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【神】 イングラハムけれど、続く君の言葉に 僕は思わず息を飲んでしまい。 「ずっと......? あの日から...何年も経っているのに...?」 寒気のようなものが背筋が伝う。 あの日から経った時の厚みは 僕が一番理解しているつもりだったから。 どれだけの時の濁流に飲まれ 凍りついてしまったのだというのだろうか。 その恐怖は、想像を絶するものだ。 (G1) 2022/02/20(Sun) 5:03:59 |
【秘】 イングラハム → 愚者 アンネロズ「僕は...今、人前でピアノを弾いてないんだ。 君に聴かせることが叶うまで 誰にも、僕の演奏は聴かせていない。」 (-1) 2022/02/20(Sun) 5:06:25 |
【神】 イングラハムだから、ここで君に会えて良かったと。 感謝と共に現在ピアノの指導をしている事も 話せば誰もいないであろう海へ向かう。 「君がここで過ごした時間を思えば 僕のこの五年間なんて些細なものさ。」 だから気にする事はないと 君には少し無謀なお願いだろうか。 もし君が少しでも顔を濁すようなら... (G3) 2022/02/20(Sun) 5:07:07 |
【神】 イングラハム*** 辿り着いた海には誰もおらず 綺麗な静寂の反面、物寂しくも思えた。 本当ならもう少し違う景色を 見せることも出来たのかもしれないね。 僕はアンネの様子を伺いながら こっちだよと砂浜へ誘って。 (G4) 2022/02/20(Sun) 5:09:53 |
【神】 イングラハム海辺へ振り向けば、波の景色が 一面へと広がり僕達を見つめている。 君を見つめる僕の困ったような微笑みは 凍りつく時の中で水面に映る太陽に焼かれていた。** (G5) 2022/02/20(Sun) 5:13:19 |
【神】 イングラハム*** アンネは間違いなくここにいる。 けれどアンネの痕は残ることはない。 足音も、何もかも、全て。 それでも幸せだと言ってくれる君に 僕は紛れもなく、救われている。 あと一つ君に聞かなければならないのは あの日僕らを引き剥がした病気のこと。 「ねぇ、アンネ」と君を呼ぶ声は ちょうど君の想いが放たれるのと同じ頃で 僕は口を閉じ、彼女に話を譲ろうとする。 (G20) 2022/02/20(Sun) 21:45:10 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ想いの強さは時として人智を超えるという。 僕はそれを今ちょうど、実感しているところだ。 僕の目を見つめるアンネの姿は 太陽よりもずっと眩しく見えて。 僕の目から、枯れていたはずの涙が、零れた。 (-16) 2022/02/20(Sun) 21:46:32 |
【神】 イングラハム零れた涙を拭きもせずに 僕は頬に触れる君の手に自分の手を重ねて。 君に触れられる事に気づくと 冷たくも暖かな君の手を僕の方へと引き寄せる。** (G22) 2022/02/20(Sun) 21:48:50 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ本当は僕が知るよりもずっと重い病。 僕がいるから頑張れたという君の声が 僕にとっては唯一の救いだった。 それでも僕はやっぱり自分が許せなくて。 気づいてあげられなくてごめん。 そう...伝えようとしたところで、 君の小さなお願いを僕は聞くことになるのだ。 (-20) 2022/02/21(Mon) 1:59:49 |
【神】 イングラハム言われた通りに目を閉じると 柔らかな感触が僕の呼吸を塞いで。 熱は感じないはずなのに。 君の口付けは、僕に暖かな心を届けてくれた。 (G31) 2022/02/21(Mon) 2:00:37 |
【神】 イングラハム願わくばずっとこうしていたい。 そんな気持ちに心を躍らせて 目が合えば今度は自分から口付けを重ねる。 それはまるで僕を赦してくれたみたいで。 僕の引き裂かれた魂の傷が癒されていくようだ。 けれど僕は名残惜しさに苛まれながらも 一度、君から離れることになるだろう。 (G32) 2022/02/21(Mon) 2:02:36 |
【神】 イングラハムそう言うと紅潮する頬を腕で隠すように アンネから視線を逸らす。 そうさ。まだひとつ、予定がある。 君の前で演奏を披露するという 五年ぶりの果たしたくて。 (G33) 2022/02/21(Mon) 2:04:11 |
【神】 イングラハム「あの日は近くの公民館を借りてたんだ。 ピアノが置かれたホールを借りて、 そこで君に演奏を披露する予定だった。」 恐らく今も、そこには同じ建物があるだろう。 君に海でなにかしたい事が残っているか聞けば それを全て堪能した後に 僕は彼女の手を引こうとする。 今度は、しっかりと、離さぬように。 (G34) 2022/02/21(Mon) 2:05:09 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ頭の中では分かっている。 アンネが僕の生きている世界に蘇ることはない。 これは僕の、そして君の後悔の傷を癒すための 卒業旅行のようなもの。 いつか、また来るはずなんだ。別れが。 (-22) 2022/02/21(Mon) 2:07:03 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ前を向いて生きていたはずなのに いざ君に出会ってしまうと いっその事君と一緒に死んでもいい、 そんな風にすら思ってしまう。 僕が君に触れられたのはきっとそういうことで 死者が生者に近づくのではなく 恐らく逆のことが今起こってしまっているのだろう。 (-23) 2022/02/21(Mon) 2:10:13 |
