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04:28:45

人狼物語 三日月国


260 【身内】Secret

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

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【赤】 従業員 ルミ

 

  ゃ、────ッひぁ、ん、ン……っ


[ 腰を掴んで奥を穿たれ、びく、と脚が跳ねた。
  秘芽の快感を与えられながら擦られた媚肉は、
  もう楔がナカで動くだけでそれを快感に変えられる。

  ばち、と視界が白んだ。
  あつい先端が奥に食い込んで、開かれて、
  ───ナカで出したいと乞う言葉を理解して。 ]


  ふ…ぁ、っぁ ン、〜〜〜ッッ!!


[ 本当の意味で彼のモノになれるのかと、
  そう理解したと同時、身体が大きく揺れた。

  今までで一番強く彼を締めあげ、
  吐き出される火傷しそうな熱を胎内で受け止める。
  思考回路が灼けるような快感は、
  楔の形を感じるだけで尾を引いて神経を蝕んだ。 ]

 
(*59) 2024/05/17(Fri) 20:26:17

【赤】 従業員 ルミ

 


  ……────っは、……ぁ…ふ……
  おなかの、おく、……あつぃ……


[ まだ媚肉は不規則に震えている。
  初めて迎えた絶頂は思考を止めるのに十分で、
  薄い腹を撫でて息を吐くことしかできない。

  自分の乱暴さを恐れる彼がいる一方、
  女はただ幸福感に酔っていた。
  うれしい、すき、と彼の頬へ自分の頬を寄せる。

  ────そこで漸く思考力は僅かに生き返り、
  はた、と目を瞬かせて ]

 
(*60) 2024/05/17(Fri) 20:26:20

【赤】 従業員 ルミ

 

[ 男の人というものは。
  一度出せば終わりではなかったか? ──と
  未だ硬いままの熱を感じ、首を傾げ ]


  ……おにい、さん
  あの……えっと……?


[ 不思議そうな色を湛えて彼を見つめた。
  一度で終わらない性行為の経験はない。
  奇しくも女は今、
  経験がなければ可能性を考えられないという
  フィルター越しに世界を見る立場に立っていた。* ]

 
(*61) 2024/05/17(Fri) 20:29:27

【赤】 従業員 ルミ

 

[ ────世界がふたりだけになればいいのに、なんて。
  肌を重ねて交わる熱に、ふとそう思う。

  もしこの世にわたしと貴方だけが生きていて。
  手を繋いで、走って、転んで、笑い合って息をして
  他の誰も聞いたことのない愛を伝えたら、
  砂をはたき落としてまたわらうの。

  手を繋いでいる方が歩きづらいことも、きっとある。
  足を取られる場所、歩幅があまりにも違う時。
  けれども繋がずにはいられない。
  他の誰にも抱いたことのない衝動が根幹にあれば
  言葉はありふれていても、ふたりだけの愛。

  もし世界に本当に誰もいなければきっと、
  感情の唯一性には気付けないままでいるのだろう。 ]

 
(*66) 2024/05/17(Fri) 22:43:27

【赤】 従業員 ルミ

 

[ 思考の起点が違っても、
  好むことが真逆でも良いの。
  地獄か天国かも分からない、混濁した日常の色のなかで
  ふたりのトゥルーエンドを迎えるまで。

  ずっとこうして生きていこうね、
  わたしが愛した王子様お兄さん。 ]


  ──……おなかのなか、やけど、しそう。


[ はふ、と息を零しながら言葉を紡ぐ。
  薄い腹の中におさまった子宮が熱を呑み込んで、
  溢れた白濁はりんごのように下へ落ちた。

  このまま薬を飲まなければ、
  胎のなかで実は育っていくのだろうか。
  ──なんて、する気のない悪巧みが首を擡げる。 ]

 
(*67) 2024/05/17(Fri) 22:43:31

【赤】 従業員 ルミ

 


  …………?

