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人狼物語 三日月国


187 『Ambivalence』

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【独】 浅見 律

/*
可愛げis何処とか言ってるけど、今回は可愛さを割と意図的に排除はしてるつもり……(できてるかは知らない
(-44) 2022/12/09(Fri) 19:46:49

【独】 浅見 律

/*
西さんキャラ幅が……とか言ってる時あるけどちゃんと年齢幅広いんですよね……入江先生はしっかり大人……いやクズだけど(褒め言葉)
(-46) 2022/12/09(Fri) 22:05:11

【独】 浅見 律

/*
西さんなんでも出来るじゃん……は……???
いやこれ左立つとか無謀……スライムがダークドレアム倒すくらい無謀……
(-57) 2022/12/10(Sat) 0:07:07

【人】 浅見 律



  大人の作る世界に
  期待できるほどの育ち方はしてない。
  あなたにだって別に期待してなかったけど。
  あまりに白々しい言葉を言うものだから。
 
  地雷ってほどではないけど
  聞いてて気分が良くなる言葉ではなかったのは事実。


  
(61) 2022/12/10(Sat) 1:27:40

【人】 浅見 律



  私の視線が先生を反省させてるとは知る由もない。
  別に見くびられてたところで
  それに対して言葉で何か言ったりはしない。
  歳の差も立場の差もあるし、
  何より私自身が大した人じゃないことくらい
  自分が一番よく知ってるから。


 
(62) 2022/12/10(Sat) 1:28:01

【人】 浅見 律

  

  「あの人たちは私が事故死でもしたほうが
   喜ぶ人たちなので。

   後腐れなく家を追い出せますから。」


  
  過干渉でも不干渉でもない。>>57
  明確に育児という名の親の責任を放棄する行為。
  
……ネグレクト。


  
(63) 2022/12/10(Sat) 1:28:28

【人】 浅見 律



  料理を作ってもらったことも
  衣服を洗濯してもらったことも
  部屋の掃除だって。

  私が何も出来ない本当に幼子の頃は
  違ったのかもしれないけれど。
  物心ついた頃から、身の回りの世話は
  全て自分でするものだった。


  私が家で何してるのか、少しでも聞いたなら
  不干渉じゃないことなど
  すぐに知られてしまったはず。


  
(64) 2022/12/10(Sat) 1:28:54

【人】 浅見 律



  ここ、学校ですよ、とか
  この時は言えるほどの仲でもないし。
  残念なことにスマホなんて便利なものを
  私は持たされてもいない。

  
触れたところで無駄、ってこと。

  
  あなたが使った、人と仲良くなる鉄則。
  少なくとも私には効果があった。>>58

  自発的に話すなんて、私が出来るわけもなく。
  あなたが話しかけて、話をしたから。
  私が話すきっかけを作ったのはあなただ。**


  
(65) 2022/12/10(Sat) 1:29:30

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  親にそう言われたのか、と。
  その言葉に直接答えはしなかったけど
  一瞬足を止めて振り返って。

  そうですよ、と言わんばかりに嗤ってみせた。
  
それが、あなたの質問への答え。


  
(-59) 2022/12/10(Sat) 1:29:50

【秘】 浅見 律 → 入江 修


  
  密室に二人きり。
  招かれた資料室で、快く迎えられたわけだけど、
  流石にこの時は何をされるのかなんて
  見当はついてなかった。

  だからそう、私は無防備そのものだったし。


  
(-60) 2022/12/10(Sat) 1:30:12

【秘】 浅見 律 → 入江 修

  

   
「あるんですか?私には価値なんて……。」



  戸惑いながらも、
  
私は泥沼に足を踏み入れてしまう。


 
(-61) 2022/12/10(Sat) 1:31:09

【秘】 浅見 律 → 入江 修


  
  最低限の礼節さえ知らない私は
  口付けされてからようやく目を閉じて受け入れる。
  誰ともしたこともなかったのに、
  頭がぼうっとするくらいの長い口づけは
  私から判断力も何もかも奪うには充分だった。

  
なにより、心地よかったから。

  余韻に浸って、逃げる力も抜けきって。
  抱き上げられて、ソファーに寝かされると
  私はあなたの方を見上げて、聞いた。


   
「……このまま、教えてくれるんですか?」*


  
(-62) 2022/12/10(Sat) 1:31:48

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  嘘でも心地いいのは事実。
  与えられて出来た居場所でもないよりマシ。