【独】 イングラハム/* アンネロズちゃん可愛すぎ問題なんですが...。 嫁に来ないか? 見ればわかる。そのPC、最カワだな。 その設定、練り上げられている。 その可愛さは至高の領域。 (-25) 2022/02/21(Mon) 2:26:58 |
【神】 イングラハム自分を責める僕を見て 君がどんなに苦い思いをするかはよく分かる。 言葉を被せられてもアンネが止まらない理由、 それは僕に対するメッセージだ。 その先は、口にするな、と。 あの日、君を失って以来 人の言葉や行動の裏をよく探る癖がついたから 今なら君の行動の意味も何となくわかるんだ。 (G40) 2022/02/21(Mon) 6:43:28 |
【神】 イングラハムけれどアンネの言う「止まらない」が 何を示すのかまで分からない僕ではなくて。 君から離れた後、 すぅーと自分の顔が紅くなるのを実感すれば 困ったように頭に片手を置いて 「.........僕も止まりたくはないんだけどな...。」 それからそう呟いて苦笑いを浮かべる。 別に僕の演奏を軽んじている訳でもないが 止まりたくないと心の内を明かすアンネは まるで僕を心の底から信頼してくれているようで 少しだけむず痒く思えてしまうのだ。 (G41) 2022/02/21(Mon) 6:45:10 |
【秘】 イングラハム → アンネロズそれは衝動にも、焦燥にも見える。 どちらにせよアンネの望みと僕の望みは同じ。 君を好きだと気づいてから。 遅かれ早かれ、そういう道は辿ると 頭の中では分かっていた。 けれどあの頃、君は病人だったから そういう話はご法度だと思ってしなかった。 アンネが普通の女の子であったところで 病人にしていい程軽い事じゃない。 (-36) 2022/02/21(Mon) 6:46:08 |
【神】 イングラハムそれだけ呟いて、僕は君の手を引く。 着いた公民館には当然の如く誰もいなくて。 正面のホールには無数の鑑賞席と その先にはピアノが置かれたステージ。 君に背を向けるように前に出るのは 紅色の頬を見られたくなくて。 それでも僕の体温が高くなったことは 君の手にも、伝わってしまったかな。 (G42) 2022/02/21(Mon) 6:47:32 |
【神】 イングラハム*** ホールの鑑賞席、アンネには好きな所へと 座ってもらうことにして。 特等席よろしく、僕は彼女の手を引いたまま 彼女の望む席へとエスコートする。 「あまりドキドキさせられると 君の事ばかり考えて、思わず失敗しそうだ。」 そんな風に茶化してみせても 僕がそれを意識させられてることは明白で。 (G43) 2022/02/21(Mon) 6:49:00 |
【神】 イングラハムアンネの耳元に顔を近づけると囁いて。 僕はステージへと向かう。 それからピアノの前の椅子へと座ると。 「本当は言うとね。一人では弾いてたんだ。 天国で君が聴いてますようにって。 そんな事しても、意味なんかないのにね。」 そう、恥ずかしげに微笑んでみせて。 僕は深呼吸をしてピアノの鍵盤の上に指先を置く。 傷だらけの指先でも、心を見てくれるアンネには きっと届いてくれるはず。 その想いを胸に、僕は音色を響かせ始めた。** (G44) 2022/02/21(Mon) 6:50:24 |
【神】 イングラハム椅子に座ると、不思議と気分が落ち着く。 人前でピアノを弾くのはいつも苦痛だったのに 君の前だと、そんな気持ちにはならなかった。 一度弾き始めれば言葉は無用。 ホールに響くのは鍵盤の音色だけ その音色は一度足りとも外れることはなく 見事弾ききることになっただろう。 選曲が少し暗い曲調が多くなったのは 君を想う頃に覚えた曲なのと ただただ、僕の趣味。それだけのことさ。 (G52) 2022/02/21(Mon) 23:41:17 |
【神】 イングラハム僕は立ち上がってアンネに微笑むと コンサートのようにお辞儀をしてみせて。 「君のおかげだよ。 君が僕と出会ってくれたから こんな演奏だって出来るようになったんだ。」 だからこそ君を失って 僕は演奏する意味を見失いかけてしまったけど。 それでも君に会えて、僕は幸せだったんだ。 (G54) 2022/02/21(Mon) 23:42:29 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ僕はステージを降りると君の手を取って 肩の荷が降りたように微笑むと 「アンネ。 君は、いつだって、綺麗だよ。」 僕の心を綺麗と呼んでくれるた君の 頭を撫でて。行こうか、とその手を引く。 (-45) 2022/02/21(Mon) 23:43:27 |
【神】 イングラハム*** 公民館を後にする僕らの空気が まるで初デートの帰りのような 甘酸っぱいような気持ちになってしまう。 けれど女の子にあそこまで言わせて それ以上を言わせるわけにはいかないから。 「その......アンネ。 さっきの話だけど......。 連れていかれるのが嫌なら... 今の内に、振りほどいて欲しい。」 もしも、どこに行くかを問われたのなら 2人きりになれる場所だと言って 僕は自分の家を目指し始めることになるだろう。** (G55) 2022/02/21(Mon) 23:44:52 |