  あぇ、ゃ、 まっ────



 
(*68) 2024/05/17(Fri) 22:43:35

【赤】 従業員 ルミ

 

[ 許してと甘える術を持っているのに、
  こういう時は言葉では許しを乞わないのがずるい。
  繋がったまま抜かれる気配のない楔の熱と、
  ソファへゆっくり押し倒されることの意味を悟り
  制止するより先に、音を立てて熱が抜けていく。 ]


  ンっ、ぁ……


[ ──気のせい、だろうか。思い違いか。
  抜いてくれるなら行為はもうおしまいで、
  休ませるために寝転ばせただけ……?

  熱が抜けて擦れるだけでもきもちがよくて、
  甘く声を零しながら、思い込みを恥じようとして ]

 
(*69) 2024/05/17(Fri) 22:43:38

【赤】 従業員 ルミ

 

  ン、んぅっ、 ふぁ、あ、 ぁあ……っ
  ぁ ふ、〜〜〜ッ♡


[ 身構えなかった身体に、また熱が入り込む。
  腹側を擦り上げられて、
  さっきまで甘やかな刺激だけ感じていたはずの身体は、
  その熱の動きを強い快感に変えてしまう。

  持ち上げられた脚も、うすい腹も。
  全身が大きく跳ねて楔を強く締め付けた。 ]


  んぁ、ふ、…きもち、ぃ……っ


[ 挿入されただけで軽く達してしまったのだ、と
  すぐに気付けるほどの理性は残っていない。
  とろけた顔で彼を見上げ、へにゃ、と笑いかければ
  くちびるは「うごいて」と形を作った。** ]

 
(*70) 2024/05/17(Fri) 22:43:53

【赤】 従業員 ルミ

 

[ 傷を作ろうか、という声に瞳を瞬かせる。
  他の誰にも絶対につけられなくて
  自分にすらも触れることの叶わない傷。

  きっとそれは叶わない妄想だ。
  実現不可能な夢見話。
  けれど、出来ないことを口にはしてこなかった彼が
  それを言うことを選んだという事実に
  たまらないような気持ちになって。 ]


  ​────ほしいな、
  お兄さんだけがつけてくれる、傷


[ 火傷でもなんでも構わない。
  わたしたちにだけ分かる傷を分かちあって
  ふたりで笑い合えるなら、それだけで。 ]

  
(*76) 2024/05/19(Sun) 21:22:42

【赤】 従業員 ルミ

 

  ​───────っや、ぁン、あ ふ、
  〜〜ッッひぅ、あ、ンん……!!


[ 身体を揺さぶられる度に脳が痺れて、
  彼の熱に穿たれるたびに頭がばかになる。

  甘く媚びるような声が溢れて止まらない。
  こんな声を出したいわけでは無いのに、
  今まで知らなかったセックスの快感を味わうと
  自制することさえままならなかった。  ]

  
(*77) 2024/05/19(Sun) 21:22:56

【赤】 従業員 ルミ

 

[ きもちいい、​────このままとけてしまいそうだ。

  下りた子宮口は彼の熱を食むために収縮して、
  先端で抉られるたびに吸い付いた。
  やわい膣壁はすっかり彼の形を覚えこみ、
  潤滑油代わりの蜜で摩擦をスムーズに受け入れる。

  どんな時も優しかった彼の追い立てるような動きに、
  知らない顔をまたひとつ見れた気分になって、
  きゅぅ、とまた媚肉が締まって。 ]


  ​───────ッンぁ、ゃ、また……ぁ…っ!


[ がくん、と腰が震えて跳ねた。
  キツく楔を締め上げ、最奥へ迎え入れる動きが増す。
  うねって、熱を包み込んで、
  絶頂に達しながら声を零した。 ]

  
(*78) 2024/05/19(Sun) 21:23:10

【赤】 従業員 ルミ

 

  ​──────おにぃさ、すき、っ
  ずっと……ずっと、すき だった、の…ッ


  
(*79) 2024/05/19(Sun) 21:23:25

【赤】 従業員 ルミ

 

[ だから本当に、痛みなんて気にせず焼いてほしい。
  どんな時も忘れられないくらいに。

  腕を彼の背中へ回して、
  しがみつくように抱きしめてから
  ふにゃりと笑って彼を見上げた。

  すき、と囁いた時の蕩けた声音のままで
  「あいしてる」と言葉を落として。* ]

