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![]() | 【人】 帳[ 噓つき って言われると思っていた。僕自身も半信半疑だった。 僕には探し物の場所が分かる 特別な力があるって教えてくれた 僕のおじいちゃんもきっとそれが分かっていたから 誰にも言っちゃいけないよ、って。 小さい僕に言って聞かせたんだと思う。 僕のもつ特別な力なんて 偶然で片付けられるくらい、凄いことじゃない。 どうせ特別な力があるのなら 風が吹いたり傷を治せたり。 もっとわかりやすい魔法みたいな力が良かった。 ] (15) 2023/07/17(Mon) 20:20:35 |
![]() | 【人】 帳……つまんない。 [ 誰にも言えない、言えたって信じてもらえない。 つまらないな、って思ってしまうのも 仕方のないことだった。 ] (16) 2023/07/17(Mon) 20:21:10 |
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![]() | 【人】 帳[ たとえばそう、同じように特別な力がある人に。 これって探し物、なのかな。 でも、人は物とは違う。 それに、見つからなかったとき傷つくのは自分だ。 結局怖くて、人相手には力を使ってこなかった。 ] (18) 2023/07/17(Mon) 20:23:05 |
![]() | 【人】 帳[ その日は、外で友達と遊んでいた。 夜になる前には帰っておいで、って お母さんには言われていたし、 夜が危ないのも知ってたから 暗くなる前には帰るつもりだった。 ] ……妹がいない? [ 帰ろうって思って公園を後にしようとしたら 聞こえてきた会話。 近くを探してもいない、どうしよう、って そんな焦った声が聞こえてくる。 先に家に帰ってるとかそう言う事でもないらしい。 ] (19) 2023/07/17(Mon) 20:24:40 |
![]() | 【人】 帳あの、その子ってどんな見た目ですか? [ 初めて、この力が役に立つのかもって思った。 感謝されるのかも、って。 後から思い返してみれば浅ましい。 ヒーローからは程遠い理由で、 僕は妹を探してるお兄さんに声をかけた。 ] (20) 2023/07/17(Mon) 20:25:28 |
![]() | 【人】 帳僕も、手伝います。 [ あくまで、普通に手伝うふりをして 探し人の特徴と、名前を聞いた。 ちょっと渋られたくらいじゃ引かなかった。 すんなり教えてもらえたかな。 教えてもらえたなら。 ] (21) 2023/07/17(Mon) 20:27:13 |
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![]() | 【人】 帳―――こっち? [ 感じるままに、歩いていると 元の場所からは 結構遠いところまで来ていた。 本当にこんな場所まで、 女の子が一人できたのかな。 場所が場所なだけに、僕が僕自身の力を信じ切れずに 立ち入り禁止の看板の前で暫く立ち尽くす。 ] (23) 2023/07/17(Mon) 20:28:08 |
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![]() | 【人】 帳[ 立ち入り禁止のロープをどうにか乗り越えると その先の高台へと歩いていった。 辺りはもうすっかり暗い。 早く帰らないといけない時間。 猫の声が聞こえた気がして ふっと辺りを見回すと、木の根元に誰かいた。 ] (25) 2023/07/17(Mon) 20:30:39 |
![]() | 【人】 帳―――――……大丈夫? [ 君はまだ、眠っていたかな。 それとも、起きていた? 眠っていたなら、軽くゆすって起こしてから。 僕は、君に向かって手を差し出しながら こう聞くんだ。 ]** (26) 2023/07/17(Mon) 20:31:18 |
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![]() | 【独】 帳/* せっかくなら最後秘話にすればよかった…… 幼少期からすでにめんどくさい子になってる気がしてならない……これでいいのか???? もやむさんのこと刺せるのか???(物騒) (-4) 2023/07/17(Mon) 20:35:21 |