【神】 イングラハム僕達が出会うのは必然だった。 君と初めて出会ったあの日、 僕も同じ事を思っていた。 追いかけられ、重ねられる指先は 傷痕は消えなくともその痛みは癒えていく。 アンネの動揺はこれだけ近い距離ならば 僕にだって伝わってきて。 僕のせいだとわかった時には嬉しさのあまり 思わず「ごめんね」って笑ってしまった。 ずるいというのなら。 そんな反応をする君も同じくらいずるいのだから きっとお互い様じゃないのかな? (G60) 2022/02/22(Tue) 1:32:10 |
【神】 イングラハム*** 今度こそ約束は守る、と息巻いたからには もう逃げ場はないし逃げるという選択肢もない。 当然嫌な気持ちなんてないけど こんなもの、ドキドキするなという方が無理だ。 そんな動揺はアンネも一緒だったらしく どこか落ち着かない様子がそれを教えてくれる。 けれど僕の不安が君に届いてしまったのかな。 君が可愛げのある意地悪をするものだから。 (G61) 2022/02/22(Tue) 1:32:46 |
【神】 イングラハムつい本音を口に出してしまった。 その言葉はアンネに届いたかどうか。 もし届いても僕は知らないふりをして 絡められた指先を捕まえるように ぎゅっと握ることにするだろう。 それから歩いて数分。 ある家の前に立ち止まるとアンネの方を向いて。 「ここが僕の家。 今は父が亡くなって、母も入院中だから 僕が一人でここに住んでいるんだ。」 そう、軽く紹介をするだろう。 少し広めの家は一人にはやや寂しいが そもそもこの世界には僕らしかいないね、って 誤魔化すように笑うとアンネを招き入れた。 (G62) 2022/02/22(Tue) 1:35:12 |
【神】 イングラハムカツ、カツ、と部屋を目指して 僕の足音が静寂の家に響き渡る。 待ち遠しいなんてよく言ったものだ。 アンネの病気の事を知らなかった当時は いつかアンネが回復すると疑わないまま 微かに、期待だってしていた。 身体が冷えているかどうかなんて些細な話で 僕の心がアンネを求めてどくんと何度も呼応する。 途中、ピアノがある部屋をアンネに紹介すると ここで練習していたなんて話もするだろう。 (G63) 2022/02/22(Tue) 1:36:10 |
【秘】 イングラハム → アンネロズそれでも、僕の足は止まらない。 その理由は君だってもう分かっているはず。 その一つ奥にあった突き当たりの扉を開けると 「ここが、僕の部屋だ。」 そう言って、 アンネを先に部屋へと入れる形で招く。 そして整頓された部屋がアンネの視界に入ったところで アンネの背中で、扉がカタンと優しく音を奏でると (-51) 2022/02/22(Tue) 1:39:18 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ抑えていたものを解き放つように 僕は君の背をぎゅっと抱きしめて。 いい?、なんて聞こうともせずに 僕は白く綺麗な首筋に口付けを落として 小さな紅の花を咲かせてみせた。 (-53) 2022/02/22(Tue) 1:42:56 |
【神】 イングラハム寂しいかって? それはもちろん寂しくないわけじゃない。 でも、君と別れたあの日を思うと いい加減寂しさにだって慣れてくる。 と言っても、それを言葉に出したら きっと君は自分を責めるだろうから 君には教えてあげないけど、ね。 (G68) 2022/02/22(Tue) 6:49:38 |
【秘】 イングラハム → アンネロズそれを僕はこれから実感することになるのだろう。 あの恋愛小説のように僕はロマンチックな男には なれないかもしれないけれど。>>G66 君を誰よりも愛する自信はあるから。 (-63) 2022/02/22(Tue) 6:50:25 |
【秘】 イングラハム → アンネロズそう囁いて。 首筋に咲いた花を指先でなぞりながら 鼻先をアンネにすりつける。 僕のことを忘れないように。 いいや、違う。 僕が君を忘れてしまわないように。 入念に、僕の身体に、君を刷り込む。 けれど求めるだけは物寂しいから アンネが求めてくれれば喜んで受け入れるのだ。 (-65) 2022/02/22(Tue) 6:53:13 |
【秘】 イングラハム → アンネロズけれどそんな僕も君にはお見通しなのかな。 僕が何も言わずに受け入れると そんなこと、まるで知っていると言いたげに 僕の首筋に冷たい感触が訪れて。 受け入れる所か、むしろ求めようと 君の唇が届くように身を少し屈めだってするさ。 心地よくて思わず微笑んでしまう僕は 君の甘い誘いがあれば、花の蜜を求める蝶のように 君の口元の薄紅を塞ごうとする。 (-66) 2022/02/22(Tue) 6:54:53 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ 君が冷たくなってしまった日 病室でのあの別れを思い出す。 あの時も僕は君に口付けをして 情けない姿だって晒してしまった。 結局あの日が僕にとって逃れようのない真実だと 頭では分かっているのに。 君が今傍にいてくれる、ただそれだけが 僕の瞼を頑なに閉じてしまうんだ。 (-67) 2022/02/22(Tue) 6:55:49 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ僕からか、君からか もう両手の指に数えられないほどに 繰り返される口付け。 けれどこの姿勢はアンネが辛くなりそうだから 「アンネ.......こっち、おいで。」 