  
(*80) 2024/05/19(Sun) 21:23:37

【赤】 従業員 ルミ

 

[ 膝の擦り傷は、数日も経てば薄く消えていくだろう。
  偽物の運命を本物にするための対価としてなら、
  あまりに安く軽い傷だ。

  手首に残る皮膚が引きつったような痕。
  自分で自分を傷めつけるのは容易くて、
  一番手軽に楽になれる。
  可視化された痛みが好きだったけれど。 ]


  ……ん、おにいさんが、そういうなら……
  ──ッひぅ、!?
  や、ばか、だめ!


[ もう自傷行為も頑張って辞めると言おうとして、
  傷に押し当てられた舌先の温もりに身体が跳ねた。
  「ばか」なんて言葉が思わず転び出る。 ]

 
(*85) 2024/05/19(Sun) 22:48:19

【赤】 従業員 ルミ

 

[ 自分一人で抱えていくために負った傷あとが、
  彼の人生に混じっていくような錯覚。
  或いは傷を経由して、自分という人間のなかに
  彼そのものが入るような。

  ──触れられることがうれしくて、こころが揺れる。
  例えばこのまま本当に二人が融けて
  一緒になってしまえたら良いのに。
  そうではないから出来ることがあると知っていて、
  けれど選ばない道を夢想する。

  合理的な判断が出来なくなるのが恋なのだ。
  この灼けるような戀がいつか骨を灰にしたって良い。
  いつか灰になる日が来るのなら
  次は風に乗って貴方へ会いにいけるから。 ]

 
(*86) 2024/05/19(Sun) 22:48:23

【赤】 従業員 ルミ

 


  ────……ッふ、ぁン、 ん、ゃ、あぁ……っ!


[ 腹の奥に二度目の熱を感じて、
  貴方という名前の愛を覚えて、
  輪郭を伴った愛の声を聞いて。

  抱き締められ、零れ落ちた命の成り損ないが足を伝い、
  わたしは知らずのうちに頬を綻ばせた。

  理由も分からないまま涙があふれて、
  考えるよりも先に、花咲くようにわらう。 ]

 
(*87) 2024/05/19(Sun) 22:48:26

【人】 従業員 ルミ

 

[ 寄り道にしては長すぎる時間が経ったころ。
  彼のスマホから通知を知らせる音が響き、
  「ああ」と理解したようにスマホから視線を外した。 ]


  確かにそうかも、ね…
  ……じゃあシャワーの準備とか、


[ 当初の計画通りに事が進んでいたとすれば
  成りすましのメッセージで疑惑を逃れただろう。
  パスコードは盗み見て記憶しているし、
  彼らしい文章を作ることは造作もない。

  しかし今は、そんなことをする必要はないのだ。
  ならばひとまず家に行かせる方が良いだろう。
  詮索され過ぎても事だ。 ]

 
(2) 2024/05/19(Sun) 22:48:33

【人】 従業員 ルミ

 

[ ああ、彼を家に閉じ込め続ける必要がないのなら
  出していなかったシフトを出して──
  ついでに首元が隠れるメイクか制服を探さねばと、
  シャワーの提案をしかけて、止まる。 ]


  ──────…えっ


[ じっか。ジッカ。──実家??

  頭の中でまず言葉を変換し、意味を導き出して、
  頑張って今理解しようとしています──
  と言わんばかりの顔で固まった。

  さすがの自分にも分かる。
  実家へ一緒に行く=結婚の挨拶なのでは? と。
  いや、結婚することは確定事項なのだが、
  それはそれこれはこれのような……? ]

 
(3) 2024/05/19(Sun) 22:48:41

【人】 従業員 ルミ

 

[ が。
  常識を知っていてもそれに則る女なのならば、
  そもそも監禁未遂など起こしていないはずである。

  しばしのフリーズの後、「うん」と頷いて ]


  い、行く。
  ……あ、でも待って、似たような服しかないかも

  …………とりあえずお風呂済ませて考えよ……?


