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人狼物語 三日月国


205 【身内】いちごの国の三月うさぎ

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【赤】 マシロ

 

[ ────ああ、ずるいなぁ、と一体何度思ったことか。
  "私のことが好きだから"。>>2:*22
  他の誰でもない、"私"を明確に求めてくれるその言葉。
  誠実で、叶わない未来の話はしなくて、結べる約束だけを
  硬く結んでくれる、そんな "貴方が" 好き。 ]


  ……────ッ ん、ぅ…っ


[ …とはいえここは人通りの多い屋外、なので。
  舌の熱が交わる度に鳴ってしまう水音と
  零れる吐息ひとつにさえ、緊張で心臓が鳴っているのに。

  じく、と疼くお腹の奥を此方も我慢したのだから
  不埒な手をどうにか制御した貴方と、これでおあいこ。
  ……ですよね? ね?>>2:*23 ]

 
(*0) 2023/03/29(Wed) 14:30:18

【赤】 マシロ

 

[ どうして今言ったか。
  男の事情を身も心も女の自分が察するのは難しい──
  ……とかではなく、考えなしに言ったわけでもなくて。 ]


  …………だって。
  
夜綿さんが嫉妬させるから……。



[ 本当はね、夜に言うつもりだったんです。
  でも、思った以上に
  他の女の人と近い距離で、匂いを移されて帰って来たのが
  心のおもちを真っ黒焦げにしてしまったみたい。

  夜綿さんを一番幸せにしたいのも、出来るのも、私。
  ────…一緒に幸せになれるのも、私だけ。


  「二人で」作る"しあわせ"のひとつ。 ]

 
(*1) 2023/03/29(Wed) 14:30:23

【赤】 マシロ

 



   [  それじゃあ、もっと
せにしたいな。
        ────幸せプラス、まだ有効ですか?  ]


 
(*2) 2023/03/29(Wed) 14:30:30

【赤】 マシロ

 


     ………… ぁ、あぅ、 あの、


       いまそういうこというの だめです……


[ 言い出したのはこっちだけれども。
  必要以上にどうして意識させてくるんでしょう、
  いじわる。ばかばかばか。
  覚悟なんてとっくに決めているからこそ、考え過ぎて
  頭が強火で茹でられたみたいに思考がぐちゃぐちゃだ。


  確かに練乳の時、ちょっぴり煽った自覚はあります。
  ──……仕返しですか? ああもういじわる! ]

 
(*3) 2023/03/29(Wed) 14:30:34

【赤】 マシロ

 

  ひゃぅっ、!?


[ 背中へ回していた腕の内側、日頃人目には触れない部分。
  腕を上げさせられ、脇に近い部分を吸われると
  まっしろな肌に鮮烈な赤が咲いて、声が零れた。

  オフショルダーだから痕はつけちゃだめって、
  あんなに"待て"をしたのに、最後の最後にしてやられた。
  寧ろこの服を選んだのが悪手だったかもしれない。 ]


  ……ッもう、ばか、
  痕つけないでって言ったのにっ!


[ 暫く腕を上げられないどころか、
  意識しすぎて腕を動かすのもぎこちなくなる気がする。 ]

 
(*4) 2023/03/29(Wed) 14:30:40

【赤】 マシロ

 


  ……温泉、一部屋に一つ、なんですよね?

  一緒に入ります、から!
  ちゃんと他の人の匂い落ちたかどうか、
  自分の目で確かめたいので!


[ ぷいっと顔を背け、口早に紡いだ内容は果たして
  貴方にとっては予想内か、予想外の爆弾か。

  ともかく数十分後にチェックインを済ませて
  部屋に到着するまでは
  一切片腕を動かそうとしない不自然な白うさぎがいた。* ]

 
(*5) 2023/03/29(Wed) 14:30:49

【赤】 マシロ

 

[ 問いかけられた言葉の真意は分かっている。>>*7
  ──彼の掌が、そっと優しく
  熱を慾して疼いたままの下腹を撫でたから。

  さみしい。……そうだ、二重の意味で。
  さっき離れていた時間への寂寞と、
  埋まらない胎の熱への寂しさが絡まり合っているのだ。 ]


  ……わかってるでしょ……。


[ 答えなんて、貴方なら とっくに。
  ────訊くなんてステップを踏まなくても。

  「さみしいです」と素直にか細く、百点の解答。
  ざわついてうるさい自分の身体が
  まるで制御が効かなくて、自分じゃなくなったみたい。 ]

 
(*13) 2023/03/29(Wed) 21:59:54

【赤】 マシロ

 