そう言って僕は彼女の手を引くとベッドに座り 自身の膝の上にアンネを座らせると さっきの続き、いや、それよりも深く 君に口付けを落としていく。 (-68) 2022/02/22(Tue) 6:57:58 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ溶け合い重ね合う時の中で 噎せ返るような僕の熱い吐息が そのまま君の口の中へと溶け込んで 唇の重ね合いは次第に、その奥へと進む。 唾液が混ざろうとも、舌先が重なろうとも 二度と忘れられないように しつこいくらいに僕は君を求めてしまう。 もしも君が苦しそうにすれば一度顔を離して 照れたように笑って見せたりもしただろう。 (-69) 2022/02/22(Tue) 6:59:05 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ時間を数えることをやめるほどに アンネと口付けをかわしてもまだ 君が欲しくてたまらなくて。 「 はぁ.........アンネ.........」 熱でクラクラとしながら 君への愛おしさを隠すこともせずに。 僕は君の服を指先でなぞりながら そのまま中へと忍ばせて指先で君の肌へ触れると。 (-70) 2022/02/22(Tue) 6:59:37 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ互いの吐息の音に混ざって 一度部屋に響くのは金具の音。 アンネの身に付けていた服の中で 下着が外される音が、V続きVの始まりを告げる。* (-72) 2022/02/22(Tue) 7:00:32 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ不安げに僕の膝に乗るアンネは 想像していた以上に軽い。 その華奢な身体は病気との戦いを 強く物語っているようにも思えて。 膝に乗るアンネに僕は 「大丈夫。むしろ軽いくらいだ。」 そう微笑んで君の頭を撫でる。 それはなんの気休めになるかも分からない 労いでしかないのかもしれないけれど 今僕に出来るのはこれくらいだから...。 (-84) 2022/02/22(Tue) 22:07:15 |
【秘】 イングラハム → アンネロズアンネのためだなんだと言いながら 僕は結局自分の寂しさを埋めるために こうしてアンネに触れている。 僕の方が数年長く生きているというのに 君の前では僕もあの頃のままみたいだ。 考えてはいけない。 それでも事実は公然たるもの。 僕を憂いてくれる君と 自分の事しか考えられない僕は 果たして、釣り合っていると言えるのだろうか。 (-85) 2022/02/22(Tue) 22:07:48 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ君と口付けを重ねながら目を閉じる。 君の幸せを唄う微笑みが嬉しくて、愛おしくて それでいて、少しだけ、怖かったから。 甘えるように僕に寄り添ってくれる君と いつか別れてしまうとわかっていながら こんな風に愛し合うだなんて。 まるで君を騙しているような気持ちになるんだ。 (-86) 2022/02/22(Tue) 22:10:42 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ下着の外れる音が聞こえれば アンネが妖艶な姿で僕を誘うように見つめる。 無意識か、意識的にか、そんな事は些細な問題で 僕は一度顔と手を離すと、 じっとアンネの姿を見つめ返す。 この服は昔アンネが僕に見せてくれたものだ。 僕に喜んで欲しいと、健気な様子で 僕の前で可愛くあろうとしてくれたアンネの姿が 鮮明な記憶として蘇って。 (-88) 2022/02/22(Tue) 22:12:00 |
【秘】 イングラハム → アンネロズいつかの君の弛まぬ努力に報いるように 僕は素直な感想を告げる。 そしてアンネに触れようとした指先を 一瞬だけ止めると。 「アンネが折角着てくれたのに 直ぐに脱がせてしまうのは...勿体ないな。」 そんなわがままを言いながら再び アンネの素肌へと指先を伸ばして その可愛らしい服の中をまさぐるように 身体の線をなぞる。 下着に遮られることも無くなった手は もう抑えなんて効きそうになかった。 (-90) 2022/02/22(Tue) 22:13:43 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ 生まれたままの姿のアンネを見たい。 でも、僕のために選んでくれたその服で 他の人見せないような姿を見せて欲しい。 矛盾する葛藤に思考を奪われながら アンネのワンピースのファスナーを下ろすと 自由になった二つの膨らみをはだけさせる。 胸の下まで半端に脱がせてしまったその姿は 裸よりも艶やかに見えるものだ。 (-91) 2022/02/22(Tue) 22:14:49 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ とはいえ見るのも初めてで、 しかもこれから触ろうというのだから 多少の緊張はしてしまう。 けれどそんな緊張は、服がはだけると同時に どこかへと消えてしまったけど。 それからアンネが倒れないように気をつけながら 僕はその膨らみを手のひらで包み込んで。 アンネの弱い所を、探し始めて。 (-92) 2022/02/22(Tue) 22:18:57 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ「こっち、向いて?」 そう言って君の唇を奪いながら 僕はアンネの敏感な場所を優しく責め立てる。 さっきも聞こえた君の嬌声をもっと聞きたくて 少しづつ、遠慮という言葉が消えていくようだった。* (-93) 2022/02/22(Tue) 22:20:34 |
