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人狼物語 三日月国


202 【ペアRP】踊る星影、夢現【R18/R18G】

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【赤】 片連理 “椿”

(正しいかどうかが道を選ぶ理由になるのか?)

[彼の言葉を思い出す。
 正しくても、間違っていても、ただ心のままに。

 今の自分は、差し出されたその手を取りたい、と思った。たとえ短い間でも。その先、彼を傷つけることになったとしても。]
(*25) 2023/03/10(Fri) 14:38:49

【赤】 片連理 “椿”

[自分はヒトではないと言いながら、ヒトであることに縋り続けていた。ヒトとしての規範でもって、自身を断罪しつづけてきた。その思いを捨てることはきっとできないけれど、それでも、違う道を歩いてみたい。

 だから、彼女は狼の声で、囁く。]**
(*26) 2023/03/10(Fri) 14:40:21

【人】 鈴木 深江

[朝。二日目である。
 今日は湖に行く予定だが、昨日の釣果の残りもありそんなにたくさん釣らずとも良いなという判断だ。けれどしっかりと準備はする。実際、魚の種類はそんなに変わらないだろうとも思うし。
 単純にロケーションを変えたいだけのただの釣り好きだった。

 酒盛りで夜更かししたため、また今日も起きたのは昼前だが問題ない。軽く湯浴みをしたのちに、残しておいた野菜や魚を焼いて朝食にし、昨日の片づけを終えてから準備をする。湖へ歩くまでの準備運動になって良い。

 湖に着くと思ったよりも整っているなという感想を抱く。船着き場が見える。ボートもあるらしい。街灯もそろっており、これなら夜に来てもよかったなと話した。]

 おお、船が、…船か?

[いわゆるスワンボートだ。
 普通の手漕ぎボートもあるようだが、スワンボートを見てほうほうと興味をひかれた。永い人生、以前にも見たことはもちろんあったが乗る機会はどうだったか。]
(58) 2023/03/10(Fri) 14:52:38

【人】 鈴木 深江

[せっかくだからこれに乗って釣りがしたいというくそ無謀な事を言い出した。絶対に危ないし無理げなことは解っているのだが。一応。一応な。
 実際乗った後に立ち上がろうとし、うまく立ち上がれず、屋根のせいで竿も触れず、おそらく魚がかかっても竿を立てられないだろう事が早々に解りあっさり諦め、足漕ぎボートで遊覧するに鞍替えした。
 いくら不死といえども水に沈んで上がってこれなければ、永遠に死に続けるだけである。天美がいるため救出はされるだろうが、ボートがひっくり返れば天美も巻き込むし、さすがにごめんこうむりたい。

 しかし手漕ぎボートならば専門である。
 やはり海と勝手は違うものの、いろいろと思い出す事はあった。さすがに投網で漁はやらないが、自分の原点はこれである。
 船釣りだ、と笑いながら手漕ぎボートの上で釣りをした。
 そしてキャンプから帰ったら、ちゃんとした海釣りに行こうと決心する。海が恋しい。

 なんだかんだのんびりと湖を堪能し、
 あとはボートが来ないだろう端っこで釣り糸を垂らした。
 今日の釣果は数字にすると24くらいだった。]
(59) 2023/03/10(Fri) 14:53:00

【人】 鈴木 深江

[きちんと手加減できていてえらいとこれは褒められるべき。

 夕暮れまでのんびりして、
 陽が落ちたら街灯の明かりをぼんやり眺める。
 夜釣りも楽しいのだが、もうそろそろ魚はいっぱいだ。
 そちらは次に行く予定の海でやる事にした。]


 …… いい場所だなあ、ここは。
 海が近ければ、この辺に住むのにな。

[そう笑った。]
(60) 2023/03/10(Fri) 14:53:50

【人】 鈴木 深江

[今日は魚を煮つけにでもするか。釣りたての魚は煮崩れしやすいが身離れがよいため、みそ汁にするのもありかもしれない。米はまだあるから炊いて、野菜も炊こうか。焼いてもいいな。なんにしろ、今日の夕食も豪勢になるだろう。]


 明日はもう一回、川にでもいかんか?
 泳いではおらんかったからなぁ、
 川遊びして、温泉にでも。どうだろう。

[夕食の席でそんな話をする。
 煮魚にもまた酒はあうため、今日も飲んだが昨日よりも控えめだ。*]
(61) 2023/03/10(Fri) 14:54:04

【赤】 一匹狼 “楓”

 



(つばきがたべたい)
(*27) 2023/03/10(Fri) 16:11:36

【赤】 一匹狼 “楓”