 [  それさえ
せなのだから、
    貴方も私の
プラスだ。


      仕合わせて、──しあわせになって  ]


 
(*14) 2023/03/29(Wed) 22:00:00

【赤】 マシロ

 

[ つまみ食いの位置は、それはそうなのだけれど!>>*9
  意識してしまうから痕を付けさせなかったのに、
  これでは計画が失敗だ。
  笑って白うさぎの文句を流す狼に、もう、と息を吐く。 ]


  ────……悪戯ばかりだと、お預けしますからねっ


[ なんて、例え実行したところできっと
  お腹が空いて我慢出来なくなるのは此方の方な気もする。

  手綱を握っているつもりが、
  ふとした瞬間にはしれっと取り返されてしまっているので。
  ──これが惚れた弱みというやつですか、先生?
  また今度、ゆっくり教えてくださいね。
  特別授業はもう勘弁、普通の授業でお願いしたい所存。 ]

 
(*15) 2023/03/29(Wed) 22:00:08

【赤】 マシロ

 ― 宿 ―



[ その気遣いは大変とっても有難く存じます!>>1
  恋人と過ごす自分、というのを多少見せることは承知だけど
  恋愛方向の察し合いで気まずくなるのは避けたいところ。
 
親戚のお兄さんみたいな位置にいる常連様と
兄のように思っている同僚がいちゃついている場面は、
たぶん、全人類気まずくなると思いませんか?



  ────なんて閑話休題は置いておくとして。
  好奇心旺盛な白うさぎは、部屋の造りをじぃーっと見つめ
  「ふーんなるほどね」みたいな顔をした。
  今度はちゃんと理解していますとも。

  荷物を邪魔にならないところへ置き、
  休むよりとにかく早くその匂いを落とさせようと
  先に脱衣所と内風呂へ向かわせようとした が。 ]


  えっ、


[ 狼さんは少しも待ってはくれないらしい。>>*11 ]

 
(*16) 2023/03/29(Wed) 22:00:23

【赤】 マシロ

 

[ 首の後ろでチェーンを外され、前髪にキスが落ちる。
  銀色がしゃらりと音を立ててドレッサーへ置かれる音。
  まさかここで脱がされるとは露程も想定していなかったから
  零れた声音には、焦りが滲んだ。 ]


  ま、まって、せめて脱衣所…で……ッ


[ 言っている間に不埒な手がスカートへ伸び、
  オフショルダーのトップスを抜こうと動いている。

  ここで脱がされたら、明るい場所で下着も肌も
  全部見られてしまうのに。
  ──ああ、でも、"好きに喰べて"と 言ったのは、自分 ]

 
(*17) 2023/03/29(Wed) 22:00:29

【赤】 マシロ

 


   〜〜〜〜〜……ッッ
   …………こ、ぅ ……です、か……。


[ 恐る恐る、緩やかに両腕を上げた。
  ぴんと腕を伸ばすのではなく、痕が見えるぎりぎりの位置で
  上げるのをストップして。

  とはいえそれも、服を脱がされるならば
  無駄な弱々しいうさぎの抵抗にしかならないだろう。
  オフショルダーは簡単に脱がせてしまえるし、
  コルセットスカートも、留め具を外せばするりと落ちる。


  顔を真っ赤にして、羞恥でふるりと震える白うさぎの
  今日の"食べられるための下準備"は
  ストラップが無い代わり、胸元でリボンを結ぶことで
  膨らみを固定する造りの、薄桃のレースブラ。
  ショーツも合わせれば まるでいちごのような。* ]

 
(*18) 2023/03/29(Wed) 22:00:36

【赤】 マシロ

 


[ つまり、今日はお行儀悪く喰べられるということ。>>*19
  それを承知の上で、初めての夜のあの快楽を憶えていて、
  なお差し出した約束の日。結んだ糸を解くのは今日。

  ぐちゃぐちゃのどろどろに蕩かされる、下準備。
  未だ知らない気持ち悦さと快楽を教えられて
  ────輪郭も朧になるくらい、今から二人、溶けあう。


  ……喉が渇いて、心臓がうるさいくらいに鳴って、
  さみしいままのお腹が"はやく"と訴えている。

  満たして。 貴方の 熱 で。
  充たして。 貴方の 愛 で、


        ──────……おなかが すいたの。 ]


 
(*22) 2023/03/29(Wed) 23:04:20

【赤】 マシロ

 