【独】 イングラハム/* ミスタードーナツでブックカバーに隠れた『おんなのこの服の脱がせ方』を熟読している僕に死角はない、故に自信はない。 (-95) 2022/02/22(Tue) 22:40:24 |
【秘】 イングラハム → アンネロズアンネの言う通り、今だって顔は紅くなる けれど昔みたいに狼狽えたりしないのは 君を不安にさせたくなかったから。 その結果、別の意味でアンネに 不安を抱かせてしまったわけだけど。 跳ねる身体がどこかへ行かぬように支えて 君の反応を伺いながら、僕は君の言葉を噛み締めると その度に君がまたひとつ愛おしくなっていく。 (-109) 2022/02/23(Wed) 2:09:33 |
【秘】 イングラハム → アンネロズそれでも昂る情熱は留まる所を知らずに 脱がないと、と戸惑うアンネに 「このまましたいって言ったら、怒る?」 と、素直な気持ちを口にするのは それだけ僕に余裕がないという証拠だ。 (-110) 2022/02/23(Wed) 2:10:13 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ窓から通る太陽がアンネの姿は 本当に絵になるくらい美しい。 その姿を前にして何が不満と言うのか。 むしろ、僕でいいのかと不安になるくらいなのに。 そんな僕の気持ちを知ってか知らずか アンネの華奢な身体を愛していると 途切れ途切れな吐息混じりの声で 僕の過去の経験のことを聞かれる。 それはまるで僕に対する独占欲で もしもそこまで本気になってくれるなら こんなに嬉しいことは無い。 僕は思わずくすりと微笑んで。 (-111) 2022/02/23(Wed) 2:12:17 |
【秘】 イングラハム → アンネロズそう言うと、僕は膨らみの先端を指先で転がす。 アンネは素直に反応してくれるから そのおかげで、僕でも君の弱い所が分かるから。 「声を聞きたいのも、君だけ。 傍に居てほしいのも、君だけさ。」 何度も責め立てた後、身をかがめると 僕はその膨らみに優しく口付けを落として その先端を唇で甘噛みする。 (-113) 2022/02/23(Wed) 2:14:54 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ その嬌声は麻薬のようで 君が放つその香りは媚薬のよう。 だから君がどんなに抗議をしたって 止めたりなんかしないし、出来ない。 (-114) 2022/02/23(Wed) 2:15:21 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ時間を数えるのをやめた頃 身をよじるアンネが僕のタイを掴む 引っ張られるような感覚は、 それだけアンネが僕を感じてくれていると むしろ嬉しいものだったのだけれど。 アンネが不安そうにしていものだから 大丈夫と答える代わりに僕はその頬を優しく撫でる。 するとアンネから予想していない提案をされて 僕は少し驚きながらも首を縦に振る。 その表情はまるでイタズラをしたがる子のようで 不思議と、引き込まれてしまう。 君が僕に執着してくれるなら、 こんなに嬉しいことは無いのだから。 (-115) 2022/02/23(Wed) 2:21:47 |
【秘】 イングラハム → アンネロズそうしてお互い上は晒してしまい 触れ合う時間も続く。 アンネが何か願い事を言うのなら もちろん喜んで受け入れだってしたが 果たしてどうだったろうか。 好きな女性に触れるのはそれだけで 身体を熱く昂らせる魔法なのだから。 アンネに触れる僕の手は次第に 情熱的にエスカレートすることにだって なってしまうものだ。 (-116) 2022/02/23(Wed) 2:27:07 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ「ちょっと...いい?」 熱に蕩ける頭で僕は君の名前を呼ぶと 僕の膝を内股に挟み込む形で 立ち膝になるようにその身体を抱き上げる。 ちょうど僕の目線の高さには アンネの柔らかな膨らみがあって それも勿論恥ずかしくはあったけど 僕の目線は、その下へと向いた。 (-117) 2022/02/23(Wed) 2:28:14 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ荒くなる呼吸を落ち着かないまま 視線の先、下着に包まれたその場所を 僕は熱っぽい指先で優しくなぞっていく。 荒々しく触って痛い思いはさせたくない。 こんなに昂っていても、アンネを想うと 不思議と理性が働き頭がクリアになるんだ。 それでも直ぐに物足りなくなってしまうのは 君に対して欲張りになってしまうからで。 僕はワンピースを捲りあげるとその裾を アンネの口元に持っていって。 (-118) 2022/02/23(Wed) 2:29:44 |
【秘】 イングラハム → アンネロズそう囁いて君の答えを待つ。 もしYESで答えてくれたなら。 その時は君が隠さず見せつけてくれる 女の子の一番大切なところを 丹念に可愛がってあげることになるかな。* (-120) 2022/02/23(Wed) 2:33:22 |
