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【人】 エウロパ「 ……すぐお腹すくんだ、私。 なにか……んーー、じゃあユスティも一緒に! ほら、ユスティもお腹空いてるでしょ? もうこんな時間だし!」 (147) 2023/09/28(Thu) 21:53:59 |
【人】 エウロパこんな時間まで付き合わせたのは棚に上げて ユスティの手を取ると 行こう?って笑いかけるんだ。 え、自分だけ帰る? 帰らせないよ??? 「私はねー、ホットドッグ食べたいなー チーズいっぱいかかったやつ! ユスティは?何食べるの?」 繋ごうとした手は ユスティが離さないならそのままにして。 購買の方へと歩いていく。 星空を見上げながら、ふと足を止める。 (148) 2023/09/28(Thu) 21:54:39 |
【人】 エウロパ君は優しいから、放ってはおかないと思って。 でも……もし今日と同じこと他の子にもするなら やっぱりあの時のはただの応急処置で。 意識してたの、私だけってことになっちゃう。 それは……いやだな…………。 他の子に同じように接してる君は見たくない。 考えると、もやもやする。 (150) 2023/09/28(Thu) 21:55:42 |
【人】 エウロパ返事は返ってきたかな。 どっちにしても、また歩き出して。 「……あ、ホットドッグ売り切れ?!?! えーーー……どうしよう……。 ツイてないな……。」 購買に着くなりお目当ての物がないとわかると がっくりと肩を落として そのままうずくまってしまうのだった。* (151) 2023/09/28(Thu) 21:56:19 |
【秘】 エウロパ → ユスティ*** 私が学園トカリスに入学してすぐの頃。 まだルームメイトとも仲良くなってなくて 頼れる友達が一人もいなかった頃の話。 その日はグラスに水を満たす授業があって。 上手くできなかった私は放課後に 空き教室でグラスのふちを叩いては 水を出そうとしていた。 (-119) 2023/09/28(Thu) 23:15:15 |
【秘】 エウロパ → ユスティ「みんなどうやってるのーーーー。」 授業では水を出そうとするたびに グラスが粉々に割れてしまって上手くいかなかった。 出来なかった人は自分で練習するように、と 言われたから、ため息をつきながら練習していた。 ……でも、一向に上手くいかない。 (-120) 2023/09/28(Thu) 23:15:37 |
【秘】 エウロパ → ユスティW魔法のコツは想像力なんだ。W 幼い頃に聞いた言葉を思い出して 杖に意識を向けながら水を思い浮かべる。 ユスティと一緒に練習していた時は 川のせせらぎが聞こえて来たっけ。 ……なんて、考えてしまったせいなのか。 (-121) 2023/09/28(Thu) 23:16:05 |
【秘】 エウロパ → ユスティいつの間にかグラスから特区に溢れた水は 机を濡らし、足元まで水がしたたり落ちる。 「え、出来てる……?? でもこれどうやって止めるんだっけ?! 」止めないと、そう思っても 焦ってるからなのか、止まらなくて。 むしろ水の勢いはどんどん増していく。 (-122) 2023/09/28(Thu) 23:16:54 |
【秘】 エウロパ → ユスティ服どころか教室の床まで水浸しにして それでも私は魔法を止めることが出来ず。 「だれかー!!これとめてーー!」 もう誰でもいいから止めて欲しい。 そんな気持ちで叫んでた時かな。 君が来てくれたのは。* (-123) 2023/09/28(Thu) 23:17:32 |
【人】 ユスティ危うく馬鹿と言いかけた。 何とか耐えた自分を褒めてやりたいと ユスティは気を取り直す。 氷になにか嫌な思い出でもあるのか。 エウロパの表情は暗い。 昔、森の中だけ季節が変わった あの時のこととなにか関係があるのだろうか。 考えたところで仕方がないのだが。 この勉学と魔法の技については エウロパという少女はまだまだ謎が深い。 きっと未熟さの中に眠る信念のような芯を ユスティが知ろうともしないせいだ。 (153) 2023/09/29(Fri) 23:35:12 |
【人】 ユスティ勉強範囲ではない話に食いつかれても困るのだが、 興味を否定する行為は学びにおいては毒になる。 本当なら歳が十になる頃には看破すべき ステージのはずなのだが、 まだ到達していないのならば合わせる他ない。 誰かの力を借りるの悪いことじゃない、などと 救われない正論を言われて顔を顰めるのは エウロパのステージの話とはまた別のことだが。 (155) 2023/09/29(Fri) 23:38:14 |
【人】 ユスティ「仮に力を借りたり、助け合ったり そうやって大きな物事を達成する時には 携わる人同士の力がある程度 釣り合っていなければダメなんだ。」 (156) 2023/09/29(Fri) 23:38:35 |
【人】 ユスティ「例えばキミの力を借りて ボクがなにか難しい術を成功させたとしよう。 キミとボクが同じくらいの力なら 協力し合ったと誰が見てもわかる。 でも今キミの力を借りるボクをみたら 皆はボクの事をなんて言うと思う?」 (157) 2023/09/29(Fri) 23:39:36 |
【人】 ユスティユスティはそれ以上を語らず暗に告げる。 エウロパとの間で協力など成立しない。 だからキミにしてもらうことなど何も無いのだと。 決して相入れることなどないし 狐は狐としかつるめない。 その国境を改めて示しながら どこか侘しげにため息をついた。 (160) 2023/09/29(Fri) 23:42:57 |
【人】 ユスティ突如としてユスティに電流走る。 やはりエウロパはただで帰す気がないらしい。 本当は自室で簡素な食事でも作ろうと だからエウロパの誘いには乗れないと そう言おうとして口篭った。 「私もユスティのご飯食べたい!」 と言われる未来しか見えない。 それだけは本当に勘弁して欲しい。 どうにかして断る理由を考えていると エウロパに手を取られた。 男なら嬉しいはずの女の子からお誘い。 だが当の本人にとってはまるで手錠だ。 (161) 2023/09/29(Fri) 23:43:59 |
【人】 ユスティ魔力の分流は肌同士の接触により起きる。 触れれば触れるほど分流の地点は増え より多量の魔力を伝達できるものだ。 しかしエウロパの量は異常であり 手を繋ぐだけでも支障が出かねない。 ごめんと謝りながら手を離しながら どうして自分が謝っているのかと戸惑っていると 何を想ったのか、エウロパの足が止まった。 (163) 2023/09/29(Fri) 23:45:32 |
【人】 ユスティ静かに答える。しかしユスティには分からなかった。 その質問はエウロパにとってなんの意図があるのか。 自分が仮に他の人に同じことをしたとしても それが処置でエウロパも同じやり方を知っていたら きっと同じことをするのではないか。 そこになんの差があるというのだろうか。 (166) 2023/09/29(Fri) 23:47:14 |
【人】 ユスティそんな風に立ち止まったせいか それとたまたまか。 お目当てのホットドックの看板には SOLD OUTの文字が書かれていた。 「時間も遅かったからね。 代わりのものでも食べればいいんじゃない? 今日世界が終わるわけじゃないんだから。」 しれっと最後の一個だったコロッケを買うと 肩を落とすどころか蹲るエウロパが なぜかとても哀れに見えてしまった。 まるでこの世の終わりみたいな空気を発して それを横目に一人だけ食べるということもできず。 (167) 2023/09/29(Fri) 23:49:51 |
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