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人狼物語 三日月国


187 『Ambivalence』

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視点:


【人】 入江 修



    「そうもいかねぇのよ。
     可愛い可愛い生徒が困ってんだから。」


   それが俺の仕事なのだから仕方ない。
   白々しいって?否定はしない。
   浅見に悟られてしまった前科がある以上
   その信頼はなくても不思議じゃない。

   
(1) 2022/12/11(Sun) 0:33:29

【秘】 入江 修 → 浅見 律



   一度イイ思いをしたら
   人間そうそう抜け出すことは出来ない。

   たった一度しかなかったとしても
   またいつかイイ思いが出来るという期待が
   何度も積み重ねる裏切りを覆い隠す。


   キスに慣れてないような浅見の唇を
   紅薔薇を手折るように塞いでしまった後、
   苦しそうな吐息が聞こえた時には
   最初こそ様子を尋ねてあげたのだが。

   次第に止めてあげようとすらしなくなって。
   丹念に研ぎ澄まされた
錯覚
のまま
   浅見の着ていた制服に手を伸ばす。

   するとこの後のことを察したのか
   可愛らしく素直に答えてくれたさっきとは違って
   浅見が今度は目を逸らしてしてしまったから。



(-0) 2022/12/11(Sun) 0:34:25

【秘】 入江 修 → 浅見 律



   「大丈夫。優しくしてやるから。」



(-1) 2022/12/11(Sun) 0:35:19

【秘】 入江 修 → 浅見 律



   ありきたりなセリフを吐き散らすと
   今度は唇だけでなく首筋や頬にもキスをして。

   緊張も
倫理観も
溶かすように
   浅見の小柄な身体を指で撫でながら
   制服を全て剥いで、裸にさせてしまう。

   男を知らないまだ幼ささえ残る姿は
   誰だって虜になりそうなくらいに、イイ。



    「浅見、綺麗だ。」



   その言葉は嘘じゃない。

   俺はそのまま欲に誘われるまま
   浅見の真っ白な肌を隅から隅まで
   順繰りに口付けを落としていく。


(-2) 2022/12/11(Sun) 0:36:21

【秘】 入江 修 → 浅見 律



   舌先を出せば浅見の味を知ろうと。

   おでこから瞼へ、唇と頬を介して首筋へ。
   浅見の手を取って指同士を絡めて捕まえた後には
   鎖骨や脇、乳房や臍、脇腹と
   これでもかと言うくらい浅見の味を堪能して。

