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![]() | 【赤】 美雲居 月子[ 引き寄せられて、重なる。 先ほどの優しさはしばし形を潜めて、 かわりに熱が口内を蹂躙するように 差し込まれた。 唇の合わせをノックされれば、 薄く開いて受け入れる。 己の舌先もその先端からするりと這わせ、 絡めて、同じ温度にしていく。] ん……ふ、ぁ… [ 腰の後ろで絡めたままだった腕をほどき、 左手はそのまま腰に残して、 右手の中指ですう、と背筋を下から なぞりあげていく。] (*13) 2020/08/10(Mon) 9:10:21 |
![]() | 【赤】 美雲居 月子[ 頸をとおり、顎のラインにそっと 手のひらを添えれば唇をゆっくり離し。 そのままその睫毛の先を見つめてから、 今度は角度を変えて、こちらから 口づけをおくろうか。 リップ音と、かすかな水音が ふたりきりの部屋に落ちていった。]* (*14) 2020/08/10(Mon) 9:10:37 |
![]() | 【人】 空閑 千秋─露天風呂・混浴─ そんな事は、ないです、けど……。 [不満であろう筈がない。>>10 元より自分が選ぶ側ではないと思っている。 そういう雰囲気になったなら別として 能動的に、誰かをこちらが選ぼうとは あまり思っていなかったのもある。 元より、ここは誰とでも肌を重ねる、 そんな場所だと理解していたから。 それでも責められるような口調に言葉尻が濁る。 まるで自分が相手に悪いことをしたような。 そんな事は決してないと思うのだけれど だからこそ、彼が笑い その詰問の矛が納められたかと思えばほっと息を吐く。 しかし手首を強く掴まれ、 その強さに思わず眉を顰めてしまっていた。] (14) 2020/08/10(Mon) 9:15:45 |
![]() | 【人】 空閑 千秋…………ッ。 [呆気なく胸元を隠していた手を外される。 ク、と内側に戻そうとした力は元より弱く 本気で抵抗しようなんて思ってもいなかった。 けれど、胸元に注がれる無遠慮な視線に なんだか泣きそうになって息を詰める。 女性らしい部分を隠せない水着を間近で見られて 恥ずかしい気持ちと、 もっと見て欲しい自己顕示欲が混じり合う。 半端に開かれていた脚先に何かの侵入を感じ>>11 ビク、と両脚が緊張して膝頭が微かに揺れた。 けれど、そう。 見られたって構わない。 聞こえてしまっても構わない。>>11>>12 だってここは。そういう場所なのだから。] (15) 2020/08/10(Mon) 9:16:06 |
![]() | 【赤】 空閑 千秋[相手の宣言に>>*11私は言葉を返さない。 返さない代わりに彼と互い違いに 脚を組み合わせた姿勢のまま此方からも口付けを返した。 軽く押し付けた後に緩く首の角度を変えて 下唇に、上唇に。啄むように口づけを送った後 鼻先を擦り合わせて、唇も擦り合わせる。 主人に甘く媚びる飼い犬のように。 いや、今は自分は正しく飼い犬かもしれない。 お試し期間であるとは言え、だ。 だから飼い犬は舌先を伸ばしてチロ、と 彼の唇を舐めるとしよう。 許されるなら唇を割って、舌先を挿し入れる。 そうして身を寄せるうち、 薄布の内側から胸の先端がほんのりと その存在を主張し始めていたか。 彼と体を擦り合わせたからこそ。] (*15) 2020/08/10(Mon) 9:16:50 |
![]() | 【赤】 空閑 千秋……本気でいやなら、 "本気で嫌" って言います。だから、それまで、聞かなくて良い、です。 …麗央さんの好きにして。 [口付けの後に開いた瞳にはまだ戸惑いが混じる。 けれどその瞳の奥。 先と違うのは確かな熱に対する期待の光。 淫蕩な宴の始まりを歓ぶ仄暗い悦びの色。]** (*16) 2020/08/10(Mon) 9:17:45 |
![]() | 【人】 恋塚 暎史−ラウンジにて [ エスコートをした彼女がほろ酔いで去った後、 片付けのためにテーブルに近付いた。 ムーラン・ルージュは初めてだったのだろうか。 飲むペースが少し早いように見えて 声をかけるべきかと、悩んだほど。 しかし、彼女は千鳥足になっていたわけでもなく、 ほろよい程度で済んだようで、 声をかけることはなかった。 グラスとコースターを回収して、 彼は表のデザインとは違う 綺麗な文字に目配せをした ] 若いのに、あそこに泊まるのか。 [ 百日紅。この旅館随一の高額部屋。 コースターをポケットの中に入れれば、 夜が明ける前にお邪魔するのもありかな、 などと考えながら仕事に戻る。 ] (17) 2020/08/10(Mon) 9:42:12 |
