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【念】 エン[ハチヤの声が聞こえる。 続いてベッドの端がぎしりと沈み、布団の上から宥めるみたいにぽんぽんとリズムよく叩いてくる] ハチヤぁ [だから安心できる布団を押しのけ、安心できるやつにぎゅっと抱き着く。 あれはやっぱりハチヤだ。そっくりなだけじゃなくて、鱗のできる人間なんてそういる筈もない。それは分かったけれど] なぁ。俺のこと、好き? [こいつの顔は分かりやすいから。これは質問だけど、確認でしかないもの*] (!2) 2021/04/06(Tue) 2:02:45 |
【念】 エン[その答えがどちらだとしても、答えを半ば奪うかたちで唇を奪う。だって違うというのなら、その答えは聞きたくないから。 技巧なんて元からない、ぎゅうっと押し付けるだけの唇と無理やりねじ込んだ舌は受け入れられるのか。力任せに二人分の体をシーツに沈める] 一番だったら。条件は、満たすよ。だから (!5) 2021/04/06(Tue) 4:07:51 |
【秘】 エン → ハチヤハチヤ。ハチヤ……俺、選べない… 今のハチヤも好きだよ。でも前のハチヤが消えるのは嫌なんだ…… 嫌だよ、消えるなよ、はちやぁ…ごめん、選べなくてごめん… 選べたらいいのに。俺を好きでいてくれるハチヤを選べたらいいけど、俺を好きじゃないハチヤでも好きなんだよ… [まとまりなく溢れる言葉は、多分本音だ。今のハチヤも今のハチヤも選べないけど、どちらかは、選ばなきゃいけないんだ*] (-4) 2021/04/06(Tue) 14:02:11 |
【秘】 エン → ハチヤ ……嘘?あっちのハチヤも、嘘なんてつけないぞ? [あっちのハチヤとこっちのハチヤ、元を辿ればどちらもハチヤなのだから。感情も考えてることも全部出るのがハチヤである] あっちのハチヤも、俺が一番だって言ってた。でも、薬飲まされてたし…… それに、旦那さんがいたんだろ?生きてる中では俺が一番かもしれないけど、いつまで経っても一番にはなれないんじゃ [でもこっちのハチヤは俺が一番だって言う。じゃああっちのハチヤは?ぐるぐる考えてた、ところに] ハチヤが俺の嫁? (-9) 2021/04/06(Tue) 21:20:03 |
【秘】 エン → ハチヤ[迷走の挙句出てきた言葉に] …ハチヤぁ。俺、ハチヤが好きだよ。だから一番になりたい。 けど、ハチヤが今まで大事にしてきたもの、俺のせいで捨てさせたい訳じゃないんだよ。 [抱き合ったままの体勢で、ぎゅうと抱きしめる。温かい。しちろとの過去もあった上でのハチヤだから、そのハチヤも大事にしたい。なのに割り切れない。 話してくれるならば聞きたいと、複雑な感情もできる限り理解しよう。時折胸のもやもやが過ぎると口づけで中断させながら、なんとか頑張って聞こう] 恋愛っていうより、親愛……なのか…? [それは希望的観測なのだろうか] (-10) 2021/04/06(Tue) 21:21:52 |
【念】 エン[キスは好きだ。特にハチヤとするキスは胸があったかくなるから。 恨めし気な顔をするから、ちょっと笑ってしまった。だからひとつ教えてやろう、ほんとはキスはするよりされる方が好きだよ、ってね] ……っ!な……に、それ。 それ、お前、それを俺にしたいのか? 俺に、守られたい?それとも、俺と幸せになりたい? [あの時。薬に苦しんでたのに、あいつ俺にお嫁さんになってって言ったんだよ。そう思うと……なんか、とても、恥ずかしい*] (!10) 2021/04/06(Tue) 22:24:14 |