  ……その、…………今日のために
  夜綿さんと そういうコト、したくて、買った…ので

  
プレゼント……です、



[ リボンは引っ張れば解けるし、ホックはフロントだ。
  あからさまに喰べられることを意識したデザイン。
  持ち上げた端を引けば、リボンの下にフロントホックが見え
  容易く下着を脱がせられることだろう。

  はずかしい。顔を覆ってしまいたい。
  弱々しく両手を上げたまま、視線をうろつかせていれば
  貴方に関しては何かと敏感な耳が金属の音を拾い上げる。


  ────まって、ここで、ぬぐんですか?
  見なくても彼が取ろうとしている行動が分かって、
  あう、と顔が火照っては
  既に聴覚から犯されているような気持ちにさえ。 ]

 
(*23) 2023/03/29(Wed) 23:04:26

【赤】 マシロ

 

[ 彼が間近で身じろいだからだろうか。
  不意に、忘れかけていた別の──例の匂いが微かに届いて
  白へ戻りかけていた餅が黒く焦げた。 ]


  ……上だけ、私が脱がせても いいですか…

  や、です その服
  ────別の人のにおい、するもん……。


[ さすがにズボンを脱がせる度胸はまだない。
  が、まるで存在を思い出させるように香るその匂いは
  許せないので、シャツは自分が脱がせたくなった。

  小動物が必死にマーキングするような必死さだ。
  許しを貰えたなら、心をもやつかせる匂いを帯びた服は
  拙い手つきで脱がしてしまおう。* ]

 
(*24) 2023/03/29(Wed) 23:04:40

【赤】 マシロ

 

[ 今日彼と過ごすために選んだオフショルダーのトップスを、
  彼自身の手で脱がされる。>>*25
  途中、彼の掌が膨らみへ触れれば、びくっと肩を揺らし
  「ひぅ、」とちいさな声を零して。

  ────可愛いデザインは、可愛い儘で受け取って欲しい。
  "そういうコト"をするのに相応しい下着を、と
  恥を忍んで通販サイトを巡り巡ったのだ。
  好みは知っている。多分、女の子らしくてかわいいもの。
  それだけじゃ足りなかった。


  ──美味しく喰べて貰うには、プラスが必要では、と。
 
「えっちなことをする時に着ける下着」というワードは
  検索履歴から真っ先に削除した。記憶も消したい。
  物理的に不可能なので、黙して秘すべしである。
 ]

 
(*31) 2023/03/30(Thu) 20:59:36

【赤】 マシロ

 


  ……ゃ、 あんまりみないで……、


[ 緩んだ口許と、受け取るね、という言葉。>>*27
  空腹の狼を煽るには足りるプレゼントだっただろうか。
  下拵えも自分ではしっかり決めてきた…つもりだし
  ボディスクラブやスキンケアは入念に、
  一日も怠らなかった。準備万端すぎて今更恥ずかしい。

  身体を重ねるごとに色付く蕾と同時、
  なんだか最近、サイズもまた大きくなった気がしている。
  ──まるで"育てられている"みたいだな、と思っては、
  お風呂の時やや意識して目を逸らしてしまうようになった。

  なんて余談は、嫉妬の黒で蚊帳の外。
  見られて恥ずかしいから胸を腕で隠すよりも、
  その、他の人の匂いがするシャツを脱がす方が先。 ]


  さすがに、引き裂きはしない……ですけど
  新しい代わりの服、今度買いにいきましょう。


[ つまり、もう二度と着ないでというお願いだ。
  ボタンを外すために両腕を伸ばす。 ]

 
(*32) 2023/03/30(Thu) 20:59:41

【赤】 マシロ

 


  ッン、ぁ ふ……っ!?


[ 大人しく脱がされてくれると思っていたのが間違いだった。
  ボタンに掛けた指先がびくんと跳ねる。
  彼の人差し指が、胸の先端を爪弾いてはぐり、と弄って
  背筋にもうすっかり憶えきった快楽が奔った。 ]


  〜〜も、ばかぁっ、わるいこと しない、で……っ


[ ひとつ。首元の固いボタンを外す。
  ふたつ。震える指でどうにか、外して。

  第二ボタン、あげた子は過去にいるんですか。
  なんて訊いたら、返事によってはまた餅が焼けるので
  問いかけには顔を真っ赤にしながら頷くのみ。
  貴方がくれるものは、なんだってほしいもの。 ]

 
(*33) 2023/03/30(Thu) 20:59:46

【赤】 マシロ

 

[ 早くこの縄張りを荒らす匂いを脱がしてしまいたいのに、
  不埒な指と快楽が邪魔をする。
  必死に声を耐え、はふ、と熱い吐息で痺れを逃し、
  それでもざわつく身体を指摘されれば ]