   太腿を伝って足の指先まで辿ると
   今度はそこからまた太腿へと帰る。

   不自然なくらい丁寧に、優しく
   浅見の身体にマーキングを施していくと
   俺は浅見の秘部の前に顔を持ってきて

   そのまま秘部にまでキスをしてみせる。



(-3) 2022/12/11(Sun) 0:38:14

【秘】 入江 修 → 浅見 律



   そして浅見の足を軽く押さえつけると
   淫らな水音を軽快に部屋に響かせ。

   浅見の蜜を吸いながら
   濡れそぼった舌で秘部の味を堪能し。

   浅見が快感の花を開くまで
   これから俺のもの受け入れるその場所を
   丹念に責め続けていった。**



(-4) 2022/12/11(Sun) 0:38:41

【赤】 入江 修


***

   浅見の身体も、癖もだいぶ理解し始めて
   素直で初心な姿を穢していけばいくほど
   浅見がどうされるのか好きなのも分かってくる。

   貰えなかった愛情を嘘でも埋められる事が
   浅見にとってはイイことだということも。
   分かりさえすれば叶えてあげるのも簡単だ。


   だからある時には人が帰った夕方に
   わざわざ浅見を教室に呼びつけて。
   浅見の席で愛でてやったこともあった。

   椅子に座らせて、耳元で
   「授業中、思い出して。」
と囁き
   浅見の学校生活にさえ侵食しようとした行為は
   見られたら一貫の終わりというものだ。


   
(*0) 2022/12/11(Sun) 0:40:00

【赤】 入江 修



    だが俺は知っている。
    この日は先生側も間違いなく
    教室には来ないということも。
    生徒たちが来るには時間が遅いということも。


    そして全てを知った上で、浅見に言うのだ。


    「俺に女にしてもらってる所
     もしかしたら誰かに見られちゃうかもね。」
と。



(*1) 2022/12/11(Sun) 0:45:12

【秘】 入江 修 → 浅見 律


***

   思い返せば思い返すほど
   俺の日頃の行いは擁護できそうにない。

   分かってることだ。
   俺の日頃の行いが最低だってことも
   そんな俺を浅見が嫌いになれないことも。

   それに子どもは大人をよく見ている。
   もちろん浅見だって例外じゃない。


   だがそんなことは何も問題ではないんだ。
   俺の腐った魂胆に気づいて
   いまさら反発しようとしても

   悦ぶ姿は、誤魔化しようがないのだから。


(-5) 2022/12/11(Sun) 0:47:27

【秘】 入江 修 → 浅見 律



   「そっかぁ、そりゃ困ったなぁ。」



(-6) 2022/12/11(Sun) 0:48:34

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「じゃあ分かるまで、中に注いであげる。」



(-7) 2022/12/11(Sun) 0:49:16

【秘】 入江 修 → 浅見 律



   拒もうとこちらを睨んだところで
   素直な身体が全部暴いてしまう。

   睨む?欲しがってるようにしか、見えないなぁ。


   逃げ惑う身体を抱きしめて
   限界を示すサインを拾うと
   空いた手は恋人のように結んでしまう。

   口を手では塞げなくなるけど。
   浅見の好きな愛情をあげるんだから仕方ない。



    「いいよ。イって。」



   耳を甘噛みしながら囁いて、
   強く誘った絶頂は二人だけの部屋を
   桃色の香りで満たしてくれた。

   
(-8) 2022/12/11(Sun) 0:51:18

【秘】 入江 修 → 浅見 律



   だが今日の浅見は珍しく反抗的で
   俺が聞いたことに素直に答えるどころか
   こっちの事まで見透かしてくる。


(-9) 2022/12/11(Sun) 0:51:40

【秘】 入江 修 → 浅見 律



   「よく…っ、分かってんじゃん。」


(-10) 2022/12/11(Sun) 0:52:11

【秘】 入江 修 → 浅見 律


   力が抜けてソファーに倒れたまま
   それでも顔には反抗心が滲んでいて。
   散々俺が仕込んだ指で煽りながら微笑む
   浅見に対して俺はというと。


    「そーいう生意気な態度
            まじでそそる。」



   興奮で獣のように滾った表情のまま
   予定変更と言わんばかりに
   ソファーの上で無理矢理四つん這いにさせて。


(-11) 2022/12/11(Sun) 0:53:19

【秘】 入江 修 → 浅見 律



   「気持ちいいって鳴くまで
           抜いてやんねぇ。」



(-12) 2022/12/11(Sun) 0:54:10

【秘】 入江 修 → 浅見 律



   挑発に乗るがまま
   浅見の一番奥を突ける体勢で
   強引に膣内へと挿入れる。


         避妊なんてしない。
         最後にゴムを着けたのなんて
         もうだいぶ前のことだ。**


   
(-13) 2022/12/11(Sun) 0:55:13

【赤】 入江 修




   これは閑話のような話だが。
   俺に教え込まれる度に覚えようと頑張る。
   その必死さは本当にいじらしいものだ。
   ぎこちなささえスパイスになるこの時に限れば
   覚えるための時間など大した問題じゃなくて。

   少しコツを掴んだだけで
   俺は浅見の頭を優しく撫でてやる。

   それが俺がいつも浅見に与えていた
   愛情に擬態させた依存という名の猛毒だ。


   だがそんな猛毒にあてられ続けて
   沼に沈んだ時にだけ現れる浅見の心は
   普通の子供が当たり前に受け取るものと
   同じものを求めていたと知った時だけは

   先生として、抱きしめてやったよ。
   本当に哀れでしかたなかったから、な。



(*2) 2022/12/11(Sun) 1:05:01

【赤】 入江 修



   最初に避妊具を外したのは
   俺が浅見をW律Wって呼んだ時だっけな。**



(*3) 2022/12/11(Sun) 1:10:02

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「お世辞なら、もっと上手く言うよ。」


    その言葉でなんとなく察することはできるが
    浅見は口で言うだけじゃ
    なかなか伝わらないタイプなのかもしれない。


    だから文字通り身体に教えた。
    それが功を奏してか
    浅見の意識を向けさせることは出来たらしい。


    
(-30) 2022/12/12(Mon) 9:30:47

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    身体中に快感の種を植えても
    芽吹いて花開くまで時間はかかる。