[彼女を抱き寄せてみれば、どうしても浮かぶ思いがある。

 単なる食欲とは似ていても違い、
 他の人に抱いたのとも似ていても違う、
 彼女にだけ抱く思い。

 彼女の死を望んでいない。
 殺したいとは思わない。
 それなのに“食べたい”と感じる。

 この思いがなんなのか、彼は未だに掴めてはいない。
 けれど突き詰めずにおくことにした。
 彼女が特別な存在なのは確かなことだから]
(*28) 2023/03/10(Fri) 16:12:33

【赤】 一匹狼 “楓”

[彼女が囁く声が聴こえる。>>*26

 “ここにいてほしい”
 そう望まれても誰にでも応えられるわけではない。特に、人間相手なら楓の躊躇いも大きいだろう。

 けれど彼女に望まれると、楓の心には素直な喜びが宿った。これから進もうとする道を認めてもらえているようで。

 彼女の髪へと指を通し、ゆっくり丁寧に撫でていく。受けた言葉への、あるいは彼女への思いを表すように]
(*29) 2023/03/10(Fri) 16:13:10

【赤】 一匹狼 “楓”

[微笑みを浮かべて静かな囁きを返し、彼女に唇を寄せた。
 今度は傷つけるためでなく、唇を重ね合わせるために。

 こうして穏やかに触れ合ううち、時も流れていくだろうか]**
(*30) 2023/03/10(Fri) 16:14:21

【赤】 片連理 “椿”


[とうの昔に、答えは出ていたのだ。
 誰に望まれなくてもいい。
 せめて自分だけでもいい、
 ここにいていいのだと思いたかった。
 けれど、一人ではそれすら叶えることができなくて。
 誰かにそばにいてもらわなければ
 自分の足で立っていることさえできなくて。
 たとえ残りわずかな時間であったとしても、
 こんな自分に手を差し伸べてくれたひとのために
 生きられるだろうか、生きていたい。
 他には何も望まない。ただ、それだけを。]
 
(*31) 2023/03/10(Fri) 19:42:13

【赤】 片連理 “椿”

[触れた手も、頬も、唇も、
 受けた傷すらもが熱を帯びた。
 何度もくちづけを求めて、かえして、
 抱き合ううちに、あたたかな夜を迎える。
 夜明けとともに夢は終わり、
 新しい朝の始まりを迎える。
 たとえその先に何もなかったとしても、
 今この時のぬくもりはきっと、消えることはない。]**
(*32) 2023/03/10(Fri) 19:56:06

【人】 月島 雅空

[儀式を行う夜がやってくる。
陽は沈み、人工の灯りが点在するキャンプ場の湖畔。
空には三日月が美しく在った。]

 ああ、もっていってくれ。
 たまにはこっちを思い出せるものがあるほうが嬉しいしな。

[ワンピースをもらっていくといったペルラさんはその上に最初に来た時の巫女装束を着けている。記念という意味ではあちらでも作れそうなお菓子の作りかたやお菓子そのものも用意されている。
海洋生物の図鑑でもあればいいな。と思ったが流石にそれまでは用意できなかった。
そうして準備を整えたペルラさん>>49とともに、湖畔の桟橋へと向かう。
広い湖のおかげか人気はなく、だからここでの出来事が見られることもないだろう。

風のない夜、湖面は静かであり、明るいか暗いかというだけで、昨日潜った湖とは違うもののように感じれてしまう。]
(62) 2023/03/10(Fri) 20:33:52

【人】 月島 雅空

 もちろんだ。俺たちみんなのために、絶対に成功させよう。

[ポケットからハンカチを取り出し、包まれていた銀の台座に青い石のシンプルなピアスを掌におさめて、目を合わせる。
決意を新たにするように同じ言葉を口にして、視線を合わせて緊張ではなく信頼をこめて笑みを向けた]

[桟橋に膝をつき、湖面へと手を差し伸べるペルラさん>>51を後ろで右手に耳飾りを持ったまま見守るように祈る。
彼女に、珠月に帰ってきてほしい。と。

両手を組み、願いの詩を口にするペルラさんは世界は違えども力ある巫女なのだ理解できる。幾度もこうやって故郷を救っていたのだろう。そんなことを少し考えていたところで湖から音が響いた。
なんのことはない水飛沫なのに、異変を感じたときのような>>1:18音を思い出させる。

湖に広がる波紋。煌めく光があちこちに散って、街灯とも違う灯りは意志があるように暖かい光であった。]
(63) 2023/03/10(Fri) 20:34:51

【人】 月島 雅空

[その灯りに照らされるようにか夜の湖から徐々に一つの光景を映し出してくれる。
大きな湖。簡素な小屋。
見覚えのある風景。
水上に停められた飛行機に――ふたりの姿。]

 珠月!