  
そもそも、私に選ぶ権利なんてない。


  一時の快楽と引き換えに
  私だけが傷ついていく火遊び。
  傷つくのに、ここを離れないのは。


  偽りの温もりが私を安心させるから。
  一時の快楽に依存してしまうから。


  
知ってるよ、と返す相手がどんなに最低でも。

  
それを知っていてもなお、私は離れられない。


  
(-63) 2022/12/10(Sat) 1:32:50

【秘】 浅見 律 → 入江 修

 

  どうせあなたにとっての可愛い、なんて
  快楽を得るための興奮材料でしかない。
  説得力なんて、あるわけもなく。

  私は私に価値を見出してないから、
  あなたが言葉にしない限りは
  ただ見つめただけで
  あなたの劣情を煽るなんて、知ることはない。



   「都合のいい子、の間違いじゃないですか?」


  可愛げのないセリフを吐き捨てて。
  それ以上を言わないのは
  触れるだけの優しいキスに心を奪われてしまうから。
  
こうすれば黙るって、知っているみたいなキス。


  
(-64) 2022/12/10(Sat) 1:33:57

【秘】 浅見 律 → 入江 修



   「……何度も、ですかね。
    言ったじゃないですか、数えてません。

    修先生の味?それはもちろん……。」

  
(-65) 2022/12/10(Sat) 1:34:22

【秘】 浅見 律 → 入江 修



    
「覚えてますよ。」



           
嫌というほど、ね。


  言い返された言葉に微笑みながら返して。 

  
(-66) 2022/12/10(Sat) 1:35:11

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  下着で遮られなくなった秘部は
  期待するようにひくついて、あなたを誘う。
  胸板に顔を埋めて、胸いっぱいに
  あなたの匂いを吸い込んで、感じて。



   
「あっ……、んんっ……。」 
  


  撫でられるだけでも反応を示していたけど
  中に入れられたなら、びくり、と身体を震わせて。
  あなたに拓かれた身体だから。
  私のいいところなんて全部知られてるはず。
  言葉にこそ出さないけれど、
  はしたなく指を締め付ける中は、
  喜んでる、って、簡単に分かっただろうし。
  色付けされればされるほど、
  蜜を零して、あなたのことが欲しくなっていく。*


  
(-67) 2022/12/10(Sat) 1:36:48

【人】 浅見 律



  「……別に、先生が思い悩むことなんて
   何もないじゃないですか。>>68


   どうしてかって?
   私がどうなっても世界は回るし。
   誰も、困らない。
   むしろ、いない方がいいとさえ思う。


  
(70) 2022/12/10(Sat) 19:18:00

【人】 浅見 律

 

  何か考え込んでいる様子のあなたに>>69
  私はまるで他人事のような言葉を吐く。

  どうしたいか、なんて私に聞くだけ無駄。
  私に与えられてる選択肢は
  どうしてもいいか、でしかないから。**


 
(71) 2022/12/10(Sat) 19:18:16

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  いっそのこと、無理やりされていたのなら。
  長く続く関係にはならなかったのに。


  初めて異性を知ったあの日、
  あなたは恋人同然の優しさで私に接していて。
  その接し方に好意を抱くなという方が無理な話。


  どんな形であれ、
  価値を認めて優しくしてくれたのは
  あなただけだったから。

  
  回数を重ねれば嫌でも遊びなんだと気づくけど
  最初の一回だけは。
  愚かなことに微かに期待してしまっていた。


  期待してたことなんて、起こるはずもないのに。


  
(-87) 2022/12/10(Sat) 19:19:27

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  最初の唇を合わせるだけの口づけから
  少しずつ私が慣れるのを促すように。
  小刻みに続けられてたものが
  徐々に深くなっていくと
  どう呼吸していいのか最初は分からなくなって。
  くぐもった、苦しそうな声は
  あなたに届いたのかどうか。

  
でも、息苦しいのに。

  
求められているって
錯覚
が、心地よさを生んでいく。

  
やめて欲しいわけじゃなかった。


  
(-88) 2022/12/10(Sat) 19:21:57

【秘】 浅見 律 → 入江 修




   
「初めて、です……。」



  この時は、今じゃ考えられないくらい素直だった。
  あなたの質問に正直に答えて。

  脱がされるのだろうと思って、
  恥ずかしさから、目をそらしてしまった。*

 
  