    最初こそ色気ひとつない浅見が
    俺に無理矢理花を開かされる。

    その背徳感は蜜の味がした。

    俺にされてる事の意味がわからずに
    戸惑いを露わにするその姿は
    初心な花弁が壊れていくようで。

    浅見の戸惑いの声には答えず
    言葉も交わさず。
    秘芽に吸い付き、快楽の扉を
    無理やりこじ開けていく。



(-31) 2022/12/12(Mon) 9:31:39

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    一度開いた花は戻らない。
    一度こじ開けた扉は戻らない。


    窓の外から聞こえた部活と思しき掛け声が
    本来あるべきだった浅見の学生生活と
    今歩んでいる道との乖離を誇張していた。


    絶え間なく続く水やりに
    浅見の身体が悦びを示したことが分かると
    秘部から口を離して。

    今度は指で秘部の中を解しながら
    浅見の顔の近くに膝をつくと
    浅見の目の前に自分のものを持ってきて。
    頭をやさしく撫でながら囁いた。



(-32) 2022/12/12(Mon) 9:32:45

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「口開けて、舌、だして。」



(-33) 2022/12/12(Mon) 9:35:04

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    俺を悦ばせるるための実技指導でもなく
    浅見に技術を期待してのことでもなく。

    俺はただ浅見を穢したい欲望に従って
    さっきまで男の唾液の味も知らなかった
    その口の中にもマーキングを施そうと
    そう思ったが故のことだ。

    舌を出したのならその舌先に
    さっきから先走ってた体液を擦り付けて。

    口を開けてくれたなら
    嘔吐かないように優しく
    浅見の口に蓋をしてしまっただろう。



(-34) 2022/12/12(Mon) 9:50:30

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「噛んだらだめだよ。」
、と。
    そう言って、全てを俺の味で溶かして。**



(-35) 2022/12/12(Mon) 9:52:11

【赤】 入江 修


***

    自分の顕示欲のために
    浅見の学校生活にピンクのフィルターをかける。
    その理由は驚く程に自分勝手なもので。

    先生や生徒に見られれば
    いくら人望のある俺でも言い逃れはできない。
    だが社会的なものよりももっと内側のコミュニティ、
    この学校の中では浅見の方が立場が危うくなる。


    だから、浅見はこの事を隠し通すだろう。
    俺に刻まれた快感や愛情を思い出しても
    他のやつに悟られまいと誤魔化し切るだろう。


    それがこの時俺が浅見に抱いていた、期待だった。



(*7) 2022/12/12(Mon) 12:55:30

【赤】 入江 修



    「そうだな。俺は最低な男だ。」



(*8) 2022/12/12(Mon) 12:55:57

【赤】 入江 修



    「でもお前を今一番に
     救える男でもある。違う?」



(*9) 2022/12/12(Mon) 12:56:43

【赤】 入江 修



    もう夕方と言っても日が沈む。
    そんな頃合いになると

    俺は浅見を抱き上げ机の上に座らせて
    自分のものを浅見の秘部に押し当てる。

    言うほど乱れてもなく、
    比較的整えられている互いの服。
    制服を着たまま下着だけ脱がせた浅見と
    スーツをそのままにチャックだけ開けた俺。

    整えられてるが故に、そそられる。


    
    
(*10) 2022/12/12(Mon) 12:57:24

【赤】 入江 修



    「挿入れるよ。

            ───W律W。」



(*11) 2022/12/12(Mon) 12:57:55

【赤】 入江 修



    その日の教室で起きたW続きWは
    浅見にとってどんな想い出になったかな。**


(*12) 2022/12/12(Mon) 12:58:07

【秘】 入江 修 → 浅見 律


   ***

    「俺の腕の中で女の顔する律が見れる。
     これ以上のメリットなんてないだろ?」



(-36) 2022/12/12(Mon) 17:02:32

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    打算的なのは認めるしかない。
    だが俺がいつも打算だけで動くかと言われると
    そういうことでもない。

