあると思う。 伸びた手は彼女の秘所に着く前にそっと下腹を撫でる。 ――自分が挿入れば、隆起してしまいそうなほどに薄い。] (-73) 2023/03/21(Tue) 22:50:09 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[縋る対象を探すように真白の手が彷徨ったなら、トレーナーに取られる前に胸から手を外して迎えに行った。 ぎゅ、と握ってから、その役をトレーナーに譲る。 ずっと握っていたいけれど、それだと真白を気持ちよくする部位をひとつ減らしてしまうことになるので。] ……そうなんだ? [告げられたのは、自惚れが事実だったということ。 驚きに少し目を見開いて、それから笑む。 こつんと額をつけて、いつの間にか僅か汗ばんだ肌を共有し] 嬉しい。 選んでる間、僕のことを考えてくれてたのが、嬉しい。 「こう」ならなかったら誰にも見せないものなのに、 ずっとこんな可愛いの、服の下につけてたんだね? [くすくすと嬉しさに笑いがこみ上げる。] (-74) 2023/03/21(Tue) 22:50:46 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロうん、薄暗くて正確には見えてないけど、 こういうフリルとかレースとか好き。 リボンも。 明日の朝、明るいところでもう一回見せて。 今また電気つけようなんて言わないから。 あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 すっごい似合うから見せびらかしたいけど、 絶対誰にも見せたくない。 [あまり機能性は重視されていないのか、カップからは容易に指が入ってしまう。 破りたくはないからホックは外す予定だが、下から指を入れて散々布越しに刺激した部分をくに、と摘まんだ。 反対の手はまだ下着越し。 完全に浸みるのを待つように擦る。] (-75) 2023/03/21(Tue) 22:52:27 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ……良かった、ちゃんと濡れてる。 [上唇だけを触れさせた状態で囁いた。 キスを止めないまま、真白の切ない声色を聞くずるい恰好。 クロッチが十分湿ったのを確認したら、擦る場所は秘芽の位置へ。 彼女は快楽のどの位置まで行ったことがあるのだろう? 確かめるように。*] (-76) 2023/03/21(Tue) 22:52:46 |
【人】 グルメライター ヤワタはは。 じゃあいちご飴の分も摘まなきゃね。 [余ったら、なんて言わずに。>>6 こんなに露骨にテンションがあがっている姿を見たら、ブレーキがばかになったみたいに「全部盛りしよう!!」なんて提案したくなる。 その場で食べられる数には限りがあるから、いくらチケットを買えるとはいえ一度に欲張ることはできないだろうけれど。] 使う前に食材の味を見るのは料理人としての職務の範疇じゃない? っていう真面目な言い訳を考えつつ、 1個だけってつまみ食いするマシロちゃんは可愛いから、 内緒で見たいな。 [カウンターから見える位置で行えば自分だけ見るという訳にはいかないのは承知。 それはそれとして、好物を前にこっそりつまみ食いをする彼女がみたいのだ。 どれが一番の気に入りなのだろう。 やはり彼女を想像させる白いいちごか。 一番手に入りやすいさがほのかか、 或いは「あまいまるいおおきいうまい」のあまおうか。 つまみ食いし放題のここで知ることはできるだろうか。] (9) 2023/03/21(Tue) 23:10:27 |
【人】 グルメライター ヤワタ[みずがめ座の運勢が最下位なら、真白もそうなのでは? と、1月22日、ショートケーキの日生まれの僕は思うのです。 そういえば冬生まれっていうのは言ったし誕生日にいちごのケーキをくれと言っておいて、正確な日は言ってなかった気がする。 特に大人になってから祝われた経験に乏しくて。] 1位だよ。 だって酸っぱいから持ってきた練乳が無駄にならずに済むからね! [物は言いようだ。 真白も1位にしたいから。 練乳の蓋をパカッと開け、白を纏わせたいちごを一粒。] (10) 2023/03/21(Tue) 23:10:44 |
【赤】 グルメライター ヤワタあ、 [同時に声が落ちる。 誓って言うが、狙った訳ではない。 そうではないのだが。] …………ああもう。 [思わず天を仰いだ。 胸元に垂れた色といい量といい、違うものを想像してしまった自分は絶対に悪くない。] (*1) 2023/03/21(Tue) 23:11:12 |
【人】 グルメライター ヤワタ[練乳を持って来て良かったと思うことにした。 手を引かれるままいちご畑を散策し、新しい品種が書かれたプレートを見つけては食べ、ウォークラリーのようだと言いながら楽しんだ。 10分では到底全部を回り切れずに、受付に戻って更にチケットを渡す非効率的な移動も、彼女の一緒なら全然苦にならない。**] (11) 2023/03/21(Tue) 23:11:34 |
【独】 グルメライター ヤワタ/* そういえば今回マシロちゃんの肩書ブランクなんですよね。 店の外の物語だから「厨房担当」を外したともとれるんだけど、前村を経て「大咲」を手放そうという話になっているから、ただの「マシロ」としてここにいるのかなって思ってしまう。 (-78) 2023/03/21(Tue) 23:41:12 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ……ぁ、えと、きもちわるくはない……です、 こわいとかでも、なくて ただ その ……は、じめて、みる…から…… [ ちょっと、驚いただけです、 と小さく付け加える。 友人との会話や学生時代の授業だけで覚えていた、 男性の熱源が膨らむ理由を思い出し、顔を赤らめて。 そっと下腹を撫でられ、不意に脳裏を過ったのは "本当に彼の熱がここに収まりきるのか"なんて疑問符。 薄っぺらなお腹の中へ 誰かを迎え入れたことはない。 あの熱源が挿入れば、彼の形に肌が変わってしまいそう ] (-79) 2023/03/21(Tue) 23:53:49 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ ────むしろ、そうなりたいのかもしれない。 貴方の形も熱も全部、覚え込ませて。 身体の内側から全部、教えてほしい。 花を咲かせるように 甘いお菓子を作るように。 ] (-80) 2023/03/21(Tue) 23:53:58 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ ぎゅう、と一度だけ彼と手を握った後、 探し求めていたトレーナーへ縋るように力を込める。 彼の服だというだけで、心がふわりと和らいだ。 ──だからこそ、準備していた、なんて恥ずかしい内緒話を 微かにでも口に出来たのかもしれず。 ] ……っも、ばかぁ、いわないでください……っ あたまのなか、やわたさんでいっぱいなのに、 もっとだめになりそう……だから…… [ ずっと"こうなること"を想定しながら下着を着けていた。 その事実を改めて彼の口から指摘されると、 羞恥と照れが段違いだ。 くっつけられた額は、互いにすこし汗ばんでいる。 急に高まった体温も彼の肌に伝わるだろう。 くすくすと間近で聞こえる笑い声が、鼓膜を擽って。 ] (-81) 2023/03/21(Tue) 23:54:08 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタぁぅ、……みせるの、やわたさんだけ、です …………一回だけですよ……。 [ 下着のデザインはお気に召して頂けたらしい。 今電気を明るくされたら間違いなくしんでしまうので、 明日の朝なら、と小さく肯いた。 好きな人をこんな風に喜ばせられるなら、それくらいは。 ……慣れなさと羞恥が邪魔をして、 素直にそんな風には まだ 言えないけれども その代わり、すき、とあいしてる、は沢山紡ぐから。 ] (-82) 2023/03/21(Tue) 23:54:18 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 仔猫の戯れのような会話が出来たのもそこまでで、 ホックを外すわけでも、ずり上げることもせず 下から指を入れて直接先端を摘ままれ、脚が跳ねる。 いたずらなもう片方の手は、下着の中に直接触れずに 上から撫ぜるように擦るばかり。 ] ン、ぅ ふぁ あ、ぁ……ッ! [ 下着越しに擦られるだけで、甘い痺れがじん、と奔る。 自分の内側が切なさと疼きを孕んでいく。 なんで。おかしい。こんな、──こんなの。 はじめては痛くて上手く気持ちよくなれないって、 既に経験を済ませた子は、言っていたのに。 ぐるぐると混乱が渦巻いて、けれど喘ぎ声は止まない。 上唇だけ触れ合う、ずるいキスのまま囁かれ、 「ぁふ、」と彼の声を敏感に拾い上げては、甘い声を。 ] (-83) 2023/03/21(Tue) 23:54:32 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ ぬれてる、という言葉の意味くらい分かっていた。 下腹部があつくて、下着がなにかで湿っていく感覚。 直に触れられたらきっと、音が立ってしまうのだろう。 じわじわととろ火で煮込まれているみたいだ。 白色の下着はきっと、蜜で僅かに色を変えている。 ────……いっそひとおもいに喰べてくれないか、と 思いかけた その瞬間に。 ] ッひ、ぁあ……!? ゃ、まって、なに……っ [ 薄い下着越し、秘芽を擦られて腰が震えた。 誰にも──自分でも触れたことがない場所。 迸った強い快感に逃げ腰になる様を見れば、きっと "一度も達したことがない"ことは容易に分かるだろう。 同時に、快楽を覚えること自体が初めてだということも。 飢えた獣の前、好きなように味付けられる まっさらなうさぎが一匹。** ] (-84) 2023/03/21(Tue) 23:54:51 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ良かった。 って言ってもまだパンツ履いてるけどね。 [母子家庭の彼女にとっては、幼い頃を含めても男性器はおろか男性用下着だって目にする機会はほぼなかっただろう。 下着越しに見る雄の慾に対し生理的不快感が出ていないことにまずはホッとした。 本能的な恐怖はこれから身体をじっくり蕩かすことである程度取り除けるとは思うが、気持ち悪いと感じるものを彼女の裡に捻じ込むのは流石に辛いので。 撫でた下腹が呼吸に合わせて上下する。 その裡にはやく収まりたくて、下着の中が更に硬度を増すのを感じた。 形の良い臍を指先で軽く穿ることで挿入慾を少し抑え、息を吐いた。] (-98) 2023/03/22(Wed) 20:41:12 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[トレーナーを渡したのは自分なのに、縋るように力が込められているのを見て少し嫉妬する。 無機物に嫉妬するなんて本当に自分はどうかしている。] 僕だって、頭の中はマシロちゃんでいっぱいだよ こんなに好きな女の子が僕に喰べられるのを 待ってくれてるの、嬉しいに決まってる ……今日つけてるのとは違うのもあるってことでしょ? [恥ずかしがる姿も堪らないのだと言っても恥じらいを消すことはできないだろう。 むしろもっと羞恥で身体を熱くさせてしまうかもしれない。 この日の為に準備をしていたのなら、同じ下着をずっとつけているとは考えにくいから、自分が見ていない「この日用」はまだ存在するのだろう。 恥ずかしがらせると知っても、そう思いついたら言わずにはいられなかった。 ――ああ次はピンクのスポンジも良いな、 なんて、常夜灯の下、恐らく肌に血色が混ざっているのを想像して笑う。] (-99) 2023/03/22(Wed) 20:41:46 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロうん、僕だけ。 僕だけ独り占めするから、しっかり見せて。 [回数には言及しない。 だってこれから先、電気を消す余裕もなく抱き合う日だって来て欲しい。 明るい中で下着姿を見たい慾に抗える気はしないのだ。 彼女が白い下着の日もピンクやブルーの下着の日も あまりイメージではないが黒や深紅の下着をつけることがあったならその日も 気が抜けて上下セットではない日があるならそれはそれで興奮すると思う。 ……勿論今はそんなことは言わない。] (-100) 2023/03/22(Wed) 20:42:16 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[触れた蕾は既に起き上がり、摘まんでくれと言わんばかりにツンと尖っていた。 ちいさなそこを潰さないように、左右から摘まみ、少し引っ張り、摘まんだまま軽く回し。 刺激を与える度に上がる喘ぎは塞がずに全部空気中に放たせる。 喘ぎの間に軽く下唇を舐めて湿らせることを忘れない。 真白の発した甘い空気は漂う前に自分が全部飲み込む心算だ。] 可愛い、 気持ち悦い時の声、すっごい甘くて、 クる、…… [窮屈を感じていた箇所は既に痛いくらい張り詰めている。 早漏だった覚えはないが、下着は既に先走りで濡れてまるで粗相をしているようだ。 シミの目立たない色にして良かったと心から思う。] (-101) 2023/03/22(Wed) 20:43:19 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[胸と同時、下肢を弄ると一際甘い声が上がった。 混乱を訴える言葉に指を離す。 「なに」ということは、ここが快楽を産むことを知らない可能性がある。] ……ん、わかった、ここはもう少し後にするね。 