[遠見の時よりもよりはっきりと見える映像の向こうにいる幼馴染の姿に声をあげた。]

 珠月…こっちに…俺のとこに帰ってこい…!

[耳飾りを握り示す。ペルラさんが辛そうにしているが、今は祈ろう。
ペルラさんが帰り、珠月が戻ってくるために。
その祈りに呼応するように月光のような雫が湖――映像の奥に落ちていく。
それはペルラさんからもらった>>24彼女の力を宿した真珠に似たものが願いが、呼び声となるべく力となってくれたのだろうか*]
(64) 2023/03/10(Fri) 20:35:13

【赤】 一匹狼 “楓”

 
[時を忘れて彼女と抱き締め合ううちに、理解した。>>*32
 彼女に抱く“食べたい”の意味を。

 この夜感じたぬくもりは、心に深く刻み込まれた]*
 
(*33) 2023/03/10(Fri) 20:58:26

【赤】 一匹狼 “楓”

[目覚めたのは使い慣れたベッドの中。
 腕の中にあったのはカナリアの抱き枕だった]


  椿……!


[思わず飛び起き、名を呼んで辺りを見回す。
 簡単に目が行き届く自室の中には、当然ながら彼女の姿は無い。

 目覚める前とは違い、飢えは感じなかった。
 月齢は上弦の次の日ぐらいだろうか。
 それだけで簡単に思い浮かぶ。目的を果たして旅から帰った翌日なのだと]
(*34) 2023/03/10(Fri) 20:58:40

【赤】 一匹狼 “楓”

[実に呆気なく日常に戻るものだと思いながら、ベッドを出る。
 急いでペンを取り、よく使うメモに書き留め、ボードに貼り付けた。彼女に見せてもらった地名を。>>*21

 彼女の元へ向かいたい気持ちは少しも薄れていなかった。
 共に過ごした数日間を、このまま幻にはしたくなかった。

 とはいっても今すぐ出発とはいかないのが現実。
 顔を洗って着替えを済ませて、朝食の支度に移った]
(*35) 2023/03/10(Fri) 20:58:55

【赤】 一匹狼 “楓”

[トースターに食パンを放り込んでベーコンと卵を焼き、合間に豆を挽き、卵を裏返し、コーヒーを淹れる。
 サニーサイドアップは好物だけれど、食べられるのは休日だけなのだ。トーストに挟んで手早く食べてしまおうと思ったら、ターンオーバーのほうが食べやすいから。
 だからこれは“いつも通りの朝食”。
 なのに、味気なく感じられて仕方がなかった。

 こうしていつも通りの日常に戻ったかのようだったけれど、これはもう“変わらない日々の繰り返し”ではない。この日々を終わらせて、旅に出るのだから]
(*36) 2023/03/10(Fri) 20:59:11

【赤】 一匹狼 “楓”

[この暮らしにしがみつくのをやめる。
 そう思って職場に向かってみれば、妙な気楽さがあった。

 もう、不安に駆られる必要は無いだろう。自分が重ねてきた罪が暴かれ、仲間や友達に誹られて殺される不安に。
 ずっとそれが怖かったのだ。
 それなのにこの暮らしに囚われていた。
 彼らの記憶の中ではきっと、ずっと人間のままでいられる。そう思えば解放感すらあった。

 辞意を伝え、途中になっていた仕事を片づけていく合間、目的地を定めるのに調べ物を繰り返した。全ての仕事を終えて最後の給金を受け取るのと、彼女が近くと言った村を地図上に見つけたのとは同じ頃だった]
(*37) 2023/03/10(Fri) 20:59:26

【赤】 一匹狼 “楓”

[その村へたどり着くまでには、夢から覚めた後それなりの月日が経ってしまったけれど。

 果たして彼は彼女の時間に追いついただろうか、
 それとも追い越してしまっただろうか]
(*38) 2023/03/10(Fri) 20:59:48

【人】 天原 珠月

[ガク>>64がミツキを呼ぶ声が力をくれる。
願いの詩は途切れさせない。
ガクに渡し、自分の力とガクの願いが混ざった真珠が滴のように湖に落ちれば、一気に光の強さは増した。

そうして湖面に映るふたりに変化が現れる。
明らかに異変に気付いた様子で。]

 ガク、ミツキが気付いた……!