    大人になると
    合理的な判断ばかりは出来なくなるのだ。
    いつか浅見だって、直面するはずだ。



(-37) 2022/12/12(Mon) 17:03:46

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    捕まえた浅見に施す快楽的な責めは
    小生意気な口からは想像出来ない
    甘く蕩けた声を引き出すことに繋がる。

    振りほどかず快感に身を委ねる浅見の嬌声が
    資料室を甘く彩っていく。

    その声に拒絶の色は微塵もなく。
    だから浅見の悪態も可愛らしく見えるもの。


    これほど依存的な姿を見せても
    未だ軟化しない態度はまるで威嚇する子猫の様。


(-38) 2022/12/12(Mon) 17:04:39

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    まぁ煽りをやめない子猫ちゃんも
    おいたがすぎるから。

    少しおしおきは必要みたいだが。



(-39) 2022/12/12(Mon) 17:05:01

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「そーんなに反抗しちゃって。
     さては激しくして欲しくて
     わざと煽ってんのかな?」



(-40) 2022/12/12(Mon) 17:05:36

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    まだ半分しか入ってない状態でも
    浅見の中が強く締め付けて来ることがわかって。

    浅見のお尻をつかむと
    引き寄せて強引に根元まで入れさせて。

    相変わらずの中の具合の良さに
    小さな吐息が漏れると。

    俺は何も言わずに腰を揺らして
    浅見の中を突き始める。


(-41) 2022/12/12(Mon) 17:06:58

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    無言のまま貪り合う時間は続いて。
    淫らな吐息と肉と体液が絡み合う音だけが
    資料室の中で奏でられる。

    たとえ浅見が苦しそうにしたとしても
    腰の動きを弱めたりはしない。
    「律。」
と何度も名前だけ呼びながら
    情事に耽けると自分でも気づいた。
    感覚的に、今日は長く保ちそうだ、と。

    きっと浅見に煽られてしまったせいで
    浅見をぐちゃぐちゃに犯したいと
    思ってしまったからかもしれない。*



(-42) 2022/12/12(Mon) 17:09:05

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    本当に愛した恋人同士なら
    そもそも戸惑いも恐怖も与えない。

    与えるのは遊びだからだと、
    遠からず浅見も思い知るだろう。


    でも俺は本気だよ。
    お前のことを哀れんで、利用して
    本気でお前で遊ぼうとしてるつもり。


    気づいた時には
    遊ばれる快楽だって教えてやる、
    遊ばれることで居場所を得る愉悦も
    飽きたら捨てられる恐怖も
    意思に反して堕とされる背徳も

    全部、教えこんでやる。



(-60) 2022/12/13(Tue) 0:35:23

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    可愛がってやるよ。

        その心が壊れるまで。



(-61) 2022/12/13(Tue) 0:35:55

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    まだ未開の場所は
    流石にすぐに受け入れるわけにはならない。
    苦しげな声に呼応するように
    力をたびたび弱めながら解していく。

    でも目を丸くする姿には
    俺も思わず本性を出しかけてしまった。
    自分が女として見られてることすら
    自覚してないって顔だったものだから。
    裸という目の前の光景とのギャップが俺に効く。


    なんでこんなことをするのかなんて
    当然だが浅見の立場では分からないらしいから。
    道標を示すように、その答えを教えてやった。


(-62) 2022/12/13(Tue) 0:36:20

【秘】 入江 修 → 浅見 律

   

    「俺の味を忘れないように
     舌と喉奥で、覚えろ。いいね?」


(-63) 2022/12/13(Tue) 0:37:05

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    今の浅見にはそれぐらいがちょうどいい。
    それに暖かな唾液に包まれるだけでも
    男は多少なりとも悦びを覚えるものだ。

    そして首を縦に振る浅見は驚くくらい従順で。

    自分は何をしたらいいのか
    何を求められているのか

    落ち着かない様子で為された
    ぎこちない舌使いに俺も思わず身体が震えた。
    それこそ、もし何度も続けられたら
    浅見の口の中で吐精しかけるくらいに。