【独】 イングラハム/* イングラハムくんも乙女ゲーみたいな事してるな...🤔 アリスさんの女の子PCとロルを回すと相手は皆乙女ゲーキャラになるバフがかかるのかもしれない。 (-122) 2022/02/23(Wed) 2:49:12 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ僕は君を愛していたかったんだ それは紛うことなき利己的な欲求で 君を愛することで 喜びを享受しようなんて考えていた。 我ながら馬鹿だと思うよ。 こうして君に愛されるまで その喜びをすっかり忘れてしまっていたんだから。 (-137) 2022/02/23(Wed) 8:00:53 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ想いが寸分狂うことなく綺麗に重なる喜びを 僕はこの瞬間を除いて、一度も味わうことは ないだろうと、そう思えてならないり。 堪えきるにも限界があったのか 首を横に振って刺激を抗議するアンネの背を 逃がさないと、僕は強く抱きしめもして。 アンネの身体に起こっていた変化は 漂う熱気が曖昧に溶かしてしまったから。 僕がそれに気づくのは、もう少し先の事。 (-138) 2022/02/23(Wed) 8:02:30 |
【秘】 イングラハム → アンネロズアンネに変化が訪れるよりも先に 僕の下腹部が布地に押さえつけられて 悲鳴を上げている。 節操無しと誤解を受けないか心配にもなるが 好きな女の子を前にした男なんて大概はこんなもの。 言及された時には諦めて白状もしよう。 しかも下腹部の悲鳴をさらに加速させたのは 僕の素肌を晒したアンネの悪戯で。 その瞬間、身体の芯の力が抜けそうになってしまう。 (-139) 2022/02/23(Wed) 8:03:31 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ「くっ......、ちょっと、アンネ......」 びっくりするじゃないか、と。 そんな抗議を口にしようとしても身体は正直で。 初めて出会った時、綺麗だと思ったその指先が 僕の身体に触れているというそれだけの事が 心地よくてたまらなくなってしまうんだ。 (-140) 2022/02/23(Wed) 8:04:10 |
【秘】 イングラハム → アンネロズけれどアンネに施されるのは悪戯だけじゃなくて まるで花を愛でるかのように僕の身体に 柔らかな痕が装飾されていく。 君の色香にあてられて すっかり汗ばんだ身体を愛されるのは なんだかむず痒くもなったりしたけど。 それは快感とは違う、落ち着くような そういう部類の心地良さで。 頭がふわりと浮いたような感覚の中、 僕は君の仰せのままに、その手を、見せた。 (-141) 2022/02/23(Wed) 8:05:19 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ僕のこの傷痕は、戒めであり、記憶であり 同時に罪悪感からの逃げ道でもあった。 その痛みを二度と忘れないと違うその裏で この痛みで他の痛みを紛らわせていた。 でもそれは結局本質的には 自傷行為 僕がやった事は、単なる無謀の象徴。 文字通り僕の黒歴史であったからこそ 君に知られるのは躊躇いがあったし、 知られるならば君が良いとも思っていたんだ。 (-142) 2022/02/23(Wed) 8:06:07 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ僕を癒そうとその口付けをくれる君に 僕が今どれだけ救われているものか。 愛情の先にある淫らな混ざり合いの中で あまりにも清く礼節ある癒しのキスが くすぐったいなんて思うはずもなく。 けれども、この時の僕の微笑みは きっと哀愁を漂わせてしまっただろう。 君が死んでしまってもなお 君に救われてしまうんだから。 (-143) 2022/02/23(Wed) 8:06:41 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ*** アンネに膝立ちをしてもらった後のこと。 アンネには言っていないだけで 僕の身体はとっくに限界を迎えそうだぅた。 それでも君に触れようとするのは 君への気遣いだってあるけれど なにより、出来るだけこの時間を続けていたいから。 (-144) 2022/02/23(Wed) 8:08:53 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ伸ばした手が下着の布が音を奏でると 僕はその意味を理解するのに数秒、手を止める。 それから、アンネの瞳を覗きながらふわりと笑って。 「よかった。 アンネが、僕を感じてくれて。」 そのまま下着越しに割れ目をなぞって。 水音がよく聞こえるように、解していった。 (-145) 2022/02/23(Wed) 8:09:40 |