一度に両方は欲張りすぎた。 [先に、とブラジャーに潜っていた指を抜き、そのまま背中のホックを外す。 彼女のサイズを考えればもっと強固な金具の方が支えになると思うが、「外しやすい」方を重視しているデザインなのかもしれない。] (-102) 2023/03/22(Wed) 20:43:42 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロマシロちゃん。 目を開けて、僕を見て? 知らない感覚なら「こわい」って思うかもしれないけど…… 気持ち悦くさせたいだけだから、 任せて、預けてくれる? [腕からストラップを下ろし、彼女の胸を覆っていた布を剥ぐ。 ふわんと外気に晒された胸に、喉奥が獰猛な音を立てるが、怖がらせたくなくて真白と目を合わせて微笑んだ。 寒いのか、或いは快感の余波か、肌が少し粟だっている。 先端は摘まんだ時の印象通り小さく、それでいて男を誘うのに十分な角度を保っている。 女性の乳頭はまだ視力の覚束ない赤子が乳を飲む時に目印となるように色づいていると聞いたことがあるが、その「赤子の時に満たされた」という記憶は大人になってもあるのか、目にしてしまえばむしゃぶりつきたい衝動に駆られてしまい、獣慾を宥めるのが難しい。] (-103) 2023/03/22(Wed) 20:45:29 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ知識としては「女の子が気持ち悦いところ」を知ってるけど、 マシロちゃんのことを知りたいんだ。 僕が好きなたった一人の女の子を一番気持ち悦くさせたい。 だから気持ち悦かったら、さっきみたいに可愛い声で教えて? [咲いた華の下、柔らかな斜面に軽く吸い付いて少し淡い華を咲かせる。 指で触るのと、咥えられるのと、どちらがより感じるのか。 見せつけるように出した舌でこれからされることを彼女が察したとしても、今度は「待って」は聞く気がない。*] (-104) 2023/03/22(Wed) 20:49:41 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 白いトレーナーへ彼が嫉妬しているなんて思いもしない。 付き合う前の印象とは随分違うその独占欲が、 私には何より嬉しいことも、きっと、貴方は知らない。 ] …………ぃ、いわないで、ください…… [ 喰べられるために用意した幾つもの下着たち。 今日のショートケーキめいたデザイン以外にも、 出番が無かった子たちはクローゼットの中でお留守番中。 プレゼント用のラッピングを選ぶような気持ちで、 勢いのまま買ったベビードールなんかは 流石に恥ずかしすぎて、一番奥に仕舞いこんだ。 肌が上がった体温で薄桃に染まる。 ──ああ、電気が薄暗くて良かった。 聴こえた笑いはきっと、見え辛くても分かられているが。 ] (-108) 2023/03/22(Wed) 22:17:20 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ……いじわる [ "僕だけ"と約束しても、一回だけとは約束されていない。 秘められた慾には今は気付けなくても、 回数に言及しないちょっぴりの狡さには勘付ける。 すこし、拗ねたような声音でちいさく零した一言は 「嫌だと思っているわけではない」ことも 貴方には伝わってくれるだろうか。 何せ、明るさに紛れてあまり分かりづらいけれども 一歩踏み出すのに勇気がいる遠慮がちな気質なもので。 時には強引に、手を引いて 慾を教えてほしい。 ] (-109) 2023/03/22(Wed) 22:17:29 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ キスして、とねだったのは、 触れ合っていたいのも勿論そうだけれど 何より、溢れる甘い声を塞いでほしくて。 押し殺そうとしても殺しきれず、飲み込めもしないまま、 ぎゅ とその代わりに白いトレーナーを握り締める。 ] んぅ、〜〜ッは、 ふぁ……ッ [ 彼の熱い舌先が時折くちびるに触れるなら 求めていたキスをしてくれるのかと、口を開くのに。 舌同士が絡まり合うことはなくて あまい熱に浮かされた喘ぎ声は絶えず空気を震わせて。 落とされた言葉は、彼のものなら零さず拾い上げる。 ──うさぎでなくても、彼限定で聴力は良いらしい。 こんな、こんなこえ。 自分では到底聞かせたくないものにしか思えなくても 彼を、興奮、させられているのか。と。 ] (-110) 2023/03/22(Wed) 22:17:37 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ とろ火のような快感から一転し、体を迸った刺激は、 彼が指先を離したことで二度目は訪わなかった。 はふ 、と息を吐き、欲張りすぎたという彼を見上げる。 よくばり、なのだろうか。彼のそれは。 寧ろ自分のペースにばかり合わせて貰っている気がして ぼんやり考えているうち、 背中の金具を容易に外され 「ぁ」と瞳を瞬かせた。 腕からするりとストラップが下ろされ、 下着を外された弾みで胸が揺れるのを 思わず隠しかけ、 ] (-111) 2023/03/22(Wed) 22:17:46 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ ────隠す前に、彼の喉奥から鳴った獣めいた音と それとはまるで対照的な優しい言葉が耳に入って 潤んだ双眸を、そぅ、と彼の視線と交わらせる。 微笑む色はいつもと変わらない…ように見えた。 聞こえた獰猛な、飢えた獣みたいな音なんて無いかの如く。 きっとどちらも彼の本音で どちらも、貴方、なんだろうか ──なんて思いながら ] ────……やわたさん、に、 がまん …させて、ない……です、か……? [ 目と目が合って、微笑まれること。 ──片想いをしていた時にいつも思い出していた、 貴方の、その柔和な笑み。 私が大事にしたい、貴方の笑顔。 ] (-112) 2023/03/22(Wed) 22:18:00 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 知識として、女の子を気持ち悦い場所を知っている。 それ自体は彼の交際経験を思えば不思議ではない。 だから、抱いたのは嫉妬心というよりも "私の知らない私を知ってほしい"という慾の方。 同時に。 戸惑うばかりの自分に合わせて我慢してほしくもなくて そんな風に問いかけた、あと。 ] ……わたし、その、 やわたさんに してもらうこと、ぜんぶ、 ………… きもちいい、です…… ほんとにやだったら、ちゃんと いう、ので、 [ 熱と快楽で舌が上手く回らない。 いつも明朗に接客している時は言葉が輪郭を保っているのに 今喋っていることは全部、今にも形を失いそう。 あたまがばかになったみたいだ。 ──とっくにそうなっているのかも、しれない。 ] (-113) 2023/03/22(Wed) 22:18:09 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタいっぱい、きもちよくして、ほしい……し ────やわたさんにも がまん……しないで、ほしい ……です… [ 縋っていた白いトレーナーから、恐る恐る指先を離す。 また軽く胸元を吸われ、「んっ」と甘い息を零し、 見せつけるように出された赤い舌を見遣った。 ──二度目の「まって」は、出なかった。 これから訪う行為を察しても 皿の上のうさぎは、 獰猛な狼の前で無防備に寝転がっている。* ] (-114) 2023/03/22(Wed) 22:18:19 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[本当に嫌なことなら、そんな顔をして言わないでしょう? と思うのは都合の良い解釈なのだろうか。 真白がしたことで自分が嬉しいのだと言葉にして、 そこに真白を辱める意図がないことは伝わっていると思っている。 だから、羞恥を感じても嫌悪には至らないと―― 「いじわる」なんて甘く詰られても反省は促されない。 恥ずかしさを失わないまま受け入れてほしいと思っている。 例えば色気を強調するようなランジェリーもあるなら着てほしいし 狡い言い回しに気づいても許してほしい。 すべては真白が愛しいと思うことに通じている。] (-116) 2023/03/22(Wed) 23:19:17 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[下唇を舐める度に期待してちいさく口が開くのを薄目でずっと見つめていた。 知ったばかりの深いキスをもう求めてくれているのが嬉しい。 このまま唇を噛んで声を殺したりせずに 情動のままに啼いてほしい。] 可愛い、 すっごい可愛い、 もっと、 [譫言のように強請る。 もっと蕩けて、と。] (-117) 2023/03/22(Wed) 23:19:37 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[真白の瞳の中に映る自分は微笑んでいる。 反射的に出た空腹の獣の呻き声は誤魔化せていなかったようで、 強い快感から解放されて言葉を紡げるようになった彼女からは懸念の言葉が出る。 此方の我慢を気遣って、 恥ずかしいのにちゃんと「ぜんぶきもちいい」と言ってくれる、 嗚呼なんて愛おしいのだろう。 答える前に唇を合わせた。 今度は上下ともに、同時に。 散々合わせて痺れたみたいに思えたけれど、 少し離してから再び口接けると、まるで初めての時のように鼓動が跳ねる。] (-118) 2023/03/22(Wed) 23:20:03 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ僕も、本当に辛い我慢なら言うよ。 今の我慢はね、「したい我慢」なんだ。 [触れる。離す。また触れる。 自分の瞳にはずっと真白の姿が映っている。] お店でおいしいものを食べるには、 注文から出来上がるまで待つ必要があるでしょ? 待たなくて良い出来合いのお惣菜でも空腹は凌げるけど、 「それが食べたい」っていう時には絶対待ちたい。 [触れる。離す。鼻先を擦って、頬をくっつけて。] 僕はマシロちゃんだけが欲しい。 マシロちゃんがずっと気持ち悦いってなってる時に繋がりたい。 だから我慢させて。 [開いた口から少し舌を覗かせた。 接客時より幼い印象の喋り方になっている彼女の舌が迎えに出たなら唇を合わせないまま舌だけを触れ合わせる。 びり、と電流が走ったような快感。] (-119) 2023/03/22(Wed) 23:20:44 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[トレーナーを離した手は肩でも腕でも掴んで良いし何なら爪を立ててくれて構わない。 制止の声はなく、真白のちいさな蕾は口の中におさまった。 吸っても母乳は出ないのに、甘い。 乳輪ごと唇で覆い、先端だけを舌でちろちろと愛したり、ぢゅ、と吸って離したり。 吸っていない方は指で捏ね回しながら、何度か左右を入れ替えた。 下乳や脇の付近にも時折華が咲く。 胸だけを丁寧に味わう間、可哀想なことになっているショーツは足首付近まで下ろしておいたが、肝心の女の部分にはまだ触れない。*] (-120) 2023/03/22(Wed) 23:21:17 |
【独】 グルメライター ヤワタ/* 何回読んでも喘ぎが天才的にえっち。 喘ぎの語彙まで好みど真ん中とか本当どうなってるの……殴られ過ぎて瀕死どころか し わよ。 (-125) 2023/03/22(Wed) 23:49:14 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 貴方から与えられる優しさや愛、──私を好きと思う気持ち。 全部理解しているからこそ、嫌じゃない。 解釈はお気に召すまま、きっとそれで正解だから。 恥ずかしい気持ちも照れる感情の動きも抑えられないけど、 代わりに貴方へ精一杯言葉にしたい。 慣れないうちの拙さは許して欲しいものだ。 互いに「許して」なんて甘えていることは、知らないまま。 なにをされたって愛しい気持ちに変わりはないのだから 許さないことなんか、ないのだけれど。 策を弄するくらい 愛しいと思ってくれていることが 堪らなく嬉しいのだから、恋の病は重症みたいだ。 ] (-126) 2023/03/23(Thu) 0:24:43 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 雨のように降り注ぐ"可愛い"は、 まるで熱に浮かされた譫言のように此方をぐずつかせる。 自分が、自分じゃないみたいな、あまったるい声。 ──どうしようもなく恥ずかしい気持ちはあるけれど 大切な彼が、それで喜んでくれるなら、と 声を零すことを羞恥と共に受け入れる。 ] んむ、 [ 我慢していないかを問いかけた後に返ってきたのは、 まず言葉ではなく、求めていたキスだった。 深く舌を交えるものではない、重ね合うだけの。 だというのに、心臓はそれだけでどくん、と音を立てた。 ──うさぎは月を見て跳ねるという歌があるけれども 白うさぎは、貴方の熱で簡単に跳ねてしまうらしい。 ] (-127) 2023/03/23(Thu) 0:24:50 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ したい我慢、…とは。 何度も重なっては離れる口付けひとつがきもちいい。 潤んだ瞳の中に彼の姿を映しながら、 唇以外でも触れ合わない場所が無いようにくっつく肌を くすぐったそうに、ふふ、と咲って受け止めた。 ] ────……やわたさんが、そうしたい、なら。 いっぱい、きもちよくして ください ……そしたら がまんせず、おいしく、たべて。 [ 蕩けた頭でも、彼が言っていることの意味は理解出来た。 慾を慾のままぶつけて、抱いたって良いのに。 私だけが欲しいと紡いで 私の感覚を大事にしてくれる。 だから、どろどろのぐずぐずになるまで 快楽と愛で煮込んだ後に、たべてほしい。 ──骨も残さず、わたしを、まるごと。 ] (-128) 2023/03/23(Thu) 0:25:05 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 少し覗いた彼の舌を、自然と自分の舌で迎えに行く。 背筋に迸る熱がきもちよくて、もっとほしいのに、 触れ合っただけの舌の熱は離れていく。 ────どうしてこんなに好きが止まないのだろう。 すきで、すきで、制御が効かない。 実らないと思い込んでいたこの恋はきっと奇跡で、 思えば想うほど好きになっていく。 ] やわた、さん [ 縋る先を彼の身体に変えたら、動き辛くないだろうか。 そんな意図を確かめるように名前を呼び、見つめ、 恐る恐るといった風に腕を弱く掴んだ。 ] (-129) 2023/03/23(Thu) 0:25:10 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ────やわたさん、 すき [ 初恋も、初めての夜も、ぜんぶ貴方に渡すから 貴方の最後、残さず私にください。 過去のことを思っても妬かないといえば、嘘になる。 けれどここまで真摯に愛されているなら 不安や心配に思うこころは、もう欠片も芽生えない。 ] (-130) 2023/03/23(Thu) 0:25:18 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ ──制止の声は紡がれないまま。 指先で愛でられるだけだった胸が、彼の口の中へ収まって。 ] ひぅ、 ん……ッ 〜〜ッンん、ぁ ふ ……ッ! [ すき と愛を口にしたのと同じくちびるで、 絶え間なく快楽に酔った声が零れ落ちていく。 甘い痺れがずっと体や頭を焼いている。 快楽で蕩けた瞳から、涙がぽろぽろと流れて頬を濡らし、 びくん、と時折脚を跳ねさせて。 いつの間にか足首まで下げられていた白のショーツは、 もう役目を果たせないだろうから、いいのだけれど。 下ろされたことへ気付く余裕も、今の自分にはなかった。 ] (-131) 2023/03/23(Thu) 0:25:29 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタん、ンぅ……〜〜〜ッッ [ 一際強く体が反応し、声が甘さを帯びるのは 彼の舌が先端を吸っては離す時。 指先で愛でられるのも、あつい舌で愛されるのも、 絶え間なくきもちがよくて お腹の奥が熱を孕んで疼く。 胸だけできもちいい、のに。 ────どうして触れられているわけでもない下腹部が こんなに切なくて、じくじくと暴れているのか。 半ば無意識に、脚を擦り合わせる。 さっきの一際強い快感を思い出しては、 吐息が殊更、熱を帯びた。** ] (-132) 2023/03/23(Thu) 0:25:45 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[言われなくても言葉にされても 本当に真白が望むことならば許す以外の選択肢はない。 むしろ甘えられるのが嬉しい。 これを求めることを病と表現するのなら、 不治であれ、と願う。] うん、喰べること自体は我慢できないから その時に痛かったとしても我慢させちゃうけど…… 僕が我慢しないことを君が望んでくれるのが、嬉しい。 [じゃれあいみたいな顔の触れ合いに真白がわらう。 感じている顔も可愛いけれど、こんな風にくすぐったがる顔も 自分を堪らない気持ちにさせる。] (-137) 2023/03/23(Thu) 9:35:51 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[口から舌を出して触れ合わせる。 いやらしいキスに抵抗を感じる理性は溶かせているらしい。 呼ぶ声が甘い。 絡めた舌の下、とろりと慾塗れに変化した雫が落ちて真白の肌を汚す。] うん。 好き。マシロちゃんがだいすきだよ。 [だからトレーナーにしたみたいにぎゅっとしてほしい。 腕に傷がつくなら、彼女の所有印を与えられた気分になるから。] (-138) 2023/03/23(Thu) 9:36:54 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[これが最後の恋だよ。 いつ、何度聞かれても言葉にして約束出来る。 恋も、 人生最後のキスも、 この身体から放たれる最後の一滴だって 真白以外には捧げたくない。] (-139) 2023/03/23(Thu) 9:37:39 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[啼き声は甘く鼓膜に届く。 上半身は彼女に触れているが腰だけは暴発防止に離している情けない恰好。] ……マシロちゃんはどこもかしこも甘いね。 [ぷちゅ、と咥内で音が鳴る。 脚が跳ねた時にどういう愛撫を施していたのかはきちんと覚えて、 最初は模索していた吸い方も真白が悦ぶもの中心になった。 カスタムメイド。 真白が神田ブレンドを早く覚えてくれたように、 自分も真白の善がる行為を詰め合わせられる男に早くなりたい。] (-140) 2023/03/23(Thu) 9:38:10 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[もじもじと脚を擦り合わせる気配を感じて、 ちゅぽんと音を立てて胸から唇を離す。 豊かな乳房にはいつの間にか淡い模様がいくつも浮いていた。 頬を濡らす涙を吸って、もう一度彼女の視界に自分を映す。] あー……かっわいい。 ね、もう少し欲張らせて。 マシロちゃんをイかせたい。 [零れかけた唾液を舌で拭う様はさながら肉食獣の舌なめずり。 腕を掴む片手を外させて、自分の片手と繋ぐ。 指と指を互いに入れ込む恋人同士の繋ぎ方。 繋いでいない指は、先程取り置いた下肢に伸びる。] (-141) 2023/03/23(Thu) 9:38:49 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロいっぱい濡れてるの、 マシロちゃんの身体が僕をほしがってくれてる ってことだから嬉しい。 ……お尻まで垂れてるね。 [自分の慾を「受け入れたい」と思ってくれるのも嬉しいけれど、 やはり「ほしい」と想ってほしいので。 臀部や太腿までぬるぬると溢れる蜜を指先で掬って舐めた。 愛しさに麻痺した脳はその味を美味と変換する。 自分の唾液も足して濡らした指を2本、そっと秘芽に当てた。 様子を見ながらくにくにと動かす。 これだけ感じてくれているなら、初めてでも頂点に導けると期待して。*] (-142) 2023/03/23(Thu) 9:40:16 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ…ん、そのときは 我慢、しないでください 痛くても へいき、です ──わたしも それは"したい我慢"、なので [ 伝えたいこと、知っていてほしいこと。 恥ずかしくて口に出来ないことはまだまだあっても、 これだけは貴方へ渡したくて、はにかみながら言葉を紡ぐ。 初めては痛い、というのも、 実際今から経験する自分にはそれの正誤は分からない。 例え本当であっても、やっぱり怖いとは思わないのだろう。 ────そんな風に思う気持ちよりも、 貴方と繋がりたいというこころのほうが大きいから。 ] (-145) 2023/03/23(Thu) 11:32:53 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 初めの頃に深いキスで腰が引けていたのを思えば、 理性は快楽と彼への愛で既に溶けてしまっているのだろう。 呂律もあまりうまく回ってはくれないし、 考えるより先に、言葉がぽろりと零れ落ちるくらいには。 ] ──…ふふ、 [ 感情のまま紡いだ言葉へ、同じ熱が返ってくる。 やわく微笑んで「うれしい」と呟いた。 絡んだ舌から落ちた慾の雫が、自分の肌を濡らす。 ────もっと、もっとその慾に染めて欲しい。 貴方の色と 私の白 混ざり合って、ひとつの色になって、 あなたのことも、ふたりの色に、染めてみたい。 ] (-146) 2023/03/23(Thu) 11:32:59 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ どこも甘いなんて、そんなはずないのに。 彼に言われたら"そうなのかもしれない"なんて、 茹だった頭がばかみたいな思考を導いていく。 もはや彼にならどこを触れられても気持ちが良いけれど、 自分がより敏感に反応を示した愛撫を どうやら的確に学ばれてしまったようで。 あふれる甘い声も、彼の咥内で鳴るいやらしい音も、 快楽の蓄積にしかなってはくれない。 お腹の奥がずっと疼いて、せつなくて、あつい。 このとろ火のような快感が続いて欲しい気持ちと、 ──もっと、を、もとめる淫らな慾が入り交じる。 音を立てて彼の唇が、自分の胸から離れていく。 「ぁ、」とさみしげな声が落ちたと同時に 涙を吸われ、熱で浮かれた双眸に彼が映り込んだ。 ] (-147) 2023/03/23(Thu) 11:33:06 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ…………イ、かせ……? [ 欲張ってくれるのは、うれしい。そうしてほしいから。 イかせたい、が具体的にどんな意味か分からなくて、 つい不思議そうに小首を傾ぎ。 ──焼けた思考回路と潤んだ瞳の中で見えた まるで獲物を前にした肉食獣のような舌なめずりに。 どくん と心臓が跳ねて、背筋が痺れた。 腕に縋っていた片手を外され、代わりに彼の手と 指同士を絡ませ合う恋人繋ぎになったなら きゅ、と彼の体温を感じるように、力をこめて。 ] (-148) 2023/03/23(Thu) 11:33:20 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタっや、いわないで……ばかぁ……っ [ はずかしい、──だって 自分でも分かっているのだ。 いつの間にか下着は下ろされているけれども、 下着が意味をなさないくらい何かで濡れていることなんて。 きもちいい、と感じるたびに 自分の身体の奥からとろりと熱が溢れる感触も。 渦巻くお腹の熱が燻るたび、下腹部が動けば わずかな水音が立っていたことも。 いざ指摘されると、砂糖菓子のような照れ隠ししか 紡げなくなってしまって、──頭が沸騰してしまいそう。 溢れる蜜を彼の指先が掬って舐めるのを見れば 「だめ」と、もう遅い制止を投げるだけ投げて、 ] (-149) 2023/03/23(Thu) 11:33:32 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ──── ……ッひゃ、ぁん…っ!? [ 彼の熱い唾液と、自分が零したはしたない蜜。 ふたつを纏いぬるついた指先が、 今度は直接秘芽に触れて、くに、と動かされる。 また太腿が跳ねて、こぷり、蜜があふれた。 ] ふぁ、や、ぁン、〜〜っひぅ、 ん、ンぅ……ッ! っは、 ふ、まって、ぇっ ……や、なにか、ンっ、へんなの……くる、から ぁッ [ ふるふると快楽と痺れを逃すように頭を振るけれど、 髪がシーツへみだらに散らばるだけ。 視界がちかちか光って、ぶわ、と背筋を這い上がり、 ────ぱちん っと脳内で何かが弾ける音。 ] (-150) 2023/03/23(Thu) 11:33:55 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ──────……〜〜〜ッ!! [ 繋いだ彼の手に、爪を立ててしまうことも気遣えない。 身体ぜんぶが跳ね、足のつま先が丸まって、 自分を快楽の海に落としている張本人しか 縋れる先がいない中。 きゅうぅ、とお腹のなかが収縮し、震える感覚。 身体がびくびくと震え続けるのが止まらない。 ] …………っは、 ふ……ぁ……っ? [ 未だに視界には小さな星が明滅している。 初めて迎えた絶頂が何なのか、訳も分からないくせに 蕩け切った顔は、「もっとほしい」と、 覚えたての慾を訴えるような色* ] (-151) 2023/03/23(Thu) 11:34:02 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[求められている。 ただ愛の言葉を囁くだけではなく ただ抱き締め合うだけでもなく 己の一番恥ずかしい部分を曝け出して 他の人のものだと思うと嫌悪してしまうような体液を肌に直接零されて これから待っているのが痛みかもしれないと聞いて尚。 「したい我慢」だと言葉にしてくれた。] (-153) 2023/03/23(Thu) 12:46:17 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[未知の行為、未知の感覚に対する恐れよりも愛されている。 だからこそ、与えられた刺激を正しく「快感」と受け取れる訳で。 この夜だけで何度「好き」を交わしただろう。 その度に嬉しいし、 うれしいと微笑んでくれる彼女にまた恋をする。 愛を纏い愛で煮込まれた白うさぎを前にして 慾張りな狼がいっぴき。 女の部分から溢れる快感に疎い彼女がオーガズムを知る筈もないのに直截な物言いをした。 