![]() | 【人】 帳[ 焦って走り出していくお兄さんを 呼び止めることはしなかった。 一人の方が、好都合だったし。 明らかに普通に探してるように見えない 適当に歩いてるようにしか見えない僕を お兄さんに見られるのは良くないと思って。 ] (34) 2023/07/18(Tue) 0:21:25 |
![]() | 【人】 帳[ お兄さんの心配なんてどこ吹く風、 君は、それはそれはぐっすりと眠っていた。 規則正しい寝息だったから 倒れたとかそんなんじゃなさそう、って ちょっと安心したんだ。 ] (35) 2023/07/18(Tue) 0:21:43 |
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![]() | 【人】 帳[ まだ少し寝ぼけてる様子の君は 差し出した手を取ってくれて。 握った手は自分より小さくて、温もりが伝わってくる。 手は握ったまま、目線を合わせようと屈む。 ] (38) 2023/07/18(Tue) 0:23:11 |
![]() | 【人】 帳そっか、やっと見つけた。 [ 聞いていた特徴のままだったから 間違ってるとはあまり思っていなかったけれど。 本当に自分の力で探し出せたことに 僕は舞い上がってしまっていた。 だから、自分のことを聞かれて 自己紹介、しようと思ったんだけど。 くしゃみをした君は 急に慌てだして。その様子がおかしくて 思わず吹き出してしまったんだ。 ] (39) 2023/07/18(Tue) 0:23:40 |
![]() | 【人】 帳っふふ…もしかして、やっと起きた? 今は……何時、だろうね。 多分、お父さんお母さんに怒られるくらいには 遅い時間だと思うよ。 [ 時計なんて持ってきてなかったから。 そんな曖昧な答えを返す。 猫、と言われれば そういえば声はしたな、と思ったけれど。 こう暗くては何処にいるかはわからなくて。 ] (40) 2023/07/18(Tue) 0:24:31 |
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![]() | 【人】 帳[ 特別な力がある、って そのまま言うことはできなかったけど。 こんなこと言ったことは今までなかった。 頼られてるみたいで嬉しかった僕は初めて、 力のことを仄めかしてしまったんだ。 ] 帰ろっか。 君のこと、お兄さんがすごく心配してたよ。 [ そう言って立ち上がると。 君の手を引いて、 家まで送っていこうとするんだ。 ]** (42) 2023/07/18(Tue) 0:26:23 |
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![]() | 【人】 帳[ 顔を赤くしたと思えば、 怒られるってつぶやいて落ち込んだ様子の 君を見て、 可愛いな、 なんて吞気に思ってしまっていた。 まあ、怒られるのは他人事ではないんだけどね。 友達なのかって言葉には少し詰まった。 だって、僕はその場に居合わせただけだし。 結局、本当のことと嘘を織り交ぜて ] (48) 2023/07/19(Wed) 1:03:50 |
![]() | 【人】 帳友達…の友達、みたいな感じ、かな。 困ってるみたいだったから。 それだけだよ。 [ 可愛い女の子の前で格好つけたくて 何でもないような顔をして言う。 本当はそんなかっこいい理由じゃないのにね。 ] (49) 2023/07/19(Wed) 1:04:19 |
![]() | 【秘】 帳 → 緋彩……ごめん、 [ 変なこと言ったね、って 続けようと思ってたのに。 疑問の後に続くのは 僕の予想外の言葉だったんだ。 疑うでもなく、馬鹿にするでもなく。 僕の言葉をそのまま受け止めただけでもなく。 ] (-11) 2023/07/19(Wed) 1:04:45 |