![]() | 【赤】 舞戸 黎哉あとでな。 [”まずは”こっちから、お風呂でのんびりするのはそのあとで。 交わされるキスに気持ちも身体も昂ぶりを覚えていく。] ン…… [背筋をなぞる指にゾクリとする。 一度唇が離れたなら月子の瞳を覗き込んで、また唇が触れ合うと彼女と同じように左腕でその身体を抱いて、右手は頬へと伸ばす。 唇を重ねるたびに耳に届くリップ音、舌を絡めるたびに耳に響く水音。 月子とのキスに夢中になる。] (*17) 2020/08/10(Mon) 9:59:34 |
![]() | 【赤】 舞戸 黎哉[まるで恋人同士のような甘い空気。 たとえ一夜でも、たとえ一度でも、女を抱くときは恋人の様に想う。 ただ肉欲を満たすだけの気持ちいいセックスが欲しいなら、”そういう”ところに行けばいい。] 綺麗な髪だ。 目も綺麗だし。 それに……肌も。 [首筋に唇を這わせちゅぷりと吸い付いて薄く痕を残す。 キスマークを嫌がる女もいるが月子はどうだったか。 嫌でないのなら今度は強く吸ってその痕を色濃く刻んでしまおう。*] (*18) 2020/08/10(Mon) 10:00:45 |
![]() | 【人】 卯月 侑紗[しかしまあ今日はやたらと 子供扱いされてる気がしますね。 確かに色気とか、セクシーさ、とか 無いのかもしれないですけど!] ……ダメ、ですかね。 [しかしその一杯が無いと 緊張と羞恥心で押し潰されてしまいそうで。 ダメ元、お兄さんを見上げて 首をこてん、と倒して見せましょう。 いやそれで出してくださるなら 年齢確認の意味は無いのかもしれませんが。]* (20) 2020/08/10(Mon) 10:28:33 |
![]() | 【赤】 三谷 麗央……ふふ。この程度なら。 本気で嫌 とは言わないだろ。[向ける声は質問ではなく確認。 二本の指が痛みと共に暴きたてた乳房の頂きに、水着の上から口づけた。 甘く食んで確かめるような、やわやわとした唇と歯の動き。 ぢゅ、と音立て吸い上げて、口を離した。] 千秋のそこ。 どうなってるかな。見せて貰おう。 [無造作にそちら側の肩へ手を掛け、水着を外させていく。 全部脱がそうというのではなく、いま責められた乳房が露になるまで。 そうして今度は素肌の上から、五指を開いた手のひらに その膨らみを包みこんでいった。]* (*21) 2020/08/10(Mon) 12:18:39 |
![]() | 【赤】 和宮 玲下着を脱がしたくせに? [>>*9屁理屈にはやはり言いがかりを。 言いがかりとは言ったけれど…一応事実だから。 足を開き男の上に乗ってる姿は 後ろからだろうと前からだろうと どこから見ても、そう言う事をしてそうな 言い逃れのできない姿勢。 人が通っても、同じ宿の人間だから構わない…… とまでは吹っ切れていないけれど。 だからこそ、緊張感がスパイスとなって 私の奥底をカリカリと擽るのだ。] ご褒美、何が良いですか? [男の言葉に、私も笑い、応える。 それも彼がちゃんと当てられたらだけど。 揉むように動いていた時はマッサージのような心地よさが 色素の違う部分をなぞられた時は、熱っぽい吐息を その尖りを擦られれば僅かな舌の震えを。 先の先よりも、やや根元の辺りを擦られた時に 私はぴくん、と身体を反応させる。] (*22) 2020/08/10(Mon) 12:39:19 |
![]() | 【赤】 和宮 玲イヤ。 せめて、私をイかせてよ。 [男の言い分も分からないでもない。 始めから彼はちゃんと場所を変えようと言ってたし。 だからこれは我儘、彼が聞いてくれれば嬉しいと言う程度の。 その方がきっと 私の中の情欲のスイッチも入りそうだったから。] 名前は知らなくても良いけれど…… 私は、玲。桜の間に泊まってる。 [一夜の関係だから 名を聞かずとも良かったけれど。 けれど名前を聞ければそれはそれで。 敦久、うん、覚えた。]* (*24) 2020/08/10(Mon) 12:40:23 |
![]() | 【赤】 美雲居 月子[ 彼の作り、纏う甘い空気に 身を任せていれば、ゆっくりと 唇が離れていくから、落としたまぶたを ゆうるり、開いて、見上げた。 髪に、瞳に、肌に、 一つずつ落とされた賛辞に 柔く微笑みかけて。 首筋に落ちた唇が、ちゅぅ、と 肌を吸うのがわかった。 ぴくん、と腹が震える。 だが嫌がることはしなければ、 より一層強く吸われ、白い肌に 赤く花弁が散る。] (*25) 2020/08/10(Mon) 12:52:50 |