(-64) 2022/12/13(Tue) 0:37:53

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    どちらにせよ。
    浅見がもうだいぶ出来上がって慣れたと知ったら
    浅見を愛でるのをやめて
    持ってきておいた避妊具をつける。

    人は第一印象が大事と言うだろう?
    ちゃんと紳士アピールはしとかないとな。


    中へと入れる準備が出来ると
    怖くないよと頭を撫でながら
    落ち着かせるような深くキスをして。

    浅見がW続きWをしていいと
    頷いてくれるまで、じっくりと待った。*


(-65) 2022/12/13(Tue) 0:38:21

【赤】 入江 修


  ***

    入江先生は生徒をよく見ていると
    他の先生から感心されたこともあったっけ。
    特に自分が担任に持つ生徒のことは
    誰よりも分かっているように見えるらしい。

    浅見が聞いたらどう思うんだろうな?>>*13
    今更聞くまでもないか?


(*26) 2022/12/13(Tue) 0:39:54

【赤】 入江 修



    沈黙は肯定と同義だ。
    だが違うと見え透いた嘘をつかないのは
    幾分か利口でもある。

    事実から逃げるように逸らされた目は
    日暮れの正確な時刻を捉えていた。

    もう帰らなきゃ。
    そんな逃げ道、とっくに塞いだ。
    いや、そもそもそんな道なかったか?



(*27) 2022/12/13(Tue) 0:40:42

【赤】 入江 修



    「名前、呼んで欲しそうだったから。」


(*28) 2022/12/13(Tue) 0:41:13

【独】 入江 修



    そう言えば簡単に堕とせると思ったから。



(-66) 2022/12/13(Tue) 0:41:35

【赤】 入江 修



    「あれ?そういう事じゃねぇ?」


   どうしての先の言葉が一パターンだけじゃないと
   思い至ると浅見の顔を覗く。
   けれどそれも叶わずにすぐに浅見の顔が
   俺の胸板に隠れて見えなくなった。

   ゴム膜のない感触なんて
   ただでさえ格別にイイのに
   急に深くまで入れば流石に俺も驚いて
   これ以上の深追いをする余裕もなくなる。



(*29) 2022/12/13(Tue) 0:42:53

【赤】 入江 修



    暖かな浅見の中の圧力と蠢く肉壁に
    俺は思わず熱まみれの息を吐いて。

    浅見の大きな心に風穴を開けるように
    ゆるやかに抽挿を繰り返すと
    抱きつく浅見を支えながら

    募る絶頂の兆しの赴くままに
    浅見を抱きしめると。



(*30) 2022/12/13(Tue) 0:43:27

【秘】 入江 修 → 浅見 律




    「…………好きだよ。律。」



(-67) 2022/12/13(Tue) 0:44:05

【赤】 入江 修



    一方的に告げたその瞬間
    浅見の子宮を穢す音を中で響かせて。

    俺のものを咥え込んだ入口から
    白濁の液が溢れて滴り落ちる。

    それでも俺は抜かないまま。
    浅見の唇を吸い続けた。


(*31) 2022/12/13(Tue) 0:45:28

【赤】 入江 修



    余韻を味わいながら
    浅見の手に、錠剤をひとつ、握らせて。**



(*32) 2022/12/13(Tue) 0:46:23

【秘】 入江 修 → 浅見 律



  ***

    なんで浅見を選んだかなんて
    一番服従のさせがいがあったから。
    一番堕としがいがあったから。

    それ以上のことなんてない。

    こうもイイ女になるなんていうのは
    運良く手に入れた副産物程度のもの。


(-68) 2022/12/13(Tue) 0:48:01

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    都合がいいから?