(-89) 2022/12/10(Sat) 19:22:25

【秘】 浅見 律 → 入江 修


***


  初めての日からしばらくの間は
  ただ、愛でられて、弱い場所を探られて。
  慣れてない私は悉く素直に反応を繰り返し。

  そんなだったから
  弱い場所なんて知られて当たり前だし、
  例えば、耳元で囁かれながら触られると
  いつもより反応がいいとか
  触れるだけの口付けや頭をなでられるような
  疑似的な愛情を感じる行為が好きだとか。

  知ろうとしたなら簡単に知ることができたはず。

  
(-90) 2022/12/10(Sat) 19:23:04

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  慣れた頃に教えられた、相手の悦ばせ方。
  最初はたどたどしかったそれも
  何度も教えられて、少しずつコツを掴んで。

  上手にできたら褒められて
  ご褒美に、と快楽で満たされる。

  嬉しくないわけがない。
  仮にも、好意を抱いた相手が悦んでくれて
  私だって快楽で身体は悦ぶわけで。

  
思い返せば、必死になって、馬鹿みたい。


  それを繰り返せば、あなたを喜ばせる手管を
  増やすことが価値なのだ、と刷り込まれていく。
  私はあなたの好みのままに、女にされた。


  
(-91) 2022/12/10(Sat) 19:25:42

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  何も知らなかった花を
  自分好みの色に染め上げて咲かせた
  あなたの気持ちなんて私には推し量れない。


  だから、要望なんて私からは言わなかった。
  言ったところで私には叶えてもらえない。
  そんな歪んた環境で育った私が要望なんて
  言えるはずがない。価値がない、から。


  
(-92) 2022/12/10(Sat) 19:26:12

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  それでも、何度も絶頂に導かれたり
  逆に限界まで我慢させられて
  思考力を完全に奪われてしまった時だけは例外で。


  
  抱きしめて欲しい、キスしてほしい。

  そんな、
哀れな
要望を口にしたりもしてた。**

  
(-93) 2022/12/10(Sat) 19:27:10

【秘】 浅見 律 → 入江 修


***


  日頃の行い?悪いに決まってる。
  あなたのことを知らなかった時なら
  何の裏もない言葉でいい先生だ、と言えたけど
  今はそうじゃない。
  生徒にこんなことをしておいて
  心から日頃の行いがいいと思ってるなら
  相当おめでたい頭をしてると思う。
  ……どうせ自分でもわかってるんだろうけど。


  覚えてる、の言葉の裏の感情を
  読み取られて突っ込まれていたら
  私は誤魔化しきれなかったと思うし。
  何も言われないならそのほうがいい。


  
(-94) 2022/12/10(Sat) 19:27:45

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  
「……っ、分かりませんよ。

   
修先生がこんなことしてる、うちは……。」


  
(-95) 2022/12/10(Sat) 19:28:42

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  囁かれる言葉にどうしても身体は反応して
  それを拒むように、あなたを睨もうと。
  ……快楽に蕩けた顔で見たところで
  きっと意図なんて伝わりはしないのに。


  あなたへの抗議もそう長くは続かない。
  抑えようとしていた声が抑えきれず
  限界が近くなって無意識に深い快感から
  逃げようとする動きは、あなたもよく知ってるもの。

  止めてもらえない、と果てる前に悟った私は
  慌てたように口を塞いで声を殺そうとしたけど。
  もしそれすら読まれて阻止されたなら
  部屋には甲高い嬌声が響くことになる。


  
(-96) 2022/12/10(Sat) 19:29:19

【秘】 浅見 律 → 入江 修

  

  絶頂の余韻に浸って力が抜けた私は
  寝かされてもされるまま。
  あなたから、要望を言われたなら応えるのに
  あなただってそれをわかってるくせに

  わざわざ私に聞いて、言わせようとするその姿勢が
  腹立たしくなってしまった私は、望みと裏腹に、



   「言いませんよ。
    我慢できないなら私が言う前に
    すればいいじゃないですか。

    どうせ我慢、出来ないでしょう?」



  
あなたのものを触りながら、煽るように微笑った。*


  
(-97) 2022/12/10(Sat) 19:30:37
 




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