【念】 エンん……ふ、ぁ… [荒々しく落とされるキスを受け入れる。やっぱりこいつとするキスは好きだなぁ] ふ。ふふ、それじゃお嫁さんじゃなくて、やっぱり旦那さんになるしかないんじゃないか? それに、一緒にいてお互いに幸せになるなら、どっちがお嫁さんだか分からないな? [そう、笑って意地悪を言ってやろう。それからもう一度の口づけをねだるように顎を持ち上げ唇を開いて──流れる映像に、目を見開いた*] (!13) 2021/04/06(Tue) 23:04:22 |
【念】 エン[また見えた] ──。 [微かに不安がよぎるけれどここにはハチヤがいるから。ちゅ、ちゅと音を立てて落とされるキスの合間、見せられる過去の愛情の残滓に一瞬泣きそうな顔をするけれど、強く手を握られて目線をハチヤに向け直す。励ますつもり、なのだろうか。ならば] ……もっと。キス…守って、くれるんだろう? [諦められないようにしてほしい*] (!14) 2021/04/06(Tue) 23:19:45 |
【念】 エンん。ん…… [ハチヤの唇が俺の唇に落ちる。 時折背中に回した指先がぴくりと動くのは、戸棚の外に飛び出したいのだろうか。 けれど唇は一度も離れず、角度を変えながら何度も食まれる。咀嚼音に合わせるように唇を動かすのは、偶然? 縋りつくみたいな腕は、俺が縋っているのかこいつが俺にしがみついているのか分からない。 ハチヤ、ハチヤ。ハチヤの名前を呼びたいけど、唇をぴたりと塞がれているから呼べないんだ] (!17) 2021/04/06(Tue) 23:58:58 |
【念】 エン[映像が終わると、唇がゆっくりと離れた。 覗き込んだこいつの顔は泣きそうな、いや泣いてるな。ハチヤの肩に顔を埋めてぎゅっと抱きしめてやる。今だけは、その涙が俺のためのものじゃなくても怒らないよ] ハチヤ……俺も、好きだよ。 [俺の人生にハチヤは不可欠なんだって、分かる*] (!18) 2021/04/07(Wed) 0:03:35 |
【念】 エン[たっぷり休んだおかげか、もう立って歩けるようになっていた] ハチヤ……ハチヤ。俺……鍵、探しに行きたい。 まだ選べないけど……考える為にも、見つけておきたい。使うかどうかは後で考えるとしてさ。ハチヤを選ぶにしても、ちゃんと考えてから決めたいんだ。 [ハチヤは命がけで守ってくれた旦那さんではなく、俺をずっと守ろうとしてくれた。その気持ちに応えたい気持ちはあるんだ。でも ハチヤは…今のハチヤではなくずっと一緒にいたハチヤ。あいつは俺を好きではないと思ってた。けど、あいつは、あいつも、ひょっとすると俺を好きだった?あいつは俺に旦那さんになれ、じゃなくて嫁になってと言ったんだ。嫁と旦那の定義が俺とは違うのだとしたら>>!9。 あれを、薬で苦しい中、どんな気持ちで言ったのか。それを聞いてみたい気がするんだ──*] (!19) 2021/04/07(Wed) 14:04:21 |
【念】 エン[ぱたりぱたりと手がシーツの上を辿る。その手をきゅっと握られて眉間に刻まれていた皺がゆるむ] …食べ、る…… [もごもごとはっきりしない声が漏れるものの起き上がる気配もなければ目も開かない。代わりにきゅうっと手を握り、自分の方へと引き寄せようとわずかに力が入った] おこ、して… [もごもごと呟いた声は聞き取れるぎりぎりである] (!21) 2021/04/08(Thu) 2:27:01 |
【念】 エン[いつもの調子でハチヤに体をぐいと持ち上げて起こしてもらって、しばらく小さく唸っているうちに目が覚めてきた。無意味にシーツにぺしりと八つ当たりをしていたら口にリンゴを放り込まれた。しゃくしゃくしゃく……と咀嚼音が響く] …………。 ……?? !!ハチヤ?! [あわあわと焦ってきちんと座り直した。完全に無意識だった。ハチヤはハチヤだけど、彼はいつものハチヤじゃなかった。というかこっちのハチヤは出会って間がないのに行動を読まれすぎではないだろうか] (!24) 2021/04/08(Thu) 2:42:42 |