  ──わかってる、なら、 んぅっ、
  ……っゆび、とめて……っ


[ みっつめ。
  ぷちん、と今までの倍程度の時間をかけて外し終える。

  止めてと懇願しても指先の悪戯は止まらないどころか、
  親指の動きまで加えられ
  すっかり赤らんで存在を主張する胸の先端を摘まみ、
  快楽の海へ落とすように扱かれて、
  じん 、と頭まで甘く痺れては下腹部が熱を増す。 ]

 
(*34) 2023/03/30(Thu) 20:59:53

【赤】 マシロ

 


  ──…ひぁ、っや、んン……っ!


[ 堪えていた甘い喘ぎも、ついに決壊して流れ落ちる。
  シャツのボタンを外し切ったのはもはや意地だ。
  じくじくとお腹の奥が疼いて、
  "それ以上"をとうに知っている身体が、
  この先を慾している。 ]


  …………や、わた さん、も
  ……そんな、言葉、使うんですね……?


[ 今日が"特別お行儀の悪い日"だからだろうか。
  驚いたように思わず反応してしまったけれど>>*30
  嫌悪や怯えの感情はなく
  むしろ、普段とのギャップに獣めいた"雄"さえ感じて

 
────……まるでこちらが煽られる、ような、
 ]

 
(*35) 2023/03/30(Thu) 21:00:01

【赤】 マシロ

 


  …… はやく、ぬいで …ぬがせ、て。


   ────……わたしも、おなか……あつい です、


[ だから、二人っきりで熱を交わす時間には不必要な
  その嫉妬の炎を燻らせる匂いを、早く消して。

  貴方の手を掴み、自分の薄い下腹へ導いては
  "埋めてほしい"とねだるように、擦らせる。
  ──……すこしは煽られてくれるだろうか。* ]


 
(*36) 2023/03/30(Thu) 21:00:06

【赤】 マシロ

 

[ プレゼントは受け取り手がいなければ成立しないモノ。
  巷に溢れた"可愛い"のデコレーション、
  女の子が一晩の魔法に掛かるための少しのスパイス。
  磨いて、努力して、もっと可愛い私になって、
  ──そのご褒美は貴方からの愛がいいな。 ]


  ……ふふ、そうですね?
  全部私に作られてくれるの、うれしいです。


[ 食事は相手の身体を構成する為に不可欠。
  人間の細胞は何ヵ月周期で変わる、とかいうんだっけ。
  "神田さんブレンド"をカスタマイズしたように
  貴方の存在ごと私色に出来るなら ──それは。

  その未来は、とってもとっても、愛おしい。
 
まず第一歩は持ち帰ったそのシャツを
  古着回収の日にぽいっとしちゃうところから始めて。
 ]

 
(*43) 2023/03/30(Thu) 22:32:45

【赤】 マシロ

 

[ ────この匂いの持ち主たちは知らないし、知れない。

  貴方が我慢できない獣みたいな側面があることも、
  貴方から与えられる"可愛い"の甘い味も、
  貴方に触れられることで生まれる熱の疼きも、すべて。

  私だけが見られる世界。
  ──…第二ボタンのもやもやは、近いうちにきっと
  昔の思い出話で晴れることになるだろう。>>*39
  学生時代はセーラー服だったから、
  私服登校という概念のことを失念していた。 ]


  …………いや、ってわけじゃ……ないです…。
  ただ、その
  聞き慣れなくて、そわそわしちゃうというか、


[ でも、嫌じゃない。
  寧ろ知らない貴方がいる方が嫌だ。

  そんな想いで導いた下腹部、擦る掌の温もりが
  心地よくて身体の力を緩めた。 ]

 
(*44) 2023/03/30(Thu) 22:32:50

【赤】 マシロ

 


  ────── ……  
いわないで、ばか、



[ ああもう、言葉にされると自覚してしまうのに。
  幾夜も重ねた肌と、拡げられ続けたナカは
  きっと今すぐ挿入されても貴方の形になるだろう。

  けれど、他の人の匂いはいや。絶対に、だめ。
  落として、いつもの私と貴方になってから。

  ──……口に咥えられたものが何か、なんてことも
  今の自分はよく知っている。
  「ぁ、」と声を零し、まごついた。 ]

 
(*45) 2023/03/30(Thu) 22:32:55

【赤】 マシロ

 


   ( ……それ、いらないって、
        …………でも だめか、な、 )


[ 今日は周期的には安全な日で。
  間違ってもこの日に被らないように、薬も飲んだ。

  だからゴムもいらない、……けれど
  困らせてしまうだろうか。
  自分を思い遣って毎回欠かさず着けてくれているのに、
  はしたないって、思われはしないだろうか。 ]

 
(*46) 2023/03/30(Thu) 22:33:02

【赤】 マシロ

 

[ ────なんて考えていたら、
  火照った身体が、彼の腕に抱え上げられていて。 ]


  ひゃ、ぁ っ!?