    違うな。

    お前が一番空っぽだったから
    俺はお前を
玩具
に選んだんだ。



(-69) 2022/12/13(Tue) 0:49:25

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    イイと言ってくれないのは
    少しだけ寂しいのだが

    やめてと振り解けない様子が
    相変わらずのことで俺は安心する。

    どれだけ悪態をつかれようとも
    どれだけ反抗心を剥き出しにされようとも。
    膣壁を小突けば、イイ玩具の出来上がり。


(-70) 2022/12/13(Tue) 0:50:20

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    健気だなぁ。

    もう俺無しじゃイケない身体なのに。
    俺無しじゃ保てない心なのに。

    ささやかな抵抗と自然に漏れる甘い吐息
    名前を呼ばれて存在を認められるだけで
    自分の感情を誤魔化すこともできない。

    繋がっていれば全ては筒抜けだ。

    

(-71) 2022/12/13(Tue) 0:51:08

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    止める?んなわけねぇだろ。
    一度イかせたくらいじゃ、やめねーよ。



(-72) 2022/12/13(Tue) 0:52:17

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    浅見が責め立てられて静かに絶頂を迎える。

    それでもお構いないしに抽挿を続けると
    敏感な中をゆるやかな動きで慣らして
    その緩急が今度は俺自身の絶頂を援護した。

    浅見は何度絶頂するだろう?
    何度だって構いやしない。

    それからしばらくの間
    射精感を押し殺しながら浅見をいじめて
    浅見が身体を動かせなくなるくらいに
    激しく責めたててみせた。


(-73) 2022/12/13(Tue) 0:53:11

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    だが意地でも口にしない固い反抗心
    そのそそられるスパイスを、壊したくて。



(-74) 2022/12/13(Tue) 0:53:55

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「そんなに良くないなら

        今日で終わりにしようか?」



(-75) 2022/12/13(Tue) 0:54:21

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    奥深くで繋がりあっていた
    自分のものを一旦抜いて

    浅見を仰向けに寝かせると
    再び奥深くへと挿入れる。

    そのまま乱れた制服をつかむと
    胸元までめくりあげて
    女らしい場所を全てさらけ出させた。


    まるで見納めと言わんばかりに。



(-76) 2022/12/13(Tue) 0:55:38

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「律は上玉なんだから
     いくらでも遊んでくれるやつを探せばいい。
     お前ならきっと男には困んねぇよ。」


(-77) 2022/12/13(Tue) 0:56:14

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「でも、俺には分かるよ。
     俺にしてもらえなくなったお前は
     耐えきれず最後に俺のところに帰ってくる。

     誰に抱かれてても俺がチラついて忘れられずに
     俺にされるのがいちばん気持ちいいって
     自分から俺に頼み込んで来る姿が

     想像するだけで最っ高にそそられんだわ。」


(-78) 2022/12/13(Tue) 0:58:54

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    俺は傲慢で最低な本音をぶちまけて
    自分のスマホを撮り出す。

    スカートに隠れた結合部が、
    カメラに写り込むようにめくって。



    「ほら、今もしてるその雌の顔。
     ずっと覚えててやるよ。」



    表情からは嘘の優しさすら消えて。
    俺はカメラの録画をオンにすると
    抽挿を再開する。

    浅見の顔がしっかりと映るように
    もし隠そうとするのなら
    自分のネクタイをはずして
    それで浅見の両腕を縛ってしまおう。*



(-79) 2022/12/13(Tue) 1:00:57

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    現実の世界は青い春まっさかりだ。
    それは俺や浅見には行くことが出来ない無縁の地。

    他のやつらがしないような経験を
    浅見だけが先回りで経験する。

    その経験の乖離が
    浅見をW普通の高校生Wから引き剥がして

    無垢な少女を、更に孤立させた。



(-106) 2022/12/14(Wed) 5:59:43

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    捕まえた。

        もう、逃がさない。

(-107) 2022/12/14(Wed) 6:00:20

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    絡め取るようなスキンシップに
    応えようとする浅見は
    もう瓦解寸前なのだろう。

    それでも大事な初めての時間
    形だけでも、幸せに思わせれば
    無垢な少女の心は堕ちやすいのだと
    浅見に触れる手は、どこまでも優しく。


    それでも本能は誤魔化せない。
    そのことは浅見の口腔の中で
    嫌という程示していたはずだ。



(-108) 2022/12/14(Wed) 6:00:47

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    だが無意識に絡め取られたのは俺の方で
    ゆるやかに募っていく快感に満たされると