[ 外堀はアスファルトで厳重に埋めるに限るが、
  そのためにはマナー通りの服装が必要に違いない。

  ひとまずシャワーを浴びて身体を清めてから
  一番大人しい服を探そう。
  彼にもまだそのくらいの猶予はあるだろう。* ]

 
(4) 2024/05/19(Sun) 22:49:47

【人】 従業員 ルミ

 

[ 蜘蛛が手に入れた獲物をすぐ食らい尽くさないように、
  恋人になったからといってすぐさま動くことはしない。
  獲物がかかるのをただじっと待つのと同じだ。
  ──そう、急いては事を仕損じると思っている。

  煮詰まった狂気は手に入った充足感でやや薄れ、
  帰省程度ならば我慢できるようになった。
  どうせこの家からもそう遠くはない。
  聞き分けよく笑顔で送り出せる自信はないが。 ]


  ……いやじゃないけど、……
  …………お兄さんってさ
  甘えて許して貰おうとする癖あるよね。


[ こちらが惚れた弱みで頷いてしまうのを、
  分かってやっているのかはともかく。 ]

 
(7) 2024/05/20(Mon) 18:46:04

【人】 従業員 ルミ

 

  かわいいから別に良いんだけどぉ……。


[ 許す側になる方が何かと都合も良い。
  " 許してもらった "過去を突き付けられるし、
  なにより他の女に目移りさせずに済む。

  受け入れて甘やかして許してあげられる、
  そんな彼女はわたしにしか出来ないでしょう? ]

 
(8) 2024/05/20(Mon) 18:46:09

【人】 従業員 ルミ

 

[ 自分の世界には別に、他の人はいなくて構わない。
  彼だけで困ることなどひとつもないのだ。

  ただ、少しでも円滑に物事を巡らせるためには
  時として世界の扉を開けねばならないと知っている。
  一生他人を入れ続けろとは言われたくないけれど。 ]


  ──勘繰られて困る事でもある?


[ ちら、と試すように彼の目を見上げた。
  まさか再会した幼馴染を連れて来た、とか
  そういうつもりで一緒に行くわけではあるまい。

  つまり彼には勘繰られて困ることなどないはずだ。
  なにか後ろ暗いことでもあるのかと言いたげに、
  乱れた髪を整えながら、はふ、と息を吐いて ]

 
(9) 2024/05/20(Mon) 18:46:14

【人】 従業員 ルミ

 


  まあ、石鹸どころか甘い匂いのしかないけどね。
  残念でしたぁ、隠せないですよーだ。


[ 生憎シャンプーもボディソープもライン使いだ。
  甘い花のような匂いがするもの。
  勘繰られるどころかアピールも同然になるだろうと、
  勝ち誇ったように笑ってみせた。 ]

 
(10) 2024/05/20(Mon) 18:46:18

【人】 従業員 ルミ

 

[ 髪は結ばずにおろせば良いだろうか。
  服は──レースやフリルが目立つものが多いけれど、
  やや可愛い寄りに収められる組み合わせがあったはず。

  算段を組み立てながら、彼の手を引いた。 ]


  ほら、早く浴びよ、お兄さん
  ──彼女です、ってちゃんと紹介してよね。


[ 忘れないでよ、と念押しをするようにそう言って
  どこか照れたようにはにかんだ。** ]

 
(11) 2024/05/20(Mon) 18:47:31

【人】 従業員 ルミ

 

[ "かわいい"は不服らしい。 
  無自覚な甘え癖があってもなくても、
  好きな人は可愛く見える時があるのではないだろうか。

  ──他の女にも同じことをしていたら、
  それは途端に憎らしい仕草にもなるけれども。 ]


  えぇ? お兄さん、そんなこと考えてたんだ。
  別にいいのに。
  好きだなって思ったら、可愛く見えちゃうんだよ。

  ……ヤならやめるけど。


[ 五歳差という空白は、幼い頃は大きく見えて
  大人になった今も決して追いつけはしない。
  進学も就職も先を行ったくせに、
  恋慕を知るのが自分より遅かったずるいひと。 ]