勿論、初めてだから上手く導けるとも限らないのだが もし至れたのなら、その感覚と「イく」という言葉を紐づけさせたくて。 物覚えの良い白うさぎさんにいつか自分の口で言わせることを目論んでいる。] (-155) 2023/03/23(Thu) 12:46:46 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ逆効果だよ。 こんな可愛いの、何度だって見たいからね。 ……やらしー音。 [自分の鼻息が耳に届くのが邪魔で息を潜めた。 二人きりの狭い部屋に水音と真白の喘ぎが響く。 たっぷり舌や胸で快感を引き出していたおかげか、 触れた秘芽はすっかり熟れて膨らんでいる。 擦り続けると太腿が跳ねてまた新しい水音が立った。] (-156) 2023/03/23(Thu) 12:47:08 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ待たない。 イッて。 [今度は休憩を挟まなかった。 繋いだ手、骨と骨の間に爪が食い込む感触。 跳ねた身体がどこかに行ってしまわないように、自分からも強く手を握る。 どこにも逃がさない。] (-157) 2023/03/23(Thu) 12:47:28 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ――可愛い。 あ〜無理、もう無理、可愛すぎる、 とろっとろじゃん…… [上手く導けたとしたら、暫くは余韻が必要かとも思っていたが待てそうにない。 小刻みに震える下腹を濡れた指で撫でる。] ……ここまで挿入るからね? [マーキングのように蜜を塗りつけてから再び指を下ろす。 今度はフリルを掻き分けて、蜜を零し続ける泉まで。 先に身体の内側に快感を教えたからか、1本はスムーズに飲み込まれた。 締め付ける蜜壺の温かさに眩暈がする。 先刻予告した位置までは指は到達しないが、 指でも触れる箇所にある浅瀬の性感帯を探しては隙を見て指を増やそうと。 馴らす動きは自分の余裕のなさと連動してやや強かったかもしれない。*] (-158) 2023/03/23(Thu) 12:48:40 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 貴方と深く繋がるためなら、どんな我慢だってしてみたい。 ──きっとこれも、付き合ってから訪れた変化のひとつ。 昔の自分は、我慢"しなきゃ"と思っていた。 一緒にご飯を食べたいと言うことも、愛を乞うことも、 待っている結末に気付いて尚「しなければ」と 義務のように考えていたけれど。 貴方となら、違う。 ────これは義務感なんかじゃなくて、抱いているのは 求めるが故の 慾からの、"我慢したい"という想い。 だって、先に貴方が 教えてくれたから。 想うからこその、"したい我慢"があるのだと。 ] (-163) 2023/03/23(Thu) 14:13:18 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ それをカッコいい、と、思ってくれるなら ──その私は、他でもない 貴方が変えてくれた私だ。 ] (-164) 2023/03/23(Thu) 14:13:27 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 物覚えの良い白うさぎでも、知らないことは沢山ある。 "イく"という感覚を覚えたこともなければ 直接的な物言いも脳内の辞書には記載がない。 慾張り狼さんの目論見は、──さて。 ] ──…っやだ、ぁ、きかないで……っ [ 顔に熱が集まって、羞恥でまた瞳が潤む。 何度でも、これから先見せることになるのは分かっていても いざ言葉にされると、初めての身には一撃が重いのだ。 ──そう、はじめて、なのに。 彼の言う通り、どうしてこんな音が鳴っているのだろう。 いやらしい淫らな水音を生んでいるのは自分で。 抑えようにも ばかになったみたいに溢れてくる。 おかしい、こんな、きもちいいことばっかり。 挙句に強い快楽が全てを焼き尽くす勢いで迸って、 今度は「待って」という制止も聞いてくれなくて。 ] (-165) 2023/03/23(Thu) 14:13:37 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 縋る先、繋いだ手が強く握り返してくれる。 ────まるで獲物を逃がさないための杭のように。 ] …は、 ぁふ、……っ [ 身体はまだ絶頂の余韻で震えている。 息を必死に吸って吐いてを繰り返しても、 蕩けた理性は戻っては来なかった。 下腹を蜜で濡れた彼の指先が撫でるだけで、 またびくん、と脚が僅かに跳ねた。 示すように──獣のマーキングのように蜜を塗りつけられ、 「んぅ、」と快楽が滲む声を微か、零して。 教えられた場所に、彼の熱が挿入ることを想像しては ぞく、と痺れが背筋へ奔る。 ] (-166) 2023/03/23(Thu) 14:13:46 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタッひぁ、 ン、んん……っ [ 蜜を零し続ける秘部の中へ、彼の指が入り込んでくる。 まだ落ち着かない絶頂の余韻が続いているおかげか、 彼が胸や秘芽で快感を教えたおかげか 異物感よりも、くすぐったい妙な感覚の方が強い。 きゅぅ と指を締め付ける媚肉は、 初めてゆえの狭さがありながら、熱く、既に蕩けて。 侵入者でもある彼の指が"きもちよくしてくれる"ことを もう知っているかのように迎え入れた。 指が中で動くたびに、ぐちゅ、と粘着質な音が響く。 慣らし方が少し強くても、それさえ気持ちが悦い。 ────求められているとわかるから。 ] (-167) 2023/03/23(Thu) 14:13:53 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 指を増やすのも、きっと難しくはない蕩け具合。 ──浅い場所でなにかを探るように動く指先が、 快感に近しいくすぐったさを与えてくるのを 甘やかな喘ぎ声とともに、受け入れていた、その瞬間に。 ] ──── ……ッひゃ、ぁんっ!? [ 彼の指先が、浅瀬の上部──ある一箇所を掠めた瞬間 今までとは明らかに色も反応も違う声が上がる。 ちか、と目の奥が一度だけ明滅する。 反射的に思わず快感から逃げようと浮いた腰は、 弱点を晒したのと殆ど同義の動きだった。* ] (-168) 2023/03/23(Thu) 14:14:12 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[目の前に大きな水溜まりがあったとして。 手を繋いだら一緒に飛べる力はあるのに 「手を繋ぎたい」と言えずにいた真白。 手を繋いだら一緒に飛べる力があると思わずに 手を繋ぐことは自分にとって分不相応だと思い込んでいた自分。 出逢って恋をして、 「手を繋ぎたい」と言う勇気を得た。 互いにとって互いだけが変わる為に必要だった。 一度飛び越えて、もう自分には飛べる力があるとわかっていても 「繋ぐなら君が良い」と他の手を取ることはないだろう。] (-169) 2023/03/23(Thu) 15:58:37 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[可愛い君もカッコいい君も愛している。 そして他でもない自分の手でまだ見たことのない君を暴けることを望んでいる。] 「好き」って言ってくれてる音、 聞きたいに決まってるでしょ。 [指で何度も溢れた蜜を掬っては紅玉に塗す。 真白が全身を震わせる時には表情から目を離さずに。 溢れた蜜は押し当てた指をすり抜けてシーツを汚した。] (-170) 2023/03/23(Thu) 15:59:07 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[真白の感覚が降りてくるのを待てずに指は裡の味を求めた。 過敏になっている身体はまるで全身が性感帯になったように、下腹を撫でただけでびくりと反応を示す。 まだ男を知らない胎が「呑みたい」と訴えてくれるかのようなしゃくりあげ。] すご、 ナカ、あったかい、 [思わず零れた言葉は興奮が先立って片言になる。 2本目を入れて左右に軽くひらいても伸縮にそう抵抗を感じない程に媚肉は熟れている。 声色も苦痛を訴えてはなさそうだと思った時に指は探り当てた、ようで。] (-171) 2023/03/23(Thu) 15:59:29 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ……ここ? 悦さそう、腰浮いちゃってる…… 何回でもイッていいから、可愛いとこ見せて? [男性の前立腺が退化したものと思われる器官は人によっては不感だと聞いたことがあるが、どうやら彼女のそこは快感を感じる機能が備わっているようだった。 掻き混ぜれば一層いやらしく水音が響く。 片手を強く握って離さないまま、促すように数度開きっぱなしの唇を舐めた。 「さっきの」知ってるでしょう?*] (-172) 2023/03/23(Thu) 16:01:01 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ ──私にとって、戀も愛も貴方だけ。 貴方にとってもきっと同じ、互いに手を繋いで息をして 足りないものを埋め合っている。 全部あげる。 だから、全部ほしい。 甘ったるい声を枕や手を使って押し殺さなかったのは、 知らない私を、知ってほしいから。 ──そのうえで向けられる貴方の慾が、ほしい、から。 ] (-174) 2023/03/23(Thu) 18:53:59 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 自分でも、自分の身体がこんな風になるなんてこと 予想さえしていなかった。 高められた快楽から落ち着けないまま差し込まれる指が、 媚肉を擦るだけで、背筋がぴりつくようなくすぐったさ。 抵抗もせず容易く二本目を受け入れた中は、 指をもっと奥へ迎えようとするように収縮を繰り返す。 お腹の奥、燻って渦巻き続けていた疼きと熱のことを 彼が不意に零した言葉で思い出しては、息を吐き ] ……っは、……んぅ… [ "ここまで挿入る"と示された場所。 ──ほんとうに、あんなところまで、はいったら。 彼がくれる気持ち良さが癖になってしまいそうだ。 ] (-175) 2023/03/23(Thu) 18:54:08 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 心はもうとっくに彼がいなければだめなのに。 身体まで、彼でなければだめになってしまったらどうしよう。 交わる前でさえ気持ち悦いなんてしらなかった。 知らない頃には、帰れない。 ────今まさに探り当てられた、弱いところ、も。 ] や、っぁ、 ッンぅ あ、ぁあ……っ! [ 蜜でぬかるんだ媚肉の浅瀬。 またさっきのように視界がちかちかと明滅する。 ぐちゅぐちゅと鳴り響く水音のいやらしさも、 ひっきりなしに喉から零れる喘ぎ声の淫らさも。 絶頂への至り方を教えられた身体は、 物覚え良く、音さえ快感のひとつにして。 ] (-176) 2023/03/23(Thu) 18:54:17 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ──── …ッま、って、 また、さっきの くる、からぁ……ッ [ 子どものようにふるふると頭を横へ振っても、 髪が乱れるだけで、快感はちっとも逃げやしない。 なにかを促すように彼の舌が数度、 喘ぎ声で開いた自分の唇を舐め、熱を与える。 ──しっている。この後にくるものが、なにか、を。 あの感覚と。弾けるような痺れと。 頭も理性も焼けて蕩かされる強い快感。 ] (-177) 2023/03/23(Thu) 18:54:24 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 強く握って離されないままの片手を、 ぎゅう、と握り返し、爪を立てる。 肌への独占の印を残す方法が分からない代わりに 誰からも見える場所へ、情事の痕跡を。 職業柄、爪は常に短く整えているものだから 大した傷痕にはならないだろうが。 ] ──────ッゃ、あぁっ、 [ びりびりと強い快楽が脳髄まで迸る。 息が一瞬だけ詰まって、 なにもかも考えられないくらい、頭がばかになって ] (-178) 2023/03/23(Thu) 18:54:32 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタイっちゃ、ぅ、 ────…〜〜ッ!! [ 腰がびくん、と大きく跳ねて。 顔はきっと快楽に蕩けきって、涙が絶えず頬を伝う。 食べ頃の熟れたいちごよりも赤い肌で 肩を揺らしながら、どうにか息を整えようと。 殆ど力の抜けた手は、繋いだままの彼の手を引き寄せ 無意識に、安心出来る相手へ甘えるように 引き寄せた彼の掌へ、すり、と頬擦りをして。* ] (-179) 2023/03/23(Thu) 18:54:44 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[隠さないでいてくれたから見ることが出来る。 初めてするであろう快感に蕩けた表情を。 潜めないでいてくれたから聞くことが出来る。 甘く甲高く善がる声を。 羞恥よりも愛されることを望んでくれる。 なんて大きな愛なのだろう。 こんなに大きな愛を得た人生、 得る前に平凡だと決めつけた自分の何と浅はかだったことよ。] (-182) 2023/03/23(Thu) 20:30:19 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[一度達して戦慄いたからか、初めて受け入れる指にも痛みは感じていない様子だった。 