[一気にこの世界へ引き出すのは危険かもしれない。
自分と同時に存在することになるからだ。]

 私も、狭間の場所へ行くわ、ガク。
 もうここで力は使い切った。
 あとはガクが、ミツキを呼び続けて――お願いね。

[狭間の世界から導く役目はあなたよ、と。]
(65) 2023/03/10(Fri) 21:17:57

【人】 天原 珠月


 これまで、たくさんありがとう。ガク。

 ミツキと一緒に、元気でね。
 あなたたちの幸せをずっと願っているわ。

[ガクの頭をふわりと撫でて。
感謝の言葉とともに、柔らかな笑みで彼らの今後を願う。

そうして真っ直ぐに立つと。
光に満ちた湖へ足を踏み出し――桟橋から飛び降りた。*]
(66) 2023/03/10(Fri) 21:20:34

【赤】 片連理 “椿”

[森の深くに、放棄され忘れられた小屋がある。
 誰のものかもわからない、地元の人間すら滅多に近づかないその小屋で、一人の女がひっそりと人目を避けて生きていた。もう長いこと悪夢に浸されたまま部屋の隅で壁に凭れ身じろぎもしなかった女は、僅かな希望に辛うじて命を繋がれた。

 女の瞼が微かに震えたその時、どこかで彼女を呼ぶ声がした。返事をしようにも、声の出し方が思い出せない。彼女は鉛のように重い身体を引き摺って、戸口へと這っていく。

 白いマントを泥と埃に塗れさせながら、開け放たれたままの扉を掴んで、ようやく身体を起こし、外へと踏み出した。辺りは一面に草むしていて、彼女の姿は容易には見つかるまい。]
(*39) 2023/03/10(Fri) 21:37:34

【人】 月島 雅空

 ああ、気づいた…!

[ペルラさんが扉を開き、自分の声が届いたのだろう。
だがここでほっとするものではない。これからだというのは言われなくてもわかっていた。珠月を連れ帰る。同時にそれはペルラさんとのお別れでもある。]

 任せてくれ。

[導く役目は自分だ。力強くペルラさん>>65へと頷き返して、同じようにそれは別れの時間がきたことを意味した。]

 こちらこそありがとう。
 不謹慎だけど一緒にいれた時間、楽しかったよ。

 ペルラさんもお元気で…アスルさんと幸せにね。

[優しく頭を撫でる手に、少しくすぐったそうにしながらも受け止める。
不可思議な出会いから会った人たちの幸せを願う言葉を口にする。]
(67) 2023/03/10(Fri) 21:38:05

【人】 月島 雅空

 ペルラさん…どうか元の世界に戻れますように…

[飛び立った後、静かに一人佇む桟橋の上で呟き、そして]

 珠月…帰ってこい。

[自分はその場に立ったまま彼女の帰還を、戻ってくる場所はここだぞというように願い続けた*]
(68) 2023/03/10(Fri) 21:38:35

【赤】 片連理 “椿”

[彼女はようやく“声”を絞り出し、掠れた声で叫び続ける。この世でたった一人、共に在りたいと願う彼に再び出会えるその瞬間まで。]**
(*40) 2023/03/10(Fri) 21:39:21

【赤】 一匹狼 “楓”

 
  椿……!?


[彼女の声は掠れていた。>>*40
 必死に絞り出した叫びのように思えた。

 その声を聞き取った瞬間、楓は駆けた。声のした方角へ。
 何があったのかまでわからずとも、猶予が無いことだけは理解できたから]**
(*41) 2023/03/10(Fri) 21:53:39

【人】 天原 珠月



  雅空兄ぃ、ただいま!


[消えたときと同じように唐突にふわりと現れたなら。
3日間見られなかった顔を見て、目が合って、ぱぁっと笑みが浮かんで、名前を呼んで。

えっ、これ宙に浮いてるじゃん!となって。]


 わぁぁぁっ! 落ちるー!

[それなのに笑顔で幼馴染の元へ、両手を広げた。*]
(69) 2023/03/10(Fri) 21:54:09

【人】 黒崎柚樹


[かたり、と、貸切温泉入口の札を戻して、武藤と2人、外へ出る。

まだ日は高いし、キャンプ日和。

傍らの武藤を見やって、にんまりと笑う。]

 今日のおゆうはんは、カレーにしようか。

[多分だけど、もうすぐこの不思議な"休暇"も終わるのだろう。

その前に湖のボートは乗っておきたいし、そう、川にお魚もいたんだよ。]

 ……スワンボートにも乗っておく?

[私と武藤とじゃ、湖の上を爆走するスワンという不思議なことになっちゃう気がしないでもないけれど。*]
 
(70) 2023/03/10(Fri) 21:58:47
 




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