 
(15) 2024/05/20(Mon) 22:20:52

【人】 従業員 ルミ

 

[ 構って欲しくてお兄さんと呼び始めた。
  そう呼べば年下の幼い自分を無下には出来ないことを、
  小さな頃から本能で悟っていた。
  ────浅はかな策略だ。 ]


  ……分かんないや。そうなんだ。
  偉いねお兄さん、家族、大事にしてて。


[ 家族という集団への概念などは知っていても、
  生じ得る自他の境界線には乏しい。
  自分にとって家族は血の繋がった他人だ。

  多くは語らず、己の解釈を補完して完結させる。
  勘繰られるのが嫌なら恋人と思われたくないのか、とか
  どうしても自分はそうやって不信に寄ってしまうから
  そこを少しは矯正する必要もあるのだろう。 ]

 
(16) 2024/05/20(Mon) 22:20:57

【人】 従業員 ルミ

 

  ────……、……一応ないこともないよ。
  男の人用のやつ。


[ 誰の為に買ったわけではない。
  顔も覚えていないような相手が置いていったものだ。
  聞き分けのいい子の振りをして、
  隠しておくつもりだった選択肢を出しながら ]


  でも、わたしはお兄さんとお揃いがいい……
  ……わがまま言わずに家に行かせてあげるんだから
  お兄さんも、今回はお願い聞いてよ。


[ ここで機嫌を悪くして「やっぱり嫌」を言わないだけ、
  彼への好意分、大人になっているつもりなのだ。
  " 二人で "一緒にいたいの、と喚いて
  手首にナイフを持って来ない理性を褒めて欲しい。 ]

 
(17) 2024/05/20(Mon) 22:21:02

【人】 従業員 ルミ

 

[ 別々にシャワーを浴びることは頭になかった。
  もし先に浴びるかなどと聞かれていれば、
  それは流石に声が冷えていたに違いない。
  一緒にいたがっているのは自分だけか、と。

  そりゃ好きの年月も重さも違うから仕方ないよね、
  けど家の中くらい最初から別じゃなくていいじゃんか
  それってほんとに好き? どれくらい好き?
  ────などと言葉を連ねる未来が容易である。 ]


  やぁだ、恥ずかしいもん
  してくれるなら抱っこがいいな。


[ しかし現実は幸いなことにルート分岐に至らず、
  白雪姫はフローリングを踏みながらそう言った。
  さすがに歩けないこともないけれど、
  足腰は重く、だるさが尾を引いている。* ]

 
(18) 2024/05/20(Mon) 22:21:14

【人】 従業員 ルミ

 

  え、えぇ……?
  ……ふふ、お兄さん、わたしより我儘。
  そういうとこがかわいいって言ってるんだけどなぁ


[ 一瞬「確かに」と頷きかけた論理は、
  よく考えなくても破綻している。
  それとこれとはまた別では……と思ったけれども
  都合が悪いことは口にしない。賢いので。 ]


  ……ぁぇ、あ、……ぅん
  お、お兄さんのかわいい、わたしなんだ

  …………そっかぁ。えへへ……。


[ にま、と緩んだ頬を抑えずに笑った。
  自分が可愛いと思う人は彼だけだから、お揃いだ。
  ──アイテムの類はまた別で許して欲しい。 ]

 
(24) 2024/05/20(Mon) 23:37:26

【人】 従業員 ルミ

 

  ────うん。


[ 頭を撫でられ、こくん、と頷くに留める。
  家族だからという前提で成り立つ事象は沢山あって
  そこに適応するのはきっと難しい。

  大事にしてくれる人を大事にするという、
  愛の返報も決して上手く出来るわけではないけれど。
  諦めない未来があればいいな、──なんて
  柄にもないことを考えて、掌を受け入れた。

  シンプルな事柄も自分にとっては複雑だ。
  けれど彼と一緒にいて直面する事実であるなら、
  決して嫌な気はしない。 ]

 
(25) 2024/05/20(Mon) 23:37:29