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![]() | 【秘】 帳 → 緋彩[ 君は、魔法使いなのかな? 口に出さなかったのは、 違ってたら恥ずかしい、なんて そんな小さいプライドが邪魔をしたから。 もしそうだとしたら、さ。 僕が願ってたこと、叶ったってことなのかな。 僕のことを信じてくれるような、 特別な人に会いたい、って。 ] (-13) 2023/07/19(Wed) 1:07:18 |
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![]() | 【人】 帳……どういたしまして。 [ 改めて言われるとなんか気恥ずかしくなって ふっと目を逸らす。 多分恥ずかしいだけじゃなくて。 君の笑顔が眩しくて直視できなかったんだ。 それに、嬉しかった。 自分の力だって役に立つんだ 必要だって言ってもらえてるみたいで。 ] (50) 2023/07/19(Wed) 1:10:32 |
![]() | 【人】 帳そうだね、でもお兄さんは 怒るより先に安心するんじゃないかな。 君に何もなくてよかった、って。 [ この時間になっても帰ってないなんて お咎めなしとはいかないだろうから 怒られないと思うよ、 なんて気休めは言えなかったけど。 家の方向を教えてもらいながら 僕たちは家に無事に帰ることになるんだ。 ] (51) 2023/07/19(Wed) 1:11:06 |
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![]() | 【人】 帳 *** [ 最初の出会いから少し経って。 再開したのは小学校の中、だったかな。 放課後、帽子が風で飛ばされて。 校庭の隅に植えてある木に引っかかってしまって 途方に暮れていた。 登って取ればいいんだけど。 ずっと前からある木、だとかで 木登り禁止、って言われてる木だった。 先生を呼ぶ間に またどこかに飛んでいったりしたら困るし どうしよう、って僕は木の下で悩んでたんだ。 ] (53) 2023/07/19(Wed) 1:14:16 |
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![]() | 【独】 帳/* 着席遅くなってしまってすみません…… 信じるよ、に対してまだ信じたい、どまりなのは魔法使ってる瞬間見てないのと、信じるの次の軸の方が自然では?というあれ。こっちもちゃんとは打ち明けてないですしね。 ところで緋彩ちゃんのカラーコードは緋色だと思うんですけど間違ってたらどうしよう(( (-16) 2023/07/19(Wed) 1:20:32 |
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![]() | 【人】 帳[ 僕はヒーローなんて大層なものになれない。 なれないってわかってるのに。 そんなことないんじゃないかって 勘違いをしてしまったんだ。 それに気づいてしまったのはもっと後の話。 ] (62) 2023/07/20(Thu) 0:49:17 |
![]() | 【秘】 帳 → 緋彩……変だって思われるかもって 勝手にそう思っただけだから気にしなくていいよ。 [ 魔法使い、じゃなくてヒーローになりたいって 真っ直ぐな言葉にすごいな、って 素直に思ったんだ。 ] (-25) 2023/07/20(Thu) 0:49:43 |
![]() | 【秘】 帳 → 緋彩猫を探してたのも、そのため? 偉いね、君は。 [ でも、ヒーローは家族を困らせちゃだめだよ、 なんて自分のことは棚に上げて軽く言った。 言いたくて仕方ない、って顔の君の話は もっと聞いていたかったんだけどね。 今日はもう、遅いから。 ] (-26) 2023/07/20(Thu) 0:50:19 |
![]() | 【人】 帳[ 逸らした視線の先に移動してくるのを見て 少しびっくりして、困ったように笑う。 見られちゃったかな、頬が赤くなってるのとか。 目が少し泳いでるのとか。 出来たら格好つけたかったんだけど。 ] (63) 2023/07/20(Thu) 0:50:42 |