【念】 エン うーん?たしか…記憶の鍵を探せ、って言ってたな。それで…………っ、な人の両手に握らせれば記憶は戻る、って。 ここ、そうなのか?俺は作りが分からないから、お前の記憶頼りになるけど。 [ちょっと言いにくい一言は誤魔化しつつ、いつかの声を思い出して伝えておく] 記憶……それっぽいな。じゃあ、まずはそこから探してみようぜ。なかったら金庫とか鍵箱とか適当に探していけばいいだろ。 ……それまでには、考えておく、から。 (!28) 2021/04/08(Thu) 3:23:48 |
【念】 エン………。 [なんかニコニコされてるんだが。なんかあったかいものを見守る目をされてるんだが?!ムカついたのでにこにこするハチヤの頬を引っ張っておいた。実際バレバレなのだろうが本人に向かって大切な人とか言いづらいんだし仕方ないだろう?!] あー。じゃあ一階なんだろうな。 ん?あっちのハチヤ? あいつは犬だな。なんか見えないのにめっちゃ尻尾と耳が見える。寮は同室だけど取ってる授業違うんだけど、遠くから見かけたら全力で走ってきて飛びついてくるし嬉しくなると人を持ち上げてぐるぐる回すんだよな。あれ目ぇ回んだよ。いくら言っても聞きゃしねーし。 料理美味いんだけど、材料に錬金術の材料使う。マンドラゴラの根っこできんぴら作ったりとか。ゴルゴンの蛇は結局から揚げになったんだったか……そんでたまーに腹壊してたりするな。気が付いたら妙な料理仲間ができてんだよ。なんか……プリンの見た目と質感を胸にそっくりにしようとしてる先輩とか…造血剤の味を改良するのに血道あげてるやつとか……まぁなんか楽しそうにしてるよ。 あとはたまに寂しくなるのか夜人のベッド潜り込んできて、目が覚めたらくっついて寝てたりするからびっくりする。 [思い出そうとするまでもなくぽろぽろと溢れてくるものを零す。なんせずっと一緒にいたのだから覚えていることはたくさんある。あとは、と考えかけて──エン君、と耳元で囁かれた声を思い出して、言葉が止まった] (!31) 2021/04/08(Thu) 9:43:53 |
【念】 エン[ ──エン君、エン君、すき。すきだよ なんで今思い出したんだ。あの夜俺を抱きながら、あいつはずっとそんなことばっかり言っていた。薬に浮かされているものだと思っていたけれど……あれは、本心なのだろうか。 必死で俺にしがみつく腕は、それでも必死で俺を傷つけないように抑えていた。もういいって言ってるのに、辛いだろうに俺が怪我しないよう丁寧に溶かされて。記憶が飛ぶほど、一回ずつが長いのに何度も何度も──] ……っ、そ、れ、くらいだよ!!!覚えてるのなんて!!!ほら、行くぞ!!! [赤くなった顔を隠すように立ち上がったけど、こいつ俺の顔をずっと見てくるからきっとバレている気がする。思い出しついでに自分もあの時必死で、俺も、なんて言ってたのを思い出した。俺も好き、もっと俺を好きになって、ってなんだよ俺。思えばそれで激化した覚えがあるからもっとの部分しか聞こえてなかったのかもしれない。この場合は両成敗?いや俺はちゃんと言ったから悪いのはあいつだ。 必死で顔を見られないように部屋を飛び出してズカズカ歩いたら、道を訂正された。けど、そっち向くのはまだしばらく勘弁してほしい*] (!32) 2021/04/08(Thu) 9:47:41 |
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