それどころか裡を蠢く度にこぷ、こぷ、と蜜が溢れてくる。 ここに己を突き立てたらどんなにか気持ち悦いだろう。 彼女の声を聞きたくて潜めていた鼻息もいよいよ抑えきれずに荒い呼気が空気を濁す。 ――待たない。 待たなければ膣でも至れることを真白の身体に覚え込ませることが出来るから。 達したばかりで体温が上がって達しやすくなっているのか、先程よりも短い時間で真白の限界が来る。 手の甲に痛み。 痛いのに、彼女が与えてくれる感覚ならすべて快楽に変換してしまう。] ――……っ!! [いつか言わせたいと目論んでいた言葉が、覚えて2回目の真白の口から零れる。 胸に広がるのは確かな歓喜。 大きく息を吸い込んだ肺が痛い。 身体をぎゅうと縮こませる彼女と一緒にそのまま暫く息を止めていた。] (-183) 2023/03/23(Thu) 20:30:46 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[――――手に触れる、やわらかくて温かい感触。 生理的な涙に濡れた頬で頬擦りされると、つけてもらったばかりの印に沁みてぴりっと痛みが走った。 彼女の爪は綺麗に切り揃えられているが、かなりの衝撃に力が入っていたようだ。 痛みがうれしいことを、生まれて初めて知った。] ……上手にイけたね。 最高に可愛かった。 [今度のキスは絶頂を促すのではなく、労うようなやわらかさ。 零れた涙を吸って、睫毛を触れ合わせる。] (-184) 2023/03/23(Thu) 20:31:08 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[真白の視界に映っているのは、好きになってもらったいつもの穏やかな笑みではない。 欲情に塗れた雄のけものの顔だ。 獰猛さを隠しきれずに労わるキスは段々と深さを増し、荒々しく息を吐く。 真白の秘所から抜いた指で自らの下着を押し下げた。 べちんと腹を打つ勢いで剛直が飛び出る。 後は足で雑に脱ぎ捨てた。 キスで視界を顔に固定していれば、このグロテスクに血管の浮き出た雄蕊を見せずに済むのではという悪足掻き。] (-185) 2023/03/23(Thu) 20:31:31 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ愛してる、 マシロちゃんのはじめて、 ――貰うね? [片手は繋いだまま。 枕元のティッシュを転がして、下から避妊具を取り出すと、 口に咥えてビッと横に引いた。 中身の突起を持ち、自身に被せる。 サイズが変わった実感はないのに、片手だからか久しぶりだからか、どうにも窮屈で少し手間取ってしまった。 情けないタイムラグの間、真白が乾かないようにキスで口腔の性感を励起していたけれど、功を奏しただろうか。] (-186) 2023/03/23(Thu) 20:31:55 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ少しだけ、手を離すよ。 [両手で真白の太腿を持ち上げた。 目にした媚肉の色に頭がクラクラする。 ぴたりと閉じた秘唇を屹立で掻き分けて腰を進めた。 痛みを長引かせないように、抵抗を感じても進めるところまで拡げる。] ぅあ、 ッ [声が出てしまうのを堪え切れない程の快感に思わず目を閉じる。 尻に力を入れていないと今にも出してしまいそうだ。 はーっ、はーっ、と肩で荒く息をする肉食獣の口から、涎が零れかけるのを自らの肩口で拭って。*] (-187) 2023/03/23(Thu) 20:34:25 |
【独】 グルメライター ヤワタ/* いや本当初夜で「イッちゃう」って聞けるとは思わなくて…… すごい かわいい ヤバい。 このまま挿入してもイかせられるのでは……? (-188) 2023/03/23(Thu) 20:35:42 |
【人】 グルメライター ヤワタ[言わなければ家でのつまみ食いなんて気づかないのに。 言ってしまったら覗かれるという危険性に白うさぎさんは気づいていない。 その内しれっとつまみ食いする様子をしれっと覗き見する自分がいるだろう。 緩んだ表情、甘えた声音、ビーズクッションに凭れるだらっとした姿、 オンだってオフだって、真白が世界一可愛くて堪らない。 そして今日、好物を前にはしゃぐ子供のような姿を見られた。 やはりみずがめ座の今日の運勢は一位だと思う。] (29) 2023/03/23(Thu) 21:30:43 |
【赤】 グルメライター ヤワタ[ぐ、と言葉に詰まる。 この表情と言葉は「察している」やつだ。 随分と性に対しての勘が良くなったものだ。 ずっと手玉に取られている。] 準備の良い彼女を持って僕は幸せ者だよ。 [お預けの後、狼がどんな状態になるかを知っていて、 家に帰る前にそれを解禁してくれるのだから。 ――夜は覚悟しておいてほしい。] (*4) 2023/03/23(Thu) 21:30:55 |
【人】 グルメライター ヤワタ[いちごは一時期ハマってジャムを大量生産したことがある。 その時にも買ったのはスーパーだったから、こうしてスーパーでは見たことがない品種も見られるだけで面白い。 真白主体で動いていても、彼氏だって存分に楽しんでいることが周りにもわかるだろう。 子連れの夫婦が昔を懐かしむように自分達を見ていたのに気付いて会釈した。 此方としては、その姿に何年後かの自分達を見ている。] とちおとめは僕も好き。 スカイベリーは食べたことないな。 僕はスーパーでよく見かける「いちごさん」が好きだな。 安くて手に入りやすいし、見た目も絵に描いたような形と色で好き。 あー美味しいからつい食べちゃうけど、 昼が入るかなこれ…… いちごカレー、気になってるでしょ? [HPに載っていたピンク色のカレー。 写真では量がわからないが、満腹で途中で残すことになるのは避けたいし彼女も同じ気持ちだと思うので。 次はチケットを追加せずに動こうか、と提案。**] (30) 2023/03/23(Thu) 21:31:10 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ ──はじめて、とは、いったい。 薄ぼんやりとした思考で導いたのは、そんな疑問ひとつ。 こんなにぐずぐずのとろとろにされるなんて聞いていない。 漠然と抱いていた、"初めて肌を重ねる"ことへの イメージはもう後欠片も残っていないほど、きもちいい。 きっと、触れてくれる相手が、彼だからだ。 ──彼でなければこんなにも蕩けないし、蕩けられない。 他の誰かを知っている訳でも、知る予定もないけれど 抱いたのは、そんな想い。 ] ……やわた、さん… [ 上手、と褒める言葉が聞こえて、 穏やかに重なったくちびるを迎え入れる。 睫毛が触れ合う距離に、貴方の顔。 キスと共に閉じようとした瞳が、──閉じられない。 ] (-192) 2023/03/23(Thu) 22:09:28 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ────…ッんむ、ン ぁ、ふ……っ [ 普段のような穏やかで柔和な笑みはそこには無くて、 飢えた獰猛な獣めいた雄の顔が視界に映った。 色濃い慾を乗せ、吐く息は肉食獣みたいに荒い。 やさしく労わるだけだったキスが、 次第に喰らうような深さへ変じて また体が跳ねる。 交わる舌の熱がどうしようもなくきもちよくて、 もっと、とねだるように、拙く自分の舌を絡めた。 キスで夢中になっている視界の端に、貴方の"熱"。 ──だいじょうぶ、と示すように 空いている片腕をそっと持ち上げ、彼の背へ触れた。 ] (-193) 2023/03/23(Thu) 22:09:35 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ いつもの穏やかな貴方も、もちろん好きだ。 だからといって、獣じみた雄の貴方を嫌うわけがない。 私を一番幸せにしたいと言ってくれて。 その言葉通り、"今も"ずっと幸せにしてくれている。 私が渡したい愛を受け取って、手を繋いでくれる。 そんな貴方だから、初めての恋を覚えた。 ──── 寧ろ、もっともっと、知らない貴方を いつか識らない部分がないように 教えて慾しい。 ] (-194) 2023/03/23(Thu) 22:09:42 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ この気持ちが戀や愛でなければ何と呼ぶのか。 だから、 ] ────私も、愛してます。 夜綿さん ……はじめて、もらって、ください。 [ 繋いだままの片手を握る指先は、震えてはいなかった。 ただ、転がされたティッシュの下から出てきたものへは 思わず生々しさを感じて顔を赤くし、目を逸らしたが。 慣れている人の配慮だ、と思ったけれど。 彼が避妊具を着ける間にも与えられていたキスの快感と "愛してる"の魔法で やきもちは黒くはならない。 乾くどころか、キスと──先の獣じみた顔を思い出し 期待で腹の奥は変わらず、じくじくと疼いていた。 ] (-195) 2023/03/23(Thu) 22:09:57 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタひゃう、っ [ 断りと共に離れた手が太腿を掴み、持ち上げられる。 二度の絶頂で力の抜けた脚は簡単に動かされ、 驚きでちいさな悲鳴が零れ落ちた。 秘部に薄い膜越しでも分かるほどの熱が宛がわれて、 はしたなく蜜で潤み続ける中を掻き分けるように 彼の熱杭が、媚肉を拡げながら、入り込む。 ] ────……ッは、 ……ぁ、ぅ……っ [ 指の比ではない質量と、熱。 火傷してしまいそうな彼のものを、腹の中で感じながら ] (-196) 2023/03/23(Thu) 22:10:07 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 想像していたよりも痛みは少ないけれど、 圧迫感と媚肉を拡げられる感覚に、息が詰まる。 冬の薄氷よりもきっと薄っぺらな膜一枚越し、 自分の下腹部に収まる彼の熱を確かめるように そ、とお腹へ触れ、それから。 ] ……ッここ、まで はいる、って、 [ 教えられた──否、マーキングされた場所に 指先を移し、肩で荒く息をする狼さんを見上げた。 此方を気遣っているのだろうか。 したい我慢。させたくない我慢。 初めての証でもある膜の手前で、彼が進むのを 一度止めて 獣の慾を必死に堪えるのならば。 ] (-197) 2023/03/23(Thu) 22:10:17 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタほしぃ、……です やわたさんの おく、まで……っ [ このおねだりは、処女膜を破られる痛みを我慢したいとか そんな健気なものではなかった。 ただ、純粋に ほしい と思ってしまったから。 貴方の全てを私に与えて。 奥まで挿入れて、まだ知らない快楽を教えて。 ────きっと私しか見られない、 肉食獣の貴方の慾も、ぜんぶ、ぜんぶ。* ] (-198) 2023/03/23(Thu) 22:10:28 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[獣が何とかひとの形を保っていられるのは、真白が自分の名前を呼んでくれるからだ。 呼ばれた名前が自分であると確かめるように頷いて口接ける。 この夜ですっかり舌を絡める気持ち悦さを知った真白は自らも動かして強請る。 気づけば彼女の咥内で絡んでいた舌は自分の咥内にあった。] っふ、 ……ふーっ、 [隠していたつもりだったが悪足掻きは失敗に終わり、彼女の目には痛い程に張り詰めた雄が映ってしまっていたようだ。 下着越しよりも更に醜いそれに対して怯むでもなく、受け入れるように彼女の腕が迎えに来る。] (-203) 2023/03/23(Thu) 23:55:41 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[余すところなく触って、真白も知らない真白を識る。 そうすることできっと真白の方も自分の知らない「神田夜綿」のことを識るのだろう。 しりたい。 しってほしい。 しりあうこと。 「すること」を「あわせること」。 それが「仕合わせ」であり――「幸せ」に繋がるのだ。] (-204) 2023/03/23(Thu) 23:56:08 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[避妊具をつけるのは初めてではない。 そのことで彼女が思うことがあるかもしれないが、 初めてだったとしても練習はしていただろう。 だって、彼女を触らずにいる時間はできるだけ短くしたいから。 彼女の心も身体も待たせない。 いまが一番おいしくなった真白だ。 食べ頃を見逃さず、骨の髄まで愛したい。] (-205) 2023/03/23(Thu) 23:56:31 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[一番太い先端が入れば後は、と思っていたが、 思っていたよりも早く「突き当り」が訪れる。 どんなに馴らしていても所詮指の届く範囲。 未踏の地を暴くのは無理なのかもしれない。 ただ、先端を埋めただけでもとてつもない快楽が神経を通じて脳に届いているから、留まってしまったのは彼女への配慮というよりは自分の粗相防止の為だったのだけれど。] …ん、 ああ、違う、大丈夫、 [不安にさせただろうか。 まだすべてが終わっていない挿入に。 