【秘】 イングラハム → アンネロズすると、アンネがイヤと首を横に振る。 けどそれは拒絶ではなく、戸惑いなのだと 僕は勝手にそう解釈することにして。 「ごめんね、アンネ アンネがあんまり可愛いから 指...止まんない。」 下着を太腿まで下ろす 直にアンネの中へと、指先を忍ばせて 熱く絡まる 蕐 の蜜 は肌を通じて僕の心まで満たしていく。 (-146) 2022/02/23(Wed) 8:10:29 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ君は僕の言う通りに裾を食んでくれる。 そんなアンネは僕の本心に 一体どこまで気づいているのだろう。 そんなことを考える余裕はないままに。 僕は彼女の中の肉壁を指先で優しくなぞる。 中を広げるように指先の関節を曲げて 時には入口の秘豆を指の腹で撫でながら 「君の音色が聴きたいんだ。」 そんなわがままを言いながら 水音と共に漏れる 君の演奏 を僕は堪能し続ける。 (-147) 2022/02/23(Wed) 8:29:26 |
【秘】 イングラハム → アンネロズそれでも、自分がそうお願いしたとはいえ アンネが自分の全てを見せつけるその姿に 言いようのない、ゾクリと気分の高揚を感じる。 熟れて紅潮した頬も 素直に僕の言う通り受け入れてくれることも 僕の理性を壊してしまうには十分すぎる。 僕はもう耐えることが出来なくて。 僕はアンネの手を自分の下腹部に誘導して もう限界であることを示すと アンネの指先を操るようにチャックをあけて テントのように張られた熱を剥き出しにする。 それから、するりとアンネの太腿にかかっていた 下着を片足だけ脱がせると。 (-148) 2022/02/23(Wed) 8:30:34 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ*** 嫌じゃないと思ってくれてるんだ、と。 そんな安心感があったのに 言葉で抗議されることを良しとしないのは アンネが取れる手段をひとつずつ摘み取って 君を振り回してしまいたいから。 裾を咥えて僕に愛されているアンネの姿に 僕は征服という新しい快感を覚えてしまった。 君の中を味わう僕の指先に遠慮が無くなったのは そんな征服欲の体現だと言えるだろう。、 (-164) 2022/02/23(Wed) 23:21:37 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ 淫らな水音を奏でながら続く演奏の最中 アンネの口から裾が外れて落ちてしまえば アンネの恥ずかしい所は全て隠れてしまう。 もう一度咥えて貰えばそれで済む話なのに それを言う気になれないのは、君が僕への愛を 余さず言葉にしてくれているからで。 僕は落ちた裾をまた掴むと 今度はアンネの手へと差し出して。 (-165) 2022/02/23(Wed) 23:22:23 |
【秘】 イングラハム → アンネロズそう言って強引に裾を握らせる。 そして裾を外してしまったことへの罰として アンネの秘豆と胸の先端を同時に摘み さっきよりも強めに撫でて。 僕の言うことを聞こうとしてくれる事への 感謝と愛情を、口付けで君へと返していった。 その嬌声がより耳元で鮮明に聞こえると 僕はもう、君を気遣うことなんて出来なくなる。 頭の中は君と繋がりたいという想いでいっぱいで。 だから君が僕と同じように強請ってくれた時には その愛らしさから思わず抱き締めてしまうのだ。 (-167) 2022/02/23(Wed) 23:24:11 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ荒く熱い吐息をそのままに アンネの手が僕の熱を包むと 煽るように滑らかに擦り始める。 このまま続けば直ぐに果ててしまうくらいの そんな快感に身を捩ると、アンネの瞳を覗き。 「おいで、アンネ。」 僕はアンネの手を自分の肩へと置かせて 蕩けた君の秘部に自身の先端を宛てがうと (-168) 2022/02/23(Wed) 23:25:33 |
【秘】 イングラハム → アンネロズゆっくりと誘導するように アンネに腰を落とさせて。 熱く蕩けたアンネの中に 僕の証を刻み込んでいく。 (-169) 2022/02/23(Wed) 23:26:57 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ「.........っ.........」 僕が大きな吐息を零すと 締め付けられたアンネの中で 僕の熱がもっと、と膨らんでいく。 するとアンネが僕へと寄りかかってきて それだけ負担をかけていることが分かれば 胸元に顔を埋める君を、僕は優しく抱きとめた。 (-170) 2022/02/23(Wed) 23:27:53 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ痛みがないわけ、ないはずだ。 けれどそれを口にしないのは アンネが僕を想ってくれてのことだと そんな風にばかり考えていたこともあって。 「びっくりさせちゃったかな?」 そんな事を尋ねて、僕の形が君の中に馴染むまで 僕はアンネに口付けを落とし、背中を優しく撫でる。 それから時折アンネの首筋に舌を這わせて 痛みが紛らうように撫ぜていった。 (-171) 2022/02/23(Wed) 23:30:04 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ幸せな感覚に包まれている中で 僕は漠然と頭に浮かんでいた事があった。 それは、ここに一生いればいいという思い。 たとえ今、ピアノを教える子がいるとはいえ 僕にとってはアンネの事の方が何倍も大切だから。 けれどそれを願ったとして 叶うのかどうかすらもわからないのだ。 そうなったらもう、こんな機会は 二度と得ることだって叶わくなってしまう。 (-172) 2022/02/23(Wed) 23:30:49 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ君の呼吸が落ち着いた頃に 僕は君の腰に手を回して 打ち付けるように抽挿を始める。 優しさも、気遣いも、何も無い。 ただアンネが欲しいという願望だけが 僕の身体を突き動かして 君の華奢な身体と美しい心を、貪っていく。* (-175) 2022/02/23(Wed) 23:33:00 |