[ 数週間の密かな努力は知る由もない。>>*41
  お姫様抱っこの形で抱えられたことを悟り、
  「お、重いですから、!」と必死に訴えるけれど
  抵抗虚しく内風呂まで運ばれる。

  骨格自体が華奢なのと、太りづらい体質のおかげか
  実際は女性の中でも軽い方に分類はされるのだが。
  それと乙女心は全くもって別問題!


  明日から絶対賄いはちょっと控え目にしよう、と
  誓いを立てながら、彼がシャワーで湯をかけてくれるのを
  ぴるる、と小動物のように浴びて ]

 
(*47) 2023/03/30(Thu) 22:33:07

【赤】 マシロ

 

[ ──……ここでいったん別行動、と
  そんな風に事は運ばないのが現実である。

  何故か自分の胸元にもこもこの泡を渡され、
  「?」と同じような角度へ小首を傾げた。
  あれ、この泡は貴方のものでは? ──というように。 ]


  ………… あの、……それは、


[ 手には何も持っていない状態で。
  やわい胸元にもこもこのボディソープを落とされて。

  その状態で、「洗って」と言われるのが何を指すか。
  理解した途端に顔がいちごよりも赤く染まって、
  寄せればたぷ、と揺れる豊かな胸をそろりと抱えた。

  他の人のにおいがついているのは、いや。
  落としてと地団太を踏んだのは自分。
  ────……羞恥で目元も赤らめて、頬を膨らませ、 ]

 
(*48) 2023/03/30(Thu) 22:33:12

【赤】 マシロ

 


    ────…… ばか。 すけべ。
    なにで、 って言わないの、ずるいですよ…




[ こんなの今日だけなんですからね、と
  身体を密着させて、泡を落とされた胸を引っ付けて
  洗うように上下へ動かす。
  どうしても胸の先端が肌と擦れて、甘い息が零れ、
  そのたびに「んぅ、」と声を堪えながら。


  手で洗ってほしいなら、最初から掌に泡を渡すだろう。
  けれど彼は「なにで」とは指定しなかった。
  ────……狙いの正解が何にせよ、
  とんだ意地悪でずるい狼だ。* ]

 
(*49) 2023/03/30(Thu) 22:33:18

【赤】 マシロ

 

[ ──第二ボタンを渡そうとした人こそいなかったが、
  そういえば卒業式の日は、妙に話しかけてくる人が多かった。
  当然自分は友人を優先したのでそこで話は終わったけれど。

  卒業アルバムを見せる機会があるなら、
  他愛なくそんな思い出話をすることもあるかもしれない。
 
セーラー服は捨てずに置いてあるので
彼の慾も、遠からず叶えることは出来るだろう。
 ]


  ……そう、なんですか……?
  じゃあ、えっと ……おぼえ、ます……。


[ 彼が口にした直接的な単語へのそわつきは、
  "感じている"ということらしい。>>*51
  外から子宮を肌越しに撫ぜられれば、ぞく、と奥が疼く。
  ──成程、言われてみればそうかもしれない。
  植え付けられた解釈を丸呑みし、白うさぎは成長する。

  目に見えない内側も、彼の手で作られていく。>>*50
  ──愛という名のごはんをご褒美に。 ]

 
(*57) 2023/03/31(Fri) 11:02:58

【赤】 マシロ

 

[ 避妊具は用意も着けるのも彼に任せきっている状態。
  ドラッグストアで売っている、ことは知っているけれど
  見たことはないし見に行こうとも思わない。
  だからサイズがどうこうなんて知識もいらないものだ。
  ──自分には今後一生、彼だけなので。


  それはそれとして、避妊具を口に咥える仕草は
  なんだか胸を高鳴らせるものがある。
  少し目を奪われたのはきっと気のせいなんかじゃないし、
  だから「いらない」と言い出すきっかけを見失った。

  周期を把握されていることは知らないが。
  服薬せずとも殆ど"駄目な日"にはならないというのも
  それなら、彼には知られているのだろうか。 ]

 
(*58) 2023/03/31(Fri) 11:03:02
 




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