下腹を撫でる真白の姿の色気に「ぐう」と呻き声が漏れた。] (-206) 2023/03/23(Thu) 23:56:49 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ…………きもちよくて、 その、 でそう 、だったから。全部はいる前に出しちゃうの、流石にカッコ悪すぎだからね、 [羞恥に耐え、理由を告げる。 だがその情けない告白のおかげで少し落ち着いたし、勘違いさせていたなら笑わせることもできただろうか。] (-207) 2023/03/23(Thu) 23:57:39 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ最後まで欲しいよ。 マシロちゃんのおなかの中、僕でいっぱいにして。 [少し力が抜けたなら、身構えられてしまう前にぐっと腰を進める。 隘路をこじ開ける際に処女の証を千切った感触があったが止まらずに。] っ、ふ、 は、 あー――――……すごい、 こんなの、 すぐ、 もっていかれそ、 [ぱつ、と膨らんだ袋が真白の身体に当たる。 熱杭を収めたのを確かめるように、マーキングをした箇所に手を当てて、内部からも押し上げた。] (-208) 2023/03/23(Thu) 23:58:45 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロくるしい?マシロちゃん。 奥で気持ち悦くなれるとこ、見つけたい、けど、 ああ駄目だな、探すより、動いちゃう……っ [脳が茹るような快感に笑いがこみ上げる。 自分勝手なピストンだけはしたくないけれど、 こんなに余裕がないままポルチオまで発掘できるか自信は全くない。**] (-209) 2023/03/23(Thu) 23:59:28 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ ────このまま溶けて、交わって、輪郭もなくして 二人同じになってしまいたい。 けれど、本当に"ひとつ"の存在になってしまったら 掌も熱も唇も重ねられず、仕合わせの幸せが零れてしまう。 貴方 が 貴方 だからこそ愛おしいのだ。 それを識るために、きっとあの痛い日々があって ──埋め合うために、互いに過ごした時間がある。 ] …… 、? [ 大丈夫、と告げる言葉へ、小首を傾いだ。 はじめてだから、気遣っているのかと思ったけれど。 教えられた真意に ぱちり、濡れた睫毛を瞬かせ。 ] (-217) 2023/03/24(Fri) 12:25:51 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ──ん、 ふふ、 うれしい です ……わたしのからだで、ちゃんと きもちよくなって くれてるの、 [ 言わせてしまった内容は、 貴方にとって羞恥に耐えねばならない話だったかもしれず ──私にとっては、緊張で強張っていた肩から力が抜ける 笑みが咲き零れるような はなし。 確かめるようにまた、お腹越しの熱を撫でた。 どんなあなたでも すき だけれど。 したい我慢であっても、やっぱりさせたくないな、なんて ──甘やかされたおかげで 我儘になってしまった。 ] (-218) 2023/03/24(Fri) 12:26:00 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ どうなってもいいから、奥まで貴方を刻んで慾しい。 そんなおねだりは無事に成功して、 力の抜けた身体の中へ、更に熱が押し込められて、 ────……なにか が破れる、痛み。 ] ──────…ッぁ、ぅ…… っふ、……! [ 覚えた痛みは数瞬で。 後はじんと痺れるような感覚が残るけれど 止まらずに奥まで挿入ってくる熱が、それを上回る。 あつい。あつ、い。──なかから、やけて、しまいそう ] (-219) 2023/03/24(Fri) 12:26:11 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 彼の熱を全て吞み込んだ媚肉は、すっかり蕩かされたおかげで 痛みと熱杭の大きさへの苦しさを覚えても尚、 蜜で潤みながら きゅうきゅうと彼のものを締め付ける。 ぽこりとわずかに彼の形へ膨らんだ薄い腹へ 彼の掌が宛がわれ、内側からも押し上げられては びり、と背筋へ奔る痺れに、肩を震わせ ] ──…ン、 ぅ……ッ [ はふ、と刺激を逃すように息を吐く。 中での絶頂を覚えさせられたせいか、 頭が"くるしい"よりも"きもちいい"方へ回路を繋げている。 ──ぐずついた思考は、 初めてなのに、どうして、と混乱を呼び起こしながら。 ] (-220) 2023/03/24(Fri) 12:26:21 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタっだい、じょうぶ …です、 くるしく ない、から、 やわたさんの、っん、……すきにして…っ [ 最初にお預けを喰らわせた、お泊りの時。 一番幸せにしてくれる日は 貴方のすきにしてほしいと 言ったのは、本心だから。 あなたが、わたしで、きもちよくなってくれること ────それが一番 私も、しあわせ、だと。 だからどうか、すきにして。 好きにして ──私をもっと、好きにさせて。 ] (-221) 2023/03/24(Fri) 12:26:31 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 胎は狭くて、彼の熱をすべて収めるので精一杯。 蕩けきった媚肉を擦られるだけで、 じわりと熱が奔るから。 まだ自分の知らない、"奥の"快楽の部分は 知ってしまえばどうなるか、自分でも分からなくて。 ──いくらでも肌を重ねる時間は、今後もあるのだから どうか今日は見つかりませんように、なんて 全部知りたい、知ってほしいと思っているくせに 未知の快楽への逃げ腰は、 うさぎは臆病だから ゆるしてほしいものだ。* ] (-222) 2023/03/24(Fri) 12:27:05 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[情けない告白は真白の身体から幾分強張りを取り払ったようで、 むしろ彼女が笑うことで胎内が揺れて、 先端が当たる部分が行き止まりではないことを教えてくれる。 蠕動のような、うねり。] すっっっっごい、 きもちぃ、よ、 "全部喰べられ"んの、僕の方みたい、 [ずっと欲しかった子と繋がれて精神的に満たされているのとは別に、 ほんの少し挿入っただけで搾られそうになるくらい物理的に最高に気持ちが悦い。 だが「こんなの初めて」なんて、過去と比べる台詞は言いたくない。 今この場に他の誰かの存在はいらない。] (-223) 2023/03/24(Fri) 13:13:55 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[強引に押し入った瞬間、彼女の口元に耳が近づいて。 呻くような声が耳に届く。 裡は十分に潤っていたが、やはり存在するものを溶かすことはできない。 彼女の胎を犯す覚悟のある者にしか破れない扉をひらく。 茨の王子が姫に逢う為に掻き分けて進むかのように。 破ってしまえば進むのにはそれ程困難が生じない。 泉が湧き出るのは関門よりも奥なのだから、 後は本当の行き止まりまで進むだけ。 長さが足りなくても彼女の胎が遠くても届かない部屋の手前。 初めてなのに降りて来てくれたからか、薄膜越しでも吸い付かれているように感じる。 当てた掌の下、自分が到達したのを感触で捉え] (-224) 2023/03/24(Fri) 13:14:12 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロっ! ああ、マシロちゃんは僕に甘い、なぁ、 [許されなければ引き抜いてでも耐えたが、「すきにして」なんてすべてを預けられたら止まれる筈もない。 クリープ現象のような動きから一転、アクセルを踏んで。 水音を立てながら抜き差しを繰り返す。 片肘をついて身体を支えながら、もう片方の手は彼女と握った。] っふ、っふ、っふ、っふ、 …、 [息を吐く瞬間に音になる。 押し込んで近づく度に肌を吸い、耳朶を食んだ。] (-225) 2023/03/24(Fri) 13:15:51 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロすきだよ、すきだ、 ああ、すき、 しか、でてこない、 マシロちゃん、 マシロちゃん……っ [喋れば自分の快楽に上擦る響きを聞かれてしまうが、言葉は口をついて出たがった。 甘ったるく何度も真白の耳元で愛を囁きながら、真白の身体を折り畳んで。 挿入の度に先端を最奥にめり込ませるようにぐりぐりと動かした。*] (-226) 2023/03/24(Fri) 13:16:48 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 全部喰べて、全部喰べられている。 二人だけのこの空間に、他の誰も必要ない。 分け合う熱 分かち合う愛 ──どれもすべて、二人占め。 普段穏やかな貴方の、獣じみた顔がすき 普段しっかりした態度で年上然としているのに、 私の一挙一動で、時折崩れてしまうところがすき。 ────寂しくさせないでいてくれる優しさも。 枚挙に暇がないくらい、 好 きなのだ。だからこの、生涯でひとりにしか捧げられない、 初めての証をどうか その熱で奪ってほしい。 ] (-227) 2023/03/24(Fri) 14:29:13 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 自分が彼に甘い自覚はない、けれど そう思ってくれるならきっと それだけ愛せている証左。 喰べられるために、覚悟を持って据え膳に乗ったのだ。 遠慮も我慢もせずに好きなだけ貪ってほしいし、 ───またたべたい と思っても、ほしい。 ] ふぁ、ン、っぁ あぅ……──ッ [ 再度繋げられた片手を握り返し、 もう片方の手は、縋るように彼の背中へ回した。 彼の熱杭が抜き差しを繰り返すたび 淫らな水音が響いて、行為のいやらしさを聴覚に訴える。 中へ熱を押し込まれては吸われる肌の刺激も、 やわい耳朶を食まれ、「ひゃぅっ」と零れる声も。 恥ずかしいのに、それ以上に気持ちが悦くて ──快楽で上擦る声さえ愛おしいと思うぬるま湯に 半ば浸っていた その瞬間、 ] (-228) 2023/03/24(Fri) 14:29:19 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ──っ、!? [ 脚を開かされる体勢から、身体を折り畳まれる形に変えられ なに、と驚いた弾みで息を呑む。 ────それと殆ど同時に、薄膜越しでも尚熱い 彼の先端が、最奥を突いた。 ] ゃ、 ッんぅ、ぁ、ひぁ あ……っ!! [ とろ火の快感から一気に引き上げられるような、 迸る強い快楽に、頭の処理が追いつかない。 火照った媚肉は快楽を受け取り、更に蠢いて より熱杭が動きやすくなるように潤んでいく。 まるで最奥の扉を開こうとするみたいに、 突かれたままぐりぐりと動かされ、堪らずに甘く啼いた。 ] (-229) 2023/03/24(Fri) 14:29:28 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタやわた、さんっ、 ッきもち、ぃ、から だめ、とまって ぇ……っ んぁ、 ッン、〜〜〜ッッ!! [ 最奥にめり込む熱を受け入れるように、 降りて来た子宮口は、ゴム越しの先端へ吸い付いて。 必死に髪を振り乱し、強い快楽から逃げようにも 組み敷かれ、折り畳まれた身体の上に彼がいる以上は どこにもシーツの上に逃げ場はない。 ばちん と視界の奥で白が明滅し始める。 背中へ回していた手が、快楽をすこしでも逃がそうと 彼の背へ爪を立てた。* ] (-230) 2023/03/24(Fri) 14:29:49 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[真白が好きになってくれた自分はどんな自分だろう。 少なくともこれまで彼女に見せて来た姿は、こんな全面に雄を出したものではなかった筈だ。 父親のいない、交際経験のない真白の前にいる己は 彼女を怯えさせてはいないだろうか。 最初は甘く溶かして砂糖菓子みたいなセックスをするつもりだったのに、 どうにも上手くいかない。 でもそんな情けないところも愛してくれるのだろうと、 繋いだ手、背に回った手から伝わってくる。] (-231) 2023/03/24(Fri) 15:06:10 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[普段明るく振舞う君の、切なく眉を下げた顔がすき 普段から一見甘え上手なのに肝心なところは遠慮しがちな彼女が 僕にだけ全力で甘えて預けてくれるところがすき。 ――――自分を「たった一人」に選んでくれた彼女が 寂しくならないように、僕に出来ることはなんでもしたい。 ずっと 好 きでいて欲しい。持てるものは少なく、切れるカードもコモンだらけだけれど、 君を思う気持ちの強さはどんなカードより強いと言い切るから。] (-232) 2023/03/24(Fri) 15:08:17 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[指よりももっと深いところまで、指よりも太いもので、 激しく擦る。 内壁がめくれているのではないかと思う程の強い抽挿。 ひっきりなしに甘く啼いてくれるものだから、唇の届く範囲すべてを夢中で貪った。 ずっとこうしていたいのに、果てたい慾が彼女の臀部を打つ袋を重くする。 きっと一度出したくらいでは収まらないのだろうと出す前から予想できる。] すご、 ……っ締まる、 むり、こんなの、止まれるわけ、 なぃ、 [上からシーツに縫い留めるような、 文字通り杭を打つような動きにすると、肉壺が戦慄いて男を抱き締める。 図らずも探り当てたのか、張り出した部分が吸い付く子宮の周りを抉ると、一際甘く大きな声が上がった。 止まれる筈もない。 快感の奔流がせり上がってくる。] (-233) 2023/03/24(Fri) 15:09:00 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ……っく、 〜〜〜〜〜〜〜 真白ッッッ [歯噛みしても耐え切れず、 衝動のままに、ごちゅ、と打ち付けた。 壮絶な白い快感に攫われそうで、堪らず名前を呼ぶ。 呑まれることのない胤は薄膜へと激しく叩きつけられた。 背に走る痛みにも気づかない。 視界も脳も快楽で 真白く 塗りつぶされ、 ―――――*] (-234) 2023/03/24(Fri) 15:10:32 |