【秘】 イングラハム → アンネロズいくら馴染んでも初めてのことだ。 けれどそんな考慮も水の泡に消えて 乱暴な抽挿は続いてしまい。 熱を帯びた吐息を漏らして アンネに自分を刻んでいけば まるで神経毒にあてられたかのように 自分の身体が快感に麻痺していくのが分かる。 どうせなら脳髄まで麻痺してしまえばいいのに なんでこんな時に限って、僕は察しが良くて... (-189) 2022/02/24(Thu) 18:44:24 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ分かっていたはずだ。 世の中の普通の恋人たちのような 当たり前の未来なんて僕らにはないって。 それでも僕はずっと目を逸らし続けて。 君がその事実から目を逸らさず苦しんでいることに ようやく気付かされる。 アンネと交わる時間は幸せだった。 それはきっと君も同じのはずで。 その幸せの先にある痛みが 少しずつ現実感を帯びて襲いかかってくる。 (-191) 2022/02/24(Thu) 18:46:18 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ君が強請る口付けを拒むわけがなく 互いの脳が酸欠で悲鳴をあげるくらい 僕達の口付けは獣のように乱れる。 それはもう、人間の求愛行動を通り越して 犬のマーキングのようなものと同じ。 アンネが快楽に慣れてきた頃合で 僕はアンネの中から一度自分の熱を引き抜くと。 「アンネ......少し、体勢...変えようか。」 そう言って僕はアンネを抱き上げる。 そしてアンネをうつ伏せになるように寝かせると 君の許しも聞かないまま、上に覆い被さるように 硬くそそり立つ熱をまた入口にあてがって。 (-192) 2022/02/24(Thu) 18:47:44 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ「アンネ.........。 僕はこれから先 君以外の人に恋はしないと誓う。 僕の花嫁は、君じゃなきゃ、嫌だ。」 (-193) 2022/02/24(Thu) 18:48:39 |
【秘】 イングラハム → アンネロズその言葉と共に、アンネの返事も待たぬまま 僕はまた君の奥深くへと差し込んでいく。 君の涙が見えないように君の顔を隠して 君の涙が聞こえないように僕はわざと 大きな水音がなるように身体を重ねて、打ち付ける。 先程は大きく鳴らなかった互いの肉がぶつかる音が この姿勢では無視出来ないほど大きくなり 耳を済ませなければ、君の涙ぐむ声は、届かない。 哀しみと悦びが渦巻いてドロドロに溶けた僕は アンネを貪るように奥へ奥へと押し付けて。 シーツとアンネの胸の膨らみの間に手を忍ばせると その先を指先で摘んで弄んで。 純白の蕩けた首筋や耳へと甘噛みを繰り返していった。 (-195) 2022/02/24(Thu) 18:51:30 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ死者と結婚なんて馬鹿げたことだって そんなことは分かりきっている 叶わない夢を口にして それがアンネを追い詰めたらどうなる事か。 分かっていたのに それでも言わずにはいられなかったんだ。 (-196) 2022/02/24(Thu) 18:51:59 |
【秘】 イングラハム → アンネロズアンネを責め立てる事と僕の興奮が高まる事は イコールで結ばれている。 アンネの心の痛みを紛らわせたくて 君を蕩けさせる為にオーバーなくらいの刺激を 身体に添えてみせるのだが。 そうすれば当然、その熱の先をアンネの中で びくびくと膨らませて。 自分の体液で君の中を埋めつくしたいという 強い欲望が心身を支配していくもので。 それでもそんな予兆をアンネに伝えることはせず 背中からぎゅうと抱き締めると。 (-197) 2022/02/24(Thu) 18:53:45 |
【秘】 イングラハム → アンネロズその言葉と共に、いままで以上の強さで 君の中に僕の証を刻んで。 アンネが口でも抵抗出来なくなるように そっと君の口元を手で塞ぐと。 「アンネロズ...愛してるよ。」 僕は告白と同時に、 君の中に僕のすべてを、吐き出した。 (-199) 2022/02/24(Thu) 18:56:59 |
【秘】 イングラハム → アンネロズ君の答えを聞かないように口を塞ぐのは 言葉にすればきっと君の我慢していた痛みが 流血を伴って君を蝕んでしまうと思ったから。 何も言わなくていい なにも、応えなくていい。 ただ僕の想いを受け止めてくれたなら僕は幸せだから。 (-200) 2022/02/24(Thu) 18:59:52 |
【秘】 イングラハム → アンネロズただ静かに、僕の差し出したヴェールを纏って 世界にたった一人だけの、僕の花嫁になってほしい。 きっとこれが、僕の最後のわがままだ。 (-201) 2022/02/24(Thu) 19:02:52 |
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