![]() | 【人】 帳[ いいお兄さんだね、とか相づちを打ちながら 家までたどり着いたら お兄さんにはお礼を言ってもらえた。 見つかってよかったです、っていい子みたいな 返事をしながら、内心嬉しかった。 役に立てたんだって舞い上がってた。 じゃあ、僕も帰らなきゃって そのあとは走って家まで帰ったんだけど。 遅すぎる、って怒られたのは僕も同じ。 そういう事は自分たちだけで解決しようとしない事 って釘を刺されてしまったんだ。 舞い上がってた僕は その忠告を聞き流してしまったんだけど、ね。 ] (64) 2023/07/20(Thu) 0:51:26 |
![]() | 【人】 帳 *** [ 同じ学校にいるって 最初は思っていなかったんだ。 だから。君の声が聞こえたときはびっくりした。 ] え、ひいろ……ちゃん? 助ける、って、どういう…… (65) 2023/07/20(Thu) 0:51:50 |
![]() | 【人】 帳[ 木に登るつもりなら止めようかなって ちらりと思ってたことはすぐに消えた。 そういう様子じゃなかったから。 何か集中している様子の彼女を見ていたら 帽子を狙いすましたように風が吹いた。 いや、風が吹いたんじゃなくて、これは……。 落ちてくる帽子を見事にキャッチした 彼女を見ていると、答え合わせみたいに 今の現象が何だったのか教えてくれた。 ] (66) 2023/07/20(Thu) 0:52:16 |
![]() | 【秘】 帳 → 緋彩魔法…… [ 魔法って言われても嘘だとは思わなかった。 地味なんだけどって君には言われたけど 僕はそうは思わなかった。むしろ…… ] え、風を吹かせる以外にも いろいろできるの? すごい!かっこいい! [ 目を輝かせてそう言ったあと。 ] (-27) 2023/07/20(Thu) 0:54:51 |
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![]() | 【秘】 帳 → 緋彩[ あの時思ってたことは本当だったんだ。 最初は冗談とか、聞き間違い、とか。 臆病な僕は色々考えて口にできなかったけど でも、今なら。 ] 信じるよ、君が魔法使いだってこと。 特別な力を持ってるってこと。 だって、僕も同じだからさ。 (-29) 2023/07/20(Thu) 0:56:11 |
![]() | 【秘】 帳 → 緋彩あの日、君のこと見つけたよね。 あれ、偶然見つけたんじゃないんだ。 僕はね、探したいものの場所が分かるんだ。 [ 君の魔法より地味かもしれないけどね、って 頭を掻きながら言って様子を伺った。 きっと信じてくれるとは思ったけど それでも、君の力に比べれば分かりにくいものだし 不安な気持ちは少し、あったから。 ] (-30) 2023/07/20(Thu) 0:57:38 |
![]() | 【人】 帳[ 打ち明けた言葉への反応がどうであれ お礼を言い忘れてたことに気づくと。 ] ありがとう、帽子を取ってくれて。 ヒーロー みたいだね。[ 君から帽子を受け取ると、笑顔でお礼を言ったんだ。 この日、僕にとっての ヒーロー は、君になった。 ]** (67) 2023/07/20(Thu) 0:59:13 |
![]() | 【人】 帳 *** [ 忘れるわけなかった。 あんな特別な出会い方をしたんだから。 それに、会いたいと思ってたのは 僕だって同じだった。 ] ヒーロちゃん…… [ 言いにくい、って思ってたわけじゃないけど 本人が気に入ってるみたいだったし そういえばお兄さんもそう呼んでたっけ、って 思い出したから、なぞるように繰り返して。 ] (74) 2023/07/21(Fri) 2:16:58 |
![]() | 【秘】 帳 → 緋彩[ 噓つきだって言われるのを怖がる気持ちはよくわかる。 怖いから明かさなかった僕と 明かしてから怖くなった君は似てるんだろうね。 ] 偶々だなんて思わない。信じるよ。 [ 君の目を見て、不安を吹き飛ばそうと笑いかけたんだ。 特別な存在を知ってる人しか 特別な存在なんて簡単には認めない。 君なら大丈夫、って思ってたけど。 最初の方は歯切れが悪かったから どうしよう、困らせてしまったのかなって。 心配したんだけど……杞憂だったみたいだ。 ] (-40) 2023/07/21(Fri) 2:17:31 |