【独】 グルメライター ヤワタ/* やっぱり挿入したら早漏だった…… こんだけ前戯ねちっこくて早漏でごめんね…… すごい感じてくれててめちゃくちゃ拝んでる。 (-235) 2023/03/24(Fri) 15:23:01 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 好きなところは、言えば言うだけキリがないけれど ────知らなかった新しい面を見た時に やっぱり変わらず 好 きでいさせてくれるところ。父親はいない。交際経験もない。 異性の友人も、出来る前に自分から距離を取っていた。 同情されるのも傷の舐め合いを求められるのも嫌で、 ──けれど貴方は、私のために、怒ってくれたひと。 慾に溢れても、描いた甘やかな初夜は作れなくても 情けないなんて思わない。 私は、"私"を唯一に選んでくれた、貴方を愛している。 ……なんて、そんな話も、きっといずれは。 何にも無しの私が、自信を持って誇れるこの感情のこと 恥ずかしがらずに全部、言える日まで、まっていて。 ] (-236) 2023/03/24(Fri) 16:01:38 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 頭がくらくらして、理性が跡形もなく溶けていく。 好きにしてとねだった通り、 慾のすべてをぶつけるような強い抽挿が きもちよくて。 彼が腰を引けば、「いかないで」と縋るように とろけた媚肉がきゅうと締まって中へ誘う。 また奥へ挿入ってくれば、うれしい、と喜ぶみたいに もっともっと、と招き入れて。 ] や、だぁっ、きもちぃ、の……っ あたま へんに、なる …ッ [ 奥をぐりぐりと突かれる度、腰が跳ねる。 この夜だけで一体何箇所の性感帯を暴かれたのか。 ──或いは、本来は何も感じない筈の場所さえ 貴方だから感じるように、されたのかもしれない。 限界を訴えるように媚肉が収縮し、 あふれる涙と喘ぎ声の甘さが増していく。 ] (-238) 2023/03/24(Fri) 16:02:02 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 視界がちかちかと光っている。 迸っては背筋を這い上がるこの快楽がどうなるかを、 ──私はさっき、彼に手ずから教えられた。 ] っひ、ンぁ、あ ふ、〜〜っやわた、さ、 すき、 ────ッぁ、ん、 すきぃ……っ [ 衝動を全てぶつけるように 一際強く、ごちゅ、と奥へ熱が打ち付けられて。 呼ばれた名前と 薄膜越しに広がる慾。 ] (-239) 2023/03/24(Fri) 16:02:10 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ────ッぁ、また、イっちゃ ぅっ 〜〜〜〜〜ッッ、!! [ 彼の背中に、ぎゅう、と爪を立てた。 全身が強く震え、跳ねて、まっしろに塗り潰される。 力の抜けた腕が、彼の背中からシーツへ滑り落ちた。 熱と快楽に蕩けて浮かされきった顔は 焦点も合わず、ぼんやりと涙が滲んでいる。 ──……あつい。 身体も、中も、薄膜越しの彼の胤も。 ] (-240) 2023/03/24(Fri) 16:02:19 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ……やわたさん、で おなかのなか …あつくて、いっぱい……。 [ 抜かれた後、しばらく物寂しくなってしまいそうなくらい。 譫言のように零し、へにゃ、と笑えば うさぎは食事を終えた狼さんを朧気に見上げた。* ] (-241) 2023/03/24(Fri) 16:02:35 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[母親がいて、女友達もそれなりに。 いくつかの恋も経験した。 彼女に出逢わなければ、他の誰かとつきあって30手前くらいで結婚する、 そんな「平凡」な道もあったかもしれない。] (-245) 2023/03/24(Fri) 16:57:40 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[けれど、この先の未来すべてを賭けられる存在に出逢ってしまった。 唯一無二、 真白 という名の――しあわせ。目の前に美味しい食事がなくとも、なんでもない日にも、 自分の笑顔を引き出す天才。 想いが通じてからの期間や互いの年齢なんて関係ない。 手を繋いで一緒に果てまで歩けるのは彼女しかいない。] (-247) 2023/03/24(Fri) 16:58:45 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[物覚えの良い裡は、もう自分の形を覚えたようだ。 押し込むに合わせて子宮口は吸い付き、 引き抜くにつれて内壁がめくれる程に引き留める。 結合部からは絶えずいやらしい水音が響き、 零れた蜜は折り畳んだ真白の背まで垂れている。] ん、僕も、 きもちぃ、 ふたりで、変になろ? [背筋がビリビリと痺れている。 爪先が冷えた気がする。 身体中の熱が真白の元に行きたがっているのを感じる。 きぃんと耳鳴りがした。 真白の訴えにエコーがかかったみたいで。 聴こえなくなるのが怖くて何度も名前を呼んで好きだと熱っぽい吐息を吐いた。] (-249) 2023/03/24(Fri) 16:59:37 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[初めてでも気持ち悦くしたいとは思っていたけれど 自分にそんなテクニックの自信はなかった。 そこにあったのは愛だけ。 だがその愛が、たとえ初めてでも片方だけの快楽を赦さずに二人同時の高みに導いてくれたのだろう。 慾を開放したのと同時、真白が限界を訴える。 感じたことのない強い締め付けに呻きながら、何度も腰を振って溜まっていた胤を吐き出した。 ……こんなに出して破れてしまわないか? いつもより、射精が長い気がして焦る。 なのに、出し切るまで、出し切っても暫く真白の中に留まっていたくて抱き締めていた。] (-250) 2023/03/24(Fri) 17:00:03 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[ ――――――漸く。 ハレーションを起こしていた視界がまともな像を映すようになる。 身体を離そうとしたら、まだふわふわしている白うさぎが狼を見て笑うから。 萎んでいたものがぴくりと動いた。] ……あんまり可愛いこと言うと、 また勃つよ? [予告というか既に兆しているのだが。 反動で外れてしまったら避妊具の意味がなくなってしまうから 根本を抑えたままずるりと引き抜いた。 弾みでこぽりと出て来た蜜は良く見えないが破瓜の血が混ざっているかもしれない。 ティッシュを数枚取って、先に彼女の秘裂に宛がった。 それから重さで落ちかけた避妊具を抜いて口を縛る。 大した水風船だ。] (-251) 2023/03/24(Fri) 17:00:25 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロあ〜〜〜〜ほんと、かっわいいなぁ。 まだぽやぽやしてる? 気持ち悦い時の顔も、 イッてふわふわなのも可愛い。 [最中にあれだけ繰り返しても尚言い足りない言葉は汗ばんだ頬へのキスとともに。*] (-252) 2023/03/24(Fri) 17:00:45 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 学生時代、恋や愛なんて話題が本当は嫌いだった。 普通の愛され方で育たなかっただけで、 似たような境遇の友人以外は無意識に目の色を変えたから。 ひとりで生きていけるように、息をしていた。 ひとりでも息が出来るように、生きなければ。 ──そんな風に思いながら。 彼に出逢わなければ、宙ぶらりんのまま "幸せ"を知らずにひとりで生きていくような そんな「不変」の道もあったかもしれない。 ] (-255) 2023/03/24(Fri) 18:25:59 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ ────変えてくれたのは 貴方 だ。 まるで春の 夜 みたいに寄り添ってくれて柔い 綿 のように愛してくれる。"私"と一緒に、私だから笑ってくれるひと ──────特別な人に 咲 って欲しいと叶わないままだったはずの夢を叶えてくれた、運命 ] (-256) 2023/03/24(Fri) 18:27:04 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ ねえ、私の唯一、特別なひと ────貴方の瞳に映る私は 貴方がいるだけで、咲っているでしょう? ] (-257) 2023/03/24(Fri) 18:27:16 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 意識はまだ、夜明け前の空のようにぼやけている。 輪郭や境目があいまいで、あやふやで、 くたりと疲労を訴える身体が重い。 予告めいた言葉に「んぅ……?」と掠れた声で反応し、 不思議そうな瞳が幾度か瞬いた。 また、ということは。二度目があったりするのだろうか。 ] ────…ッふ、ぁ……っ [ 中から彼の熱が抜けていく感覚に、身体が震える。 埋まっていたものがいなくなると途端にさみしくなって、 物足りなさを訴える膣から、 弾みで赤色混じりの蜜があふれた。 ティッシュを秘部に宛がわれるのは 何故か心底恥ずかしかったが、努めて意識しないように ] (-258) 2023/03/24(Fri) 18:27:24 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタん、……わかんない…… まだ、ふわふわって、するし ……おなかのなか、さみしい……かんじ…。 [ 頬へのキスをくすぐったそうに受け入れながら、 まだ熱に浮かされたような声音で 鈍った思考のまま、考えるより先に言葉を紡ぐ。 もう、"愛"を求めるのも、こわくない。 ] (-259) 2023/03/24(Fri) 18:27:46 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 気を抜けばもう疲れで眠ってしまえそうなのに、 不思議と瞼は降りてこない。 緩んだ意識のなか、いつもの癖づいた敬語ではなく 幾分か砕けた口調で、舌足らずに言葉を咲かせる。 それから「こっちにもキスして」と 気怠い腕を動かし、自分の唇を指差し、ねだった。* ] (-261) 2023/03/24(Fri) 18:28:17 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[自分の名前の由来を聞いたことがあったか、実は覚えていない。 平凡な男の割に少し変わった名前ではあったが、苗字が何せ「神田」という結構ありふれたものだったし、ファーストネームを気にされることがなかったから聞かれることもなかった。 真白が思う「夜綿」に意味があるならば、そのイメージを彼女に与える為に「夜綿」だったのだと思う。 近い内、真白の印象通りだと思った「大咲」という苗字を手放してもらう。 だが「咲」を手放しても彼女の良さは変わらない。 それ以上に、新しい、自分と同じ苗字を名乗る時に、 今よりももっと幸せに 咲 ってくれていると信じている。] (-262) 2023/03/24(Fri) 20:33:32 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[ 今手元にカメラはない。 真白の幸せそうな顔は自分の瞳に 自分の幸せ満載な顔は真白の瞳に それぞれ映っている。 ] (-263) 2023/03/24(Fri) 20:34:13 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[引き抜く時にも切なく啼くものだから、外そうとした手の中で雄蕊がはしゃいでしまって苦笑した。 自分の一部なのに自分の思考や感情よりも早く反応するのは勘弁してほしい。 ゴミ箱を取って、自分のと彼女が拭いた後のものを入れる。 ティッシュは新しいものにしておいて良かった。 一度でこんなに使うことになるとは。] ぅあ、 ……そーゆーこと言うかあ、 [ただでさえまだ甘ったるく響いている声で、 「おなかのなか、さびしい」だなんて、 誘い上手が過ぎる。] (-264) 2023/03/24(Fri) 20:34:50 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロすきだよ。 大事な「はじめて」、僕がいいって思ってくれて ありがとう。 [初めての恋、 初めてのおつきあい、 そして初めての夜。 そして真白の人生から今後その機会を一生取り上げることを許してくれたことを、何よりも幸せだと思う。 仕合せ――幸せ。 何よりも大切なひとを、世界一幸せにしたという実感。] (-265) 2023/03/24(Fri) 20:35:15 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[けれど人間というのは強欲なもので。 フィクションの世界では初めて結ばれたその「後」は大体朝になっているのに、自分達にはまだ「夜」があると思ってしまえばそれこそ身体が繋がっていないことを「さみしい」と思ってしまう。 初めてで3度も連続で達した真白は疲れて眠ってしまうかと思いきや、瞳にはまだ自分の姿が映っている。 ああ、キスのおねだりまで上手だ。] ん、 あんまりしたら、 明日朝ごはん食べる時に腫れて痛かったりして。 [なんてクスクスと笑いながら唇を重ねる。 身体を真白の横に倒して此方を向かせ、横向きに抱き合う形。 頬を挟んで、自分だけ少し身体を起こして何度も唇を吸う。 もぞりと動いた裸の脚が、真白の脚の間に入り絡まれば、拭いた筈の性器が互いの肌に触れる。*] (-266) 2023/03/24(Fri) 20:35:45 |