    俺は身を震わせ
    その口の中に自分の白い欲望を吐き出して。

    その余韻に浸りながら
    浅見が見ている目の前で情けなく汗を垂らした。



(-109) 2022/12/14(Wed) 6:01:23

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「ごめん浅見、驚いたか?」


(-110) 2022/12/14(Wed) 6:02:22

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    苦かったら吐いていいよと
    そこにあったティッシュを
    口元に差し出して。

    ただ好きな人同士だと
    飲むのが当たり前らしいとは、教えたっけ。



     「浅見は…いい子だな。」



    再び交わるキスの合間
    俺は浅見のことを抱きしめる。
    それから瞳を潤ませる浅見の足を開くと
    互いの熱がわかるくらい身体を密着して。


(-111) 2022/12/14(Wed) 6:03:17

【秘】 入江 修 → 浅見 律



      「また、ここにおいで。」



(-112) 2022/12/14(Wed) 6:04:03

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    その囁きと共に
    俺は浅見の青春と純潔を、散らした。*


(-113) 2022/12/14(Wed) 6:04:43

【秘】 入江 修 → 浅見 律


***

    俺の本性を見てもなお静寂を保つ。
    まるで予見していたとでも言いたげな
    薄々これが幻想であると知っていたかのような。

    そんな空気を纏う浅見が
    もはやの哀れみにも感じられる
    憎悪と軽蔑の視線を向けてきて。

    縛られて、蹂躙されて
    身体は反抗する気力さえ奪われている。


(-114) 2022/12/14(Wed) 6:05:36

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    それなのに目はまだ生きていた。
    かろうじて脈を持ってその目が、
    俺を馬鹿にしたような声が、

    執拗なまでに心に絡みつく。

    カメラ越しに映る痴態。
    小突けば乱れて、汗ばむ身体が
    照明に反射して赤く濡れていて。

    俺の好みに出来上がった身体と
    そこに宿る俺を嫌悪する心が
    俺の歪んだ精神を嘲笑う。



(-115) 2022/12/14(Wed) 6:06:23

【秘】 入江 修 → 浅見 律



       「別に?嫌じゃねぇよ。」


(-116) 2022/12/14(Wed) 6:07:39

【秘】 入江 修 → 浅見 律



   俺は浅見の膨らみの先を指を
   反応を撮影しながらゆるやかな抽挿を続けて。
   その指は台詞とはうって変わって優しく。



    「抵抗する浅見は可愛いからな。

     従順で素直な浅見もイイけど
     こんなに仕込まれておいて
     抵抗しようとする健気さもイイ。

     鞭を与えてやりたくなる。」


   これまでの情事を思い返すように
   さっきまでの激しさから一変、
   初夜のように浅見の肌を優しくなぞって。


(-117) 2022/12/14(Wed) 6:09:38

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「お前は最高だよ。
     どこまでも俺を悦ばせてくれる。」


(-118) 2022/12/14(Wed) 6:10:09

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    言葉と共に抽挿を早めていく。
    言葉が見え透いた嘘ではなく
    珍しくこぼれた本心だと証明するように。

    突けば突くほど浅見の中の具合の良さを
    改めて思い知らされて。

    浅見の腰を力強く掴むと
    次第に奥の方を突き始めた。

    浅見になら分かるはずだ。
    それが絶頂の予兆だってことが。



(-119) 2022/12/14(Wed) 6:10:48

【秘】 入江 修 → 浅見 律



      「おいで。」


(-120) 2022/12/14(Wed) 6:11:12

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    カメラを手放すと
    浅見の背に手を回して。

    繋がったまま抱きあげ、
    向かい合うように座り。

    子どもを抱く親のように
    浅見の身体を抱きしめると。



(-121) 2022/12/14(Wed) 6:11:39

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    「お前が傍にいてくれて、良かった。」


(-122) 2022/12/14(Wed) 6:11:53

【秘】 入江 修 → 浅見 律




       「──────浅見。」




(-123) 2022/12/14(Wed) 6:12:44

【秘】 入江 修 → 浅見 律



    まるで愛し合う二人のような体勢で
    俺は浅見の最奥に、全て吐き出した。**



(-124) 2022/12/14(Wed) 6:13:40
 




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