![]() | 【秘】 帳 → 緋彩 え、あ……泣かないで… って言ってもこまる、かな…… [ それで簡単に涙を止められるわけないって思っても つい、言葉にしてしまって。 慌ててハンカチを差し出すんだ。 泣き顔、見られたくないみたいだったから 目はそらしたまま。 ] (-41) 2023/07/21(Fri) 2:18:05 |
![]() | 【秘】 帳 → 緋彩そう、かな…… すごいって言ってもらえると思ってなかったな。 ……嬉しい。 [ 認められたみたいで。 役に立ってるって言ってもらえたみたいで。 でも、色々できるらしい君と比べると 地味かなあ、とは思ってた。 そんな後ろ向きな考えも、君の 言葉 が吹き飛ばしてくれたんだ。 ] (-42) 2023/07/21(Fri) 2:18:36 |
![]() | 【秘】 帳 → 緋彩いろいろできるヒーロちゃんはすごいと思うよ? でも、そんなすごい人に凄いって言ってもらえると なんだか自信が出てくる気がするな。 ……大きくなったら 探し物屋さんとかするのもいいな。 [ それは子供の思い付き。 でも、君が凄いって言ってくれるなら 不思議と実現できる気がしたんだ。 ] (-43) 2023/07/21(Fri) 2:19:42 |
![]() | 【人】 帳そうだよ? 僕が困ってるところに現れて助けてくれたんだから。 もうヒーロちゃんはヒーローだよ! [ にこにこしながら言い切った。 だって、帽子を取ってくれたとき 格好いいなって思ったし、 困ってるところを魔法で助けてくれるなんて すごいことでしょう? ] (75) 2023/07/21(Fri) 2:21:40 |
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![]() | 【人】 帳ね、早速遊びに行かない? [ そう言って、君の手を引いて 近くの公園にでも、行こうと。 遊びに行きたいって言ったんだ。 遊ぶことはこの日を境に増えていって。 少しずつ、季節は巡っていく。 ]** (78) 2023/07/21(Fri) 2:24:07 |
![]() | 【秘】 帳 → 緋彩[ 悲しくて泣いてるわけじゃないって 教えてくれたから、ちょっと安心したんだ。 落ち着くまで待ってたけど 気の利いた言葉はかけられなかったな。 ] (-50) 2023/07/22(Sat) 1:57:02 |
![]() | 【秘】 帳 → 緋彩[ 言葉は 魔法 だ。 自分が出来ることなんて、って 思ってしまっていても人から言われたら 嬉しいって思うし自信にもつながっていく。 でもさ、誰に言われても嬉しいってわけじゃなくて 僕は君に言われたから、嬉しかったんだ。 ] (-51) 2023/07/22(Sat) 1:57:54 |
![]() | 【秘】 帳 → 緋彩お手伝い……そうだね。 人助けってヒーローの基本、だからね。 一緒にやったら二人でヒーローになれるよ。 [ 君となら、出来る気がした。 君が言ってくれるなら、出来そうだなって。 まだ見ぬ未来に思いを馳せて、夢を見て。 この時の僕は、そんな夢が 本当に実現するならそれは 君と一緒なんだって。 ……そう、思っていたはずなのにな。 ] (-53) 2023/07/22(Sat) 1:58:34 |
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![]() | 【人】 帳[ 照れるって言って俯く君を見て そうだね、なんて呑気な言葉に隠して 可愛いな 、って思ってたのは内緒。だって、それこそ恥ずかしくて言えない。 ] (85) 2023/07/22(Sat) 1:59:33 |
![]() | 【秘】 帳 → 緋彩うん、きっと大きくなったら もっともっと色んな人を助けられる ヒーロー にだってなれるよ![ そんな可愛い君が嬉しいって言ってくれるのが やっぱり嬉しいって思ってた僕は 君が喜びそうな言葉を無責任に言ってしまう。 勿論、思いもしないことを言ったわけじゃない。 心からの言葉だったよ。 ただ、その言葉の意味をよく考えるべきだった。 もっと、考えてから言うべきだった。 本心からの言葉だからこそ厄介だ、なんて。 未来で 後悔 が増えていくなんて、 この時の僕は思いもしていなかったんだ。 ] (-54) 2023/07/22(Sat) 2:01:07 |