![]() | 【赤】 美雲居 月子今から、ぜぇんぶ 黎哉さんのもんになるんやし、 よぉに、味おぅてくださいね? [ そう、耳元で囁きかけて、 耳殻につつ、と舌先を這わせ、食む。 できるならば、彼の肌を覆う布の合わせに そっと手をかけて、開こうと。]* (*26) 2020/08/10(Mon) 12:53:05 |
美雲居 月子は、メモを貼った。 ![]() (a11) 2020/08/10(Mon) 12:58:15 |
![]() | 【赤】 空閑 千秋─露天風呂・混浴─ [立位、と言う事は、この露天風呂は深いものなのか。>>*19 きっと露天の中でも深い位置に2人、 沈むように立っていたのかもしれない。 とは言えその湖面は胸元辺りまで。 溺れてしまうような事はきっと無い。きっと。 舌先同士が触れ合う濡れた感覚。 絡ませ、なぞって。 エナメル質の硬い感覚にずくりと下腹が震える。 解放された手をそっと彼の体に添えたが 彼の手が背筋を撫で水着の内側に触れるたび 縋るように指先に力がこもってしまっていた。] ふぁ、ぁ、……ん、ぅ……っ。 [臀部に彼の指先が沈み込む。 きゅうと緊張に力が込められたが、 それでも適度に肉のついたそこは 彼の掌に硬めの弾力を伝えていただろう。>>*19 いや、と逃げるためか。 もっとと媚びるためか。 腰がゆらりと揺れる。 そんなさなかに唇が離れれば潤んだ瞳が相手を捉えた。 なんだか褒められたような気がして>>*20 ほんのわずかに覗く、安堵の顔。] (*27) 2020/08/10(Mon) 13:22:15 |
![]() | 【赤】 空閑 千秋ァ……、悲鳴、あげても、 辞めないで欲しいんです。 本当に本当にダメになるまでは。 ………ンッ、ぁ………。 [膨らみ始めた胸の先端に爪が触れる。>>* 20 それが更にその固さを育てるように触れたから 微かな甘みに小さく声を漏らした。 けれど。] (*28) 2020/08/10(Mon) 13:22:33 |
![]() | 【赤】 空閑 千秋ツッ!? [薄布越に固さを帯びたそこを狙って抓られ 息を呑んで身体を固くし唇を噛む。 ビリリとその一点から全身に電気が走ったような強い刺激。 ヒリヒリとそこが痛んだが、拒絶はしない。 しないどころか。] ふぁ、あ……んっ、ン……! [水着ごとそこに口付けられ、愛でられれば 痛みの後の甘さは格別だった。 痛みで敏感になったそこに口付けられ ぢゅ、と吸われればどうしても声が抑えられない。 黒の水着を剥がされ、片側の乳房だけが露わにされたか。 その先端が色濃く染まり充血し、ツンと硬く勃ちあがり その存在を主張している。 胸は彼の手にちょうどおさまるか少し大きめか。 先端に触れたならそれだけで吐息が漏れ 悩ましげに睫毛を揺らす事になる。] (*29) 2020/08/10(Mon) 13:22:53 |
![]() | 【赤】 空閑 千秋ん、麗央さん、 [けれどその触れ方が優しすぎる気がした。 優しい触れ方も好きだけれど、 彼は先ほどの痛みを伴う触り方の方を好むような。 支配欲にかられた言葉を口にするくらいなのだ。 たとえお試しであっても、と 私は吐息を漏らしながら彼を見つめる。] あの、私、大丈夫ですから……。 痛いことも、拘束されたりとかも、 ある程度なら汚い事も多分、平気……。 叫んでいても、本気で嫌と言わない限り。 お試しの"合意"ですから。 [そんな求め方を始めたのはいつからだったか。 最初からそれを望んではいなかったかもしれない。 いつしからそれすら悦びに変えられる自分を知って その部分を満たしてくれそうな相手に 私は少し、要望を伝える。] (*30) 2020/08/10(Mon) 13:23:14 |
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![]() | 【赤】 舞戸 黎哉ん……ッ [いじらしい言葉と共に耳を這う柔らかな感触に擽られ、思わず声が漏れた。 それから月子によってシャツの釦が外されていく。] 悪戯するのはこの口か? [顔を上げて月子の端正な顔を覗き込むと、唇を重ねて、その舌を舐り絡め取った。 くちゅくちゅと二人の間に水音が起きる中、浴衣の帯に手を掛けると器用に結びを解いてしまう。] (*35) 2020/08/10(Mon) 14:07:48 |
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