【独】 グルメライター ヤワタ/* 秘話に今アンカー引けないんだよなぁ。 「そんざい」と「うんめい」のルビ変えるのとか、 名前を紐解いて載せるのとか PLの好みなんですよねええ 瞳をレンズに例えるのも、神田がカメラ野郎だからより特別に見える。 いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜今日ずっと幸せだな…… (-267) 2023/03/24(Fri) 20:42:05 |
【人】 グルメライター ヤワタ[いちご狩りの食べ放題でも満腹にはなれるが、 「ごはん」が食べたい人の為にカフェが農園内に存在する。 真白がずっと気になっているいちごカレーだけではなく、 いちごパスタもHPには載っていた。] (31) 2023/03/24(Fri) 21:00:01 |
【人】 グルメライター ヤワタ[パスタと言えば思い出す。 今頃白うさぎと紺色うさぎのいない店内で頑張っているであろうスカイブルーうさぎのことを。 彼の料理を初めて手ずから提供して貰ったのはムール貝と蛤がおすすめに上がった日。 「分け合ってもおいしいとろふわ熱々なペスカトーレと、癖になってやめられないとまらないわるーいペスカトーレ、どっちが気になります?」 と言われて選べずに「ハーフ&ハーフ」と無茶を言った。 それに少しの逡巡だけで応えてくれたのだ。 そこにはカウンターで祖母を思って泣いていた青年の面影はなく。 ああおばあさんもきっと立派に成長して料理人になった孫を天国で誇らしく思っているだろうなと思ったものだ。 それはそれとして真白と仲良くきょうだい論争をしていたのには 嫉妬 したけれど。] (32) 2023/03/24(Fri) 21:00:33 |
【人】 グルメライター ヤワタ[カウンターから見ていると、注文内容はペスカトーレなのに、思いもよらない材料が用意されていた。 キャベツの千切りに、まるでクレープの生地のようなベージュ色のタネ。 いや、キャベツと合わせるならお好み焼きか? という予想はお好みソースが出て来た段階で確信に至る。 ん?お好み焼き? ペスカトーレは?? パスタが用意されていないのも不思議に思って聞いてみると、「ペスカトーレ」は元々漁師が売れ残りをトマトソースで煮込んだ大衆料理で、後にそれがパスタソースとして使われるようになったので、厳密にはパスタがなくても「ペスカトーレ」は成立するらしい。 グルメライターとして知らなかったことを恥じ、今後の為に覚えておこうと思った。] (33) 2023/03/24(Fri) 21:01:34 |
【人】 グルメライター ヤワタわ。ほんと、ふわっふわだね。 マヨかけたら本当にお好み焼きみたいだから、 最初はこのままで。 [グルテンの働きを最小限に抑えて作られた生地は全く固さがなく、大人しくスプーンを貰うことにした。 お好みソースは日本の粉モノ向けの調味料と思いきや、デーツを中心に果実がたっぷり使われているので実はトマトソースとの相性が良い。 ふたつを合わせて混ぜるだけで煮込んだデミグラスソースの味になる。 たっぷりと入った貝とふわふわのキャベツと生地と卵。 スプーンの中に小さなお好み焼きペスカトーレを作って口に運ぶ。 見た目もふわっとしていたが、噛むとまた見た目から来る印象以上にふわりと口の中に広がった。 キャベツが柔らかい春キャベツなのも良い。 それに一度蓋をして蒸したことで蒸気を吸ってよりふんわり感が出ている。] おぃひぃ、 ほら、マシロちゃんも、 [「分け合ってもおいしい」と料理名につけるということは、こうすることを想定済みだと思ったので全力で乗っかりました。] (34) 2023/03/24(Fri) 21:02:28 |
【人】 グルメライター ヤワタ[続けて出て来たのはまたパスタの存在しないペスカトーレ。 というかこれはフリットミスト、で、良いのでは? と思わなくもないが。 フライは噛む時に勇気が必要だ。 アツアツの具材で上顎の皮が何度めくれる羽目になったことか。 トマトソースの海にくぐらせた貝は揚げることで少し小ぶりになっている。 歯を立てればサクッとパン粉が鳴った。] (35) 2023/03/24(Fri) 21:03:19 |
【人】 グルメライター ヤワタんーっ パンチ効いてる、これは確かにわるいやつだな! お酒ちょーだい! 度数には気を付けてね! [コショウと鷹の爪がまず舌にピリッと電気を走らせて、遅れてムール貝の苦味が広がる。 トマトの酸味と粉チーズの塩気も一緒に溢れる味覚の展覧会のような一品だ。 量を控え目に、またお腹に溜まりやすい炭水化物のパスタを抜いてくれたことで、2品は簡単に食べきってしまった。 デザートも問題なく入りそうで、そこまで読んでいるのすごいなと褒めようとしたら彼の姿は既に他の客の元にある。 こちらもよく読まれているな、と真白と顔を見合わせて笑った。**] (36) 2023/03/24(Fri) 21:04:14 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ きっと近いうちに、私は大咲ではなくなる。 大きく咲くと書いて 大咲 ────同じ漢字を使って、咲うというらしい。 そんなものと程遠い家に生まれて、まるで皮肉だと ずっと思いながら、それでも笑いたかった。 特別な人とわらいあう未来が欲しかった。 過去に縛られ続けるなんて簡単で 腐る方が気が楽で ──なのに生まれ変わるためにうさぎの穴へ入ったのは "いつか"の夢を、 奇跡を祈っていたからだ。 ] (-269) 2023/03/24(Fri) 21:30:32 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ まるで、 "神"さまがくれたプレゼントみたい。 そう思うと、貴方の苗字に変わることも 一際愛おしく感じられて。 きっと私と貴方 二人ずっと 咲 っていける ] (-270) 2023/03/24(Fri) 21:30:44 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 初めては、文字通り一度きり。 貰ってくれたことも、渡したいと思えたことも 重なり合わなければ形にはなれない。 幸せにしたい。 幸せになりたい。 ────仕合せる、ふたりで。 ] ……ん〜ん…。 ちょっとくらい、だいじょうぶ…… [ ぼやけた頭は、くすくすと零された笑いと共に 返された言葉を「しない」方向に捉えてしまって。 ぐずついたように、すこし駄々をこねる。 ] (-271) 2023/03/24(Fri) 21:31:10 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ が、それはどうやら杞憂だったらしい。 重なった唇と、自分の横に体を横たえた彼の腕の中へ 抱き締められる温もりへ、頬を緩めた。 頬を挟まれ、待ち望んだキスが何度も降り注ぐ。 ──このまま穏やかにねむるのだろうか、と 抱えた僅かな腹の寂しさを紛らわすように考えては 不意に、自分の脚の間へ、彼の脚が絡まって。 ] …………、 [ 互いの肌へ性器が触れ合う体勢であることに気付き、 頬がぽや、と薄桃色に変わる。 ────よくばりだと、思われて、しまうだろうか。 でも、夜はまだまだ長くて ……寂しいおなかを うめて、ほしくて、 ] (-272) 2023/03/24(Fri) 21:31:19 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ……… やわたさん、 ぁの …… あのね もういっかい──は、……だめ? [ なんて、囁いたら。 思惑通りに貴方は誘われてくれただろうか。 フィクションの世界では、初めて結ばれたその「後」は 眠りに落ちて朝になっているものだけど。 ノンフィクションの世界に生きる二人が迎える「後」は まだ、夜の帳は開けないから。* ] (-273) 2023/03/24(Fri) 21:31:29 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[真白に深い傷を与えた母親のことを 自分はきっと一生勝手に怒っている。 だが彼女を「大咲」でいさせてくれたことだけは 良かったと思っている。 彼女自身その苗字をどう思っていたかは知らないが、 まるで呪文のように――魔法のように彼女に作用したのだと思う。 本当に、花が 咲 くようにわらう子だと、最初に惹かれたのはその笑顔だったから。] (-277) 2023/03/24(Fri) 22:18:41 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[なんて、苗字に意味を見出すなら、 「神」が入った自分は何様だという話になるのだが。 互いが求めていた欠けたピースにぴったり嵌るものを持っている奇跡なんてそうあるものじゃないだろうから、 神に感謝することになるという予言だったのかもね。] (-278) 2023/03/24(Fri) 22:19:00 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[―――― 未来 の話をしていいかな。いつか、ふたりの間に大切ないのちが来てくれた時、 僕たちならうんと考えて、その子の人生に必要な 名前をつけてあげられると思うんだ。 なんでもない日のことも特別だと 咲ってしあわせを感じられるように たくさん愛を注いであげようね。 ] (-279) 2023/03/24(Fri) 22:19:42 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[冗談は文字通り受け取られたようで、 拗ねた声に不満そうな顔。 なんて可愛いのだろう。 その顔を見る度に意地悪をしたくなるのだけれど 見たら1秒だって待たせたくないから焦らすのは向いてないな。] ちょっと、じゃ、 僕が我慢できない。 マシロちゃんの唇、 甘くてぷるんぷるんでおいしいもん…… [戯れのように音を立てて何度も重ねる。 回数はもう既に「ちょっと」ではないくらい。 粘膜を味わう前から自分の口腔が熱くなっていくのがわかる。] (-280) 2023/03/24(Fri) 22:20:09 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロん? ……あたってるの、気になる? [真白の肌に先走りの軌跡を描くそれは、先程まで真白の胎を埋めていたもの。 自分の肌を押し付けたのは真白の秘裂を、拭いた意味もないくらい濡らそうと画策したから。 何か言いたげな真白に耳を傾ける。] (-281) 2023/03/24(Fri) 22:21:02 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロうん。僕ももう一回したい。 あ〜〜〜〜恥ずかしくてちっちゃい声になっちゃうのに 「もう一回」って言っちゃうの、 かっわいいなあもう! [こんなに可愛いお誘いに乗れないならそいつは不能だ。 フィクションの世界では早送りされる時間をたっぷり使ってまだ君と愛し合いたい。 君は信じられるかな。 僕はこんなに早く復活するの初めてなんだよ?] (-282) 2023/03/24(Fri) 22:21:22 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[起き上がって真白も抱き起す。 このまま同じ体位ですると、濡れたシーツが気持ち悪いかもしれないし、それに。 違う角度で挿入した時に彼女がどんな顔でどんな声で啼くのか気になるから。] こっちの脚の上、乗れる? そう、 で、上だけこっち向いて。 キスしたい。 [右の太腿の上に腰かけて貰う。 跨って貰うことも考えたが、装着していない状態で性器同士が擦れてしまうと万が一が起きてはいけないので。 起き上がった時に新しい避妊具を綴りから離して近くに置いておいた。] (-283) 2023/03/24(Fri) 22:21:43 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロまたいっぱい可愛くイくとこ見せてね? [耳元で粘性の音と共に囁きを落とす。 「したい」と言って始めたキスはすぐに深くなった。*] (-284) 2023/03/24(Fri) 22:22:08 |
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