![]() | 【人】 帳そ、んなに何回も呼ばれると…… ううん、なんでもない。 [ なんとなく落ち着かなくて 露骨に顔を背けてしまったけど でも、嫌なわけじゃなかったし。 緩んだ顔を見られたくなかっただけ。 ] じゃあ、いこっか、ヒーロちゃん。 [ 元気のいい返事だったのに 思ったより早く疲れた君の隠し事、 この時すぐに気づけるほどは鋭くなかったから その日は、体育があったって言葉に納得して また次の日遊べばいいから、と 家まで送ったんだ。 ] (86) 2023/07/22(Sat) 2:01:33 |
![]() | 【人】 帳*** [ それから僕たちは一緒に過ごすことが多くなった。 仲良くなった……と僕は思ってるよ。 折り鶴がふわりと飛ぶ所を見ればすごいって 目を輝かせて見入ったし、 あれ動かせたりするの?とか言って ぬいぐるみを指さしたこともあったっけ。 魔法を見せてもらって もう一回見てみたいな、 なんて言ったことも勿論あったよ。 だって魔法だよ?何度だって見たいに決まってる。 でも、難しいって濁されたら 無理強いなんて出来なかったから。 じゃあ、明日見せて欲しい、って。 最初のうちはそう言ってたんだ。 ] (87) 2023/07/22(Sat) 2:01:54 |
![]() | 【人】 帳[ たまたま魔法を使わずに遊んだ日。 そんな日はいつもより長く遊べた気がして それに気づいてからは、 自分から魔法を見せてっていう事を減らした。 魔法、って疲れるのかな。 わからなかったけど、君と長く遊べる方が 魔法を見るより僕にとっては大事だったから。 ] (88) 2023/07/22(Sat) 2:02:13 |
![]() | 【人】 帳[ お店の話になった時は ] お店を持つならさ、 たとえば、夜だけ開店してるとか 昼間は違うお店になってるとか そんなお店だったらかっこいいなって。 ヒーロちゃんはどんなお店がいいと思う? [ なんて、聞いたりもしたな。 君なら真剣に考えてくれそうだなって思ったから。 それに、僕たちは一緒なんだって 疑いもしてなかったからね。 ] (89) 2023/07/22(Sat) 2:02:55 |
![]() | 【人】 帳[ 屋内でも屋外でも。 僕たちは沢山遊んだと思うし 僕の方が年上だったから、 頼まれたなら学校の勉強を教えることだってした。 どれほど役に立ててたのかは分からないけど。 長く過ごせば過ごすほど。 君のことが大切だって想いは強くなっていく。 ] (90) 2023/07/22(Sat) 2:03:16 |
![]() | 【人】 帳 *** 探し物の、依頼? [ ある日遊んでいた時にされた提案に 何かなくしたのかな?って 最初は首をかしげてた。 ] ……つまり、宝探しみたいなこと? うん、いいよ。 でも……その探すものが何なのか ヒントがないと、難しいかな…… (91) 2023/07/22(Sat) 2:03:49 |
![]() | 【人】 帳ヒーロちゃんを探したときはね 見た目とか名前とか教えてもらったんだけど… あ、お宝探し、なら 名前まで言うのはびみょー、なのかな…? どんな色なのかとか、教えてもらえる? (92) 2023/07/22(Sat) 2:04:04 |
![]() | 【人】 帳[ 君がいない所で何度か力の使い方を 練習してたことがあって。 その時に分かったのは 探すものがそもそも何か分からないと 探しようがないってこと。 つまり普通の人が探し物をするときと一緒。 でも、探す物のイメージさえわかれば なんとなくその気配を感じ取れるような。 きっと説明してって言われたら困るような 僕のもつ力はそんなものだった。 ] あと、 魔法っぽくない、かもしれないけど… それでも、大丈夫、なら…… [ だから、君のお願いへの返事は 少し心配そうになってしまったかな。 ]** (93) 2023/07/22(Sat) 2:04:34 |
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